JPH0417666Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417666Y2 JPH0417666Y2 JP1986137150U JP13715086U JPH0417666Y2 JP H0417666 Y2 JPH0417666 Y2 JP H0417666Y2 JP 1986137150 U JP1986137150 U JP 1986137150U JP 13715086 U JP13715086 U JP 13715086U JP H0417666 Y2 JPH0417666 Y2 JP H0417666Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- muddy water
- mud
- bit
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 33
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 10
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 6
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 4
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 4
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案はシールド掘進機における泥水注入装置に
関するものである。
関するものである。
「従来の技術」
従来、地中押圧推進シールド筒の前端部に密閉
壁を設け、密閉壁の中心部に回転軸を軸支し、同
軸の前端部に回転掘削カツターを有し、密閉壁の
後部から上記カツター側に泥水を注入するシール
ド掘進機が地中掘進工法に用いられた。そして上
記泥水は上記回転軸の前端から前方に向けて噴出
された。即ち上記シールド筒前端中心部のみから
噴出させたため上記回転掘削カツターにより掘削
土砂との混合が不均等となり易く切羽面の保持に
支障を生じ、ビツトの摩耗も大きかつた。又前方
に向けて噴出口が設けられている為推進にともな
つて該噴出口内に小礫が圧入され、目詰まりを起
こすことが多かつた。又、シールド筒の前端上部
に泥水の噴出口を固設し、該固設噴出口から下方
に位置する回転掘削カツター方向へ泥水を供給す
るものがるが（例えば特開昭53−72327号公報）、
切羽面に対する泥水の供給方向が一方向のみであ
るため土砂との混合が不均等となり、切羽面を均
等に掘削できないとの欠点があつた。
壁を設け、密閉壁の中心部に回転軸を軸支し、同
軸の前端部に回転掘削カツターを有し、密閉壁の
後部から上記カツター側に泥水を注入するシール
ド掘進機が地中掘進工法に用いられた。そして上
記泥水は上記回転軸の前端から前方に向けて噴出
された。即ち上記シールド筒前端中心部のみから
噴出させたため上記回転掘削カツターにより掘削
土砂との混合が不均等となり易く切羽面の保持に
支障を生じ、ビツトの摩耗も大きかつた。又前方
に向けて噴出口が設けられている為推進にともな
つて該噴出口内に小礫が圧入され、目詰まりを起
こすことが多かつた。又、シールド筒の前端上部
に泥水の噴出口を固設し、該固設噴出口から下方
に位置する回転掘削カツター方向へ泥水を供給す
るものがるが（例えば特開昭53−72327号公報）、
切羽面に対する泥水の供給方向が一方向のみであ
るため土砂との混合が不均等となり、切羽面を均
等に掘削できないとの欠点があつた。
「考案が解決しようとする問題点」
本案は回転カツターによる切羽掘削土砂に泥水
を均等に混合し切羽面の安定を計るとともにビツ
トの摩耗を少くし、且つ噴出口の目詰まりを防ぐ
ことを目的とするものである。
を均等に混合し切羽面の安定を計るとともにビツ
トの摩耗を少くし、且つ噴出口の目詰まりを防ぐ
ことを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」
本案は地中押圧推進シールド筒の前端部に密閉
壁を設け、密閉壁の中心部に回転軸を軸支し、同
軸の前端部に回転掘削カツターを有し、密閉壁の
後部から上記カツター側に泥水を注入するシール
ド掘進機において、上記回転軸から上記カツター
のアームを経て同アームの外端部に前方に突出す
るビツトに至る泥水通路を形成し、同ビツトに上
記泥水通路に連通すると共に上記回転軸側に向う
泥水噴出口を穿設してなるシールド掘進機におけ
る泥水注入装置によつて構成される。
壁を設け、密閉壁の中心部に回転軸を軸支し、同
軸の前端部に回転掘削カツターを有し、密閉壁の
後部から上記カツター側に泥水を注入するシール
