JP4164194B2 - シート給送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数枚の原稿を順次送出するシート給送装置、及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写装置やファクシミリなどの画像読取装置について、図を用いて説明する。図15は全体構成を示す外観図、図16は画像読取部の側断面図、図17はストッパの動作を説明する図、図18は画像読取部の給送装置の上面図である。
【0003】
図15に示す画像読取装置100においては装置上部に画像読取部101を有し、その両側に給送トレイ102、排出トレイ103を有している。図16に示す如く画像読取部101の内部には給送トレイ102に続くシートガイド104、シートを給送する予備搬送ローラ105、シート上に乗る重錘106、シートを分離搬送する分離ローラ107、108、シートを読取手段113に搬送する搬送ローラ109、110が備えられている。分離ローラ107及び搬送ローラ109はレバー111に回転自在に取り付けられ、バネ112によって夫々分離ローラ108、搬送ローラ110に付勢されている。読取手段113で画像情報を読み取られたシートは排出ローラ114、115によって排出トレイ103に排出される。
【0004】
シートガイド104において、使用者が原稿の読み取りに際し、予備搬送ローラ105の停止状態でシート束を分離ローラ107、108まで一気に押し込んでしまうとシートを分離できなくなる。そこでシートガイド104には、給送トレイ102上に積載した原稿束を停止保持しておくために、分離ローラ107、108の上流側に図16に示す如きストッパ116を設け、シート束を分離ローラ107、108まで押し込めないように構成している。
【0005】
図17に示すように、ストッパ116はL字型の形状に形成され、シートガイド104に設けた溝104aから先端116aを突出するよう回動可能に構成されている。またストッパ116の下方にはカム117が当接しており、これが回転することによってストッパ116を回動させている。
【0006】
予備搬送ローラ105は一部に切り欠きを有する半月状の形状をなし、シートガイド104上のシートを一枚ずつ給送するものである。予備搬送ローラ105は図示しない駆動手段(好ましくはパルスモータ)から駆動軸118、ギヤ列G1、バネクラッチ119を介して連結されている。そしてバネクラッチ119に設けた制御環119aの係止部119bに係合する係止爪部材120をソレノイド121によって作動させることにより、予備搬送ローラ105は一回転制御する。このように構成することにより予備搬送ローラ105を上下動させる機構が不要であり、またDカット位置で確実に停止するため原稿載置時に引っかかることがない。
【0007】
そして原稿を読み取る際はストッパ116を退避させてシートの停止を解除し、予備搬送ローラ105を回転させてシート束から一枚ずつシートを取りだして分離ローラ107、108に給送し、重送されたシートを確実に分離しつつ下流に設けた読取手段113によりシートの画像情報を読み取って、図示しない画像形成手段によって記録シート上に画像を記録するように構成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例においてはソレノイドを使用するために生産コストがかさみ、また取り付けスペースを確保する必要があるなどの問題があった。またソレノイドから出ている束線があるため、ユニットの組立操作が煩雑になっていた。またソレノイド自体の消費電力が大きく、電源の容量を大きくする必要があり、電源のコストアップの要因となっていた。
【0009】
また予備搬送ローラ105は一回転制御を行っているため、ローラとシートが滑った場合、下流の分離ローラ107、108にシートが到達せず、搬送不良となってしまうという問題があった。
【0010】
