JP3554017B2 - 媒体搬送ガイド - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、シリアルプリンタ等に使用され、紙葉状の媒体を挟持搬送して案内する媒体搬送ガイドに関し、印字ヘッドとプラテンとの間へと搬送させて前記媒体に印字等を行う媒体搬送ガイドの形状及び機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、銀行等で通帳や伝票等の媒体の印字に使用される印字装置では、媒体の挿入を検知し、その後、挿入された媒体を印字部まで搬送し、この搬送方向と直交する方向に走行する印字ヘッドで印字動作を行っている。
図5は従来の媒体搬送ガイドの構造を示す平面図、図6は図5の側面図で、図5及び図6において1はたとえば伝票用紙や通帳等の紙葉状の媒体であり、後述する搬送路上を搬送され印字ヘッドによって所定箇所に印字されるようになっている。また、1aはこの媒体1の角部が上方に折れ曲がっている折れ曲がり部である。
【0003】
2は水平方向に往復移動して前記媒体1に印字処理を行う印字ヘッド、3はこの印字ヘッド2の先端と所定の間隙を保持して配置された棒状のプラテンであり、このプラテン3と印字ヘッド2とにより印字部を構成している。
4は前記印字ヘッド2を搭載して成るキャリッジ部に取り付けられた可動ガイドであり、この可動ガイド4はほぼ矩形の平板材のその周縁部のみを印字ヘッド2側に斜めに折り曲げた形状として、この折り曲げ部によって前記媒体1を可動ガイド4の下側に導くようにしている。また、この可動ガイド4には、図示しないがそのほぼ中央部に印字ヘッド2の先端を可動ガイド4から下方に突出させるための穴部を備えており、かつこの可動ガイド4は前記印字ヘッド2と共に水平方向にスライド移動可能な構造としている。
【0004】
5a,5bは前記プラテン3を挟んで前後に配置された薄板材からなる下側固定ガイド、6a,6bはこの下側固定ガイド5a,5bと所定の間隙を保持して対向配置された上側固定ガイドであり、前記可動ガイド4を挟んで前後に配置された構造となっている。そして、この上側固定ガイド6a,6bの互いに対向する対向辺には端縁部に向かって間隙が徐々に広がるように傾斜させたテーパ部7a,7bを有していると共に、このテーパ部7a,7bを除いた部分には、その辺に沿って所定の幅を斜め上方に折り曲げた傾斜部8a,8bが形成され、さらに印字ヘッド2より走行方向前方に位置する上側固定ガイド6aには複数個の切り欠き部9が、また、後方に位置する上側固定ガイド6bにはやはり複数個の角穴10を有している。
【0005】
11はこの切り欠き部9、及び角穴10にそれぞれ対応させて設けたクランプローラであり、下側固定ガイド5a,5bに形成された図示せぬ角穴から上方に突出して配置されたフィードローラ12と対向圧接する構成となっており、このフィードローラ12とクランプローラ11とによって媒体1を挟持して、下側固定ガイド5a,5bと上側固定ガイド6a,6bとの間を搬送するようになっている。
【0006】
また、13a,13bは上下両固定ガイド5a,5bと6a,6bの両側に沿って設けられた媒体基準ガイドであり、ここでは一方の媒体基準ガイド13b側を媒体1が走行する場合の基準ガイドとしており、印字を行おうとして媒体1を装置に挿入する際に、その側縁部を当接させながら挿入することによって位置合わせのガイドとして使用する。
【0007】
そして、印字ヘッド2及び可動ガイド4はその端が、図に示すように、方の媒体基準ガイド13b側に当接する位置を待機位置としている。
上述した構成において、印字処理を行う場合は、まず、媒体1を下側固定ガイド5bと上側固定ガイド6bとの間に挿入させると共に、その端辺を媒体基準ガイド13bに突き当てながら印字部方向へと滑らせ、図示せぬストッパに突き当たると媒体セットとなる。
【0008】
そして、この所定位置に媒体1がセットされると、図示せぬセンサ等により媒体セットが検出され、これによって印字ヘッド2及び可動ガイド4が駆動し、該可動ガイド4の端が図に示す待機位置、つまり媒体基準ガイド13b側によって停止する。
