JPH041731Y2 - - Google Patents

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JPH041731Y2
JPH041731Y2 JP15654785U JP15654785U JPH041731Y2 JP H041731 Y2 JPH041731 Y2 JP H041731Y2 JP 15654785 U JP15654785 U JP 15654785U JP 15654785 U JP15654785 U JP 15654785U JP H041731 Y2 JPH041731 Y2 JP H041731Y2
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wiring
metal wiring
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、基板上に金属配線を有する構造の半
導体装置に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、基板上の絶縁層上に形成された金
属配線を有してなる半導体装置において、孤立し
て形成されるダミー電極を絶縁層の開口部に形成
し該ダミー電極と金属配線を接続させることによ
り、上記金属配線の剥がれ等を防止したものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に、半導体装置即ち半導体集積回路等にお
いては、素子同士の配線や外部端子との接続の為
の配線として、低抵抗な金属配線が用いられてい
る。この金属配線は、例えば、Al等の金属を絶
縁層上に例えば蒸着法によつて被着し、該被着さ
れたAl層を所定のパターンにパターニングして
形成されている。
ここで、このような金属配線構造の半導体装置
の一例を、第3図及び第4図を参照しながら簡単
に説明する。
先ず、第3図及び第4図に示すように、従来の
半導体装置には、基板11上に下層配線層13
a,13bがそれぞれ形成されている。この下層
配線層13a,13bは、例えば多結晶シリコン
で形成されている。これら下層配線層13a,1
3bを被覆するように絶縁層12が全面に被着形
成されている。この絶縁層12は例えば酸化シリ
コンで形成されている。絶縁層12には、上記下
層配線層13a,13bとコンタクトをとるため
のコンタクト孔16,15が形成される。そし
て、金属配線として距離の長いAl配線14が上
記絶縁層12上に施され、該Al配線14は上記
下層配線層13aと上記下層配線層13bの配線
として機能する構造になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように絶縁層12上に金属配線が施される
構造の半導体装置は、上記金属配線即ち距離の長
いAl配線14等が剥がれて配線の機能が果たせ
ないような問題を生じている。
即ち、Al配線14が距離も長く引き回されて
いる場合には、当該Al配線14が剥がれ易く、
最近の半導体装置の高集積化から、配線自体も幅
が狭くなり、絶縁層12上に施されるAl配線1
4は、熱収縮、衝撃、振動等に影響されて剥がれ
てしまう。そして、Al配線14が剥がれた場合
には、断線等の弊害が生じ、また、高集積化から
隣接する配線との間隔も狭くなり、従つて、Al
配線14の剥がれによつて、短絡等の弊害も生ず
る。
そして、これらの弊害は、例えばAl配線14
に段差があつた場合に該段差部で顕著である。
そこで、本考案は上述の問題点に鑑み、半導体
装置の高集積化に対応し、金属配線の剥がれ等の
弊害のない半導体装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、基板上の絶縁層上に形成された金属
配線構造を有する半導体装置において、 上記絶縁層の開口部に孤立したダミー電極が形
成されており、上記金属配線が上記ダミー電極に
接続されてなる半導体装置により上述の問題点を
解決する。
〔作用〕
絶縁層の開口部に孤立したダミー電極が形成さ
れ、このダミー電極と金属配線が接続するため、
細長く金属配線を配設しても、各ダミー電極部分
において確実に接続するため、容易に剥がれるこ
とがない。
また、上記ダミー電極は、例えば下層配線層と
同時に形成することもでき、同様にそのコンタク
ト孔は、上記下層配線層への接続のためのコンタ
クト孔の形成と共に形成し得るものである。従つ
て、プロセス上、特に工程を増加させることなく
形成し得る。
〔実施例〕
本考案の好適な実施例を図面を参照しながら説
明する。
本実施例の半導体装置は、第1図および第2図
に示すように、基板5上の絶縁層2上に形成され
た金属配線3を有する半導体装置であつて、上記
絶縁層2の開口部であるコンタクト孔4の部分に
孤立して形成されるダミー電極1が配設されてな
る例である。
先ず、本実施例の半導体装置は、上記基板5上
に形成される下層配線層6aと下層配線層6bを
接続するように蒸着等により形成される金属配線
