JPH04185941A - デファレンシャル装置 - Google Patents
デファレンシャル装置Info
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- JPH04185941A JPH04185941A JP2312758A JP31275890A JPH04185941A JP H04185941 A JPH04185941 A JP H04185941A JP 2312758 A JP2312758 A JP 2312758A JP 31275890 A JP31275890 A JP 31275890A JP H04185941 A JPH04185941 A JP H04185941A
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- pinion
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- pinion gear
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Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 12
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 abstract description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract description 3
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/28—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
- F16H48/285—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明は、車両に用いられるデファレンシャル装置に
関する。
関する。
(従来の技術)
実開平1−166157号公報に「差動制限式差動装置
」が記載されている。これは、差動制限機構を備えたダ
ブルピニオンタイプのプラネタリ−ギヤ式デファレンシ
ャル装置であり、エンジンの駆動力はインターナルギヤ
に人力し、ピニオンキャリヤとサンギヤから左右の駆動
車軸に分割される。
」が記載されている。これは、差動制限機構を備えたダ
ブルピニオンタイプのプラネタリ−ギヤ式デファレンシ
ャル装置であり、エンジンの駆動力はインターナルギヤ
に人力し、ピニオンキャリヤとサンギヤから左右の駆動
車軸に分割される。
しかしながら、上記公報の場合差動制限手段として、デ
フケースとプラネタリ−キャリアとの間に多板クラッチ
が設けであるため、構造が複雑となり、また装置が大型
化するという課題があった。
フケースとプラネタリ−キャリアとの間に多板クラッチ
が設けであるため、構造が複雑となり、また装置が大型
化するという課題があった。
本出願人はこのような課題を解決するため、先に特願平
2−188136号を出願している。
2−188136号を出願している。
(発明が解決しようとする課題)
第7図に示すように、インターナルギヤ201が矢印の
方向に回転駆動されサンギヤ20B側の車輪が空転した
ときにサンギヤ203にかかるトルク(空転トルク)を
T5.とし、ピニオンキャリヤ側の車輪が空転したとき
にサンギヤ203にかかるトルク(グリップトルク)を
T。とすると、サンギヤ203側の車輪から入力する駆
動抵抗によってTGはTsPより著しく大きくなる。
方向に回転駆動されサンギヤ20B側の車輪が空転した
ときにサンギヤ203にかかるトルク(空転トルク)を
T5.とし、ピニオンキャリヤ側の車輪が空転したとき
にサンギヤ203にかかるトルク(グリップトルク)を
T。とすると、サンギヤ203側の車輪から入力する駆
動抵抗によってTGはTsPより著しく大きくなる。
又、各ピニオンギヤ205,207とピニオンキャリヤ
との回転部には駆動トルクとその反力との合力が作用し
、回転部にはこの合力の大きさに応じた摩擦力による回
転抵抗(差動制限力)が生じる。
との回転部には駆動トルクとその反力との合力が作用し
、回転部にはこの合力の大きさに応じた摩擦力による回
転抵抗(差動制限力)が生じる。
従って、差動制限力はキャリヤ側の車輪が空転したとき
