JP2013047499A - ポンプ装置及びこれを備えた液体循環装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】配管抵抗が既知である場合の配管抵抗に応じたポンプ出力調整を簡便に行うことができるものとする。
【解決手段】所定の配管抵抗を持った循環経路の途中に設置されて液体を循環させるポンプ装置である。循環経路の配管抵抗を検出する配管抵抗検出部1と、複数の規定の配管抵抗に対応した出力信号が予め設定されて検出された配管抵抗に対応する出力信号をモータ電圧制御部に指示出力するモータ電圧指示部2aと、複数の規定の配管抵抗に対応したデューティ比が予め設定されて検出された配管抵抗に対応するデューティ比を指示出力するデューティ比指示部2bとを備え、モータ電圧指示部で指示されるモータ電圧と、デューティ比指示部で指示されるデューティ比とで上記モータを駆動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ポンプ装置及びこれを備えた液体循環装置に関するものである。
複数の配管経路を並列に備える循環経路中にポンプを挿入しているとともに、各配管経路をバルブによって個別に開閉できる場合、各配管経路のバルブの開閉によって配管抵抗が変化することになる。
このような場合にも、ポンプ効率を常に高くするために、特許文献1において、流量変化をポンプ駆動用のモータの電流値から換算して読み取り、電流値の変化に応じてポンプ出力能力を制御することが示されている。モータ電流が低い時は流量が少ないとみなしてポンプ出力を低下させ、低流量時のポンプ揚程を下げるということを行うわけであり、配管のバルブ操作による配管抵抗の変化に応じた流量制御ができるために、ポンプの余分な圧力損失を抑えることができて、省エネルギー・小型化を実現できる。
しかし、上記特許文献1に示されたものでは、マイクロコンピュータ等からなる演算回路が必要で高価である上に、ポンプが接続される複数の配管経路の配管抵抗が既知の場合はオーバースペックである。
特開2004−232607号公報
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、配管抵抗が既知である場合の配管抵抗に応じたポンプ出力調整を簡便に行うことができるポンプ装置及びこれを用いた液体循環装置を提供することを課題とするものである。
本発明は、所定の配管抵抗を持った循環経路の途中に設置されて液体を循環させるポンプ装置であって、ポンプ駆動用のモータの電圧を制御するモータ電圧制御部と、前記モータの動作をPWM制御するモータ制御部と、循環経路の配管抵抗を検出する配管抵抗検出部と、複数の規定の配管抵抗に対応した出力信号が予め設定されているとともに上記配管抵抗検出部で検出された配管抵抗に対応する出力信号を前記モータ電圧制御部に指示出力するモータ電圧指示部と、前記複数の規定の配管抵抗に対応したデューティ比が予め設定されているとともに上記配管抵抗検出部で検出された配管抵抗に対応するデューティ比を指示出力するデューティ比指示部とを備え、上記モータ電圧制御部は上記モータ電圧指示部で指示されるモータ電圧を上記モータに印加し、かつ上記モータ制御部は上記デューティ比指示部で指示されるデューティ比で上記モータを駆動するものであることに特徴を有している。
上記配管抵抗検出部で検出される配管抵抗の変化の幅が所定の幅の範囲外となったときに、上記モータ電圧指示部は出力信号を切り替え、かつ上記デューティ比指示部は指示出力するデューティ比を切り替えるものが好ましい。
また、上記配管抵抗検出部はモータ電流を検出する電流検知部であり、該電流検知部は電流平滑回路を備えていることが好ましい。
さらに、上記モータ電圧指示部は、出力信号を時定数回路を介してモータ電圧制御部に出力するものであることが好ましく、上記デューティ比指示部は、デューティ比の指示出力を時定数回路を介してモータ制御部に出力するものが好ましい。