そこで本発明は、ソレノイドを使わずに予備搬送ローラの回転方向の制御を行うと共に、コストダウン、小型化、組立性の向上を図った駆動装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る駆動装置及び画像形成装置の代表的な構成は、シートを搬送する非円形の第一搬送ローラと、前記第一搬送ローラにシート搬送方向の回転駆動を伝達する第一駆動伝達手段と、前記第一搬送ローラにシート搬送方向と逆方向の回転駆動を伝達する第二駆動伝達手段と、前記第二駆動伝達手段に設けられ駆動の断続を行う第一バネクラッチとを有し、前記第一バネクラッチの一方の端部を内部に突出させて前記第一搬送ローラに連結すると共に、前記第一バネクラッチの他方の端部を前記第一搬送ローラに対し所定の位相で外部に突出させ、前記外部に突出させた端部に当接し該第一バネクラッチが締まる方向の回転を規制する回転規制手段を設け、前記第一搬送ローラを逆方向に回転させることにより所定の位相に停止させることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る駆動装置及び画像形成装置の実施形態について、図を用いて説明する。図1は装置の外観斜視図、図2は画像形成装置の中央断面図、図3は装置の全体構成を説明する図、図4はカセットの平面図、図5は画像記録手段の斜視図、図6は下原稿フレームユニットの平面図、図7は予備搬送ローラユニットの構成図、図8は分離ローラユニットの構成図、図9はバネクラッチの動作を説明する図、図10は上原稿フレームユニットの平面図、図12はシート給送装置の動作を説明する図、図11は読取駆動ギアを説明する図、図13はストップバネの構成を説明する図、図14はストッパの初期化動作を説明する図である。
【0013】
(全体説明)
本実施形態においては、画像形成装置にインクジェット記録手段を有するファクシミリ装置を用いて説明する。図1に示すファクシミリ装置は、記録シートを供給する給送系Aと、画像記録手段としての記録系B、原稿に記載された画像を読み取るための読取系C、操作部Dから構成されている。
【0014】
記録シート2は、普通紙やプラスチックシート等及びその他の材質であって、インクを転写しうるものを用いることが可能である。本実施形態においてはB4サイズ又はA4サイズにカットされた普通紙を記録シート2として用いている。
【0015】
操作部Dは前記モード切換操作、コピー操作、送信操作、プリンタ操作等の操作を行うためのものであり、各種操作に応じたキーが設けられている。この操作部Dは、読取系Cにおける原稿搬送機構の上部に設けられており、装置本体7に対して図3に示す矢印e方向に回動可能に構成され、読取系Cの原稿13が搬送不良を起こしたとき、容易にジャム処理ができる構成となっている。なお、操作部Dの一方側には送信、受信を行う図示しない電話機のハンドセットが装備されている。
【0016】
(給送系)
給送系Aは図2に示すように給送カセット1に載置された記録シート2を、給送ローラ3と、これと対向する爪4とからなる分離手段によって一枚ずつ分離給送し、その記録シート2をフィードローラ対5によって記録系Bに供給する。給送ローラ3はシリコンゴムなどの摩擦係数の高い材質からなるローラであり、図示しない駆動源によって図1に示す矢印方向に回転することによって給送カセット1の最上部の記録シート2に搬送力が加えられる。
【0017】
また図4に示すように給送カセット1の両端には爪4が設けられており、記録シート2の左右端付近の搬送が阻止され、記録シート2は挫屈して上側に盛り上がる。この状態でさらに給送ローラ3により搬送すると変形した部分がはじけ、最上部の記録シート一枚のみを確実に分離することができる。その後記録シート2はフィードローラ対5によって記録手段である記録系Bへと送られる。
【0018】
さらに、記録系Bの手前近傍には、記録シート2の先端位置を検出するフォトセンサ、マイクロスイッチなどの先端検知センサ6が設けられている。給送カセット1は装置本体7に対して着脱可能に設けられており、図1に示すように装置本体7の所定位置に収納している。また上記給送ローラ3、フィードローラ対5、先端検知センサ6等は本体に設けられている。
【0019】
(記録系)
記録系Bは他の装置から伝送された画信号、或いは後述する読取系Cから伝送された画信号、或いは後述するコンピュータ等から出力されるデータに応じて、給送系Aより供給された記録シート2に画像を記録するものである。
【0020】
詳細には、記録系Bのプラテンローラ8により記録シート2を搬送し、前記画信号或いはデータに応じて、画像記録手段により画像を形成する。画像記録手段としてはインクを吐出して記録するインクジェット記録方式の記録ヘッドとインクタンクを一体化したディスポーザブルタイプのカートリッジ9を用いており、カートリッジ9の記録ヘッドより吐出されたインク滴が記録シート2に付着することにより画像が形成される。即ち、この記録ヘッドは微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備えている。
