JPH04172988A - ブラシレスモータの回転子位置検出回路 - Google Patents

ブラシレスモータの回転子位置検出回路

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JPH04172988A
JPH04172988A JP2296676A JP29667690A JPH04172988A JP H04172988 A JPH04172988 A JP H04172988A JP 2296676 A JP2296676 A JP 2296676A JP 29667690 A JP29667690 A JP 29667690A JP H04172988 A JPH04172988 A JP H04172988A
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太田 久義
Tomofumi Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インバータの出力によって駆動されるブラシ
レスモータの回転子の位置を、固定子巻線に誘起された
電圧によって検出するようにした回転子位置検出回路に
関する。
〔従来の技術〕
ブラシレスモータの回転子位置検出回路を第2図を参照
して説明する。第2図において、lは商用電源、2は商
用電源1を整流平滑する整流回路、3は複数の半導体素
子からなり、これらをオンオフして整流回路2の直流出
力を導通・遮断して出力するインバータ、4は固定子巻
線と水火磁石形の回転子とを存し、インバータ3の出力
を固定子巻線に通電されて駆動されるブラシレスモータ
、5は入力端を固定子巻線の端子4aに接続して固定子
巻線の誘起電圧を入力し、これを積分回路6て略90度
遅相させ比較回路7を介して位置検出信号を送出する回
転子位置検出回路、8は位相検出信号を論理演算してイ
ン1<−夕3の半導体素子のオンオフ信号を出力する分
配回路、9は分配回路8の出力信号に従ってインバータ
3の半導体素子を駆動するドライブ回路である。又、上
記回転子位置検出回路5は、固定子巻線の端子4aから
入力した誘起電圧を利用して得た線間電圧又は相電圧を
積分回路6に通すことによりその位相を略90度遅らせ
、線間電圧の場合は、比較回路7に設けた比較器によっ
て積分回路6の出力レベルを相互に比較してその出力を
位置検出信号とし、相電圧の場合は、上記誘起電圧から
合成し又は中性点から直接引き出して得た固定子巻線の
中性点電圧と、各相電圧のレベルとを比較回路7によっ
て比較してその出力を位置検出信号としていた。この際
、誘起電圧にはインノ\−夕3の半導体素子の転流時に
生じるスパイク電圧か現れ、この転流スパイク電圧は、
無負荷運転のときは、線間電圧の場合について示した第
4図のfalに示すようなひげ状となり、負荷か増加す
るに従って、第4図1b+に示すように、幅を広げる。
この誘起電圧を積分回路に通過させると、無負荷運転時
(第4図(a()は第4図fc) V aて示した波形
となり、これに対して負荷運転時(第4図(b))は、
広幅の転流スパイク電圧により、第4図(CI V b
て示した位相の進んだ波形となる。このため、負荷運転
時には上記進み位相の波形により位相ずれした位置検出
信号か出力されることになり、この位置検出信号に基つ
いてインバータの出力か進相タイミングて通電制園され
てモータカ率か悪化し、ブラシレスモータの正常な運転
か出来ないという問題を有している。
この補正手段として、従来、特公昭63−22159号
公報に示されているものかあった。これは、上記積分回
路6と比較回路7との間に、負荷電流検出回路の出力信
号によってオンオ)制御されるアナログスイッチを有す
る所定時定数の遅延回路を挿入したもので、アナログス
イッチの動作によって積分回路6の出力の位相を遅れ方
向に補正し、軽負荷運転時には遅延回路を動作させない
ようにしたものである。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしなから、上記のように構成した補正手段にあって
は、負荷電流か所定以上となったときアナログスイッチ
の動作によって作用する遅延回路か一定の時定数を存す
るのみであるため、負荷か連続的に変動する場合には、
位置検出信号か補正過剰あるいは補正不足となることか
あるという問題かあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するため、位置検出信号を出
