JPH068435Y2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH068435Y2 JPH068435Y2 JP1987100131U JP10013187U JPH068435Y2 JP H068435 Y2 JPH068435 Y2 JP H068435Y2 JP 1987100131 U JP1987100131 U JP 1987100131U JP 10013187 U JP10013187 U JP 10013187U JP H068435 Y2 JPH068435 Y2 JP H068435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air outlet
- air
- auxiliary
- wind direction
- auxiliary air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は空気調和機に係り、より詳細には空気調和機の
室内ユニットにおける空気吹出し方向を前吹出しと下吹
出しとに選択的に切替える風向切換板の改良に関するも
のである。
室内ユニットにおける空気吹出し方向を前吹出しと下吹
出しとに選択的に切替える風向切換板の改良に関するも
のである。
「従来の技術」 一般に、ヒートポンプ式空気調和機の室内ユニットにお
いては、例えば急速冷房時に必要な領域を速やかに冷房
するため、また、暖房時においても暖気の上方から下方
への循環をより有効に行わせるようにするため、その空
気吹出し方向を通常の前吹出しから９０度下に向けた下
吹出し方向に変更できるように、更に暖房時に、温風を
室内下部空間のより遠い領域まで拡散して室内温度の均
一化を図るように補助風向板を開いて温風の一部を前方
より吹出すようにしている。
いては、例えば急速冷房時に必要な領域を速やかに冷房
するため、また、暖房時においても暖気の上方から下方
への循環をより有効に行わせるようにするため、その空
気吹出し方向を通常の前吹出しから９０度下に向けた下
吹出し方向に変更できるように、更に暖房時に、温風を
室内下部空間のより遠い領域まで拡散して室内温度の均
一化を図るように補助風向板を開いて温風の一部を前方
より吹出すようにしている。
即ち、第４図に示すように、室内ユニットのハウジング
１内には熱交換器２と、その裏面側の下部に配置された
クロスフローファン３とを含み、そのファン３により空
気を下方に送り出す空気流路が形成されているが、この
場合、その空気流路の出口にあたるハウジング１の下部
には正面下部と底面に連なる空気吹出し口４が形成され
ている。そして、この空気吹出し口４内には、その開口
底面と開口正面との間において選択的に回動される風向
切換板５が設けられている。また、この風向切換板５に
は、その上部に補助空気吹出し口６が形成されると共
に、同補助空気吹出し口６を開閉する補助風向案内板７
が回動自在に設けられており、この風向切換板５によ
り、空気吹出し方向が前吹出しと下吹出しとに変更され
るようになっていて、更に、下吹出しの場合、補助風向
案内板７を回動して補助空気吹出し口６より吹出し空気
の一部を前方に吹出すようになっている。
１内には熱交換器２と、その裏面側の下部に配置された
クロスフローファン３とを含み、そのファン３により空
気を下方に送り出す空気流路が形成されているが、この
場合、その空気流路の出口にあたるハウジング１の下部
には正面下部と底面に連なる空気吹出し口４が形成され
ている。そして、この空気吹出し口４内には、その開口
底面と開口正面との間において選択的に回動される風向
切換板５が設けられている。また、この風向切換板５に
は、その上部に補助空気吹出し口６が形成されると共
に、同補助空気吹出し口６を開閉する補助風向案内板７
が回動自在に設けられており、この風向切換板５によ
り、空気吹出し方向が前吹出しと下吹出しとに変更され
るようになっていて、更に、下吹出しの場合、補助風向
案内板７を回動して補助空気吹出し口６より吹出し空気
の一部を前方に吹出すようになっている。
しかしながら、暖房時にこの補助風向案内板７を回動し
て補助空気吹出し口６を開いた場合、補助空気吹出し口
６より吹出される温風の風速が早くいため、温風が直接
吹付けられることになり使用者にかえって不快感を与え
てしまうという欠点を有していた。
て補助空気吹出し口６を開いた場合、補助空気吹出し口
６より吹出される温風の風速が早くいため、温風が直接
吹付けられることになり使用者にかえって不快感を与え
てしまうという欠点を有していた。
「本考案が解決しようとする問題点」 本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは暖房時に補助空気吹出し口
よりの温風が使用者に直接吹付けられることによる不快
感の解消と、室内の温度分布を均一化してより広い快適
ゾーンが得られるようにした空気調和機を提供すること
にある。
て、その目的とするところは暖房時に補助空気吹出し口
よりの温風が使用者に直接吹付けられることによる不快
感の解消と、室内の温度分布を均一化してより広い快適
ゾーンが得られるようにした空気調和機を提供すること
にある。
「問題点を解決するための手段」 本考案は風向切替板の中央部にその上部に形成された補
助空気吹出し口を左右に区画する区画壁を形成し、補助
空気吹出し口より吹出される温風を左右に分流するよう
にしてなるものである。
助空気吹出し口を左右に区画する区画壁を形成し、補助
空気吹出し口より吹出される温風を左右に分流するよう
にしてなるものである。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第１図ないし第３図を基に説
明する。
明する。
この空気調和機の室内ユニット10は、従来と同様に熱交
換器11及びクロスファン等からなる送風機12を含む空気
流路13を有するハウジング14を備えると共に、このハウ
ジング14には、その正面下部から底面にかけて上記空気
流路13の出口に対応する横長の空気吹出し口15が形成さ
れている。そして、この空気吹出し口15内には、その正
面と底面との間で選択的に回動され、そのいずれか一方
を閉じる風向切替板16が設けられている。しかして、こ
の風向切替板１６には、その上部に補助空気吹出し口17
が形成されると共に、この補助空気吹出し口17を開閉す
る補助風向案内板18が回動自在に軸支されており、その
上端の中央部には上記補助空気吹出し口17を左右に区画
する区画壁１９が一体に形成されている。
換器11及びクロスファン等からなる送風機12を含む空気