【0021】
このようなエネルギーを発生する手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱させ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方式、あるいは発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気変換体によって液体を加熱して液体を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等がある。その中でも熱エネルギーによって液体を吐出させるインクジェット記録方式に用いられる記録ヘッドは記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するための液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列する事が出来るために高解像度の記録をすることが可能である。さらに電気熱変換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッドはコンパクト化も容易であり、且つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十ニ分に活用でき、高密度実装化が容易であり、製造コストも安価なことから有利である。
【0022】
図5に示す如くカートリッジ9はキャリッジ21に搭載されて、記録シート2の幅方向に往復走査されることにより記録が行われる。このキャリッジ21にはモータ25によって駆動されるプーリ22に掛け渡された無端ベルト状のタイミングベルト23が連結しており、上記プーリ22を回転駆動させることで、キャリッジ21をガイドレール24に沿って往復移動される。また上記カートリッジ9に対向する位置には、記録シ−ト2を支持するためのプラテン20が設けられている。
【0023】
記録シート2の搬送量は、プラテンローラ8により制御される。ここで記録シート2がカートリッジ9近傍でたるむとカートリッジ9に擦れてしまうため、排出ローラ10a、拍車10bによる送り量はプラテンローラ8による搬送量より数パーセント多くなる様に設定している。本実施例ではプラテンローラ8が一回転すると排出ローラ10aも一回転するよう設計されている。そのため、排出ローラ10aのローラ径をプラテンローラ8より数パーセント大きくし、搬送量が多くなるようにしている。搬送力は排出ローラ10a、拍車10bによるものよりプラテンローラ8によるものの方を大きくしている。従って、2種類のローラ対に保持された状態では記録シート2は排出ローラ10a、拍車10b部で若干滑りながら搬送されている。
【0024】
所定の画像を形成した記録シート2は排出ローラ10a、拍車10bによりさらに矢印a方向に搬送し、排出ローラ対11によって機外に排出、積載される。上記排出ローラ10a、拍車10b、排出ローラ対11は夫々装置本体7に設けられている。また図3に示すように、記録カバー12を矢印c方向に解放することで、カートリッジ9がキャリッジ21から矢印d方向に着脱可能に構成されている。
【0025】
(読取系)
読取系Cは原稿13に光を照射してその反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モードを通じて他の装置に伝送し、又は自己の記録系Bに伝送するものである。図1において、シート積載手段である原稿トレイ15に原稿13を複数枚載置し、この原稿13を第二搬送ローラである分離ローラ16a及びこれに圧接する圧接片16bによって一枚ずつ分離給送し、その原稿13を第三搬送ローラである搬送ローラ17a、17b及び排出ローラ18a、18bによって搬送して装置外に排出するように構成している。そして前記原稿13が搬送される間にコンタクトセンサなどの光電変換素子19で構成される読取部にて画信号を読み取り、その画信号をコピーモードの場合には自己の記録系に伝送し、送信モードの場合は他の装置の記録系に伝送するよう構成している。
【0026】