この後、媒体1はフィードローラ12とクランプローラ11とにより上下から挟持され、フィードローラ12が回転駆動することによって、媒体基準ガイド13bに沿って印字部まで搬送される。
【0009】
そして、媒体1が印字部まで達し、さらにここを通過して所定の印字箇所が印字ヘッド2と対応する位置まで搬送されると、印字ヘッド2が図示せぬ上位装置等から送信されてきた印字データに基づいて駆動され印字を開始する。
なお、この時、図に示すように媒体1が折れ曲がっていたりした場合でも、媒体1の中央部が先に可動ガイド4の下側に入り込み、やがてプラテン3との間へと入り込んでいく。そして、印字ヘッド2による印字処理が進み、媒体1の先端がプラテン3より前方に位置する上下両固定ガイド6a,5a間に進入するが、上側固定ガイド6aの一端側(図中左端側)が搬送方向に広がるようにテーパ部7aが形成されていると共に、可動ガイド4と対向している上側固定ガイド6aの中央部並びに他端側(図中右端側)には、斜め上方に折り曲げた傾斜部8aが形成されているので、媒体1この傾斜部8aによって確実に上側固定ガイド6aの下方へと導かれ、また、左端側で折れ曲がっている折れ部1aは、テーパ部7aに沿って徐々に上側固定ガイド6aも下側に導かれていき、折れ部1aはどこにも引っ掛かることなく搬送されていくようにしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の技術においては、印字ヘッド及び可動ガイドの待機位置が、搬送路に幅に対して一端側、従来例で示した図においては右端側(むろん、左端側にすることも可能)であり、このような場合に媒体を左側を基準としてセットすると、印字開始が遅れるという問題がある。
【0011】
また、印字開始をセットされた媒体の左側より開始する場合には、印字ヘッドは図において右端側に待機しているため、まずこの印字ヘッドを印字開始位置まで戻し、この後に印字を開始するために、印字ヘッドの移動という動作が増えることからやはり印字開始が遅れるという問題があった。
さらに、印字ヘッドの待機位置を右側(あるいは左側)としているために、可動ガイドも媒体基準ガイド側まで達する大きさとする必要があり、可動ガイドが大型化し、その結果この可動ガイドを駆動するための駆動手段が大型化してしまい、ひいてはこの媒体搬送ガイドを搭載する装置の大型化ならびに高価格化、振動の増加等を招いてしまうという問題があった。
【0012】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、可動ガイドが左右端いずれかの位置を待機位置としていることにより印字方向によっては印字開始が遅れてしまうのを防止し、また媒体セットが該媒体の側端のいづれ側を基準端としてセットしても印字方向による印字開始の遅れを防止して、小型で軽量なしかも振動の少ない優れた媒体搬送ガイドを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため本発明は、媒体の搬送方向と直交する方向に印字ヘッドと一体にスライド移動する可動ガイドと、搬送路の下側を構成する下側固定ガイドと、搬送路の上側を構成するように可動ガイドの移動範囲を挟んで媒体の搬送方向の前後に配置された上側固定ガイドにより構成される媒体搬送ガイドにおいて、前記可動ガイドは、その移動幅のほぼ中央を待機位置とし、前記前後の上側固定ガイドは、前記可動ガイドの待機位置に対する先端辺の中央部分を前記可動ガイドと平行にすると共に、この中央部分に上方への傾斜部を設け、かつ前記先端辺における前記中央部分を除く左右両側の部分は、それぞれ外端部に向って間口が広がるテーパ部としたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、媒体の搬送方向と直交する方向に印字ヘッドと一体にスライド移動する可動ガイドと、搬送路の下側を構成する下側固定ガイドと、搬送路の上側を構成するように可動ガイドの移動範囲を挟んで媒体の搬送方向の前後に配置された上側固定ガイドにより構成される媒体搬送ガイドにおいて、前記可動ガイドは、その移動幅のほぼ中央を待機位置とし、前記前後の上側固定ガイドは、前記可動ガイドの待機位置に対する先端辺の中央部分を前記可動ガイドと平行にすると共に、この中央部分に上方への傾斜部を設け、前記前後の上側固定ガイドにおける前記中央部分を除いた左右両側には、それぞれ外端部に向けて外径を小さくした略円錐状のガイドローラと、ガイドローラに沿って位置する上方への傾斜部を設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】
