JPH04189169A

JPH04189169A - 定着装置および該定着装置を用いる画像記録装置

Info

Publication number: JPH04189169A
Application number: JP2258327A
Authority: JP
Inventors: Tokitaka Ehata; 時任江幡
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-09-27
Filing date: 1990-09-27
Publication date: 1992-07-07
Anticipated expiration: 2014-07-28
Also published as: JP2927365B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】二卒業上の利用分野：本発明は、記録した被記録材上の画像の定着を促進する
ための定着装置、δよｙ″該定着装置を備えた画像記録
装置に関する。

こ従来の技術：プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像記録装置は、
画像情報に基づいて、紙やプラスチ、り薄板等の被記録
（オ上に画像を形成していく記録部を備えている前記画像記録装置：よ、記録ヘッドの種類によりインク
ツエツト式、ワイヤドツト式、サーマル式、レーザービ
ーム式等に分けることができる。

そのうち、特に、インクジェット式のものは、記録ヘッ
ドかみ被記録材にインクを吐出させて記録を行なうよう
ニニ構成さζてろり、高精細な画像を高速で記録する二
とができ、ノンインパクト方式であるため騒音が少なく
、しかも、多色のインクを使用してカラー画像を記録す
るのが容易であるなどの利点を有している。

上記画像記録装置のうちでも、特にインクシェフ・ト式
の画像記録装置では、例えば　ＯＨＰンートのようにイ
ンクの定着速度が遅い被記録材に記録を行なう場合を考
慮して、記録画像の定着を促進するための定着手段を設
：する二とが行われている。

第１０口は、従来の画像記録装置ユニδシする定着手段
の構成例を示す模式的側面図である。

第１Ｏ図において、従来の画像記録装置における定着手
段は、記録部のプラテン６２の裏側にインク定着用のヒ
ーター６１を配置し、記録された被記録材Ｐを該ヒータ
ーで加熱してインクを定着させることにより、被記録材
Ｐが排出された時屯では、記録面を直接指で触っても画
像が乱れることがないように構成されていた。

：発明が角ｌ決しまうとする技術的、ｉ！！題ニーかじ
ながる、上記従来例では、インクの定着速変が速い通常
紙の場合にも不ｌ要なヒーターが装置本体内に組み込ま
れることになるので、ヒーターの設置スペースのためコ
ニ画像記録装置の本体が大型化したり、ヒーターやその
制御回路等のためにコストアップになっていニアさらに、第１０１Ｄのよう；構成では、ヒーター６１の
加熱によってＯＨＰシート等に記録されたインクが芸発
巳、その水奈気が記録ヘッド６６ニ二当たって吐出口６
６ａで結露する場合があり、これによって、記録品位が
低下したり、記録不能ユニなるなどの不具合が発生する
こともあった。

本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、画像記録装置の本体の大型化お
よびコストアップを生しることなく、定着を必要とする
被記録材の場合でも確実に定着を促進させることができ
、しかも、記録ヘッドでの結露等による記録品位の低下
を無くし得る、定着装置および該定着装置を用いる画像
記録装置を提供することである。

ご課題解決のための手段：本発明の定着装置：よ、被記録材に記録され１こ画像の
定着を促進するための定着手段と、前記被記録材を搬送
するための耐送手段と、画像記録装置の被記録材積載用
カセットの装着部に対しで着脱可能な結合手段とを有し
、被記録材積数用カセ・トに代えて取り付け可能である
構成とする二とにより、上記目的を達成するものである
。

また、本発明は、記録ヘノトニこより被記録材に記録す
る記録部と被記録材を８送するためＯＥ送牟段とを有す
る画像記録装置ユニおいて、定着装置を着脱可能にしだ
被記録材積載用カセットの装着部を有し、前記定着装置
を前記被記録材積載用カセットに代えて装着する構成と
することにより、上記目的を達成するものである。

ご実施例］以下、図面を参［ｌｑシて本発明の詳細な説明する。

第４図は本発明二こよる画像記録装置の一実施例を示す
継断面図である。

第４闇において、着脱可能な被記録材積載用カセット１
は、画像記録装置３の装着部４より、記録材のガイド５
の下部５ａに突き当たるまで挿入することにより、画像
記録装置３の内部にセ２・トされている。