図6に示すように、装置本体7の下原稿フレーム26には上記原稿トレイ15、分離ローラ16aを含む分離ローラユニット27、予備搬送ローラユニット32、第一アイドラギア37、第二アイドラギア38、搬送ローラ17a、排出ローラ18a、光電変換素子19が取り付けられている。
【0027】
図7(a)に示すように、分離ローラユニット27の分離ローラ軸31にはモールド部分31aが圧入されており、常に分離ローラ軸31と一体に回転する。この分離ローラ軸31の一端にギア28が摺動可能に嵌入され、これとモールド部分31aを挟んで反対側に分離ローラ16aが摺動可能に嵌入されている。また分離ローラ軸31の他端にはギア30が嵌合されており、その嵌合部分はD字形状に形成されて分離ローラ軸31と一体で回るようになっている。従って図7(b)に示すように組み合わされた状態では第二バネクラッチ29がギア28、モールド部分31a、分離ローラ16aにかかり、ギア28の駆動力を分離ローラ軸31と分離ローラ16aに夫々独立に伝達し得るよう構成されている。
【0028】
第二バネクラッチ29はギア28、モールド部分31a、分離ローラ16aにかかっており、ギア28を図に示す矢印f方向に回転させた際、ギア30と分離ローラ16aが駆動されるような巻方向となっている。またギア28を同じく矢印f方向に回転し、かつより速い速度で分離ローラ16aを回転させた場合には、第二バネクラッチ29が緩んでギア30は駆動されない。さらに、ギア28を矢印g方向に回転した場合には、第二バネクラッチ29が緩むために、分離ローラ16a、ギア30は駆動されない。
【0029】
図8に示すように、予備搬送ローラユニット32は、駆動被伝達側の軸である予備搬送ローラ軸35に第一搬送ローラである予備搬送ローラ33を嵌入し、一端に駆動伝達側の軸であるクラッチ軸34を挿入すると共に、他端にギア35cを設けている。予備搬送ローラ軸35とクラッチ軸34とのつなぎ部分には第一バネクラッチ36が挿入されている。第一バネクラッチ36は図8(b)に示す如く一方の端部36aを内周側に曲げ起こし、他方の端部36bを外周側に曲げ起こしている。この端部36bと対応する位置に、後述する回転規制手段である振子55が設けられている(図14参照)。
【0030】
ここで予備搬送ローラ軸35には切欠35aが設けられており、内周側の端部36aがこの切欠35aに挿入される。一方外周側の端部36bは予備搬送ローラ33内周に設けた溝33aに入り込み、回転方向の位相が合うように構成されている。第一バネクラッチ36の巻方向は、クラッチ軸34を図に示す矢印g方向に回転させた際は締まって予備搬送ローラ軸35も回転し、矢印f方向に回転させた際は緩んで予備搬送ローラ33に駆動を伝達しない方向となっている。
【0031】
予備搬送ローラ33は図8(c)に示す如くカム形状となっており、また対向する位置に付勢手段54aによって付勢される予備搬送押圧板54を有している。従って予備搬送ローラ33が回転するとその位相によって搬送したり、搬送路を解放したりするよう構成されている。また予備搬送ローラ軸35は図8(d)に示す如くD字形状となっており、図6に示す如く停止手段であるストップバネ39が付勢されて所定の位相にて停止し得るよう構成されている。
【0032】
図9は図6の矢印j方向から見た図であって、駆動ギアを示している。図示しない駆動手段はギア49、ギア50を駆動し、ギア50はギア51を駆動する。ギア49には排出ローラ軸57(図6参照)から図示しないワンウェイクラッチを介して排出ローラ18aに接続されており、搬送方向(矢印k方向)に回転した際に駆動を伝達し、逆方向(矢印l方向)に回転した際には駆動を伝達しない。
【0033】
ギア50の軸穴はD字形状になっており、搬送ローラ軸56(図6参照)を駆動する。ギア50はギア51に駆動を伝達し、このギア51の軸穴もD字形状になっており、図6に示す伝達軸52を介してギア53を駆動する。
【0034】
図10に示すように、装置本体7の上原稿フレーム40には分離ローラ16aと対になっている圧接片16b、圧接片16bを分離ローラ16aに押圧している分離バネ16cがが取り付けられている。また上原稿フレーム40には原稿が挿入されたことを検出するDSアクチュエータ41、読取開始のタイミングを検出するDESアクチュエータ42が軸支されている。これらのアクチュエータが遮るフォトインタラプタは図示しないオペレーションパネルの基板の裏面に実装されており、オペレーションパネルを取り付けたときに機能するよう構成されている。