上述した構成によれば、媒体はその角部等に折れ部があっても、上側固定ガイドの中央部に設けた上方への傾斜部と、その両側のテーパ部によって、どこにも引っ掛かることなくスムーズに搬送することができる。
また、可動ガイドは小さく形成することが可能となり、この可動ガイドの大幅な小型化の実現によって駆動系や装置自体の軽量化並びに小型化が可能となり、装置の振動等も低減できることになる。
【0016】
また、ガイドローラを設けた構成の場合、このガイドローラと上側固定ガイドの中央部に設けた平行部分の傾斜部によって媒体をガイドするので、角部等に折れ部がある媒体でもどこにも引っ掛かることなくスムーズに搬送することができる
【0017】
さらに、ガイドローラを設けた構成では、上側固定ガイドの形状が大幅に単純化することができ、コストの低減化を可能となる
【0018】
【実施例】
以下、本発明のいくつかの実施例を図面を用いて説明する。
図1は第1の実施例の媒体ガイドを示す平面図、図2はその概図であり、図において、1は媒体、1aは折れ部、2は印字ヘッド、3はプラテン、5a,5bは下側固定ガイド、11はクランプローラ、13a,13bは媒体基準ガイドであり、これらは従来例で述べたものとほぼ同様のものであり、かつ同様に構成されているので、ここでは同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0019】
14は印字ヘッド2の先端周囲を取り囲むようにして前記プラテン3に対向配置させた矩形の周縁部を印字ヘッド方向に折曲させた形状の可動ガイドであり、印字ヘッド2と一体にスライド移動する。
15a,15bはこの可動ガイド14を挟んで前後に配置された上側固定ガイドであり、図に見られるように可動ガイド14の前端辺および後端辺と互いに対向する部分を該可動ガイド14と平行な辺とし、かつ残りの部分はそれぞれ左端あるいは右端方向に広がる方向に傾斜させたテーパ部16a,16b,16c,16dとしている。また、前記可動ガイド14と対向している平行な部分には、媒体1が可動ガイド14および上側固定ガイド15a,15bより上側へはみ出したりしないように、所定の幅で斜め上方に傾斜させた傾斜部17a,17bを有している。そして、18はこの上側固定ガイド15a,15bに形成された角穴であり、下方に配置された図示せぬフィードローラとにより媒体1を挟持して搬送するクランプローラ11を配置するために、複数個所定の配置で形成されている。
【0020】
なお、この第1の実施例において、印字ヘッド2および可動ガイド14の待機位置は、図に示すように搬送路のほぼ中央の位置とする。よって、可動ガイド14は左右いずれの媒体基準ガイド13a,13bとも接近していない。
上記構成による媒体搬送ガイドの作用を説明する。
まず、媒体1を媒体基準ガイド13aと13bのいずれか一方に、左端あるいは右端を当接させ、該媒体基準ガイドに沿って下側固定ガイド5b上を滑らせて、所定のセット位置まで挿入すると、図示しないセンサ等により検知され、媒体1はフィードローラとクランプローラ11とにより上下から挟持され、フィードローラの回転駆動によって印字部方向へと搬送される。
【0021】
この時、媒体1は上側固定ガイド15bの形状により、まず先端辺の中央部から可動ガイド14の下側に入り込み、やがて印字ヘッド2が駆動されて印字処理が成されていくに従って、可動ガイド14の前方に位置する上側固定ガイド15aの下側へと搬送されていく。そして、この上側固定ガイド15aには、その両端にテーパ部16,16cが形成されているので、媒体1に折れ部1aがあったとしても、このテーパ部16,16cによって徐々に押し広げられながら、上側固定ガイド15aと下側固定ガイド5a間へとスムーズに引き込まれていくことになる。
【0022】
