JP3118297B2 - 集積回路を搭載したカード - Google Patents

集積回路を搭載したカード

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JP3118297B2
JP3118297B2 JP04016622A JP1662292A JP3118297B2 JP 3118297 B2 JP3118297 B2 JP 3118297B2 JP 04016622 A JP04016622 A JP 04016622A JP 1662292 A JP1662292 A JP 1662292A JP 3118297 B2 JP3118297 B2 JP 3118297B2
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豊和 稲葉
貴司 福田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路を搭載したカ
ード(以下、ICカードと称する)に関し、特にICカ
ードの曲げに対して信頼性の高いICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のICカードを示す外観斜
視図であり、図1はその一部詳細な断面図である。図
において、1は表示部、2は太陽電池、3はキースイッ
チ部、4はフロントフィルム、5は樹脂材からなるフレ
ーム、6はICカードの裏面にある接続端子である。
【0003】この構造のICカードは図1に示すよう
に、電子部品を実装するコア基板7の表面側および裏面
側に接着剤8を用いて金属板からなるフロントパネル9
および金属板からなるバックパネル10を積層接着す
る。そして、このフロントパネル9およびバックファイ
ル10上にそれぞれ接着剤(図示せず)を用いてフロン
トフィルム4およびバックフィルム11を接着して構成
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の構造では、特に図1に示すICカードでは、IC
カードが繰返し曲げられると、内部に生じる応力によ
り、金属材からなるフロントパネルとバックパネルとを
接着剤で支えきれなくなり、フロントパネルとバックパ
ネルに相対的なズレが生じ、ICカードの周縁部が剥れ
る。
【0005】この発明は、ICカードが曲げられたと
き、フロントパネルとバックパネルがICカードの周縁
部から剥がれるという問題点を除去し、ICカードが曲
げられても、信頼性の高い、優れたICカードを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るICカー
ドは、フロントパネルとバックパネルの少なくとも一方
に、ICカードの内方に向かう複数の突起部を設け、し
かも、この突起部を、基板に形成された貫通孔、或い
は、基板を囲むように配置されたフレームに形成した貫
通孔の位置に設けて、この突起部において2枚のパネル
を溶接するようにしたものである。
【0007】
【作用】このICカードは、上述のように構成されてい
るので、カードが繰返し曲げられても、フロントパネル
やバックパネルが周部から剥れることがなく、信頼
性を向上させることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係るICカードの一実施例を
示す一部詳細な断面図である。図において、22はその
詳細な構成を図2に示すように、フレーム5とコア基板
7の間の空間23に入るように形成した突起接触部22
Aを複数個設けたフロントパネルである。
【0009】なお、このフロントパネル22の突起接触
部22Aは金型によりプレスで形成するものであり、そ
の高さはこのフロントパネル22とバックパネル10の
間隔と同等、ないし若干大き目に形成する。
【0010】次に、上記構成によるICカードの組立て
について説明する。まず、フロントパネル22とバック
パネル10の間に、フレーム5、コア基板7、接着剤8
を積層接着したときに、突起接触部22Aの先端が、バ
ックパネル10に接触する。この状態で、図3に示すよ
うに、突起接触部22Aの凹部側からレーザ光24を照
射し、突起接触部22Aの先端を溶融、バックパネル1
0に溶接する。そして、フロントフィルム4およびバッ
クフィルム11を接着する。
【0011】なお、このレーザ光24を凹部側から照射
するのは、照射側のレーザ光によって溶融した表面の若
干の凹凸を嫌ったもので、バックパネル10側から照射
してもよいことはもちろんである。
【0012】図4は本発明に係るICカードの他の実施
例を示す一部詳細な断面図である。図において、25は
コア基板7のスルーホール7Aに入るように形成した突
起接触部25Aを複数個設けたフロントパネルである。
そして、このフロントパネル25の突起接触部25A
に、図3に示すようにレーザ光24を照射して、バック
パネル10に溶接するものである。
【0013】なお、このフロントパネル25の突起接触
部25Aの根元が、コア基板7のスルーホール7Aの入
口部分にはまり込むように形成することにより、この突
起接触部25Aとスルーホール7Aが確実に接触し、そ
して、突起接触部25Aとバックパネル10が溶接する
ので、フロントパネル25およびバックパネル10はス
ルーホール7Aを介して図示せぬ制御回路のアースに接
続することができる。このため、ICカードのアースの
構造が単純化し、製造面でも簡略化することができる。
【0014】図5は本発明に係るICカードの更に他の
実施例を示す一部詳細な断面図である。図において、2
6はその詳細な構成を図6に示すように、貫通孔26A
を複数個設けた樹脂材からなるフレーム、27はこのフ
レーム26の貫通孔26Aに入るように形成した突起接
触部27Aを複数個設けたフロントパネルである。
【0015】なお、フレーム26の貫通孔26Aは、射
出成型するときに同時に形成する。また、フロントパネ
ル27の突起接触部27Aに、図3に示すように、レー
ザ光24を照射して、バックパネル10に溶接するもの
である。
【0016】このように構成することにより、フロント
パネル27とバックパネル10はフレーム26の貫通孔