流路13を有するハウジング14を備えると共に、このハウ
ジング14には、その正面下部から底面にかけて上記空気
流路13の出口に対応する横長の空気吹出し口15が形成さ
れている。そして、この空気吹出し口15内には、その正
面と底面との間で選択的に回動され、そのいずれか一方
を閉じる風向切替板16が設けられている。しかして、こ
の風向切替板１６には、その上部に補助空気吹出し口17
が形成されると共に、この補助空気吹出し口17を開閉す
る補助風向案内板18が回動自在に軸支されており、その
上端の中央部には上記補助空気吹出し口17を左右に区画
する区画壁１９が一体に形成されている。
「作用」 上記した構成において、暖房時に風向切替板16を正面側
に回動させた状態にて補助風向案内板18を開くと、送風
機12により送り出される温風の大部分は空気吹出し口15
の底面側から下吹出し状態にて下方に向けて吹出され、
その一部は区画壁１９によって左右に区画された補助空
気吹出し口17より左右に分流された形で前方に向けて吹
出されることになる。この場合、補助空気吹出し口17か
ら前方に向けて吹出される温風の風速は空気吹出し口15
の底面側から下方に向けて吹出される温風の風速より早
いため、区画壁19に対応する空気吹出し口15の底面側か
ら下方に向けて吹出され上昇しようとする温風は補助空
気吹出し口17より左右に分流される温風に吸引され、そ
の上昇を阻止され室内の下部空間のより遠い領域まで拡
散されることになり室内はむらなく均一に温められると
共に、室内の中央部に向かって補助空気吹出し口17から
温風が吹出されないため温風が直接利用者にふれるよう
なことはなく、従って不快感を与えるようなことはな
い。
に回動させた状態にて補助風向案内板18を開くと、送風
機12により送り出される温風の大部分は空気吹出し口15
の底面側から下吹出し状態にて下方に向けて吹出され、
その一部は区画壁１９によって左右に区画された補助空
気吹出し口17より左右に分流された形で前方に向けて吹
出されることになる。この場合、補助空気吹出し口17か
ら前方に向けて吹出される温風の風速は空気吹出し口15
の底面側から下方に向けて吹出される温風の風速より早
いため、区画壁19に対応する空気吹出し口15の底面側か
ら下方に向けて吹出され上昇しようとする温風は補助空
気吹出し口17より左右に分流される温風に吸引され、そ
の上昇を阻止され室内の下部空間のより遠い領域まで拡
散されることになり室内はむらなく均一に温められると
共に、室内の中央部に向かって補助空気吹出し口17から
温風が吹出されないため温風が直接利用者にふれるよう
なことはなく、従って不快感を与えるようなことはな
い。
「効果」 以上のように本考案によれば、風向切替板の中央部に補
助空気吹出し口を左右に区画する区画壁を形成し、補助
空気吹出し口からの温風を左右に分流することにより、
温風が直接両者にふれることによる不快感の解消と、空
気吹出し口の底面側から下方に向けて吹出される温風を
室内の下部空間のより遠い領域まで拡散して室内温度の
均一化を図れるようになる。
助空気吹出し口を左右に区画する区画壁を形成し、補助
空気吹出し口からの温風を左右に分流することにより、
温風が直接両者にふれることによる不快感の解消と、空
気吹出し口の底面側から下方に向けて吹出される温風を
室内の下部空間のより遠い領域まで拡散して室内温度の
均一化を図れるようになる。
第１図は本考案による空気調和機の室内ユニットの一実
施例を示す斜視図、第２図は同室内ユニットに適用され
ている風向切替板の分解斜視図、第３図は同室内ユニッ
トの概略を示す要部断面図、第４図は従来の室内ユニッ
トの概略を示す要部断面図である。 同図中、10は室内ユニット、11は熱交換器、12は送風
機、13は空気流路、14はハウジング、15は空気吹出し
口、16は風向切替板、17は補助空気吹出し口、18は補助
風向案内板、19は区画壁である。
施例を示す斜視図、第２図は同室内ユニットに適用され
ている風向切替板の分解斜視図、第３図は同室内ユニッ
トの概略を示す要部断面図、第４図は従来の室内ユニッ
トの概略を示す要部断面図である。 同図中、10は室内ユニット、11は熱交換器、12は送風
機、13は空気流路、14はハウジング、15は空気吹出し
口、16は風向切替板、17は補助空気吹出し口、18は補助
風向案内板、19は区画壁である。
Claims (1)
- 【請求項１】熱交換器及び送風機を含む空気流路を有す
る室内ユニットハウジングの正面下部から底面にかけて
開口された空気吹出し口に、上部に補助空気吹出し口
と、同補助空気吹出し口を開閉する補助風向案内版を具
えた風向切換板を設けてなる空気調和機において、上記
風向切換板の中央部に上記補助空気吹出し口を左右に区
画する区画壁を形成したことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987100131U JPH068435Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987100131U JPH068435Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS645049U JPS645049U (ja) | 1989-01-12 |
| JPH068435Y2 true JPH068435Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31327924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987100131U Expired - Lifetime JPH068435Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068435Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6081346B2 (ja) * | 2013-11-26 | 2017-02-15 | ダイキン工業株式会社 | 室内機 |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP1987100131U patent/JPH068435Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS645049U (ja) | 1989-01-12 |
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