JPH0741987Y2 - 高速回転継手 - Google Patents

高速回転継手

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JPH0741987Y2
JPH0741987Y2 JP1990046713U JP4671390U JPH0741987Y2 JP H0741987 Y2 JPH0741987 Y2 JP H0741987Y2 JP 1990046713 U JP1990046713 U JP 1990046713U JP 4671390 U JP4671390 U JP 4671390U JP H0741987 Y2 JPH0741987 Y2 JP H0741987Y2
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JP
Japan
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shaft
rotary joint
speed rotary
fluid
sealing material
Prior art date
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JP1990046713U
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English (en)
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JPH045587U (ja
Inventor
▲あきら▼ 落合
孝 福場
浩章 草薙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C37/00Cooling of bearings
    • F16C37/007Cooling of bearings of rolling bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2361/00Apparatus or articles in engineering in general

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は回転軸に流体を供給する回転継手に係わり、特
にシール部の材質およびその取付方法により歪み、変形
の発生を防止し高速回転が可能な高速回転継手に関す
る。
(従来の技術) 高速回転継手はボデイ内にベアリングを介してシャフト
が回転自在に支持されている。前記ボデイは機械本体に
ブラケット等を介して固定され、シャフトは回転軸に螺
合され、ボデイ側に供給された流体を回転軸側に供給す
る構造となっている。この回転部分から流体が漏出する
のを防ぐため、従来よりシールキャップをエポキシ系の
接着剤によって回転部分に接着している。さらに、第5
図に示すようにシールキャップの回り止めピンPの掛止
部Kは、リング周面の一部を大きく切り欠いた構造とな
っていた。
(考案が解決しようとする課題) 回転部分に取付けられるシールキャップが硬質の接着剤
で固定されているため、長時間自在継手を使用している
と、接着剤が剥離することがあり、接着面の間隙から流
体が漏出することがあった。また、掛止部Kを構成する
とシールキャップに生じる歪及び運転停止の繰返しによ
る衝撃により、高速回転継手の使用中にシールキャップ
が割れたり、変形することがあった。
そこで本考案は、付属部材を少なくすると共に流体を漏
出させることなく確実にベアリングに供給でき、歪や変
形のない耐衝撃性、耐熱性及び耐油性に優れたシールキ
ャップを備えた高速回転継手を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、ボディ内に挿入されたシャフトがベアリング
によって回転自在に支持された高速回転継手において、
シャフト先端に設けられたセラミック製のシールリング
と接面するシール材を先端に取付け前記ボディ内に配設
されたセラミック製のシールキャップに掛合孔を穿設
し、該掛合孔に前記ボディに固定された廻り止めピンを
掛止すると共に、前記シールキャップとシール材に凹凸
状の係合手段を構成したことを特徴とし、またボディ内
に挿入されたシャフトがベアリングによって回転自在に
支持された高速回転継手において、シャフト端部に設け
られたセラミック製のシールリングを高分子ポリイミド
系接着剤によりシャフト端部に取付けると共に、シール
リングと接面し前記ボディ内に配設されたセラミック製
のシールキャップの軸中央穿設部にカーボン製またはセ
ラミック製のシール材を前記高分子ポリイミド系接着剤
により取付けかつ前記シールキャップとシール材に凹凸
状の係合手段を構成したことを特徴とする。
(作用) シャフトの回転と共に流体がオイルパンよりベアリング
に送り込まれ、ベアリングの冷却を行う。
このとき、シャフトと共に回転するシャフト端部のシー
ルリングは、シール材に接面しながら回転する。またシ
ールキャップは廻り止めピンでボデイに確実に支持され
ているためシールキャップに歪が生じない。そして高分
子ポリイミド系接着剤により、シール材、シールキャッ
プ接着面からの流体の漏出が防される。シールキャップ
とシール材に凹凸状の係合手段を設けた場合には、高速
回転によって接着面が剥離するのを防止する。
(実施例) 本考案の第1実施例を第1図ないし第4図に基いて具体
的に説明する。
本実施例のボデイ1は図示されていないブラケットによ
り回転をしないように規制されていて、先端部には配管
を接続するためのねじ部1aが設けられている。また、ボ
デイ1内にベアリング部4を介して回転自在に支持され
たシャフト2は第1図の右端部からボデイ1内に挿入さ
れており、先端部には図示していない回転軸に接続する
ねじ部2aが形成されている。
このシャフト2先端に構成した、シールキャップ13に
は、第4図に示すように廻り止めピンPの掛合孔25を穿
設している。これにより従来大きな切欠きを構成するこ
とによって生じていた歪の発生が防止され、シールキャ
ップ13の割れや変形を防止することができる。そして、
掛合孔25とピンPとの間に、スプリングSを設け、シー
ルキヤップ13をスプリングSで常にシールリング11側に
付勢している。
また、シール材12とシールキャップ13との接着面12aを
ショットブラストし、この接着面12aにポリイミド系の
高分子接着剤を塗布して各々を接着する。
