JPH04170079A - 電気用積層板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器・電気機器、コンピューター、通信機
器等に用いられる電気用積層板に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、不織布とガラス布を基材とする積層板については
、積層板表面に製造メーカーのマーク等が入っていない
のが現状であるが、判別しやすさ等の点でマークを入れ
ることが要望されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の技術で述べたように不織布とガラス布を基材とす
る積層板には、マークが入っていないので不便であった
。本発明は従来の技術における上述の問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところはマークの入った
不織布とガラス布を基材とする積層板を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は所要枚数のマークを印刷した樹脂含浸不織布基
材の上面及び又は下面に、所要枚数の樹脂含浸ガラス布
基材を配し、更にその上面及び又は下面に金属箔を配設
した積層体を、積層一体化してなることを特徴とする電
気用積Ｎ板のため、上記目的を達成することができたも
ので、以下本発明の詳細な説明する。

本発明に用いる不織布は、ガラス、アスベスト等の無機
質繊維や、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリル、
ポリビニルアルコール、ポリイミド、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリフェニレンオキサイド、フッ素樹脂等
の有機質繊維や木綿等の天然繊維からなる不織布、マッ
ト等で、製造メーカーマーク等をいれておくことが必要
で、マークは任意の枚数にいれることができる。ガラス
布としては特に限定するものではなく通常用いられるも
のをそのまま用いることができる。基材に含浸させる樹
脂としては、フェノール、エポキシ、不飽和ポリエステ
ル、ポリイミド、ポリアミド、ポリフェニレンオキサイ
ド、ポリフェニレンサルファイド、フッソ樹脂等が用い
られ、必要に応じてタルク、クレー、炭酸カルシュラム
、水酸化アルミニューム、シリカ等の無機質粉末充填剤
を添加することができる。又樹脂は、不織布とガラス布
によって樹脂を変えることもできる。金属箔としては銅
、アルミニューム、鉄、ニッケル、亜鉛等の単独、合金
、複合箔がもちいられ、必要に応じて金属箔の片面には
、接着剤層を設けておくことができる。積層一体化とし
ては、プレス、多段プレス、マルチロール、エンドレス
ベルト等の任意手段がもちいられる。

以下本発明を実施例に基づいて説明する。

〔実施例〕

厚さ０．７ｍのタルクを３０重量％含有するエポキシ樹
脂含浸ガラス不織布２枚を重ねた上下面に、厚さ０．　
Ｉ　ｗｔａのエポキシ樹脂含浸製造メーカーマーク入す
ガラス布１枚を各々配し、更にその上下面に厚さ０．０
３５ｍの銅箔を各々１枚配設した積層体を成形圧力５０
ｋｇ／ｃｊ、１６５℃で１２０分間積層成形して厚さ１
．６ｍの積層板を得た。

〔比較例〕

製造メーカーマークの入っていない不織布を用いた以外
は、実施例と同様に処理して厚さ１．６　ｍの積層板を
得た。

実施例及び比較例の積層板の性能は第１比のようである
。

第　　　１　　　表 〔発明の効果〕 本発明は上述したごとく構成されている。特許請求の範
囲に記載した構成を有する電気積層板においては、判別
しやすく本発明の優れていることを確認した。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所要枚数のマークを印刷した樹脂含浸不織布基材
   の上面及び又は下面に、所要枚数の樹脂含浸ガラス布基
   材を配し、更にその上面及び又は下面に金属箔を配設し
   た積層体を、積層一体化してなることを特徴とする電気
   用積層板。