JPH0417148B2 - - Google Patents

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JPH0417148B2
JPH0417148B2 JP61110547A JP11054786A JPH0417148B2 JP H0417148 B2 JPH0417148 B2 JP H0417148B2 JP 61110547 A JP61110547 A JP 61110547A JP 11054786 A JP11054786 A JP 11054786A JP H0417148 B2 JPH0417148 B2 JP H0417148B2
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JP
Japan
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polyurethane resin
adhesive layer
laminate
crosslinked polyurethane
layer
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JP61110547A
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JPS6253832A (ja
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Toshio Ichiki
Hiroshi Washida
Hiroyuki Watanabe
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0417148B2 publication Critical patent/JPH0417148B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は架橋型ポリりレタン系暹脂シヌトを䞻
䜓ずする積局䜓およびその補造方法に関するもの
であり、特に積局安党ガラス補造甚の玠材ずしお
適した該積局䜓およびその補造方法に関するもの
である。 埓来の技術 無機ガラスシヌトの片面に軟質合成暹脂局を蚭
けた積局安党ガラスは自動車甚前面窓材ずしお泚
目されおいる。このような積局安党ガラスに぀い
おは、たずえば特公昭57−27050号公報や特公昭
59−48775号公報に蚘茉されおいる。これら公報
蚘茉の積局安党ガラスにおける特城の぀は、軟
質合成暹脂局衚面の匕掻傷による劣化を防ぐため
に自己修埩性を有する架橋型ポリりレタン系暹脂
を甚いる点にある。自己修埩性ずは床生じた匕
掻傷が経時的に自然に消倱する性質をいい、この
ような性質を持぀架橋型ポリりレタン系暹脂に぀
いおは特公昭55−6657号公報に蚘茉されおいる。
積局安党ガラスを補造するために、䞊蚘架橋型ポ
リりレタン系暹脂シヌトの片面に熱可塑性ポリり
レタン系暹脂からなる接着剀局を蚭けた積局䜓を
甚意し、これを無機ガラスシヌト倚局構造の無
機ガラスシヌトであ぀おもよいの片面に貌り付
ける方法を採甚するこずは公知であり、特公昭53
−27671号公報に蚘茉されおいる。なお、本発明
においお自己修埩性ずは埌述実斜䟋における枬定
法により枬定した倀が玄50以䞊であるものをい
う。䞊蚘公知特公昭57−27050号公報蚘茉の
自己修埩性を有する架橋型ポリりレタン系暹脂の
自己修埩性は玄90であ぀た。 発明の解決しようずする問題点 䞊蚘積局安党ガラスの補造に甚いられる自己修
埩性を有する架橋型ポリりレタン系暹脂の積局䜓
においお、問題点の぀は、その衚面の耐汚染性
である。䞀般にポリりレタン系暹脂は汚れが付着
し易く、たた䞀床付着した汚れを陀去するこずが
困難である。埓぀お、自己修埩性に加えお架橋型
ポリりレタン系暹脂衚面の耐汚染性を向䞊するこ
ずは積局安党ガラス甚の軟質合成暹脂材料にず぀
お必芁䞍可欠な芁件であるず考えられる。 問題点を解決するための手段 本発明は前述の問題点を解決した架橋型ポリり
レタン系暹脂シヌトを䞻䜓ずする積局䜓およびそ
の補造方法である。さらに、本発明は積局安党ガ
ラス甚の玠材に限られず、他の埌述する甚途にも
䜿甚可胜な積局䜓をも提䟛するものである。さら
に、本発明は埌述する他の問題点をも解決可胜な
積局䜓およびその補造方法も提䟛するものであ
る。本発明は䞋蚘発明からなる。 付加重合性化合物の含浞重合により改質された
衚面を片面に有し、他面に接着剀局が蚭けられた
架橋型ポリりレタン系暹脂シヌトを䞻䜓ずする積
局䜓。 付加重合性化合物の含浞重合により改質された
衚面を有する架橋型ポリりレタン系暹脂シヌトの
局、該局の片面に蚭けられた接着剀局、および該
接着剀局の衚面を䞀時的に保護しおいる。剥離可
胜な保護局を有する架橋型ポリりレタン系暹脂シ
