JPH0416428A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0416428A
JPH0416428A JP11842890A JP11842890A JPH0416428A JP H0416428 A JPH0416428 A JP H0416428A JP 11842890 A JP11842890 A JP 11842890A JP 11842890 A JP11842890 A JP 11842890A JP H0416428 A JPH0416428 A JP H0416428A
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JP
Japan
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paper
gear
pressure release
motor
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JP11842890A
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English (en)
Inventor
Takao Kobayashi
隆男 小林
Takashi Tamai
玉井 貴
Masae Kawai
河合 正江
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、プリンタ等で記録紙を給紙する給紙装置に関
する。
[従来の技術] 一般に給紙装置は、第9図の給紙装置100の如(、紙
送り時には、記録紙101をフイードロラ102に押圧
し、モータ103からの動力を得て矢印方向に送る、ま
た非紙送り時には、記録紙101をフィードローラ10
2より解除させる。この記録紙101のフィードローラ
102への押圧、解除は、前記モータ103とは別の駆
動源(図示されていない)より、動力を得、カム1O4
を検出器105て位置検出させながら回転させて、レバ
ー106により、連通軸107を作動サセ、ホーバー1
08を往復させることによって行なっていた。
〔発明が解決しようとする課題1 しかし、前述の従来技術における手段では、紙送りを行
なう駆動源と、押圧解除を行なう駆動源が別々にあり、
それぞれの伝達手段として多くの部品を要し、さらに押
圧解除の状態を示す検出器が必要であった。
本発明は、単一駆動源とすることにより、部品の低減、
検出器を不用とした給紙装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段1 前述の課題を解決するため、本発明の給紙装置は、正逆
回転するモータと、モータの動力を伝達する伝達手段と
、伝達手段から動力を得て回転するフィードローラと、
フィードローラに記録紙を押圧または解除させる押圧解
除手段と、押圧解除手段の抑圧、解除の切り換えを、前
記伝達手段より動力を得て行なう押圧解除切り換え手段
からなっている。ここて押圧解除切り換え手段は、伝達
手段と一部噛合する歯部を有し、回動軸受部が長溝より
なっている。さらに押圧解除切り換え手段と伝達手段の
いずれか一方、あるいは両者に、動力伝達のための弾性
体を具備することもできる。
また前記モータの正逆回転切り換わり時に、前記伝達手
段の動力を、前記フィードローラに遅延して伝達するよ
う前記伝達手段と前記フィードローラに遅延部を設ける
ことを特徴とする。
[実 施 例1 以下に本発明の実施例を、本発明の給紙装置が組み込ま
れた熱転写プリンタへの応用実施例として、図面に基づ
いて説明する。
第1図は1本発明の給紙装置1の概略側面図である。こ
れについては、後述にて詳細に説明する。第2図は、給
紙装置1が組み込まれた熱転写プリンタのモノクロおよ
びカラー熱転写時の概略図側面図である。
給紙装置1に複数枚セットされた記録紙2は、記録開始
信号の入力により高摩擦係数のゴム材がら成形されたフ
ィードローラ3の反時計方向回転で、紙ガイド4の上面
に沿って図中右方向に給紙される。さらに、記録紙2は
、紙ガイド4の上面とオーバーラツプする紙経路選択板
5を押上げ、記録紙2の検出手段であるBOFセンザ6