次に、図3及び図4を用いて第2の実施例説明する。図3は第2の実施例の媒体搬送ガイドの平面図、図4は図3の側面図である。なお、これらの図において、前記第1の実施例とほぼ同様の部位については同一の符号を付している。
図において、19a,19bは上側固定ガイドであり、この上側固定ガイド19a,19bは図に見られるように、互いに対向する対向辺のそのほぼ中央の一部を可動ガイド14側に突出させて凸部20a,20bを形成し、かつ、この凸部20a,20bの先端辺はその間隙に配置されている可動ガイド14の外形に沿って平行としており、さらにこの凸部20a,20bの左右両端は後述するガイドローラの形状に沿って斜めに形成されている。
【0023】
また、この凸部20a,20bを挟んだ左右両端には各々フィードローラ12が配置されていて、これらフィードローラ12は図4に見られるように、下側固定ガイド5a,5b側に設けられたクランプローラ11と上下方向に対向配置されており、このフィードローラ12が回転することで前記クランプローラ11とにより媒体1を挟持して搬送する。
【0024】
21は前記フィードローラ12と同軸上に配設されたガイドローラで、各ガイドローラ21はそれぞれフィードローラ12と近接している一端側を該フィードローラ12の外径とほぼ同径とし、両外側の媒体基準ガイド13a,13bに近づくにつれて径が徐々に小さくなるようにテーパをつけることにより略円錐形状とし、このようにすることにより搬送路の両端側に向かって間口を広げるよう構成している。
【0025】
また、22a〜22fは上側固定ガイド19a,19bのそれぞれの対向辺に設けた傾斜部であり、図4に示すように、斜め上方に傾斜させることで媒体1に折れ部1aがあっても上側固定ガイド19a,19bの下側へと導くようにしている。
なお、上述した構成においてフィードローラ12は図示しない駆動機構により回転駆動されるようになっており、そしてクランプローラ11の図示しない圧接機構によってフィードローラ12に圧接するようになっており、これは上記第1の実施例においても同様である。
【0026】
以上の構成により、媒体1が所定位置にセットされ、図示せぬセンサに検出されてクランプローラ11とフィードローラ12により挟持され搬送が開始されると、ガイドローラ21もフィードローラ12と同時に一体で回転し、これにより折れ曲がっている媒体1の折れ部1aを、その周面のテーパ部分によって矯正しながら搬送していく。
【0027】
そして、印字部に達した後これを通過すると、媒体1はその中央部から前方側に位置する上側固定ガイド19aとフィードローラ12の下側へと、まず上側固定ガイド19aの部20aから、続いてフィードローラ12から入り込み、やがてその左右に配置されたガイドローラ21によって該ガイドローラ21と下側固定ガイド5aとの間に導かれる。
【0028】
この時も、媒体1は角部等に折れ部1aがあったとしても、ガイドローラ21の周面のテーパ部分によって引き伸ばすようにして矯正されながら徐々に引き込まれていき、さらに、このガイドローラ21の前方に位置する充分な傾斜を持つ傾斜部22b,22cによって確実に上側固定ガイド19aの下側へと導かれどこにも引っ掛かることなくスムーズに搬送されていく。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、媒体の搬送方向と直交する方向に印字ヘッドと一体にスライド移動する可動ガイドと、搬送路の下側を構成する下側固定ガイドと、搬送路の上側を構成するように可動ガイドの移動範囲を挟んで媒体の搬送方向の前後に配置された上側固定ガイドにより構成される媒体搬送ガイドにおいて、前記可動ガイドは、その移動幅のほぼ中央を待機位置とし、前記前後の上側固定ガイドは、前記可動ガイドの待機位置に対する先端辺の中央部分を前記可動ガイドと平行にすると共に、この中央部分に上方への傾斜部を設け、かつ前記先端辺における前記中央部分を除く左右両側の部分は、それぞれ外端部に向って間口が広がるテーパ部とした構造としているので、媒体はその角部等に折れ部があっても、上側固定ガイドの中央部に設けた上方への傾斜部、そして、その左右両端に設けたテーパ部によって、どこにも引っ掛かることなくスムーズに搬送することができる。
