JPH0412148Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412148Y2 JPH0412148Y2 JP13660286U JP13660286U JPH0412148Y2 JP H0412148 Y2 JPH0412148 Y2 JP H0412148Y2 JP 13660286 U JP13660286 U JP 13660286U JP 13660286 U JP13660286 U JP 13660286U JP H0412148 Y2 JPH0412148 Y2 JP H0412148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- block
- additive injection
- rotary
- additive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 44
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 44
- 239000000654 additive Substances 0.000 claims description 32
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 claims description 29
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 description 10
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 6
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シールド掘進機に係り、特にシール
ド掘進機のカツター室内等の土砂に添加剤を注入
するためのシールド掘進機の添加剤注入装置に関
するものである。
ド掘進機のカツター室内等の土砂に添加剤を注入
するためのシールド掘進機の添加剤注入装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
シールド掘進機は、筒状のシールドフレームの
前面にカツターフレームを回転自在に設け、その
カツターフレームの後方にカツター室を形成する
と共にカツター室内の土砂を排出するスクリユー
コンベアを接続したもので、カツターフレームで
地山を掘進すると共にその掘削土砂をカツタース
リツトを通じてカツター室内に取り込み、掘進
し、シールドフレーム後方に形成される掘孔にセ
グメントを張設してトンネルを構築するものであ
る。
前面にカツターフレームを回転自在に設け、その
カツターフレームの後方にカツター室を形成する
と共にカツター室内の土砂を排出するスクリユー
コンベアを接続したもので、カツターフレームで
地山を掘進すると共にその掘削土砂をカツタース
リツトを通じてカツター室内に取り込み、掘進
し、シールドフレーム後方に形成される掘孔にセ
グメントを張設してトンネルを構築するものであ
る。
これを第６図により説明する。第６図におい
て、１はシールドフレームで、その前面にカツタ
ーフレーム２が設けられ、そのカツターフレーム
２を支承すると共にカツターフレーム２からの土
砂を取込むカツター室３を形成するカツタービー
ム６とカツターリング４が、カツターフレーム２
と一体に連結されている。
て、１はシールドフレームで、その前面にカツタ
ーフレーム２が設けられ、そのカツターフレーム
２を支承すると共にカツターフレーム２からの土
砂を取込むカツター室３を形成するカツタービー
ム６とカツターリング４が、カツターフレーム２
と一体に連結されている。
カツターフレーム２はシールドフレーム１内に
設けたカツターモータ７によりカツターリング４
およびカツタービーム６を介して回転される。
設けたカツターモータ７によりカツターリング４
およびカツタービーム６を介して回転される。
またシールドフレーム１内にはカツター室３内
に臨み、そのカツター室３内の土砂を取り込むス
クリユーコンベア８が設けられ、カツターフレー
ム２で掘削され、カツター室３内に導入された土
砂をスクリユーコンベア８で排出するようになつ
ている。
に臨み、そのカツター室３内の土砂を取り込むス
クリユーコンベア８が設けられ、カツターフレー
ム２で掘削され、カツター室３内に導入された土
