JP3107218B2 - 電気用積層板 - Google Patents
電気用積層板Info
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- JP3107218B2 JP3107218B2 JP02242871A JP24287190A JP3107218B2 JP 3107218 B2 JP3107218 B2 JP 3107218B2 JP 02242871 A JP02242871 A JP 02242871A JP 24287190 A JP24287190 A JP 24287190A JP 3107218 B2 JP3107218 B2 JP 3107218B2
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- Japan
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- laminate
- resin
- glass
- thickness
- fiber length
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- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器・電気機器、コンビューター、通信
機器等にもちいられる電気用積層板に関するものであ
る。
機器等にもちいられる電気用積層板に関するものであ
る。
従来、芯部が不織布で、表面部がガラス布からなる基
剤に樹脂含浸してなる積層板は、繊維長が10mm未満のガ
ラス繊維からなるため、積層板をプリント配線板に加工
する寸法変化、反りが大きく且つ、配線板上に重量の大
きい電子部品を搭載した場合、基材が全て紙又はガラス
布からなっているものが比較して配線板にタワミが発生
し問題となっていた。
剤に樹脂含浸してなる積層板は、繊維長が10mm未満のガ
ラス繊維からなるため、積層板をプリント配線板に加工
する寸法変化、反りが大きく且つ、配線板上に重量の大
きい電子部品を搭載した場合、基材が全て紙又はガラス
布からなっているものが比較して配線板にタワミが発生
し問題となっていた。
従来の技術で述べたように、従来のこの種の積層板で
は重量の大きい電子部品を搭載した場合、問題であっ
た。本発明は従来の技術における上述の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは反り、寸法変
化に優れた電気用積層板を提供することにある。
は重量の大きい電子部品を搭載した場合、問題であっ
た。本発明は従来の技術における上述の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは反り、寸法変
化に優れた電気用積層板を提供することにある。
本発明は無機充填剤含有樹脂を含浸した繊維長が13〜
50mmからなる不織布の上下面に、樹脂含浸ガラス布を配
し、更に上面及び又は下面に金属箔を配設した積層体を
積層成形してなることを特徴とする電気用積層板のた
め、上記目的を達成することができたもので、以下本発
明を詳細に説明する。
50mmからなる不織布の上下面に、樹脂含浸ガラス布を配
し、更に上面及び又は下面に金属箔を配設した積層体を
積層成形してなることを特徴とする電気用積層板のた
め、上記目的を達成することができたもので、以下本発
明を詳細に説明する。
本発明に用いる樹脂としては、フエノール樹脂、エポ
キシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリブタジエン樹脂、熱硬化性ポリフエニレンオキサイ
ド樹脂、フッ素樹脂等の単独変性物、混合物を用いるこ
とができる。無機充填材としては炭酸カルシゥム、水酸
化アルミニューム、タルク、アルミナ、シリカ、炭酸マ
グネシューム等を用いることができ、樹脂100重量部
（以下単に部と記す。）に対し１〜200部を添加するこ
とができる。不織布としてはガラス繊維、有機繊維等か
らなるものでスパンボンド不織布を含む不織布全般、ガ
ラスペーパー等を用いることができるが、繊維長が13〜
50mmからなる不織布であることが必要である。即ち繊維
長が13mm未満では、反り、寸法変化をよくすることがで
きず、50mmをこえると繊維のタテ、ヨコ配向比が大とな
り積層板としての性能が低下するためである。ガラス布
としては通常用いられているものをそのまま用いること
がてき、特に限定するものではない。金属箔としては
銅、アルミニューム、鉄、ニッケル、亜鉛等の単独、合
金を用いることができ、必要に応じて接着面に接着層を
設けておくこともできる。
キシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリブタジエン樹脂、熱硬化性ポリフエニレンオキサイ
ド樹脂、フッ素樹脂等の単独変性物、混合物を用いるこ
とができる。無機充填材としては炭酸カルシゥム、水酸
化アルミニューム、タルク、アルミナ、シリカ、炭酸マ
グネシューム等を用いることができ、樹脂100重量部
（以下単に部と記す。）に対し１〜200部を添加するこ
とができる。不織布としてはガラス繊維、有機繊維等か
らなるものでスパンボンド不織布を含む不織布全般、ガ
ラスペーパー等を用いることができるが、繊維長が13〜
50mmからなる不織布であることが必要である。即ち繊維
長が13mm未満では、反り、寸法変化をよくすることがで
きず、50mmをこえると繊維のタテ、ヨコ配向比が大とな
り積層板としての性能が低下するためである。ガラス布
としては通常用いられているものをそのまま用いること
がてき、特に限定するものではない。金属箔としては
銅、アルミニューム、鉄、ニッケル、亜鉛等の単独、合
金を用いることができ、必要に応じて接着面に接着層を
設けておくこともできる。
積層成形としてはプレス、マルチロール、ダブルベル
ト等のような加熱加圧積層成形や積層体の自重のみによ
る加熱無圧積層成形の各れでもよく、特に限定するもの
ではない。
ト等のような加熱加圧積層成形や積層体の自重のみによ
る加熱無圧積層成形の各れでもよく、特に限定するもの
ではない。
以下本発明を実施例にもとづいて説明する。
〔実施例１〕 ガラス繊維長が13で厚み0.55mmのガラス不織布に、水
酸化アルミニュームを100重量％（以下単に％と記す）
含有する不飽和ポリエステル樹脂を、樹脂量が45％にな
るように含浸した樹脂含浸不織布基材の上下に、厚み0.
