JPH04169480A - エレベータの到着予報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エレベータ乗場階床に設置されたかご到着
予報装置の改良に関するものである。

（従来の技術） 一般のエレベータの乗場階床には、実公昭５６−１４２
９２号に示すように、かごの到着予報灯が設置され、当
該エレベータ乗場に、乗場登録されたかごか接近すると
エレベータの運転方向を指示する上記到着予報灯（ホー
ルランタン）が一定の繰り返し周期で点滅し待客にかご
が到着することを喚起する。到着予報灯の点滅動作は到
着したかごの戸がある程度の位置まで閉成する間繰り返
され、その後点滅動作を停止する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の到着予報灯の点滅動作及び点滅停止動作は以上の
ように行われているため、一定周期で点滅を繰り返して
いる到着予報灯に対して、例えば到着予報灯点灯時に、
点滅周期と無関係のタイミングで点滅動作停止指示が入
ると到着予報灯は消灯期間に入る前に消灯し、見るもの
にとっては灯がチラついたように見え見栄えが悪くなる
欠点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、到着予報灯の消灯周期に合わせて到着予報灯
の点滅動作停止指示を有効とするエレベータの到着予報
装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るエレベータの到着予報装置は、各乗場階
床に設置されかご到着をランプ点滅により報知する到着
予報灯と、該到着予報灯にランプ点滅用の繰り返しＯＮ
／ＯＦＦ信号を出力する点滅制御部と、停止かご決定検
出とともに前記点滅制御部へ起動信号を出力する停止か
ご検出部と、該停止かご検出部に対する起動信号の遮断
を、停止かごの戸閉成検出とともに上記ＯＮ／ＯＦＦ信
号のＯＦＦ期間に行う予報灯消灯部と設けたものである
。

〔作用） この発明によれば、予報灯消灯部は到着予報灯点滅用の
ＯＮ／ＯＦＦ信号中、到着予報灯が消灯するＯＦＦ期間
を検圧し、該ＯＦＦ期間のみに、停止かご検出部より点
滅制御部に対する起動信号出力を停止することで、到着
予報灯が点灯時に、点滅動作停止指令により短かい周期
で消灯しチラつくことがなくなる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は本実施例の全体構成図である。図において、（１１
）は各乗場階床に設置されかご到着をランプ点滅により
報知する到着予報灯、（１２）は到着予報灯にランプ点
滅用の繰り返しＯＮ１０　Ｆ　Ｆ信号を出力する点滅制
御部、（１３）は停止かご決定検出とともに前記点滅制
御部へ起動信号を出力する停止かご検出部、（１４）は
停止かご検出部に対する起動信号の遮断を、停止かごの
戸閉成検出とともに上記ＯＮ１０　Ｆ　Ｆ信号のＯＦＦ
期間に行う予報灯消灯部である。

第２図は本実施例装置の具体的構成を示すものである。

図において、（＋）　（−）は直流電源、（２１ａ）は
呼びを検出すると付勢しその後戸開するまで自己保持す
る停止指令リレー＜２１）　（図示しない）の常開接点
、（２２）は到着予報灯管制リレー、（２２ａ）〜（２
２ｃ）はリレー（２２）の常開接点、（２３ａ）は付勢
されると戸閉めを、消勢されると戸開きを指令する戸管
制リレー（２３）　（図示しない）の常閉接点、（２４
ａ）は戸が閉じ切ると付勢する戸閉完了検出リレー（２
４）　（図示しない）の常閉接点、（２５）はフリッカ
装置で入力端子に入力があると出力端子から所定周期の
ＯＮ／ＯＦＦ信号が出力される。（２６）はフリッカリ
レー、（２６ａ）　、　（２６ｂ）　　はフリッカリレ
ー（２６）の常開接点、（２７）はかごが１階にいると
き閉成する１階位置スイッチ、（２８）は１階乗場の到
着予報灯の昇り灯。

上記装置構成中、停止指令リレー（２１）の常開接点（
２１ａ）　、到着予報灯管制リレー（２２）より停止か
ご検出部（１３）を構成し、到着予報灯管制リレー（２
２）の常開接点（２２ａ）　、　（２２ｂ）　、フリッ
カ装置（２５）、フリッカリレー（２８）より点滅制御
部を構成し、戸管制リレー（２３）及び戸閉完了検出リ
レー（２４）の各常閉接点（２３ａ）　、　（２４ａ）
、フリッカリレー（２６）の常開接点（２６ａ）より予
報灯消灯部（１４）を構成する。

次に上記構成に従って本実施例の動作について説明する
。

先ず、戸閉してかごが走行中停止検出するまでは接点（
２１ａ）　、接点（２３ａ）　、接点（２４ａ）　、接
点（２δａ）は全て開路しているので、到着予報灯管制
リレー（２２）は消勢している。従って、接点（２２ｂ
）　、接点（２２ｃ）も開路しているのでフリッカ装置
（２５）、到着予報灯（２８）は作動しない。