は大きく、サンギヤ側の車輪が空転したときは小さくな
って、左車輪と右車輪の差動制限力の強さにアンバラン
スが生し、差動制限の片効きが生じる。又、差動制限力
は上記回転部の摩擦力に比例するからこの片効きは差動
制限力を大きくする程著しくなる。トルクがサンギアか
ら入力する場合、このような片効ではインターナルギヤ
側で生じる。
は大きく、サンギヤ側の車輪が空転したときは小さくな
って、左車輪と右車輪の差動制限力の強さにアンバラン
スが生し、差動制限の片効きが生じる。又、差動制限力
は上記回転部の摩擦力に比例するからこの片効きは差動
制限力を大きくする程著しくなる。トルクがサンギアか
ら入力する場合、このような片効ではインターナルギヤ
側で生じる。
差動制限力を大きくすると、一方の駆動輪が空転したと
きの空転側と他方の駆動輪側とのトルク配分割合(トラ
ンスファレーショ)が大きくなって、悪路脱出性が向上
する。しかし、上記のようにトランスファレーシヨを大
きくすると左右輪間での差動制限の片効きが大きくなり
、サンギヤ側の車輪が空転した場合の悪路脱出性が低下
し、左旋回と右旋回とてコーナリング特性にアンバラン
スが生じ、直進安定性も右方向と左方向とてアンバラン
スとなり、操縦安定性が著しく低下する。
きの空転側と他方の駆動輪側とのトルク配分割合(トラ
ンスファレーショ)が大きくなって、悪路脱出性が向上
する。しかし、上記のようにトランスファレーシヨを大
きくすると左右輪間での差動制限の片効きが大きくなり
、サンギヤ側の車輪が空転した場合の悪路脱出性が低下
し、左旋回と右旋回とてコーナリング特性にアンバラン
スが生じ、直進安定性も右方向と左方向とてアンバラン
スとなり、操縦安定性が著しく低下する。
そこで、この発明は、トランスファレーショを高くして
も差動制限の片効きの少ないデファレンシャル装置の提
供を目的とする。
も差動制限の片効きの少ないデファレンシャル装置の提
供を目的とする。
(課題を解決するための手段)
第1の発明のデファレンシャル装置は、エンジン側のイ
ンターナルギヤと、車軸側のサンギヤと、互いに噛合っ
て回転する偶数個のピニオンギヤからなり外側のピニオ
ンギヤがインターナルギヤと噛合い内側のピニオンギヤ
がサンギヤと噛合うピニオンギヤ組と、各ピニオンギヤ
を回転自在に支承する車軸側のピニオンキャリヤとを備
え、トルク出力側のピニオンギヤとピニオンキャリヤと
の回転摩擦力を他のピニオンギヤより小さくしたことを
特徴とする。
ンターナルギヤと、車軸側のサンギヤと、互いに噛合っ
て回転する偶数個のピニオンギヤからなり外側のピニオ
ンギヤがインターナルギヤと噛合い内側のピニオンギヤ
がサンギヤと噛合うピニオンギヤ組と、各ピニオンギヤ
を回転自在に支承する車軸側のピニオンキャリヤとを備
え、トルク出力側のピニオンギヤとピニオンキャリヤと
の回転摩擦力を他のピニオンギヤより小さくしたことを
特徴とする。
第2の発明のデファレンシャル装置は、トルク出力側の
ピニオンギヤの回転部を他のピニオンギヤの回転部より
小径にしたことを特徴とする。
ピニオンギヤの回転部を他のピニオンギヤの回転部より
小径にしたことを特徴とする。
第3の発明のデファレンシャル装置は、トルク出力側の
ピニオンギヤの回転部の摩擦係数を他のピニオンギヤよ
り小さくしたことを特徴とする。
ピニオンギヤの回転部の摩擦係数を他のピニオンギヤよ
り小さくしたことを特徴とする。
(作用)
エンジンの駆動力がインターナルギヤまたはサンギヤか
ら入力するプラネタリ−ギヤ式のデファレンシャル装置
では、駆動抵抗はサンギヤ側またはインターナルギヤ側
からピニオンギヤ組に入力する。この駆動抵抗の影響は
ギヤ間のフリクションロスによりトルク出力側のピニオ
ンギヤ程大キく、他のピニオンギヤ程小さい。
ら入力するプラネタリ−ギヤ式のデファレンシャル装置
では、駆動抵抗はサンギヤ側またはインターナルギヤ側
からピニオンギヤ組に入力する。この駆動抵抗の影響は
ギヤ間のフリクションロスによりトルク出力側のピニオ
ンギヤ程大キく、他のピニオンギヤ程小さい。
そこで、ピニオンギヤとピニオンキャリヤ間の摩擦力に
対するこの駆動抵抗の影響を小さくするために、第1の
発明ではトルク出力側のピニオンギヤ程その回転部の摩
擦力を小さくしたから、トランスファレーショを高くし
た状態で差動制限の片効きを小さくできる。又、このよ
うな効果を得るために第2の発明ではトルク出力側のピ
ニオンギヤの回転部を他のニオンギャより小径にし、第
3の発明ではトルク出力側のピニオンギヤの回転部の摩