被記録材積載用カセット１に積載された被記録材２は、
給紙ローラ７を回動させることにより、分離爪８によっ
て１枚に分離され、ガイド５８よびガイド６の間を通し
て副走査ローラ対９へ送給される。

この被記録材２は、副走査ローラ対９により、プラテン
ｌｌ上に沿って記録幅づつ間欠送りされる。

プラテン１１に対向する位置には、ガイドレールＩＯａ
に沿って被記録材２の幅方向に往復移動する記録ヘッド
１０が設けられており、画像信号に応して該記録ヘッド
１０からインクを吐出するすることにより、記録幅づつ
記録され、排紙ローラ対１２によって順次神祇トレイ１
３上へ排出される。

０ＨＰ）−トなど、カセット給紙シ：適さない被記録材
やカセット１内に入れてい；いサイズの被記録材は、手
差−トレイ１４より挿入され、手差Ｌ）Ｎ送ローラ対１
５によって副走査ローラ対９へ送給され、以下、前述の
カセット１７１−ろ結紙される被記録材２の場合と同様
の手順で記録され　排紙トレイ１３上に排出される。

なお、前記記録ヘッドｌＯは、ハエふルギーを利用して
インクを吐出するインクシェフ・ト記録ヘッドであって
、軌工２、ルキーを発生するための電気熱変換体を備え
１こものである。

また、前記インクジヱノト記録ヘッド１０は、前記電気
熱変換体によって印加される熱エスルギーにより生しる
膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生しる状態変化
を利用して、吐出口よりインクを吐出させ、記録を行な
うものである。

第６図は、第１図および第４図中の記録へ、ト′１０の
インク吐出部（記録部）の構造を模式的Ｓ二定す部分斜
視閲である。

第６図において、被記録材に所定の隙間（例えば、約０
．５〜２．０＋＋＋ｍ程度）をおいて対面する吐出口面
４１には、所定のピッチで複数の吐出口４２が形成され
、共１ＩｉＷｌ室４３と各吐出口４２とを連通する各液
路４４の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生
するための電気熱変換体（発熱抵抗体など）４５が配設
されている。

本実施例において↓よ、記録ヘッド１０は、前記吐出口
４２が該記録ヘッドの移動方向と交叉する方向に並ぶよ
うな位置関係で装着されている。

こうして、画像信号または吐出信号に基づいて対応する
電気熱変換体４５を駆動（通電）して、液路４４内のイ
ンクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出
口４２からインクを吐出させる記録へ／ド１０が構成さ
れている。

第３図は本発明の一実施例による定着装置２０の搬送手
段および駆動伝達機構を示す側面図であり、第１図は第
３図の定着装置２０を第４図の画像記録装置３に装着し
た状態を示す給断面図である。

前記定着装置２０は、前記画像記録装置３に対し、前記
被記録材積載用カセット１の装着部に該カセットｌに代
えて着脱可能Ｃ：装着される。

第１図および第３図において、画像記録装置３より、定
着装置２０のガイド２５へ搬送された被記録材は、搬送
ローラ２１と被記録材の記録間域外の両側端縁部のみを
押し付けるピンチローラ２２によってヒーター板２６上
へ搬送される。

ヒーター板２６の裏面には自己温言円型の発熱体２６ａ
が取り付けられている。

前記ヒーター板２６上を通過する被記録材は、加熱され
た後、排紙ローラ２３′８よびピンチローラ２４によっ
て、排紙トレイ２７上に排出される。

ここで、排紙ローラ２３の周速は、搬送ローラ２１の周
速よりも１％程度速くしであるので、被記録材は、搬送
ローラ２１と排紙ローラ２３との間で搬送方向の引張り
力を与えられ、より確実乙こヒーター板２Ｇζこ密着す
ることができる。