そして本発明に係る液体循環装置は、上記のポンプ装置を備えていることに特徴を有している。
本発明においては、既定の配管抵抗に対応した既定の電圧及びデューティ比にてモータをPWM制御するために、配管抵抗が既知の場合、流量に応じているとともに余分な圧力損失を抑えたポンプ出力制御を、簡単な構成による電圧設定及びデューティ比設定で行うことができ、安価で小型な省エネルギーのものを得ることができる。
本発明の実施の形態の一例におけるブロック回路図である。 同上の配管図である。 同上のモータ電圧制御動作を示すフローチャートである。 同上のPWM制御動作を示すフローチャートである。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 他例のブロック回路図である。 更に他例のブロック回路図である。 別の例のブロック回路図である。 同上のモータを備えたポンプの一例を示す斜視図である。
以下本発明を図示実施例に基づいて詳述する。図2は本発明に係る液体循環装置を示しており、並列に接続された複数の配管経路ca,cb,cc,cdを備えた循環経路中にポンプ7が設置されており、上記の各配管経路ca,cb,cc,cdには夫々個別に開閉できるバルブBa,Bb,Bc,Bdが設けられている。このために、各バルブBa〜Bdが開放、締め切りされることでポンプ7に接続される配管経路ca〜cdが変化することから、配管抵抗も変化する。
本発明に係るポンプ装置は、図1に示すように、上記の配管抵抗の変化を検出するための配管抵抗検出部1と、この配管抵抗検出部1から出力される電圧と規定の電圧値とを比較して出力信号を作成するモータ電圧指示部2aと、モータ電圧指示部2aから作成される出力信号により決定されるモータ電圧を作成してモータに印加するモータ電圧制御部24と、配管抵抗検出部1から出力される電圧と規定の電圧値とを比較してPWM制御のDuty比を決定するための指示電圧を作成するDuty比指示部2bと、Duty比指示部2bから出力される電圧によりDuty比を決定してモータのPWM制御を行うモータ制御部3と、モータ制御部3により回転制御されるモータ4と、モータ4により回転駆動されて上記循環経路中の液体を循環させるポンプ7とからなる。図中21はモータ電圧指示部2aとDuty比指示部2bとの共通回路である。
配管抵抗検出部1として、ここではポンプ7駆動用のモータ4の電流を電圧に変換する電流検知部を用いている。モータ電流はシャント抵抗によって電圧に変換された後、オペアンプOP1により増幅され、複数の電流変化幅上下限決定回路21a,21b,21cを備える上記共通回路21に出力される。
全てのバルブBa〜Bdが締め切られた状態からまずバルブBaが開放されてポンプが運転を開始するときを例にして動作を説明すると、図3は電圧制御のフローチャート、図4はPWM制御のフローチャートを示している。ポンプ7の起動前は配管抵抗検出部1のシャント抵抗に電流が流れないために、配管抵抗検出部(電流検知部)1から出力される電圧値は0である。このとき、上記共通回路21内の各電流変化幅上下限決定回路21a,21b,21cにおけるオペアンプOP2〜OP4は全て出力Hとなり、インバータINV1〜INV3によって反転されたL信号がトランジスタTr4〜Tr6をOFFするために、抵抗R15〜R17はGNDと非接続となる。このためにモータ電圧制御部24のトランジスタTr7のベース端子には抵抗R18〜R20の分圧比による電圧が入力される。この分圧比で決定される所定のモータ電圧値Vaとなるべくモータ電圧制御部24ではトランジスタTr7がONし、フォトカプラPC1が発光することでスイッチング電源に信号をフィードバックし、所定のモータ電圧Vaをモータ4に印加する。
また、各オペアンプOP2〜OP4の出力端に接続された抵抗R1,R2,R3が全てプルアップされ、抵抗R4,R5とともに分圧されたDuty比指示電圧aがDuty比指示部2bからモータ制御部3へと出力され、指示電圧aに対応した最小Duty比aによるPWM制御がモータになされる。