【0035】
また上原稿フレーム40には搬送ローラ17aに対向する搬送コロ17b、搬送コロ短44、ストッパコロ45が搬送コロ軸43によって軸支されている。さらにストッパコロ45の回転時には回動可能に取り付けられたストッパ46が接触するように構成されている。排出ローラ18aに対向する排出コロ18bは排出コロ軸47に軸支されている。これら搬送コロ軸43、排出コロ軸47は軸押圧バネ48によって押圧され、該軸押圧バネ48は上原稿フレーム40と上原稿ステイ40aとの間に挟まれる形で固定されている。
【0036】
(動作)
次に、図11乃至図14を用いて、読取系のシート給送装置の動作について説明する。図11(a)の矢印m方向に複数枚の原稿が挿入されると、DSアクチュエータ41がONとなった後、原稿の先端がストッパ46に当接する。その後オペレーションパネル上で読取開始の指示を出すと上記ギア49〜51を介して駆動が伝達され、予備搬送ローラ33、分離ローラ16a、搬送ローラ17aが矢印f方向に回転し、搬送ローラ17aに付勢されたストッパコロ45が矢印g方向に回転する。これによりストッパ46が回動し、積載されたシートをさばきながら搬送路を解放する。
【0037】
図12(a)に示すようにギア51から伝達軸52に駆動力が伝達されると、第二バネクラッチ29が締まって分離ローラ16aに搬送方向(矢印f方向)の駆動が伝達される。同時に第二バネクラッチ29によってモールド部分31aから分離ローラ軸31に駆動が伝達され、ギア30及び第二アイドラギア38を介して予備搬送ローラ軸35端部のギア35cに駆動が伝達され、予備搬送ローラ33が搬送方向に回転する(矢印f方向)。すなわち予備搬送ローラ33の第一駆動伝達手段は、分離ローラ軸31、第二アイドラギア38、ギア35cから構成されている。
【0038】
このときギア28から第一アイドラギア37を介してクラッチ軸34に駆動が伝達されるが、第一バネクラッチ36は緩む方向であるためこれを介しては駆動が伝達されない。また第一バネクラッチ36は端部36aを予備搬送ローラ軸35の切欠35aに挿入していることから予備搬送ローラ軸35と共に回転するため、ここで図14(a)に示す如く、第一バネクラッチ36の外周側の端部36bと対応する位置には、回転規制手段である振子55が配置されており、端部36bが振子55に当接する。しかし振子55は先端に傾斜面55aを有し、図14(b)に示す如く回動して逃げるため、これに遮られることなく第一バネクラッチ36は回転することができる。
【0039】
そしてシートの搬送が開始され、分離ローラ16aと圧接片16b(図10参照)とによって一枚ずつ分離されて、搬送ローラ17aへと送られる。このとき図12(b)に示すように、分離ローラ16aの送り速度はジャム防止のために搬送ローラ17aの送り速度よりも遅く設定しており、分離ローラ16aがシートに従動してギア28よりも速く回転する。すると第二バネクラッチ29が緩んで分離ローラ軸31は解放され、分離ローラ16aは搬送されるシートに負荷をかけることなく搬送ローラ17aと等しい速度で回転する。
【0040】
また図12(b)において第二バネクラッチ29は緩んだ状態にあるため分離ローラ軸31にはほとんど駆動力が伝達されないが、わずかな空転トルクが生じており、ギア30、第二アイドラギア38を介して予備搬送ローラ33に駆動が伝達してしまう。しかし本実施形態においては、図13に示すように、ストップバネ39が予備搬送ローラ軸35の平面部35bに入って回転方向に対し抵抗となり、予備搬送ローラ33はへこみ部が搬送路(矢印p方向)に向いた状態で停止する。これにより、搬送ローラ17aによって原稿が搬送される際には必ず予備搬送ローラ33と予備搬送押圧板54との間が解放状態となり、負荷がかかることなくシートを搬送することができ、画像の乱れを生じるおそれがない。
【0041】
一方シート後端が分離ローラ16aを抜けると、再び第二バネクラッチ29が締まって分離ローラ16aはギア28から伝達される駆動力によって回転することとなる。すると同時にモールド部分31aを介して分離ローラ軸31にも駆動が伝達されることとなり、図12(a)に示すように予備搬送ローラ33にも再び駆動が伝達される。
【0042】