ド掘進機において、上記回転軸から上記カツター
のアームを経て同アームの外端部に前方に突出す
るビツトに至る泥水通路を形成し、同ビツトに上
記泥水通路に連通すると共に上記回転軸側に向う
泥水噴出口を穿設してなるシールド掘進機におけ
る泥水注入装置によつて構成される。
「作用」
従つてシールド筒１を前方に押圧推進させると
同時に回転軸３を一方に回転させると上記カツタ
ー４も一方に回転し、かつ泥水を密閉壁２の後部
から回転軸３の泥水通路７に圧入すると、同泥水
は上記アーム５内の泥水通路７を経て上記ビツト
６の泥水噴出口８から掘削土砂内に噴出し、同噴
出口８は回転軸３側に向つているため泥水はアー
ム５の外端部から回転中心部に向いかつ上記ビツ
ト６及び噴出口８はカツター４の回転外周に沿つ
て回動し同外周に沿つて泥水を噴出するため泥水
は切羽面の外周部に円周線状に供給されさらに噴
出口８の方向に中心に向つて掘削土砂に均等に混
合される。
同時に回転軸３を一方に回転させると上記カツタ
ー４も一方に回転し、かつ泥水を密閉壁２の後部
から回転軸３の泥水通路７に圧入すると、同泥水
は上記アーム５内の泥水通路７を経て上記ビツト
６の泥水噴出口８から掘削土砂内に噴出し、同噴
出口８は回転軸３側に向つているため泥水はアー
ム５の外端部から回転中心部に向いかつ上記ビツ
ト６及び噴出口８はカツター４の回転外周に沿つ
て回動し同外周に沿つて泥水を噴出するため泥水
は切羽面の外周部に円周線状に供給されさらに噴
出口８の方向に中心に向つて掘削土砂に均等に混
合される。
「実施例」
地中埋設筒の先端部にシールド筒１を接続し、
地中埋設筒及びシールド筒１をジヤツキ等の押圧
装置によつて横方向に押圧推進させるものであ
る。上記シールド筒１の前端部には密閉壁２を設
け、同壁２の前部掘削室９を形成し、同掘削室９
の前方に回転掘削カツター４を配設する。このカ
ツター４の回転軸３は上記密閉壁２の中心部に設
けた軸受１０に軸支され、前端に設けた複数のラ
ジアル方向アーム５，５の前面にビツト６，６′
を突設する。上記回転軸３及び１個のアーム５の
内部は中空であつて泥水通路７を形成し同通路７
は上記アーム５の外端部に前方に突出するビツト
６に至り、かつ同ビツト６の内面即ち上記回転軸
３側に向う面に泥水噴出口８を穿設し同噴出口８
と上記通路７とを連通させる。回転軸３の後端に
は上記通路７に接続する泥水圧入管１１を配設す
る。回転軸３は第１図に示すように密閉壁２の後
部に設けた原動機１２の出力軸１３に減速歯車１
４を介して接続し、又第２図に示すように上記ア
ーム５，５の先端部をアーム１５を介して回転筒
１６に接続し、同筒１６を受座１７にベアリング
１８を介して設けた内歯車１９に接続し、同内歯
車１９に減速歯車１４を噛合し、同減速歯車１４
を原動機１２の出力軸１３に設けることができ
る。上記アーム５の回転円周外径は図示するよう
にシールド筒１の外径より若干大に形成され同筒
１の外径よりオーバーカツトに推進させる。尚図
中６″で示すものは回転軸の前端に設けた中心部
ビツト、１４は減速歯車筐である。
地中埋設筒及びシールド筒１をジヤツキ等の押圧
装置によつて横方向に押圧推進させるものであ
る。上記シールド筒１の前端部には密閉壁２を設
け、同壁２の前部掘削室９を形成し、同掘削室９
の前方に回転掘削カツター４を配設する。このカ
ツター４の回転軸３は上記密閉壁２の中心部に設
けた軸受１０に軸支され、前端に設けた複数のラ
ジアル方向アーム５，５の前面にビツト６，６′
を突設する。上記回転軸３及び１個のアーム５の
内部は中空であつて泥水通路７を形成し同通路７
は上記アーム５の外端部に前方に突出するビツト
６に至り、かつ同ビツト６の内面即ち上記回転軸
３側に向う面に泥水噴出口８を穿設し同噴出口８
と上記通路７とを連通させる。回転軸３の後端に
は上記通路７に接続する泥水圧入管１１を配設す
る。回転軸３は第１図に示すように密閉壁２の後
部に設けた原動機１２の出力軸１３に減速歯車１
４を介して接続し、又第２図に示すように上記ア
ーム５，５の先端部をアーム１５を介して回転筒
１６に接続し、同筒１６を受座１７にベアリング
１８を介して設けた内歯車１９に接続し、同内歯
車１９に減速歯車１４を噛合し、同減速歯車１４
を原動機１２の出力軸１３に設けることができ
る。上記アーム５の回転円周外径は図示するよう
にシールド筒１の外径より若干大に形成され同筒
１の外径よりオーバーカツトに推進させる。尚図
中６″で示すものは回転軸の前端に設けた中心部
ビツト、１４は減速歯車筐である。
「効果」
本案は回転軸からカツターのアームを経て同ア
ームの外端部に前方に突出するビツトに至る泥水
通路を形成し、同ビツトに上記泥水通路に連通す
ると共に上記回転軸側に向かう泥水噴出口を穿設
したものであるから、シールド掘進機の前端回転
