JPH04174564A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH04174564A
JPH04174564A JP2339249A JP33924990A JPH04174564A JP H04174564 A JPH04174564 A JP H04174564A JP 2339249 A JP2339249 A JP 2339249A JP 33924990 A JP33924990 A JP 33924990A JP H04174564 A JPH04174564 A JP H04174564A
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gate polysilicon
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/74Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action
    • H01L29/749Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action with turn-on by field effect

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、高耐圧、大電流の半導体装置に関し、特に
、ゲート駆動を電圧によって行ない得ると共に、オン電
圧が低く、高速スイッチング動作の可能なパワー半導体
装置の改良に係るものである。
[従来の技術] 従来から、この種の高耐圧、大電流の半導体装置(以下
、パワー半導体装置と呼ぶ)の−分野に属する装置構成
としては、バイポーラトランジスタとか、パワーMOS
FETなどがよく知られている。一方、これらの各パワ
ー半導体装置の利点を効果的に活用した装置構成として
、高速、低オン電圧による絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタ(以下、IGBTと呼ぶ)が注目されており、
このI GBTは、近年、急成長しつSあるパワー半導
体装置の一つである。
こ工で、従来の一般的な構成によるI GBTの模式的
に表わした断面構造を第5図に、その等価回路を第6図
にそれぞれに示しである。
すなわち、第5図の断面構造5および第6図の等価回路
において、このI GBTは、第2導電型のベース領域
としてのn−ベース領域5.当該n−ベース領域5上に
形成される第1導電型のベース領域としてのpウェル6
、および当該pウェル6内に選択的に拡散形成されたn
゛ソース領域8からなるMOSFET21と、第1導電
型のコレクタ領域としてのp゛シリコン基根7.前記第
2導電型のベース領域としてのn−ベース領域5.およ
び前記第1導電型のベース領域としてのpウェル6から
なるPNPトランジスタ22とにより構成されている。
また、1はエミッタ(E)を、2はゲート(G)を、3
はコレクタ(C)をそれぞれに示しており、4はゲート
絶縁膜10を介して前記ゲート2を形成するゲートポリ
シリコン層(ゲート電極) 、 9a、9bは同様に前
記エミッタ1およびコレクタ3を形成する金属電極層(
エミッタ電極、コレクタ電極)を示している。なお、1
1はnバッファ層である。
しかして、第6図の等価回路から明らかなように、第5
図構造でのn゛ベース領域5.pウェル6およびn6ソ
ース領域8からなるMOSFET21を流れる電流は、
p゛シリコン基板7.n−ベース領域5およびpウェル
6からなるPNPトランジスタ22のベース電流となっ
て、当該PNP トランジスタ22をオンさせる。すな
わち、このI GBTにおいては、ゲート2に対して、
電流によらずに電圧を印加させることによりオン作動さ
せ得るもので、このようにI GBTでは、ゲート駆動
が電圧によって可能にされ、特に、そのオン電圧につい
ては、通常のパワーMO8FETの場合とは異なって、
PNPトランジスタ22で示されるバイポーラ型デバイ
スの特性を有することから、そのオン電圧を比較的低(
設定し得るのである。
