JPH0418382A - 媒体印字装置における媒体吸入機構 - Google Patents

媒体印字装置における媒体吸入機構

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JPH0418382A
JPH0418382A JP11996790A JP11996790A JPH0418382A JP H0418382 A JPH0418382 A JP H0418382A JP 11996790 A JP11996790 A JP 11996790A JP 11996790 A JP11996790 A JP 11996790A JP H0418382 A JPH0418382 A JP H0418382A
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Shuichi Abe
周一 阿部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 通帳や伝票等の記録媒体をセットするポケット部と、該
ポケット部にセットされた記録媒体を印字位置まで送る
搬送部と、印字ヘッドを固定的に搭載したキャリアが記
録媒体の進行方向に対して横方向に移動する間に印字ヘ
ッドにより前記媒体上に印字を行うプリンタ印字機構と
からなる媒体印字装置における媒体吸入機構に関し、印
字ヘッドに取付られなリボンマスクの形状を複雑にする
ことなく、媒体がポケット部からプリンタ印字部へ移動
する際に詰まりを生じないようにすることを目的とし、 記録媒体がポケ7)部から印字位置へ吸入される際、キ
ャリアを傾斜せしめてポケット部から印字位置への媒体
入口部を開くように構成したことを特徴とする媒体吸入
機構を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば銀行で使用されている通帳、伝票等の
記録媒体(以下、媒体という)の印字装置に関し、特に
媒体の吸入時にプリンタの印字装置の内部で詰まりが生
ずるのを防止する手段を備えた媒体吸引機構に関する。
近年、銀行等で使用されるオンラインシステムの端末装
置では、処理の高速化及び正確さが要求される。この為
、媒体の印字装置においでは、ポケット部にセットされ
た媒体が多少的がっていたり変形していても、詰まりが
生ずることなく印字部へ搬送し且つ印字終了後にオペレ
ータ側へ排出することが必要である。
〔従来の技術〕
この種の従来の印字装置においては、媒体吸入時に印字
部での詰まりを防ぐために、媒体を印字ヘッド部に案内
するべく印字ヘッドに取付られたリボンマスクの形状を
複雑にしている。このため経費が非常に高(なる。また
、使用者によりポケット部への媒体の挿入の仕方や当て
る方向相違があるため、一定の形状を有する共通のリボ
ンマスクでは対応が困難となっている。このため、プリ
ンタに幾つかの仕様のものが必要となる。
更に、媒体の吸排時に詰まりが生ずるのを防止するため
、媒体がポケット部からプリンタの印字部へ移動する際
、印字ヘッドを搭載したキャリアを媒体の通過しないホ
ームポジション(印字領域から外れた左右いずれかの側
)へ移動してお(必要があり、処理速度が遅いという問
題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来の媒体印字装置においては、媒体吸
入時にプリンタ部で媒体の詰まりを防止するための特別
の部品を必要としていた為経費が嵩んだり、処理時間を
短縮できない等の問題を生じていた。
そこで、本発明は印字ヘッドに取付られだリボンマスク
の形状を複雑にすることなく、媒体がポケット部からプ
リンタの印字部へ移動する際に詰まりを生しさせない媒
体印字装置における媒体吸入機構を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) このような課題を解決するために、本発明によれば、第
1図に示すように、記録媒体(a)をセットするポケッ
ト部(1)と、該ポケット部にセットされた記録媒体を
印字位置(P)まで送る搬送部(2)と、印字ヘッド(
4)を固定的に搭載したキャリア(5)が記録媒体の進
行方向に対して横方向に移動する間に印字ヘッドにより
前記媒体上に印字を行うプリンタ印字機構(3)とから
なる媒体印字装置において、記録媒体(a)が前記ポケ
ット部(1)から印字位置(P)へ吸入される際、第1
図(b)に示すように、前記キャリアを傾斜せしめてポ
ケット部から印字位置への媒体入口部(B)を開くよう
に構成したことを特徴とする媒体印字装置における媒体
吸入機構が提供される。
キャリア(5)は記録媒体の進行方向に対して横方向に
配置されたステーシャフト(6)に沿って往復移動する
間に印字ヘッド(4)により記録媒体上に印字が行われ
、媒体の吸入時、キャリア(5)は前記ステーシャフト
を中心として傾斜することを特徴とする。 なお、第1