力する比較回路の比較器の出力端と入力端との間にスイ
ッチング素子を挿入してなる正帰還の帰還回路を設け、
積分回路の出力端に平均値検出回路とピーク値検出回路
とを接続して波形の歪に応じた信号を出力するようにし
た歪検出回路の出力と三角波発生回路の出力とから波形
の歪、即ち負荷の大小に対応じたパルス幅変調信号を出
ツノするようにして成る負荷検出回路の出力端を上記帰
還回路のスイッチング素子に接続して、このスイ、・チ
/グ素子をオンオフ制御するようにしたことを特徴とし
た。
又、上記負荷検出回路は、インバータの入力端に接続し
た負荷電流検出回路の出力と三角波発生回路の出力とか
ら負荷電流の大小、即ち負荷の大小に対応じたパルス幅
変調信号を出力するようにして成る負荷検出回路として
もよい。
〔作  用〕
負荷検出回路は、積分回路の出力端に接続した歪検出回
路に、積分回路の出力波形から検出した平均値とピーク
値とから上記出力波形の歪に応じた直流電圧を出力させ
、この出力と三角波発生回路の出力とのレベル比較によ
り負荷の大小に対応じたパルス幅変調信号を出力して、
この信号を比較回路の比較器に設けた帰還回路のスイッ
チング素子に送出しスイッチング素子をオンオフ制御し
て正の帰還量を制御することによって比較回路か出力す
る位置検出信号の位相をブラシレスモータの負荷の大小
に応して連続的(こ遅らせで補正する。
又、負荷の大小を負荷電流検出回路から検出するように
した負荷検出回路は、負荷電流の大きさに応じたパルス
幅変調信号を帰還回路のスイッチング素子に送出して位
置検出信号の位相を連続的に遅らせて補正する。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第5図を参照して
説明する。
第1図は、3相星形結線された固定子巻線を存するブラ
シレスモータの回転子位置検出回路である。これは、3
相星形結線されたU、V、W各相の固定子巻線の端子に
それぞれ接続して誘起電圧を入力させる入力端u1〜・
1W、と、入力の位相を略90度遅らせて出力するよう
にした2つの積分回路からなる積分回路11と、これの
出力をインピーダンス変換して出力するようにした2つ
の電圧バッファからなるバッファ回路I2と、これの出
力の一方の位相を反転して出力するようにした反転回路
13と、これの出力と上記バッファ回路12の出力の他
方とを加算し反転して出力するようにした加算反転回路
14と、これの出力と上記反転回路13の出力とバッフ
ァ回路12の出力の他方とを相互にレベル比較してこれ
を位置検出信号として送出するようにした、帰還回路1
6を存する比較回路15と、上記バッファ回路12の出
力の他方を入力してこの入力波形の歪に対応じた電圧を
出力するようにした歪検出回路18、−定の周期・振幅
の三角波を出力する三角波発生回路22及びこの三角波
のレベルと上記歪検出回路18の出力を分圧した可変抵
抗VR,の出力とをレベル比較してパルス幅変調信号(
以下、PWM信号という)を出力し上記比較回路15の
帰還回路16に送出するようにした比較器(以下、コン
パレータという)C0M4からなる負荷検出回路17と
、回路接地に対して一定の仮想接地電圧を出力するよう
にした仮想接地回路IOと、位置検出信号を送出する出
力端u2.v2.w2とから形成されている。これらの
回路についてさらに説明する。上記積分回路11は、上
記仮想接地回路10の出力端(仮恒接地)IGに接続し
た入力端〜r1と他の入力端u1W、どの間に抵抗R1
とコンデンサC1、及び抵抗R2とコンデンサC2をそ
れぞれ直列接続して2つの積分回路を形成し、入力端v
1に一端を接続した上記コンデンサC,,C2の両端か
ら、上記入力端U、・v1間及びW、・v1間に入力し
た固定子巻線の線間電圧Vl、、及びVwlの位相をそ
れぞれ略90度遅らせた略正弦波形の電圧を出力するよ
うになっている。上記71177回路12は、上記積分
回路IIの入力端ul側及びW、側の再出力端と仮想接
地IG間に、コンデンサC2と抵抗R1、及びコンデン
サC4と抵抗R4をそれぞれ直列に接続し、このコンデ
ンサC1・抵抗R3、及びコンデンサC4・抵抗R4の
それぞれの接続点には、反転入力端(以下、−入力端と
いう)か出力端に接続された演算増幅器(以下、オペア
ンプという)OPl及びOP tの非反転入力端(以下
、十入力端という)をそれぞれ接続して2つの電圧バッ