擦係数を他のピニオンギヤより小さくした。
対するこの駆動抵抗の影響を小さくするために、第1の
発明ではトルク出力側のピニオンギヤ程その回転部の摩
擦力を小さくしたから、トランスファレーショを高くし
た状態で差動制限の片効きを小さくできる。又、このよ
うな効果を得るために第2の発明ではトルク出力側のピ
ニオンギヤの回転部を他のニオンギャより小径にし、第
3の発明ではトルク出力側のピニオンギヤの回転部の摩
擦係数を他のピニオンギヤより小さくした。
(実施例)
第1図ないし第4図により第1実施例(第2の発明)の
説明をする。第1図はこの実施例のデファレンシャル装
置を示し、第4図はこのデファレンシャル装置を用いた
車両の動力系を示す。以下、左右の方向はこの車両及び
第1図での左右の方向である。
説明をする。第1図はこの実施例のデファレンシャル装
置を示し、第4図はこのデファレンシャル装置を用いた
車両の動力系を示す。以下、左右の方向はこの車両及び
第1図での左右の方向である。
先ず、第4図によりこの車両の動力系の構成を示す。こ
の動力系は、エンジン1、トランスミッション3、前車
軸5,7、左右の前輪9,11、プロペラシャフト13
、リヤデフ15(後輪側に用いた実施例のデファレンシ
ャル装置)、後車軸17.19、左右の後輪21.23
などから構成されている。
の動力系は、エンジン1、トランスミッション3、前車
軸5,7、左右の前輪9,11、プロペラシャフト13
、リヤデフ15(後輪側に用いた実施例のデファレンシ
ャル装置)、後車軸17.19、左右の後輪21.23
などから構成されている。
次に、リヤデフ15の説明をする。
リヤデフ1−5のデフケース25はデフキャリヤ27内
に回転自在に支承されている。デフケース25にはリン
グギヤ29が固定されており、リングギヤ29はドライ
ブピニオンギヤ31と噛合っている。ドライブピニオン
ギヤ31はドライブピニオンシャフト33と一体に形成
され、ドライブピニオンシャフト33はプロペラシャフ
ト13側に連結されている。こうして、デフケース25
はエンジン1からの駆動力により回転駆動される。
に回転自在に支承されている。デフケース25にはリン
グギヤ29が固定されており、リングギヤ29はドライ
ブピニオンギヤ31と噛合っている。ドライブピニオン
ギヤ31はドライブピニオンシャフト33と一体に形成
され、ドライブピニオンシャフト33はプロペラシャフ
ト13側に連結されている。こうして、デフケース25
はエンジン1からの駆動力により回転駆動される。
第1図に示すように、デフケース25の内部には同軸上
に左右のハブ35.37か回転自在に配置されている。
に左右のハブ35.37か回転自在に配置されている。
左のハブ35は左の後車軸17にスプライン連結され、
右のハブ37は右の後車軸19にスプライン連結されて
いる。
右のハブ37は右の後車軸19にスプライン連結されて
いる。
デフケース25の内部にはプラネタリ−ギヤ式の差動機
構39が配置されている。この差動機構39のインター
ナルギヤ4]はデフケース25に形成され、サンギヤ4
3は左のハブ35に形成されている。
構39が配置されている。この差動機構39のインター
ナルギヤ4]はデフケース25に形成され、サンギヤ4
3は左のハブ35に形成されている。
第2図に示すように、インターナルギヤ41とサンギヤ
43との間には4組のピニオンギヤ組45.47,49
.51が配置されている。各ギヤ組はそれぞれ互いに噛
合って回転する外側と内側のピニオンギヤ53.55か
らなり、外側の各ピニオンギヤ53はインターナルギヤ
41と噛合い、内側の各ピニオンギヤ55はサンギヤ4
3と噛合っている。
43との間には4組のピニオンギヤ組45.47,49
.51が配置されている。各ギヤ組はそれぞれ互いに噛
合って回転する外側と内側のピニオンギヤ53.55か
らなり、外側の各ピニオンギヤ53はインターナルギヤ
41と噛合い、内側の各ピニオンギヤ55はサンギヤ4
3と噛合っている。
外側のピニオンギヤ53は左右の大径の軸部57.57
と一体に形成され、これらの軸部57゜57を介して左
右のピニオンキャリヤ59.61に回転自在に支承され
ている。又、内側のピニオンギヤ55は軸部57より小
径のピニオンシャフト63上に回転自在に支承されてお
り、ピニオンシャフト63はその両端をピニオンキャリ
ヤ59゜61にカシメて固定されている。軸部57は従
来例のピニオンシャフトに較べて大径にし、摩擦力を大
きくしである。