また、前記第5図構造のIGBTを改良変形させた構成
として、第7区に示す断面構造によるデバイスが、“プ
ロシーデインゲス オン 1990 インターナショナ
ル シンポジウム オンパワー セミコンダクタ デバ
イス アンド アイ・シー・ズ 東京”における頁11
7から頁121(Proceedings of 19
90 International Symposiu
mon Power Sem1conductor D
evice & ICs Toky。
pp、 117−121)に提案されている。第8図は
同上デバイスの等価回路である。
こSで、これらの第7図の断面構造、および第8図の等
価回路において、前記第5図、および第6図に示したI
 GBTの各相当部分には、同一符号を付してあり、ま
た、20は前記n゛ソース領域と同一のpウェル6内に
選択的に拡散形成されたn4ドレイン領域を示し、さら
に、23はNPNトランジスタ、24はベースショート
抵抗をそれぞれに示している。
そして、当該第7図、および第8図に示す従来のパワー
半導体装置において、前記した第5図。
および第6図の一般的なIGBTと異なる点は、n“ド
レイン領域20.pウェル6、n−ベース領域5および
p′″シリコン基板7のnpnp4層からなるサイリス
クが圧力電流を流すことであり、これによってオン電圧
が低くなるものと考えられ、実質的に、この第7図、お
よび第8図のパワー半導体装置の場合には、第5図およ
び第6図のIGBTと比較するとき、より一層、オン電
圧を低下させ得ることが報告されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記構成からなる第7図、および第8図
に示す従来のパワー半導体装置の場合には、その構成上
9次のような種々の問題点を生ずる。
すなわち、第8図の等価回路から明らかなように、前記
構成によるサイリスクについては、ベースショート抵抗
24によって、そのベース・エミッタ間が短絡されてい
ることから、通常ではオフ状態に維持されており、この
ために、n2ドレイン領域20.pウェル6およびn′
″ソース8からなるMOSFET21をオン状態にして
も、そのコレクタ電圧が低い間は、前記のようにサイリ
スクがオフ状態にあるので、殆んど電流が流れない。
そして、当該コレクタ電圧が次第に上昇してpウェル6
中に空乏層が広がると、これに伴ってべ □−スショー
ト抵抗24も次第に太き(なる。これはペースショート
抵抗24がpウェル6により形成されているために、二
\での空乏層の広がりによって、その電流経路が狭めら
れてしまうからである。
そして、このようにサイリスクがオフ状態にあっても、
コレクタ電圧の上昇に伴なった空乏層内での再結合電流
によって、電流の流れも僅かづS上昇してゆき、この電
流上昇に伴い結果的にpウェル6内でのペースショート
抵抗24に電位降下がもたらされ、これがバイポーラ型
のNPNトランジスタ23の導通に十分な値のベース電
圧印加になった時点では、ニーでのNPN トランジス
タ23の増幅率a1と、PNP )ランリスク22の増
幅率a2との関係が、al + 82> 1になって当
該サイリスタがオン状態に移行する。
第9図は、前記第7図および第8図の従来のパワー半導
体装置における電流−電圧特性を示しており、同図にお
いて、Viは前記サイリスタがオン状態に達する電圧、
すなわち、いわゆるブレークオーバー点弧電圧を意味し
ている。
当該第9図に見られる如く、前記の理由によってサイリ
スクには、負性抵抗領域が存在するために、こ\での第
7図、および第8図に示す従来のパワー半導体装置にお
いては、その導通時にあっても、サイリスタ部分での前
記増幅率a、+a2が1よりも小さい程度の低電流域に
おいて、再度、オフ状態に戻ってしまうことになり、結
果的に、その使用が極めて難しい。
前記したようにサイリスクは、本来、2つのバイポーラ
型のトランジスタ22.23内での電流キャリアによる
正のフィードバックによって低オン電圧を実現している
のであるが、一方で、本質的に第9図に示されているよ
うなオン時における電圧のとび、つまり負性抵抗領域が
あるときには、チップ内でのオン状態に達する電圧Vi