DESアクチュエータ42(図10参照)が原稿を検知すると、光電変換素子19によって画像情報が読み取られ、そして排出ローラ18aによって排出される。この後、DSアクチュエータ41が原稿を検知していれば上記動作を繰り返し、順に画像読取が行われる。またDSアクチュエータ41が原稿を検知しておらず、かつDESアクチュエータ42が原稿の検知を失うと、一連の画像読取が終了したと判断し、初期化動作を行う。
【0043】
初期化動作は、駆動手段を逆転させることにより行う。図12(c)に示すように駆動手段を逆転させると、第二バネクラッチ29が緩んで分離ローラ16aへの駆動伝達が切られると共に、第一バネクラッチ36が締まって予備搬送ローラ33に搬送方向と逆方向(矢印g方向)の駆動が伝達される。すなわち予備搬送ローラ33の第二駆動伝達手段はギア28、第一アイドラギア37、クラッチ軸34を介し、第一バネクラッチ36から構成されている。
【0044】
ここで図14(c)に示す如く、振子55の下端には、回動規制手段であるリブ55bを設けている。従って予備搬送ローラ33が搬送方向と逆方向(矢印g方向)に回転して端部36bが振子55に突き当たると、振子55はリブ55bに突き当たって回転できなくなる。
【0045】
すると第一バネクラッチ36は回転力によって緩み、図12(d)に示すようにクラッチ軸34と予備搬送ローラ軸35の間の駆動は切られて、予備搬送ローラ33は静止する。このとき、第一バネクラッチ36の端部36aは、図8に示したとおり予備搬送ローラ33との位相関係が一定であるため、予備搬送ローラ33は必ずへこみ部が搬送路(図14(c)の矢印p方向)に向いた状態で停止する。また同時に予備搬送ローラ軸35の平面部35bとストップバネ39とが噛み合うため、第一バネクラッチ36の端部36bと予備搬送ローラ33のへこみ部との位相が製造上の精度により多少ずれていても、予備搬送ローラ33を矢印p方向に静止させることができる。
【0046】
これにより、次に原稿を挿入する際に、かならず予備搬送ローラ33と予備搬送押圧板54が解放されていることになり、原稿が引っかかることなく、容易に且つ円滑にストッパ46に到達させることができる。
【0047】
また図11(b)に示す如く、駆動手段が逆転すると搬送ローラ17aが矢印g方向に回転するため、ストッパコロ45が矢印f方向に逆転する。そしてストッパ46に突き当たるが、ストッパ46はこの方向には回転しないためにストッパコロ45も回転を停止し、搬送ローラ17aとストッパコロ45はスリップする。これにより、ストッパ46は必ず下に下りた状態にあり、原稿が挿入された際に原稿搬送路を塞ぐ位置にあり、原稿が無理に分離部につっこまれることがない。
【0048】
【発明の効果】
以上説明した如く、本出願に係る駆動装置及び画像形成装置においては、伝達側及び被伝達側の軸の間で駆動力を伝達するバネクラッチの一端を外側に突出させ、該端部に当接する突当て部材を設けて、バネクラッチが締まる方向に回転した際は突当て部材に当接して緩み、バネクラッチが緩む方向に回転した際は突当て部材が逃げるよう構成したことたことにより、ソレノイドを使用することなく第一搬送ローラの回転方向の制御を行うことができ、生産コストの低減、装置の小型化及び組立性の向上を図ることができる。
【0049】
また被伝達側の軸の一部に平面部を設けこれに付勢する停止手段設けたことにより、バネクラッチの端部の位置と第一搬送ローラの凹凸面とに位相ずれが生じていた場合にも、確実に所定の位相に停止させることができる。
【0050】
また第二バネクラッチを設け、シートが下流側のローラに達するまで第一搬送ローラの駆動が着られないよう構成したことにより、第一搬送ローラを一回転制御した際に下流側に配置した搬送ローラにシートが達しない場合であっても、搬送不良を起こすことなく確実に搬送を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の外観斜視図である。
【図2】画像形成装置の中央断面図である。
【図3】装置の全体構成を説明する図である。
【図4】カセットの平面図である。
【図5】画像記録手段の斜視図である。
【図6】下原稿フレームユニットの平面図である。
【図7】予備搬送ローラユニットの構成図である。
【図8】分離ローラユニットの構成図である。
【図9】バネクラッチの動作を説明する図である。
【図10】上原稿フレームユニットの平面図である。
【図11】読取駆動ギアを説明する図である。