を通過後、静止がつ押圧状態の第二紙送りローラ7と第
紙押えローラ8に衝突し、若干座屈状態で静止し記録紙
2の先端の平行出しを行う。
それと同時あるいは直後にステッピングモータ9の回転
が始まり、一方、記録紙2(積載された記録紙を含も)
は、フィードローラ3より離間する。ステッピングモー
タ9の回転は、紙送り歯車lOを経由して第二紙送りロ
ーラフに回転が伝達され、プラテン11とインクリボン
カセット12に収納・支持される熱転写インクリボン1
3を介在して、ヘッド加圧バネ14により加圧力を得る
記録ヘッド15の間に記録紙2の搬送が所定のステップ
数だけ実行され、モノクロ時の給紙動作が終了する。
ここで、プラテン11およびプラテン11の記録ヘッド
15への押圧・レリーズを行うプラテン加圧ローラ16
のポーズ位置は、第3図のポーズ状態図におけるfa)
のポーズ状態および第2図中口点鎖線で示す位置である
これより記B創作に移り、回転軸が中心軸と偏心するプ
ラテン加圧ローラ13は図示せぬ直流モータより駆動力
を得、プラテン11は実線で示す位置に移動し、第3図
(b)のポーズ状態および図中実線で示す位置に静止す
る。記録紙2、熱転写インクリボン]3を介在して32
録ヘツド15に対して定圧押圧を行い、記録ヘンド15
への通電が開始され、記録が実行される。
この記録中の熱転写インクリボン13の搬送は、第一の
駆動手段であるステッピングモータ9を駆動源に1紙送
り歯車10、リボン減速歯車A17、リボン減速歯車B
18、リボン歯車19の輪列にて行う。つまり、記録紙
2搬送の駆動源と熱転写インクリボン13搬送の駆動源
を共有することとなる。
また、リボン歯車19と熱転写インクリボン13は、図
示せぬリボンアタッチメントにより駆動伝達され、リボ
ンアタッチメントとリボン歯車19間には一定トルクを
発生するトルクリミッタが介在し、リボン搬送力を一定
に保ちながら搬送を行っている。
記録進行にともなって記録紙2の先端は、カラー記録時
に主紙搬送手段となる第一紙送りローラ20と、常時押
圧力を発生する紙押え補助ローラ21に介在されながら
、第3図(b)のポーズ状態および図中二点鎖線で示す
位置にて静止する第一紙押えローラ22との間を通過し
、その上方にて固着されている排紙ガイド23に案内さ
れ、反時計方向回転する排紙ローラ24の間に搬送され
る。
記録が終了すると、プラテン11、第一紙押えローラ2
2は第3図(a)および二点鎖線で示す位置に移動し、
排紙ローラ24の反時計回転によりスタッカ25にスク
ッキングされ一連の記録動作が終了する。
ここで、スタ゛ツカ25は、図中矢印A方向に倒すこと
で、記録紙2の記録面を下にしてスタ・ソキングするフ
ェースダウンを行い、図中矢印B方向に倒すことで、記
録面を上にしてスタ・ンキングをするフェースアップを
行う位置の二状態を形成可能である。
次に、カラー熱転写記録について説明する。
記録紙2の給紙動作は給紙装置lから第二紙送りローラ
7まではモノクロ時と同様となり、第二紙送りローラ7
と第二紙押えローラ8にて座屈静止する。それと同時あ
るいは直後にステ・ンビングモータ9の回転が始まり、
一方、記録紙2(積載された記録紙を含む)は、フィー
ドローラ3より離間する。ステッピングモータ9を駆動
源に、紙送り歯車lOを経由して駆動力を得た第二紙送
りローラ7の反時計方向回転により、第3図(d)おお
び図中二点鎖線で示すポーズ状態のプラテン11とイン
クリボンカセット12に支持された熱転写インクリボン
13を介在し、ヘッド加圧バネ14により加圧力を付勢
される記録ヘッド15の間を通過し、さらに常時第一紙
送りローラ20に押圧されろ紙押え補助ローラ21の間
を経て、寅線の位置にて抑圧・回転する第一紙押えロー
ラ22の間に搬送される。更に記録紙2の先端が排紙ガ
イド23に案内され記録紙先端検出手段であるTOFセ
ンサ26の検出を得て、ステッピングモタ9の回転は停
止する。引き続き記録紙2上の記録開始位置を最小限に
抑えるため、ステッピングモータ9を逆転し、記録紙2
の先端を主紙搬送手段である第一紙送りローラ20と第
一紙押えロラ22の接触部まで紙戻しを行う0以上で記
録紙2の給紙動作は終了し、つぎに記録動作に移る。
