JP4576739B2 - ポンプ用モータ駆動制御装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアコン、給湯機などの家電機器に使用され、効率の良いPWM制御で能力可変をするDCブラシレスモータ(ポンプ用モータ)を駆動制御するポンプ用モータ駆動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PWM制御を用いて能力可変するDCブラシレスモータの駆動制御において、従来、そのPWM信号発生回路は、三角波信号とアナログ信号とをコンパレータ(比較器)に入力し、その出力信号でPWM信号を得ていた。この従来の技術を図7〜図11を用いて説明する。
【0003】
図7は、従来のポンプ用モータ駆動制御装置を示す回路図であり、従来のPWM信号発生回路を用いたものである。
【0004】
図7において、101は複数相のモータ駆動コイル(モータ巻線)102に電気を給電するための直流電源、104はモータの回転子(マグネットロータ)103の磁極位置を検出して磁極位置検出信号を出力する複数個の磁極位置検出素子、105は磁極位置検出信号の示す磁極位置により各モータ駆動コイル102への通電切替え信号を発生する通電切替え回路、106は各モータ駆動コイル102と一方の給電線路(電源101のプラス側)との間に設けられた第1のスイッチング素子群、107は各モータ駆動コイル102と他方の給電線路(電源101のマイナス側)との間に設けられた第2のスイッチング素子群、108はモータにより駆動されるポンプの吐出圧力(以下単に、「圧力」という)を検出して検出信号を出力する圧力検出器、109は圧力検出器108からの検出信号を入力し、PWMのパルス幅を決定するアナログ信号を発生し、設定された目標圧力もしくは目標流量に制御する圧力制御部、111Aは各モータ駆動コイル102への給電指令信号をパルス幅に応じたPWM信号として出力するPWM信号発生回路であり、PWM信号発生回路111Aは、三角波信号を発生する三角波発生回路201と、圧力制御部109からのアナログ信号と三角波信号とを比較する比較回路114とを有する。なお、108は圧力検出器、109は圧力制御部としたが、108を流量検出器、109を流量制御部としてもよい。この場合、制御対象は、目標圧力でなく目標流量となる。
【0005】
このように構成されたポンプ用モータ駆動制御装置について、その動作等を説明する。
【0006】
図7において、直流電源101からモータ巻線102に電流が流れることによって発生する磁界とマグネットロータ103の磁界との吸引・反発の磁力によりモータの回転トルクが発生する。この時、一定回転方向に効率良く回転トルクを発生するために、マグネットの磁極位置を検出する磁極位置検出素子104をモータ巻線102のスロット間の適当な位置に配置する。通電切替え回路105は、磁極位置検出素子104の出力信号を受け、どのモータ巻線102のどちら方向に電流を流すと効率良く一定方向に回転トルクを発生するかを判断する。ここで図7においては、通電切替え回路105の出力信号に合わせ、モータ巻線102のどの端子に直流電源101の+極を接続するかを決めるスイッチング動作を行う第1のスイッチング素子群106と、モータ巻線102のどの端子に直流電源101の−極を接続するかを決めるスイッチング動作を行う第2のスイッチング素子群107とを設けている。また、ポンプ用モータで駆動されるポンプの能力を制御する為に、圧力検出器108を設け、圧力を検出する。圧力制御部109は、圧力検出器108からの検出信号を受け、現在の圧力を検知し、目標の圧力になるようにPID制御等を使う。圧力制御部109は圧力を制御する為、駆動モータの能力をかえるアナログ信号の指令値110を出力する。実際にモータの能力を可変にする為の駆動制御は、第1のスイッチング素子群106に入力する信号を生成する際に、通電切替え回路105内でPWM信号をかけ合わせ、第1のスイッチング素子群106が給電期間を調整することで実施する。
【0007】
次に、このPWM信号の発生方法を説明する。このPWM信号はPWM信号発生回路111A内で発生させる。PWM信号発生回路111A内では、ある周期(数kHz程度)の三角波信号を発生する三角波発生回路201を設けている。比較回路114は、三角波発生回路201の出力信号である三角波信号202とアナログ信号の指令値110と電圧の比較を行い、比較結果としてのPWM信号を出力する。