ファを形成し、上記積分回路IIの両出力の交流電圧成
分のみを低出カインビーダンスで出力するようになって
いる。
上記反転回路13は、上記ハソ77回路I2のオペアン
プOP 2の出力端に抵抗R6を介して十入力端か仮想
接地IGに接続されたオペアンプOP3の一入力端を接
続し、この−入力端と出力端との闇に抵抗R,を挿入し
Rs”Rgとして増幅度−1倍の位相反転回路を形成し
、積分回路11に入力したWv相の線間電圧V vl、
をvl相の線間電圧V□に対応じた略90度位相遅れの
略正弦波形の電圧を出力するようになっている。上記加
算反転回路14は、十入力端か仮想、接地IGに接続さ
れたオペアンプOP4の一入力端を、上記反転回路I3
のオペアンプOP、の出力端に抵抗R7を介して接続す
ると共に、上記バッファ回路12のオペアンプ○P1の
出力端に抵抗R,を介して接続し、さらに出力端との間
に抵抗R,を挿入しR7=R1=Rtとして増幅度−1
倍の加算反転回路を形成して、上記オペアンプOP1と
OP、どの出力を加算し反転してオペアンプOP、の出
力端から、上記固定子巻線のWU相の線間電圧Vvuに
対応じた略90度位相遅れの略正弦波形の電圧を出力す
るようにな−ている。上記比較回路15は、上記オペア
ンプOP、、OP、、OP、の出力端にそれぞれ抵抗R
,,,R,,,Rユ2を介して十入力端を接続したコン
パレータCOM、、CO〜1□COM、を備え、このコ
ンパレータCOMt、COM□COM、の各−入力端に
は上記オペアンプOP。
OP +、 OP 3の出力端をそれぞれ接続し、さら
に各コンパレータCOM、、C0M2.COM、の出力
端と十入力端との間には帰還回路16.16.16かそ
れぞれ接続されている。この帰還回路16をコンパレー
タCOM、に接続したもので説明すると、コンパレータ
COM、の十入力端に一端を接続した抵抗R12の他端
をコンデンサC6を介して仮想接地IGに接続すると共
に、出力端との間に、ゲート電圧か“H”レベルのとき
オン、“L”レベルのときオフとなる双方向のアナログ
スイッチAS、からなるスイッチング素子と抵抗R14
とを直列に接続して、コンパレータCOM、の“H“又
は“Lルベルの出力を、アナログスイッチAS、のケー
トに所定のデユーティ比のPWM信号を受けて、抵抗R
1i及びアナログスイッチAS、を介してコンデンサC
3を充電させ、このコンデンサC6の充電電圧を抵抗R
1,を介してコンパレータCOM、の十入力端に正帰還
させるようになっている。他のコンパレータCOM、、
COM、の帰還回路16.16についても上記と同様で
ある。上記歪検出回路18は、さらに、平均値検出回路
19aとピーク値検出回路19bと加算積分回路20と
増幅回路21とから形成されている。上記平均値検出回
路19aは、上記バ・ノファ回路12のオペアンプOP
、の出力端と回路接地間に、抵抗RleとコンデンサC
,と一端を回路接地したコンデンサC1゜の他端にカソ
ードを接続したダイオードD2とを直列に接続し、上記
ダイオードD、のアノードにはアノードを回路接地した
ダイオ−1・D、のカソードを接続して、上記オペアン
プOP、の出力の交流電圧成分をコンデンサC10に正
極性で充電するようになって”おり、上記ピーク値検出
回路+9bは、上記オペアンプOP1の出力端と回路接
地間に、抵抗R20とコンデンサC1と一端を回路接地
したコンデンサCI+の他端にアノードを接続したダイ
オ−1” D 、とを直列に接続し、上記ダイオードD
4のカソードにはカソードを回路接地したダイオードD
、のアノードを接続して、上記オペアンプOP、の出力
の交流電圧成分をコンデンサC1□に負極性で充電する
ようになっており、上記コンデンサCIQの充電時定数
R,QX (C,llc、o)(Cm llc+oは、
コンデンサC、、c 、。を直列接続したときの合成容
量を表す)は比較的大きくしてコンデンサCtGにはオ
ペアンプ○P1の交流出力の略平均値の2倍の電圧か正
極性で充電されるようにしており、一方、コンデンサC
I+の充電時定数R2゜X (C,IIc、、)は比較
的小さくしてコンデンサCI+にはオペアンプ○P1の
交流出力の略ピーク値の2倍の電圧が負極性で充電され
るようにしている。上記加算積分回路20は、十入力端
を回路接地したオペアンプOP5の一入力端に、抵抗R
2,、R,2を介して上記平均値検出回路+9a、  
ピーク値検出回路l9bをそれぞれ接続すると共に、出
力端との間に抵抗R2,とコンデンサC12とを並列に
