JPH04173995A - 電解装置 - Google Patents

電解装置

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JPH04173995A
JPH04173995A JP2300892A JP30089290A JPH04173995A JP H04173995 A JPH04173995 A JP H04173995A JP 2300892 A JP2300892 A JP 2300892A JP 30089290 A JP30089290 A JP 30089290A JP H04173995 A JPH04173995 A JP H04173995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
substrate
attached
film
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2300892A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Matsushima
文明 松島
Kuniyasu Matsui
松井 邦容
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は湿式薄膜成膜のための電解装置に関し、詳しく
は湿式電解による有機薄膜成膜のための電解装置に関す
る。
[従来の技術] 我々は湿式電解による有機薄膜成膜法を用いたカラーフ
ィルターを発明している(特開平2−24603)、以
下第2図を用いて、従来技術を説明する。該カラーフィ
ルターは電解により有機色素膜を形成する際に用いた基
板(第2図の20)上の透明電極(第2図の21)を液
晶パネル化した場合の液晶駆動用電極として用いること
をメリットの一つとしている。従って、液晶駆動用IC
を実装する制約上透明電極は一般にカラーフィルターと
して用いるエリア(第2図22)の外側においては、−
本のバクーンおきに交互に引き出し線状パターンとして
延長されており、第2図の23に示す部分で最終的にI
Cが実装される。該成膜法で有機薄膜を成膜する場合は
さらにIC実装部を延長した第2図24のエリアで通電
コンタクトをとり電解する方法を用いていた。
通常RGBの3原色の色配列の制約上各色の色素膜の成
膜は同一色の形成において、カラーフィルターエリアの
両側、すなわち2箇所で通電する必要がある(例えばR
色の成膜では第2図の25で示した2つの箇所)。この
とき、同時に通電しようとすると少なくとも一方の通電
部は液中に浸ることになるため、−色の成膜において、
片側づつ液外で通電コンタクトすることにより、2回に
分けて電解成膜していた。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように従来の技術では成膜時の通電コンタクトは
電解液の外側の部分で行なうのが一般的であり、液中で
のコンタクトは皆無であった。
すなわち、このことにより成膜回数が増えるという間顕
があったとともに、−枚の基板内に小面積のカラーフィ
ルターを多数個形成することも困難にしていた。
そこで本発明は上述のような課題を解決をするためのも
ので、その目的とするところは電解液中でも通電コンタ
クトできる電解装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段1 本発明の電解装置は、湿式電解成膜法における成膜基板
への通電に用いる電解装置において、1)成膜基板上の
導電体部への接触部分が、貴金属メッキを施した金属体
からなり、該金属体が鉄芯などの磁化容易な金属入りの
弾性を持った有機質のロッドに装置され、さらに該ロッ
ドが成膜基板の反対面に置かれた磁性体により成膜基板
上に固定されることを特徴とする。
2)前記l)の貴金属メッキを施した金属体が磁性体入
りの有機質のロッドに装着され、さらに該ロッドが成膜
基板の反対面におかれた磁化容易な金属入りのロッドに
より成膜基板上に固定されてもよいことを特徴とする。
3)前記1)または2)において、貴金属メッキを施し
た金属体が一旦フレキシブルシート上に形成された後、
該フレキシブルシートとともに有機質のロッドに装置さ
れることを特徴とする。
上記の通電金属体つきロッドはゴムなどの弾性を持った
材質とすることで、成膜基板の多少のそりや変形があっ
ても基板上の透明電極等の導電体部に信頼性よく接触さ
れ、磁力により容易に固定できるものである。
[実 施 例] (実施例1) 第1図に本実施例で作成した電解装置を成膜基板に装着
した状態の断面図を示す。電解装置は通電体つきロッド
と磁性体ロッドからなる。
以下第1図に基づいて実施例を説明する。
長さ30cm、幅5mm、厚さ50umに加工し、貴金
属メッキとして金メッキを被覆した銅箔を第1図の12
として示す、この銅箔の一端にビニール被覆したリード
線15をは半田づけにより装置した。半田露出部にはエ
ポキシ樹脂系接着剤を塗布した。
さらにこの銅箔を長さ30cm、幅、厚みとも5mmの
ゴム製角柱状ロッド(第1図の13)の−側面にやはり
エポキシ樹脂系接着剤を用いて接着した。第1図13の
ロッドの中には直径的0゜3mmの鉄線が10本束ねら
れた状態で封入されている。この鉄心を第1図の14と
して示した。
以上のようにして作成した通電金属体つきロッドを湿式
電解法による有機薄膜形成のための透明電極つきガラス