【0008】
図8は従来のPWM信号発生回路111Aのポイントである三角波発生回路201の回路を示す回路図である。
【0009】
図8において、203は方形波発振を行う比較器、204は積分動作を行う積分器、205、206は抵抗器、207はコンデンサである。
【0010】
図8において、まず、比較器203の出力端子からある周波数の方形波が出力される。その方形波の出力信号を積分器204で積分し、三角波信号に変換して出力する。また、三角波信号を正帰還抵抗器205を介し、比較器203に正帰還する。この正帰還抵抗器205の抵抗値により三角波信号の振幅を調整する。また、三角波信号の周波数は、積分時定数用抵抗器206および積分時定数用コンデンサ207のそれぞれの値にて調整する。一般的には周波数として、数kHz程度に設定する。また、比較器203の−極の入力の分圧抵抗器は、一般的に、電源電圧である+PWRの半分の電圧になるように同じ抵抗値にする。
【0011】
図9(a)〜(c)は従来のPWM信号発生回路111Aの各部位における信号波形を示す波形図である。
【0012】
図9において、PWM信号発生回路111A内の各ポイントにおける電気波形について説明する。三角波発生回路201の出力は、ほぼ対称な三角波信号202のような波形が出力される。三角波信号202とある期間一定の大きさの電圧をもつアナログ信号の指令値110とが、比較回路114に入力される。比較回路114は電圧の大きさを比較し、その結果「H」と「L」の幅が決定され、比較回路出力信号133となって出力される。この比較回路出力信号133に基づいて通電切替え回路105にて反転信号が生成され、この反転信号が第1のスイッチング素子群106のオンオフ信号となる。このオンオフ信号がPWM信号134として、駆動モータの能力を可変する。
【0013】
図10は、従来のPWM信号発生回路111Aを使った場合で、アナログ信号発生として3bit(8ポイント)のD/A変換手段を用いた場合の3bit信号に対するPWM信号のデューティ比の関係を表したグラフであり、図11は、図10の3bitのデータを用いた場合で、各3bitデータに対するポンプ出力のPWMデューティ比100%出力に対する割合を表したグラフである。但し、ポンプの効率がほぼ一定とした場合である。
【0014】
図10、図11において、アナログ信号の指令値110とPWMデューティ比及びポンプ用モータの負荷となるポンプの出力比の関係をそれぞれ説明する。PWM信号発生回路111Aにおいて三角波信号202を使用する場合、アナログ信号とPWMデューティ比は特性線135のようにリニアな関係となる。目標のPWMデューティ比が決定される場合は、アナログ信号の指令値110の大きさは、簡単な式にて一意的に決定される。また、同じアナログ信号の大きさのステップであれば、PWMデューティ比のステップの大きさも同じになる特徴がある。例えば、図10のように3bitのデジタルデータをD/A変換してアナログ信号を発生させる場合、1bit当りのデューティ比はほぼ14%というように、アナログ信号の全範囲において同じデューティ比のステップとなる。しかし、ポンプを負荷とした場合、アナログ信号の指令値110に対するPWMデューティ比100%時のポンプ出力との比の関係においては、特性線137のように非線形の関係になる特徴がある。特にアナログ信号に対しリニアなポンプ出力比との違いは、線形の特性線139で示すように、大きいところで25%程度にもなる。また、図11のように3bitのデジタルデータをD/A変換してアナログ信号を発生させる場合、1bit当りのポンプ出力比の飛びは、定格点(PWMデューティ比が100%のポンプ出力)付近で最も大きく、27%にもなる(平均では14%程度)。そのため、目標のポンプ出力が決定されている時に、簡単な式にてアナログ信号の指令値を一意的に決定できない。またポンプの場合、定格点(PWMデューティ比が100%のポンプ出力)付近の分解能が特に必要になるが、定格点付近での制御性が悪くなる。なぜなら、同じPWMデューティ比1%の違いでも、PWMデューティ比が大きいところ程ポンプ出力が変わるからである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のポンプ用モータ駆動制御装置では、指令のアナログ信号とPWM信号のデューティ比は線形の関係にあるが、それ故にアナログ信号とポンプ出力とは非線形の関係となり、特に制御性が要求されるポンプ定格点付近での制御分解能が大きく、制御性が悪い為、アナログ信号のステップ数を増大する高価な部品を必要とするという問題点を有していた。また、制御対象である圧力もしくは流量を目標値に制御するには、一般的にPID制御等の技術を使って制御するが、特に目標の圧力もしくは流量が現在の圧力もしくは流量とかけ離れている場合、制御の応答性が悪いという課題を有していた。