第２図は、第１図における画像記録装置３の搬送Ｗ＆横
と定着装置２０の搬送手段および駆動力伝達機構を示す
部分平面図である。

第２図および第３図において、定着装置２０の搬送ロー
ラ２１および排紙ローラ２３は、駆動ギヤ２８が回転す
ることにより、中継ギヤ列２９を介５て回転させられる
。

定着装置２０の画像記録装置３例の両側には、該画像記
録装置との結合手段（結合部）２０ｃが設けられている
。

これらの結合手段２０ｃは、定着装置２０の装着状態で
は、はぼ画像記録装置３の内部に挿入される部分である
。

前記中継ギヤ列２９は、第２図に示すように、前記結合
手段２０ｃの片側の内部に組み込まれている。

第１図および第２図において、定着装置２０は、画像記
録装置３の排紙トレイ】３（第４回）を折りたたんだ後
に被記録材積載用カセットｌを取り外し、前記結合手段
２０ｃを画像記録装置３の装着部４（第４図、第５図）
から挿入することにより、着脱可能に取り付けられる。

第１図、第２図および第３関において、挿入巳た定着装
置２０は、その両側の結合手段２０ｃに設けた突き当て
部２０ａが画像記録装置３の両側の係止部３ａ（第２Ｖ
、第５図）に突き当たり、かつ、両側の抜は止め部２０
ｂが画像記録装置３の両側の引っ掛は部３ｂに引っ掛か
ることにより、画像記録装置３の定位置に保持される。

なお、被記録材積載用カセットｌの装着は、ガイド５の
下部５ａにカセット１の先端を突き当てることにより位
置決めし、本体側の凹部または孔３１ａ、３１ｂにカセ
ット例の凸部１ａ、ｌｂを嵌合することによって装着さ
れる。

また、定着装置２０が画像記録装置３の定位置に固定さ
れた状態では、駆動ギヤ２８が画像記録装置３の副走査
ローラ９の端部に固定された駆動ギヤ９ａ（第２図、第
５図）と噛み合うので、定着装置２０の搬送ローラ２１
および排紙ローラ２３は、副走査ローラ９の回転と同期
して回転することになる。

なお、ｌＧ送ローラ２１の周速ｉよ、副走査ローラ９の
周速よりも１％程度速く設定されており、したかって、
被記録材はヒーター板２Ｇに密着し易い状態で搬送され
る。

定着装置２０を画像記録装置３から取り外す場合は、そ
の先端部２０ｄを上方へ持ち上げながら全体を引き出せ
ば、抜は止め部２０ｂが前記引っ掛は部３ｂがち外れる
ので、容易ユニ取り外すことができる。

定着装置２０を取り外′−１コ後の状態ては、装着部４
から画像記録装置３内部を覗き込めば、内部の駆動ギヤ
９ａが見えるが、該駆動ギヤ９ａは第１図に示すように
画像記録装置３のほぼ中央部ユニ配置されており、開口
部から指を入れて届かない位置に在るので、何ら開門は
無い。

第５図は、画像記録装置３ニニ被記録材積載用カ七ノド
１を装着した時の装着部４の状態を示す部分平面図であ
る。

第５回において、被記録材積載用カセ７）１の外側端部
１ａは画像記録装置３０装着部４の入口部に合わせて広
くなっているので、該被記録材積載用カセット１を画像
記録装置３内に挿入りで：まえば、該記録装置側の駆動
ギヤ９ａ、突き当て部３ａおよび引っ掛は部３ｂ：よ外
部かみ見えなくなる。

以上のような構成ユニよれば、画像記録装置３二こ定着
装置２０を取り付けた壮健て手差とトレイｊ４より被記
録材を挿入すれ：ボ、０ＨＰｆ、−１等Ｃ・定着性のわ
るい被記録材の場合でも、これを完全に定着させて排紙
トレイ２τ上に排出する二とが可能になっｆ二。

また、本実施例において：；、定着装置２０の搬送手段
２１．２３の駆動カニよ、画像記録装置３０駆動機構か
ら駆動ギヤ９ａを介５て直接取り入れられるので、定着
装置２０自体にモーター、電源および駆動制御回路等を
設ける必要が無く、定着装置２０を安価に構成すること
ができた。

さらう二、定着装置２０が画像記録装置３の記録ヘッド
ｌＯから離れｆこ位置に装着されるので、ヒーター板２
６の加熱によって○ＨＰノート等にユニされたインクが
蔑発しても、その水茎気が記録ヘッドＩＱに当たって吐
出口近傍で結露することが無く、正常なインク吐出状態
を維持する二とができ、記録品位を高く維持することが
可能になった。