砂をスクリユーコンベア８で排出するようになつ
ている。
このようなシールド掘進機において、カツター
室３内に取り込まれた土砂の性状によつては、ス
クリユーコンベア８での排出効率が悪く、特に砂
質分が多い地山の場合には土砂の流動性が悪くな
る。また、地山からの土砂水がスクリユーコンベ
ア８の排土口から噴発することもある。そのため
シールドフレーム１にはカツター室３内に取り込
まれた土砂の流動性や不透水性を高めるため、各
種添加剤や水などをカツター室３に注入する添加
剤注入装置９が設けられている。
室３内に取り込まれた土砂の性状によつては、ス
クリユーコンベア８での排出効率が悪く、特に砂
質分が多い地山の場合には土砂の流動性が悪くな
る。また、地山からの土砂水がスクリユーコンベ
ア８の排土口から噴発することもある。そのため
シールドフレーム１にはカツター室３内に取り込
まれた土砂の流動性や不透水性を高めるため、各
種添加剤や水などをカツター室３に注入する添加
剤注入装置９が設けられている。
この添加剤注入装置９は第７図および第８図に
示すようにシールドフレーム１内に於いてカツタ
ー室３を仕切るバルクヘツド１５の中央部で支持
される回転軸１１とロータリジヨイント１０、配
管用座１４から形成される。ロータリジヨイント
１０は非回転部のハウジング１０ａと回転部の軸
部１０ｂからなり軸部１０ｂは添加剤注入通路
（本実施例では３ケ）１３を持つ回転軸１１に固
定される。また回転軸１１の先端には配管用座１
４が設けられ注入通路１３に注入配管１６が接続
される。注入配管１６の先端には噴出口１７が接
続されている。添加剤や水はハウジング部１０ａ
の入口部１０ｃより注入され注入通路１３を経由
し、カツターフレーム２の噴出口１７より放出さ
れる。
示すようにシールドフレーム１内に於いてカツタ
ー室３を仕切るバルクヘツド１５の中央部で支持
される回転軸１１とロータリジヨイント１０、配
管用座１４から形成される。ロータリジヨイント
１０は非回転部のハウジング１０ａと回転部の軸
部１０ｂからなり軸部１０ｂは添加剤注入通路
（本実施例では３ケ）１３を持つ回転軸１１に固
定される。また回転軸１１の先端には配管用座１
４が設けられ注入通路１３に注入配管１６が接続
される。注入配管１６の先端には噴出口１７が接
続されている。添加剤や水はハウジング部１０ａ
の入口部１０ｃより注入され注入通路１３を経由
し、カツターフレーム２の噴出口１７より放出さ
れる。
しかしながら、上記のような添加剤注入装置で
は、 (1) 回転軸１１の機内側に使用するロータリジヨ
イント１０が大型になるため、機内の作業スペ
ースが犠牲になつたり、カツター室３からの排
土のためのスクリユーコンベア８と干渉するた
めスクリユーコンベア８の外径が制限される。
は、 (1) 回転軸１１の機内側に使用するロータリジヨ
イント１０が大型になるため、機内の作業スペ
ースが犠牲になつたり、カツター室３からの排
土のためのスクリユーコンベア８と干渉するた
めスクリユーコンベア８の外径が制限される。
(2) 回転摺動のシール部分が多く、シール寿命も
短い、また重量が大きく高価になる。
短い、また重量が大きく高価になる。
等の問題があつた。
本考案は上記事情を考慮して案出されたもの
で、形状がコンパクトで、回転摺動部分の少ない
シールド掘進機の添加剤注入装置を提供すること
を目的とする。
で、形状がコンパクトで、回転摺動部分の少ない
シールド掘進機の添加剤注入装置を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、本考案
のシールド掘進機の添加剤注入装置は、複数の添
加剤注入通路を有し、先端部がカツター内面の中
心に固着されるとともに、中途がバルクヘツドの
中心に回転自在に支持された回転軸を備え、上記
添加剤注入通路の先端は注入配管を介してカツタ
ー切羽面の噴出口に連通しており、後端は回転式
配管継手に連通しているシールド掘進機の添加剤
注入装置において、回転軸の後端部には回転自在
に嵌合されるとともに回転式配管継手と接続され
るブロツクが設けられており、該ブロツクは一個
の注入孔が穿設されており、該注入孔の一方の開
口はブロツクを回転させることによつて上記複数
の添加剤注入通路のいずれか１つと切換式に連通
し、さらに注入孔の他方の開口が回転式配管継手
の接続口と連通するように曲つた形状を有してい
ることを特徴とする。