図において、7は記録媒体(a)がポケット部(1)か
ら印字位置(P)へ吸入される際に媒体を案内するマス
りであり、8はプリンタ印字部内の送りローうである。
〔作用] 本発明によれば、通常の印字状態では、第1回(a)の
ように、キャリア(5)は傾斜していない位置にある。
印字開始時には、第1図(1))のようにキャリア(5
)に矢印Fの力を加えることにより、キャリア(5)を
ステーシャフト(6)を中心として傾斜させ、マスク(
7)の取付けである隙間ないし開口部(B)を大きくす
る。媒体(a)がポケット部(1)から所定の印字位置
まで来ると、キャリア(5)は第1図(a)の位置まで
戻り、印字ヘッド4による印字が開始される。このよう
にキャリア、(5)自体が傾斜して開くことにより、た
とえ記録媒体(a)に変形等があっても、マスクリボン
の形状を複雑にすることなく、媒体の詰まりを防止でき
る。
〔実施例〕
第2図及び第3図は本発明の媒体印字装置の媒体吸入機
構を示す側面図及び平面図であり、第4図は同実施例で
使用できる印字ヘッド部の斜視図である。図中、第1図
に示したものと同一の部材は同じ符号で示す。
この実施例は銀行等のオンラインシステムの端末装置と
して使用される通帳・伝票プリンタであるが、本発明は
それ以外のプリンタ装置においても適用できることはい
うまでもない。
印字ヘッド4を固定的に搭載しているキャリア5は、媒
体aの移動方向に対して横方向に固定・配置されている
ステーシャフト6に沿って横方向に往復移動出来るよう
に支持されていると共に、ベアリング24に支承されて
いる。また、キャリア5はステーシャフト6と平行に延
びるヘルド14に接続され、このヘルド14が駆動モー
タ13により左右に往復駆動されることにより、左右の
スペーシングを行い、この間に印字ヘッド4により印字
が行われる。印字の終了時又は開始時には、キャリア5
は第3図のよう略中央位置に来るように設定される。
第3図に示すようにプリンタの両側にマグネット9が対
称的に配置され、リンク9°を介して、ステーシャフト
6と平行に横方向へ延びるレバー15に連結されている
。このレバー15はキャリア5の上端に設けられている
突起部25と隣接しており、マグネット9が励磁される
と、その吸引力によりレバー15が突起部25に当接し
、キャリア5がストッパ10に当たるまで、ステーシャ
フト6を中心としてキャリア5を傾斜させる。
印字ヘッド4のマスク7と対向的に配置されたプラテン
12は、媒体吸入時には、マグネット11が作動してプ
ラテン12を下方に吸引することにより、媒体通路から
退避し、印字ヘッド4とプラテン12との間の隙間を大
きくして媒体の詰まり等を防止する。マスク7は詳細に
は図示していないが、印字ヘッド4の印字部分に開口部
(図示せず)を有し、図示しないリボンを案内する作用
をすると共に、印字位置において媒体aを案内する作用
をする。
ポケット部1は媒体をセットする部分で、この実施例で
は、通帳又は伝票のいずれでも適用できる。通帳をセッ
トする時は、媒体aの通路に沿って挿入する。この時、
マグネット13が吸引作動していて、搬送ローラ2をピ
ンチローラ16に対して押しつけている。オペレータが
手で通帳、即ち媒体aを挿入し、媒体aの先端がローラ
2.16間へ来ると、媒体aはこれらのローラ2.16
でプリンタ印字部の側へ搬送される。
伝票をセットする時は、媒体すの通路に沿って挿入され
る。この時、マグネット13と逆方向に作用するマグネ
ット18が吸引作動していて、搬送ローラ2を上側のピ
ンチローラ21に対して押しつけている。従って、伝票
の先端がローラ2.21間へ来ると、伝票はこれらのロ
ーラ2.21でプリンタ印字部の側へ搬送される。なお
、通帳と伝票の通路を区分するために、印字部のすく前
にセパレータ26が設けられ、このセパレータ26が上
方に向いた時は下側通路を開いて通帳の通過を許容し、
下方に向いた時は上側通路を開いて伝票の通過を許容す
る。以下、通帳(媒体a)の場合について説明する。
電源投下により、プリンタイニシャル動作で、キャリア
5はプリンタ印字部3の中央に移動し待機している。ポ
ケット部1に媒体aがセントされたことを図示しないセ
ンサで検出すると、インサータマグネット13が作動し
、前述のように、駆動ローラ2をピンチローラ16に押
しつける。次に媒体aがローラ2.16間で送られ媒体
aの先端がセンサ22の位置まで来ると、プラテン作動
マグネット11及びキャリア開放用マグネット9がそれ
ぞれ吸引動作する。これによりプラテン12が下方へ退
避すると共に、リンク9゛を介してレバー15が移動さ
れ、キャリア5の突起部に当接することにより、前述の
ようにキャリア5がストッパ10に突き当たるまでステ
ーシャフト6を中心に回転し、媒体aの印字部への入口
部を開く。なお、キャリア5の回転傾斜により、キャリ
ア駆動ヘルド14が撓むわけであるが、キャリア5が中
