JPH0418264Y2 - - Google Patents

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JPH0418264Y2
JPH0418264Y2 JP1986040569U JP4056986U JPH0418264Y2 JP H0418264 Y2 JPH0418264 Y2 JP H0418264Y2 JP 1986040569 U JP1986040569 U JP 1986040569U JP 4056986 U JP4056986 U JP 4056986U JP H0418264 Y2 JPH0418264 Y2 JP H0418264Y2
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stereo
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demodulation
signal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、FM検波、AM検波およびステレ
オ復調を単一のICによつて処理する復調装置に
係り、特に、IC化について、外部接続用素子お
よびその端子(ピン)の削減に関する。
〔従来の技術〕
第3図に示すように、FM検波、AM検波およ
びステレオ復調を行う復調装置としての復調用
IC2は、高周波入力を周波数変換の後、FM検波
またはAM検波を行うミキサ・検波部4と、ミキ
サ・検波部4からの検波出力からステレオ信号を
分離し、または、ステレオ信号以外の検波出力を
通過させるステレオ復調部6とを単一の半導体基
板上に設置し、ステレオ信号および非ステレオ信
号を共通の出力として取り出すようにしたもので
ある。
すなわち、入力端子8に加えられた高周波信号
10は、周波数変換手段としてのミキサ回路
(MIX)12に加えられて、局部発振回路
(OSC)14からの局部発振周波数と混合されて
中間周波数(IF)に変換された後、FM/AM中
間周波増幅回路(IF−AMP)16によつて増幅
される。FM受信モードでは、IF−AMP16か
ら取り出された中間周波出力はFM検波回路
(FM−DET)18に加えられて、その中間周波
出力からFM信号が取り出され、また、AM受信
モードでは、IF−AMP16から取り出された中
間周波出力はAM検波回路(AM−DET)20に
加えられて、その中間周波出力からAM信号が取
り出される。
そして、FM信号は、増幅器22および外部接
続用端子24,26に接続されたキヤパシタ28
によつて直流分がカツトされた後、ステレオ復調
部6に加えられる。また、AM信号は、外部接続
用端子30,32に接続されたキヤパシタ34に
よつて低域カツトが施された後、増幅器36およ
び外部接続用端子24,26に接続されたキヤパ
シタ28によつて直流分をカツトした後、ステレ
オ復調部6に加えられる。
ステレオ復調部6は、ステレオ放送の場合、ス
テレオ信号を分離して出力端子38A,38Bか
ら出力するが、それ以外のモノラルモードでは単
にFM信号またはAM信号を通過させ、出力端子
38A,38Bから出力する。出力信号40は、
たとえば、FMステレオ信号、FMモノラル信号、
AM信号を表わす。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このような復調用IC2には、AM検
波側に外部接続用端子30,32とともに、低域
カツト用のキヤパシタ34を必要としており、
IC化上、外部接続用端子とともに外部接続用素
子が多くなる欠点がある。
そこで、この考案は、このようなFM検波、
AM検波およびステレオ復調を単一のICによつて
処理する復調装置において、その外部接続用素子
およびその端子(ピン)を削減した復調装置の提
供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の復調装置は、第1図に示すように、
FM検波出力またはAM検波出力をステレオ復調
手段(ステレオ復調部6)に加えて、ステレオ復
調出力、ステレオ復調出力以外のFM検波出力ま
たはAM検波出力を共通の出力端子38A,38
Bから取り出す復調装置において、ステレオ復調
手段(ステレオ復調部6)の入力部にステレオ復
調手段(ステレオ復調部6)の入力インピーダン
スを切り換えるインピーダンス可変手段(たとえ
ばスイツチ42および抵抗44)を設置して、
AM検波出力の低域遮断を行うようにしたもので
ある。
〔作用〕
このようにステレオ復調手段(ステレオ復調部
6)の入力部にインピーダンス可変手段(スイツ
チ42および抵抗44)を設置してステレオ復調
手段(ステレオ復調部6)の入力インピーダンス
Zinを切り換えること(たとえばスイツチ42の
切換えによる抵抗44の接続の有無)によつて、
外付けのキヤパシタ34と同様にAM検波出力の
低域遮断を行うことができる。したがつて、第3
図に示した復調用IC2の外部接続用素子として
のキヤパシタ34および外部接続用端子30,3
2を省略することができる。
〔実施例〕
第1図は、この考案の復調装置の実施例を示
す。
第1図に示すように、この復調装置は、第3図
に示した復調用IC2の外部接続用端子30,3
