JPH0416473Y2 - - Google Patents

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JPH0416473Y2
JPH0416473Y2 JP10261185U JP10261185U JPH0416473Y2 JP H0416473 Y2 JPH0416473 Y2 JP H0416473Y2 JP 10261185 U JP10261185 U JP 10261185U JP 10261185 U JP10261185 U JP 10261185U JP H0416473 Y2 JPH0416473 Y2 JP H0416473Y2
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JP
Japan
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printed circuit
bonding
pattern
circuit board
irradiation
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JP10261185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プリント基板の接合パターン同士を
密接対向させて、接合面の裏面からレーザー光、
赤外光等の光、もしくは熱を照射し、接合パター
ン同士の半田付け等の電気的接合を行なう場合に
用いられるプリント基板に関するものである。
(従来技術) 第1図及び第2図に従来のレーザー半田付けの
場合の例を示す。第1図は、レーザー照射面から
みたプリント基板の平面図、第2図には、その断
面図を示す。1は両面プリント基板であり、表面
に配線パターン2及び裏面に接合パターン3が形
成されている。4は熱可融性の導電物質としての
半田。5は両面プリント基板であり、表面に接合
パターン6及び裏面に配線パターン7が形成され
ている。レーザー光照射面側として用いられる両
面プリント基板1は、レーザーエネルギーを裏面
の接合パターン3に届かせなればならないため、
レーザーエネルギーを吸収しないように、銅箔部
以外の部分は、透明に近いか、ほとんど色をもた
ない材質で形成されている。従来、この両面プリ
ント基板1の照射面側に配線されたパターン2は
裏面の接合パターン3とその周囲を避けて配置形
成されていた。したがつて、接合パターン3と6
の間の半田4が溶融し、半田付けがなされるわけ
だが、該基板1の各接合パターン3,6間のすき
間aをレーザー光が透過してしまうため、相手側
の両面プリント基板5の接合パターン間のすき間
bにおいて、焼損8が発生することがあつた。こ
のように焼損8が発生すると、接合パターン3,
6間の絶縁性が低下すると共に不正なリークが生
じたりすることになる。また両面プリント基板5
の焼損8の進展により接合パターン6の破損につ
ながることもある。さらには両面プリント基板5
の半田付け面の裏面に設けられた配線パターン7
のうち、接合パターン間のすき間bに設けられて
いる配線パターン7まで破損する可能性がある。
これを避けるため該基板5の半田付け面の裏面の
配線パターン7は、bの部分を回避しなければな
らず、両面プリント基板1の場合も同様に、配線
密度が低下せざるをえない問題を生じる。
(考案の目的) 本考案は上述の問題を解決するものであり、レ
ーザー光、赤外光、熱等の照射による焼損等の問
題を解決すると共に配線密度を高めることができ
るプリント基板を提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成する為に、接合パター
ン部にレーザー光等を照射して、挟持された導電
物質を溶融させて接合パターン部同士の電気的接
合を行なう接合方式に用いるプリント基板におい
て、照射側のプリント基板の裏面の該接合パター
ン領域の外側近傍に対応する照射面側領域に保護
用のパターンを形成したプリント基板を特徴とす
る。
(実施例) 第3図、第4図は本考案の実施例で、第3図は
レーザー光照射面側からみた両面プリント基板9
の平面図、第4図は半田付け後の断面図である。
9はレーザー光照射面側の両面プリント基板
で、銅箔パターン以外は、透明に近い材質(例え
ば、プラスチツクのフイルムベース)によつて形
成されている。10は表面(照射面)に形成され
た配線パターン、11は裏面の接合パターン12
間のすき間Cに配置された、ほぼすき間Cに近い
巾をもつたダミーパターンである。12は裏面
(接合面)に形成された接合パターン、13はも
う一方の両面プリント基板であり、上記プリント
基板9と同材質にて形成されている。14は表面
(接合面)に形成された接合パターンであり、上
記接合パターン12と接合部は略一致する形状に
て形成されている。15は裏面に形成された配線
パターンである。
次に上記両プリント基板9,13の電気的接合
方法について説明する。
まず、両面プリント基板9と13の各接合パタ
ーン12,14の接合部を対向させ、該接合部位
置に半田20を付着させ、該半田20を両接合パ
ターン12,14にて挟持する状態とする。そし
て、レーザー光を両面プリント基板9の表面側
(ダミーパターン11の形成面側)から、接合パ
ターン12,14の列方向であり且つ略接合パタ
ーン12,14の幅eの範囲を走査するように照
射する。このレーザー光の照射により両接合パタ
ーン12と14の間の半田20は溶融して、該両
パターン12と14は強固な電気的接合を果たす
ことができる。
ここにおいて特徴的なことは、レーザー光照射
側の両面プリント基板9の照射面にダミーパター
ン11を形成したことにより、各接合パターン1
2のすき間Cの領域のレーザー光は反射(若干の