このとき、各電流変化幅上下限決定回路21a,21b,21c内にあるトランジスタTr1〜Tr3は全てONしており、各トランジスタTr1〜Tr3のコレクタとオペアンプOP2〜OP4の+入力端子間に接続された抵抗R6〜R8がGNDと接続されることから、各オペアンプOP2〜OP4の+入力端子には抵抗R6〜R8を含めた分圧抵抗による分圧値が入力される。
このように、ポンプ7が動作点aにて運転しているとき、バルブBbが開放されて配管抵抗が変化し、モータ電流値が図5に示す電流変化幅aの上限に達すると、オペアンプOP1の出力電圧が上昇し、オペアンプOP2の−入力端子電圧が+入力端子電圧を超えてオペアンプOP2の出力がLとなり、インバータINV3によって反転されたH信号がトランジスタTr6をONするため、抵抗R17がGNDに接続され、モータ電圧制御部24のトランジスタTr7のベース端子には抵抗R17〜R20の分圧比による電圧値が入力されると、この分圧比で決定されるモータ電圧値Vaよりも高い所定のモータ電圧値VbとなるべくトランジスタTr7がONし、フォトカプラPC1が発光することでスイッチング電源に信号をフィードバックし、所定のモータ電圧Vbをモータ4に印加する。
また、抵抗R1がプルダウンされてDuty比指示電圧aよりも低電圧となるDuty比指示電圧bがDuty比指示部2bからモータ制御部3へと出力され、指示電圧bに対応したDuty比bによるPWM制御がモータ4になされるために、ポンプ7は動作点bにて運転する。
またトランジスタTr1がOFFするため、抵抗R6がGNDと非接続となり、抵抗R9,R10、及びコンデンサC1によって決まる時定数と分圧によってオペアンプOP2の+入力端子電圧が上昇する。このときの+入力端子電圧は電流変化幅bの下限値を決める閾値となる。
以下、バルブBc、バルブBdが開放されるごとにオペアンプOP3、オペアンプOP4の出力が順次Lとなり、トランジスタTr5、トランジスタTr4が順次ONされて抵抗R16、抵抗R15が順次GNDと接続されることでモータ電圧制御部24内のトランジスタTr7のベース端子に加わる電圧の分圧比も順次小さくなり、モータ電圧Vbよりも高い電圧のモータ電圧Vc、さらにはモータ電圧Vcよりも高い電圧のモータ電圧Vdがモータ電圧制御部により順次作成されてモータへ印加される。抵抗R2、抵抗R3も順次プルダウンされてDuty比指示電圧bよりも低電圧となるDuty比指示電圧c、及びDuty比指示電圧cよりも低電圧となるDuty比指示電圧dがモータ制御部へと出力され、Duty比指示電圧cに対応したDuty比cによるPWM制御、及びDuty比指示電圧dに対応したDuty比dによるPWM制御がモータになされる。つまり、ポンプは図5に示すように動作点bから動作点c、動作点dへ移行して運転する。
オペアンプOP4は出力がLとなりトランジスタTr3もOFFし抵抗R8がGNDと非接続となり、抵抗R11,R12、及びコンデンサC2によって決まる時定数と分圧によってオペアンプOP4の+入力電圧が上昇する。このときの+入力端子電圧は電流変化幅dの下限値を決める閾値となる。
次にバルブBa〜バルブBdが全て開放され、ポンプが動作点dにて運転している状態からバルブBdが締め切られた状態を説明すると、このバルブBdの締め切りで配管抵抗が変化して図6に示すようにモータ電流値が電流変化幅dの下限に達すると、オペアンプOP1の出力電圧が下降し、オペアンプOP4の−入力端子電圧が+入力端子電圧を下まわり、オペアンプOP4の出力がHとなると、インバータINV1により反転されたL信号がトランジスタTr4をOFFするために、抵抗R15がGNDと非接続となり、モータ電圧制御部24のトランジスタTr7のベース端子には抵抗R16〜R20による分圧比による電圧値が入力される。この分圧比により決定されるモータ電圧値Vdよりも低い所定のモータ電圧値VcとなるべくトランジスタTr7がONし、フォトカプラPC1が発光することでスイッチング電源に信号をフィードバックし、所定のモータ電圧Vcをモータに印加する。