2およびキヤパシタ34を省略して、AM−
DET20から得られたAM検波出力を増幅器3
6を介してFM検波側と共通化するとともに、ス
テレオ復調手段として設置されたステレオ復調部
6の入力部にインピーダンス可変手段としてスイ
ツチ42および抵抗44を接続したものである。
スイツチ42は、ミキサ・検波部4およびステ
レオ復調部6とともに、共通の半導体基板上に
ICに内蔵される電子スイツチ回路などで構成し、
FM−DET18の出力によつて接点a,b側に切
換え可能に設定する。
したがつて、入力端子8に加えられた高周波信
号10は、周波数変換手段としてのMIX12に
加えられて、OSC14からの局部発振周波数と
混合されて中間周波数(IF)に変換された後、
IF−AMP16によつて増幅される。FM受信モ
ードでは、IF−AMP16から取り出された中間
周波出力はFM−DET18に加えられ、その中間
周波出力からFM信号が取り出され、このFM信
号は、増幅器22を通過させ、外部接続用端子2
4,26に接続されたキヤパシタ28によつて直
流分がカツトされた後、ステレオ復調部6に加え
られる。この場合、FMモードでは低域カツトを
必要としないため、スイツチ42は接点a側に切
り換えられ、ステレオ復調部6の入力インピーダ
ンスZinは、第2図のAに示すように、ステレオ
復調部6自体のインピーダンスZによつて与えら
れることから、低域カツトは生じない。
また、AM受信モードでは、IF−AMP16か
ら取り出された中間周波出力はAM−DET20
に加えられ、その中間周波出力からAM信号が取
り出され、このAM信号は増幅器36を経て、外
部接続用端子24,26に接続されたキヤパシタ
28によつて直流分をカツトされた後、ステレオ
復調部6に加えられる。この場合、スイツチ42
は、FM信号が無いため、接点b側に切り換えら
れて、ステレオ復調部6の入力部には抵抗44が
接続される。この結果、第2図のBに示すよう
に、ステレオ復調部6のインピーダンスZに対し
て抵抗44の抵抗値Rが並列に接続されることに
なり、その入力インピーダンスZinが低下するの
で、AM検波出力は低域カツトが施されてステレ
オ復調部6に加えられる。
そして、ステレオ復調部6は、ステレオモード
時、ステレオ信号を分離して出力端子38A,3
8Bから出力するが、モノラルモード時、モノラ
ルモードのFM信号およびAM信号を通過させて
同様に共通の出力端子38A,38Bから出力す
る。
なお、実施例ではインピーダンス可変手段とし
てスイツチ42および抵抗44を設置したものに
ついて説明したが、インピーダンス可変手段とし
ては、電子ボリユームなどの電気的に抵抗値を可
変するような回路によつても同様の効果が期待で
きる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、ステ
レオ復調手段の入力部にインピーダンス可変手段
を設置してステレオ復調手段の入力インピーダン
スを切り換えることによつて、外付けのキヤパシ
タと同様にAM検波出力の低域遮断を行うので、
外部接続用素子としてのキヤパシタおよび外部接
続用端子を省略することができ、IC化が容易に
なるとともに、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の復調装置の実施例を示すブ
ロツク図、第2図はそのステレオ復調部の入力イ
ンピーダンスの切換えを示すブロツク図、第3図
は従来の復調装置を示すブロツク図である。 2……復調用IC、4……ミキサ・検波部、6
……ステレオ復調部、42……インピーダンス可
変手段としてのスイツチ、44……インピーダン
ス可変手段としての抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FM検波出力またはAM検波出力をステレオ復
    調手段に加えて、ステレオ復調出力、ステレオ復
    調出力以外のFM検波出力またはAM検波出力を
    共通の出力端子から取り出す復調装置において、
    前記ステレオ復調手段の入力部に前記ステレオ復
    調手段の入力インピーダンスを切り換えるインピ
    ーダンス可変手段を設置して、AM検波出力の低
    域遮断を行うことを特徴とする復調装置。
JP1986040569U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPH0418264Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986040569U JPH0418264Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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Publication Number Publication Date
JPS62152534U JPS62152534U (ja) 1987-09-28
JPH0418264Y2 true JPH0418264Y2 (ja) 1992-04-23

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