JPH0416488B2 - - Google Patents

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JPH0416488B2
JPH0416488B2 JP1154154A JP15415489A JPH0416488B2 JP H0416488 B2 JPH0416488 B2 JP H0416488B2 JP 1154154 A JP1154154 A JP 1154154A JP 15415489 A JP15415489 A JP 15415489A JP H0416488 B2 JPH0416488 B2 JP H0416488B2
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JP
Japan
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weight percent
binder
lignocellulosic
composition
polyisocyanate
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Maikeru Gooru Jeimuzu
Nyuen Chin
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Atlantic Richfield Co
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Atlantic Richfield Co
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Publication date
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    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/15Heterocyclic compounds having oxygen in the ring
    • C08K5/156Heterocyclic compounds having oxygen in the ring having two oxygen atoms in the ring
    • C08K5/1565Five-membered rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
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    • C08G18/6484Polysaccharides and derivatives thereof
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    • C08L97/02Lignocellulosic material, e.g. wood, straw or bagasse
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般にリグノセルロース性物質の、複
合体、シート等への圧縮成形に関し、さらに詳し
くは、イソシアネート結合剤の含有量が実質的に
低くても成形プレスされた複合製品に等しい性質
かまたはそれ以上の性質を与えるリグノセルロー
ス性物質用の、改良された有機ジーまたはポリイ
ソシアネートを基礎とする結合剤を含むリグノセ
ルロース性組成物を用いるリグノセルロース性複
合物品の製造方法に関する。 リグノセルロース及びリグノセルロース含有繊
維、粒子または層を、成形して複合物品をつくる
ことは公知である。通常使用される結合剤は水中
の尿素−ホルムアルデヒドまたはフエノール−ホ
ルムアルデヒド樹脂の溶液のような合成樹脂接着
剤(glues)である。この方法で生成したリグノ
セルロース含有複合製品は耐久性に欠け、湿気条
件に敏感でありそしてそれらを用いうる或る建造
目的において劣化しやすい。 リグノセルロース物質用の結合剤としてジー及
びポリイソシアネートが、提案されておりそして
安定性及び機械的強度が増大した製品を与えるこ
とが公知である。西独公開特許第2109686号
(Offen legungsschrift No.2109686)においてポ
リイソシアネートの処理技術上の利点が開示され
ている。ポリイソシアネート結合剤の使用に伴な
つて生ずる問題が2つ有り、(1)結合剤使用含有量
が少ない場合でも、尿素−ホルムアルデヒドまた