これよりカラー記録が開始されるが、まず始めにカラー
の熱転写インクリボン13の頭出しを行う、カラー記録
用の熱転写インクリボン13には、熱溶融インクがイエ
ロー、マゼンタ、シアンの面順次で塗工されており、イ
ンク頭出しのため各色の境界には透明部を設け、各色の
頭の前記透明部にはそれぞれ異なった形状の黒色のマー
キングがほどこされており、これを反射型マーカーセン
サ27て検出してリボン頭出しを行う。リボン頭出し時
のリボン搬送は、第二の駆動手段である直流モータ28
の回転を、リボン減速歯車C29、リボン減速歯車D3
0、リボン歯車19に伝達し、記録速度以上の速度にて
巻取りを開始する。このリボン頭出し時には、主紙搬送
手段であるステッピングモータ9からの駆動伝達の輪列
は解除される。
一色目のリボン頭出しが終了すると、ポーズ状態が第3
図(c)の状態に移り、記録ヘッドへの通電が始まり一
色目の記録が開始される。この時、熱転写インクリボン
13の搬送は、ステッピングモータ9により伝達される
。なお記録中には、直流モータ28からの駆動伝達の輪
列は、解除されている。
一色目の記録が終了すると、第3図(d)の状態に移り
紙戻しが始まり、記録紙2の先端がT。
Fセンサ26を通過し、−色目の記録開始位置まで戻さ
れるとステッピングモータ9の回転は停止するが、紙戻
し動作と同時に熱転写インクリボン13の二色目頭出し
が実行される。この後、ボズ状態は第3図(clの状態
に戻り二色目記録に移る。以降同様にして、3色目の記
録が実行する。このようにして3色面順次の記録が終了
すると、第3図(a)の状態に移りモノクロ記録と同様
な記録紙2の排紙動作が実行されカラー記録が終了する
以上述べてきたように、リボン搬送に関する第一の駆動
手段は記録時に、第二の駆動手段はカラー記録時におけ
るリボン頭出しに使用する。
また、本熱転写プリンタは熱転写インクリボン13の収
容されたインクリボンカセット12を熱転写プリンタ本
体から脱離することにより、記録紙2として感熱紙を用
いた感熱記録も実行可能である。感熱記録は、前述のモ
ノクロ熱転写記録の熱転写インクリボン13を除いたも
のと同様なシーケンスにより行われる。
次に第1図の概略側面図を用いて、給紙装置]を詳しく
説明する。給紙装置1は、正逆回転するモータ51と、
モータ51の動力を伝える歯車57、歯車57と噛合し
、軸58に軸支された歯車59、歯車59と噛合し、連
通異形軸60に軸支された歯車61と、歯車61と噛合
し、前記歯車59と併置して軸58に軸支された歯車6
2等からなる伝達手段52と、また歯車61から動力を
得て回転するフィードローラ3と、フィードロラ3に、
ストッカ53に積載された記録紙2を抑圧または解除さ
せる押圧解除手段54、該押圧解除手段54は、記録紙
2の送り方向左右に2連のホッパ63とホッパ63に連
架される連通軸64と、連通軸64の両端部付近に張着
されるばね65等からなり、押圧解除手段54の押圧、
解除の切り換えを、前記歯車62に一部噛合して行なう
押圧解除切り換え手段56から主に構成されている。
次に給紙動作について説明する。まずモータ51が反時
計方向に回転し、歯車57、歯車59歯車61、歯車6
2へと動力を伝達する。歯車61からは、フィードロー
ラ3へ動力を伝達するが、歯車61の度当り部61a、
61bと連通異形軸60のビンで突出させた度当り部6
6からなる遅延部によって1回転開始時の動力伝達を遅
延させるようになっている6歯車16の反時計方向回転
において、度当り部61a、61bが図中点鎖線位置か
らハツチング位置まで回転するθ度量は、連通異形軸6
0に動力を伝達しない。その間、歯車61は、歯車62
に動力を伝達し、歯車62は、時計方向に回転する。さ
らに歯車62は、一部に歯部を有してばね67で付勢さ
れる押圧解除切り換え手段56の歯部56bと噛合し、
押圧解除切り換え手856を02度反時計方向に回転さ
せる。押圧解除切り換え手段56の56c部は、連通軸
64と当接していた状態(二点鎖線で示す)を解除する
。連通軸64が連架されていたホッパ63は、連通軸6
4の両端に張着されていたば965によって、記録紙2
を介して、フィトローラ3に押圧する。
さらにモータ5Jが回転することにより、歯車61の度
