JPH04174247A

JPH04174247A - 冷温風機

Info

Publication number: JPH04174247A
Application number: JP2302046A
Authority: JP
Inventors: Katsuyuki Akahori; 克幸赤堀
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1990-11-07
Filing date: 1990-11-07
Publication date: 1992-06-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は冷温風機、特に冷温風の吹き出しだけでなく
冷温風マットシステムとしても使用できる冷温風機に関
するものである。

［従来の技術］第６図は従来の冷温風機の構成を示す断面図で、図にお
いて（１）は本体ケース、（２）は本体ケース（１）の
下部に設置されたコンプレッサ、（３）はコンプレッサ
（２）に接続された凝縮器、（４）は凝縮器【３）に接
続された冷却用熱交換器、（５）は機外から空気を取り
入れるためのファン、（６）は温風または冷風を機外へ
排出するための送風吹出口、（１０）はヒータである。

従来の冷温風機は第６図に示すように、冷風を吹き出さ
せる場合にはコンプレッサ（２）、凝縮器（３）、冷却
用熱交換器（４）、ファン（５）を動作させ、ファン（
５）によって吸込口を介し機外から室内の空気を取り入
れ、取り入れた空気を冷却用熱交換器（４）を通して冷
却し、冷却された空気を送風吹出口（６）から機外へ吹
き出す。また、温風を吹き出させる場合には、ファン（
５）、ヒータ（１０）を動作させ、同様にして送風吹出
口（６）から機外へ温風を吹き出す構造となっている。

［発明が解決しようとする課題］上記のような従来の冷温風機は以上のように構成され、
その構造上使用目的が限定されてしまい、冷風あるいは
温風を吹き出して送風による涼感あるいは暖感を与える
だけの機能しか持たすことができないという問題点があ
った。

この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、冷風あるいは温風を吹き出して送風による涼感あるい
は暖感を与えるだけでなく、冷温風マットシステムとし
ても使用できる冷温風機を得ることを目的としている。

１課題を解決するための手段］この発明に係わる冷温風機は、仕切弁を動作させること
で開閉する送風口を２個備え、そのうちの１個を送風吹
出口とし、他の１個をダクトの取り゛付けか可能な送風
ダクト接続口とし、この送風ダクト接続口とマットとを
ダクトを介して接続できるようにし、仕切弁を動作させ
て冷温風を送風吹出口から直接吹き出し、またはダクト
を介してマットへ送風し、あるいはその両方ができるよ
うに切り換え可能に構成し、使用するマットは、その１面を通気性素材で形成すると
共に、他の１面を断風素材で形成し、内部全体に形成し
た風路を仕切風路で複数に区分すると共に、ジヨイント
部で区分した任意の１区分あるいは複数区分を選択して
冷温風を送風できるようにしたものである。

［作用］この発明の冷温風機においては、上述のような構成とす
ることにより、仕切弁を動作させて冷温風機として使用
しなり、冷温風マットとして使用したり、両用機として
使用したりすることが可能となり、また、冷温風マット
として使用する場合にマットの部分的な温度コントロー
ルを行って、マット使用者の頭部、腹部１足部の各部側
々な温度調節が可能となる。

［実施例］以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
１図はこの発明の一実施例を示す断面図で、図において
（１）は本体ケース、（２）は本体ケース（１）の下部
に設置されたコンプレッサ、（３）はコンプレッサ（２
）に接続された凝縮器、（４）は凝縮器（３）に接続さ
れた冷却用熱交換器、（５）は機外がら空気を取り入れ
るためのファン、（６）は温風または冷風を機外へ排出
するための送風吹出口、（７）は新たに設けられた送風
口に取り付けられた送風ダクト接続口、（８）は仕切弁
で、この仕切弁（８）を動作させることにより、上部の
送風吹出口（６）へ送り込む送風と、送風ダクト接続口
（７）へ送り込む送風との風量の調節を行うことができ
るようになっている。（９）は仕切弁（８）を動作させ
る小型のモータ、（１０）はヒータである。

第２図は仕切弁（８）の動作状態を示す部分断面図で、
第２図（ａ）は全送風が送風ダクト接続口（７）へ送ら
れる状態、第２図（ｂ）は全送風が送風吹出口（６）へ
送られる状態をそれぞれ示すが、仕切弁（８）の位置を
これらの中間に置くことにより、それぞれの送風量を任
意に調節することができるようになっている。

第３図は送風ダクト接続口（７）にダクトを介でマット
を接続し、冷温風マットシステムとして使用する場合を
示す斜視図、第４図は使用されるマットの構成を示す破
壊斜視図で、各図において（１１）はジャバラホースな
どで形成されたダクト、（１２）はダクト（１１）とマ
ットとを繋ぐジヨイント部、（１３）はこのジヨイント
部へ導かれる送風をマット内全面に設けられた風路へ区
分して送り込む仕切風路で、第４図に示す例ではこの仕
切風路（１３）により３本の幹線風路が形成されている
。（１４）は仕切風路（１３）をカバーする風路カバー
、（１５）はマットに弾力を持たせるためのクツション
材で、各クツション材（１５）の間には風路の支線が形
成され、送り込まれた送風をマット全体に均一に行き渡
らせるように構成されている。（１６）は通気性素材で
形成された通気性マット面で、マットの表面側に設けら
れ、送り込まれた送風を上面へ吹き出し、使用者の身体
を送風によって直接冷温する場合に使用される。（１７
）は通気性マット（１６）に設けられた枕載せ用取外し
部で、この部分を取り外し、通気性の良い中材で形成さ
れた枕を載置することができる。（１８）は断風素材で
形成された画風マット面で、マットの裏面側に設けられ
、接触暖房面として使用される。