１階に乗場昇り呼びが登録されており、かごが１階の床
面一定距離に到達すると停止指令リレー（２１）が付勢
し接点（２１ａ）は自己保持動作によって閉路する。こ
の時、また、１階位置スイッチ（２７）も閉路する。

接点（２１ａ）の閉路により（＋）−（２１ａ）−（２
２）−（−）の回路で到着予報灯管制リレー（２２）は
付勢し接点（２２ａ）〜接点（２２ｃ）が閉路する。

接点（２２ｂ）の閉路により（＋）　−（２２ｂ）　−
（２５−ＩＮ）　−（２５−０１１７）　−（２６）−
（−）の回路でフリッカ装置（２５）が作動しフリッカ
リレー（２６）が断続的に作動し、接点（２８ａ）　、
　（２６ｂ）がフリッカリレー（２６）の断続的動作に
伴ってＯＮ／ＯＦＦ動作を繰り退す。

そして、（＋）−（２２ｃ）　−（２δｂ）　−（２７
）−（２１１）　＝（−）の回路で到着予報灯（２８）
がフリッカ動作する。かごが停止すると戸管制リレー（
２３）が消勢し戸開指令が発令され戸が開く。戸管制リ
レー接点（２３ａ）　、戸閉検出リレー接点（２４ａ）
は共に閉路する。

又、戸開すると停止指令リレー（２１）は消勢し接点（
２１ａ）が開路するが、（◆）−（２３ａ）−（２２ａ
）−（２２）−（−）の回路、及び（＋）　−（２４ａ
）　−（２２ａ）　−（２２）　−（−）の回路で到着
予報灯管制リレー（２２）は自己保持しており、到着予
報灯（２８）は点滅を継続する。そして、戸開完了後一
定時間（通常は４秒）が好適すると戸管制リレー（２３
）が付勢し戸閉指令が発令され戸が閉し始めると接点（
２３ａ）が開路、戸閉完了すると接点（２４ａ）が開路
する。しかし、接点（２４ａ）の開路時点で、フリッカ
リレー（２６）がＯＮ期間であり、接点（２６ａ）が閉
路であれば、−瞬であるが到着予報灯管制リレー（２２
）の自己保持動作を保つことかできるため、フリッカリ
レー（２６）のＯＮ期間中、到着予報灯（２８）は点灯
している。

その後フリッカリレー（２６）が消勢したタイミングで
接点（２５ａ）が開路し、自己保持回路は解かれ、接点
（２２ｂ）　、　（２２ｃ）が開路するので到着予報灯
（２８）は消灯する。従って、到着予報灯（２８）が点
灯時に、接点（２４ａ）が開路しても接点（２８ａ）に
よって自己保持回路が保持されるため到着予報灯（２８
）が点灯期を縮めて消灯することがなくなる。

従来は到着予報灯管制リレー（２２）の回路に接点（２
６ａ）が接続されてなく、戸閉完了すると到着予報灯を
消灯するようにしていたので、到着予報灯（２８）の点
滅周期と無関係に戸閉完了信号が入力されると点灯中で
あっても即座に消灯しランプがチラついたように見えた
が、今回の発明でそれが阻止される。

また、戸閉動作が途中で戸開反転したり、乗客によって
戸閉を阻止されたりすると、戸閉完了したときに到着予
報灯は点灯している場合もあるし、消灯している場合も
あり、点灯している時リレー（２２）が消勢すると到着
予報灯（２８）がチラついたように見えるが、本実施例
によれば、そのようなことは阻止される。

更に、この発明は到着予報灯は１階乗場の昇り灯で例を
示したが、全階乗場の昇り灯及び降り灯にも適用でき、
しかもエレベータの台数も１台１限定するものではない
ことはいうまでもない。

〔発明の効果） 以上の説明したとおりこの発明は、消灯−点りを所定の
周期で繰り返している乗場の到着予報ヅの消灯タイミン
グを適切に制御し、完全に点灯１間が終了してから消灯
動作に入るようにした（で、点灯期間が途中で中断して
消灯期間に入り、到着予報灯がチラつきを起こすことが
ないので、待客に対して見栄えの良い点滅表示とするこ
と）できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるエレヘー：の到着予
報装置の全体構成図、第２図は本実施イ装置の詳細回路
図である。 図において、（１１）は到着予報灯、（１２）は点＠制
御部、（１３）は停止かご検出部、（１４）は予報灯ン
灯部、（２５）はフリッカ装置、（２６）はフリッカル
−。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各乗場階床に設置されかご到着をランプ点滅により報知
   する到着予報灯と、該到着予報灯にランプ点滅用の繰り
   返しＯＮ／ＯＦＦ信号を出力する点滅制御部と、停止か
   ご決定検出とともに前記点滅制御部へ起動信号を出力す
   る停止かご検出部と、該停止かご検出部に対する起動信
   号の遮断を、停止かごの戸閉成検出とともに上記ＯＮ／
   ＯＦＦ信号のＯＦＦ期間に行う予報灯消灯部とを備えた
   ことを特徴とするエレベータの到着予報装置。