吸収も含む)され、もう一方の両面プリント基板
13の各接合パターン14のすき間dの領域には
達しないことである。したがつて、従来問題とな
つていた上記すき間dの領域の焼損は防止できる
ことになり、又、該すき間dの領域に位置する配
線パターン15の破損も防止できる。しかも、こ
のダミーパターン11の形成は、同面の配線パタ
ーン10と同時に形成できる為、コスト的な上昇
はまつたくない利点を有する。又、ダミーパター
ン11は照射の走査の際の予備加熱の効果も生じ
る。
第5図には本考案の他の実施例として両面プリ
ント基板が示され、この実施例は照射面側のダミ
ーパターン30を接合パターン12の領域の外側
を全周に渡つて囲むように形成したことを特徴と
している。なお、その他の構成は上述の実施例と
同様な為、同符号を用いて詳細な説明は省略す
る。
本実施例は熱、光等の照射を、複数の接合パタ
ーン12,14群の領域(図において接合パター
ン12の5個をまとめた領域)を、一気に行なう
方式に対応した実施であり、特に熱の照射のよう
に照射領域の精度があまり高くならない場合に有
効となる。一般的に、複数接合パターン12をま
とめて照射する場合には、各接合パターン12の
すき間Cだけでなく、第5図においての各接合パ
ターン12の上下の領域にも照射熱、光等が達し
てしまうことが多い。本実施例はそのような場合
でも接合パターン12以外の領域での不必要な
熱、光等の悪影響を防止することができる。
なお、上述の2つの実施例においてのダミーパ
ターン11,30は、レーザー光等の光の照射に
おいては照射光のほとんどは反射させることがで
きるが、熱の照射の場合は一部吸収される。しか
しながら、銅箔パターンは放熱効果が高い為、問
題とはならない。又、第5図のようなダミーパタ
ーン30の構成にて、熱照射を各接合パターン1
2を列方向に走査する方法を採用した際には、面
積の大きいダミーパターン30の放熱効果はより
一層大きくなり有効である。
なお、上述の実施例においては、接合パターン
同士12、14を接合する為の物質として半田2
0を用いたが、他の物質として熱溶融性の有る導
電性接着剤や、赤外線又は紫外線に反応して溶融
する導電性物質等を用いても同様な効果を得るこ
とができる。
又、ダミーパターンは全ての接合パターンの囲
り(各接合パターンの間)に設ける必要はなく、
特に問題の生じるカ所に設ければ良いことは無論
である。
又、上述の実施例では本考案の特徴的なパター
ンをダミーパターン11,30としたが、実際上
の影響がないようにすれば、配線パターン10を
延長した実施も可能であり有効である。
(考案の効果) 以上、説明したように本考案は、照射側のプリ
ント基板の照射面において、接合パターン領域の
外側近傍に保護用のパターンを形成したので、該
照射の際に問題となつていた接合パターン領域の
外側近傍部分の焼損を防止でき、さらには配線パ
ターンの位置自由度が増したことにより高密度実
装をも可能とした電気的接合用のプリント基板を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の照射側のプリント基板の平面
図。第2図は第1図のプリント基板を用いた基板
同志の接合状態を示す断面図。第3図は本考案の
実施例としての照射側のプリント基板の平面図。
第4図は第3図のプリント基板を用いた基板同志
の接合状態を示す断面図。第5図は本考案の他の
実施例としての照射側のプリント基板の平面図。 9……照射側の両面プリント基板、11,30
……ダミーパターン(保護用のパターン)、13
……もう一方の両面プリント基板、12,14…
…接合パターン、20……半田。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数枚のプリント基板の各接合パターン部を可
    融性の導電物質を密接対向させ、光、熱等の照射
    により該導電物質を溶融させて該パターン部同士
    の電気的接合を行なう接合方式に用いるプリント
    基板において、前記照射側のプリント基板の、裏
    面の前記接合パターン領域の外側近傍に対応する
    照射面側領域に、保護用のパターンを形成したこ
    とを特徴とするプリント基板。
JP10261185U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0416473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10261185U JPH0416473Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JP10261185U JPH0416473Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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Publication Number Publication Date
JPS6210471U JPS6210471U (ja) 1987-01-22
JPH0416473Y2 true JPH0416473Y2 (ja) 1992-04-13

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JPH0741987Y2 (ja) * 1990-05-01 1995-09-27 東芝機械株式会社 高速回転継手

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JPS6210471U (ja) 1987-01-22

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