【0016】
このポンプ用モータ駆動制御装置では、アナログ信号のステップ数を決定するD/A変換の性能を上げることなく(D/A変換を安価にして)ポンプの定格点付近での制御分解能を小さくすることができ、また、アナログ信号とポンプ出力とをほぼリニアな関係にすることにより、目標ポンプ出力から指令アナログ信号を一意的に決定でき、一般的PID制御より応答性のよいポンプ用モータ駆動制御を行うことができることが要求されている。
【0017】
本発明は、アナログ信号のステップ数を決定するD/A変換の性能を上げることなくポンプの定格点付近での制御分解能を小さくすることができ、また、アナログ信号とポンプ出力とをほぼリニアな関係にすることにより、目標ポンプ出力から指令アナログ信号を一意的に決定でき、一般的PID制御より応答性のよいポンプ用モータ駆動制御を行うことができるポンプ用モータ駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明のポンプ用モータ駆動制御装置は、モータを回転駆動するための複数相のモータ駆動コイルと、各モータ駆動コイルに一方と他方の給電線路を介して電気を給電する電源と、各モータ駆動コイルと一方の給電線路との間に設けられた第1のスイッチング素子群と、各モータ駆動コイルと他方の給電線路との間に設けられた第2のスイッチング素子群と、モータの回転子の磁極位置を検出して磁極位置検出信号を出力する複数個の磁極位置検出素子と、磁極位置検出信号の示す磁極位置により各モータ駆動コイルへの通電切替え信号を発生する通電切替え回路と、各モータ駆動コイルへの給電指令信号をパルス幅に応じたPWM信号として出力するPWM信号発生回路とを有するポンプ用モータ駆動制御装置であって、モータにより駆動されるポンプの圧力もしくは流量を検出して検出信号を出力する圧力検出器もしくは流量検出器と、検出信号を入力し、PWMのパルス幅を決定するアナログ信号を発生して、設定された目標圧力もしくは目標流量に制御する圧力制御部もしくは流量制御部とを備え、PWM信号発生回路は、PWMのキャリア周波数に対応する周波数の正弦波信号を発生する正弦波発生回路と、正弦波発生回路からの正弦波信号の絶対値信号を発生する絶対値発生回路と、アナログ信号と絶対値信号とを比較する比較回路とを有する構成を備えている。
【0019】
これにより、アナログ信号のステップ数を決定するD/A変換の性能を上げることなくポンプの定格点付近での制御分解能を小さくすることができ、また、アナログ信号とポンプ出力とをほぼリニアな関係にすることにより、目標ポンプ出力から指令アナログ信号を一意的に決定でき、一般的PID制御より応答性のよいポンプ用モータ駆動制御を行うことができるポンプ用モータ駆動制御装置が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載されたポンプ用モータ駆動制御装置は、モータを回転駆動するための複数相のモータ駆動コイルと、各モータ駆動コイルに一方と他方の給電線路を介して電気を給電する電源と、各モータ駆動コイルと一方の給電線路との間に設けられた第1のスイッチング素子群と、各モータ駆動コイルと他方の給電線路との間に設けられた第2のスイッチング素子群と、モータの回転子の磁極位置を検出して磁極位置検出信号を出力する複数個の磁極位置検出素子と、磁極位置検出信号の示す磁極位置により各モータ駆動コイルへの通電切替え信号を発生する通電切替え回路と、各モータ駆動コイルへの給電指令信号をパルス幅に応じたPWM信号として出力するPWM信号発生回路とを有するポンプ用モータ駆動制御装置であって、モータにより駆動されるポンプの圧力もしくは流量を検出して検出信号を出力する圧力検出器もしくは流量検出器と、検出信号を入力し、PWMのパルス幅を決定するアナログ信号を発生して、設定された目標圧力もしくは目標流量に制御する圧力制御部もしくは流量制御部とを備え、PWM信号発生回路は、PWMのキャリア周波数に対応する周波数の正弦波信号を発生する正弦波発生回路と、正弦波発生回路からの正弦波信号の絶対値信号を発生する絶対値発生回路と、アナログ信号と絶対値信号とを比較する比較回路とを有することとしたものである。
