JPH04165223A - 自動給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、温水器本体で加熱した温水をシスターンを
経由し、給湯ポンプで外部に供給する給湯装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種の給湯装置では、温水器本体からの温水は
混合バルブで水と混合されて所望の温度の温水とし、比
較的小容量の貯溜ができるシスターンを経由して、給湯
ポンプ等によって必要個所に給湯していた。

なお、シスターンは混合した温水が温水器本体側へ逆流
することを防止する等のために必要とするものであり、
そのため密閉タンク構造とはなつていない。

（発明が解決しようとする８題） しかしながら、上記従来の給湯装置では、シスターンに
供給される温水の流量と給湯ポンプが取り出す温水の流
量とを合致させることが困難、またシスターンが比較的
に小容量であることもあって、シスターンへの流入を加
減する、或は給湯ポンプの運転を停止または減速してシ
スターン内の温水量を一定に保持する必要があった。も
しシスターン内の温水量が増え通るとシスターン外にオ
ーバフローすることになり、またシスターン内の温水が
なくなると給湯ポンプが空運転となり故障する。

そのため、給湯ポンプであるモータポンプの発停および
流入および送出用のバルブ類の開閉を頻繁に繰返す。或
は可変速度・可変流量にするための手段を必要とするた
めに、故障の原因が増加する、耐久性が劣化する、装置
コストが高くなる。

そして、シスターン内の温水水位を検出するセンサが故
障したときは対策がなかった等の問題があった。

この発明は、上記従来技術の問題点を解消するために成
されたもので、給湯ポンプ、バルブ等そしてシスターン
内の温水水位を検出するセンサが故障したとき等には給
湯を停止して事故発生を防止する信頼性の高い給湯装置
を提供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

このため、この発明に係る自動給湯装置は、温水器本体
からの温水を受けるシスターンと、該シスターン内の温
水レベルを検出するセンサと、前記シスターンへの流入
側に設けた流入路開閉手段と、該シスターンの流出側に
設けた温水の送出と停止を行なう温水送出手段と、計時
手段と、給湯開始および給湯停止の設定と前記流入路開
閉手段と温水送出手段とを制御して給湯の開始および停
止の制御を行う制御手段とを備えた自動給湯装置であっ
て、前記制御手段は給湯中にシスターン内の水位が規定
水位まで低下したときは前記流入路開閉手段を開いた状
態で前記温水送出手段による温水送出を停止し設定時間
経過したときシスターン内の温水水位が規定水位まで上
昇したことを前記センサが検出しないとき、および給湯
中にシスターン内の温水水位が規定水位まで上昇したと
き前記温水送出手段による温水送出を継続し流入路開閉
手段を閉じ設定時間経過したときシスターン内の水位が
規定水位まで低下したことを前記センサが検出しないと
きは、前記流入路開閉手段を閉じ温水送出手段による温
水送出を停止して給湯を中止することを特徴とする構成
によって前記の目的を達成しようとするものである。

（作　用〕 以上の構成により、制御手段の制御のもとに、温水器本
体から流入路開閉手段を経由して送られてくる温水はシ
スターンに一旦受けてから、温水送出手段によって必要
個所に圧送される。

そして、制御手段は給湯中にシスターン内の水位が規定
水位まで低下したときは前記流入路開閉手段を開いた状
態で前記温水送出手段による温水送出を停止し設定時間
経過したときシスターン内の温水水位が規定水位まで上
昇したことを前記センサが検出しないとき、および給湯
中にシスターン内の温水水位が規定水位まで上昇したと
き前記温水送出手段による温水送出を継続し流入路開閉
手段を閉じ設定時間経過したときシスターン内の水位が
規定水位まで低下したことを前記センサが検出しないと
きは、前記流入路開閉手段を閉じ温水送出手段による温
水送出を停止して給湯を中止する。

上記の制御により、給湯中に流入路開閉手段。

温水送出手段、シスターン内の温水レベルを検出するセ
ンサ等が正常な動作をしないときは、制御手段によって
給湯を停止してシスターンからの温水のオーバフローを
防止し、また温水送出手段の故障を防止することができ
る。

〔実施例〕

以下、この発明に係る自動給湯装置を実施例により説明
する。

第１図は、この発明に係る一実施例の構成を示す要部ブ
ロック図である。同図を参照して実施例の構成と動作を
併せて説明する。

温水器本体１は第１の温水器本体１ａと第２の温水器本
体１ｂとよりなり、給水栓２より水道水を取入れ第１の
温水器本体１ａの内部下方に給水する。第１の温水器本
体１ａが満水状態になると給水は第１の温水器本体１ａ
の上部から第２の温水器本体１ｂの下部に久り、第２の
温水器本体１ｂも満水状態になる。

そして、第１および第２の温水器本体１ａ。

１ｂの内部の比較的下部に取付けた電熱ヒータ３ａ、３
ｂに通電して温水器本体１ａ、Ｉｂ内の給水を加熱し、
設定した温度たとえば８８℃あるいは６５℃まで沸かし
て温水器本体１ａ、１ｂ内部に貯溜する。