3が上記絶縁層2上に形成されている。上記金属
配線3は、上記絶縁層2上で長く引き回されてお
り、この金属配線3とは、コンタクト孔8を介し
て下層配線層6aが接続し、又、コンタクト孔7
を介して下層配線層6bが接続するようになつて
いる。上記金属配線3の下部であり且つ上記基板
5の上には、上記長距離に配線されている金属配
線3に沿つて孤立して形成されるダミー電極1が
複数個形成されている。これらダミー電極1は、
金属配線3の剥がれを防止するのに十分な間隔に
パターン形成したものであつて、これらダミー電
極1と、上記絶縁層2を開口して配設される複数
個のコンタクト孔4を介して上記金属配線3が接
続することにより、上記金属配線3の剥がれを防
止している。
このような上記金属配線3の剥がれを防止する
ダミー電極1は、適当な間隔をおいて配置され、
例えば上記金属配線3の配線幅のおよそ2倍程度
を一辺とする角形のパターンである。そして、こ
れらダミー電極1は、上記下層配線層6a,6b
と共に形成することができる。すなわち、上記下
層配線層6a,6bは基板5上にフオトリソグラ
フイ技術を用いてパターニングされて形成されて
いるが、これら下層配線層6a,6bの形成と同
時に、上記ダミー電極1をパターン形成すれば良
い。
また、これらダミー電極1は、孤立して形成さ
れる当該ダミー電極1の位置に合わせてコンタク
ト孔4を形成し、この形成されるコンタクト孔4
を介して上記金属配線3と接続するものである。
ここで、これらダミー電極1の位置に合わせて形
成される孔4は、上記下層配線層6a,6bと上
記金属配線3の接続のために用いられるコンタク
ト孔8,7と同時に形成することが可能となつて
いる。従つて、本実施例の半導体装置は、上記ダ
ミー電極1のパターン形成とも併せて、プロセス
上特に工程を付加することもなく製造し得る構造
になつている。
このようにダミー電極1を適当な間隔をおいて
孤立して配設し、上記金属配線3と接続させた場
合は、この接続部分で接着が良好となり、容易に
剥がれるような弊害は防止される。そして、特に
上記金属配線3の配線幅が、高集積化に対応して
狭くなつてきた場合には、特に有効な構造であ
る。また、半導体装置の多層構造化に対応し、段
差等があつても確実な配線を実現し得る。
尚、基板5は、絶縁層を被着形成させた半導体
基板等であり、また、これに限定されず、多層構
造の半導体装置の何層目かが形成されたものであ
つても良い。絶縁層2は、例えば酸化シリコン等
の材料であり、金属配線3は例えばAl,Al−Si
等の配線材料であつて、特に限定されるものでな
い。
〔考案の効果〕
本考案の半導体装置は、孤立したダミー電極に
より金属配線の固定を確実なものとするため、当
該金属配線が剥がれる弊害を防止することができ
る。また、本考案の半導体装置を製造する場合
は、プロセス上も特に工程を付加することなく上
記ダミー電極等を形成することができ、半導体装
置の高集積化、多層化に対応して確実な半導体装
置を提供できる。更に、上記金属配線の剥がれ等
がなく、また、短絡等も防止されるので、歩留り
の向上等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る半導体装置の断面図、第
2図はその平面図、第3図は従来例の断面図、第
4図は従来例の平面図である。 1……ダミー電極、2……絶縁層、3……金属
配線、4……コンタクト孔、5……基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基板上の絶縁層上に形成された金属配線構造を
    有する半導体装置において、 上記絶縁層の開口部に孤立したダミー電極が形
    成されており、上記金属配線が上記ダミー電極に
    接続されてなる半導体装置。
JP15654785U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH041731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15654785U JPH041731Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15654785U JPH041731Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6263939U JPS6263939U (ja) 1987-04-21
JPH041731Y2 true JPH041731Y2 (ja) 1992-01-21

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ID=31078263

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JPS6263939U (ja) 1987-04-21

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