にバラツキがあると、こSての電圧Viの低い部分での
みしかオン動作されないことに起因して、当該部分に電
流集中を惹き起すことになる。
そして、このような該当部への電流集中は、チップサイ
ズが比較的小さい小容量の半導体装置の場合には、実際
上、あまり問題とはならないのであるが、こ−でのよう
に、大面積のチップサイズによる大容量のパワー半導体
装置の場合にあっては、その影響が極めて大きく、当該
電流集中部分にあって容易に素子破壊を生ずることにな
るものであった。
この発明は、従来のパワー半導体装置におけるこのよう
な問題点を改善しようとするもので、その目的とすると
ころは、低電圧によるオン作動を可能にすると共に、電
流−電圧特性のとびを解消し、併せて、素子構成内での
電流集中を少なくして素子破壊を防止し得るようにした
半導体装置。
こSでは、この種のパワー半導体装置を提供することで
ある。
[課題を解決するための手段] この発明に係る半導体装置は、第1導伝型コレクク領域
上に第2導伝型ベース領域を形成したシリコン薄板を基
板とし、上記基板上にゲート絶縁膜を介してそれぞれ異
なる幅に選択的に積層された幅広と幅狭の複数のゲート
ポリシリコン層と、前記幅広のゲートポリシリコン層を
マスクとして熱拡散により形成された第1導伝型ベース
領域と、さらに前記複数のゲートポリシリコン層のそれ
ぞれををマスクとして前記第1導伝型ベース領域よりも
それぞれ浅く形成された第2導伝型のドレイン領域とソ
ース領域とをもち、そのうち、幅広のポリシリコン層か
ら遠い側のソース領域上には前記第1導伝型のベース領
域と短絡するように接触するエミッタ電極を備え、前記
第2の導伝型ベース領域と前記ドレイン領域とソース領
域とは、前記ゲートポリシリコン層にゲート電圧を印加
したとき、前記第1導伝型ベース領域の表面に形成され
る複数のチャネルを介して電気的に接続されることを特
徴とする。
また、この発明に係る半導体装置は、第1導伝型コレク
タ領域上に、第2導伝型ベース領域を形成したシリコン
薄板を基鈑とし、上記基板上にゲート絶縁膜を介してそ
れぞれ第1と第2の開口部を持つゲートポリシリコン層
と、上記第1と第2の開口部をマスクとして熱拡散によ
り形成された第1導伝型ベース領域と、更に前記ゲート
ポリシリコン層をマスクとして前記第1導伝型ベース領
域よりも浅くかつ高濃度に形成された第2導伝型のドレ
イン領域とソース領域とを持ち、上言己第1と第2の第
1導伝型領域が接触しないように形成されたことを特徴
とする。
[作   用] 従って、この発明の半導体装置においては、第2導電型
の高濃度に形成されたドレイン領域とソース領域とは、
ゲートポリシリコン層にオンとなるような電圧を印加さ
せたときに、第1導電型のベース領域の表面部に形成さ
れる複数のチャネルにより電気的に接続されるために、
サイリスクのベース電流を瞬時に流入させることができ
、これによって当該サイリスタが容易にオン状態に移行
するもので、この結果、電流−電圧特性にとびがなく、
かつ電流集中の少ない装置構成が得られるのである。
[実 施 例] 以下、この発明に係る半導体装置の各別の実施例につき
、第1図、第2図と、第3図、第4図とを参照して詳細
に説明する。
第1図、第3図はこの発明の第1.第2の各実施例を適
用したパワー半導体装置の概要構成を模式的に示すそれ
ぞれに断面説明図であり、また、第2図、第4図は同上
第1.第2の各実施例でのパワー半導体装置におけるそ
れぞれに等価回路図である。
これらの第1図、第2図と、第3図、第4図とに示す第
1.第2の各実施例によるパワー半導体装置において、
前記第5図、第6図と、第7図。
第8図とに示すそれぞれの従来例装置に相当する各部分
には、共に同一符号を付しである。
これらの第1図、第3図に示す第1.第2の各実施例装
置による断面構造において、33は前記n−ベース領域
5上に独立して選択的に形成された第1のpベース領域
、34は当該第1のpベース領域33と区分されて、同
様に前記n−ベース領域5上に独立して選択的に形成さ
れた第2のpベース領域である。
しかして、前記第1図の第1実施例による装置構成の場
合には、前記第1.および第2の各pベース領域33.