外部への給湯は第２の温水器本体１ｂの上部から取出さ
れ、取出された温水の量だけの水道水が自動的に給水栓
２より前記のようにして温水器本体１ａ、Ｉｂ内に圧送
されて常に満水状態が保たれる。

温水器本体１ａ、Ｉｂの上部には残湯検出用のセンサ４
ａ、４ｂが取付けてあり、温水器本体内の比較的上部の
温水の温度を検出できるようになっている。また温水器
本体１ａ、Ｉｂの下部に線温度制御用のセンサ５ａ、５
ｂが取付けてあり、温水器本体内の比較的下部の温水の
温度を検出できるようになっている。

外部への給湯ラインは、温水器本体！で沸かした高温度
の温水を直接給湯する高温湯ライン６が第２の温水器本
体１ｂから所要の個所に配管される。そして、温水器本
体１で沸かした高温の温水を直接でなく例えば４２℃の
一定温度の温水を浴槽等の温湯糟７に供給する自動給湯
ライン１３が準備されており、高温湯ライン６からの高
温の温水と給水栓２からの水道水とを混合して所定の温
度の温水を得る混合比率可変の混合バルブ８が備えてあ
り、混合された温水は温水の流入路を開閉する電動弁９
を経由してシスターン１０に一旦受は入れられる。シス
ターン１０は混合した温水の温水器本体側への逆流を防
止等のために必要とするもので内部の水位を検知するセ
ンサ１４ａ。

１４ｂが設けである。

そしてシスターン１ｏがらは給湯ポンプ１１により圧送
し、開度可変の流量調整弁１２を経由して自動給湯ライ
ン１３によって温湯［７等に給湯できるようになってい
る。なおｌｌａはシスターン１０からの温水送出路を開
閉する電動弁である。

温湯糟７には、糟内の温水レベル、温水温度を検出する
センサ１４が設置しである。

制御装置１５は、温水器本体１での給水の沸きあげ温度
、自動給湯ライン１３がら給湯する温湯糟７内の温水温
度および同給湯量等の設定と上記の各種弁・バルブ、ポ
ンプ、電熱ヒータ等を制御してその実行、および表示信
号の出方を行う構成となっている。そして、制御装置１
５の主操作リモートコントロール装置１６から行う前記
設定操作と表示に加えて、風呂場等の給湯を受る場所か
らも設定操作が行える現場リモートコントロール装［１
７が付属している。なお１８は制御装置１５の制御基板
であり演算処理装！ｆｆｉ　（ＣＰＵ）および記憶装置
が組込んである。

電熱ヒータ３ａ、３ｂへの給電設備として、２００ｖ商
用電源が引込まれており、計時装置１９、積算電力計２
０を経由して接続され制御装置１５の制御のもとに時間
計測されながらオン・オフされる。

ｔ　ｋｌＳＪ　ａｌｌ用＆ｍ＆ｔ１００Ｖ電源が＊Ｊ御
装置１５に接続されている。そして各センサ・各操作制
御部およびリモートコントロール装置１６．１７と制御
部ｆｉ１５との間には信号伝送路２１が接続されて制御
用の電気信号あるいは光信号等が伝送される構成となっ
ている。

上記の構成により、主操作リモートコントロール装置１
６または現場リモートコントロール装置１７によって温
水器本体１内の温水温度、温湯棺７に供給する温水の温
度、給湯量の設定をし、制御装置１５によりて設定値と
各関連のセンサからの情報に基いて自動制御を行い所望
の給湯を実施する。

な右、この実施例ては電動弁９によって流入路開閉手段
を構成し、電動弁１１ａおよび給湯ポンプ１１によって
温水送出手段を構成しているが、シスターンへの温水の
送出と停止、そしてシスターンへからの温水の送出と停
止を行なう構成であれば上記構成以外であってもよい。

そして制御装置】５は計時手段を有し、給湯開始および
給湯停止の設定と前記流入路開閉手段と温水送出手段と
を制御して給湯の開始および停止の制御を行う制御手段
を構成している。

次に、この実施例の特徴ある制御について第２図のフロ
ーチャートを参照して説明する。

この実施例では、シスターン１０の温水レベルを検知す
るためのセンサとしてレベルセンサを複数使用している
。簡単のため、上位センサ１４ａおよび下位センサ１４
ｂが設置されて、正常な給湯中の上位および下位の温水
レベルおよび異常状態と判断し給湯を停止する上位およ
び下位の温水レベルとを検出できる構成となっている例
で説明する。

まず、ステップＳ１で給湯中からスタートする、即ち温
水器本体１ｂからの温水は流入路開閉手段を経由してシ
スターン１ｏに供給され、シスターン１０からは温水退
出手段によって自動給湯ライン１３に送出されている。

ステップＳ２でシスターン１０内の温水水位が規定の下
位水位を超えていればステップｓ３に進み、規定の上位
水位以上であればステップｓ１に戻り、上記ルーチンを
緑返し通常の自動制御による給湯を続ける。

ステップＳ２でシスターン１０内の温水水位が規定の下
位水位以下であればステップＳ４に進み温水送出手段を
停止し、ステップＳ５で計時をスタートする。そしてス
テップＳ６で計時時間があらかしめ設定しである時間を
経過したか判断し。