【0021】
この構成により、正弦波発生回路からの正弦波信号の絶対値信号と圧力制御部もしくは流量制御部からのアナログ信号とを比較するようにしたので、アナログ信号に対するPWMデューティ比の関係をアナログ信号が小さいときにはPWMデューティ比が大きく変化し、アナログ信号が大きいときにはPWMデューティ比が小さく変化するようにすることができ、モータで駆動されるポンプの出力の全範囲においてアナログ信号とポンプの出力との関係をほぼリニアにすることができるので、アナログ信号の少ない電圧ステップ数で、ポンプ定格点付近での制御分解能を小さくすることができるという作用を有する。また、ポンプ出力の全範囲においてアナログ信号とポンプ出力との関係がほぼリニアになる為、制御対象である目標圧力もしくは目標流量から目標ポンプ出力を演算することで指令値であるアナログ信号を一意的に決定することができ、一般的なPID制御よりも応答性の良い制御を実現することができるという作用を有する。
【0022】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。
【0023】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1によるポンプ用モータ駆動制御装置を示す回路図である。
【0024】
図1において、直流電源101、モータ駆動コイル102、マグネットロータ103、磁極位置検出素子104、通電切替え回路105、スイッチング路、スイッチング素子群106、107、圧力検出器108、圧力制御部109、比較回路114は図7と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。111は各モータ駆動コイル102への給電指令信号をパルス幅に応じたPWM信号として出力するPWM信号発生回路であり、このPWM信号発生回路111は、PWMのキャリア周波数に対応する周波数(数kHz程度)の正弦波信号を発生する正弦波発生回路112と、正弦波発生回路112からの正弦波信号を全波整流して絶対値信号を発生する絶対値発生回路113と、アナログ信号110と絶対値信号131とを比較する比較回路114とを有する。この比較回路114の出力信号がPWM信号(給電指令信号)となる。
【0025】
このように構成されたポンプ用モータ駆動制御装置について、それを構成する正弦波発生回路112と正弦波信号の絶対値信号を発生する絶対値発生回路113とを図2、図3を用いて説明する。図2は正弦波発生回路112を示す回路図であり、図3は絶対値発生回路113を示す回路図である。
【0026】
まず図2の正弦波発生回路112について説明する。図2において、115a、115bは微分回路用アンプ、116は積分時定数用抵抗器、117は積分時定数用コンデンサ、118a、118bは微分時定数用抵抗器、119a、119bは微分時定数用コンデンサである。このように正弦波発生回路112は、微分回路用アンプ115a、115bとその微分時定数用抵抗器118a、118bとその微分時定数用コンデンサ119a、119bとで構成される微分回路と、積分時定数用抵抗器116および積分時定数用コンデンサ117から成るフィードバック回路とで構成され、これによりマルチバイブレータとしての発振動作を行う。また、微分時定数は微分時定数用抵抗器118a、bおよび微分時定数用コンデンサ119a、bの各値の積に2×πを掛けた値となり、積分時定数は積分時定数用抵抗器116および積分時定数用コンデンサ117の各値の積に2×πを掛けた値となる。したがって、結果として、バンドパスフィルタの動作をし、各時定数で決まる周波数のみが信号となって発生する。各時定数(微分及び積分)をほぼ同じ値に設定すると、その周波数の正弦波が発生する。
【0027】
次に図3の絶対値発生回路113について説明する。図3において、120は半波整流用アンプ、121は加算用アンプ、122〜126は入出力直線性用抵抗器、127、128は位相補正用コンデンサである。
