JPH0416753Y2 - - Google Patents

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JPH0416753Y2
JPH0416753Y2 JP1986172521U JP17252186U JPH0416753Y2 JP H0416753 Y2 JPH0416753 Y2 JP H0416753Y2 JP 1986172521 U JP1986172521 U JP 1986172521U JP 17252186 U JP17252186 U JP 17252186U JP H0416753 Y2 JPH0416753 Y2 JP H0416753Y2
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plates
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、荷物の大きさが一定でない雑貨類
を取り扱う宅配便等の物流のエンドに使用される
バン型車用であつて荷物の出し入れの容易化に寄
与する荷台に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の一般的なバン型車を示してお
り、バン型車10は荷台12を有し、荷台12の
後部には観音扉14,14が設けられている。荷
物は、観音扉14,14を開いて荷台12内へ積
み込まれ、床16は荷台12の床フレームに固定
されている。作業者(通常はバン型車10のドラ
イバ)は、荷台12から荷物を出し入れする場合
には荷台12内へ入り、作業をするとともに、荷
物の出し入れを能率良く行なうために、荷台12
内には、荷物を仕向け先別に適宜、かためて積み
上げ、幾つかの山にしている。
したがつて、作業者が荷台12内の荷物を踏み
付けることなく荷台12内で作業をするために、
荷台12内に通路を確保する必要があるので、荷
台12内への荷物の積込率が低下している。さら
に、荷物の出し入れごとに、作業者が荷台12内
へ入らなければならないことは作業者の労力を増
大させ、また、荷台12内は暗がりのために荷物
の宛名を読みずらく、さらに、荷台12内は狭い
ため、作業者は腰をかがめたり、頭を天井に打つ
たりする等、種々の問題があつた。
上述のような問題を解決すべく、トラツク荷台
の荷役装置において、空隙スペースを一区画だけ
作つて、順次その空隙スペースを埋めながら、荷
台上の荷を循環させる装置として、実開昭61−
122937号公報に記載されたような提案がなされて
おり、これは規格の統一されたキヤスタ付コンテ
ナを、トラツクの荷台上で循環させるようにした
ものであつて、この提案によれば、コンテナの基
本寸法が同じであれば、どこの倉庫のものでも使
用でき、倉庫とトラツク荷台間のやり取りを簡略
化できるという利便が得られる。
[考案が解決しようとする課題] ところで、トラツクの装備品ではない前記キヤ
スタ付コンテナの場合、そのキヤスタは往々にし
て手荒く扱われるため、壊れたり、変形したりし
ていることが多く、荷台上で円滑に動かなかつた
り、騒音、振動等を生じることがあつて、必ずし
も実用性の高いものとは言えない。そこでこの考
案は、トラツクの荷台上の装備品としてのプレー
トを用いて、上記従来品の課題を解決しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] すなわちこの考案は各区画が同一の長方形とな
るようにバン型車の荷台が前後方向には少なくと
も三個で、左右方向には二個の区画に区画され、
荷物を載置可能なプレートが前記荷台の四隅の一
つの区画を除く他の区画に配設され、前記プレー
トの下にはプレートを配設されていない区画が前
記四隅を順番に移動するように前記プレートを列
ごとにまとめて移動させる駆動手段が前記プレー
トの各列に対応して四個設けられ、かつ前記プレ
ートが前記荷台の各隅に存在するか否かを検出し
その検出値に基づいて四個の前記駆動手段の内の
対応する一つを駆動する検出器を前記各隅に設け
ることを特徴とするバン型車用荷台を提案するも
のである。
[作用] 駆動手段の作動により、プレートは、プレート
のない区画をそれに隣接する区画のプレートが埋
めるように順次、移動させられ、これにより、プ
レートは一方の回転向きに全区画を周回する。そ
の際、プレートは荷台の所定の場所(例えば荷台
の扉の所)を通過する。荷物はこの所定場所に到
達したプレートから取出され、又はプレートへ載
せられる。
[実施例] 以下、この考案を図示の実施例について説明す
る。
荷台12の床面は、各区画が同一の長方形とな
るように、荷台12の前後方向に関しては少なく
とも三個、この実施例では六個の区画に、また、
荷台12の左右方向に関しては二個の区画に区画
