JPH04183878A - 外装部品エッチング加工方法 - Google Patents

外装部品エッチング加工方法

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JPH04183878A
JPH04183878A JP31027990A JP31027990A JPH04183878A JP H04183878 A JPH04183878 A JP H04183878A JP 31027990 A JP31027990 A JP 31027990A JP 31027990 A JP31027990 A JP 31027990A JP H04183878 A JPH04183878 A JP H04183878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
film
etching
nickel film
titanium alloy
Prior art date
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Pending
Application number
JP31027990A
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English (en)
Inventor
Shozaburo Fukuyama
福山 昭三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチタンおよびチタン合金部材外装部品の表面に
微細なエツチングパターンを形成する加工方法に関する
ものである。
〔発明の4既要〕 本発明はチタンおよびチタン合金部材外装部品の表面に
エツチングパターンを施す工程において、ニッケル膜と
有機系レジスト膜でパターニングすることにより、前記
部材表面に精密で、かつ無欠陥のエツチングパターンを
形成できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、時計用あるいは装飾品等のチタンおよびチタン合
金を部材とする外装部品のエツチングパターンの形成は
、液状フォトレジストまたは印刷インクあるいは電着塗
料によりパターン部以外を遮蔽して露出した前記部材の
表面をぶつ化水素酸系のエツチング液をスプレーしてエ
ツチングしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のチタンおよびチタン合金部材外装部品の
エツチング加工方法は次のような課題を有していた。即
ち、パターン部以外を遮蔽する液状フォトレジストまた
は印刷インクあるいは電着塗料はいずれも打機物であり
、立体形状物である外装部品の突起やくぼみ部分には完
璧に被覆することが困難である。更にこれに加え、チタ
ン系部材をぶつ化水素酸系液でエツチングする場合にお
いては、他の金属をエツチングする場合と異なり極めて
微小なピンホール等の欠陥が存在するとその部分の部材
が腐食され外観が損なわれるというR題があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために本発明は予めチタンおよび
チタン合金部材の表面に前述したぶつ化水素酸系エツチ
ング液で侵食されないニッケルの金属膜を被覆したのち
該ニンケル股上に有機系レジストパターンを形成し、ニ
ッケル膜か露出しているパターン部のみを選択的にエツ
チングする。
次いで、露出したパターン部のチタン系部材をエツチン
グするようにした。
〔作用〕
上記のように有機系レジストと金属ニッケル膜の2層で
パターン部以外を遮蔽しエツチングすることによりパタ
ーンが鮮明で、かつ、無欠陥のエツチング加工品を得る
ことができる。
〔実施例〕
(実施例−1) 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図に示すようにチタン合金材(チタン85%、アルミニ
ウム6%、バナジウム9%)腕時計用ケースのガラス縁
1を溶剤およびアルカリ洗浄後、3%ぶつ化水素酸を含
む10%容量の塩酸液に浸漬し水洗後直ちにニッケルめ
っきを行い5ミクロンのニッケル膜2を全面に被覆した
。次いで溶剤揮散型印刷インクを用いインクパターン3
を形成させた。引き続きアニオン系電着塗料液中で直流
電解を行い膜W−1ミクロンの電着塗装膜4をパターン
以外の全面に施した。次いで電着塗装膜を加熱硬化させ
たのち、石油系溶剤に浸漬しインクパターンのみを剥離
しニッケル膜露出パターン5を得た。しかるのち、45
度ボーメ塩化第二鉄水?8液において液温40℃、スプ
レー圧1.2k g / c m、スプレー時間60秒
の条件でエツチングを行い、チタン合金素地露出パター
ンを得た。
次いでぶつ化水素酸(47%)5層mA/L、酸性ぶつ
化水素アンモニウム(98%)10重重量の混合液を用
い液温25℃、スプレー圧0,8kg / c m、ス
プレー時間15分の条件でエツチングを行いチタン合金
材表面にエツチングパターン7を得た。引き続き電着塗
装膜を熱アルカリ濃厚液に浸漬し剥離したのち、ニッケ
ル膜を市販のニッケルめっき専用剥離液で剥離した結果
、第2図に示すようなエツチングパターンを有するガラ
ス縁が完成した。このようにして得られたエンチングパ
ターンの断面をタリサーフで測定した。その結果第3図
に示すように断面の形状がシャープであり、エツチング
幅が60ミクロン、エツチング深さが90ミクロン、ア
スペクト比1.5の深彫りのパターンであることを確認
した。
C実施例〕 (実施例−2) 純チタン部材(純度99.2%)腕時計用裏蓋を洗浄し
前記実施例−1と同様にニッケル膜を被覆したのぢ、第
4図に示すように裏蓋8をラミネート用治具9にはめこ
みイエロールームにおいて=4 = 溶剤現象タイプ感光性ドライフィルムレジスト10をラ
ミネータにより両面にラミネートした。次いで既知の方
法で該レジスト膜面にフィルムパターン密着させ露光し
、更に現像を行った。続いて実施例−1と同様の条件で
ニッケル膜のパターンエツチングを行い、次いで純チタ
ン部材のパターンエツチングを行った。このようにして
得られた純チタン部材腕時計用裏蓋のエツチングパター
ンは鮮明で、かつ品質的に満足できるものであった。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、チタンおよびチタン合金部
材外装部品の表面に金属ニッケル膜と有機レジスト膜の
2Nでパターン以外を遮蔽しエツチングを施すためピン
ホール等の外観欠陥の発生がないので従来に比較し格段
に歩留りが向上する。
また、遮蔽に用いる金属部材も卑金属を使用しており材
料費も安価である。従ってコスト面でのメリットが大き
い。また、本方法でパターンを形成したのち金および金
合金めっきを施せばパターンが得られエツチングと異な
った装飾要素として適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図[al〜(glは本発明の実施例−1における各
工程を示すガラス縁の断面図である。第2図は本発明の
実施例−1におけるガラス縁のエツチングパターンの平
面図である。第3図は本発明におけるエツチングパター
ンの断面図である。第4図は本発明の実施例−2におけ
る裏蓋への感光性トライフィルムのラミネートを示す断
面図である。 1・・・ガラス縁 2・・・ニッケル膜 3・・・インクバクーン 4・・・電着塗装膜 5・ ・ニッケル膜露出パターン 6・・・チタン合金素地露出パターン 7・・・エツチングパターン 8・・・裏蓋 9・・・ラミネート用治具 10・・・感光性ドライフィルムレジスト以上 出願人 セイコー電子工業株式会社 代理人 弁理士 林  敬 之 助 第1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  チタンおよびチタン合金部材の表面にニッケル膜を被
    覆する工程と、該ニツケル膜上に有機系レジストパター
    ンを形成する工程と、該レジスト膜をマスキングとして
    露出したニツケル膜パターン部を選択的にエツチングす
    る工程と、該レジスト膜およびニツケル膜をマスキング
    として露出したチタンおよびチタン合金面をエッチング
    する工程とからなる外装部品のエツチング方法。
JP31027990A 1990-11-16 1990-11-16 外装部品エッチング加工方法 Pending JPH04183878A (ja)

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