基板に装置した。装着は透明電極11のついたガラス基
板10に対し、透明電極のついた面と反対側の面から基
板を介し磁性体ロッド16をセットすることで、磁力に
より極めて容易に装着できた。VB性体ロッド16はサ
マリウム・コバルトをプラスチックバインダーに練り込
んだものを使用した。
以上のようにして作成、装着した本発明の電解装置を基
板とともに電解液中に浸漬し、通電することで電解を行
なった。電解液には第1表に示した組成のものを用い、
同じ(電解液中に浸漬した対向基板との間に0.4Vを
印加し、30分電解した。
第1表 電解液組成°1 *1 各成分を純水中に加え超音波ホモジナイザーでア
ントラキノン系赤色顔料を 分散した。
*21i解で酸化還元できる界面活性剤(同仁化学製フ
ェロセニルPEG) この界面活性剤溶液中に有機顔料を分 散し、電解することで有機顔料の微粒 子からなる薄膜が形成できる(特願昭 63−108726など)。
その結果、液中での通電コンタクトにより、ガラス基板
上のITO透明電極上にアントラキノン系顔料からなる
有機色素薄膜を形成することができた。
(実施例2) 金メッキつき銅箔を装着する有機質のロッドとしてサマ
リウム・コバルト磁性体を練り込んだゴム材を用い、上
記ロッドな固定するために成膜基板裏面から樹脂をコー
トした鉄棒を接触させた。
他の条件は実施例1と同様にして、液中での通電コンタ
クトにより電解成膜を行なった。
その結果、実施例1と同様に液中コンタクトによる電解
成膜が実施できた。
(実施例3) ポリイミドシートに接着された銅箔上に銅エツチングレ
ジストを所定のパターンにスクリーン印刷し、銅箔を所
定のパターン(長さ30cm、幅2mm)にエツチング
加工した。この銅箔パターンつきポリイミドシートを長
さ30cm、幅5mmに切り出し、実施例1と同様のゴ
ム製ロッドに接着し、銅箔表面に金メッキを施した。
実施例1と同様に成膜基板に装置し、液中で通電しなが
ら電解成膜を実施した結果、実施例1と同様の結果が得
られた。
〔発明の効果1 以上のように本発明により、電解液中で、成膜基板と電
源との電気的コンタクトを極めて容易に行なうことが可
能となり、量産的効果も大いに期待できる電解装置を提
供できることになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において実施例1で作成した電解装置と
その基板への装着状態の断面を示す図。 第2図は湿式電解法により作成するカラーフィルター基
板のストライブ状透明電極パターン例を示す図。 10・・透明基板 11・・透明電極 12・・金メッキした銅箔 13・・ゴム製ロッド 14・・鉄芯 15・ ・リード線 16・・磁性体ロッド 20・・透明基板 21・・透明電極 22・・カラーフィルターとして色素を形成する領域 23・・液晶駆動用ICを実装する領域(最終的にこの
外側の領域は不要とな るのでカット除去される) 24・・電解時に通電コンタクトを行なう部分25・・
R色を電解成膜する時に通電コンタクトを行なう部分 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)湿式電解成膜法における成膜基板への通電に用いる
    電解装置において成膜基板上の導電体部への接触部分が
    、貴金属メッキを施した金属体からなり、該金属体が鉄
    芯などの磁化容易な金属入りの弾性を持った有機質のロ
    ッドに装着され、さらに該ロッドが成膜基板の反対面に
    置かれた磁性体により成膜基板上に固定されることを特
    徴とする電解装置。 2)請求項1において、貴金属メッキを施した金属体が
    磁性体入りの有機質のロッドに装着され、さらに該ロッ
    ドが成膜基板の反対面におかれた磁化容易な金属入りの
    ロッドにより成膜基板上に固定されることを特徴とする
    電解装置。 3)請求項1または2において、貴金属メッキを施した
    金属体が一旦フレキシブルシート上に形成された後、該
    フレキシブルシートとともに有機質のロッドに装着され
    ることを特徴とする電解装置。
JP2300892A 1990-11-06 1990-11-06 電解装置 Pending JPH04173995A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997019373A1 (fr) * 1995-11-21 1997-05-29 Seiko Epson Corporation Procede et dispositif pour la fabrication d'un filtre en couleurs

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997019373A1 (fr) * 1995-11-21 1997-05-29 Seiko Epson Corporation Procede et dispositif pour la fabrication d'un filtre en couleurs
US6056863A (en) * 1995-11-21 2000-05-02 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for manufacturing color filter

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