のシールド掘進機の添加剤注入装置は、複数の添
加剤注入通路を有し、先端部がカツター内面の中
心に固着されるとともに、中途がバルクヘツドの
中心に回転自在に支持された回転軸を備え、上記
添加剤注入通路の先端は注入配管を介してカツタ
ー切羽面の噴出口に連通しており、後端は回転式
配管継手に連通しているシールド掘進機の添加剤
注入装置において、回転軸の後端部には回転自在
に嵌合されるとともに回転式配管継手と接続され
るブロツクが設けられており、該ブロツクは一個
の注入孔が穿設されており、該注入孔の一方の開
口はブロツクを回転させることによつて上記複数
の添加剤注入通路のいずれか１つと切換式に連通
し、さらに注入孔の他方の開口が回転式配管継手
の接続口と連通するように曲つた形状を有してい
ることを特徴とする。
本考案の好適実施例を第１図ないし第５図を参
照しつつ説明する。
照しつつ説明する。
第１図は本考案のシールド掘進機の添加剤注入
装置の回転軸後端部分の断面図、第２図は回転軸
の機内側の断面図、第３図は第２図の−矢視
図、第４図はブロツクの断面図、第５図は第４図
の−矢視図である。
装置の回転軸後端部分の断面図、第２図は回転軸
の機内側の断面図、第３図は第２図の−矢視
図、第４図はブロツクの断面図、第５図は第４図
の−矢視図である。
なお、本考案は添加剤注入装置９の回転軸１１
の機内側についての改良に関するものであり、他
の部分は従来のシールド掘進機の添加剤注入装置
と変らないので、それらの部分は同一の符号を用
いており、説明は省略する。回転軸１１の機内側
の端面は、円心の円孔２２が穿設されている。２
１は上記回転軸１１の円孔２２に嵌合する円筒状
のブロツクである。該ブロツク２１には注入孔２
３が穿設されており、その一方の開口２３ａがブ
ロツク２１を回転させることによつて回転軸１１
の軸心に対して等距離に穿設されている添加剤注
入通路１３のいずれか１つに切換式に連通するよ
うにクランク状に曲つた形状を有しており他方の
開口２３ｂはブロツク２１の軸心上に開口されて
いる。さらに上記開口２３ａと中心がほぼ一致
し、開口２３ａと反対面には、掃除用開口２３ｃ
が穿設されている。開口２３ｂには回転式配管継
手２５の接続口２５ａが螺合されている。
の機内側についての改良に関するものであり、他
の部分は従来のシールド掘進機の添加剤注入装置
と変らないので、それらの部分は同一の符号を用
いており、説明は省略する。回転軸１１の機内側
の端面は、円心の円孔２２が穿設されている。２
１は上記回転軸１１の円孔２２に嵌合する円筒状
のブロツクである。該ブロツク２１には注入孔２
３が穿設されており、その一方の開口２３ａがブ
ロツク２１を回転させることによつて回転軸１１
の軸心に対して等距離に穿設されている添加剤注
入通路１３のいずれか１つに切換式に連通するよ
うにクランク状に曲つた形状を有しており他方の
開口２３ｂはブロツク２１の軸心上に開口されて
いる。さらに上記開口２３ａと中心がほぼ一致
し、開口２３ａと反対面には、掃除用開口２３ｃ
が穿設されている。開口２３ｂには回転式配管継
手２５の接続口２５ａが螺合されている。
ブロツク２１は回転軸１１の円孔２２に挿入さ
れた後カバープレート２６により押えられ、しか
もボルト２４により回り止めされる。
れた後カバープレート２６により押えられ、しか
もボルト２４により回り止めされる。
次に作用を説明する。
添加剤はポンプ（図示しない）により送り込ま
れて回転式配管継手２５に入りブロツク２１から
回転軸１１の注入通路１３を経由しカツターフレ
ーム２の噴出口１７より噴出される。添加剤注入
通路１３が詰まつたときにはブロツク２１の掃除
用開口２３ｃに螺合されたプラグ２７をはずし掃
除する。掃除しても詰まりがとれない場合にはカ
バープレート２６をゆるめボルト２４を外した後
ブロツク２１を回転させて、ブロツク２１の開口
２３ａを次の添加剤注入通路１３と連通させその
状態でカバープレート２６を締め付け、ボルト２
４で回り止めを行いブロツク２１を固定し添加剤
注入を続ける。
れて回転式配管継手２５に入りブロツク２１から
回転軸１１の注入通路１３を経由しカツターフレ
ーム２の噴出口１７より噴出される。添加剤注入
通路１３が詰まつたときにはブロツク２１の掃除
用開口２３ｃに螺合されたプラグ２７をはずし掃
除する。掃除しても詰まりがとれない場合にはカ
バープレート２６をゆるめボルト２４を外した後
ブロツク２１を回転させて、ブロツク２１の開口