央部にあること、キャリア5の傾斜量が少ないこと等に
より、ヘルド14に特別の影響を与えることはない。
媒体aの先端が印字ヘッド4を通過しプリンタ内の駆動
ローラ8とピンチローラ17との間まで来て、更にセン
サ23の位置(印字位置)まで来ると、プラテン作動マ
グネット11及びキャリア開放用マグネット9が励止さ
れ、プラテン12及びキャリア5は印字位置へ戻る。こ
の状態の通常の印字動作が行われる。即ち、ベルト駆動
モータ13の駆動により印字ヘッド4を搭載したキャリ
ア5が桁方向に往復動作され、一方、媒体aはローラ8
.17間で行方向に搬送される。所要の印字が終了する
と、駆動ローラ8及び2が逆方向に回転し、ポケット部
1へ媒体aを排出する。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、たとえ媒体a
が曲がっていたり変形したりしていても、媒体搬送に際
して、プリンタ部で詰まりを生ずることはなくなり、詰
まりによる障害を削減でき、また媒体吸入時のキャリア
の位置を中央位置にできるため、左右突き当て方法の異
なる需要者に対しても共通のマスクリボンを使用するこ
とができる。従って、プリンタの仕様が1つで済むとい
う利点があり、組立上非常に有利である。更に、印字開
始の際にキャリアがプリンタの中央にあることで、印字
する桁に素早く移動することが可能となり、高速化を達
成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の媒体印字装置における媒体吸入機構の
原理図で、(a3は通常の印字状態、し)はキャリアの
傾斜時の状態をそれぞれ示し、第2図及び第3図は本発
明の実施例の側面図及び平面図、第4図は本発明の実施
例における印字ヘッド部の斜視図である。 1・・・ポケット部 2・・・ローラ 3・・・プリンタ部 4・・・印字ヘッド 5・・・キャリア 6・・・ステーシャフト 7・・・マスク 8・・・ローラ a・・・記録媒体 P・・・印字位置 B・・・入口開口部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録媒体(a)をセットするポケット部(1)と、
    該ポケット部にセットされた記録媒体を印字位置(P)
    まで送る搬送部(2)と、印字ヘッド(4)を固定的に
    搭載したキャリア(5)が記録媒体の進行方向に対して
    横方向に移動する間に印字ヘッドにより前記媒体上に印
    字を行うプリンタ印字機構(3)とからなる媒体印字装
    置において、記録媒体(a)が前記ポケット部(1)か
    ら印字位置(P)へ吸入される際、前記キャリアを傾斜
    せしめてポケット部から印字位置への媒体入口部(B)
    を開くように構成したことを特徴とする媒体印字装置に
    おける媒体吸入機構。 2、キャリア(5)は記録媒体(a)の進行方向に対し
    て横方向に配置されたステーシャフト(6)に沿って往
    復移動する間に印字ヘッド(4)により記録媒体上に印
    字が行われ、媒体の吸入時、キャリア(5)は前記ステ
    ーシャフトを中心として傾斜することを特徴とする請求
    項1に記載の媒体吸入機構。 3、媒体の吸入時、キャリア(5)はステーシャフト(
    6)に沿って印字領域の中央部に移動されていることを
    特徴とする請求項2に記載の媒体吸入機構。 4、プリンタ(3)両側にマグネット(9)を配置し、
    これらのマグネットをステーシャフト(6)と平行に配
    置したレバー(15)に連結し、マグネット(9)を作
    動することにより、前記レバーをキャリア(5)の突起
    部(25)に当てて、該キャリアがストッパ(10)に
    と配置された突き当たるまでキャリアを傾斜させるよう
    にした請求項2に記載の媒体吸入機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042334U (ja) * 1990-04-23 1992-01-09
KR100870951B1 (ko) * 2006-05-29 2008-12-01 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 통장인쇄용 어댑터

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JPH0725871Y2 (ja) * 1990-04-23 1995-06-07 タナシン電機株式会社 テープレコーダ
KR100870951B1 (ko) * 2006-05-29 2008-12-01 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 통장인쇄용 어댑터

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