34上にあって、n゛ドレイン領域20゜およびn0ド
レイン領域8が順次にそれぞれ選択的に浅く形成される
と共に、これらの第1.および第2の各pベース領域3
3.34間、ならびにこれに接近する各ドレイン領域2
0.ソース領域8間の表面上にあって、それぞれにゲー
トポリシリコン層4がゲート絶縁膜10を介して形成さ
れており、かつ前記各n゛ソース領域8上にあって、そ
れぞれにpベース領域33.34と短絡するエミッタ電
極9aが形成されている。そしてまた、第2図の同上第
1実施例装置による等価回路において、30はターンオ
ン用のMOSFET、3】はトリガ用のMOSFETで
ある。
すなわち、この篤1図に示す第1実施例でのパワー半導
体装置の構成が、前記第7図に示す従来例でのパワー半
導体装置の構成と異なっているのは、従来例装置の場合
、n゛ドレイン領域20がpつエル6によって電気的に
浮いた状態にされていたのに対し、この第1実施例の場
合、n°ドレイン領域20とn−ベース領域5とが、ゲ
ートポリシリコン層4にオン電圧を印加したとき、pウ
ェル6での同ゲートポリシリコン層4側に生ずるチャネ
ルを通して接続される点である。そして、この場合。
n0ドレイン領域20は、第2図に示す等価回路でのM
OSFET31のソースに相当しており、この結果、M
OSFET30とMOSFET31とが直列に接続され
た状態になる。
のって、このためにゲート2にオン電圧を印加させると
、これらのMOSFET30とMOSFET31とが共
にオン状態になり、これによってPNPトランジスタ2
2のベースに電流が流れてオンされると共に、その主電
流がベースショート抵抗24を流れ、当該抵抗24に生
ずる電圧隣下に伴ない、NPN トランジスタ23がオ
ンされるために、n4ドレイン領域20.pウェル6、
n−ベース領域5およびp゛シリコン基板7のnpnp
4層からなるサイリスタが、殆んど瞬時に導通される。
つまり、ゲート2へのオン電圧の印加と同時に素子全体
がオンされるのである。
このようにして、こ\での第1図、第2図に示す第1実
施例のパワー半導体装置においては、前記第7図、第8
図の従来例によるパワー半導体装置に見られるような電
流−電圧特性のとび(第9図参照)が発生せず、また、
これは当該とびに基づ(電流集中が発生し難いことを意
味しており、素子構成の大容量化に優れた適応性を有す
ることになる。一方、この第1実施例構成でのウェハプ
ロセスは、I GBTにおけるウェハプロセスと全く同
様で何らの変更もない。
次に、前記第3図の第2実施例による装置構成の場合、
第1のpベース領域33上には、前記n゛ソース領域が
、第2のpベース領域34上には、前記n゛ドレイン領
域0がそれぞれ選択的に浅く拡散形成されると共に、こ
れらのn゛ソース領域8.n0ドレイン領域20間の表
面上にあって、前記ゲート絶縁膜10を介してゲートポ
リシリコン層4が形成されている。そしてまた、第4図
での同上第2実施例装置による等価回路において、30
は前記第2のpベース領域34の表面部に形成されるタ
ーンオン用のnチャネルのMOSFETであり、31は
第1のpベース領域33の表面部、およびこれに面した
第2のpベース領域34の表面部に形成されるトリガ用
のnチャネルのMOSFETであり、32は前記第1.
第2の各pベース領域33.34をそれぞれにソース、
ドレインとして形成されるターンオフ用のnチャネルの
MOSFETである。
そして、この第2実施例による装置構成の場合において
も、ゲート2に所定のオン電圧が印加され、これらの各
nチャネルのMOSFET30.31がオン状態にされ
たときには、当該MOSFET31によってPNP ト
ランジスタ23とNPN l−ランリスク22からなる
サイリスクにベース電流が与えられることになり、かつ
このサイリスクのベースは、 nチャネルのMOSFE
T32によってエミッ −タと絶縁されているので、当
該サイリスクは、瞬時にオン状態に移行することになり
、こSでもまた、この第2実施例のパワー半導体装置に
おいては、前記第1実施例の場合と同様に、従来例によ
るパワー半導体装置に見られるような電流−電圧特性の
とびが発生せず、かつ電流集中が防止されるのである。
但し、この場合、第1図構成において、前記第1のpベ
ース領域33の表面部に形成されるnチャネルのMOS
FET31は、第2のpベース領域34との間をすり抜
けるようにして基板側へ電子を供給してしまうことがあ
り、このときには、n゛ドレイン領域20を通した電子
の供給がされにく\なって、サイリスタの動作が抑制さ
れ、前記の電流−電圧特性のとびが発生する慣れがある
。これを防止するために、これらの第11第2の各pベ
ース領域33.34間は、数ミクロン程度にまで近付け
ることが望ましく、このように形成させるときは、各p
ベース領域33.34からn゛ベース領域5に向かって
空乏層が広がり、こ\での基板側へ抜けようとする電子
