JP3780083B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読取装置に関し、特に画像読み取り手段にシートを押し付ける押付部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿積載手段に積載されたシートを1枚づつ画像読み取り手段に搬送してシートの画像を読み取る画像読取装置がある。図8は、このような従来の画像読取装置の概略構成を示す図であり、画像読取装置1は、原稿搬送面を境にして下部の本体2と、本体2に設けられた回動支持部4を支点にして回動可能に取り付けられた上部の回動部3とに分けられる。
【0003】
そして、この回動部3にはシートである原稿の画像を読み取るための画像読み取り手段である画像読み取りセンサ10がリンク11を介して支点11aを中心に回動自在に取り付けられている。さらに、この原稿読み取りセンサ10には画像が読み取られた原稿を排紙方向に搬送して装置外に排出するための搬送手段であるスキャンローラ13が圧接するようになっている。
【0004】
なお、このスキャンローラ13の幅は給紙ローラ6の幅と同じか、または狭くなっており、これにより傾いて搬送されてきた原稿の傾きが悪化しないようになっている。また、このスキャンローラ13はゴム等の弾性部材により形成されており、これにより原稿読み取りセンサ10に圧接した場合には、表面を変形させながら、具体的には表面がつぶれた状態で画像読み取りセンサ10との間に原稿搬送方向に拡がったニップ部を形成するようになっている。
【0005】
一方、このスキャンローラ13の両側には給紙ローラ6により搬送されてきた原稿を画像読み取りセンサ10に押し付けるマイラーシートなどの弾性部材よりなる押付部材23が設けられている。
【0006】
ここで、この押付部材23の原稿搬送方向下流側の先端23aは、図9に示すように画像読み取りセンサ10とスキャンローラ13のつくるニップ部Nよりも原稿搬送方向下流側に伸びている。なお、この押付部材23は、スキャンローラ13の上流側の原稿搬送面22の下側に設けられた取り付け面に両面テープ、接着剤等の接着手段30により固定されることにより、本体2に取り付けられるようになっている。
【0007】
一方、回動部3が本体2に装着されて画像読み取りセンサ10が動作する状態では、画像読み取りセンサ10は図10に示すように押圧手段である板バネやコイルバネ等のバネ14によってスキャンローラ13に押し付けられている。なお、同図においては、板バネを、図8においてはコイルバネを用いた場合を示している。また、このバネ14は画像読み取りセンサ10を原稿に押し付けるように画像読み取りセンサ10のほぼ全域に力が加わるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の画像読取装置よりも優れた画像読取装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、原稿積載手段に積載されたシートを1枚づつ画像読み取り手段に搬送して前記シートの画像を読み取る画像読取装置において、前記画像読み取り手段に表面を変形させながら圧接してシート搬送方向に拡がったニップ部を形成すると共に、画像が読み取られた前記シートを排紙方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段を挟むようにシート搬送方向下流側に延在すると共に前記シートを前記画像読み取り手段に押し付ける一対の延在部分と、該一対の延在部分を接続する接続部分とを有する押付部材と、を備え、前記押付部材の一対の延在部分の先端を、前記画像読み取り手段と前記搬送手段とのニップ部のシート搬送方向下流側端よりも上流側で、かつ前記画像読み取り手段の画像読み取り位置よりも下流側に位置させるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
また本発明は、前記押付部材は弾性部材にて形成されたものであることを特徴とするものである。
【0011】
また本発明は、前記押付部材の接続部分の原稿搬送方向下流側先端を、前記ニップ部の上流近傍に位置させると共に、前記画像読み取り手段に接するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
また本発明は、前記押付部材は、前記一対の延在部分と接続部分とを一体に備えていることを特徴とするものである。
【0013】
また本発明は、前記画像読み取り手段を前記搬送手段の方向に押圧する押圧部材を備え、該押圧手段により該画像読み取り手段の前記搬送手段と接する領域のみを押圧するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
また本発明は、前記押圧手段は、板バネ、又はコイルバネであることを特徴とするものである。
【0015】
また本発明は、前記押付部材を固定する固定手段を備え、該固定手段は該押付部材を挟持する挟持部材と、該挟持部材又は押付部材の一方に形成された嵌合突起と、該挟持部材又は押付部材の他方に形成され、前記嵌合突起と嵌合する嵌合穴とを有することを特徴とするものである。
【0016】
また本発明は、前記搬送手段の少なくとも表面部分は、変形が可能となるよう弾性部材により形成されていることを特徴とするものである。