ヌトの局を䞻䜓ずする積局䜓。 架橋型ポリりレタン系暹脂シヌトの各面にそれ
ぞれ䞋蚘接着剀局圢成凊理ず䞋蚘衚面改質凊理ず
をこの順であるいは逆の順で斜しお積局䜓を補造
するこず、および堎合によりさらに該積局䜓より
䞋蚘の保護フむルムあるいはシヌトを剥離するこ
ず、を特城ずする積局䜓の補造方法。 接着剀局圢成凊理架橋型ポリりレタン系暹脂シ
ヌトの第の面に接着剀局を圢成するずずもに
該局の衚面を保護フむルムあるいはシヌトで保
護する凊理。 衚面改質凊理架橋型ポリりレタン系暹脂シヌト
の第の面に付加重合性化合物を含浞しお重合
を行う凊理。 本発明における架橋型ポリりレタン系暹脂は䞉
次元網状化ポリりレタン系暹脂や熱硬化性ポリり
レタン系暹脂ずも呌ばれ、少なくずも䞀郚が官
胜以䞊の倚官胜性の反応原料を䜿甚しお埗られる
ポリりレタン系暹脂である。熱可塑性ポリりレタ
ン系暹脂ずは線状構造を有するポリりレタン系暹
脂であり、実質的に官胜性の反応原料のみを䜿
甚しお埗られるものである。本発明における架橋
型ポリりレタン系暹脂は自己修埩性を有するもの
であるこずが奜たしいが、甚途によ぀お必ずしも
この性質を必芁ずしない。しかし、積局安党ガラ
ス甚の玠材ずしお本発明積局䜓が䜿甚される堎合
には、この自己修埩性はほずんど必須の芁件であ
る。たた、他の甚途においおも自己修埩性がある
方が奜たしい。本発明においお、改質された衚面
あるいは改質衚面などず呌ぶものは、架橋型ポリ
りレタン系暹脂の衚面に付加重合性化合物を含浞
した埌それを重合しお埗られる衚面を指す。この
改質された衚面は埓来のハヌドコヌドなどず呌ば
れる硬質衚面ずは異なり、付加重合性化合物の重
合䜓やそれを含む塗料組成物の硬化物のみからな
る局を実質的に含たない。たずえば、ATRスペ
クトルの枬定によれば、架橋型ポリりレタン系暹
脂の吞収が明瞭に衚われおおり、それに加えお付
加重合性化合物の重合䜓の吞収が認められるか、
たたはほずんど認められない。さらに、改質前の
衚面に比范しお改質された衚面は指による接觊感
が異なり衚面のべた぀き感が䜎䞋する。特に、自
己修埩性を有する架橋型ポリりレタン系暹脂にお
いおは、衚面改質により自己修埩性がわずかに䜎
䞋するこずはあ぀おもそれが消倱するこずはな
い。このような衚面改質は埓来の硬質プラスチツ
ク甚ハヌドコヌトにはないものであり、もし架橋
型ポリりレタン系暹脂衚面にハヌドコヌト局が圢
成されたずするず、䞋地が軟質であるので抌圧等
によりこのハヌドコヌト局は容易に砎損する。 本発明の積局䜓の぀の䟋を第図ず第図に
郚分断面図で瀺す。第図の積局䜓は改質された
衚面を有する架橋型ポリりレタン系暹脂シヌト
ずその片面に蚭けられた接着局からなる。第
図の積局䜓は第図の積局䜓の接着剀局の衚
面にさらに保護フむルムあるいはシヌトからなる
保護局を有する。なお、以䞋保護フむルムある
いはシヌトを指す甚語ずしお保護フむルムを䜿甚
する。 本発明においお保護フむルムを䜿甚するこず
即ち保護局を蚭けるこずによ぀お次のような
特城が発揮される。たず、第に埌述積局䜓の補
造方法で説明するように、衚面改質を行う際接着
剀局衚面に付加重合性化合物が接觊しお接着剀衚
面が衚面改質ず同様に改質されるこずを防止す
る。同様に埌述するように、第に接着剀局衚面
に゚ンボス加工を行う際、保護フむルムを゚ンボ
ス転写玠材ずしお利甚するこずができる。さら
に、本発明積局䜓は倚くの堎合光孊的特性が芁求
され、積局䜓が基材に貌り付けられるたでに接着
剀局が倉質したりそれにゎミや汚れが付着するこ
ずが極端に嫌われる。埓぀お、基䜓に貌り付ける
盎前たで保護フむルムを剥さないでおくこずによ
り、この問題が解決される。特に、最埌の特城は
積局䜓が補造される堎所からそれを基䜓に貌り付
ける堎所ぞの移動の際の取り扱いを容易にする。
なぜなら、通垞保護フむルム付の積局䜓が商品ず
なるからである。 本発明の積局䜓の補造方法の䟋の抂芁を第
図の工皋図で説明する。架橋型ポリりレタン系暹
脂シヌトの片面にロヌルコヌタヌにより接着
剀溶液が塗垃され、也燥炉で接着剀の溶媒が
陀かれ、次いで積局ロヌルで保護フむルム
が接着剀衚面に積局される。次いで、架橋型ポリ
りレタン系暹脂−接着剀−保護フむルムからなる
積局䜓は付加重合性化合物の溶液に浞挬
され、也燥炉で溶媒を陀いた埌玫倖線灯
で玫倖線を照射しお付加重合性化合物を重合させ
る。埗られた積局䜓をロヌルに巻き取り補品
ずされる。堎合によ぀おは、付加重合性化合物を
重合した埌、埗られた積局䜓の保護フむルムのな
い積局䜓を巻き取぀お補品ずするこずもできる。 本発明の積局䜓の補造方法は䞊蚘の方法に限ら
れるものではない。たずえば党䜓ずしお連続方法
でなくおもよい。各工皋はバツチ工皋であ぀おも
よく、バツチ工皋ず連続工皋を組み合せるこずも
できる。接着剀局の圢成はロヌルコヌタヌによら
ず、ナむフコヌタヌ、スプレヌコヌタヌなどで行
うこずもできる。接着剀溶液や分散液を䜿甚する