経過していなければステップＳ７に進みシスターン内の
温水の水位が規定の上位水位になフていなければステッ
プＳ６に戻り、ステップＳ７で規定の上位水位に達して
いれば計時を停止して計時手段をリセットし、ステップ
Ｓ９に進み温水送出手段による温水の送出を開始してス
テップｓ１に戻る。

もしステップＳ５からの計時時間がステップＳ６で設定
時間を経過したときはステップＳＩＯに進み主操作りそ
一トコントロール装置１６に視覚的または聴覚的な方法
により異常の表示を行ない、ステップＳｌｌでサブルー
チンによる給湯停止の制御を実施する。

前記ステップＳ３で、シスターン内の温水水位が規定の
上位水位以上であればステップＳ１２に進み流λ路開閉
手段を閉止して温水の流入を停止し、ステップ１３で計
時をスタートしてステップＳ１４に進み、計時時間があ
うがしめ設定しである時間を経過したか判断し、経過し
ていなければステップＳ１５に進み規定の下位水位にな
っていなければステップＳ１４に戻り、規定の下位水位
より以下であればステップＳ１６に進み計時を停止し計
時手段をリセットしてステップＳ１７に進み、流入路開
閉手段を開いてシスターン１ｏへの温水流入を開始して
ステップｓ１に戻る。

もし、ステップ５１３がらの計時時間がステップＳ１４
で設定時間をｉ！通したときはステップＳＩＯに進み主
操作リモートコントロール装置１６に視覚的または聴覚
的な方法により異常の表示を行ない、ステップＳｌｌで
サブルーチンによる給湯停止の制御を実施する。

なお上記説明の実施例は、シスターン内の温水水位を検
出するセンサを上位センサ１４ａと下位センサ１４ｂと
各別に備えているが、例えば１個の浮子型水位センサに
よって各水位を検出するよう構成してもよく、センサの
構造９個数、配置等は上記実施例に限定されるものでは
ない。

上記の制御により、流入路開閉手段、温水送出手段、シ
スターン内の温水レベルを検出するセンサ等の動作が正
常でないときは給湯を停止してシスターンからの温水の
オーバフローを防止し、また温水送出手段の故障を防止
することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、制御手段によ
って流入路開閉手段、温水送出手段を制御して給湯する
ことかできる。

そして、流入路開閉手段、温水送出手段、シスターン内
の温水レベルを検出するセンサ等の動作が正常でないと
きは給湯を停止してシスターンからの温水のオーバフロ
ーを防止し、また温水送出手段の故障を防止することが
できる。

即ち、従来と異り故障の原因が増加する、耐久性が劣化
する、装置コストが高くなる等の不都合を解消した信頼
性の高い自動給湯装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す要部ブロック
図、第２図は上記実施例の特徴ある制御を示すフローチ
ャートである。 １、（ｌａ、ｌｂ）・・・・・・温水器本体２・・・・
・・給水栓 ３ａ、３ｂ・・・・・・電気ヒータ ４ａ、４ｂ・・・・・・残湯検出用のセンサ５ａ、５ｂ
・・・・・・温度制御用のセンサ６・・・・・・高温湯
ライン ７・・・・・・温湯槽 ８・・・・・・混合バルブ ９・・・・・・電動弁 １０・・・・・・シスターン １１・・・・・・給湯ポンプ １１ａ・・・・・・電動弁 １２・・・・・・流量調整弁 １３・・・・・・自動給湯ライン １４・・・・・・センサ １４ａ・・・・・・上位センサ １４ｂ−・・・・・下位センサ １５・・・・・・制御装置 １６・・・・・・主操作リモートコントロール装置１７
・・・・・・現場リモートコントロール装置１８・・・
・・・制御基板 １９・・・・・・計時装置（受電設備）２０・・・・・
・積算電力計（受電設備）２１・・・・・・信号伝送路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 温水器本体からの温水を受けるシスターンと、該シスタ
   ーン内の温水レベルを検出するセンサと、前記シスター
   ンへの流入側に設けた流入路開閉手段と、該シスターン
   の流出側に設けた温水の送出と停止を行なう温水送出手
   段と、計時手段と、給湯開始および給湯停止の設定と前
   記流入路開閉手段と温水送出手段とを制御して給湯の開
   始および停止の制御を行う制御手段とを備えた自動給湯
   装置であって、前記制御手段は給湯中にシスターン内の
   水位が規定水位まで低下したときは前記流入路開閉手段
   を開いた状態で前記温水送出手段による温水送出を停止
   し設定時間経過したときシスターン内の温水水位が規定
   水位まで上昇したことを前記センサが検出しないとき、
   および給湯中にシスターン内の温水水位が規定水位まで
   上昇したとき前記温水送出手段による温水送出を継続し
   流入路開閉手段を閉じ設定時間経過したときシスターン
   内の水位が規定水位まで低下したことを前記センサが検
   出しないときは、前記流入路開閉手段を閉じ温水送出手
   段による温水送出を停止して給湯を中止することを特徴
   とする自動給湯装置。