接続して、上記平均値検出回路19a、  ピーク値検
出回路19bの再出力を加算、即ち(平均値−ピーク値
)を算出して反転し、これを積分し平滑な直流電圧にし
て出力するようになっている。この際、上記オペアンプ
OP、の出力か歪のない波形であるときに、上記(平均
値−ピーク値)か零となるように、抵抗R21とR22
との比を予め設定しておく。
上記増幅回路21は、上記加算積分回路20の出力端に
十入力端を接続したオペアンプOP iの出力端と回路
接地との間に抵抗R211R25を直列接続し、この抵
抗R24とR25との接続点を一入力端を接続して、上
記加算積分回路20の出力を非反転増幅するようになっ
ている。上記三角波発生回路22は、図示しない電源回
路から出力される定電圧電源y ccと回路接地との間
に抵抗R2□、R28を直列接続し、この抵抗R,7と
R21との接続点をコンパレータC0M5の十入力端に
接続すると共に、出力端にカソードを接続したダイオー
ドD6のアノードに接続し、−入力端はコンデンサC1
゜を介して回路接地すると共に、出力端との間には出力
端にカソードを接続したダイオードD5ど抵抗R2Gと
を並列に接続して、−入力端から一定の周波数、振幅を
有する鋸歯状の三角波を出力するようになっている。な
お、この三角波の周波数か前記インバータの出力周波数
の上限よりも極めて高い周波数となるように、回路定数
を設定する。
上記仮想接地回路IOは、上記定電圧電源Vccと回路
接地間に抵抗R3□とR1(R12−R’=3’)とを
直列に接続し、この抵抗R、、、R,、の両端にコンデ
ンサCI S+  CI 6をそれぞれ接続して、上記
抵抗Rj2とR3,との接続点を電圧VC,/2なる仮
想接地IGとして送出するようになっている。
次に、回転子の位置検出信号出力動作について説明する
。インバータの複数個の半導体の導通・遮断制御により
、3相星形結線された固定子巻線の各相コイルか順次通
電されて回転子か回転することにより、入力端u、、v
、、w、のul ・71間及びwl ・71間にはそれ
ぞれ第4図tal又は(1)lに示すような台形状の線
間電圧V U l’ + ■W 1か一定の位相差を存
して入力する。なお、第4図ial、 (blに示すS
a、Sbは転流スパイク電圧を示し、Saは無負荷運転
時、sbは負荷運転時の転流スパイク電圧を示す。
そして、積分回路11に入力した線間電圧V Ll 1
’ +V□は、入力に対し略90度位相遅れの略正弦波
形を有して仮想接地IGを中心に交番する電圧を出力す
る(第4図(CIVa、Vb)。この際、線間電圧Vu
v、V□、に現れる転流スパイク電圧は、ブラシレスモ
ータの負荷か大きいほと輻か広くなる(第4図(b))
ので、積分回路11の出力は、無負荷運転時の積分回路
11の出力(第4図(cl V a )に対して進み位
相となると共に、波形の歪か大きくなる(第4図(cl
 V b )。ここで、波形の歪とは、平均値に定数を
乗した値か、歪かないときにはピーク値に等しくなるの
に対して、歪が大きいほと小さくなってピーク値との差
か大きくなることをいうものとする。
そして、上記積分回路11の出力は、バッファ回路12
でインピーダンス変換されて抵出カイ。
ピーダンスで出力される。このバッファ回路I2の一方
の出力(オペアンプOP、の出力)を受けた反転回路1
3は、人力位相を反転させ、仮想接地IGを中心にして
交番する固定子を線のVW相の線間電圧V vvsに対
応じた略90度位相遅れの略正弦波形の出力(第4図(
dl OP 、の出力)に変換して送出する。この反転
回路13と上記バッファ回路12の他方の出力(オペア
ンプOP1の出力)の再出力を受けた加算反転回路14
は、両入力を加算し反転して、仮想接地IGを中心・に
して交番する固定子巻線のWU相の線間電圧Vw1.I
に対応じた略90度位相遅れの略正弦波形の出力(第4
図(d) OP 、の出力)を合成して送出する。上記
バッファ回路12の他方の出力、反転回路13、加算反
転回路14の各出力は、比較回路15に送出されコンパ
レータCOM、、COM、、COM、によって相互にレ
ベル比較され、出力端u 2. v 2. w2から位
置検出信号(第4図(e))を出力する。
次に、負荷検出回路17と比較回路15に設けた帰還回
路16の動作を説明する。バッファ回路12のオペアッ
プOP、から仮想接地IGを中心にして交番する固定子
巻線のUV相の線間電圧V。、に対応じた略90度位相