第５図はジヨイント部の一実施例を示す図で、図におい
て（１９）は３本の幹線風路に送り込む送風量を調節し
、区分したマット各部の温度をコントロールするための
スライド板を示す。

この実施例における冷温風機は、第１図、第２図に示す
ように、送風吹出口（６）とは別の新たな送風口を設け
、この新たな送風口には送風ダクト接続口（７）を取り
付け、モータ（９）により仕切弁（８）を駆動させて、
冷風あるいは温風を送風吹出口（６）から直接吹き出し
、または第３図に示すように送風ダクト接続口（７）に
ダクト（１１）を介してマットを取り付け、マットへ送
風を行って冷温風マットシステムとして使用し、あるい
はその両方ができるようにしている。

また、マットシステムに使用されるマットは、ジヨイン
ト部（１２）に設けられたスライド板（１９）を調節す
ることにより、マットの各部位別の温度コントロールが
可能となり、３枚のスライド板（１９）をそれぞれ調節
して、マット使用者の頭部、腹部。

足部の各部をそれぞれ個別に温度コントロールを行い、
快適な涼感あるいは暖感が得られるようにしている。

また、マット上の頭部が置かれる部分には、枕の面積大
にマットの取り外しが可能な枕載せ用取外し部（１７）
を設け、通気性の良い中材を用いた枕をそこに載せて使
用できるようにしている。

また、マットは表裏面の使用可能で、通気性の良い表面
のマットによって使用者の身体を直接冷却でき、裏返し
て裏面を使用する場合には接触暖房として使用できるよ
うになる。

なお上記実施例では、仕切弁（８）の駆動をモータ（９
）により電動としているが、手動で駆動させるようにし
ても良く、さらに、マットの部位別温度コントロールを
スライド板（１９）の調整で行うこととしているが、マ
ットの各部位へ送られる風量の調節が個別に行えるもの
であれば、その手段は問わない。

また上記実施例では、冷温風機を冷温風マットシステム
として利用する場合を説明しているが、その他の冷暖房
にも利用できる。

［発明の効果］この発明は以上説明したように、冷風あるいは温風を吹
き出して送風による涼感あるいは暖感を与えられるだけ
でなく、他の手段による冷暖房、例えば冷温風マットシ
ステムとしても使用でき、冷暖房機としての利用範囲を
広げられるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す断面図、第２図は仕
切弁の動作状態を示す部分断面図、第３図はマットシス
テムとして使用する場合を示す斜視図、第４図は使用さ
れるマットの構成を示す破壊斜視図、第５図はジヨイン
ト部の一実施例を示す図、第６図は従来の冷温風機の構
成を示す断面図である。図において、（１）は本体ケース、（２）はコンプレッ
サ、り３）は凝縮器、（４）は冷却用熱交換器、（５）
はファン、（６）は送風吹出口、（７）は送風ダクト接
続口、（８）は仕切弁、（９）はモータ、（１０）はヒ
ータ、（１１）はダクト、（１２）はジヨイント部、（
１３）は仕切風路、（１４）は風路カバー、（１５）は
クツション材、（１６）は通気性マット面、（１７）は
枕載せ用取外し部、（１８）は画風マット面、（１９）
はスライド板を示す。なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものと
する。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、機内に暖房用ヒータおよび冷却用熱交換器を持
ち、機外から空気を取り込み、取り込んだ空気を暖めあ
るいは冷却して送風吹出口より機外へ直接吹き出す冷温
風機において、送風口を複数個備え、そのうちの１個以上を上記送風吹
出口とし、他の１個以上をダクトの取り付けが可能なダ
クト接続口とし、仕切弁を動作させることで各送風口へ
の送風量の調節を制御することを特徴とする冷温風機。
（２）、上記ダクト接続口にダクトを介し通気性素材で
形成されたマットを取り付け、このマットへ該ダクト接
続口から送風を行い、冷温風マットシステムとして使用
することを特徴とする請求項第１項記載の冷温風機。
（３）、上記マットは、その１面を通気性素材で形成す
ると共に、他の１面を断風素材で形成し、その内部全体
に細目状の風路を設け、仕切風路を用いて上記細目状の
風路を部位別に区分し、区分した任意の１区分あるいは
複数区分を選択し、風量の調節を行いながら上記細目状
の風路へ上記ダクト接続口から送風を行う手段を備えた
ことを特徴とする請求項第２項記載の冷温風機。