されている。全区画の内、隅部の一つの区画は空
き区画20とされ、トラツクの装備品で互いに分
離可能なプレート22はこの空き区画20を除く
他すべての区画に配設される。第1図では空き区
画20は荷台12の右側後部の隅部になつてい
る。周辺案内レール24は箱荷台12の周辺に沿
つて配設され、中心案内レール26は、荷台12
の左右方向中心において前後方向へ延び、中心案
内レール26の両端は周辺案内レール24の前後
の辺からプレート22の前後長さ分だけ離れてい
る。周辺案内レール24及び中心案内レール26
は、プレート22の側縁を嵌入されるコ字状断面
部(第2図及び第3図)を有し、このコ字状断面
部によりプレート22を案内する。右側駆動手段
28、前側駆動手段30、左側駆動手段32及び
後側駆動手段34は、例えばベルトコンベアから
なり、プレート22の下方においてそれぞれ中心
案内レール26に対して荷台12の左右方向右
側、荷台12の前後方向前側、荷台12の左右方
向左側及び荷台12の前後方向後側に配設され、
上面においてプレート22の下面に摩擦、接触し
ている。右側駆動手段28は、最後部の区画から
最前部より二番目の区画まで延び、プレート22
の列を前方へ送る。前側駆動手段30は、荷台1
2の左右方向に関して少し右側へ偏倚して左右方
向へ延び、プレート22を右側から左側へ送る。
左側駆動手段32は、最前部の区画から最後部よ
り二番目の区画まで延び、プレート22を前方か
ら後方へ送る。後側駆動手段34は、荷台12の
左右方向に関して少し左側へ偏倚して左右方向へ
延び、プレート22を左側から右側へ送る。右後
部リミツトスイツチ36、右前部リミツトスイツ
チ38、左前部リミツトスイツチ40及び左後部
リミツトスイツチ42は、それぞれ右側最後部、
右側最前部、左側最前部及び左側最後部の区画に
設けられ、各区画にプレート22が存在するか否
かを検出するもので、各区画が空き区画20にな
つていればOFF、区画にプレート22が存在す
ればONになつている。
実施例の作用について説明する。最初の状態で
は、荷台12の左右方向に関して右側でかつ荷台
12の前後方向に関して後部の隅部の区画が空き
区画20となつていると仮定する。
作業者はプレート22を周回させるためのスイ
ツチ(図示せず)を操作する。
右後部リミツトスイツチ36がOFFとなつて
いるので、後側駆動手段34が駆動される。これ
により、左後部の隅部の区画のプレート22が右
後部の隅部の区画へ移動し、左後部の隅部の区画
が空き区画20となる。この結果、右後部リミツ
トスイツチ36はONとなり、左後部リミツトス
イツチ42はOFFとなり、後側駆動手段34は
停止状態になる。
左後部リミツトスイツチ42のOFFにより左
側駆動手段32が駆動状態になるので、荷台12
の左右方向に関して左側の列のプレート22が一
体的に後方へ移動し、左前部の隅部の区画が空き
区画20となる。この結果、左後部リミツトスイ
ツチ42はONとなり、左前部リミツトスイツチ
40はOFFとなり、左側駆動手段32は停止状
態となる。
左前部リミツトスイツチ40のOFFにより前
側駆動手段30が駆動状態になるので、右前部の
隅部の区画のプレート22が左前部の隅部の区画
へ移動し、右前部の隅部の区画が空き区画20と
なる。この結果、左前部リミツトスイツチ40は
ONとなり、右前部リミツトスイツチ38はOFF
となり、前側駆動手段30は停止状態になる。
右前部リミツトスイツチ38のOFFにより左
側駆動手段32が駆動状態になるので、荷台12
の左右方向に関して右側の列のプレート22が一
体的に前方へ移動し、最初の状態と同様に右後部
の隅部の区画が空き区画20となる。この結果、
右前部リミツトスイツチ38はONとなり、右後
部リミツトスイツチ36はOFFとなり、右側駆
動手段28は停止状態になる。
このように、空き区画20が荷台12の四隅を
順番に移動するように、右側駆動手段28、前側
駆動手段30、左側駆動手段32及び後側駆動手
段34によりプレート22が搬送され、これによ
り、プレート22は第1図の矢印44の回転方向
に荷台12を周回する。作業者は、荷台12の観
音扉14を開き、所望の荷物を載せたプレート2
2が荷台12の後部に到達すると、周回スイツチ
をOFFにし、又はプレート22の周回速度が適
当に低いときはその周回スイツチをOFFにする
ことなく、そのプレート22から荷物を取出す。
荷物を荷台12へ積み込むときは、荷物を載置可
能なプレート22が荷台12の後部に到達する
と、そのプレート22に荷物を載せる。
なお、実施例では、プレート22が荷台12の
上方から見て左回りに周回するが、荷台12の前
後左右のプレート22の各列が一体的に移動する
ように、右側駆動手段28、前側駆動手段30、
左側駆動手段32及び後側駆動手段34の位置を