遅れの略正弦波形の出力(第4図+dl OP 、の出
力)を人力した歪検出回路I8は、平均値検出回路19
aか入力の直流電圧成分をコンデンサC3で阻止してコ
ンデンサC1oの非接地端を正極性に充電し、この際、
充電時定数R,,X (C,II C,、)を所定の値
に設定しであるのでコンデンサC10には人力した交流
の平均電圧の2倍の電圧か充電され、ピーク値検出回路
19bか人力の直流電圧成分をコンデンサC1て阻止し
てコンデンサC11の非接地端を負極性に充電し、この
際、充電時定数R,X (C7II C,、)を所定の
値に設定しであるのでコンデンサC11には人力した交
流の平均電圧の2倍の電圧か充電される。そして、上記
平均値検出回路19aとピーク値検出回路19bの百出
力は加算積分回路20によって加算され、即ち、入力交
流電圧の(平均値−ピーク値)を算出しこれを反転して
平滑な正の直流電圧として出力する。この際、ブラシレ
スモータの負荷か大きいほと入力電圧の歪か大、即ち、
平均値とピーク値との差か大となるので、負荷の大小に
対応じた出力電圧か得られる。この微小な出力は、増幅
回路21て非反転増幅され、適用するブラシレスモータ
の運転特性に最も適した電圧に可変抵抗VR,て分圧さ
れてコンパレータCOM、の一入力端に人力される(第
3図fat)。
三角波発生回路22は、コンパレータCOM、の+入力
端か定電圧電源V。Cを分圧した抵抗R2,。
Rtsの接続点に接続され一入力端か放電したコンデン
サC1,(”L“レベル)に接続されているので、コン
パレータCOMIの出力端は“Hルーベルとなりコンデ
ンサCIffは抵抗R2gを介して時定数C+’s・R
26で充電されていくため、該回路22の出力(即ち、
−入力端電圧)は、第3図(alに示すように、右上か
りて上昇していき、これか+入力端電圧を越えると出力
端は“L”レベルとなり、今度はコンデンサCIIはダ
イオード’ D sを介して小さい時定数C+8・ (
D、の順方向抵抗)で放電し、該回路22の出力は、第
3図(alに示すように、急に立下がる。このとき、+
入力端は“L”レベルの出力端に対してダイオードD、
の順方向電圧分たけ常に高く、一方、−入力端は“L”
レベルの出力端に抵抗R26を介して接続されているの
でコンデンサC12の放電によって+入力端のレベルよ
り低下する。この時点でコンパレータCOM sの出力
端は“H”レベルに反転して該回路22の出力は再び上
昇する。以上の動作を繰り返して、前記インバータの出
力周波数の上限よりも極めて高い周波数の一定の周期・
振幅を有する三角波を連続的に発生し、上記コンパレー
タCOM、の+入力端へ送出する。この三角波発生回路
22と上記可変抵抗VR,の両出−力を受けたコンパレ
ータCOM、は、上記三角波のレベルか可変抵抗VR1
の出力レベルより低い区間で“Hルーベルとなるパルス
列(PWM信号)を発生し、この各パルスの幅は、上記
歪検出回路18の出力電圧か高いとき、即ち、ブラシレ
スモータか重負荷で運転されて線間電圧の転流スパイク
電圧が大きいとき広くなる。
上記コンパレータCOM、の出力したPWM信号を受け
た帰還回路16は、ブラシレスモータの負荷に対応じた
デユーティ比のPWM信号によってアナログスイッチA
S、をオンオフさせ、コンパレータCOM、の出力か“
H”レベルのときは、この出力電圧に上記デユーティ比
を乗じた電圧にコンデンサC9を充電し、充電されたコ
ンデンサC3は抵抗R、、、R、o及びバッファ回路1
2のオペアンプOP、の出力端を介して放電する。この
とき、抵抗R+2とRIoとの接続点、即ち、コンパレ
ータCOM、の+入力端電圧をオペアンプOP1の出力
端電圧よりも上昇させる。一方、コンパレータCOM、
の出力か“L”レベルに反転したときは、アナログスイ
ッチAS、のオンオフによってコンデンサC6かアナロ
グスイッチA S +を介して逆極性に充電すると同時
に、バッファ回路12のオペアンプOP、の出力から抵
抗R,,,R目、アナログスイッチAS、、抵抗R14
を介してコンパレータCOM、の出力端に電流か流れて
抵抗R1゜とR13との接続傾、即ち、コツパレータC
○M1の出入力端電圧をオペアンプOP、の出力端電圧
よりも低下させる。このように、帰還回路16を設けた
ことにより、フンパレータCOM。
の出力は+入力端に正帰還され、この帰還量は、アナロ
グスイッチAS、に入力されるブランレスモータの負荷
の大小に応じたPWM信号のデユーティ比で定まる。