はフエノールアルデヒド樹脂結合剤に比較してポ
リイソシアネートの費用が好ましくないことそし
て(2)通常使用されるポリイソシアネート結合剤の
粘度が合成接着剤樹脂より非常に高く、したがつ
て、通常の使用装置または方法にリグノセルロー
スを使用することが困難であるということであ
る。水中においてポリイソシアネートを乳化する
技術の出現によつて粘度が減少した結合剤生成物
が提案されたが、しかしそのサービスライフはほ
んの2〜4時間であつた。 本発明はポリイソシアネート−環式アルキレン
カーボネート結合剤組成物を含むリグノセルロー
ス性組成物を用いてリグノセルロース性複合成形
製品を製造することに関する。 本発明の主な目的は、ジーまたはポリイソシア
ネート(以下一般的にはポリイソシアネート類と
云う)含有量及び費用を非常に減少して、先行技
術の成形プレスされた複合製品に等しいかそれよ
り良好な性質を与える製品を提供することであ
る。 本発明の利点は、硬化されプレスされた複合リ
グノセルロース性製品を生成するために必要なジ
ーまたはポリイソシアネートの含有量を、同等の
またはより優れた複合板の物理的性質を保ちなが
ら実質的に減少させることができることである。
希釈剤としてリグニンを使用してまたはそれを使
用せずにジーまたはポリイソシアネート−環式ア
ルキレンカーボネートの組合わせを使用すること
により結合剤樹脂の経済性は、合成接着剤樹脂の
経済性と同等かまたはそれより良好である。この
接着性結合剤を用いてつくられた複合製品は、尿
素−ホルムアルデヒドまたはフエノールホルムア
ルデヒド結合剤システムを用いてつくられた複合
製品よりも優れた物理的性質を有する。ジーまた
はポリイソシアネートに液体環式アルキレンカー
ボネートを添加すると結合剤システムの全体の粘
度が実質的に減少し、一方ではサービスライフに
おいて30日までの著しい増加を示す。この結合剤
システムは、現在の適用技術を用いて、水中のホ
ルムアルデヒド型樹脂システム(これは、リグノ
セルロース小片、粒子等に適用されるインスタン
ト結合剤システムを可能にするものである)と同
等かまたはそれより低い粘度を有する。別の利点
として、この結合剤システムは、現在の適用技術
を用いて、それ自体ではリグノセルロース性生成
物用接着剤として使用することを妨げる高分子量
固体または半固体のジーまたはポリイソシアネー
トとともに使用することができることである。 本発明によれば、リグニンを添加してまたは添
加しない液体環式アルキレンカーボネートまたは
その混合物及び有機ジーまたはポリイソシアネー
トを含む接着性結合剤組成物を用いたリグノセル
ロース性複合体またはシートの製造方法が提供さ
れる。ここで、リグノセルロース性複合体または
シートの製造は、1〜10分間、好ましくは3〜5
分間、約7〜42Kg/cm3(約100〜600psi)の圧力
で、一般に約140℃〜220℃、好ましくは160℃〜
190℃の温度で、リグノセルロース性物質と本発
明のイソシアネートを基礎とする結合剤との混合
物を、型中でまたは当て板もしくは定盤の形にお
ける型表面間で成形することからなり、前記混合
物と型表面(単数または複数)との界面に金属セ
ツケンのような離型剤が使用される。 有機ポリイソシアネート類は一般に本発明にお
ける結合剤として使用可能である。使用できる有
機ポリイソシアネート類には、2個またはそれ以
上のイソシアネート基を含有することにより特徴
づけられる、脂肪族、脂環式及び芳香族のポリイ
ソシアネート類が包含される。そのようなポリイ
ソシアネート類には、ジイソシアネート類及び高
官能性イソシアネート類、特に芳香族ポリイソシ
アネート類が包含される。例えば、アニリン−ホ
ルムアルデヒド縮合物のホスゲン化によりつくら
れた、あるいは米国特許第3962302号及び同第
3919279号に記載されているような適当な溶媒中
に溶解された対応するカルバミン酸エステル類の
熱分解によりつくられたような、ジー及び高官能
性ポリイソシアネートの粗混合物(双方とも粗
MDIまたはPMDIとして知られている)である、
ポリイソシアネート類の混合物を使用することが
できる。有機ポリイソシアネートは、過剰のポリ
イソシアネートをポリオール(これはポリイソシ
アネート対ポリオール基準で約20:1〜2:1の
範囲であつてよく、そして例えばポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコールジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、トリエチレングリコー
ル等、ならびにグリコール類またはポリグリコー
ル類であつてポリエステポリオール類及びポリエ