【0017】
また本発明のように、シートの画像を画像読み取り手段により読み取ると共に、この画像読み取り手段に画像が読み取られたシートを排紙方向に搬送する搬送手段を表面を変形させながら圧接し、シート搬送方向に拡がったニップ部を形成する。そして、搬送手段を挟むようにシート搬送方向下流側に延在してシートを画像読み取り手段に押し付ける押付部材の一対の延在部分の先端を、ニップ部のシート搬送方向下流側端よりも上流側で、かつ画像読み取り手段の画像読み取り位置よりも下流側に位置させることにより、シートが押付部材の原稿搬送方向下流側端を抜けた後も搬送手段により搬送力を得ることができるようにする。
【0018】
また本発明のように、押付部材の一対の延在部分を接続する接続部分の原稿搬送方向下流側先端を、ニップの上流近傍に位置させると共に、画像読み取り手段に接するようにすることにより、シート先端全域をニップ部に同じ高さで進入させることができるようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置の概略構成を示す図である。なお、同図において、図8と同一符号は同一または相当部分を示している。また、同図は、回動部3を上方に回動した状態を示している。
【0021】
同図において、5、12は原稿を載置する原稿積載部及び外装載置部であり、外装載置部12や原稿積載部5に積載された原稿束の先端は本体2に設けられた給紙ローラ6と分離パッド7の接触点で塞き止められるようになっている。
【0022】
ここで、この給紙ローラ6は分離パッド7の上方に設けられており、給紙ローラ6を所定の回転速度V3で矢印a方向に回転させることで給紙ローラ6と接触する不図示の最上位原稿のみが図面右下方向へ搬送されると共に他の原稿は分離パッド7で塞き止められたままになる。なお、給紙ローラ6と分離パッド7は原稿の中央部の幅約30mmのみで分離搬送を行っている。
【0023】
一方、分離パッド7は本体2に回動自在に取り付けられると共に、分離パッド7を回動させるためのレバー7aを備えている。ここで、このレバー7aの先端は外装載置部12の開口部12aを通って本体外方に突出しており、このレバー7aを、分離パッド7を給紙ローラ方向に付勢するバネ7bに抗しながら矢印b方向に回動操作することにより、給紙ローラ6と分離パッド7の圧接を解除でき、途中で止まった原稿を取り除くことができるようになっている。
【0024】
同図において、21は本体2の原稿積載部近傍の原稿搬送面22または原稿搬送面22より下に端部を固定されて他端部が給紙ローラ6の上流側近傍で、かつ分離パッド7よりも上に位置するマイラーシートなどの押し当て部材であり、この押し当て部材21は差し込まれた原稿束によって原稿搬送面22と原稿束最下位紙の間に位置することにより原稿束を常に給紙ローラ6に押し当てるためのものである。そして、このように押し当て部材21によって原稿束を常に給紙ローラ6に押し当てることにより、給紙ローラ6によって原稿を確実に給紙することができるようにしている。
【0025】
また、8は給紙ローラ下流側の原稿搬送面22Aの上方に回動自在に設けられた先端検知レバーであり、この先端検知レバー8は給紙ローラ6の回転速度V3と同等の速度で搬送された原稿の先端に当接して上方回動するようになっている。9は先端検知レバー8の回動により原稿先端を検知するフォトインタラプタである。なお、このフォトインタラプタ9は、通常先端検知レバー8により光の通過路を塞がれているが、先端検知レバー8が回動すると透光状態となることで原稿の先端位置を検知する構成のものである。
【0026】
そして、このフォトインタラプタ9が透光状態になって一定時間後、画像読み取りセンサ10が通過する原稿の画像を読み取りはじめる。なお、この画像読み取りの際、原稿読み取りセンサ10に送られた原稿は給紙ローラ6よりも早い所定の回転速度V4で矢印c方向に回転するスキャンローラ13によって搬送され、装置外に排紙される。
【0027】
ここで、これら給紙ローラ6及びスキャンローラ13は図2に示す駆動装置24により駆動されるようになっているが、給紙ローラ6の駆動軸6aには搬送方向にのみ駆動を伝達するワンウェイクラッチギア24Aが組み込まれているため、原稿がスキャンローラ13と同じ速度V4で搬送されると給紙ローラ6は原稿によって連れ回り、給紙ローラ6を回す駆動力は給紙ローラ6に伝達されないようになっている。
【0028】
なお、この後、スキャンローラ13によって搬送されている原稿の後端が給紙ローラ6を抜けると、給紙ローラ6は再び所定の回転速度V3で回転し、これに伴い2枚目の原稿が給紙ローラ6により速度V3で搬送される。
【0029】
そして、1枚目の原稿が原稿読み取り部10とスキャンローラ13のニップ部を抜けると読み取りが終了する。なお、1枚目の原稿はスキャンローラ13の速度V4で搬送されるため、2枚目の原稿との間隔が広がっていく。また、1枚目の原稿が先端検知レバー8を通過して2枚目の原稿が先端検知レバー8に到達するまでに1動作が完結するように構成しているので、1枚目の原稿の先端を検知した後、先端検知レバー8は2枚目の原稿の先端を順次検知することが可能になる。
【0030】