【0028】
図3に示す絶対値発生回路113は、その前段は半波整流用アンプ120で、周囲の抵抗器、コンデンサ、ダイオードを使って半波整流回路を構成している。また、後段の加算用アンプ121は、周囲の抵抗器、コンデンサで反転増幅回路を構成している。半波整流用アンプ120は、絶対値発生回路113の入力信号が+電圧の場合は入力信号を反転して出力するが、−電圧の場合は0Vを出力する。加算用アンプ121は、半波整流用アンプ120が−の出力信号の場合は、その出力信号を反転して出力する。また絶対値発生回路113の入力信号が−電圧の場合は、半波整流回路120の出力は0Vであるが、加算用アンプ121は、絶対値発生回路113の入力信号を直接受けて、反転して+の出力を行い、結果として絶対値発生回路113の入力信号に対し、絶対値変換することになる。また、抵抗器122〜126は入出力の直線性を決める。その抵抗値は、抵抗器123〜126の抵抗値を抵抗器122の抵抗値の2倍に設定する。更にコンデンサ127と128は位相補正用で、5pF程度に設定する。
【0029】
図4(a)〜(d)は、図1のポンプ用モータ駆動制御装置の各部位の信号波形を示す波形図である。正弦波発生回路112は、ほぼ対称な正弦波信号130を出力する。また、この正弦波信号130は、GND(0V)を基準に−及び+側に対称に振れる。この正弦波信号130は、絶対値発生回路113に入力され、絶対値信号に変換される。つまり、一般にいわれる全波整流された正弦波絶対値信号131のようになって出力される。この正弦波絶対値信号131はGND(0V)を基準に+側のみで振られる。そこで、正弦波絶対値信号131とある期間一定の大きさの電圧をもつアナログ信号の指令値110とが、比較回路114に入力される。比較回路114は、電圧の大きさを比較し、その結果「H」と「L」の幅を決定し、比較回路出力信号(PWM信号)133となって出力する。比較回路出力信号133に基づいて通電切替え回路105にて反転信号が生成され、この反転信号が第1のスイッチング素子群106のオン、オフ信号となり、PWM信号134として、駆動モータの能力を可変する。
【0030】
図5は指令アナログ信号に対するPWMデューティ比を示すグラフであり、図6は指令アナログ信号に対するポンプ出力比を示すグラフである。この図5、図6を用いて、本実施の形態におけるPWM信号発生回路111を使い、アナログ信号発生として3bitのD/A変換手段を用いた場合の3bit信号に対するPWM信号のデューティ比の関係及びポンプ出力のPWMデューティ比100%出力に対する割合の関係について説明する。PWM信号発生回路111として正弦波絶対値信号131を使用する場合、アナログ信号とPWMデューティ比は特性線136のように非線形な関係となる。アナログ信号の指令値110の大きさが大きくなるとPWMデューティ比も大きくなるが、アナログ信号が大きくなるにつれて、アナログ信号1bitあたりのPWMデューティ比の増減分(分解能)が小さくなる特徴がある。図5に示すように、3bitのデジタルデータをD/A変換してアナログ信号を発生させる場合、デジタルデータが0から1に(0.0の点から略0.15の点に)信号が変わると、デューティ比はほぼ34%変わるが、デジタルデータが6から7に(略0.85の点から略1.0の点に)変わるとデューティ比はほぼ9%しか変わらないことになる。しかし、ポンプをポンプ用モータの負荷とした場合、図6のように、アナログ信号の指令値110に対するPWMデューティ比100%時のポンプ出力との比の関係においては、特性線137のようにほぼ線形の関係になる特徴がある。特にアナログ信号に対しリニアなポンプ出力比を示す特性線139との違いは、大きいところでも5%程度しかない。また図6のように、3bitのデジタルデータをD/A変換してアナログ信号を発生させる場合、1bit当りのポンプ出力比の飛びは、ほぼ12〜17%でリニアな関係の場合の14%に非常に近い。そのため、目標のポンプ出力が決定されている時に、簡単な式にてアナログ信号の指令値を一意的に決定できる。またポンプの場合、定格点(PWMデューティ比が100%のポンプ出力)付近の分解能が特に必要になるが、今までの三角波信号方式より、定格点付近での制御性が非常によくなる。なぜなら同じPWMデューティ比全範囲において、デューティ比1%の違いに対するポンプ出力の違いがほぼ同じであるからである。