２３ａを次の添加剤注入通路１３と連通させその
状態でカバープレート２６を締め付け、ボルト２
４で回り止めを行いブロツク２１を固定し添加剤
注入を続ける。
以上説明してきたように本考案のシールド掘進
機の添加剤注入装置は以下の効果がある。
機の添加剤注入装置は以下の効果がある。
(1) 回転軸の機内側の端面部にブロツクを設け回
転軸と一体となつて回転する構造にしたので回
転、摺動となるシール部分がなく寿命の点で有
利である。
転軸と一体となつて回転する構造にしたので回
転、摺動となるシール部分がなく寿命の点で有
利である。
(2) 市販の回転式配管継手を１個購入するだけで
よく安価である。
よく安価である。
(3) コンパクトな形状なので機内のスペースが確
保でき、スクリユーコンベアと干渉せずコンベ
ア断面を大きくとれる。
保でき、スクリユーコンベアと干渉せずコンベ
ア断面を大きくとれる。
第１図は本考案のシールド掘進機の添加剤注入
装置の回転軸後端部分の断面図、第２図は回転軸
の機内側の断面図、第３図は第２図の−矢視
図、第４図はブロツクの断面図、第５図は第４図
の−矢視図、第６図は従来のシールド掘進機
の断面図、第７図は従来のシールド掘進機の添加
剤注入装置の断面図、第８図は第７図の−矢
視図である。 ９……添加剤注入装置、１１……回転軸、１３
……注入通路、１７……噴出口、２１……ブロツ
ク、２２……円孔、２３……注入孔、２３ａ……
一方の開口、２３ｂ……他方の開口、２５……回
転式配管継手。
装置の回転軸後端部分の断面図、第２図は回転軸
の機内側の断面図、第３図は第２図の−矢視
図、第４図はブロツクの断面図、第５図は第４図
の−矢視図、第６図は従来のシールド掘進機
の断面図、第７図は従来のシールド掘進機の添加
剤注入装置の断面図、第８図は第７図の−矢
視図である。 ９……添加剤注入装置、１１……回転軸、１３
……注入通路、１７……噴出口、２１……ブロツ
ク、２２……円孔、２３……注入孔、２３ａ……
一方の開口、２３ｂ……他方の開口、２５……回
転式配管継手。
Claims (1)
- 複数の添加剤注入通路を有し、先端部がカツタ
ー内面の中心に固着されるとともに、中途がバル
クヘツドの中心に回転自在に支持された回転軸を
備え、上記添加剤注入通路の先端は注入配管を介
してカツター切羽面の噴出口に連通しており、後
端は回転式配管継手に連通しているシールド掘進
機の添加剤注入装置において、回転軸の後端部に
は回転自在に嵌合されるとともに回転式配管継手
と接続されるブロツクが設けられており、該ブロ
ツクは一個の注入孔が穿設されており、該注入孔
の一方の開口はブロツクを回転させることによつ
て上記複数の添加剤注入通路のいずれか１つと切
換式に連通し、さらに注入孔の他方の開口が回転
式配管継手の接続口と連通するように曲つた形状
を有していることを特徴とするシールド掘進機の
添加剤注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13660286U JPH0412148Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13660286U JPH0412148Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6345898U JPS6345898U (ja) | 1988-03-28 |
| JPH0412148Y2 true JPH0412148Y2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=31039871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13660286U Expired JPH0412148Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0412148Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP13660286U patent/JPH0412148Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6345898U (ja) | 1988-03-28 |
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