ーテルポリオール類を包含し、カルボ酸で部分的
にエステル化されたものを包含する)と、標準の
公知の条件下反応させることによりつくられたイ
ソシアネート末端プレポリマーであつてよい。有
機ポリイソシアネート類はまたはイソシアネート
末端プレポリマーは、また乳化剤の存在下そのよ
うな物質を水と混合することにより水性エマルジ
ヨンの形で使用してもよい。イソシアネート類
は、不純物、あるいはカルボジイミド、イソシア
ヌレート基、尿素、加水分解可能な塩化物及びビ
ウレツト(biurets)のような添加剤、ならびに
ある種の離型剤をまた含有してよい。使用しうる
そのようなジーまたはポリイソシアネートの例と
してトルエン−2,4−及び2,6−ジイソシア
ネートあるいはその混合物、ジフエニルメタン−
4,4′−ジイソシアネート(固体)及びジフエニ
ルメタン−2,4′−ジイソシアネート(固体)あ
るいはその混合物、即ち、室温で液体である2,
4′−またはより高いものの約10重部を含有する混
合物、ポリメチレンポリフエニルイソシアネート
類、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、
3,3′−ジメチルジフエニルメタン−4,4′−ジ
イソシアネート、トリフエニルメタントリイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
3,3′−ジトリレン−4,4′−ジイソシアネー
ト、ブチレン1,4−ジイソシアネート、オクチ
レン−1,8−ジイソシアネート、4−クロロ−
1,3−フエニレンジイソシアネート、1,4
−、1,3−、及び1,2−シクロヘキシレンジ
イソシアネート及び一般に米国特許第3577358号
に開示されたポリイソシアネート類が包含され
る。好ましいポリイソシアネート類は、ジフエニ
ルメタンジイソシアネート2,4′及び4,4′異性
体であつて2,2′異性体を含むもの、及び高官能
性ポリイソシアネート、及びポリメチレンポレポ
リフエニルイソシアネート混合物(ジフエニルメ
タンジイソシアネート異性体の約20〜85重量パー
セントを含有してよい)である。代表的な好まし
いポリイソシアネート類は、“ルビネート−M
(Rubinate−M)”(ルビコンケミカル社)及び
“パピ(Papi)”(アプジヨン社)として市販され
ているポリイソシアネート類である。一般に、有
機ポリイソシアネート類は約100〜10000の範囲内
の分子量を有し、ポリイソシアネート−カーボネ
ート混合物に基づいて20〜95重量部、好ましくは
50〜75重量部で使用される。 イソシアネート−カーボネート結合剤混合物に
基づいて約5〜80重量部、好ましくは50〜25重量
部の量で本発明において使用される液体環式アル
キレンカーボネートには、例えば、プロピレンカ
ーボネート及びブチレンカーボネートが包含され
る。 前述したように、液体環式アルキレンカーボネ
ートを添加することによつて結合剤システムの全
体的粘度は減少し、使用が容易となる。25℃でセ
ンチポワーズ(C.P.)で達成されるPMDI−プロ
ピレンカーボネート混合物についての代表的な粘
度は、ルビコンケミカル社により“ルビネート−
M(Rubinate−M)”として市販され且つ25℃で
230C.P.の粘度を有するジフエニルメタンジイソ
シアネート−ポリメチレンフエニルイソシアネー
ト混合物を用いて下記のとおりである。プロピレ
ンカーボネートに対するポリイソシアネートの
種々の重量比で1,7,12及び28日熟成後(C.
P.)で粘度が測定された。
【表】 さらに、2.5:1.0、2.0:1.5及び3.0:0.5の4,
4′異性体対プロピレンカーボネートの重量部比で
プロピレンカーボネートと混合された固体ジフエ
ニルメタン−4,4′−ジイソシアネートは、それ
ぞれ、60C.P.より低い液体混合物、10C.P.の透明
な液体混合物及び100C.P.より低い液体混合物を
提供した。 本発明で用いる結合剤システムにおいて希釈剤
として使用しうるリグニンは、ポリイソシアネー
ト−カーボネート−リグニン混合物全量に基づい
て0〜60重量パーセント、好ましくは20〜35重量
パーセントの量で使用される。リグニンの正確な
組成は変化する。種々の異なつた源から由来する
リグニンを接着性混合物を形成する本発明結合剤
システムにおいて使用してよい。一つの源として
は、リグノセルロースの化学的パルブ化から生ず
る廃液の混合物である。使用しうる適当なリグニ
ンには、例えば純化マツ木材リグニン、クラフト
廃液、ソーダ廃液、カルシウム、マグネシウム、
ナトリウム及びアンモニウム塩基亜硫酸塩液、塩
素化廃液等が包含される。硬質木材源及び軟質木