当り部61aが、連通異形軸60の度当り部66と当接
し、連通異形軸61の異形部に嵌合されたフィードロー
ラ3が反時計方向に回転し、フィードローラに当接する
記録紙2を他の積載された記録紙2から、分離爪68で
分離させ、紙ガイド4の上面に沿わせて、給紙さセる。
さら(二記録紙2は、紙ガイド4の上面とオーバーラン
プする紙経路選択板5を押上げ、記録紙2の検出手段で
あるBOFセンサ6を通過後、静止かつ押圧状態の第二
紙送りローラ7と第二紙押えロラ8に衝突し、若干座屈
状態で静止し、記録紙2の先端の平行出しを行なう。そ
れと同時あるいは直後に、ステッピングモーフ9(第2
図に示す)の回転が始まり、一方記録紙2(積載された
記録紙2を含も)は、フィードローラ3により離間させ
る。この動作を詳しく説明する。
モター51は、前記とは逆の時計方向に回転する。伝達
手段52の歯車57、歯車59、歯車61に動力を伝達
する。歯車61は時計方向に回転し、遅延部の度当り部
61bが、連通異形軸60の度当り部66に当接するま
で、連通異形軸60に動力を伝えずに回転する。歯車6
1は、歯車62を反時計方向に回転させ、歯車62は押
圧解除切り換え手段56の歯部56bと噛合し、押圧解
除切り換え手段56を02度時計方向に回転させる。押
圧解除切り換え手段56の56c部は、連通軸64をば
ね65に抗して、図面左側に移動させ、連通軸64に連
架しているホッパ63をフィードローラ3より押圧解除
させる。
次に第4図、第5図、第6図の動作図により。
押圧解除切り換え手段56の動作についてさらに詳しく
説明する。第4図(A)は、初期設定位置を示しており
、モータ51(第1図に示す)が反時計方向に回転する
ことにより、伝達手段52の歯車62は、時計方向に回
転する。押圧解除切り換え手段56は、連通軸64を介
して、ばね65(第1図に示す)により、歯車62に押
圧されているため、歯部56aが歯車62と噛合して、
まず△ρ太線矢視方向に移動した後、反時計方向に回転
する。第5図は、その回転途中を示している。第6図(
A)は、押圧解除切り換え手段56の切り換え後の状態
を示している。この状態で、さらに歯車62は回転し、
フィードローラ3(第1図に示す)が回転して給紙を行
なう。押圧解除切り換え手段56は、ばね67によって
歯車62に、軽く押し付けられており、歯車62の回転
によって、歯部凹凸にそって、△θ3の回転角で振動す
る。本発明では、この振動をできるだけ小さくおさえる
ために、押圧解除切り換え手段56の回動軸受部5.6
 dを62分長くしだ長溝にしている。これにより押圧
解除切り換え手段56は、図面略右方向に移動し、△θ
3が小さ(なっている。第6図Bは、△iを設けない場
合である。この場合、△θ3〈△θ4となり、歯車62
の回転により、押圧解除切り換え手段56の振動、振動
音が大きくなっている。
次にモータ51(第1図に示す)が時計方向に回転して
、押圧解除手段54(第1図に示す)が解除される場合
について説明する。第6図(A)において、歯車62は
反時計方向に回転し、ばね67によって押圧されている
押圧解除切り換え手段56の歯部56bと噛合し、まず
△i図図面略右方向細線で示す)に移動させた後、時計
方向に回転させる。第5図は、その回転途中を示してい
る。第4図Aは、押圧解除切り換え手段56の切り換え
終了状態を示している。モータ51には、この状態にす
るために所定の時間通電させる。バラツキ等を考慮し、
若干長めに通電させるが、その時、押圧解除切り換え手
段56は、歯車62の歯部凹凸によって、△θ5の回転
角で振動する。
前述の如く押圧解除切り換え手段56の回動軸受部56
dを62分長くしだ長溝にすることによって、八〇、を
小さくしている。第4図Bは、6℃を設けない場合であ
る。この場合、△θ、〈△θ6となり、歯車62の回転
により、押圧解除切り換え手段56の振動、振動音が大
きくなっている。
次に第7図の動作図により、押圧解除切り換え手段56
への動力伝達方法の異なる他の実施例を説明する。
歯車62は、歯車61と噛合する歯部(図示してない)
とともに、ゴム等の摩擦係数の高い弾性体62aが圧入
または接着等されている。
第7図(A)、(B)、(C)にそって動作説明する。
第7図(A)は、初期設定位置を示しており、モータ5