第1図の位置よりそれぞれ前、左、後及び右へ少
しずらすとともに、リミツトスイツチ36,3
8,40,42のOFFに対して駆動する駆動手
段を変更することによりそして駆動手段を第1図
とは逆方向へ駆動させることにより右回りに周回
させることが可能であることはいうまではない。
中心案内レール26の左右の列のプレート22
に載置されている荷物が中心案内レール26の前
後の区画を通ることなく左右の列間を短絡して進
むことを防止するために、中心案内レール26の
上方に直立ローラの列を配設してもよい。
[考案の効果] このように、この考案によれば、荷台上のトラ
ツクの装備品であるプレートの周回により、任意
のプレートが所定の場所(実施例では荷台12の
後方開口)をプレートの大きさの範囲で形状が任
意である荷物が通過するようにすることができる
ので、作業者は荷台内へ出入りすることなく、こ
の所定の場所を介して荷物を荷台内へ出し入れす
ることができ、その結果、荷台の作業者の出入り
及び荷台内での作業に伴う労力が軽減されるとと
もに、荷台における作業者のための通路が不要に
なるので、荷台への荷物の積込率を増大させるこ
とができる。
プレートは荷台における周回にもかかわらず荷
台の一つの隅部を除く荷台のほぼ全面に配設する
ことが可能であるので、荷台への荷物の積込率は
一層高くなる。
特にこの考案の場合、専用のプレートが循環す
るので、その動きは滑らかで、騒音、振動を発す
ることがないという点でも実用上有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
しており、第1図は荷台の内部を上方から見た
図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、第
3図は第1図の−線に沿う断面図、第4図は
従来のバン型車用荷台を示す斜視図である。 10……バン型車、12……荷台、20……空
き区画、22……プレート、28……右側駆動手
段、30……前側駆動手段、32……左側駆動手
段、34……後側駆動手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各区画が同一の長方形となるようにバン型車の
    荷台が前後方向には少なくとも三個で、左右方向
    には二個の区画に区画され、荷物を載置可能なプ
    レートが前記荷台の四隅の一つの区画を除く他の
    区画に配設され、前記プレートの下にはプレート
    を配設されていない区画が前記四隅を順番に移動
    するように前記プレートを列ごとにまとめて移動
    させる駆動手段が前記プレートの各列に対応して
    四個設けられ、かつ前記プレートが前記荷台の各
    隅に存在するか否かを検出しその検出値に基づい
    て四個の前記駆動手段の内の対応する一つを駆動
    する検出器を前記各隅に設けることを特徴とする
    バン型車用荷台。
JP1986172521U 1986-11-12 1986-11-12 Expired JPH0416753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986172521U JPH0416753Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986172521U JPH0416753Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12

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Publication Number Publication Date
JPS6377836U JPS6377836U (ja) 1988-05-23
JPH0416753Y2 true JPH0416753Y2 (ja) 1992-04-15

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Family Applications (1)

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JP1986172521U Expired JPH0416753Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61122937U (ja) * 1985-01-22 1986-08-02

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JPS6377836U (ja) 1988-05-23

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