【図12】シート給送装置の動作を説明する図である。
【図13】ストップバネの構成を説明する図である。
【図14】ストッパの初期化動作を説明する図である。
【図15】全体構成を示す外観図である。
【図16】画像読取部の側断面図である。
【図17】ストッパの動作を説明する図である。
【図18】画像読取部の給送装置の上面図である。
【符号の説明】
A …給送系
B …記録系
C …読取系
D …操作部
1 …給送カセット
2 …記録シート
3 …給送ローラ
4 …爪
5 …フィードローラ対
6 …先端検知センサ
7 …装置本体
8 …プラテンローラ
9 …カートリッジ
10a …排出ローラ
10b …拍車
11 …排出ローラ対
12 …記録カバー
13 …原稿
15 …原稿トレイ
16a …分離ローラ
16b …圧接片
16c …分離バネ
17a …搬送ローラ
17b …搬送コロ
18a …排出ローラ
18b …排出コロ
19 …光電変換素子
20 …プラテン
21 …キャリッジ
22 …プーリ
23 …タイミングベルト
24 …ガイドレール
25 …モータ
26 …下原稿フレーム
27 …分離ローラユニット
28 …ギア
29 …第二バネクラッチ
30 …ギア
31 …分離ローラ軸
31a …モールド部分
32 …予備搬送ローラユニット
33 …予備搬送ローラ
33a …溝
34 …クラッチ軸
35 …予備搬送ローラ軸
35a …切欠
35b …平面部
35c …ギア
36 …第一バネクラッチ
36a …端部
36b …端部
37 …第一アイドラギア
38 …第二アイドラギア
39 …ストップバネ
40 …上原稿フレーム
40a …上原稿ステイ
41 …DSアクチュエータ
42 …DESアクチュエータ
43 …搬送コロ軸
44 …搬送コロ短
45 …ストッパコロ
46 …ストッパ
47 …排出コロ軸
48 …軸押圧バネ
49 …ギア
50 …ギア
50a …軸穴
51 …ギア
51a …軸穴
52 …伝達軸
53 …ギア
54 …予備搬送押圧板
54a …付勢手段
55 …振子
55a …傾斜面
55b …リブ
56 …搬送ローラ軸
57 …排出ローラ軸

Claims (4)

  1. シートを搬送する非円形の第一搬送ローラと、前記第一搬送ローラにシート搬送方向の回転駆動を伝達する第一駆動伝達手段と、前記第一搬送ローラにシート搬送方向と逆方向の回転駆動を伝達する第二駆動伝達手段と、前記第二駆動伝達手段に設けられ駆動の断続を行う第一バネクラッチとを有し、前記第一バネクラッチの一方の端部を内部に突出させて前記第一搬送ローラに連結すると共に、前記第一バネクラッチの他方の端部を前記第一搬送ローラに対し所定の位相で外部に突出させ、前記外部に突出させた端部に当接し該第一バネクラッチが締まる方向の回転を規制する回転規制手段を設け、前記第一搬送ローラを逆方向に回転させることにより所定の位相に停止させることを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記所定の位相とは、シート搬送面に該第一搬送ローラの円周方向で最も小さい径を有する部位を対向させる位相であることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記第一搬送ローラの軸に平面部を設け、該平面部に付勢し前記第一搬送ローラを前記所定の位相で停止させる停止手段を有することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  4. 前記第一駆動伝達手段は前記第一搬送ローラよりもシート搬送方向下流側に配置された第二搬送ローラと、該第二搬送ローラと前記第一駆動伝達手段の両方を同時且つ独立に駆動の断続を行う第二バネクラッチとを有するものであって、前記第二搬送ローラよりもシート搬送方向下流側に該第二搬送ローラよりも高速に回転駆動される第三搬送ローラを有し、前記第二搬送ローラが前記第三搬送ローラによって搬送されるシートに従動することにより前記第二バネクラッチから第一駆動伝達手段への駆動伝達が略切断されると共に、前記停止手段によって前記第一搬送ローラを所定の位相で停止させることを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
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