ところで、図1において、23Aは搬送されてきた原稿を画像読み取りセンサ10に押し付けるためのマイラーシートなどの弾性部材にて形成される押付部材であり、押付部材23Aは、既述した図2及び原稿搬送面の上面図である図3に示すようにスキャンローラ13の両側方より矢印Aに示す原稿搬送方向下流側に延在する2つの延在部分23a,23cと、これら2つの延在部分23a,23cを接続する接続部分23bとが一体に形成されたものである。
【0031】
ここで、2つの延在部分23a,23cの原稿搬送方向下流側先端は、図4に示す画像読み取りセンサ10とスキャンローラ13のニップ領域eの、原稿搬送方向下流側端と画像読み取りセンサ10の読み取り位置gとの間の領域fに位置するようになっている。
【0032】
なお、従来は、例えば図9に示すように押付部材23の原稿搬送方向下流側先端が、画像読み取りセンサ10とスキャンローラ13とのニップ部よりも原稿搬送方向下流側に位置していたため、ニップ部Nを抜けた原稿31はスキャンローラ13からの搬送力が受けられなくなり、また画像読み取りセンサ10と押付部材23に後端がはさまれて装置外に排紙されなくなるおそれがあった。
【0033】
しかし、本発明のように延在部分23a,23cの原稿搬送方向下流側先端を既述した位置に位置させることにより、原稿が押付部材23Aの原稿搬送方向下流側先端をぬけた後もスキャンローラ13によって搬送力を得ることができ、これにより原稿を画像読取装置の外に確実に排出することができる。
【0034】
一方、接続部分23bの原稿搬送方向下流側先端は、図5に示すようにスキャンローラ13のニップ部Nの上流近傍までのびて画像読み取りセンサ10に接している。
【0035】
なお、従来は図9に示すスキャンローラ13の両側に位置している押付部材23を接続する部分がないため、原稿両端の押付部材23に接する部分は押付部材23によりガイドされて滑らかにスキャンローラ13のニップ部まで搬送されるが、押付部材23にガイドされない部分は先端がスキャンローラ13の表面に突き刺さるおそれがあった。また、この押付部材23にガイドされない部分がニップ部に進入する際、原稿両端部のガイドされる部分と異なる高さでニップ部に進入するため、原稿が乱れて搬送されてしまうおそれがあった。
【0036】
しかし、本発明のように従来の押付部材23に相当する延在部分23a,23cを接続部分23bにより接続する一方、この接続部分23bの原稿搬送方向下流側先端を既述した位置に位置させると共に、画像読み取りセンサ10に当接させることにより、原稿先端全域がスキャンローラ13のニップ部Nに同じ高さで進入させることができる。
【0037】
これにより、原稿先端がスキャンローラ13の表面に突き刺るのを防ぐことができ、またニップ部Nに原稿先端全域を同じ高さで進入させることにより、原稿が乱れて搬送されるのを防ぐことができる。
【0038】
一方、図6は画像読み取り動作の際、画像読み取りセンサ10がバネ14によってスキャンローラ13に押し付けられている状態を示している。そして、本実施の形態においては、バネ14が画像読み取りセンサ10を押圧する位置は画像読み取りセンサ10がスキャンローラ13と接する領域のみとしている。
【0039】
なお、従来は、例えば図10に示すようにバネ14が画像読み取りセンサ10の長手方向全域で力を加えるようになっていたため、画像読み取りセンサ10は、スキャンローラ13に接していない領域で撓んでしまい、画像読み取り精度が落ちてしまうおそれがあった。
【0040】
しかし、本発明のようにバネ14の押圧する領域を制限することにより、画像読み取りセンサ10とスキャンローラ13の接する領域以外での画像読み取りセンサ10のたわみを防止することができ、画像読み取り精度の低下を防ぐことができる。
【0041】
なお、画像読み取りセンサ10の押付部材23Aと接する領域にはバネ14の押し付け力は働かないが、この領域においては押付部材23Aが原稿を画像読み取りセンサ10に押し付けるようになるので画像読み取り精度が低下することはない。
【0042】
また、図7は押付部材23Aを本体2に取り付ける様子を示す図であり、押付部材23Aは、スキヤンローラ13の上流側の原稿搬送面22の下側に設けられた上部挟持部32と、この上部挟持部32の下方にほぼ押付部材23Aの厚み分の隙間をあけて設けられた下部挟持部33と、例えば上部挟持部32に下部挟持部33に向かって突設された嵌合突起であるリブ34と、押付部材23Aに形成され、このリブ34と嵌合する嵌合穴23dとからなる固定手段により固定されるようになっている。
【0043】
そして、押付部材23Aを固定する場合は、押付部材23Aを上部挟持部32と下部挟持部33との間に差し込むようにしており、このように押付部材23Aを差し込むと、押付部材23Aの嵌合穴23dに上部挟持部32のリブ34が嵌合するようになっている。
【0044】
なお、従来の押付部材23は画像読取装置1に両面テープや接着剤等の接着手段30で取り付けられているため、温度/湿度などの変化によりはがれやすくなっていたが、本発明のように押付部材23Aの嵌合穴23dに上部挟持部32のリブ34が嵌合して押付部材23Aを固定することにより、温度/湿度などの変化に拘らず押付部材23Aを確実に固定することができる。
【0045】