【0031】
なお、本実施の形態では制御対象を目標圧力としたが、本発明はこれに限らず、制御対象を目標流量としてもよい。この場合は108と109は流量検出器と流量制御部となる。
【0032】
以上のように本実施の形態によれば、モータを回転駆動するための複数相のモータ駆動コイル102と、各モータ駆動コイル102に一方と他方の給電線路を介して電気を給電する電源101と、各モータ駆動コイル102と一方の給電線路との間に設けられた第1のスイッチング素子群106と、各モータ駆動コイル102と他方の給電線路との間に設けられた第2のスイッチング素子群107と、モータの回転子の磁極位置を検出して磁極位置検出信号を出力する複数個の磁極位置検出素子104と、磁極位置検出信号の示す磁極位置により各モータ駆動コイル102への通電切替え信号を発生する通電切替え回路105と、各モータ駆動コイル102への給電指令信号をパルス幅に応じたPWM信号として出力するPWM信号発生回路111とを有するポンプ用モータ駆動制御装置であって、モータにより駆動されるポンプの圧力もしくは流量を検出して検出信号を出力する圧力検出器108もしくは流量検出器と、検出信号を入力し、PWMのパルス幅を決定するアナログ信号を発生して、設定された目標圧力もしくは目標流量に制御する圧力制御部109もしくは流量制御部とを備え、PWM信号発生回路111は、PWMのキャリア周波数に対応する周波数の正弦波信号を発生する正弦波発生回路112と、正弦波発生回路112からの正弦波信号の絶対値信号を発生する絶対値発生回路113と、アナログ信号と絶対値信号とを比較する比較回路114とを有することにより、正弦波発生回路112からの正弦波信号の絶対値信号と圧力制御部109もしくは流量制御部からのアナログ信号とを比較するようにしたので、アナログ信号に対するPWMデューティ比の関係をアナログ信号が小さいときにはPWMデューティ比が大きく変化し、アナログ信号が大きいときにはPWMデューティ比が小さく変化するようにすることができ、モータで駆動されるポンプの出力の全範囲においてアナログ信号とポンプの出力との関係をほぼリニアにすることができるので、アナログ信号の少ない電圧ステップ数で、ポンプ定格点付近での制御分解能を小さくすることができる。また、ポンプ出力の全範囲においてアナログ信号とポンプ出力との関係がほぼリニアになる為、制御対象である目標圧力もしくは目標流量から目標ポンプ出力を演算することで指令値であるアナログ信号を一意的に決定することができ、一般的なPID制御よりも応答性の良い制御を実現することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載のポンプ用モータ駆動制御装置によれば、モータを回転駆動するための複数相のモータ駆動コイルと、各モータ駆動コイルに一方と他方の給電線路を介して電気を給電する電源と、各モータ駆動コイルと一方の給電線路との間に設けられた第1のスイッチング素子群と、各モータ駆動コイルと他方の給電線路との間に設けられた第2のスイッチング素子群と、モータの回転子の磁極位置を検出して磁極位置検出信号を出力する複数個の磁極位置検出素子と、磁極位置検出信号の示す磁極位置により各モータ駆動コイルへの通電切替え信号を発生する通電切替え回路と、各モータ駆動コイルへの給電指令信号をパルス幅に応じたPWM信号として出力するPWM信号発生回路とを有するポンプ用モータ駆動制御装置であって、モータにより駆動されるポンプの圧力もしくは流量を検出して検出信号を出力する圧力検出器もしくは流量検出器と、検出信号を入力し、PWMのパルス幅を決定するアナログ信号を発生して、設定された目標圧力もしくは目標流量に制御する圧力制御部もしくは流量制御部とを備え、PWM信号発生回路は、PWMのキャリア周波数に対応する周波数の正弦波信号を発生する正弦波発生回路と、正弦波発生回路からの正弦波信号の絶対値信号を発生する絶対値発生回路と、アナログ信号と絶対値信号とを比較する比較回路とを有することにより、正弦波発生回路からの正弦波信号の絶対値信号と圧力制御部もしくは流量制御部からのアナログ信号とを比較するようにしたので、アナログ信号に対するPWMデューティ比の関係をアナログ信号が小さいときにはPWMデューティ比が大きく変化し、アナログ信号が大きいときにはPWMデューティ比が小さく変化するようにすることができ、モータで駆動されるポンプの出力の全範囲においてアナログ信号とポンプの出力との関係をほぼリニアにすることができるので、アナログ信号の少ない電圧ステップ数で、ポンプ定格点付近での制御分解能を小さくすることができるという有利な効果が得られる。