と一体に形成され、これらの軸部57゜57を介して左
右のピニオンキャリヤ59.61に回転自在に支承され
ている。又、内側のピニオンギヤ55は軸部57より小
径のピニオンシャフト63上に回転自在に支承されてお
り、ピニオンシャフト63はその両端をピニオンキャリ
ヤ59゜61にカシメて固定されている。軸部57は従
来例のピニオンシャフトに較べて大径にし、摩擦力を大
きくしである。
ピニオンシャフト63の外周には螺旋状の油溝65が設
けられ、ピニオンギヤ55との摺動回転部に潤滑油を供
給し、摩擦力を小さくしている。
けられ、ピニオンギヤ55との摺動回転部に潤滑油を供
給し、摩擦力を小さくしている。
この潤滑油はデフキャリヤ27に封入されており、貫通
孔67.69からデフケース25に流出入する。
孔67.69からデフケース25に流出入する。
右のピニオンキャリヤ61は右のハブ37のフランジ部
をなしている。又、ピニオンキャリヤ59.61は右の
ピニオンキャリヤ61の腕71を左のピニオンキャリヤ
59に溶接して一体にされている。各ピニオンギヤ53
.55とピニオンキャリヤ59.61との間にはワッシ
ャ73.74が配置され、右のピニオンキャリヤ61と
デフケース25との間にはワッシャ75が配置され、ハ
ブ35とデフケース25及びハブ37との間にはワッシ
ャ77.77か配置されている。
をなしている。又、ピニオンキャリヤ59.61は右の
ピニオンキャリヤ61の腕71を左のピニオンキャリヤ
59に溶接して一体にされている。各ピニオンギヤ53
.55とピニオンキャリヤ59.61との間にはワッシ
ャ73.74が配置され、右のピニオンキャリヤ61と
デフケース25との間にはワッシャ75が配置され、ハ
ブ35とデフケース25及びハブ37との間にはワッシ
ャ77.77か配置されている。
こうして、リヤデフ15が構成されている。
デフケース25(インターナルギヤ41)の回転は各ピ
ニオンギヤ53.55からピニオンキャリヤ61(ハブ
37)とサンギヤ43(ハブ35)とに伝達され、ハブ
35.37を介して左右の後輪21.23に伝達される
。後輪21.23の駆動抵抗に差が生じると各ピニオン
ギヤ53.55の自転と公転とによりサンギヤ43とピ
ニオンキャリヤ61とが差動回転し、エンジン1の駆動
力は後輪21.23に分割出力される。
ニオンギヤ53.55からピニオンキャリヤ61(ハブ
37)とサンギヤ43(ハブ35)とに伝達され、ハブ
35.37を介して左右の後輪21.23に伝達される
。後輪21.23の駆動抵抗に差が生じると各ピニオン
ギヤ53.55の自転と公転とによりサンギヤ43とピ
ニオンキャリヤ61とが差動回転し、エンジン1の駆動
力は後輪21.23に分割出力される。
リヤデフ15が回転すると、ピニオンギヤ55とピニオ
ンシャフト63間の摺動回転部と、ピニオンギヤ53の
軸部57とピニオンキャリヤ59゜61間の摺動回転部
に、エンジン1の駆動力と後輪21.23からの駆動抵
抗との合力が作用し、各摺動回転部の摩擦力(回転抵抗
)によってピニオンギヤ53.55の自転と公転とが制
動され、リヤデフ15の差動が制限される。従って、一
方の後輪が空転するとこの差動制限力により他方の後輪
に駆動力が送られる。
ンシャフト63間の摺動回転部と、ピニオンギヤ53の
軸部57とピニオンキャリヤ59゜61間の摺動回転部
に、エンジン1の駆動力と後輪21.23からの駆動抵
抗との合力が作用し、各摺動回転部の摩擦力(回転抵抗
)によってピニオンギヤ53.55の自転と公転とが制
動され、リヤデフ15の差動が制限される。従って、一
方の後輪が空転するとこの差動制限力により他方の後輪
に駆動力が送られる。
上記の合力は各摺動回転部にかかるトルクに応じて増減
するから、リヤデフ15の差動制限はトルク感応型であ
る。
するから、リヤデフ15の差動制限はトルク感応型であ
る。
次に、第3図のトルク配分特性図によりリヤデフ15に
おける差動制限力の左右のバランスについて説明する。
おける差動制限力の左右のバランスについて説明する。
この特性図において縦軸は左後車軸トルクTLであり、
横軸は右後車軸トルクTRである。45″の特性79は
差動制限力が零の場合のトルク配分特性であり、後輪2
1.23のいずれが空転しても両方の配分トルクが等し
いことを示している。
横軸は右後車軸トルクTRである。45″の特性79は
差動制限力が零の場合のトルク配分特性であり、後輪2
1.23のいずれが空転しても両方の配分トルクが等し
いことを示している。
