JPH0416701Y2 - - Google Patents

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JPH0416701Y2
JPH0416701Y2 JP1984125094U JP12509484U JPH0416701Y2 JP H0416701 Y2 JPH0416701 Y2 JP H0416701Y2 JP 1984125094 U JP1984125094 U JP 1984125094U JP 12509484 U JP12509484 U JP 12509484U JP H0416701 Y2 JPH0416701 Y2 JP H0416701Y2
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coin
stepped gear
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rotates
stepped
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JP1984125094U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、パチンコ台の間に配設される薄型の玉
貸機に投入されたコインの枚数の計数装置に関す
る。
(従来の技術) 従来のパチンコ用の玉貸機として、例えば本出
願人が開示した実開昭59−30290号などがある。
先ず、従来の玉貸機を図面に基にして説明す
る。
第3図に示すように、機枠1の両側に玉通路2
とコイン通路3が形成されている。玉通路2には
これに臨むスターホイル4があり、玉通路2を流
下するパチンコ玉と係合し回転するようになつて
いる。
スターホイル4には、歯車5が形成されてお
り、この歯車5が中間歯車6を介して段付歯車7
と噛合しているため、段付歯車7は、スターホイ
ル4の回転に応じて回転するようになつている。
段付歯車7の表面には段部体8が一体的に設け
られており、裏面には突起9が一体的に設けられ
ている。
17は係止プレートであり、この係止プレート
17は、前記段部体8の段部10と係脱する係止
爪19とコイン通路3に突出したコイン受部21
を有している。
その他、図示のものはコイン切レバー23を有
しており、このコイン切レバー23が前記係止プ
レート17の裏面突起26と当接する規制プレー
ト60と連動し、二枚以上のコインが連続して投
入された場合に、これを一枚づつ係止プレート1
7のコイン受部に供給するようになつている。な
お、上記した実開昭59−30290号の玉貸機は、第
3図のコイン切レバー23と形状が異なるコイン
切プレートを有しており、図示の規制プレート6
0に相当するものがない構造になつている。
第3図の玉貸機には、玉貸機に投入されたコイ
ンの枚数を計数するものとして、水平部30の先
端32が前記段付歯車7の裏面突起9の回転軌道
中に位置し、垂直部31の下端に鉤部34が形成
された、全体形状ほぼL字形の不正防止用プレー
ト29と、この不正防止用プレート29の鉤部3
4と係脱することで揺動し、その先端42がコイ
ン通路3に突出するコイン検知レバー40があ
り、このコイン検知レバー40の揺動をマイクロ
スイツチ55で検知することによりパルスを発生
するようになつている。そして、このパルスの発
生回数により、コインの枚数を計数する。
すなわち、以上のような従来の玉貸機は、コイ
ン通路3にコインが投入されると、コインの落下
力により係止プレート17が反時計方向に揺動
し、係止爪19と段付歯車7の段部10との係合
が解かれ、段付歯車7が一回転してその段部10
が再び係止爪と係合するまでスターホイル4も回
転し、投入されたコインに相当するパチンコ玉が
貸し出されるようになつており、段付歯車7が一
回転する過程において、第4図に示すように係止
プレート17の突部20と段部体8との当接によ
る係止プレート17の揺動規制によつて一時的に
コインaが保留され、その間に段付歯車7の裏面
突起9が不正防止用プレート29の水平部30先
端32を押し上げ不正防止プレート29が揺動
し、この揺動によつてコイン検知レバー40が揺
動したとき、コイン検知レバー40がマイクロス
イツチ55の図示しないアクチユエータを作動せ
しめてマイクロスイツチをON状態とし、1パル
ス発生するようになつている。そして、このパル
スの発生回数により、コインの枚数が計数され
る。
このマイクロスイツチのON状態は、第5図に
示すようにその後更に段付歯車7が回転し、係止
プレート17の突部20が段部体の小径部13に
落ち込みコインaが係止プレートのコイン受部2
1から開放されて、検知レバー40を押し下げる
まで続くこととなる。
そしてマイクロスイツチ55により発せられた
パルス信号は、図示しない管理機(コンピユー
タ)によつて受信され、これによつて玉貸額が演
算されるようになつているものである。
なお、不正防止用プレート29及びコイン検知
レバー40は、第6図に示すように、コインを投
入することなく針金等で係止プレート17を揺動
せしめるという不正行為がなされた場合に、コイ
ン不投入に基づくコイン検知レバー40の揺動状
態不解除及びコイン検知レバー40の突部43と