をブロックし得るもので、これは、パワーMO3FET
などにおいてよく知られているところの、いわゆるJF
ET効果と呼ばれるものである。
さらに、この第2実施例装置のオフ時には、ゲート2に
負のバイアスを印加させることで、各nチャネルのMO
SFET30.31がオフ状態、 nチャネルのMOS
FET32がオン状態になる。従って、前記サイリスタ
動作は、エミッタがMOSFETによりオフされ、電流
は、MOSFET32を通してエミッタに逃されるもの
で、このようにして所期の高速スイッチング動作が可能
になるのである。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、第2導伝型のベ
ース領域とドレイン領域とが、ゲートポリシリコン層に
オン電圧を印加させた時、第1導伝型のベース領域の表
面部に形成される複数のチャネルにより、電気的に接続
されてバイパスを形成し、サイリスタのベース電流を瞬
時に流入させることができ、これによって当該サイリス
クを容易にオン状態に移行させ得るもので、結果的に電
流集中の少ない半導体装置を構成できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図、および第3図はこの発明の第1.第2の各実施
例を適用したパワー半導体装置の概要構成を模式的に示
すそれぞれに断面説明図、第2図、および第4図は同上
第1.第2の各パワー半導体装置における等価回路図で
あり、また、第5図は従来の一般的なI GBTの概要
構成を模式的に示す断面説明図、第6図は第5図に示す
工GBTにおける等価回路図、第7図は第5図構成を変
形させた従来のパワー半導体装置の概要構成を模式的に
示す断面説明図、第8図は第7図に示すパワー半導体装
置における等価回路図、第9図は第7図、第8図のパワ
ー半導体装置における電流−電圧特性を示す説明図であ
る。 1・・・・エミッタ(E)、 2・・・・ゲート(G)
、3・・・・コレクタ(C)、 4・・・・ゲートポリシリコン層(ゲート電極)、5・
・・・n−ベース領域、7・・・・p゛シリコン基板8
・・・・n1ソース領域、 9a、 9b・・・・金属電極層(エミッタ電極。 コレクタ電極)、 10・・・・ゲート絶縁膜、11・・・・nバッファ層
、20・・・・n′″ドレイン領域、 22・・・・NPN)ランリスタ、 23・・・・PNP トランジスタ、 30・・・・ターンオン用のMOSFET、31・・・
・トリガ用のMOSFET、32・・・・ターンオフ用
のM<)SFET、33・・・・第1のpベース領域、 34・・・・第2のpベース領域。 特許比願人富士電機株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導伝型コレクタ領域上に第2導伝型ベース領
    域を形成したシリコン薄板を基板とし、上記基板上にゲ
    ート絶縁膜を介してそれぞれ異なる幅に選択的に積層さ
    れた幅広と幅狭の複数のゲートポリシリコン層と、前記
    幅広のゲートポリシリコン層をマスクとして熱拡散によ
    り形成された第1導伝型ベース領域と、さらに前記複数
    のゲートポリシリコン層のそれぞれををマスクとして前
    記第1導伝型ベース領域よりもそれぞれ浅く形成された
    第2導伝型のドレイン領域とソース領域とをもち、その
    うち、幅広のポリシリコン層から遠い側のソース領域上
    には前記第1導伝型のベース領域と短絡するように接触
    するエミッタ電極を備え、前記第2の導伝型ベース領域
    と前記ドレイン領域とソース領域とは、前記ゲートポリ
    シリコン層にゲート電圧を印加したとき、前記第1導伝
    型ベース領域の表面に形成される複数のチャネルを介し
    て電気的に接続されることを特徴とする半導体装置。
  2. (2)前記幅広と幅狭のゲートポリシリコン層の間のド
    レイン層は少なくとも、その領域の一部で前記ゲートポ
    リシリコン層と重なっていることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  3. (3)第1導伝型コレクタ領域上に、第2導伝型ベース
    領域を形成したシリコン薄板を基板とし、上記基板上に
    ゲート絶縁膜を介してそれぞれ第1と第2の開口部を持
    つゲートポリシリコン層と、上記第1と第2の開口部を
    マスクとして熱拡散により形成された第1導伝型ベース
    領域と、更に前記ゲートポリシリコン層をマスクとして
    前記第1導伝型ベース領域よりも浅くかつ高濃度に形成
    された第2導伝型のドレイン領域とソース領域とを持ち
    、上記第1と第2の第1導伝型領域が接触しないように
    形成されたことを特徴とする半導体装置。
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