また、抵抗R3がプルアップされることからDuty比指示電圧dよりも高電圧となるDuty比指示電圧cがDuty比指示部2bからモータ制御部3へと出力され、Duty比指示電圧cに対応したDuty比cによるPWM制御がモータになされるために、ポンプ7は動作点cに移行して運転を行う。
またトランジスタTr3がONするため、抵抗R8がGNDと接続され、抵抗R8,R11,R12及びコンデンサC2によって決まる時定数と分圧によってオペアンプOP4の+入力端子電圧が下降する。このときの+入力端子電圧は電流変化幅cの上限値を決める閾値となる。
以下、バルブBc、バルブBbが締め切られるごとにオペアンプOP3、オペアンプOP2の出力が順次Hとなり、トランジスタTr5、トランジスタTr6が順次OFFされて抵抗R16、抵抗R17が順次GNDと非接続となることでモータ電圧制御部24内のトランジスタTr7のベース端子に加わる電圧の分圧比も順次大きくなり、モータ電圧Vcよりも低い電圧のモータ電圧Vb、さらにはモータ電圧Vbよりも低い電圧のモータ電圧Vaがモータ電圧制御部24により順次作成されてモータ4へ印加される。
同時に抵抗R2,抵抗R1も順次プルアップされてDuty比指示電圧cよりも高電圧となるDuty比指示電圧b、及びDuty比指示電圧bよりも高電圧となるDuty比指示電圧aがモータ制御部3へと出力され、指示電圧bに対応したDuty比bによるPWM制御、及び指示電圧aに対応したDuty比aによるPWM制御がモータ4になされる。
図7に他例を示す。これは電流検知部である配管抵抗検出部1に、電流平滑回路5を設けた点において上記実施例と相違する。電流平滑回路5はシャント抵抗の両端電圧を所定の時定数にて平滑化し、平滑されたシャント電圧をオペアンプOP1による増幅の後、モータ電圧指示部2a及びデューティ比指示部2bへと出力する。
モータ4の起動時の突入電流や、バルブBa〜Bdの急激な開放動作によるモータ電流の急増、及びDuty比を高Duty比へ切り替えたときに発生するモータ電流の急増を、そのまま電圧変換した出力電圧が共通回路21に入力されると、共通回路21の全オペアンプOP2〜OP4の+入力端子電圧よりも大きい電圧が−入力端子に入力されるために、全オペアンプOP2〜OP4が一斉にOFFしてモータ電圧Vdをモータ4に印加すると同時にDuty比指示電圧dを出力してしまうことが生じ、この場合、配管抵抗に関係なく指示電圧dに対応したDuty比dによるPWM制御がモータ4になされてしまう虞がある。
抵抗R13とコンデンサC3により決定される時定数をもった電流平滑回路5を設けることで、上記虞を無くすことができる。上記時定数による所定の時間は、少なくともモータ起動時やバルブ開放時、及びDuty比切り替え時に発生する突入電流が納まる時間以上であり、好ましくは2倍程度である。時定数が長すぎるとモータ電流の変化に対してモータ電圧やDuty比の切り替え動作が遅れてしまうことになる。
図8はモータ電圧指示部2aからの出力信号が時定数回路26を介してモータ電圧制御部24に入力されるようにしたものを示している。すなわち、抵抗R15〜R20の分圧比による電圧が、抵抗R15〜R20,R21及びコンデンサC4で決定される時定数により平滑されてモータ電圧制御部24のトランジスタTr7のベース端子へ印加されるようにしている。抵抗R15〜R20による分圧比による電圧の切り替わりに対して時定数を持たせるために、モータ電圧制御による急激なモータ電圧変化が無くなり、モータ電圧の変化時に発生する振動や騒音を低減することができる。