なお、本実施例では、定着装置２０の定着手段をヒータ
ー板２６で構成したが、該定着手段としては、熱風赤外
線など他の加熱手段や乾燥手段を用いることもできる。

また、本実施例では、定着装置２０の搬送手段２１．２
３の駆動力を画像記録装置３より駆動ギヤ９ａを介して
取り入れたが、これはベルト等の他の型式の伝動機構を
用いて取り入れることもでき、さらに、定着装置自体に
モーター、電ａおよび制御回路等を設けることもできる
。

また、本実施例では、画像記録装置３がインクジェット
による記録方式である場合を示したが、本発明は、その
他の種類の記録へ・ノドを使用する画像記録装置および
その定着装置に対しても適用可能であり、さらに、電子
写真方式における２次定着手段においても適用すること
ができる。

また、本実施例で：ま、被記録材積載用カセットｌが１
段の場合を示したが、本発明は、２段以上の給紙カナ２
ド機構を有する画像記録＠置３こおいても実施すること
ができる。

第７ばば、本発明による定着装置および画像記録装置の
他の実施例を示す可断面図である。

本実施例１よ、第７図Ｓ二定すように、定着装置２０に
、手差し給祇に使用する手差レシート搬送ガイド１００
を設け、被記録材Ｐを該手差−ノート搬送ガイド＋００
に沿わせて矢印Ａ方向に挿入することにより、手差し給
紙を行なうように構成したものである。

第７回において、手差しシート搬送ガイド１００に沿っ
て挿入される被記録材Ｐの先端が画像記録装置３の排紙
ローラ対１２のニップに突き当たると、不Ｖ示の検知手
段によって被記録材Ｐの挿入が検知され、その検知信号
に基づいて排紙ローラ対１２および副走査ローラ対９が
逆回転駆動され、手差しされた被記録材Ｐが画像記録装
置３のガイド１０１内に引き込まれる。

被記録材Ｐの後端が前記検知手段を通過すると、直ちに
副走査ローラ対９および俳紙ローラ対１２が正回転方向
４二反転駆動され、以後、第１図に示す実施例の場合と
同様の過程を経て記録が行なわれるように構成されてい
る。

本実施例は、以上説明した点で第１図〜第６Ｍの実施例
と相違するが、その他の部分は実質上回し構成を存して
おり、それぞれ対応する部分を同一符号で示巳、それら
の詳細説明は省略する。

したがって、本実施例によっても、前述の実施例の場合
と同様の作用効果を達成することができる。

第８図は、本発明による定着装置および画像記録装置の
さらに他の実施例を示す縦断面図である。

本実施例は、定着装置２０を画像記録装置３に装着する
二とにより、該定着装置２０の突き当て部２Ｏｆが該画
像記録装置３の加圧解除板１１２に突き当たり、該画像
記録装置３の排紙上ローラ１０５を被記録材の記録面と
接触しない位置まで退避させるように構成されている。

第８図は、前記排紙上ローラ１０５を退避させた状態を
示す。

第９図は、第８図中の前記排紙上ローラ１０５を退避さ
せるための退避機構の詳細を示す側面図であり、第９図
中の（Ａ）は退避前（定着装置装着前）の状態を示し、
（Ｂ）は定着装置を装着して退避させた状態を示す。

第８図および第９図において、排紙上ローラ１０５はロ
ーラ軸１０５ａ！こよって排紙加圧板ｌＯ旧こ軸支され
ており、該排紙加圧板１０９は排紙加圧軸１１０に軸支
されている。

前記排紙加圧板１０９は、不閲示の加圧ハふによって、
排紙上ローラ１０５を排紙下ローラ１２ｂに圧接する方
向に付勢されている。

前記加圧解除板１１２は、排紙加圧軸１１０および排紙
軸１１１に対し、長孔１１２ａ、１１２ａにより水平方
向移動可能に取り付けられている。

加圧解除板１１２には解除ピン１３５が設けられており
、該解除ピン１３５は、排紙加圧板１０９の斜め方向の
長孔１０９ａに係合している。

なお、第９図中の矢印Ｃは定着装置２０の挿入方向を示
す。

以上の構成において、定着装置２０を矢印Ｃ方向に挿入
して画像記録装置３に装着すると、該定着装置の突き当
て部２Ｏｆが加圧解除板１１２を第９図中の右方向へ押
し込み、該加圧解除板１１２が同方向に移動する。