堎合、溶媒の陀去が必芁であるが、ホツトメルト
型の接着剀を䜿甚しお溶媒なしに溶融接着剀を塗
垃するこずもできる。さらに、ホツトメルト型接
着剀のフむルムやシヌトを架橋型ポリりレタン系
暹脂シヌトにロヌル等で積局しお接着剀局を圢成
するこずもできる。たた、架橋型ポリりレタン系
暹脂シヌトの䞊に接着剀を圢成しうる合成暹脂原
料を塗垃しお接着剀局を圢成するこずもできる。
たずえば液型ポリりレタン系暹脂接着剀ず呌ば
れる接着性のポリりレタン系暹脂原料混合物を塗
垃したり流延するこずにより未硬化接着剀局を圢
成し、加熱等で硬化しお接着剀局ずするこずがで
きる。保護フむルムはこの接着剀局䞊に積局され
る。保護フむルムの接着剀局に接觊する面にあら
かじめ埮现な゚ンボスを圢成させおおくこずによ
り、接着剀局衚面に゚ンボスが転写される。勿
論、保護フむルムずしお゚ンボスのないものを採
甚するこずができる。保護フむルムの積局された
積局䜓の露出しおいる架橋型ポリりレタン系暹脂
の衚面は次いで改質される。付加重合性化合物の
含浞は図瀺しない浞挬方法に限られるものではな
い。䞊蚘接着剀局圢成の堎合ず同様、ロヌルコヌ
タヌやスプレヌコヌタヌ等により付加重合性化合
物溶液を架橋型ポリりレタン系暹脂の衚面に接觊
させお含浞するこずができる。堎合により、䜙分
の溶液は拭き取りなどにより陀去するこずが奜た
しい。たた、付加重合性化合物は溶媒を䜿甚する
こずなくその液状物を含浞するこずもできる。溶
媒を也燥炉等で陀去した埌含浞された付加重合性
化合物が重合される。重合は熱重合、玫倖線や電
子線などの゚ネルギヌ線を甚いた重合、その他の
重合手段で行われ、特に゚ネルギヌ線、ずりわけ
玫倖線による重合が重合時間が短い、熱による接
着剀などの倉質が少なくないなどの理由で奜たし
い。 本発明の積局䜓は第図で瀺した方法以倖の方
法で補造するこずもできる。たずえば、接着剀局
ず保護フむルムは予め䞀䜓化しお架橋型ポリりレ
タン系暹脂シヌトに積局するこずができる。たず
えば、゚ンボス付保護フむルムの片面に接着剀局
を圢成しこのずき、゚ンボスが接着剀局に転写
されおもよい、次にこの積局物を接着剀局衚面
を積局面ずしお該シヌトに積局するこずにより接
着剀局の圢成を行うこずができる。この積局はロ
ヌル等により加熱加圧䞋に行うこずが奜たしく、
この積局時に゚ンボスの転写を行぀おもよい。さ
らに、接着剀局圢成凊理ず衚面改質凊理ずは逆の
順に行぀おもよい。たずえば、架橋型ポリりレタ
ン系暹脂シヌトの片面に衚面改質凊理を斜した
埌、他面に接着剀局を圢成するこずができる。必
芁な堎合、接着剀局圢成時衚面改質面は䞀時的に
保護フむルムで保護しおいおもよく、たた衚面改
質面に圱響を䞎えない方法で衚面改質面を保護す
るこずなく接着剀局を圢成するこずもできる。さ
らに、堎合によ぀おは、衚面改質は架橋型ポリり
レタン系暹脂シヌトの䞡面に斜しおもよい。衚面
改質面ず接着剀局ずは比范的高い接着匷床で接着
できるこずが少なくないからである。しかも、望
たしくは衚面改質凊理は片面のみに斜される。 埌述するように、架橋型ポリりレタン系暹脂の
シヌトはキダスト法で補造されるこずが望たし
い。特に、連続キダスト法で補造されるこずが奜
たしい。連続キダスト法においお、通垞架橋型ポ
リりレタン系暹脂シヌトは非粘着性衚面化凊理の
斜されたポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂などの
フむルムやシヌト䞊で圢成される。この基板フむ
ルムは䞀般的な保護フむルムずしお利甚するこず
ができる。たずえば、基板フむルム䞊で圢成され
たシヌトの露出した衚面に接着剀局を圢成するず
ずもにその局の衚面を保護フむルムで保護し、次
いで基板フむルムを剥離し、それにより露出した
シヌトの衚面に衚面改質凊理を斜しお本発明の積
局䜓を積局するこずができる。勿論、衚面改質凊
理をたず行぀おもよい。 以䞋に本発明を採甚される材料を䞭心にさらに
詳现に説明する。 ポリりレタン系暹脂はポリオヌルずポリむ゜シ
アネヌト化合物を基本的原料ずしお埗られる合成
暹脂である。ポリオヌルの䞀郚はポリアミドであ
぀おもよい。ポリオヌルずポリむ゜シアネヌト化
合物の少なくずもいずれか䞀方が䟡以䞊の堎
合、あるいは䟡ず䟡以䞊の組み合せの堎合、
架橋型ポリりレタン系暹脂が埗られる。前蚘公知
䟋における自己修埩性を有する架橋型ポリりレタ
ン系暹脂は䟡のポリオヌルず䟡を超えるポリ
む゜シアネヌト化合物ずから埗られるものであ
る。本発明における架橋型ポリりレタン系暹脂は
奜たしくは自己修埩性を有する架橋型ポリりレタ
ン系暹脂であり、公知の自己修埩性を有する架橋
型ポリりレタン系暹脂を採甚しうる。しかし、前
蚘公知䟋に蚘茉されおいる架橋型ポリりレタン系
暹脂は機械的特性が䞍充分であるこずが知られお
いる前蚘特公昭59−48775号公報参照。積局安
党ガラスは少なくずも局の機械的特性を持぀合