実線の特性81は右後輪23が空転したときにリヤデフ
15の差動制限力によって左後輪21に配分されるトル
クの限界(トランスファレーショ)を示し、破線の特性
209は同じ場合の従来例のトランスファレーショを示
す。又、実線の特性83は左後輪21が空転したときに
リヤデフ15の差動制限力によって右後輪23に配分さ
れるトルクの限界(トランスファレーショ)を示し、破
線の特性211は同じ場合の従来例のトランスファレー
ショを示す。
15の差動制限力によって左後輪21に配分されるトル
クの限界(トランスファレーショ)を示し、破線の特性
209は同じ場合の従来例のトランスファレーショを示
す。又、実線の特性83は左後輪21が空転したときに
リヤデフ15の差動制限力によって右後輪23に配分さ
れるトルクの限界(トランスファレーショ)を示し、破
線の特性211は同じ場合の従来例のトランスファレー
ショを示す。
特性209,211 (特性79との角度をそれぞれα
1.α2とする)に示すように従来例のデファレンシャ
ル装置では空転が右の車輪に起きたときと左の車輪に起
きたときの各特性209,211の角度α1〉〉α2で
あって、トランスファレーショが著しくアンバランスで
あり、差動制限の片効きが起きていることを示している
。これは、上述のように、サンギヤの空転トルクとグリ
ップトルクとの差に起因するものである。
1.α2とする)に示すように従来例のデファレンシャ
ル装置では空転が右の車輪に起きたときと左の車輪に起
きたときの各特性209,211の角度α1〉〉α2で
あって、トランスファレーショが著しくアンバランスで
あり、差動制限の片効きが起きていることを示している
。これは、上述のように、サンギヤの空転トルクとグリ
ップトルクとの差に起因するものである。
サンギヤ43(左後輪21)から入力するグリップトル
クの影響はギヤ間のフリクションロスにより内側のピニ
オンギヤ55の方が外側のピニオンギヤ53より強く受
ける。しかし、リヤデフ15ではピニオンシャフト63
がピニオンギヤ53の軸部57より小径であること及び
油溝65からの潤滑油供給によって回転摩擦力は外側の
ピニオンギヤ53より内側のピニオンギヤ55の方が著
しく小さい。
クの影響はギヤ間のフリクションロスにより内側のピニ
オンギヤ55の方が外側のピニオンギヤ53より強く受
ける。しかし、リヤデフ15ではピニオンシャフト63
がピニオンギヤ53の軸部57より小径であること及び
油溝65からの潤滑油供給によって回転摩擦力は外側の
ピニオンギヤ53より内側のピニオンギヤ55の方が著
しく小さい。
従って、右後輪23(ピニオンキャリヤ61側)が空転
し、左後輪21(サンギヤ43側)が路面をグリップし
ているときの回転抵抗(差動制限力)は従来例より小さ
くなり、左後輪21側へのトルク配分が減少し右後輪2
3側へのトルク配分が増える。従って、従来例の特性2
09の角度α1より角度β1が小さい特性81が得られ
る。
し、左後輪21(サンギヤ43側)が路面をグリップし
ているときの回転抵抗(差動制限力)は従来例より小さ
くなり、左後輪21側へのトルク配分が減少し右後輪2
3側へのトルク配分が増える。従って、従来例の特性2
09の角度α1より角度β1が小さい特性81が得られ
る。
又、左後輪21が空転したとき、グリップ側の右後輪2
3に配分されるトルクはピニオンギヤ53の軸部57を
従来より大径にしたから、全体として差動制限力が増加
し、左後輪21側へ9トルク配分が減少し右後輪23側
へのトルク配分が増える。従って、従来例の特性211
の角度a2より角度β2が大きい特性83が得られる。
3に配分されるトルクはピニオンギヤ53の軸部57を
従来より大径にしたから、全体として差動制限力が増加
し、左後輪21側へ9トルク配分が減少し右後輪23側
へのトルク配分が増える。従って、従来例の特性211
の角度a2より角度β2が大きい特性83が得られる。
こうして、β1七β2となり、α1とα2の差が大きい
従来例と較べて、左後輪21と右後輪23の間のトラン
スファレーショのアンバランスが解消し、差動制限の片
効きが大巾に是正される。
従来例と較べて、左後輪21と右後輪23の間のトラン
スファレーショのアンバランスが解消し、差動制限の片
効きが大巾に是正される。
又、トランスファレーショが高い場合(例えば、従来例
の特性209.211の角度α1.α2がより大きい場
合)でも、同様にしてトランスファレーショのアンバラ
ンスを是正できるから、トランスファレーショを高く保