なお、押付部材23Aを差し込む際、押付部材23Aが当接するリブ34の当接面34aはテーパが設けられており、これにより押付部材23Aを容易に取り付けることができるようになっている。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、押付部材の一対の延在部分の先端を、ニップ部のシート搬送方向下流側端よりも上流側で、かつ画像読み取り手段の画像読み取り位置よりも下流側に位置させることにより、シートが押付部材の原稿搬送方向下流側端を抜けた後も搬送手段により搬送力を得ることができ、これによりシートを装置外に確実に排出することができる。
【0047】
また本発明によれば、押付部材の一対の延在部分を接続する接続部分の原稿搬送方向下流側先端を、ニップの上流近傍に位置させると共に、画像読み取り手段に接するようにすることにより、シート先端全域をニップ部に同じ高さで進入させることができ、これによりシート先端が搬送手段の表面に突き刺るのを防ぐことができると共に、シートが乱れて搬送されるのを防ぐことができる。
【0048】
また本発明によれば、画像読み取り手段を搬送手段の方向に押圧する押圧部材が画像読み取り手段の搬送手段と接する領域のみを押圧するようにすることにより、この領域以外での画像読み取り手段のたわみを防止することができ、画像読み取り精度の低下を防ぐことができる。
【0049】
また本発明によれば、押付部材を簡単に且つ確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の概略構成を示す図。
【図2】上記画像読取装置の給紙ローラ、スキャンローラ及びその駆動装置を示す斜視図。
【図3】上記画像読取装置の原稿搬送面の上視図。
【図4】図3のa−a(又はc−c)断面図。
【図5】図3のb−b断面図。
【図6】画像読み取り動作の際、上記画像読取装置の画像読み取りセンサがバネによってスキャンローラに押し付けられている状態を示す図。
【図7】上記画像読取装置の押付部材を本体に取り付ける様子を示す図。
【図8】従来の画像読取装置の概略構成を示す図。
【図9】上記従来の画像読取装置における押付部材の原稿搬送方向下流側端部の位置を説明する図。
【図10】上記従来の画像読取装置における画像読み取りセンサがバネによってスキャンローラに押し付けられている様子を説明する図。
【符号の説明】
1 画像読取装置
2 本体
3 回動部
6 給紙ローラ
10 画像読み取りセンサ
13 スキャンローラ
14 バネ
23,23A 押付部材
32 上部挟持部
33 下部挟持部
34 リブ
23d 嵌合穴
Claims (8)
- 原稿積載手段に積載されたシートを1枚づつ画像読み取り手段に搬送して前記シートの画像を読み取る画像読取装置において、
前記画像読み取り手段に表面を変形させながら圧接してシート搬送方向に拡がったニップ部を形成すると共に、画像が読み取られた前記シートを排紙方向に搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を挟むようにシート搬送方向下流側に延在すると共に前記シートを前記画像読み取り手段に押し付ける一対の延在部分と、該一対の延在部分を接続する接続部分とを有する押付部材と、
を備え、
前記押付部材の一対の延在部分の先端を、前記画像読み取り手段と前記搬送手段とのニップ部のシート搬送方向下流側端よりも上流側で、かつ前記画像読み取り手段の画像読み取り位置よりも下流側に位置させるようにしたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記押付部材は弾性部材にて形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記押付部材の接続部分の原稿搬送方向下流側先端を、前記ニップ部の上流近傍に位置させると共に、前記画像読み取り手段に接するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記押付部材は、前記一対の延在部分と接続部分とを一体に備えていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記画像読み取り手段を前記搬送手段の方向に押圧する押圧部材を備え、該押圧手段により該画像読み取り手段の前記搬送手段と接する領域のみを押圧するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記押圧手段は、板バネ、又はコイルバネであることを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
- 前記押付部材を固定する固定手段を備え、該固定手段は該押付部材を挟持する挟持部材と、該挟持部材又は押付部材の一方に形成された嵌合突起と、該挟持部材又は押付部材の他方に形成され、前記嵌合突起と嵌合する嵌合穴とを有することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記搬送手段の少なくとも表面部分は、変形が可能となるよう弾性部材により形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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