加圧解除板１１２が移動すると、第９凹の（Ｂ）に示す
ように、該加圧解除板１１２の解除ピン１３５は、長孔
１０９ａを介して、排紙加圧板１０９を第９図の（Ｂ）
に示す矢印ｄ方向に押し上げる。

こうして、排紙加圧板１０９が排紙加圧軸１１０を中心
に上方へ回動することにより、排紙上ローラ１０５は被
記録材の記録面と接触しない位置へ退避させられる。

本実施例は、以上説明した点で第７図の実施例と相違し
ているが、その他の部分では実質上回し構成をしており
、それぞれ対応する部分を同一符号で示し、それらの詳
細説明は省略する。

以上説明した第８図および第９図の実施例によれば、前
述の各実施例の場合と同様の効果が得られる他、次のよ
うな効果が得られた。

すなわち、定着装置２０を装着することにより、画像記
録装置３の排紙ローラ（排紙上ローラ）１０５を被記録
材の記録面から退避させるように構成したので、インク
の定着性のわるい被記録材ユニ記録する場合、あるいは
被記録材に対して染み込みのわるいインクを使用して記
録する場合でも、排紙上ローラ１５による画像乱れを全
く生しさせることなく、該被記録材を定着装置２０へ送
り込むことが可能となった。

なお、前記排紙上ローラ１０５は、その全体を退避させ
てもよく、あるいは、分割構造にし、被記録材の記録領
域外の両側端縁部のみは加圧状態のままとし、その中間
部のみを退避させるようにしてもよい。

以上説明した各実施例によれば、次のような効果が得ら
れた。

り○ＨＰンートなど、通常頻繁には使用しない定着性の
わるい被記録材に対して用いる定着手段（ヒーター等）
を、画像記録装置２に着脱可能な定着装置ｉ１’２０と
して構成したので、画像記録装置本体のコストを低く抑
える二とが可能になった。

１１）画像記録装置３の被記録材積載用力セラｌ−１を
抜き出し、その装着部４を利用して定着装置２０を着脱
可能に装着する構成としたので、定着装置を取り付ける
ための専用の装着部を設ける必要が無く、画像記録装置
３の外観を美しい状態に保つことができた。

１１１）定着装置２Ｑ０）被記録材搬送手段２１．２３
の駆動力を、画像記録装置３から得るように構成したの
で、定着装置２０に独自の駆動源を設ける必要がなく、
該定着装置のコストを低く抑えることができた。

ｊｖ）画像記録装置３から定着装置２０への駆動力の接
受を、被記録材積載用カセット１の装着部４の内部で行
なうように構成したので、装置本体の外部にギヤ等の伝
動機構が露出することがなく、また、駆動力取り入れ用
の開口部等を別ユニ設ける必要もないので、画像記録装
置３の外観を美しい状態に保つことができたつ〜・）画像記録装置３から定着装置２０への駆動力の接
受を、被記録材積載用カセット１の装着部４の内部で行
なうようζ：構成したので、該装着部４の内部で開口部
より入れた指が届かない位置に、定着装置２０を駆動す
るためのギヤ等を配置することができ、被記録材積載用
カセット１を取り外したままにしても、駆動ギヤ等が外
部に露出することがなく、したがって、ン南ツタ−等を
特に設けなくとも、安全性を確保できる画像記録装置が
得られた。

ｖｉ）定着装置２０が画像記録装置３の記録ヘッド１０
から離れた位置に装着されるので、ヒーター板２６等の
加熱によってＯＨＰンート等に記録されたインクが著発
しても、その水芸気が記録ヘッド１０に当たって吐出口
近傍で結露することが甘く、正常なインク吐出状態を維
持することができ、記録品位を高く維持することが可能
シこなった。

なお、以上の実施例では、主に本発明をインクジェット
方式の画像記録装置ユニ適用する場合について説明した
が、本発明５よ、ワイヤドツト式やサーマル式など他の
種類の記録ベツドを使用する画像記録装置においても同
様シニ適用でき、同様の効果を達成し得るものがある。

