JPH04163110A - 表皮一体発泡シートの製造方法 - Google Patents

表皮一体発泡シートの製造方法

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JPH04163110A
JPH04163110A JP2289276A JP28927690A JPH04163110A JP H04163110 A JPH04163110 A JP H04163110A JP 2289276 A JP2289276 A JP 2289276A JP 28927690 A JP28927690 A JP 28927690A JP H04163110 A JPH04163110 A JP H04163110A
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JP
Japan
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pad
skin
skin material
melting
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP2289276A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Nishioka
西岡 春夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04163110A publication Critical patent/JPH04163110A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両等における表皮一体発泡シートに閏(
る。
(従来の技術) 従来、この種の表皮一体発泡シート、例えば車両用シー
ト1の例えばシートクツション2はシートカバー表皮4
とメインパッド7とからなり、このシートカバー表皮4
は第5図に示すように例えばファブリック等の表皮材5
の裏面にスラブウレタン等のカバーパッド6が接着剤等
により接着されてラミネート成形され、このシートカバ
ー表皮4は所定の形状に縫製されて第3図に示すように
成形下型10の型面10aに沿って添設し、しかる後、
メインパッド7の発泡剤8を注入し、発泡・硬化するこ
とで一体成形されていた。しかしながら、この発泡成形
においては発泡過程で発泡剤8がカバーパット6に含浸
されて含浸1@6aが形成され、このため乗員が着座す
ると違和感を生ずることから、第6図に示すようにカバ
ーパッド6の裏面側にウレタンフィルム9等を接着等し
て発泡・硬化時に発泡剤8の浸透することを防止してい
た。
(解決しようとする課題) しかしながら、この従来の方法ではウレタンフィルム9
を必要とするとともに、これをシートカバー表皮4にラ
ミネートする工程を必要とするためコスト高となる問題
点があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもの
で、上記従来のウレタンフィルムおよびそのラミネート
工程を省略することができるとともに、発泡剤の浸透を
防止することのできる表皮一体発泡シートの製造方法を
提供することにある。
(11題を解決するための手段) 本発明は、上記技術課題を解決するため、表皮材とカバ
ーパッドとからなるシートカバー表皮を成形下型の片面
に添設してメインパッドの発泡剤を注入して発泡・硬化
して表皮一体発泡シートの製造方法において、前記表皮
材とカバーパッドとを接着する工程で、カバーパッドの
表皮材接着側の面を熱溶融して圧締めロールにより圧締
め接着する一方、同カバーパッドの背面側を同時に熱溶
融して前記圧締めロールにより不通気性の溶l!層を同
時成形する構成とした表皮一体発泡シートの製造方法に
存する。
(作 用) 上記構成としたことにより、メインパッドの発泡・硬化
過程で溶融層により発泡材がカバーパッドに浸透するこ
とを閉止するように機能する。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面にしたがって説明すると
、図中11はシートカバー表皮4の製造装置であって、
該装置11はカバーパッド6の表裏を溶融する溶融部1
2と表皮材5とカバーパッド6とを圧締接着する圧締ロ
ール部17とこの溶融部12と圧締O−ル部17との間
には表皮材供給部19が配設されている。
この溶融部12は上部溶融部13と下部溶融部14とが
設けられ、上部溶融部13には例えば1列状に複数の溶
融バーナー15が配設され、また、下部溶融部14には
溶融バーナー15と対向状に例えば2列状に複数の溶融
バーナー16がそれぞれ配設され、両溶融バーナー15
.16間をカバーパッド6が通過可能に設けられている
。また、圧締ロール部17は上下一対のローラ18がそ
の間隔を調整可能に設けられている。また、表皮材供給
部19は表皮材5をロール状にした表皮材ロール20を
着脱可能に設けられ、かつ圧締ロール部17側へ繰出し
可能に設けられている。
このように設けられた装置f11によりシートカバー表
皮4を成形するには、先ず、溶融部12ヘカバーバツド
6の原反を供給する。このカバーパッド6は第2図(イ
)に示すように、その断面は多数のセル6aが結合され
た状態にあって、これに各セル6a@には気孔6bが介
在されて通気可能な断面を有している。この様なカバー