上記のような帰還回路16の動作により、比較回路15
の出力する位置検出信号の位相か補正されることを、第
3図(c) (diによって説明すると、帰還回路16
かない場合、コンパレータCOM、の両入力端にはオペ
アンプOP、、OP、の両出力か入力し、両者のレベル
比較によって、第3図(d)に示すように、t l−t
 2間で“H”レベルとなる信号か出力されるか、帰還
回路I6を設けることによって、コンパレータCOM、
の出力が反転する毎にこの出力か+入力端に正帰還され
るため、第3図fclに示すように、−入力端レベルと
の交点て+入力端レベルか+側又は−側ヘンフトするの
て一入力端しベルとの交占か位相として遅れる方ヘノフ
トされ、コンパレータCOM 、の出力は、第3図+d
lに示すように、帰還回路16かない場合より位相か“
θ”たけ遅れたtll〜122間で“H”レベルとなる
位置検出信号を出力する。こねは、比較回路15の他の
コンパレータCOM。COM、についても同様である。
上記“θ”は帰還回路16の帰還量か大きいほど大きく
なるので、ブラシレスモータの負荷の増大による誘起電
圧波形の歪によって生じた位置検出信号の進みの位相ず
れか補正される。
なお、上記実施例で示した帰還回路16のアナログスイ
ッチAS、は、極めて高速動作するものとして、帰還回
路16のコンデンサC5の充電電圧波形はコンパレータ
COM、の出力変化(反転)に速やかに追従するように
説明したか、アナログスイッチAS、の特性か低速動作
である場合には、これのゲートに入力するPWM信号の
周波数を低く設定し、かつ、コンデンサC1のリップル
電圧抑制のため充電時定数C5・R11を大きく設定す
る必要かある。この場合においても、コンデンサC5の
充電電圧波形か、コンパレータC○M、の出力反転に対
して速やかに追従するように、第6図1alに示すよう
に、コンパレータCOM、の+入力端・出力端間に抵抗
R31とコンデンサCITとを直列接続してなるバイパ
ス回路(微分回路)を接続し、コンパレータCOM、の
出力反転時には、第6図(blに示すように、コンデン
サC5の充電電圧の立上がり、立下がり(即ち、コンパ
レータCOM、の+入力端の立上がり、立下がり)を上
記バイパス回路の出力により補正するようにしてもよい
上記実施例ては、ブラシレスモータの負荷に対応じた信
号を出力する負荷検出回路17の原信号を、電圧波形の
歪を検出する歪検出回路18から得るように説明したか
、負荷電流を検出してその大きさに応じた信号を出力す
るようにした負荷電流検出回路から得るようにしてもよ
い。第5図はこれを示したもので、負荷電流検出回路2
3は、第2図に示した整流回路2・インバータ3間に低
抵抗値の抵抗R81+を挿入し、これの非接地側に、−
入力端を抵抗R2,を介して回路接地すると共に、出力
端との間に抵抗R2oを接続したオペアンプOP6の+
入力端を接続してなる非反転増幅回路と、これの出力端
と回路接地間に抵抗R+1とコンデンサC11とを直列
に接続しコンデンサCItの非接地端を出力端とした平
滑回路からなる積分回路と、これの出力を入力させる入
力側とこれを増幅して出力する出力側とを電気的に絶縁
して成る絶縁増幅器IA、とから形成されている。そし
て、ブラシレスモータの負荷の大小に比例して抵抗R5
11に現れる電圧を入力し、これを増幅・平滑した直流
電圧として、第1図に示した可変抵抗VR,に送出する
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、比較回路のコン
パレータに正帰還の帰還回路を設けて、この帰還回路の
帰還量を、ブランレスモータの負荷の大小に対応じたP
WM信号を送出するようにした負荷検出回路によって可
変させることにより、比較回路か出力する位置検出信号
の位相を負荷の大小に対応して遅相させて自動補正する
ようにしたので、負荷の変動に追従した正しい位置検出
信号を得ることかでき、ブラシレスモータの運転を常に
円滑かつ効率的に行うことかできる。
又、上記負荷検出回路の原信号を、積分回路の出力電圧
波形の歪を検出してその歪の大きさに対応じた信号を出
力させるように構成した歪検出回路から得るようにした
ので、電圧波形の歪によって生ずる位置検出信号の位相
ずれを、歪の大小そのものに対応じた補正量で補正する
ことになり、回路定数を特に変更することなく広範囲の
機種のブラシレスモータに本回転子位置検出回路を適用
することかできる。