ちながら、片効きの小さいデファレンシャル装置が得ら
れる。
の特性209.211の角度α1.α2がより大きい場
合)でも、同様にしてトランスファレーショのアンバラ
ンスを是正できるから、トランスファレーショを高く保
ちながら、片効きの小さいデファレンシャル装置が得ら
れる。
次に、リヤデフ15の機能を第4図の車両の動力性能に
即して説明する。
即して説明する。
リヤデフ15の差動制限力は、上記のように、リヤデフ
15にかかるトルクが大きい程強くなるから、加速時に
は車両の直進安定性が向上する。
15にかかるトルクが大きい程強くなるから、加速時に
は車両の直進安定性が向上する。
又、リヤデフ15は差動制限の片効きが小さく、直進走
行中に車両のヨー角を進行方向に戻そうとするヨーモー
メントが左右はぼ均一であるから、操縦安定性に優れて
いる。同じ理由で左旋回と右旋回とでバランスの良いス
テアリング特性が得られる。
行中に車両のヨー角を進行方向に戻そうとするヨーモー
メントが左右はぼ均一であるから、操縦安定性に優れて
いる。同じ理由で左旋回と右旋回とでバランスの良いス
テアリング特性が得られる。
又、悪路などで一方の後輪が空転してもリヤデフ15を
介して他方の後輪に送られる駆動力により悪路脱出性が
高く保たれる。この脱出性は空転が左右いずれの後輪に
生じても変らない。
介して他方の後輪に送られる駆動力により悪路脱出性が
高く保たれる。この脱出性は空転が左右いずれの後輪に
生じても変らない。
次に、第5図と第6図とにより第2実施例(第3の発明
)の説明をする。この実施例のデファレンシャル装置も
第4図の車両のリヤデフ85に用いられている。以下、
第1実施例と同機能の部材には同一の番号を附して引用
しながら第1実施例との相異点を説明する。
)の説明をする。この実施例のデファレンシャル装置も
第4図の車両のリヤデフ85に用いられている。以下、
第1実施例と同機能の部材には同一の番号を附して引用
しながら第1実施例との相異点を説明する。
第6図に示すように、リヤデフ85の差動機構87は4
組のピニオンギヤ組89,91,93゜95を有し、各
ギヤ組はインターナルギヤ41と噛合う外側のピニオン
ギヤ97と、このピニオンギヤ97とサンギヤ43とに
噛合う内側のピニオンギヤ99とからなっている。
組のピニオンギヤ組89,91,93゜95を有し、各
ギヤ組はインターナルギヤ41と噛合う外側のピニオン
ギヤ97と、このピニオンギヤ97とサンギヤ43とに
噛合う内側のピニオンギヤ99とからなっている。
外側のピニオンギヤ97はピニオンシャフト101上に
回転自在に支承され、内側のピニオンギヤ99はニード
ルベアリング10Bを介してピニオンシャフト105に
支承されている。各ピニオンシャフト101,105は
両端を左右のピニオンキャリヤ59.61に固定されて
いる。
回転自在に支承され、内側のピニオンギヤ99はニード
ルベアリング10Bを介してピニオンシャフト105に
支承されている。各ピニオンシャフト101,105は
両端を左右のピニオンキャリヤ59.61に固定されて
いる。
外側のピニオンギヤ97とピニオンシャフト101の構
造と回転部の摩擦係数は従来例と同一であり、従って回
転摩擦力は従来例と同じである。
造と回転部の摩擦係数は従来例と同一であり、従って回
転摩擦力は従来例と同じである。
一方、内側のピニオンギヤ99とピニオンシャフト10
5間の摩擦係数はニードルベアリング103を介設した
ことにより外側のピニオンギヤ97側より大巾に小さく
、回転摩擦力は著しく小さい。
5間の摩擦係数はニードルベアリング103を介設した
ことにより外側のピニオンギヤ97側より大巾に小さく
、回転摩擦力は著しく小さい。
従って、第1の実施例と同様に左右のトランスファレー
ショのバランスが良く、左後輪21側に対する差動制限
の片効きが解消され、後輪21゜23間でほぼ均等の差
動制限力が得られる。又、外側のピニオンギヤの摩擦力
を大きくした第1実施例と異って、第2実施例は内側の
ピニオンギヤ99側の摩擦力を小さくしたから、全体の
トランスファレーショは小さくなり、車両のアンダース
テアが防止されて良好な旋回性が得られる。
ショのバランスが良く、左後輪21側に対する差動制限
の片効きが解消され、後輪21゜23間でほぼ均等の差
動制限力が得られる。又、外側のピニオンギヤの摩擦力
を大きくした第1実施例と異って、第2実施例は内側の
ピニオンギヤ99側の摩擦力を小さくしたから、全体の
トランスファレーショは小さくなり、車両のアンダース