成暹脂局を必芁ずする。枚の無機ガラスずポリ
ビニルブチラヌル系暹脂などの䞭間膜からなる積
局ガラス以䞋合せガラスずいうはそれ自䜓機
械的特性を有する䞭間膜を有しおいるので前蚘公
知の架橋型ポリりレタン系暹脂からなる軟質合成
暹脂シヌトを貌り付けるこずにより有甚な積局安
党ガラスが埗られる。架橋型ポリりレタン系暹脂
局は人䜓が積局安党ガラスに衝突した堎合、砎損
ガラスにより人䜓が傷を受けるこずを防止する
耐裂傷性ず呌ばれおいる。この堎合、接着剀局
は架橋型ポリりレタン系暹脂局ずガラスずの接着
匷床を高めるために䜿甚される。䞀方、枚の無
機ガラスの片面に架橋型ポリりレタン系暹脂局を
貌り付けた堎合は機械的特性を持぀合成暹脂局が
ないので積局安党ガラスずしお有甚ではない。埓
぀お、架橋型ポリりレタン系暹脂局ずガラスずの
間に接着性ずずもに機械的特性を持぀合成暹脂局
を蚭けるこずによ぀お積局安党ガラスを構成しな
ければならない。この合成暹脂ずしお熱可塑性ポ
リりレタン系暹脂やポリビニルブチラヌル系暹脂
が適圓である。この技術的問題に぀いおは特に前
蚘特開昭53−27671号公報に詳説されおいる。同
様に本発明においお接着剀局ずしおこのような機
械的特性を有する合成暹脂の厚い局薄い局では
その特性が発揮されないを採甚するこずができ
る。この厚い局ずは玄0.2mm以䞊、特に玄0.2〜1.5
mmの厚さをいう。 䞀方、自己修埩性ず機械的特性ずを兌ね備えた
架橋型ポリりレタン系暹脂も知られおいる特開
昭60−71253号公報参照。埓぀お、この架橋型ポ
リりレタン系暹脂を採甚するこずにより厚い接着
剀局は必芁ずせず、接着機胜を発揮しうる限り薄
う接着剀局を採甚しうる。この薄い接着剀局の厚
さは玄0.2mm未満であり、通垞は玄0.01〜0.05mmで
充分である。本発明においおは奜たしくはこの機
械的物性ず自己修埩性を兌ね備えた架橋型ポリり
レタン系暹脂が採甚される。埓぀お、たた本発明
の積局䜓は奜たしくは枚の無機ガラスに貌り付
けられる。枚の無機ガラスを甚いた積局安党ガ
ラスは合せガラスを甚いた積局安党ガラスよりも
軜量であり経枈性も高く、自動車甚窓ガラスずし
お有利である。この新芏な架橋型ポリりレタン系
暹脂に぀いおの詳现はさらに埌述する。 本発明における架橋型ポリりレタン系暹脂シヌ
トは公知のキダスト法等により補造されるこずが
望たしいいがこれに限定するものではない。しか
し、積局安党ガラス甚には高い光孊的性質を芁求
されるのでキダスト法で補造されたシヌトが奜た
しい。たずえば、特開昭56−162618号公報や特開
昭60−48312号公報には連続キダスト法によるシ
ヌトの補造方法が蚘茉されおいる。勿論、バツチ
方匏でキダスト法を行うこずもできる。 キダスト法は架橋型ポリりレタン系暹脂の原料
混合物あるいはプレポリマヌ等の郚分反応物を含
む原料混合物を平坊な基䜓たずえば、前蚘ポリ
゚チレンテレフタレヌト暹脂フむルム䞊に流延
し硬化するこずによ぀おシヌトを埗る方法であ
る。䞊蚘高い光孊的性質を芁求される架橋型ポリ
りレタン系暹脂シヌトであ぀おは、たた透明性や
無黄倉性も必芁である。埓぀お、この堎合、ポリ
む゜シアネヌト化合物ずしおは無黄倉性ポリむ゜
シアネヌト、特に脂肪族あるいは脂環族のポリむ
゜シアネヌト化合物を甚いる必芁がある。具䜓的
にはたずえばメチレンビスシクロヘキシルむ゜
シアネヌト、む゜ホロンゞむ゜シアネヌト、ヘ
キサメチレンゞむ゜シアネヌト、およびこれらの
倉性䜓プレポリマヌ型倉性䜓やりレア倉性䜓な
どなどが䜿甚される。 ポリオヌルずしおは比范的高分子量のポリオヌ
ルであるか、比范的高分子量のポリオヌルず比范
的䜎分子量のポリオヌルの組み合せが適圓であ
る。埌者は通垞鎖䌞長剀あるいは架橋剀ず呌ばれ
るものであり、これはたた比范的䜎分子量のポリ
アミンであ぀おもよい。比范的高分子量のポリオ
ヌルは氎酞基䟡で衚わしお玄400以䞋、特に40〜
400のポリオヌルが適圓であり、皮以䞊を䜵甚
しおもよい。比范的䜎分子量のポリオヌルあるい
はポリアミンずしおは、分子量玄400以䞋、特に
箄200以䞋の化合物が適圓である。ポリオヌルず
しおはポリ゚ステル系ポリオヌル、ポリカヌボネ
ヌト系ポリオヌル、ポリ゚ヌテル系ポリオヌル、
ポリブタゞ゚ン系ンゞオヌルなどの炭化氎玠系ポ
リオヌルなどが適圓である。比范的䜎分子量のポ
リオヌルやポリアミンずしおは脂肪族あるいは脂
環族の倚䟡アルコヌルや脂肪族や脂環族のポリア
ミンが適圓である。ポリむ゜シアネヌト化合物の
䜿甚量はこれらの合蚈圓量に察しお玄0.8〜1.2
圓量、特に玄0.9〜1.1圓量が適圓である。 架橋型ポリりレタン系暹脂局の厚さは玄0.2mm
以䞊、特に玄0.4〜1.5mmが適圓である。自己修埩
性を有する架橋型ポリりレタン系暹脂の堎合、そ
の局の厚さが薄いず充分な自己修埩性を発揮し埗
ない。その厚さの䞋限は玄0.2mmず考えられ、奜
たしくは玄0.4mmである。埌述の械的特性を有す
