JP3335829B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP3335829B2 JP32511795A JP32511795A JP3335829B2 JP 3335829 B2 JP3335829 B2 JP 3335829B2 JP 32511795 A JP32511795 A JP 32511795A JP 32511795 A JP32511795 A JP 32511795A JP 3335829 B2 JP3335829 B2 JP 3335829B2
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sheet
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務 小笠原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機・ファク
シミリ・プリンタなどに備え、それら複写機等の内部に
原稿や記録紙のようなシートを搬送するシート搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の中には、たとえば図6に概略的に
示すように、出願人がすでに提案している複写機があ
る。
【0003】その複写機のシート搬送装置1は、原稿搬
送方向a前後に設けるローラ2a・2b間にエンドレス
ベルト3を掛け渡し、その張り側部分3aを外装ケース
4の窓枠4aから外部に臨ませて設ける構成とする。
【0004】そして、原稿のコピーを取るとき、張り側
部分3aの上に原稿Gをのせ、その先端を走行コロ5に
突き当ててセットしてから、図示しないコピースイッチ
を操作し、エンドレスベルト3を搬送して原稿Gをa方
向に搬送する。しかして、原稿G上の原稿内容を読取装
置6で読み取り、その読取内容を記録装置(図示省略)
で記録紙に記録していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
シート搬送装置1では、たとえば原稿Gを斜めにセット
したまま搬送すると、原稿Gがスキューし、図7中鎖線
で示すように、その原稿Gの一方側縁gが裏当て部材7
のベルト片寄り防止壁7aと外装ケース4間の隙間8を
通って内部に侵入し、搬送路を外れて引っ掛かったりす
る。その結果、スムーズに原稿Gを搬送できなかった
り、場合によっては、不送りを起したり、原稿Gが破れ
たりするなどの問題があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、そのように原
稿等のシートがスキューしたことが原因で、シートの搬
送不良や不送りを起し、シートが破れたりすることを防
止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の実施の形態に示すように、
ローラ21・22間にエンドレスベルト25を掛け渡
し、その張り側部分25aをケース10の窓枠35内か
ら外部に臨ませて設け、その張り側部分25aの上に原
稿Gのようなシートをのせ、該エンドレスベルト25を
駆動してシートを搬送するシート搬送装置Aにおいて、
スキュー防止凸部35aを、前記窓枠35の内面に沿っ
て設けて前記張り側部分25aの側縁に押し当ててな
る、ことを特徴とする。
【0008】そして、シートを搬送するとき、シートが
スキューしようとすると、そのシートの側縁がスキュー
防止凸部35aに当たり、それ以上のスキューを阻止す
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、たとえば以下の
実施の形態に示すように、請求項1に記載のシート搬送
装置Aにおいて、前記エンドレスベルト25の張り側部
分25aの裏当て部18aのような裏当て部材に、前記
スキュー防止凸部35aと対応する位置に逃げ凹部40
を設けてなる、ことを特徴とする。
【0010】そして、エンドレスベルト25を、スキュ
ー防止凸部35aと裏当て部材で挟み付けないようにす
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、たとえば以下の
実施の形態に示すように、請求項2に記載のシート搬送
装置Aにおいて、前記逃げ凹部40を前記スキュー防止
凸部35aより大きく形成してなる、ことを特徴とす
る。
【0012】そして、スキュー防止凸部35aと裏当て
部材との間に、エンドレスベルト25を挟み付ける部分
が全くないようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図4に、請求項1に記
載のシート搬送装置を備えるパーソナルなコピーボード
の外観構成を示す。
【0014】図中符号10で、そのコピーボードのケー
スを示す。ケース10は、比較的薄くてやや長手の箱形
に形成し、表側に大きな長手の窓11を設けるととも
に、その窓11の長さ方向に沿って並べて把手兼筆記具
入れ12とベルト送りキー13とベルト戻しキー14を