テアが防止されて良好な旋回性が得られる。
なお、第3発明でピニオンギヤの回転部の面粗度を、外
側のピニオンギヤを粗くし内側のピニオンギヤを滑らか
にしてもよい。
側のピニオンギヤを粗くし内側のピニオンギヤを滑らか
にしてもよい。
又、この発明のデファレンシャル装置はピニオンギヤ組
を4以上の偶数個のピニオンギヤで構成してもよい。こ
の場合、各ピニオンギヤの回転部の摩擦力は例えば最外
側のピニオンギヤから内側のピニオンギヤまで順次小さ
くするか、最内側のピニオンギヤを他のピニオンギヤよ
り充分に小さくする。
を4以上の偶数個のピニオンギヤで構成してもよい。こ
の場合、各ピニオンギヤの回転部の摩擦力は例えば最外
側のピニオンギヤから内側のピニオンギヤまで順次小さ
くするか、最内側のピニオンギヤを他のピニオンギヤよ
り充分に小さくする。
この発明のデファレンシャル装置は、ピニオンギヤ組の
ピニオンギヤの回転摩擦力を他のピニオンギヤよりトル
ク出力側のピニオンギヤの方を小さくし、サンギヤ又は
インターナルギヤのグリップトルクと空転トルクとの差
が差動制限力に与える影響を小さくしたから、左右のト
ランスファレーショのバランスが良く、差動制限の片効
きが防止される。
ピニオンギヤの回転摩擦力を他のピニオンギヤよりトル
ク出力側のピニオンギヤの方を小さくし、サンギヤ又は
インターナルギヤのグリップトルクと空転トルクとの差
が差動制限力に与える影響を小さくしたから、左右のト
ランスファレーショのバランスが良く、差動制限の片効
きが防止される。
第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は第1図のA−
A断面図、第3図は第1実施例と従来例のトルク配分特
性図、第4図は各実施例を用いた車両の動力系を示すス
ケルトン機構図、第5図は第2実施例の縦断面図、第6
図は第5図のA−A断面図、第7図はサンギヤに生じる
トルクを説明するための図面である。 41・・・インターナルギヤ 43・・・サンギヤ 45.47,49,51,89,91.93゜95・・
・ピニオンギヤ組 53.97・・・(外側の)ピニオンギヤ55.99・
・・(内側の)ピニオンギヤ59.61・・・ピニオン
キャリヤ 代理人 弁理士 三 好 秀 和41・・・イン
ターナルギヤ 43・・・サンギヤ 45.47.49,51.89,91,93.・95・
・・ピニオンギヤ組 53.97・・・(外側の)ピニオンギヤ55.99・
・・(内側の)ピニオンギヤ59.61・・・ピニオン
キャリヤ 第1図 第2図− 第3図
A断面図、第3図は第1実施例と従来例のトルク配分特
性図、第4図は各実施例を用いた車両の動力系を示すス
ケルトン機構図、第5図は第2実施例の縦断面図、第6
図は第5図のA−A断面図、第7図はサンギヤに生じる
トルクを説明するための図面である。 41・・・インターナルギヤ 43・・・サンギヤ 45.47,49,51,89,91.93゜95・・
・ピニオンギヤ組 53.97・・・(外側の)ピニオンギヤ55.99・
・・(内側の)ピニオンギヤ59.61・・・ピニオン
キャリヤ 代理人 弁理士 三 好 秀 和41・・・イン
ターナルギヤ 43・・・サンギヤ 45.47.49,51.89,91,93.・95・
・・ピニオンギヤ組 53.97・・・(外側の)ピニオンギヤ55.99・
・・(内側の)ピニオンギヤ59.61・・・ピニオン
キャリヤ 第1図 第2図− 第3図
Claims (3)
- (1)インターナルギヤと、車軸側のサンギヤと、互い
に噛合って回転する偶数個のピニオンギヤからなり外側
のピニオンギヤがインターナルギヤと噛合い内側のピニ
オンギヤがサンギヤと噛合うピニオンギヤ組と、各ピニ
オンギヤを回転自在に支承するピニオンキャリヤとを備
え、トルクがインターナルギヤ又はサンギヤから入力す
るプラネタリーギヤ式のテファレンシャル装置であって
トルク出力側ピニオンギヤとピニオンキャリアとの回転
摩擦力を他のピニオンギヤより小さくしたことを特徴と
するプラネタリーギヤ式のデファレンシャル装置。 - (2)トルク出力側のピニオンギヤの回転部を他のピニ
オンギヤの回転部より小径にしたことを特徴とする請求
項(1)記載のデファレンシャル装置。 - (3)トルク出力側のピニオンギヤの回転部の摩擦係数
を他のピニオンギヤより小さくしたことを特徴とする請