また、以上の実施例では、記録ヘッド１ｏを被記録材の
幅方向に移動させながち記録を行なう／リアル型式の画
像記録装置の場合を例５こ挙げて説明したが、本発明は
、紙幅方向の記録卵塘の全部または一部をカバーするラ
イン記録ヘッドを使用するライン型式の画像記録装置に
おいても同様に通用でき、同様の効果を達成し得るもの
がある。

さらに、以上の実施例では、１個の記録ヘッドｌＯで記
録する画像記録装置の場合を説明したが、本発明は、異
なる色で記録する複数の記録ヘッドを備えたカラー画像
記録装！、あるいは色彩が同しで濃度が異なる複数の記
録ヘッドを使用する諧調記録用の画像記録装置など、記
録へノドの個数にも関係無く同様に通用でき、同様の作
用効果を達成し得るものである。

また、以上の実施例における記録ヘッド１０としては、
記録部とインク溜め部を一体にしたカートリッジタイプ
の記録ヘッド、記録部（インク吐出部など）とインク溜
め部（インクタンクなど）を別体とし、例えば、カプラ
ーおよびチューブを介して結合する構造の記録ヘッド、
あるいはインク溜め部を有しない記録部のみから成る構
造の記録ヘッドなど、種々の構造の記録ヘッドを使用す
ることができる。

なお、本発明は、インクジェット記録装置に適用する場
合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる
記録ヘッドを使用するものに通用できるが、中でも、キ
ャノン株式会社によって提唱されているバブルジェット
方式のインクジェ。

ト記録装置において便れた効果をもたらすものである。

かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成
できるからである。

その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第４７２３１２９号明細書、同第４７４０７９６号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行なうのが好
ましい。

二の方式は、所謂オンデマンド型、コンティニュアス型
のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマント′
型の場合６目よ、液体（インク）が保持されているシー
トや液路コニ対応して配置されている電気熱変換体り二
記録情報に対応していて核沸陵を越えるや速な温度上昇
を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信
号に一対一対応し液体（インク）内の気泡を形成出来る
ので有効である。

この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体（
インク）を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する
。

この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の
成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体（
インク）の吐出が達成でき、より好ましい。二のパルス
形状の駆動信号とじては、米国特許第４４６３３５９号
明細書、同第４３４５２６２号明細占に記載されている
ようなものが適している。

向、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第４３１３１２４号明細書に記載されている条件を採用
すると、更ユニ優れた記録を行なうことができる。

記録へノドの構成とじては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成（”直線状液流路又は直角液）Ａ路）の他に熱作用
部が屈曲する領域ユニ配置されている構成を開示する米
国特許第４５５８３３３号明細書、米国特許第４４５９
６００号明細書を用いた構成も本発明に含まれるもので
ある。

加えて、複数の電気熱変換体に対巳で、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
５９年第１２３６７０号公報や熱エネルギーの圧力波を
吸収する開孔を吐出部ｔこ対応させる構成を開示する特
開昭５９年第１３８４６１号公報に基づいた構成として
も本発明は有効である。

すなわち、記録ヘッドの形態がどのようなものであって
も、本発明シこよれば、記録を確実に効率よく行なうこ
とができるようになるかりである。

さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
じた長さを有するフルラインタイプの記録ヘノＦ’！ｒ
こ対しても、本発明はを効に適用できる。

そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組み
合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形成
された１個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい
。

加えて、上潮のようなシリアルタイプのものでも、装置
本体に固定された記録へノド、あるいは装置本体に装着
されることで装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインク
タンクが設けられたカートリノンタイプの記録ヘッドを
用いた場合にも本発明は有効である。

また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので好ましい
ものである。

これらを具体的乙こ挙げれば、記録へ７）に対しての、
キャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手
段、電気熱変換体栽：まこれとは別の加熱素子或はこれ
らの組み合わせζこよる予備加勢手段、記録とは別の吐
出を行なう予備吐出モートを行なうことも安定した記録
を行なうために有効である。

また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば、単色のインクに対応して１個のみが設けら
れたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに
対応して複数個数設けられるものであってもよい。

すなわち、例えば、記録装置の記録モートとしては、黒
色等の主流色のみの記録モートだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか、
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー又は、混色に
よるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発
明は極めて有効である。