26A内で溶接し、フレーム26を挟持するので、接着
剤を用いて保持する必要がなく、フレームの保持強度を
強固にすることができる。
【0017】図7は本発明に係るICカードの更に他の
実施例を示す一部詳細な断面図である。図において、2
8はフレーム5とコア基板7の間の空間23に入るよう
に形成した突起接触部28Aを複数個設けたフロントパ
ネル、29はフレーム5とコア基板7の間の空間23に
入ると共に、前記フロントパネル28の突起接触部28
Aに接触するように形成した突起接触部29Aを複数個
設けたバックパネルである。
【0018】なお、このフロントパネル28の突起接触
部28Aの高さとバックパネル29の突起接触部29A
の高さの和は、フロントパネル28とバックパネル29
の間隔と同等、ないし、若干大き目に形成するものであ
る。
【0019】そして、フロントパネル28の突起接触部
28Aとバックパネル29の突起接触部29Aを、突き
合わせたのち、図3に示すようにレーザ光24を照射し
て、溶接するものである。この場合、フロントパネル2
8とバックパネル29の両方から同時に溶接することも
でき、溶接歪によるICカードの反りの発生をなくすこ
とができる。しかも、その溶接部がICカードの内方で
あるため、溶接歪の影響が更に軽減し、溶接による凹凸
が表面に出ることはない。
【0020】なお、上述の実施例では、突起接触部の断
面をV形で示したが、これに限定せず、例えば図8
(A)に示すようにU形30、あるいは図8(B)に示
すように、J形31など、種々に変形できることはもち
ろんである。また、フレームに形成した貫通孔を直筒で
示したが、これに限定せず、例えば、図9(A)に示す
ように、片面を面取りにした貫通孔32とし、突起接触
部との接触面積を大きくして、フレームの挟持を安定さ
せるもの、あるいは図9(B)に示すように、両面を面
取りした貫通孔33とし、フロントパネルとバックパネ
ルの各突起接触部との接触面積を大きくとるなど、種々
に変形できることはもちろんである。また、突起接触部
を図10に示すように、所定の長さを持った突起接触部
34とし、溶接を複数箇所または連続的に行ない、溶接
部を強くすることができるなど、種々に変形できること
はもちろんである。また、フレームの貫通孔やスルーホ
ールも円形としたが、長孔など種々に変形できることは
もちろんである。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るICカードによれば、フロントパネルとバックパネル
の少なくとも一方に複数個の突起部を設け、このフロン
トパネルとバックパネルで、コア基板とフレームを挟持
した状態で突起部を溶接するので、ICカードの曲げに
対する強度を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカードの一実施例を示す要部
断面図である。
【図2】図1のフロントパネルの詳細な斜視図である。
【図3】図1に示すICカードの組立てを説明するため
の図である。
【図4】本発明に係るICカードの他の実施例を示す要
部断面図である。
【図5】本発明に係るICカードの更に他の実施例を示
す要部断面図である。
【図6】図5の一部破断した斜視図である。
【図7】本発明に係るICカードの更に他の実施例を示
す要部断面図である。
【図8】図1〜図7の突起接触部の他の例を示す断面図
である。
【図9】図5のフレームの貫通孔の他の例を示す断面図
である。
【図10】図1〜図7の突起接触部の更に他の例を示す
斜視図である。
【図11】従来のICカードを示す斜視図である。
【図12】図1の要部断面図である。
【符号の説明】
22,25,27,28 フロントパネル 22A,25A,27A,28A 突起接触部 10,29 バックパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−14195(JP,A) 実開 平1−175883(JP,U) 実開 昭61−155975(JP,U) 実開 昭64−55574(JP,U) 実開 平3−35669(JP,U) 実開 平2−69477(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 19/077 G06F 15/02 - 15/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の2枚のパネルと、この2枚のパネ
    ルで挟持された基板とから構成され、集積回路を搭載し
    たカードにおいて、前記2枚のパネルの少なくとも一方
    に突起部を形成し、かつ、この突起部は、前記基板に形
    成された貫通孔内に位置するようにし、該突起部にて前
    記2枚のパネルを溶接したことを特徴とする集積回路を
    搭載したカード。
  2. 【請求項2】 板状の2枚のパネルと、この2枚のパネ
    ルで挟持された基板とから構成され、集積回路を搭載し
    たカードにおいて、このカードは、前記基板を囲むよう
    に配置されたフレームを有し、このフレームに形成され
    た貫通孔内の位置において、前記2枚のパネルの少なく
    とも一方に突起部を形成し、該突起部にて前記2枚のパ
    ネルを溶接したことを特徴とする集積回路を搭載したカ
    ード。
JP04016622A 1992-01-31 1992-01-31 集積回路を搭載したカード Expired - Fee Related JP3118297B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9863893B2 (en) 2012-05-30 2018-01-09 General Electric Company Sensor apparatus for measurement of material properties

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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