る自己修埩性の架橋型ポリりレタン系暹脂の堎
合、その厚さの䞋限は玄0.4mmが適圓である。経
枈性等の理由からその厚さの䞊限は玄1.5mmであ
る。 本発明においお接着剀ずしおは前蚘無機ガラス
などの基材に接着しうる接着剀が採甚される。接
着剀の材質は熱可塑性暹脂や熱硬化性暹脂が適圓
であり、基材に接着しうる限り特に材質が限定さ
れるものではない。しかし無機ガラスの衚面に接
着可胜の接着剀ずしおは比范的䜎枩玄150℃以
䞋で基材に融着可胜な熱可塑性暹脂が奜たし
い。このような接着剀ずしおは前蚘公知の熱可塑
性ポリりレタン系暹脂やポリビニルブチラヌル系
暹脂の他のEVA系暹脂が適圓である。EVA系暹
脂ずぱチレン−酢酞ビニル系コポリマヌ、その
郚分加氎分解物、およびそれをさらに倉性した暹
脂などを意味する。特に、玄80〜130℃の枩床ず
加圧䞋で無機ガラス衚面に融着しうる熱可塑性暹
脂からなる接着剀が奜たしい。なお、接着剀䞭に
は玫倖線吞収剀、光安定剀、酞化防止剀などの安
党剀を配合するこずは勿論、皮々の配合剀を配合
するこずができるものである。 保護フむルム前蚘のようにシヌトをも含む
は接着剀局から剥離しうるものである限り皮々の
材質のものを採甚するこずができる。たずえば、
シリコン暹脂やフツ玠系非粘着剀などを塗垃した
プラスチツク、玙、垃垛などを甚いるこずができ
る。しかし、奜たしくは非粘着性のプラスチツク
フむルムであり、特にポリプロピレンなどのポリ
オレフむン系暹脂やフツ玠暹脂のフむルムが適圓
である。これらプラスチツクフむルムには垯電防
止剀などの配合剀を配合しおもよい。しかし、接
着剀局に容易に移行しお接着剀局の機胜を阻害す
る配合剀の䜿甚は避けた方がよい。ゎミやホコリ
を吞着し難い点で垯電防止性のプラスチツクフむ
ルムの䜿甚が奜たしい。 前蚘のように、保護フむルムの接着剀局に接觊
する面にあらかじめ埮现な凹凞を圢成しおおくこ
ずにより、接着剀局衚面に埮现な凹凞を転写する
こずが可胜ずなる。埮现な凹凞を圢成された即
ち゚ンボス加工された衚面は基材に積局䜓を貌
り付ける際基材ず接着剀局の間に気泡が残るこず
を防止する効果がある。䞀方、露出した接着剀局
を゚ンボスロヌルに接觊されお゚ンボス加工する
方法を採甚するこずができるが、接着剀局にひず
みを発生させ易く光孊的特性を有する甚途甚には
適圓ではない。たた、接着剀が粘着性あるいは接
着性の高いものである堎合、゚ンボスロヌルに接
着剀が付着しやすく、この堎合も䞊蚘保護フむル
ムを甚いた゚ンボス加工法の採甚が奜たしい。゚
ンボスの高さは特に限定されるものではないが、
箄0.1〜10Ό、特に0.5〜5Όが奜たしい。 付加重合性化合物ずしおは、付加重合性の二重
結合あるいは䞉重結合を少なくずも個有する化
合物である。奜たしくは、アクリル酞やメタクリ
ル酞以䞋䞡者をメタアクリル酞ずいう、
メタアクリレヌト等も同様の誘導䜓が奜た
しい。メタアクリル酞誘導䜓以倖にスチレン
系化合物やアリル系化合物などの他の付加重合性
化合物を甚いるこずもできる。メタアクリル
酞誘導䜓ずしおは特にメタアクリル酞残基を
以䞊有する゚ステルが奜たしい。特に皮々の倚
䟡アルコヌルのメタアクリル酞ポリ゚ステル
が奜たしい。たずえば、゚チレングリコヌルゞ
メタアクリレヌト、プロピレングリコヌルゞ
メタアクリレヌト、ポリプロピレングリコヌ
ルゞメタアクリレヌト、−ヘキサンゞ
オヌルゞメタアクリレヌト、ネオペンチルグ
リコヌルゞメタアクリレヌト、グリセリント
リメタアクリレヌト、トリメチロヌルプロパ
ントリメタアクリレヌト、ペンタ゚リスリト
ヌルテトラメタアクリレヌトなどがある。勿
論これらずずもにメチルメタアクリレヌトな
どのメタアクリル酞残基を個有する化合物
を䜿甚するこずもできる。たた、耐汚染性をさら
に向䞊するために、ポリフルオロアルキル基を有
するメタアクリル酞゚ステルなどを甚いるこ
ずもできる。これら付加重合性化合物はある皋床
高分子量の化合物であ぀おもよい。たずえば、ア
クリルりレタン、アクリル゚ポキシ、その他の䜎
分子〜オリゎマヌ状の化合物を䜿甚しうる。 付加重合性化合物は通垞重合開始剀や重合促進
剀ずずもに䜿甚される。たずえば、熱重合開始
剀、光重合開始剀、光重合促進剀などが甚いられ
る。たずえば、パヌオキサむド、アゟ化合物、ベ
ンゟプノン、アセトプノン、ベンゟむンなど
が䜿甚される。付加重合開始剀が䜎粘床液䜓であ
る堎合は溶媒なしで䜿甚可胜であるが、通垞は溶
媒に溶解した溶液ずしお衚面改質に適甚させる。
溶媒ずしおは架橋型ポリりレタン系暹脂を䟵さな
い溶媒が適圓があり、たずえば、アセトンやアセ
トニトリルが適圓である。付加重合性化合物の濃
床は特に限定されず、たずえば溶液䞭玄10〜80重
量であ぀おもよい。 前蚘のように、この付加重合性化合物が接着剀
局に䟵入しお重合するず接着剀の機胜を䜎䞋させ
るおそれが倧きい。保護フむルムの䜿甚はこの問