パッド6が溶融部11へ供給されると、その供給上面6
A側は上部溶融部13により表皮材5と接着可能な程度
に溶融され、また、供給下面6B側は下部溶融部14の
2列の溶融バーナー16により所定の厚さ部分りのセル
6aが溶融mされて下面6B側の気孔6bが閉止可能な
程度に溶融される(第2図(ロ)参照)。この様にして
上下面がそれぞれ連続的に溶融されて圧締ロール部17
へ供給される。この圧締ロール部17においてはその上
方に配設された表皮材供給部19に取り付けられた表皮
材ロール20より表皮材5が繰出されて同表皮材5はカ
バーパッド6とともに圧締O−ル部17の上下のロール
18により挟圧されてカバーパッド6の上面6A側は表
皮材5と溶融接着され、また、下面6B側の溶融m部分
は挟圧されることで薄肉状の溶融12Mに成形されて表
皮材5とカバーパッド6とのラミネートシート4Aが成
形される(第2図(ハ)参照)。このように形成された
ラミネートシート4Δはその下面6Bに溶融層Mを有す
ることから不通気性を有している。このように成形され
たラミネートシート4Aは所定形状の表皮ピースに裁断
され、これを縫製することで所定の形状のシートカバー
表皮4が形成される。
かくして形成されたシートカバー表皮4は従来と同様に
成形下型10の型面10aに沿って添設し、しかる後、
メインパッド7の発泡剤8を注入し、発泡・硬化するこ
とで一体成形される。したがって、この発泡剤8を注入
し、発泡・硬化する過程で、シートカバー表皮4の内側
となる面には不通気性の溶融層Mを有するものであるか
ら発泡剤8がカバーパッド6側へ浸透することが防止さ
れることとなる。
このよう、本例表皮一体発泡シートにおいては表皮材5
とカバーパッド6とを接着する工程で、カバーパッド6
の表皮材5の接着側の面6△を熱溶融して圧締めロール
18により圧締め接着する一方、同カバーパッド6の背
面6B側を同時に熱溶融して前記圧締めロール18によ
り不通気性の溶融層Mを同時成形したものであるから、
この不通気性の溶i!を層Mにより発泡剤8のカバーパ
ッド6への浸透することが防止されて乗員が着座した場
合の不快感を解消することができ、また、表皮材5とカ
バーパッド6とを接着する工程で不通気性の溶融層Mを
同時成形したものであるから、従来のウレタンフィルム
9およびその接着■稈を排除することの出来る経済性を
有するものである。
なお、上記実施例の溶着部12において上部溶融部13
に一列状に複数の溶融バーナー15を配設し、下部溶融
部14に二列状に溶融バーナー16を配設して例示した
が、これに限定づるものではなく、要はカバーパッド6
の供給上面6A側は表皮材5を接着し得る程度に溶融し
、供給下面6Bは溶湯層Mを成形するに足りる程度に溶
融mし得るバーナーの配設構成であればよい。
(発明の効果) さて、本発明は表皮材とカバーパッドとからなるシート
カバー表皮を成形下型の型面に添設してメインパッドの
発泡剤を注入して発泡・硬化して表皮一体発泡シートの
製造方法において、前記表皮材とカバーパッドとを接着
するJ稈で、カバーパッドの表皮材接着側の面を熱溶融
して圧締めロールにより圧締め接着する一方、同カバー
パッドの背面側を同時に熱溶融して前記圧締めロールに
より不通気性の溶融層を同時成形する構成としたもので
あるから、この不通気性の溶融層により発泡剤のカバー
パッドへの浸透することが防止されて乗員が着座した場
合の不快感を解消することができ、また、表皮材とカバ
ーパッドとを接着する工程で不通気性の溶融層を同時成
形するものであるから、従来のウレタンフィルムおよび
その接着工程を排除ツることの出来る経済性を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示し、第1図はシートカバ
ー表皮を成形する装置の概略図、第2図(イ)(ロ)(
ハ)はカバーパッドの溶融から溶融層成形までの過程を
説明する第1図丸印部分の拡大断面図、第3図は成形下
型の断面図、第4図はシートクツションの断面図、第5
図および第6図は第4図に置ける丸印部分の従来の断面
図である。 4・・・シートカバー表皮 5・・・表皮材6・・・カ
バーパッド   7・・・メインパッド8・・・発泡剤
     10・・・成形下型10a・・・型面   
  18・・・圧締ロールM・・・溶融層 出願人     ア  ラ  コ  株  式  会 
 社代理人   弁理士 岡田英彦(他3名)第1図 第2図 第3図 1U 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表皮材とカバーパッドとからなるシートカバー表皮を成
    形下型の型面に添設してメインパッドの発泡剤を注入し
    て発泡・硬化して表皮一体発泡シートの製造方法におい
    て、 前記表皮材とカバーパッドとを接着する工程で、カバー
    パッドの表皮材接着側の面を熱溶融して圧締ロールによ
    り圧締め接着する一方、同カバーパッドの背面側を同時
    に熱溶融して前記圧締めロールにより不通気性の溶融層
    を同時成形する構成とした表皮一体発泡シートの製造方
    法。
JP2289276A 1990-10-26 1990-10-26 表皮一体発泡シートの製造方法 Pending JPH04163110A (ja)

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