JPH0417668Y2 - - Google Patents

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JPH0417668Y2
JPH0417668Y2 JP1986143925U JP14392586U JPH0417668Y2 JP H0417668 Y2 JPH0417668 Y2 JP H0417668Y2 JP 1986143925 U JP1986143925 U JP 1986143925U JP 14392586 U JP14392586 U JP 14392586U JP H0417668 Y2 JPH0417668 Y2 JP H0417668Y2
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partition wall
valve
discharge hole
muddy water
bulkhead
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はシールド掘進機における泥水、掘削土砂
混合物の排出孔開閉装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、シールド推進筒内に隔壁を設け、隔壁の
前部に切羽掘削室を形成し、同室内に粘性付与液
を供給して掘削土砂と混合した泥土の塑性を利用
して同泥土を円筒形スクリユーコンベヤによつて
隔壁後方に搬出するものがある(特公昭55−
35556号)。塑性体である泥土は流動性に乏しいた
め、上記掘削室内に泥水を供給して掘削土砂と混
合して流動体である泥水、土砂混合液となし、こ
れを隔壁に開口した排出孔から排出管内に推進筒
の前進に伴つて流入させ又は同管をバルブで閉じ
た状態で推進させる方法が講じられているが第6
図に示すように隔壁1の後方において排出管11
にボールバルブやゲートバルブ14を使用し、形
状の大きいバルブを用いる必要がる。ゲートバル
ブ14では高さが排出管径の3倍近く必要であ
る。そのため小口径シールド掘進機内に設置する
と排出管11の径は大となすことに困難があり、
又上記バルブ14のため小口径シールド掘進機内
の空間が窮屈となる。
「考案が解決しようとする問題点」 本案は小口径シールド掘進機において切羽掘削
室内に充満する泥水、掘削土砂混合液の排出管径
を比較的大となし、かつ上記掘進機内の空間を比
較的広くすることを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本案はシールド推進筒内に隔壁を設け、同隔壁
に軸支した回転カツターを上記推進筒の前部に設
け、同カツターと隔壁との間に切羽掘削室を設
け、同室内に泥水を供給するよう形成し、かつ上
記隔壁に泥水、掘削土砂混合物排出孔を開口し、
同排出孔に同混合物の排出管を接続してなるシー
ルド掘進機において、上記隔壁の前面側適所に摺
動開閉弁を枢支して該開閉弁で上記排出孔を開閉
自在となし、かつ同開閉弁の開閉駆動軸を上記隔
壁を介して上記隔壁の後面側に配設してなるシー
ルド掘進機における泥水、掘削土砂排出孔開閉装
置によつて構成される。
「作用」 従つて駆動軸4によつて開閉弁3を動作して隔
壁1の排出孔2を閉鎖し、カツター8を回転さ
せ、シールド推進筒5をジヤツキで前方に押圧推
進し、掘削室9内に泥水を供給して同室9内の掘
削土砂と泥水とを混合して液状体となし、同室9
を充満させる。この状態で上記推進筒5をさらに
推進させ駆動軸4を操作して開閉弁3を開くと上
記液状体は排出孔2から排出管11内に流入す
る。そして上記開閉動作によつて掘削室9内の内
圧が適度に調節される。
「実施例」 シールド掘進機はシールド推進筒5内に隔壁1
を設け、同隔壁1の中央部に軸受6及び回転軸7
(第1図)によつて軸支した回転カツター8が上
記推進筒5の前部に設けられる。第3図及び第5
図では隔壁1の外周に設けた軸受6に内歯車7′
の外周を支持し、同内歯車7′に回転カツター8
を設ける。このカツター8と隔壁1との間には切
羽掘削室9が形成され泥水管10によつて同室9
内に泥水を供給するようになつている。そして上
記隔壁1には泥水、掘削土砂混合物(液)の排出
孔2を開口し、同混合物の排出管11を同孔2に
接続してなるものである。そして上記隔壁1の前
面に上記排出孔2の摺動開閉弁3を開閉駆動軸4
によつて往復回動自在に枢支する。この駆動軸4
は隔壁1の後面側に延長し、減速歯車を介して正
逆回動電動機に接続すれば良い。上記開閉弁3図
鋼板によつて形成され第2図に示すように推進筒
5の内壁に接する位置に枢支する。尚第1図中1
2で示すものはカツター8の回転軸7の減速歯車
筐、13は原動機、第3図及び第5図中12′は
内歯車7′に噛合する駆動歯車、15はシールで
ある。
「効果」 本案は隔壁1の前面側適所に摺動開閉弁3を枢
支して該開閉弁3で排出孔2を開閉自在となし、
かつ同開閉弁3の開閉駆動軸4を上記隔壁1を介
して上記隔壁1の後面側に配設したものであるか
ら、排出管11の開閉弁3自体を隔壁1の後側空
間内に設ける必要がないため同空間を広く形成す
ることが可能となり、かつそのため排出孔2及び
排出管11の径を大となし得て玉石の排出に便で
あると共に上記空間の占用部分を小となすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の泥水、掘削土砂排出孔を備えた
シールド掘進機を示す側面図、第2図は第1図A
−A線による正面図、第3図は第1図の他の実施
例の側面図、第4図は第3図B−B線による正面
図、第5図は第1図の他の実施例の側面図、第6
図は従来の開閉装置の縦断面図である。 1……隔壁、2……排出孔、3……摺動開閉
弁、4……開閉駆動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールド推進筒内に隔壁を設け、同隔壁に軸支
    した回転カツターを上記推進筒の前部に設け、同
    カツターと隔壁との間に切羽掘削室を設け、同室
    内に泥水を供給するよう形成し、かつ上記隔壁に
    泥水、掘削土砂混合物排出孔を開口し、同排出孔
    に同混合物の排出管を接続してなるシールド掘進
    機において、上記隔壁の前面側適所に摺動開閉弁
    を枢支して該開閉弁で上記排出孔を開閉自在とな
    し、かつ同開閉弁の開閉駆動軸を上記隔壁を介し
    て上記隔壁の後面側に配設してなるシールド掘進
    機における泥水、掘削土砂排出孔開閉装置。
JP1986143925U 1986-09-19 1986-09-19 Expired JPH0417668Y2 (ja)

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JPS6350996U JPS6350996U (ja) 1988-04-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755434U (ja) * 1980-09-19 1982-03-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755434U (ja) * 1980-09-19 1982-03-31

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JPS6350996U (ja) 1988-04-06

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