不正防止用プレート29の鉤部34との係合状態
不解除による不正防止用プレート29の揺動状態
の維持、そして不正防止プレート29の揺動状態
におけるその凹部33と係止プレート17の裏面
突起26との係合による係止プレート17の揺動
規制、かつ係止プレートの突部20と段部体8の
角部16との当接による段付歯車7の回転防止に
よつて、パチンコ玉の不当な流下を防止し、不正
行為を防止するようになつているものである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、以上のような従来の玉貸機に投入さ
れたコインの枚数の計数装置にあつては、検知レ
バー40が揺動したときマイクロスイツチ55が
ONし、このON状態が、前記検知レバー40が
コインで押し下げられるまで続くため、パルス信
号を受ける管理機の機種によつては、良好に受信
できないという欠点があつた。
(課題を解決するための手段) 本案の目的は、以上のような欠点を除去し、パ
ルス信号のON状態を従来より短くして、どの機
種の管理機もパルス信号を良好に受信でき、これ
により玉貸機に投入されたコインの枚数を正確に
計数できるようにすることにある。
この目的を達成するため、本案玉貸機に投入さ
れたコインの枚数の計数装置は、玉通路とコイン
通路を形成した機枠に対し、玉通路を流下するパ
チンコ玉に係合して回転するスターホイルに連動
して回転する段付歯車と、該段付歯車の段部と係
脱する係止爪とコイン通路に突出したコイン受部
のある係止プレートを具備し、前記コイン通路に
コインが投入されると係止プレートが揺動して段
付歯車との係合が解除され、段付歯車が一回転し
てその段部が再び係止爪と係合するまでスターホ
イルが回転して所定数のパチンコ玉が流下する玉
貸機において、前記段付歯車にマグネツト体を転
動可能に収容した環状ハウジングを形成すると共
に、該ハウジング内にマグネツト体を押し上げる
ための押し上げ板を仕切板状に形成し、マグネツ
ト体の回転軌道中にあつてこのマグネツト体で作
動されるリードスイツチと前記ハウジング内を落
下してきたマグネツト体を下方で停止させるマグ
ネツト体を機枠に設けた。
(作用効果) 本案玉貸機に投入されたコインの枚数の計数装
置は上記の構成としたので、玉貸機にコインが投
入され、段付歯車が回転してパチンコ玉が貸し出
されると、段付歯車の回転に伴つて押し上げ板が
回転し、これが下方にあるマグネツト体に達する
と、マグネツト体を押し上げていつて、これが上
部に達すると、マグネツト体はハウジング内を転
動しつつ自由落下し、その途中においてリードス
イツチ上を通過するときこれを作動せしめて1パ
ルスを発する。
従つて、段付歯車が一回転し、スターホイルの
回転により所定数のパチンコ玉が流下される毎
に、1つのパルス信号を発することとなるので、
自動的にパルス信号の数がそのままコインの枚数
を表すことになつて、コインの枚数が計数され
る。また、マグネツト体がリードスイツチを通過
するときのみこれを作動せしめ、パルス信号を発
することができるという作用効果を奏する。そし
てそのパルス信号の幅は、従来検知レバー40が
揺動している間中ONし続けたのに比べれば短く
なるという特徴がある。
また、近時、先述の玉貸機を改良し、500円硬
貨も使用し得るようになし、500円硬貨が投入さ
れた場合には段付歯車7を5回転せしめて500円
分のパチンコ玉を貸し出せるようにするものが案
出されつつあるが、この場合従来の検知レバー4
0の揺動による計数装置では、500円硬貨自体に
よる検知レバー40の揺動が1回限りであるた
め、500円分のパルス(5パルス)を発生させる
には何らかの手段により、検知レバー40を更に
4回強制的に揺動させねばならず、装置の複雑化
を招く虞れがある。
これに対し、本案によれば、500円硬貨が投入
されて段付歯車7が5回転すれば、自動的に5パ
ルス発せられることとなるので、何ら他の機構が
必要でなく、極めて好都合であるという特徴があ
る。
加えて、ハウジング内を落下してきたマグネツ
ト体を下方で停止させるマグネツト体を機枠に設
けていることにより、ハウジング内で自由落下し
たマグネツト体が振子のように逆もどりし、再び
リードスイツチを作動させる虞れがないという特
徴がある。
(実施例) 第1図は、本案玉貸機に投入されたコインの枚
数の計数装置の正面図、第2図はそのA−A断面
図であつて、先に説明した実開昭59−30290号の
玉貸機と同一の箇所には同一の符号が付してあ
る。
70は、段付歯車7の裏面に形成した環状ハウ
ジングであつて、このハウジング70にマグネツ
ト体71が転動可能に収容されている。
ハウジング70内には、マグネツト体71を押
し上げるための押し上げ板75が仕切板状に一体
的に形成されている。
72は、リードスイツチであつて、これは、前
記マグネツト体71の回転軌道中にあり、機枠1
に取付けられている。その端子73,74は図示
しない管理機に接続される。
したがつて、以上のような計数装置は、玉貸機
にコインが投入され、段付歯車7が回転してパチ
ンコ玉が貸し出されると、段付歯車7の回転に伴
つて押し上げ板75が回転し、これが下方にある
マグネツト体71に達すると、マグネツト体71
を押し上げていつて、これが上部に達すると、マ
グネツト体はハウジング70内を転動しつつ自由