一方、ボデイ1に挿入される軸部2bの端部とシールリン
グ11との接着面11aを同様にショットブラストしてポリ
イミド系の高分子接着剤により各々を接続する。
以上の構成により緊密な接着効果が得られ、シールリン
グ11、シール材12の耐熱性及び耐油性が向上する。ある
いは、他の実施例として該シール材12周面に凹凸状の係
合部12bを構成し、この係合部12bと嵌合する係合部13b
をシールキャップ13に構成してもよい。そして前記係合
部12b、13bとを嵌合させポリイミド系の高分子接着剤に
より接着する。これによりシール材12とシールキャップ
13の接着面積が広くなり、さらに強固に接着することが
できる。
そして本実施例では、ベアリング3、4の内輪9、9間
に内側スペーサ5を、同様に外輪10、10間に外側スペー
サ6を夫々高分子ポリイミド系接着剤により取付け、ベ
アリング3、4間に一定間隔を保ちシャフト2をボデイ
1に安定して支持させると共に、両ベアリング間におけ
る流体の通路を形成している。
以上の構成に加えて、ボデイ1には流入口20および流出
口21が形成され、この流入口20および流出口21外側に流
体を充填したオイルパン15を巻装固定すると共に、シャ
フト2の挿入端部には形状記憶合金製のファン22が取り
付けられている。
ファン22はシャフト2の先端部に取り付けられておりシ
ャフト2と共に回転する。この回転により第1図矢印の
ような流動力を生じさせる。このファン22は流体の温度
に対応してフィン22aの角度が変化する。つまり流体の
温度が高ければフィン22aの角度が鈍角となって揚力が
大きくなり、流体の循環速度がはやくなる。そして流体
の温度が低ければフィン22aの角度が鋭角となって揚力
が小さくなり、流体の循環速度が遅くなる。
このように本実施例では、ファン22の回転によって流体
が流入口20から流入し、ベアリング3内、ベアリング4
内に流入して冷却し流出口21に達して排出される。しか
もシャフト2と共にファン22が高速回転するに伴ってフ
ァン22による流体の流動力も大きくなり確実な冷却が行
われる。
さらに、ファン22による流体の流動力によって、ベアリ
ング3、4にかかるスラスト荷重が軽減される。すなわ
ちボデイ1のねじ部1aから本体の軸を挿入して内部圧力
をかけると、シャフト2に第1図右方向の荷重(スラス
ト荷重)がかかってくるためベアリング3、4に負荷が
加わり、その寿命を損なうことになる。このときファン
22の高速回転による流体の流動力によってシャフト2に
は第1図左方向の推力が生じ、この推力によって上記ス
ラスト荷重が相殺されベアリング3、4への負荷が軽減
される。これによりベアリング3、4の寿命が長くな
る。
第6図は本考案の第2実施例を示す。本実施例は第1実
施例のファン22及びオイルパン15を省略し、流入口20お
よび流出口21にパイプPの一端を取付け、パイプP他端
を必要に応じて、冷却油などの流体を供給するタンクに
接続し、ボデイ1内への流体の供給、排出を行う。その
他の構成は第1実施例と同様であるので同一番号を付し
説明を省略する。
本実施例では、流体が流入口20から流入し、ベアリング
3内を通過して冷却する。その後、内側スペーサ5と外
側スペーサ6との間を通り、ベアリング4内に流入して
冷却し、通路口23から流出口21に達して排出される。し
かもシール材12がカーボン体であるため、シールリング
11が軸部2bと共に高速回転してもシール材12が摩耗する
ことなく耐熱性に優れる。また、接着面11a、12aは緊密
に接着されているため、流体が滲出せず、耐油性にも優
れる。従って長期に渡って確実な冷却をすることができ
る。
(考案の効果) 本考案によれば、シャフトの高速回転に耐え、ベアリン
グを冷却する流体が高速回転継手から外部に滲出するこ
とがない。従って長期に渡って確実な冷却をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施例の断
面図、第2図は同左側面図、第3図は同右側面図、第4
図は各実施例のシールキャップの正面図、第5図は従来
のシールキャップの正面図及び第6図は第2実施例の断
面図である。 1……ボデイ、2……シャフト、3、4……ベアリング 11……シールリング、11a、12a……接着面 12……シール材、12b、13b……係合部 13……シールキャップ、22a……フィン P……ピン、S……スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 草薙 浩章 静岡県沼津市大岡2068―3 東芝機械株式 会社内 (56)参考文献 実開 昭62−10471(JP,U) 実開 昭62−163685(JP,U) 特公 昭50−4255(JP,B2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディ内に挿入されたシャフトがベアリン
    グによって回転自在に支持された高速回転継手におい
    て、シャフト先端に設けられたセラミック製のシールリ
    ングと接面するシール材を先端に取付け前記ボディ内に
    配設されたセラミック製のシールキャップに掛合孔を穿
    設し、該掛合孔に前記ボディに固定された廻り止めピン
    を掛止すると共に、前記シールキャップとシール材に凹
    凸状の係合手段を構成した高速回転継手。
  2. 【請求項2】ボディ内に挿入されたシャフトがベアリン
    グによって回転自在に支持された高速回転継手におい
    て、シャフト端部に設けられたセラミック製のシールリ
    ングを高分子ポリイミド系接着剤によりシャフト端部に
    取付けると共に、シールリングと接面し前記ボディ内に
    配設されたセラミック製のシールキャップの軸中央穿設
    部にカーボン製またはセラミック製のシール材を前記高
    分子ポリイミド系接着剤により取付けかつ前記シールキ
    ャップとシール材に凹凸状の係合手段を構成した高速回
    転継手。
JP1990046713U 1990-05-01 1990-05-01 高速回転継手 Expired - Lifetime JPH0741987Y2 (ja)

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JPH045587U JPH045587U (ja) 1992-01-20
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