求項(1)記載のデファレンシャル装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312758A JPH04185941A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | デファレンシャル装置 |
DE4137931A DE4137931C2 (de) | 1990-11-20 | 1991-11-18 | Differential |
US07/795,113 US5282775A (en) | 1990-11-20 | 1991-11-19 | Planetary gear type differential apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312758A JPH04185941A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | デファレンシャル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04185941A true JPH04185941A (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=18033072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2312758A Pending JPH04185941A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | デファレンシャル装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5282775A (ja) |
JP (1) | JPH04185941A (ja) |
DE (1) | DE4137931C2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9810979B2 (en) | 2011-07-15 | 2017-11-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Imprint apparatus and article manufacturing method |
US10751920B2 (en) | 2015-11-30 | 2020-08-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Imprint apparatus and method for producing article |
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-
1990
- 1990-11-20 JP JP2312758A patent/JPH04185941A/ja active Pending
-
1991
- 1991-11-18 DE DE4137931A patent/DE4137931C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-19 US US07/795,113 patent/US5282775A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9810979B2 (en) | 2011-07-15 | 2017-11-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Imprint apparatus and article manufacturing method |
US10751920B2 (en) | 2015-11-30 | 2020-08-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Imprint apparatus and method for producing article |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4137931A1 (de) | 1992-05-21 |
US5282775A (en) | 1994-02-01 |
DE4137931C2 (de) | 1998-06-04 |
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