落下し、その途中においてリードスイツチ72上
を通過するときこれを作動せしめて1パルスを発
する。そして、このパルスの発生回数により、コ
インの枚数が計数される。
500円硬貨の投入により段付歯車7が5回転す
るときは、同様の動作をくり返して5パルス発す
ることとなる。
本実施例において、ハウジング70を形成し、
これにマグネツト体71を転動可能に収容したの
で、マグネツト71の自由落下によるリードスイ
ツチ72上の通過速度を速め、よりリードスイツ
チのON状態を短くするためである。
また、以上のようなものにあつては、マグネツ
ト体71をハウジング70内で自由落下させるた
め、一旦落下したマグネツト体71が振子のよう
に逆もどりし、再びリードスイツチ72を作動さ
せる虞れがあるので、落下してきたマグネツト体
71を下方で確実に停止させるように機枠裏面
に、同様なマグネツト体76を設けている。
なお、マグネツト体71としては、小型であつ
ても強力なコバルト系のものを使用する。また、
リードスイツチ72の作動を確実にするためこれ
に対応して機枠にスリツトを設けてもよいし、マ
グネツト体76は鉄片でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案玉貸機に投入されたコインの枚数
の計数装置の一例を示す正面図、第2図はそのA
−A断面図、第3図は従来玉貸機及びそのコイン
の枚数の計数装置の一例を示す正面図、第4〜6
図はそれぞれ同上作動説明図である。 1……機枠、2……玉通路、3……コイン通
路、4……スターホイル、7……段付歯車、17
……係止プレート、19……係止爪、21……コ
イン受部、71……マグネツト体、72……リー
ドスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 玉通路とコイン通路を形成した機枠に対し、玉
    通路を流下するパチンコ玉に係合して回転するス
    ターホイルに連動して回転する段付歯車と、該段
    付歯車の段部と係脱する係止爪とコイン通路に突
    出したコイン受部のある係止プレートを具備し、
    前記コイン通路にコインが投入されると係止プレ
    ートが揺動して段付歯車との係合が解除され、段
    付歯車が一回転してその段部が再び係止爪と係合
    するまでスターホイルが回転して所定数のパチン
    コ玉が流下する玉貸機において、前記段付歯車に
    マグネツト体を転動可能に収容した環状ハウジン
    グを形成すると共に、該ハウジング内にマグネツ
    ト体を押し上げるための押し上げ板を仕切板状に
    形成し、マグネツト体の回転軌道中にあつてこの
    マグネツト体で作動されるリードスイツチと前記
    ハウジング内を落下してきたマグネツト体を下方
    で停止させるマグネツト体を機枠に設けた玉貸機
    に投入されたコインの枚数の計数装置。
JP12509484U 1984-08-17 1984-08-17 玉貸機に投入されたコインの枚数の計数装置 Granted JPS6139582U (ja)

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JP12509484U JPS6139582U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 玉貸機に投入されたコインの枚数の計数装置

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JP12509484U JPS6139582U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 玉貸機に投入されたコインの枚数の計数装置

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JPS6139582U JPS6139582U (ja) 1986-03-12
JPH0416701Y2 true JPH0416701Y2 (ja) 1992-04-14

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JP12509484U Granted JPS6139582U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 玉貸機に投入されたコインの枚数の計数装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2651451B2 (ja) * 1989-03-14 1997-09-10 狭山精密工業株式会社 パチンコ玉貸機のレート変換機構

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JPS5930290B2 (ja) * 1975-03-26 1984-07-26 ハネイウエル・インフオメ−シヨン・システムス・インコ−ポレ−テツド プログラム可能インタ−フエ−ス装置およびその方法

Family Cites Families (3)

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