題を解決するが、本発明積局䜓は堎合により保護
フむルムを䜿甚するこずなく補造するこずもでき
る。たずえば、架橋型ポリりレタン系暹脂の衚面
のみに付加重合性化合物の溶液をスプレヌ等で塗
垃し、接着剀局には塗垃しないこずにより保護フ
むルムを䜿甚するこずなく積局䜓を補造するこず
ができる。勿論、保護フむルムを䜿甚しなければ
浞挬塗垃は困難であり、たた゚ンボス加工を必芁
ずするずき容易に゚ンボス加工するこずができな
い。たた、接着局にゎミ等が付着するこずを防止
するためにも保護フむルムは䜿甚した方が良い。 前蚘本発明においお特に奜たしい架橋型ポリり
レタン系暹脂は機械的特性ず自己修埩性を兌ね備
えた架橋型ポリりレタン系暹脂である。この架橋
型ポリりレタン系暹脂は少なくずも玄200以䞊
の䌞びず玄300Kgcm2以䞊の砎断匷床を有し、通
垞玄300以䞊の䌞びず玄600Kgcm2以䞊の砎断匷
床を有するただし衚面改質前の物性。このよ
うな架橋型ポリりレタン系暹脂の詳现は本発明ら
の先願特開昭60−18692号よび特願昭60−19266
号に蚘茉したが、以䞋その抂芁を説明する。 䞊蚘架橋型ポリりレタン系暹脂は以䞋の原料を
甚いお補造されるものである。  比范的高分子量のポリオヌルず鎖䌞長剀の䞡
者を甚いる必芁があり、鎖䌞長剀を䜿甚しない
ず高い機械的物性が埗られない。  䞊蚘ポリオヌルは、ゞオヌルず䟡以䞊のポ
リオヌルを䜵甚する必芁があり、それらの平均
氎酞基䟡は玄70〜150、䟡以䞊のポリオヌ
ルゞオヌルの圓量比は玄0.1〜0.6の範
囲にならなければならない。平均氎酞基䟡ず圓
量比がこれよりも高いず機械的物性が䜎䞋し、
䜎いず自己修埩性が䜎䞋する。  鎖䌞長剀は玄2.3官胜以䞋、特に玄2.1官胜以
䞋の実質的に䟡の化合物でなければならず、
ポリむ゜シアネヌト化合物も玄2.3官胜以䞋、
特に玄2.1官胜以䞋の実質的に䟡のポリむ゜
シアネヌト化合物でなければならない。官胜基
数がこれより高いず機械的物性が䜎䞋する。  ポリオヌル圓量に察する鎖䌞長剀の量は玄
0.4〜1.9圓量でなければならない。これより高
いず自己修埩性が䜎䞋し、䜎いず機械的物性が
䜎䞋する。  ポリオヌルはポリ゚ステルポリオヌルおよ
びたたはポリカヌボネヌトポリオヌルを䞻成
分ずするものが奜たしい。 さらに奜たしい条件は以䞋の通りである。  ゞオヌルの氎酞基䟡は玄40〜250、特に玄60
〜150で、皮以䞊の混合物であ぀おもよい。
特に氎酞基䟡玄90〜100を境界ずしお、その䞊
限氎酞基䟡100を超えるゞオヌルずその䞊
限以䞋のゞオヌルの組み合せ、たたはその䞋限
氎酞基䟡90未満のゞオヌルずその䞋限以䞊
のゞオヌルずの組み合せが奜たしい。  䟡以䞊のポリオヌルずしおはトリオヌルが
奜たしく、その氎酞基䟡玄150〜250が奜たし
い。  ゞオヌルず䟡以䞊のポリオヌルの平均氎酞
基䟡は玄80〜140が奜たしく、前蚘それらの圓
量比は玄0.15〜0.35が奜たしい。  鎖䌞長剀ずしおはポリアミンよりもポリオヌ
ルが奜たしく、特に分子量玄160以䞋のゞオヌ
ルが奜たしい。たた、その䜿甚量はポリオヌル
圓量に察しお玄0.7〜1.3圓量が奜たしい。  ポリむ゜シアネヌト化合物は無黄倉性ゞむ゜
シアネヌトが䜿甚され、特にメチレンビスシ
クロヘキシルむ゜シアネヌトあるいはむ゜ホ
ロンゞむ゜シアネヌトが奜たしい。  ポリオヌルずしおは、ポリ゚ステル系ポリオ
ヌルずポリカヌボネヌト系ポリオヌルの組み合
せが奜たしい。特に炭玠数以䞋のポリオヌル
残基ず炭玠数以䞋の脂肪族ゞカルボン酞残基
を有するポリ゚ステル系ポリオヌルたずえば
ポリブチレンアゞペヌトゞオヌルなど、ポリ
カプロラクトン系ポリ゚ステルポリオヌル、お
よびポリカヌボネヌト系ポリオヌルの組み合せ
が奜たしい。 本発明の積局䜓は積局安党ガラス補造甚の材料
ずしお甚いられるこずが奜たしい。この堎合、積
局䜓は本質的に光孊的特性の良奜な透明䜓である
こずが必芁である。本質的には、その構成材料が
透明であるこずを意味する。たずえば、゚ンボス
付接着剀局を有する積局䜓はその゚ンボスの存圚
により䞍透明あるいは半透明であるが、無機ガラ
スに貌り付けたずきはその゚ンボスは消えお透明
ずなるので本質的に透明な積局䜓である。本発明
はたた積局レンズなどの光孊玠子の補造甚材料ず
しお甚いるこずもできる。自己修埩性を有する架
橋型ポリりレタン系暹脂局を有する積局レンズは
公知である。たた、建築甚積局安党ガラスの甚途
に甚いられる積局䜓は堎合により本質的に透明で
なくおもよい。さらに、本発明の積局䜓は金属や
プラスチツク、その他の材料の衚面保護甚のシヌ
トずしお甚いるこずができる。たずえば、前蚘の
ように自己修埩性を有する架橋型ポリりレタン系
暹脂はプラスチツクの衚面保護に甚いられるこず
が公知であり、同様の甚途に本発明積局䜓を䜿甚
するこずができる。この堎合にも、積局䜓は本質
的に透明でなくおもよく、たずえば、䞍透明な着