さらに加えて、以上説明５た本発明実施例においては、
インクを液体とじて説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化する
もの、あるいは、インクジェット方式では、インク自体
を３０゛ｃ以上７０゛Ｃ以下の範囲内で温度調整を行っ
てインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御す
るものが一般的であるから、使用記録信号付与時にイン
クが液状をなすものであればよい。

加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固
形状態がち液体状態への状態変化のエネルギーとして使
用せしめることで防止するか、または、インクの原発防
止を目的として放置状態で固化するインクを用いるかし
て、いずれにしても、熱エネルギーの記録信号に応した
付与によってインクが液化し、液状インクが吐出される
ものや、記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始め
るもの等のような、熱エネルギーによって初めて液化す
る性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能であ
る。

二のような場合のインクは、特開昭５４−５６８４７号
公報あるいは特開昭６０　７１２６０号公報に記載され
るような、多孔質ンート凹部または貫−孔に液状または
固形物とＬで保持された状態で、電気熱変換体に対しで
対向するような形態としてもよい。

本発明においては、上述した各インクに対しで最も有効
なものは、上述し１こ膜沸咬方式を実行するものである
。

さらに加えて、本発明ユニよるインクジェット記１３装
置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画
像出力端末とじて用いられるものの他、リーグ等と組み
合わせた複写装置、さらには送受信機能を存するファク
シミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明の定着装置によ
れば、被記録材ユニ記録された画像の定着を促進するた
めの定着手段と、前記被記録材を搬送するための搬送手
段と、画像記録装置の被記録材積載用カセットの装着部
に対５て着脱可能な結合手段とを存し、被記録材積載用
カセットに代えて取り付け可能である構成としたので、
画像記録装置の大型化δよびコストアップを生りる二と
なく、定着を必要とする被記録材の場合でも確実に定着
を促進させることができ、Ｌがｉ２、記録へ７ドでの結
露等による記録品位の低下を無く！得る、定着装置が提
供される。