材源からのリグニンを、酸沈殿及びアルカリ再構
成クラフト液からのリグニンと同様に使用してよ
い。紙工場漂白剤からの豊富に手に入る塩素廃液
を使用してよい。廃液は、本発明の接着性結合剤
中にそれらの元の状態で使用してよい。リグニン
はまた、広いPHの範囲で約10〜90重量パーセント
の固体含有量を有してもよい。使用する場合、リ
グニンは、製造時にイソシアネート−カーボネー
ト接着剤と単に物理的に混合してもよく、または
リグノセルロース性物質に直接適用してもよい。 本発明によつて、リグノセルロース−含有複合
物品をつくるために使用されるリグノセルロース
には、木材小片、木材繊維、かんなくず、おがく
ず、木毛、コルク、樹皮及び木材加工工業の同様
の生成物が包含される。わら、アマ残渣、乾燥雑
草及び牧草、堅果の殻、米及び麦のような穀物か
らの外皮等のような、リグノセルロースである他
の天然生成物からの繊維、粒子等を使用してもよ
い。さらにリグノセルロース性物質をガラス繊維
またはガラスウール、雲母及びアスベストのよう
な無機薄片または繊維物質と混合してもよく、同
様に特定形状のゴム及びプラスチツク材料と混合
してもよい。リグノセルロースには約25重量パー
セントまでの湿気(水)含量が含まれてもよいが
好ましくは4〜12重量パーセントを含有する。 本発明の目的のためのリグノセルロース性複合
製品の製造において、リグニンとともにまたはリ
グニンなしで少量の結合剤がリグノセルロース性
物質とともに単に粉砕されるかまたはともに均一
に一緒に混合される。一般に、リグニンを有する
またはリグニンなしでイソシアネート−カーボネ
ート結合剤を物質上に噴霧し、一方では適当な従
来の装置中で混合するかまたはかきまぜる。強力
な剪断混合機のような種々のタイプの混合用装置
を使用してもよい。本発明による結合剤使用量
は、オーブン乾燥した(0%湿分含量)リグノセ
ルロース性物質の重量に基づいて約1.5〜12重量
パーセント、好ましくは2.5〜6.5重量パーセント
である。リグノセルロース−接着性結合剤混合物
を、一般にプレスに「ケーキ”を担持するのに役
に立つアルミニウムまたはスチールの当て板上に
所望の割合で散布するかまたは形成して製品の所
望の厚さとする。ここで、当て板はステアリン酸
鉄、ステアリン酸カルシウムまたはステアリン酸
亜鉛化合物の如き金属セツケンのような離型剤で
噴霧されているかまたは被覆されている。石炭酸
ナトリウム及び或る種の三級アミンのような他の
従来の離型剤もまた使用できる。 次の例は本発明の原則に従つて本発明を例示す
るために示されるものであるが本発明を限定する
ものとして解釈すべきではない。 次の例において、記載された試験結果は
ASTMD1037値として表現され、その中で M.C. 水分含量(%) I.B. 内部結合力(Kg/cm3)(psi) T.S. 冷水(25℃)厚さ膨潤、24時間液浸(%) PMDI 46.5ジフエニルメタンジイソシアネート
含有量を有する液体ジフエニルメタンジイソシ
アネート−ポリメチレンポリフエニルイソシア
ネート混合物 P.C. プロピレンカーボネート B.C. ブチレンカーボネート TDI トルエン−2,4−ジイソシアネート TPMI トリフエニルメタントリイソシアネート 例 1 6パーセントの水分含有量に乾燥させた580g
のマツ木材小片をオープンタンブラーミキサー中
においた。46.5パーセントジフエニルメタンジイ
ソシアネートを含有する粗製液体ジフエニルメタ
ンジイソシアネート−ポリメチレンポリフエニル
イソシアネート(PMDI)混合物71部とプロピレ
ンカーボネート29部とを混合することによりつく
られたイソシアネートを基礎とする結合剤の、前
記木材の100重量部に基づいて3.5部を、空気加圧
化システムにより、前記小片上に、回転させなが
ら噴霧する。2つの当て板77.4平方センチ(12平
方インチ)にステアリン酸亜鉛外部離型剤を均一
に噴霧する。成形箱を用いて、前記小片−結合剤
混合物の67.7平方センチ(10.5平方インチ)の
“ケーキ”が当て板上で成形される。そのケーキ
上に第二の当て板を置き、それをプレスし190℃
で13mmの厚さで止める。41/2分後、プレスされ
たケーキをプレス板間から離型し、物理試験用に
試料片に切断する。複合板の試験結果は12.0Kg/
cm2(170pai)I.B.及び18.4パーセントのT.S.であ
る。 例 2〜6 結合剤の全含有量を木材の重量に基づいて3.5
パーセントと一定に維持しながら、種々の含有量
のプロピレンカーボネートを、46.5パーセントジ
フエニルメタンジイソシアネートを含有する粗製
液体ジフエニルメタンジイソシアネート−ポリメ