設ける。さらに、ケース10の長さ方向片側に、カバー
15を設ける。カバー15は、ケース10の幅方向に長
く形成し、その上面に設ける小穴15cからレバー状の
コピースイッチ16を突出させ、その横に細長な手差し
給紙口15aおよび排紙口15bを並べて設けてなる。
【0015】そして、コピーボードは、図3および図2
に示すように、ケース10内にシート搬送装置Aを備
え、カバー15内に読取装置Bおよび記録装置Cを備え
る。
【0016】シート搬送装置Aは、窓11の下側にフレ
ーム18を備え、そのフレーム18の長さ方向前後(図
中左右)に、駆動ローラ21および従動ローラ22を各
々のローラ軸を幅方向に向けて配置し、それらローラ軸
の両端をフレーム18で回転自在に支持し、両ローラ2
1・22間にエンドレスベルト25を掛け渡す。しかし
て、従動ローラ22を引張ばね23で付勢してエンドレ
スベルト25を両ローラ21・22間で張り渡してな
る。
【0017】エンドレスベルト25は、適宜マーカーで
表面に書込み可能である一方、書込み内容を簡単に消去
できる、たとえばポリエステルなどの高分子プラスチッ
ク材料でつくる。そして、張り側部分25aの内面を、
フレーム18の水平な板状裏当て部18aで裏当てし、
その裏当て部分の表面側を窓11から外部に臨ませ、そ
この鎖線で示す範囲にフラットな手書き面sを形成す
る。
【0018】なお、ケース10内には、図示しないが、
ベルト駆動モータを備え、その駆動力を、ギヤ列やベル
ト等の伝達手段を介して駆動ローラ21に伝達し、エン
ドレスベルト25を駆動可能とする。
【0019】一方、カバー15内の読取装置Bは、エン
ドレスベルト25の前側上方に読取センサ26を備え
る。さらに、読取センサ26を間に挟んだ前後両側に、
一対の走行ローラ27・28を配置し、それら走行ロー
ラ27・28のローラ軸27a・28aを、それぞれ左
右のアーム19で回転自在に保持する。走行ローラ27
・28は、ローラ軸27a・28aを、復元力をもった
撓むことのできるプラスチック材料や金属材料でつく
り、その上に複数のコロ29……を設けてなる。
【0020】しかして、読取センサ26のケース26a
を上から圧縮コイルばね31で付勢してコロ29……を
エンドレスベルト25の張り側部分25aの上に押し当
ててなる。
【0021】記録装置Cは、プラテン32と、そのプラ
テン32に圧縮コイルばね33で押し当てるサーマルヘ
ッド34などを備える。
【0022】そして、上述のコピーボードは、たとえば
テーブル等の上に載置した状態で使用し、まず、ある原
稿のコピーを取るときは、その原稿を手書き面s上にの
せる。しかして、先端を走行ローラ28に突き当て、セ
ンタ基準や片側基準などの定められた基準で原稿をセッ
トする。一方、手差し給紙口15aからサーマル紙Pを
入れて、その先端をプラテン32とサーマルヘッド34
間に突き当ててセットする。
【0023】しかる後、コピースイッチ16をオンして
コピーを開始する。そして、上記ベルト駆動モータを駆
動してエンドレスベルト25を図3中矢印m方向に回動
し、そのエンドレスベルト25で走行ローラ27・28
を回転し、コロ29b・29bで原稿を押えながら搬送
する。しかして、読取センサ26で原稿の原稿内容を読
み取る。他方、図示しない給紙モータを駆動してサーマ
ル紙Pを送り込み、その上に読取内容をサーマルヘッド
34により記録する。そして、記録済サーマル紙Pを排
紙口15bから上向きに排出する一方、読取後の原稿を
原稿排出口(図示省略)から前方へ排出する。
【0024】また、このコピーボードは、手書きボード
として利用することもできる。その場合、水性ペン等の
筆記具を使って絵や文字などを手書き面s上に直接描
く。その手書き内容は、適宜ボード拭きで手書き面sを
拭くことにより消すことができる。そして、手書き内容
のコピーを取るときは、上述したコピースイッチ16を
オンしてエンドレスベルト25をm方向に駆動し、手書
き面sを送りながら、手書き内容を読取装置Bで読み取
り、その読取内容を記録装置Cでサーマル紙Pに記録す
る。
【0025】ところで、上記請求項1に記載のシート搬
送装置Aには、図4に示すように、窓11の周縁の窓枠
35に、原稿搬送方向aに沿ってそれぞれスキュー防止
凸部35aを設けてなる。スキュー防止凸部35aは、
図1(図2中線X−X縦断面図)でも示すように、窓枠
35の内面から下向きに突出し、原稿搬送方向a中央部
で比較的長手に形成し、下端面をエンドレスベルト25
の張り側部分25aの側縁に押し当ててなる。なお、ス
キュー防止凸部35aは、原稿搬送方向aに間隔をあけ
て複数設けるようにしてもよい。
【0026】ところで、請求項2に記載のシート搬送装
置Aでは、そのように下向きに突出するスキュー防止凸
部35aと対応する位置で、フレーム18の裏当て部1
8aを凹状に形成し、そこに逃げ凹部40を設ける。そ
して、エンドレスベルト25の張り側部分25aの側縁
を、スキュー防止凸部35aと裏当て部18a間で挟み