1 (第1図に示す)が反時計方向に回転することによ
り、伝達手段52の歯車62は、時計方向に回転する。
押圧解除切り換え手段56は、連通軸64を介しで、ば
わ65(第1図に示す)により、歯車62の弾性体62
aに押圧されているため、歯部56aが、弾性体62a
に喰い込み、反時計方向に回転する。第7図(B)は、
その回転途中を示している。第7図(C)は、押圧解除
切り換え手段56の切り換え後の状態を示している。こ
の状態で、さらに歯車62は回転し、フィードローラ3
(第1図に示す)が回転して給紙を行なう。押圧解除切
り換え手段56は、ばね67によって、歯車62の弾性
体62aに、軽く押しつけられながら接している。
次にモータ51(第1図に示す)が時計方向に回転して
、押圧解除手段54(第1図に示す)が解除される場合
について説明する。第7図(C)において、歯車62は
、反時計方向に回転し、ばわ67によって押圧されてい
る押圧解除切り換え手段56の歯部56bに喰い込み、
時計方向に回転させる。第7図(B)は、その回転途中
を示している。第7図(A)は押圧解除切り換え手段5
6の切り換え終了状態を示している。モータ51には、
この状態にするために、所定の時間通電させる。バラツ
キ等を考慮し、若干長めに通電させるが、その時、押圧
解除切り換え手段56は、歯車62の弾性体62aとす
べりながら、その位置を維持する。また歯車62が停止
した後も、弾性体62aに押しつけられながら、その位
置を維持する6 次に第8図の動作図により、押圧解除切り換え手段56
への動力伝達方法の異なるさらに他の実施例を説明する
第7図において、押圧解除切り換え手段56は、動力伝
達部が、ゴム等の摩擦係数の高い弾性体56eが接着等
されている。また伝達手段52による動力伝達は、前述
した第7図の歯車62と同しものが使われている。
第8図(A)は、初期設定位置を示しており、モータ5
1 (第1図に示す)が反時計方向に回転することによ
り、伝達手段52の歯車62は、時計方向に回転する。
押圧解除切り換え手段56は、連通軸64を介して、ば
ね65(第1図に示す)により、歯車62の弾性体62
aに押圧されているため、摩擦により、反時計方向に回
転する。第8図(B)は、その回転途中を示している。
R,+R,>Lより、△L=R1+R,−Lの変形をし
ながら回転する。第8図(C)は、押圧解除切り換え手
段56の切り換え後の状態を示している。この状態で、
さらに歯車62は回転し、フィードローラ3(第1図に
示す)が回転して給紙を行なう。押圧解除切り換え手段
56は、ばね67によって歯車62の弾性体62aに軽
く押しつけられながら接している。
次にモータ51 (第1図に示す)が時計方向に回転し
て、押圧解除手段54(第1図に示す)が解除される場
合について説明する。第8図(C)において、歯車62
は、反時計方向に回転し、ばね67によって押圧されて
いる押圧解除切り換え手段56を弾性体62aとの摩擦
により、時計方向に回転させる。第8図(B)は、その
回転途中を示している6第8図(A)は、押圧解除切り
換え手段56の切り換え終了状態を示している。モタ5
1には、この状態にするために、所定の時間21!電さ
せる。バラツキ等を考慮し、若干長めに通電させるが、
その時、押圧解除切り換え手段56は、歯車62の弾性
体62aとすべりながら、その位置を維持する。また歯
車62が停止した後も、弾性体62aに押しつけられな
がら、その位置を維持する。
さらに他の実施例として、第8図に示す押圧解除切り換
え手段56と第4図に示す伝達手段52の歯車62との
組合せにして、前述同様の動作をさせることもできる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように1本発明は、正逆回転するモータ
と、その動力を伝達する伝達手段と、それによって回転
するフィードローラと、フィードローラに記録紙を押圧
、解除させる押圧解除手段と、さらに前記モータの正逆
回転に準じて押圧解除切り換えを行なう押圧解除切り換
え手段よりなる構成にすることによって、駆動源をモー
タひとつとし、検出器等不要として部品を削減すること
ができる。また、構成が非常に簡羊であることから、安