又、上記負荷検出回路の原信号を、ブラシレスモータの
負荷電流に比例した信号を出力させるように構成した負
荷電流検出回路から得るようにすることによって、負荷
の大きさに直接対応じた補正量で補正でき、そのブラシ
レスモータに最適の回転子位置検出回路とすることかで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回転子位置検出回路図、
′#fJ2図はブラシレスモータの全体の回路構成図、
第3図及び第4図は第1図の各部の電圧波形図、第5図
は負荷電流検出回路図、第6図は第[図の帰還回路の他
の実施例を図である。 15:比較回路、    16.帰還回路、+7.負荷
検出回路、  18.歪検出回路、19a;平均値検出
回路、 19b:ビーク値検出回路、 22、三角波発生回路、 23、負荷電流検出回路、 COM、、C0M2.COM、、C0M4 ;比較器A
S、:アナログスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 複数個の半導体素子からなるインバータによっ
    て通電制御される固定子巻線と永久磁石形の回転子とを
    有するブラシレスモータの回転子の位置を、上記回転子
    の回転により上記固定子巻線に誘起された誘起電圧を積
    分する積分回路と、この積分回路の出力レベルを比較す
    る比較器からなる比較回路とを備えて、この比較回路か
    ら位置検出信号を出力させて検出するようにしたブラシ
    レスモータの回転子位置検出回路において、上記比較回
    路の比較器の出力端と入力端との間にスイッチング素子
    を挿入して成る正帰還の帰還回路を設け、上記積分回路
    の出力端に、平均値検出回路とピーク値検出回路とを有
    して積分回路の出力の平均値とピーク値とから波形の歪
    を検出するようにした歪検出回路を接続し、この歪検出
    回路と、三角波を発生する三角波発生回路との両出力レ
    ベルを比較して負荷に応じたパルス幅変調信号を出力す
    るようにして成る負荷検出回路の出力端を上記帰還回路
    のスイッチング素子に接続して、上記スイッチング素子
    をオンオフ制御するようにしたことを特徴とするブラシ
    レスモータの回転子位置検出回路。
  2. (2) 複数個の半導体素子からなるインバータによっ
    て通電制御される固定子巻線と永久磁石形の回転子とを
    有するブラシレスモータの回転子の位置を、上記回転子
    の回転により上記固定子巻線に誘起された誘起電圧を積
    分する積分回路と、この積分回路の出力レベルを比較す
    る比較器からなる比較回路とを備えて、この比較回路か
    ら位置検出信号を出力させて検出するようにしたブラシ
    レスモータの回転子位置検出回路において、上記比較回
    路の比較器の出力端と入力端との間にスイッチング素子
    を挿入して成る正帰還の帰還回路を設け、上記インバー
    タの入力端に接続した負荷電流検出回路と三角波を発生
    する三角波発生回路とを有してこの両回路の出力レベル
    を比較して負荷に応じたパルス幅変調信号を出力するよ
    うにして成る負荷検出回路の出力端を上記帰還回路のス
    イッチング素子に接続して、上記スイッチング素子をオ
    ンオフ制御するようにしたことを特徴とするブラシレス
    モータの回転子位置検出回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169528A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 株式会社リコー 位相検出装置、モータ駆動制御装置、及びモータ装置
JP2016185013A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 ミネベア株式会社 モータ駆動制御装置

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JP2015169528A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 株式会社リコー 位相検出装置、モータ駆動制御装置、及びモータ装置
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