付けないように構成し、ベルト駆動の負荷とならないよ
うにする。
【0027】その場合、フレーム18には、裏当て部1
8aの両側縁から下向きに側壁部18bを設ける一方、
上向きにベルト片寄り防止壁18cを設ける。そして、
裏当て部18aの両側縁側を一段低く形成し、その各々
の段部とベルト片寄り防止壁18c間に、上記逃げ凹部
40を設ける。
【0028】しかして、上述のシート搬送装置Aでは、
原稿Gの搬送時に、仮に原稿Gがスキューしょうとする
と、図5に示すように、その原稿Gの片側の側縁がスキ
ュー防止凸部35aに当たり、それ以上のスキューを阻
止する。そして、原稿Gがベルト片寄り防止壁18cと
ケース10間の隙間dを通って内部へ侵入することを防
止する。
【0029】ところで、請求項3に記載のシート搬送装
置Aでは、上述の逃げ凹部40を、その凹部40の範囲
内にスキュー防止凸部35aが位置するように、該スキ
ュー防止凸部35aより大きく形成する。そして、前記
張り側部分25aの側縁を、スキュー防止凸部35aと
裏当て部18aとで挟み付ける部分が全くないようにす
る。
【0030】なお、上述した実施の形態では、テーブル
等の上に載せて使用する平置き式のコピーボードを用い
て説明した。しかし、請求項1〜3の発明は、たとえば
壁掛け式のものにも適用することができる。壁掛け式の
場合には、上述したスキュー防止凸部35aを、原稿搬
送方向の下側にのみ設けるようにしてもよい。
【0031】また、請求項1〜3の発明は、上述したコ
ピーボードに限らず、他の複写機やファクシミリやプリ
ンタ等にも当然適用することができる。
【0032】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、搬送時にシートがスキューしようとしても、その
シート側縁を、窓枠に設けるスキュー防止凸部に当てて
それ以上スキューしないようにするから、従来の如くシ
ートがスキューしたことが原因でシートの搬送不良や不
送りを起したり、シートが破れたりすることを防止する
ことができる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、エンドレ
スベルトの裏当て部材に、スキュー防止凸部と対応する
位置に逃げ凹部を設けることから、スキュー防止凸部に
よるエンドレスベルトへの押し当てがベルト駆動の負荷
とならないようにすることができる。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、その逃げ
凹部をスキュー防止凸部より大きくし、スキュー防止凸
部と裏当て部材とでエンドレスベルトを挟み付ける部分
をなくすことにより、スキュー防止凸部によるエンドレ
スベルトへの押し当てがベルト駆動の負荷になること
を、より確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2中線X−X概略縦断面図である。
【図2】請求項1に記載した発明のシート搬送装置を備
えるコピーボードの内部機構を示す概略平面図である。
【図3】そのコピーボードの図2中線Y−Y概略縦断面
図である。
【図4】上記コピーボードの外観斜視図である。
【図5】上記シート搬送装置における原稿のスキュー防
止状態を説明する部分縦断面図である。
【図6】従来のシート搬送装置を備える複写機の概略構
成図である。
【図7】そのシート搬送装置の図6中線Z−Z概略縦断
面図である。
【符号の説明】
10 ケース 18a 裏当て部(裏当て部材) 21 駆動ローラ 22 従動ローラ 25 エンドレスベルト 25a 張り側部分 35 窓枠 35a スキュー防止凸部 40 逃げ凹部 A シート搬送装置 G 原稿(シート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 9/00 B65H 5/02 B65H 5/38 B65H 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ間にエンドレスベルトを掛け渡
    し、その張り側部分をケースの窓枠内から外部に臨ませ
    て設け、その張り側部分の上にシートをのせ、該エンド
    レスベルトを駆動してシートを搬送するシート搬送装置
    において、スキュー防止凸部を、前記窓枠の内面に沿っ
    て設けて前記張り側部分の側縁に押し当ててなる、シー
    ト搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記エンドレスベルトの張り側部分の裏
    当て部材に、前記スキュー防止凸部と対応する位置に逃
    げ凹部を設けてなる、請求項1に記載のシート搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記逃げ凹部を前記スキュー防止凸部よ
    り大きく形成してなる、請求項2に記載のシート搬送装
    置。
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