12mmのガラス布に、不飽和ポリエステル樹脂を樹脂量が
45％になるように含浸した樹脂含浸ガラス布基材を各１
枚づつ重ね、更に最外層に厚み0.035mmの接着剤付銅箔
の接着剤側を内側に配設した積層体を無圧で140℃に20
分間加熱後、所要寸法に切断して厚み0.8mmの両面銅張
り積層板を得た。
酸化アルミニュームを100重量％（以下単に％と記す）
含有する不飽和ポリエステル樹脂を、樹脂量が45％にな
るように含浸した樹脂含浸不織布基材の上下に、厚み0.
12mmのガラス布に、不飽和ポリエステル樹脂を樹脂量が
45％になるように含浸した樹脂含浸ガラス布基材を各１
枚づつ重ね、更に最外層に厚み0.035mmの接着剤付銅箔
の接着剤側を内側に配設した積層体を無圧で140℃に20
分間加熱後、所要寸法に切断して厚み0.8mmの両面銅張
り積層板を得た。
〔実施例２〕 ガラス繊維長が25mmで厚み0.5mmのガラス不織布を用
いた以外は、実施例１と同様に処理して厚み0.8mmの両
面銅張り積層板を得た。
いた以外は、実施例１と同様に処理して厚み0.8mmの両
面銅張り積層板を得た。
〔実施例３〕 ガラス繊維長が46mmで厚み0.5mmのガラス不織布を用
いた以外は、実施例１と同様に処理して厚み0.8mmの両
面銅張り積層板を得た。
いた以外は、実施例１と同様に処理して厚み0.8mmの両
面銅張り積層板を得た。
〔比較例１〕 ガラス繊維長が9mmで厚み0.5mmのガラス不織布を用い
た以外は、実施例１と同様に処理して厚み0.8mmの両面
銅張り積層板を得た。
た以外は、実施例１と同様に処理して厚み0.8mmの両面
銅張り積層板を得た。
〔比較例２〕 ガラス繊維長が64mmで厚み0.5mmのガラス不織布を用
いた以外は、実施例１と同様に処理して厚み0.8mmの両
面銅張り積層板を得た。
いた以外は、実施例１と同様に処理して厚み0.8mmの両
面銅張り積層板を得た。
実施例１乃至３と比較例１及び２の電気用積層板の性
能は第１表のようである。
能は第１表のようである。
〔発明の効果〕 本発明は上述した如く構成されている。特許請求の範
囲に記載した構成を有する電気用積層板においては、反
り、寸法変化がよくなる効果を有している。
囲に記載した構成を有する電気用積層板においては、反
り、寸法変化がよくなる効果を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０１Ｂ 17/60 Ｈ０１Ｂ 17/60 Ｄ Ｈ０５Ｋ 1/03 ６３０ Ｈ０５Ｋ 1/03 ６３０Ｇ (72)発明者 三刀 哲郎 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−124589（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−222843（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−137733（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−27244（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01B 17/60 - 17/64 B32B 9/00 B32B 15/08 B32B 27/20 H01B 3/50 H05K 1/03 630
Claims (1)
- 【請求項１】無機充填剤含有樹脂を含浸した繊維長が13
〜50mmからなる不織布の上下面に、樹脂含浸ガラス布を
配し、更に上面及び又は下面に金属箔を配設した積層体
を積層成形してなることを特徴とする電気用積層板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02242871A JP3107218B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 電気用積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02242871A JP3107218B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 電気用積層板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121917A JPH04121917A (ja) | 1992-04-22 |
| JP3107218B2 true JP3107218B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=17095482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02242871A Expired - Lifetime JP3107218B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 電気用積層板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3107218B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6466557B1 (en) | 1997-07-14 | 2002-10-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Transmission channel allocation method and allocation apparatus |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108081709B (zh) * | 2017-12-27 | 2020-06-30 | 四川东材科技集团股份有限公司 | 一种低介电和低介损玻纤覆铜板及其制备方法 |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP02242871A patent/JP3107218B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6466557B1 (en) | 1997-07-14 | 2002-10-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Transmission channel allocation method and allocation apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04121917A (ja) | 1992-04-22 |
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