図9は上記時定数回路26に加えて、デューティ比指示部2bにも時定数回路27を設けて、時定数回路27によって平滑されたDuty比指示電圧がモータ制御部3へ出力されるようにした例を示している。抵抗R1〜R5により分圧されて作成されたDuty比指示電圧は、抵抗R1〜R5,R14、及びコンデンサC5により決定される時定数により平滑されてモータ制御部3へ出力される。
Duty比指示電圧の切り替わりに対して時定数を持たせることで、PWM制御の急激なDuty比変化が無くなり、モータ制御の変化時に発生する振動や騒音を低減することができる。
いずれにしても、複数の既定の配管経路ca〜cdに設けられたバルブBa〜Bdが開放、締め切りされて配管経路が変化する場合、各配管経路ca〜cdの配管抵抗が既知であることから、各配管経路に対応したモータ電圧及びDuty比を予め設定しておき、これらモータ電圧の印加及びDuty比でのPWM制御によってモータ4の駆動を行うことから、高価な演算回路を必要とすることなく、配管抵抗に応じた適切なポンプ出力で動作させることができる上に余分な圧力損失を抑えることができるものであり、安価で小型な構成で省エネルギーなポンプ装置及び液体循環装置とすることができる。
図10は上記モータ4を備えたポンプ7の一例を示しており、キャンドモータポンプである該ポンプ7は、モータ4によって回転駆動される羽根車(図示せず)を内蔵して、羽根車の回転中心の軸方向に位置する吸い込み口71から吸い込んだ液体を、羽根車の外周に位置する吐出口72へと送り出す。
1 配管抵抗検出部
2a モータ電圧指示部
2b デューティ比指示部
3 モータ制御部
4 モータ
7 ポンプ

Claims (6)

  1. 所定の配管抵抗を持った循環経路の途中に設置されて液体を循環させるポンプ装置であって、ポンプ駆動用のモータの電圧を制御するモータ電圧制御部と、前記モータの動作をPWM制御するモータ制御部と、循環経路の配管抵抗を検出する配管抵抗検出部と、複数の規定の配管抵抗に対応した出力信号が予め設定されているとともに上記配管抵抗検出部で検出された配管抵抗に対応する出力信号を前記モータ電圧制御部に指示出力するモータ電圧指示部と、前記複数の規定の配管抵抗に対応したデューティ比が予め設定されているとともに上記配管抵抗検出部で検出された配管抵抗に対応するデューティ比を指示出力するデューティ比指示部とを備え、上記モータ電圧制御部は上記モータ電圧指示部で指示されるモータ電圧を上記モータに印加し、かつ上記モータ制御部は上記デューティ比指示部で指示されるデューティ比で上記モータを駆動するものであることを特徴とするポンプ装置。
  2. 上記配管抵抗検出部で検出される配管抵抗の変化の幅が所定の幅の範囲外となったときに、上記モータ電圧指示部は出力信号を切り替え、かつ上記デューティ比指示部は指示出力するデューティ比を切り替えるものであることを特徴とする請求項1記載のポンプ装置。
  3. 上記配管抵抗検出部はモータ電流を検出する電流検知部であり、該電流検知部は電流平滑回路を備えていることを特徴とする請求項1または2記載のポンプ装置。
  4. 上記モータ電圧指示部は、出力信号を時定数回路を介してモータ電圧制御部に出力するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  5. 上記デューティ比指示部は、デューティ比の指示出力を時定数回路を介してモータ制御部に出力するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のポンプ装置を備えていることを特徴とする液体循環装置。
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CN111123863A (zh) * 2019-12-16 2020-05-08 南京合创工程设计有限公司 一种大型己内酰胺装置循环水系统最优节能控制方法及系统

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