色䜓であ぀おもよい。 本発明における架橋型ポリりレタン系暹脂は必
ずしも自己修埩性を有しおいなくおもよい。たず
えば、自己修埩性を有しないが高い機械的特性を
有する架橋型ポリりレタン系暹脂を甚いるこずが
できる。この堎合、衚面改質により衚面の耐汚染
性が改良される。このような架橋型ポリりレタン
系暹脂の積局䜓は防錆甚保護シヌトずしお金属な
どの保護に甚いるこずができる。 実斜䟋 以䞋に本発明を実斜䟋等によ぀お説明するが、
本発明はこれら実斜䟋のみに限定されるものでは
ない。なお、物性は以䞋の方法で枬定した。 物性枬定方法 自己修埩性荷重をかけた10Όφのダむダモン
ドチツプで架橋型ポリりレタン系暹脂衚面を匕
掻き、250℃で10分以内に生じた傷が消倱しう
る最倧荷重で衚す。傷の消倱は目線で行぀た。
自己修埩性のない無機ガラスの堎合この方法で
玄の荷重で傷を生じた。 䌞び、砎断匷床匕匵匷床JIS  6301によ
る。 テヌパヌ摩耗JIS  3212による。 耐汚染性架橋型ポリりレタン系暹脂局衚面プ
ルトペンで印を付け、24時間埌゚タノヌルでふ
いたずきの印のずれ具合。 觊感指で架橋型ポリりレタン系暹脂局衚面を擊
぀たずきの感觊。良奜ずは滑りの良奜なものを
いう。 ATRスペクトルDITILAB STS−15Cによる
枬定 実斜䟋  氎酞基䟡玄122のポリ−ヘキサンカヌ
ボネヌトゞオヌル43.86郚重量郚、以䞋同
様、氎酞基䟡玄90.5のポリカプロラクトン
ゞオヌル68.93郚、および氎酞基䟡玄195.2のポリ
カプロラクトントリオヌル12.54郚を100℃で
加熱熔融埌、枛圧で脱氎および脱気し぀぀撹拌混
合した。このポリオヌル混合物を80℃たで降枩
埌、それにゞブチル錫ゞりラレヌト以䞋觊媒ず
いう6.0×10-3郚、−ブタンゞオヌル
10.02郚、および4′−メチレンビスシクロ
ヘキシルむ゜シアネヌト以䞋H12MDIずいう
64.5郚を順次撹拌し぀぀添加混合した。反応の開
始ずずもに発熱がみられた。系が均䞀ずな぀たず
ころで80℃で分間撹拌し぀぀枛圧脱泡を行぀
た。この予備重合液を離型凊理したガラスシヌト
500×500mm䞊に流延し、120℃の窒玠バヌゞ炉
䞭で15時間反応させ、厚さ0.7mmの透明か぀鏡面
を有するシヌトを埗た。なお、䞊蚘ポリオヌル
者の平均氎酞基䟡は玄112である。この架橋型ポ
リりレタン系暹脂シヌトの䌞びは374、砎断匷
床771Kgcm、匕裂匷床30Kgcmであ぀た。 䞊蚘シヌトの片面に玄120℃の枩床ず加圧䞋で
無機ガラス衚面に匷固に接着しうる透明な熱可塑
性ポリりレタン接着剀の溶液メチル゚チルケト
ンゞオキサン溶媒䜿甚を塗垃し、也燥しお、
0.02mm厚の接着剀局を圢成した。さらに、この接
着剀局に垯電防止性を有する゚ンボス付ポリプロ
ピレンフむルム厚さ0.05mm、゚ンボスの高さ玄
4Όを゚ンボス面を接着剀局偎にしお重ね、圧
力玄10Kgcmでロヌル加圧しお積局した。次い
で、この積局䜓を次の溶液䞭に50cm分で浞挬
し、10cm分の匕䞊げ速床で匕䞊げた。 ネオペンチルグリコヌルゞアクリルレヌト 120郚 ベンゟプノン 60郚 アセトニトリル 1800郚 消泡剀 15郚 60℃オヌブン䞭で分間也燥埌、120cmcmの
コンベア型高圧氎銀灯照射装眮を甚い、10cmの距
離からN2気流䞋mm分のコンベア速床でUVを
照射し衚面改質を行぀た。 たた、ポリプロピレンフむルムを剥離したずこ
ろ、接着剀局衚面に゚ンボスが良奜に転写されお
いた。衚面凊理された架橋型ポリりレタン系暹脂
の衚面性胜を埌述第衚に瀺す。 実斜䟋  氎酞基䟡玄57のポリ−ヘキサンカヌボネ
ヌトゞオヌル 63.07郚 氎酞基䟡玄90.5のポリカプロラクトンゞオヌ
ル 99.12郚 氎酞基䟡玄195.2のポリカプロラクトントリ
オヌル 18.02郚 觊 媒 8.25×10-3郚 −ブタンゞオヌル 14.42郚 H12MDI 80.37郚 ポリオヌル平均氎酞基䟡 89.25 䞊蚘原料を䜿甚し、実斜䟋ず同様の方法で厚
さmmの透明な架橋型ポリりレタン系暹脂シヌト
を補造した。この物性は以䞋の通りであ぀た。 䌞び 474 砎断匷床 655Kgcm2 匕裂匷床 33Kgcm 䞊蚘シヌトの片面にポリビニルブチラヌル暹脂
の゚タノヌル溶液を塗垃し、也燥しお厚さ0.02mm
の接着剀を圢成した。この接着局䞊に実斜䟋ず
同じ゚ンボス付きポリプロピレンフむルムを積局
した。この積局䜓を次に䞋蚘の組成の溶液に分
間浞挬し、盎ちに匕き䞊げお也燥した。 −ヘキサンゞオヌルゞアクリレヌト1200郚 ベンゟプノン 60郚 アセトン 1800郚 レペリング剀 15郚 次に実斜䟋ず同じ玫倖線照射装眮を甚いお同
じ条件で衚面改質を行぀た。埗られた積局䜓から
ポリプロピレンフむルムを剥離したずころ、接着
剀局衚面に゚ンボスが転写されおいた。衚面凊理
された架橋型ポリりレタン系暹脂の衚面性胜を第
衚に瀺す。 比范䟋 、 実斜䟋における衚面改質前の架橋型ポリりレ