【0030】
また、本発明は、媒体の搬送方向と直交する方向に印字ヘッドと一体にスライド移動する可動ガイドと、搬送路の下側を構成する下側固定ガイドと、搬送路の上側を構成するように可動ガイドの移動範囲を挟んで媒体の搬送方向の前後に配置された上側固定ガイドにより構成される媒体搬送ガイドにおいて、前記可動ガイドは、その移動幅のほぼ中央を待機位置とし、前記前後の上側固定ガイドは、前記可動ガイドの待機位置に対する先端辺の中央部分を前記可動ガイドと平行にすると共に、この中央部分に上方への傾斜部を設け、前記前後の上側固定ガイドにおける前記中央部分を除いた左右両側には、それぞれ外端部に向けて外径を小さくした略円錐状のガイドローラと、ガイドローラに沿って位置する上方への傾斜部を設けた構成としているので、この場合も前記と同様に角部等に折れ部がある媒体でもスムーズな搬送が可能となる。
【0031】
そして、前記可動ガイドは、小さく形成することが可能となり、この可動ガイドの大幅な小型化の実現によって駆動系や装置自体の軽量化並びに小型化を可能になると共に、装置の振動等も低減できることになる
また、この可動ガイドの待機位置を前記移動幅のほぼ中央としているので、印字処理は左右いずからでも開始できることになり、したがって、媒体は左右端のいづれを基準端としてもセットが可能となり、よって印字開始までの処理時間に差がでることはない。
【0032】
さらに、ガイドローラを設けた構成では、上側固定ガイドの形状が大幅に単純化することができ、コストの低減化を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の媒体搬送ガイドの平面図である。
【図2】図1の概略図である。
【図3】第2の実施例の媒体搬送ガイドの平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】従来の媒体搬送ガイドの構造を示す平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【符号の説明】
1 媒体
1a 折れ部
2 印字ヘッド
3 プラテン
a,5b 下側固定ガイド
11 クランプローラ
12 フィードローラ
13a,13b 媒体基準ガイド
14 可動ガイド
15a,15b 上側固定ガイド
16a〜16d テーパ部
17a,17b 傾斜部
19a,19b 上側固定ガイド
20a,10b 凸部
21 ガイドローラ
22a〜22f 傾斜部

Claims (2)

  1. 媒体の搬送方向と直交する方向に印字ヘッドと一体にスライド移動する可動ガイドと、搬送路の下側を構成する下側固定ガイドと、搬送路の上側を構成するように可動ガイドの移動範囲を挟んで媒体の搬送方向の前後に配置された上側固定ガイドにより構成される媒体搬送ガイドにおいて、
    前記可動ガイドは、その移動幅のほぼ中央を待機位置とし、
    前記前後の上側固定ガイドは、前記可動ガイドの待機位置に対する先端辺の中央部分を前記可動ガイドと平行にすると共に、この中央部分に上方への傾斜部を設け、
    かつ前記先端辺における前記中央部分を除く左右両側の部分は、それぞれ外端部に向って間口が広がるテーパ部としたことを特徴とする媒体搬送ガイド。
  2. 媒体の搬送方向と直交する方向に印字ヘッドと一体にスライド移動する可動ガイドと、搬送路の下側を構成する下側固定ガイドと、搬送路の上側を構成するように可動ガイドの移動範囲を挟んで媒体の搬送方向の前後に配置された上側固定ガイドにより構成される媒体搬送ガイドにおいて、
    前記可動ガイドは、その移動幅のほぼ中央を待機位置とし、
    前記前後の上側固定ガイドは、前記可動ガイドの待機位置に対する先端辺の中央部分を前記可動ガイドと平行にすると共に、この中央部分に上方への傾斜部を設け、
    前記前後の上側固定ガイドにおける前記中央部分を除いた左右両側には、それぞれ外端部に向けて外径を小さくした略円錐状のガイドローラと、ガイドローラに沿って位置する上方への傾斜部を設けたことを特徴とする媒体搬送ガイド。
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