JPS63116883A - ポ−タブルワ−ドプロセツサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はポータブルワードプロセッサ、詳しくは不撓
性のシートに印字可能な印字機構部を備えたポータブル
ワードプロセッサに関する。

（従来技術） 従来、携帯用日本語処理機等のポータブルワードプロセ
ッサの印字機構部として、例えば第５図に示すように、
ワードプロセッサ枠体ｌ内に摩擦表面を有する印字用紙
搬送用ローラ２を取り付け、該枠体！の上面部の後方に
設けた差込口部３に印字用紙４を挿し込み、該印字用紙
４を撓ませながら搬送用ローラ２を周回するように搬送
し、該ローラ２の近傍に設けた図示しない印字ヘッドに
より該印字用紙４に印字して上記差込口部３の前方に設
けた取り出し口部５から印字用紙４を取り出すように構
成したものが知られている。

上記従来の印字機横部を備えｆニワードプロセッサにお
いては、原理的に印字用ノートを撓ませないことには搬
送することが不可能であり、したがって不撓性の厚手の
カードあるいはボード等にワードプロセッサ出力を印字
することが出来ず、不都合であった。

（解決しようとする課題） この発明は、上記不都合点を解消して不撓性のカード、
ボードおよびそれと同類のもの（以下シートと略称する
）にもワードプロセッサ出力を印字可能としたポータブ
ルワードプロセッサを提供することを目的とする。

（構成） 上記目的を達成するために、本発明のポータブルワード
プロセッサは、印字用シートを撓ませることなく直進さ
せるシート搬送手段および該シート搬送手段により搬送
されるシートに印字を行う印字ヘッドから成る印字機構
部を設けたことを特徴とするものである。

以下に本発明を、実施例を示す添付図面とともに説明す
る。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例のポータブルワードプロセッ
サの外観図である。

第１図において、１１は略方形状の枠体で、この枠体１
１内に図示しないワードプロセッサ本体を収容するとと
もにその上面部に液晶表示器等を用いた表示部１２、キ
ーボード１３および印字機構部１４か配置されている。

この印字機構部１４の詳細な構造を第２図に示す。

第２図において、枠体１１の上平面部に細長い方形状の
開口１５が設けられ、該開口１５の下方にシート搬送機
構部１６が配置される。このシート搬送機構部１６は１
対の回転ローラ１７．１７及び両ローラ１７、【７間に
張設したエンドレスベルト１８から形成され、いわゆる
エンドレスベルトコンベアを形成している。このエンド
レスベルト１８の外面は摩擦面を形成し、該ベルト幅は
上記枠体１１の開口１５の長手方向の寸法と略同等とさ
れるとともに両叶う１７．１７間のエンドレスベルト１
８の長さは上記開口１５の幅寸法と略同等とされ、該ベ
ルト１８の上平面部が開口１５を略閉鎖しかつ枠体１１
における該開口１５の縁部と路面−状に配置される。

上記エンドレスベルト１８の上平面部は下側から支持用
平板１９により支持され、この平板１９およびエンドレ
スベルト１８の上平面部の上方に印字ヘッド２０および
インクリボン２１が配置される。このようにして、上記
シート搬送手段Ｉ６並びに印字ヘッド２０およびインク
リボン２１は当該ポータブルワードプロセッサの印字機
構部１４を構成している。

なお、印字ヘッド２０として、いわゆるインクリボン２
１を用いたインパクト式のものに限らず、例えばインク
ツエツト式、感熱式又は転写式等のノンインパクト式の
ものを用いてもよい。

２２はシート押さえ部材で、エンドレスベルト１８に載
置された印字用シート２３を押圧して該エンドレスヘル
ド１８の上平面部と密着させ、印字時にシート２３にし
わ等が生じないようにされる。

２４は印字機構部用カバーケースで、このカバーケース
２４の後方および前方下端部にそれぞれシート差し込み
開口２５および取り出し開口２６が設けられる。

なお、上記表示部１２における印字エラーおよび印字完
了の表示領域並びにキーボード１３における印字の実行
、中断およびシート送り指令用のキー等は上記取り出し
開口２６から送出される印字されたシート２３により覆
われないように適宜に配置される。

次ぎに、上記構成のポータブルワードプロセッサにおけ
る印字動作について説明する。

印字しようとするシート２３をカバーケース２４の後方
下端部の差し込み開口２５に水平状に差し込み、キーボ
ード１３における図示しない印字実行およびシート送り
指令用キーを押圧すると、公知の方法で図示しないモー
タにより回転ローラ１７．１７が第２図中矢印で示すよ
うに回転駆動され、エンドレスベルト１８が駆動されて
シート２３を印字機構部１４に送り込む。次いでシート
押さえ部材２２により該シート２３はエンドレスベルト
１８の上平面部に押しつけられて密着させられ、該上平
面部とシート２３間に作用する摩擦力により当該シート
２３は略水平状に直進するように搬送されるとともに公
知の方法で印字ヘッド２０およびインクリボン２１によ
り印字されつつカバーケース２６の前方下端部の取り出
し開口２６から送り出される。この様子を第３図に示す
。

以上のように、シート２３はシート搬送機構部１６によ
り撓められることなく直進するように搬送されるので、
従来形式のものにおいては不可能であった、例えば厚手
のボール紙とかボード類等、不撓性のシート材にも印字
することが出来る。

なお、印字機構部１４は、第４図に示すように、印字用
シート２３がワードプロセッサ枠体１１を略垂直に貫通
するように設けてもよい。このようにして、名刺等の小
形の不撓性カードにも簡単にワードプロセッサの出力の
印字を行うことが出来る。

（効果） 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、印字
機構部に印字用シートを撓ませることなく直進するよう
に搬送して供給しかつ取り出すようにしたから、従来形
式のものにおいては印字不可能であった不撓性のカード
とかボード類にもワードプロセッサ出力の印字を行うこ
とが出来、非常に便利なものとすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例のポータブルワードプロセッ
サの外観斜視図、 第２図は第１図のワードプロセッサの印字機構部の概略
断面図、 第３図は第１図のワードプロセッサの使用時の動作説明
図、 第４図は本発明の変形例を示す図、 第５図は従来のポータブルワードプロセッサの一部破断
斜視図である。 １１・・・枠体、１２・・・表示部、１３・・・キーボ
ード、１４・・・印字機構部、１６・・・シート搬送機
構部、１７・・・回転ローラ、１８・・・エンドレスベ
ルト、２０・・・印字ヘッド、２１・・・インクリボン
、２３・・・印字用シート、２４・・・カバーケース、
２５・・・シート差し込み開口、２６・・・シート取り
出し開口。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）印字用シートを撓ませることなく直進させるシー
   ト搬送手段および該シート搬送手段により搬送されるシ
   ートに印字を行う印字ヘッドから成る印字機構部を設け
   たことを特徴とするポータブルワードプロセッサ。
2. （２）シート搬送手段がエンドレスベルトコンベアであ
   る特許請求の範囲第１項に記載のポータブルワードプロ
   セッサ。
3. （３）印字用シートがワードプロセッサ枠体の表面上を
   略水平に直進するようにシート搬送手段を配置した特許
   請求の範囲第１項又は第２項に記載のポータブルワード
   プロセッサ。
4. （４）印字用シートがワードプロセッサ枠体を略垂直に
   貫通するようにシート搬送手段を配置した特許請求の範
   囲第１項又は第２項に記載のポータブルワードプロセッ
   サ。