タン系暹脂の衚面性胜を第衚に比范䟋ずしお
瀺す。同様に比范䟋ずしお、実斜䟋の衚面改
質前の架橋型ポリりレタン系暹脂の衚面性胜を瀺
す。
【衚】 るものを〓わずかにあり〓ずした。
実斜䟋  非粘着性衚面化凊理を斜したポリ゚チレンテレ
フタレヌト暹脂の連続フむルムを平坊な基板䞊を
速床10cm分で移動させ、その䞊で架橋型ポリり
レタン系暹脂シヌトを連続キダスト法で補造し
た。実斜䟋で補造した架橋型ポリりレタン系暹
脂原料の予備重合液をその補造埌盎ちに線状ノズ
ルから䞊蚘連続フむルム䞊ぞ流延し、雰囲気枩床
25℃䞋で厚さ、0.9mmの局を圢成させた。続いお
130℃の硬化炉䞭を玄80分間通過させ、厚さ0.9mm
の架橋型ポリりレタン系暹脂シヌトを補造した。 䞀方、実斜䟋で甚いた゚ンボス付ポリプロピ
レンフむルムの長尺フむルム䞊に実斜䟋ず同じ
熱可塑性ポリりレタン接着剀溶液を塗垃しお也燥
し、厚さ0.02mmの接着剀局を圢成した。この接着
局付フむルムを䞊蚘硬化炉から出た架橋型ポリり
レタン系暹脂シヌトの露出面に接着剀局衚面を積
局面ずしお重ね、加圧ロヌルを通しお積局した。
埗られた積局䜓をロヌルに巻き取぀た。 次に、䞊蚘ロヌルに巻き取぀た積局䜓をロヌル
から速床80cm分で匕き出し、ポリ゚チレンテレ
フタレヌト暹脂フむルムを剥離した埌、実斜䟋
ず同じ衚面改質甚の付加重合性化合物の溶液䞭を
浞挬時間0.5分ずなるように浞挬し匕し出した。
続いお、60℃のオヌブン䞭を通しお加熱也燥し、
次に実斜䟋ず同じ高圧氎銀灯照射装眮を通しお
玫倖線を照射し、埗られた積局䜓をロヌルに巻き
取぀た。 埗られた積局䜓から゚ンボス付きポリプロピレ
ンフむルムを剥離したずころ、接着剀局衚面に゚
ンボスが良奜に転写されおいた。たた、架橋型ポ
リりレタン系暹脂シヌトの衚面改質面の衚面性胜
は第衚実斜䟋に蚘茉したものずほが同等であ
぀た。 発明の効果 本発明は前蚘したように、架橋型ポリりレタン
系暹脂の衚面の耐汚染性が改良されるずいう効果
を有する。特に架橋型ポリりレタン系暹脂ずしお
自己修埩性を有する架橋型ポリりレタン系暹脂を
甚いるこずにより耐匕掻性にも優れ、積局安党ガ
ラス補造甚材料ずしお適した積局䜓ずするこずが
できる。たた、自己修埩性ずずもに機械的物性の
優れた架橋型ポリりレタン系暹脂を採甚するこず
により枚の無機ガラスを甚いた積局安党ガラス
を厚い接着剀局を甚いるこずなく補造するこずが
可胜である。さらに、接着剀局衚面に゚ンボスを
付けるこずにより、無機ガラス等ず積局するずき
気泡が残留するおそれを少なくする。さらに、保
護フむルムの䜿甚は本発明積局䜓の補造を容易に
するばかりではなく、䞊蚘゚ンボス加工を容易に
し、接着剀局にゎミ等は付着するこずを防ぐ効果
をも぀。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明積局䜓の䟋を瀺す断面図であ
り、第図は本発明の他の䟋を瀺す断面図であ
る。第図は本発明の補造方法の䟋を瀺す工皋
図である。 架橋型ポリりレタン系暹脂シヌト、
接着剀局、保護フむルム。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  付加重合性化合物の含浞重合により改質され
    た衚面を片面に有し、他面に接着剀局が蚭けられ
    た架橋型ポリりレタン系暹脂シヌトを䞻䜓ずする
    積局䜓。  改質された衚面が自己修埩性を有する衚面で
    あるこずを特城ずする特蚱請求の範囲第項の積
    局䜓。  接着剀が熱融着性の熱可塑性暹脂からなる接
    着剀であるこずを特城ずする特蚱請求の範囲第
    項の積局䜓。  接着剀局の露出面が埮现な凹凞を有する゚ン
    ボス加工面であるこずを特城ずする特蚱請求の範
    囲第項の積局䜓。  付加重合性化合物の含浞重合により改質され
    た衚面を有する架橋型ポリりレタン系暹脂シヌト
    の局、該局の片面に蚭けられた接着剀局、および
    該接着剀局の衚面を䞀時的に保護しおいる剥離可
    胜な保護局を有する架橋型ポリりレタン系暹脂シ
    ヌトの局を䞻䜓ずする積局䜓。  架橋型ポリりレタン系暹脂シヌトの各面にそ
    れぞれ䞋蚘接着剀局圢成凊理ず䞋蚘衚面改質凊理
    ずをこの順であるいは逆の順で斜しお積局䜓を補
    造するこず、および堎合によりさらに該積局䜓よ
    り䞋蚘の保護フむルムあるいはシヌトを剥離する
    こず、を特城ずする積局䜓の補造方法。 接着剀局圢成凊理架橋型ポリりレタン系暹脂シ
    ヌトの第の面に接着剀局を圢成するずずもに
    該局の衚面を保護フむルムあるいはシヌトで保
    護する凊理。 衚面改質凊理架橋型ポリりレタン系暹脂シヌト
    の第の面に付加重合性化合物を含浞しお重合
    を行う凊理。
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