カツターによる切羽掘削土砂に同カツターの回転
により切羽面の外周部から円周線状に泥水が供給
され、かつ切羽の中心部に向かつて供給されるた
め掘削土砂との混合が均等に行われ、切羽面の安
定を計るとともにビツトの摩耗を少なくし、且つ
噴出口が回転軸に向かつているため推進に伴う回
転軸噴出口の目詰まりを防ぐことができる。
ームの外端部に前方に突出するビツトに至る泥水
通路を形成し、同ビツトに上記泥水通路に連通す
ると共に上記回転軸側に向かう泥水噴出口を穿設
したものであるから、シールド掘進機の前端回転
カツターによる切羽掘削土砂に同カツターの回転
により切羽面の外周部から円周線状に泥水が供給
され、かつ切羽の中心部に向かつて供給されるた
め掘削土砂との混合が均等に行われ、切羽面の安
定を計るとともにビツトの摩耗を少なくし、且つ
噴出口が回転軸に向かつているため推進に伴う回
転軸噴出口の目詰まりを防ぐことができる。
第１図は本案のシールド掘進機における泥水注
入装置を示す側面図、第２図は第１図の他の実施
例の側面図である。 １……シールド筒、２……密閉壁、３……回転
軸、４……回転掘削カツター、５……アーム、６
……ビツト、７……泥水通路、８……泥水噴出
口。
入装置を示す側面図、第２図は第１図の他の実施
例の側面図である。 １……シールド筒、２……密閉壁、３……回転
軸、４……回転掘削カツター、５……アーム、６
……ビツト、７……泥水通路、８……泥水噴出
口。
Claims (1)
- 地中押圧推進シールド筒に前端部に密閉壁を設
け、密閉壁の中心部に回転軸を軸支し、同軸の前
端部に回転掘削カツターを有し、密閉壁の後部か
ら上記カツター側に泥水を注入するシールド掘進
機において、上記回転軸から上記カツターのアー
ムを経て同アームの外端部に前方に突出するビツ
トに至る泥水通路を形成し、同ビツトに上記泥水
通路に連通すると共に上記回転軸側に向かう泥水
噴出口を穿設してなるシールド掘進機における泥
水注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986137150U JPH0417666Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986137150U JPH0417666Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6345899U JPS6345899U (ja) | 1988-03-28 |
| JPH0417666Y2 true JPH0417666Y2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=31040932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986137150U Expired JPH0417666Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0417666Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5372327A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-27 | Nippon Telegraph & Telephone | Method of reducing cutter driving torque of shield excavator |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58194288U (ja) * | 1982-06-17 | 1983-12-24 | 三菱重工業株式会社 | シ−ルド式トンネル掘削機 |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP1986137150U patent/JPH0417666Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5372327A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-27 | Nippon Telegraph & Telephone | Method of reducing cutter driving torque of shield excavator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6345899U (ja) | 1988-03-28 |
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