価で、信頼性の高い給紙装置を提供することができる。
また、伝達手段とフィルトローラ間に遅延部を設けるこ
とによって、押圧解除切り換え時に、フィードローラへ
の動力伝達がなくなり、フィードローラによる不要な給
紙動作を廃し、信頼性の高い給紙装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の給紙装置の概略側面図。 第2図は、給紙装置の組み込まれた熱転写プリンタの概
略側面図。 第3図は、その熱転写プリンタのポーズ状態図。 第4図(a)(b)、第5図、第6図(a)(b)は、
それぞれ給紙装置の押圧解除切り換え手段の1実施例を
示す動作図。 第7図(a)(b)(c)は、それぞれ給紙装置の押圧
解除切り換え手段の他の実施例を示す動作図。 第8図(a)(b)(c)は、それぞれ給紙装置の押圧
解除切り換え手段のさらに他の実施例を示す動作図。 第9図は、従来の給紙装置の概略側面図。 60・・・連通異形軸 61・・・歯車 62・・・歯車 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 喜三部(他1名)給紙装置 記録紙 フィードローラ モータ 伝達手段 押圧解除手段 押圧解除切り換え手段 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 (Q) 第6図(b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)正逆回転するモータと、該モータの動力を伝達する
    伝達手段と、該伝達手段から動力を得て回転するフィー
    ドローラと、該フィードローラに記録紙を押圧または解
    除させる押圧解除手段と、該押圧解除手段の押圧、解除
    の切り換えを、前記伝達手段より動力を得て行なう押圧
    解除切り換え手段からなることを特徴とする給紙装置。 2)押圧解除切り換え手段が、前記伝達手段と一部噛合
    する歯部を有し、さらに回動軸受部が長溝よりなること
    を特徴とする請求項1記載の給紙装置。 3)前記押圧解除切り換え手段と前記伝達手段のいずれ
    か一方、あるいは両者に、動力伝達のための弾性体を具
    備することを特徴とする請求項1記載の給紙装置。 4)前記モータの正逆回転切り換わり時に、前記伝達手
    段の動力を、前記フィードローラに遅延して伝達するよ
    う前記伝達手段と前記フィードローラ間に遅延部を設け
    たことを特徴とする請求項1、2、3記載の給紙装置。
JP11842890A 1990-05-08 1990-05-08 給紙装置 Pending JPH0416428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11842890A JPH0416428A (ja) 1990-05-08 1990-05-08 給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11842890A JPH0416428A (ja) 1990-05-08 1990-05-08 給紙装置

Publications (1)

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JPH0416428A true JPH0416428A (ja) 1992-01-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5419543A (en) * 1992-07-22 1995-05-30 Tokyo Electric Co., Ltd. Paper feeding apparatus for printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5419543A (en) * 1992-07-22 1995-05-30 Tokyo Electric Co., Ltd. Paper feeding apparatus for printer

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