また、ポンプ出力の全範囲においてアナログ信号とポンプ出力との関係がほぼリニアになる為、制御対象である目標圧力もしくは目標流量から目標ポンプ出力を演算することで指令値であるアナログ信号を一意的に決定することができ、一般的なPID制御よりも応答性の良い制御を実現することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるポンプ用モータ駆動制御装置を示す回路図
【図2】正弦波発生回路を示す回路図
【図3】絶対値発生回路を示す回路図
【図4】(a)図1のポンプ用モータ駆動制御装置の各部位の信号波形を示す波形図
(b)図1のポンプ用モータ駆動制御装置の各部位の信号波形を示す波形図
(c)図1のポンプ用モータ駆動制御装置の各部位の信号波形を示す波形図
(d)図1のポンプ用モータ駆動制御装置の各部位の信号波形を示す波形図
【図5】指令アナログ信号に対するPWMデューティ比を示すグラフ
【図6】指令アナログ信号に対するポンプ出力比を示すグラフ
【図7】従来のポンプ用モータ駆動制御装置を示す回路図
【図8】従来のPWM信号発生回路のポイントである三角波発生回路の回路を示す回路図
【図9】(a)従来のPWM信号発生回路の各部位における信号波形を示す波形図
(b)従来のPWM信号発生回路の各部位における信号波形を示す波形図
(c)従来のPWM信号発生回路の各部位における信号波形を示す波形図
【図10】従来のPWM信号発生回路を使った場合で、アナログ信号発生として3bit(8ポイント)のD/A変換手段を用いた場合の3bit信号に対するPWM信号のデューティ比の関係を表したグラフ
【図11】図10の3bitのデータを用いた場合で、各3bitデータに対するポンプ出力のPWMデューティ比100%出力に対する割合を表したグラフ
【符号の説明】
101 直流電源
102 モータ巻線
103 マグネットロータ
104 磁極位置検出素子
105 通電切替え回路
106 第1のスイッチング素子群
107 第2のスイッチング素子群
108 圧力検出器
109 圧力制御部
111 PWM信号発生回路
112 正弦波発生回路
113 絶対値変換回路
114 比較回路
115a、115b 微分回路用アンプ
116 積分時定数用抵抗器
117 積分時定数用コンデンサ
118a、118b 微分時定数用抵抗器
119a、119b 微分時定数用コンデンサ
120 半波整流用アンプ
121 加算用アンプ
122、123、124、125、126 入出力直線性用抵抗器
127、128 位相補正用コンデンサ

Claims (1)

  1. モータを回転駆動するための複数相のモータ駆動コイルと、前記各モータ駆動コイルに一方と他方の給電線路を介して電気を給電する電源と、前記各モータ駆動コイルと前記一方の給電線路との間に設けられた第1のスイッチング素子群と、前記各モータ駆動コイルと前記他方の給電線路との間に設けられた第2のスイッチング素子群と、前記モータの回転子の磁極位置を検出して磁極位置検出信号を出力する複数個の磁極位置検出素子と、前記磁極位置検出信号の示す磁極位置により前記各モータ駆動コイルへの通電切替え信号を発生する通電切替え回路と、前記各モータ駆動コイルへの給電指令信号をパルス幅に応じたPWM信号として出力するPWM信号発生回路とを有するポンプ用モータ駆動制御装置であって、
    前記モータにより駆動されるポンプの圧力もしくは流量を検出して検出信号を出力する圧力検出器もしくは流量検出器と、前記検出信号を入力し、PWMのパルス幅を決定するアナログ信号を発生して、設定された目標圧力もしくは目標流量に制御する圧力制御部もしくは流量制御部とを備え、
    前記PWM信号発生回路は、PWMのキャリア周波数に対応する周波数の正弦波信号を発生する正弦波発生回路と、前記正弦波発生回路からの正弦波信号の絶対値信号を発生する絶対値発生回路と、前記アナログ信号と前記絶対値信号とを比較する比較回路とを有することを特徴とするポンプ用モータ駆動制御装置。
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