別の本発明によれば、記録へ７Ｆ！二より被記録材に記
録する記録部と被記録材を搬送する之めの搬送手段とを
有する画像記録装置において、定着装置を着脱可能にし
た被記録材積載用カセットの装着部を有し、前記定着装
置を前記被記録材積載用力セントに代えて装着する構成
としたので、画像記録装置の大型化およびコストアップ
を生しることなく、定着を必要とする被記録材の場合で
も確実に定着を促進させることができ、しかも、記録へ
７・ドでの結露等による３己録品位の低下を筆くし得る
、画像記録装置が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明乙こよる定着装置が装着された画像記録
装置の一実施例を示す模式的縦断面図、第２図は第１図
中の定着装置および装着部を示す部分平面間、第３図は
第１図中の定着装置の側面図、第４図は第１図中の画像
記録装置ユニ被記録材積載用カセットを装着した状態を
示す縦断面図、第５図は第４回中の被記録材積載用カセ
ットの装着部の一部を示す平面間、第６図は第１図およ
び第４図中の記録ヘッドのインク吐出部の構造を模式的
に示す部分斜視図、第７図は本発明による定着装置が装
着された画像記録装置の他の実施例を示す模式的縦断面
図、第８図は本発明による定着装置が装着された画像記
録装置のさらに他の実施例を示す模式的継断面口、第９
図は第８図中の排紙ローラ退避構造を示す側面図、第１
０回は従来の画像記録装置の定着手段を例示する模式的
側面図である。以下己こ、１面中の主要な構成部分を表す符号を列挙す
る。ｌ−被記録材積載用カセット、２−　被記録材（カセッ
ト内）　、３−−−一画像記録装置、３ａ−−係止部、
３　ｂ　”’−引っ掛は部、４−　装着部、７−−−−
−−−給祇ローラ、９−−−−５副走査ローラ対、９ａ
−・−駆動ギヤ、１０−　　・−記録ヘノド、１１−−
〜−プラテン、１２−−−−排紙ローラ対、Ｉ　２　ｂ
　−−一排紙下ローラ、１５　　手差し搬送ローラ対、
２０〜一定着装置、２０　ａ−一突き当て部、２０ｂ−
８−抜は止め部、２０　ｃ　−結合手段、２　Ｏｆ−−
一突き当て部、２１−一−徘祇ローラ（定着装置）、２
３−−−−−ｍ−排紙ローラ（定着装置）、２６−一−
−一定着手段（ヒーター板）　、２８−−−−駆動ギヤ
（定着装置）　、２　’Ｊ−−中継ギヤ列、４２−・−
・吐出口、４５−−一電気熱変換体、１００−一一手差
しシート搬送ガイド、１０１−　　被記録材のガイド、
１０５−一−−−排紙上ローラ、１０９−　　排紙加圧
板、１１〇　−排紙加圧軸、１１１−・−排紙軸、１１
２−一加圧解除板、ｌ　３５−　　解除ビン、Ｐ　−被
記録材。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被記録材に記録された画像の定着を促進するため
の定着手段と、前記被記録材を搬送するための搬送手段
と、画像記録装置の被記録材積載用カセットの装着部に
対して着脱可能な結合手段とを有し、被記録材積載用カ
セットに代えて取り付け可能であることを特徴とする定
着装置。
（２）手差し給紙に使用する手差しシート搬送ガイドを
有することを特徴とする請求項１に記載の定着装置。
（３）前記結合手段に、画像記録装置本体の駆動機構に
より前記搬送手段の駆動力を得る駆動伝達機構が設けら
れていることを特徴とする請求項１または２に記載の定
着装置。
（４）画像記録装置に装着された時に、該画像記録装置
の記録部より被記録材搬送方向下流側の排紙ローラを被
記録材の記録面から退避させるための突き当て部を有す
ることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の定
着装置。
（５）記録ヘッドにより被記録材に記録する記録部と被
記録材を搬送するための搬送手段とを有する画像記録装
置において、定着装置を着脱可能にした被記録材積載用
カセットの装着部を有することを特徴とする画像記録装
置。
（６）前記定着装置が前記被記録材積載用カセットに代
えて装着されることを特徴とする請求項５に記載の画像
記録装置。
（７）前記定着装置が、被記録材に記録された画像の定
着を促進するための定着手段と、前記被記録材を搬送す
るための搬送手段と、画像記録装置の装着部に着脱可能
な結合手段とを有することを特徴とする請求項５または
６に記載の画像記録装置。
（８）前記装着部の内部に前記定着装置に駆動力を与え
るための駆動機構を有することを特徴とする請求項６ま
たは７に記載の画像記録装置。
（９）記録部より被記録材搬送方向下流側に配設された
排紙ローラと、該排紙ローラを選択的に被記録材の記録
面と接触しない位置へ退避させる退避機構とを有し、前
記定着装置を装着した時前記退避機構を作動させて前記
排紙ローラを退避させることを特徴とする請求項６〜８
に記載の画像記録装置。
（１０）前記記録ヘッドが、熱エネルギーを利用してイ
ンクを吐出する記録ヘッドであって、熱エネルギーを発
生するための電気熱変換体を備えているインクジェット
記録ヘッドであることを特徴とする請求項６〜９のいず
れかに記載の画像記録装置。
（１１）前記記録ヘッドが、前記電気熱変換体によって
印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡
の成長によって生じる状態変化を利用して、吐出口より
インクを吐出させることを特徴とする請求項１０に記載
の画像記録装置。
（１２）被記録材に記録を行なう画像記録装置において
、被記録材に記録を行なう記録手段と、前記被記録材を搬送するための搬送手段と、前記被記録
材に記録された画像の定着を促進するための定着手段と
、前記被記録材を積載するための積載手段と、を取り外
し可能に装着するための装着部と、を有することを特徴とする画像記録装置。
（１３）前記定着手段が、手差し給紙に使用する手差し
シート搬送ガイドを有することを特徴とする請求項１２
に記載の画像記録装置。
（１４）前記装着部の内部に前記定着手段に駆動力を与
えるための駆動機構を有することを特徴とする請求項１
２または１３に記載の画像記録装置。
（１５）前記記録手段が、熱エネルギーを利用してイン
クを吐出する記録手段であって、熱エネルギーを発生す
るための電気熱変換体を備えていることを特徴とする請
求項１２〜１４のいずれかに記載の画像記録装置。
（１６）前記記録手段が、前記電気熱変換体によって印
加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の
成長によって生じる状態変化を利用して、吐出口よりイ
ンクを吐出させることを特徴とする請求項１５に記載の
画像記録装置。