チレンポリフエニルイソシアネート(PMDI)混
合物で置き換えた以外は、例1の方法を繰り返
す。
【表】 例 7〜10 下記の事項を変えた以外は例1〜6の方法を繰
り返す。結合剤の全含有量を、木材の重量に基づ
いて4.5パーセントと一定に維持する。リグノセ
ルロースの化学的パルプ化から生ずる生成物であ
る第三成分、リグニンを結合剤混合物に加える。
46.5パーセントのジフエニルメタンジイソシアネ
ートを含有する液体ジフエニルメタンジイソシア
ネート−ポリメチレンポリフエニルイソシアネー
ト(PMDI)混合物及びカーボネートの含有量を
下記の表2に特定された範囲にわたつて変える。
【表】 例 11〜15 次の事項を変えた以外は例1〜10の方法を繰り
返す。ブチレンカーボネートをプロピレンカーボ
ネートの代りに使用する。例11〜15用の結合剤含
有量を木材の100重量部に基づいて3.5パーセント
と一定に維持する。例11は、46.5パーセントジフ
エニルメタンジイソシアネートを有する100パー
セント液体PMDIである。例15には、結合剤の含
有量が4.5重量パーセントで22重量パーセントの
リグニンが含まれる。46.5パーセントジフエニル
メタンジイソシアネートを含有する液体ジフエニ
ルメタンジイソシアネート−ポリメチレンポリフ
エニルイソシアネート(PMDI)混合物及びカー
ボネートのパーセンテージを下記の表3にしたが
つて変える。
【表】 例16 (比較例) フエノールホルムアルデヒド樹脂(6パーセン
ト)を結合剤として使用し、プレス時間が9分で
ありそしてプレス温度が220℃である以外は例1
〜15の方法を繰り返す。下に示すのが試験結果で
あり、これより所望の結果を得るためにはワツク
スをプレスされる物質に加えなければならないこ
とが示される。 I.B. T.S. Kg/cm2 (psi) (%) 7.10 32.3 (101) 例 17〜21 30重量部のプロピレンカーボネート及びブチレ
ンカーボネートそして70重量部のポリイソシアネ
ートの組成物を用いて、例1〜6の方法に従つて
多くの実験を行なう。実施例21は、70重量部の
PMDI、15重量部のP.C.及び15重量部のB.C.であ
る。結合剤含有量を、木材の100重量部に基づい
て3.5重量パーセントに維持する。試験結果とと
もにカーボネート及びイソシアネートを表4に示
す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) リグノセルロース粒子、及び20〜95重量
    パーセントの有機ジーまたはポリイソシアネー
    トと約5〜80重量パーセントの液体アルキレン
    カーボネートとからなる接着性結合剤組成物の
    約1.5〜12重量パーセント(オーブン乾燥した
    リグノセルロース粒子を基準にする)を一緒に
    混合して成形可能な組成物を形成し、 (ロ) 離型剤でスプレイされたかまたは被覆された
    金型、当て板または定盤上に前記成形可能な組
    成物を導入し、 (ハ) 約1〜10分間、約7〜42Kg/cm3の圧力で、約
    140〜220℃の温度で前記組成物を圧縮成形して
    所望の形及び(又は)厚さの複合物品を形成
    し、そして (ニ) その後、前記金型、当て板または定盤からリ
    グノセルロース性複合物品を離型することを特
    徴とする、リグノセルロース性複合物品の製造
    方法。 2 2.5〜6.5重量パーセントの接着性結合剤組成
    物が使用されそしてそれは50〜75重量パーセント
    の有機ジーまたはポリイソシアネートと50〜25重
    量パーセントのアルキレンカーボネートとからな
    り、離型剤が金属セツケンであり、圧縮温度が
    160〜190℃でありそして時間が3〜5分である特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 結合剤組成物が、ジフエニルメタンジイソシ
    アネート及び高官能性ポリメチレンポリフエニル
    イソシアネート及びプロピレンカーボネートの混
    合物である特許請求の範囲第1項に記載の方法。 4 圧縮成形されたリグノセルロース性組成物が
    木材粒子板である特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
JP1154154A 1981-08-17 1989-06-16 リグノセルロース性複合物品の製造方法 Granted JPH02147617A (ja)

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