JPH0416146Y2 - - Google Patents
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- JPH0416146Y2 JPH0416146Y2 JP1986071920U JP7192086U JPH0416146Y2 JP H0416146 Y2 JPH0416146 Y2 JP H0416146Y2 JP 1986071920 U JP1986071920 U JP 1986071920U JP 7192086 U JP7192086 U JP 7192086U JP H0416146 Y2 JPH0416146 Y2 JP H0416146Y2
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- OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N Calcium Chemical group [Ca] OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
この考案は、自動製氷機に関し、特に製氷水タ
ンクに不純物が沈でんするのを防止するのに役立
つ自動製氷機に関するものである。
ンクに不純物が沈でんするのを防止するのに役立
つ自動製氷機に関するものである。
b 従来の技術
第4図は従来の自動製氷機の一例を示す概略構
成図であり、製氷部1は、蒸発管3と、この蒸発
管3を介して対面して製氷板2とから構成されて
いる。製氷部1の上部には散水穴(図示せず)か
ら製氷水を散水させて製氷板2の表面に製氷水を
流下させる散水器4が設けられている。散水器4
は循環配管5を介して製氷水を貯留する製氷水タ
ンク6と接続されている。循環配管5には製氷水
を製氷水タンク6と製氷部1との間で循環させる
循環ポンプ7が取り付けられている。
成図であり、製氷部1は、蒸発管3と、この蒸発
管3を介して対面して製氷板2とから構成されて
いる。製氷部1の上部には散水穴(図示せず)か
ら製氷水を散水させて製氷板2の表面に製氷水を
流下させる散水器4が設けられている。散水器4
は循環配管5を介して製氷水を貯留する製氷水タ
ンク6と接続されている。循環配管5には製氷水
を製氷水タンク6と製氷部1との間で循環させる
循環ポンプ7が取り付けられている。
底部が傾斜した製氷水タンク6の底部には垂直
方向にオーバフローパイプ9が貫通しており、こ
のオーバフローパイプ9は製氷水タンク6内の製
氷水を最高液面を制御している。製氷水タンク6
内には製氷水の液面から製氷サイクルの終わりを
フロート30を介して検知するフロートスイツチ
10が設けられている。
方向にオーバフローパイプ9が貫通しており、こ
のオーバフローパイプ9は製氷水タンク6内の製
氷水を最高液面を制御している。製氷水タンク6
内には製氷水の液面から製氷サイクルの終わりを
フロート30を介して検知するフロートスイツチ
10が設けられている。
フロートスイツチ10は電気的にウオータバル
ブ11と接続されている。ウオータバルブ11を
取り付けた給水配管12は製氷板2の上部に設け
られた除氷散水器13と接続されている。符号1
5は水案内孔14を有する案内プレートであり、
製氷板2から離脱した氷を貯氷庫(図示せず)に
導くものである。
ブ11と接続されている。ウオータバルブ11を
取り付けた給水配管12は製氷板2の上部に設け
られた除氷散水器13と接続されている。符号1
5は水案内孔14を有する案内プレートであり、
製氷板2から離脱した氷を貯氷庫(図示せず)に
導くものである。
次に、上記構成の自動製氷機の動作について説
明する。製氷サイクルの時、図示しない冷凍系が
動作して蒸発管3には低圧低温冷媒が供給され、
製氷板2は冷却される。また、循環ポンプ7が作
動して製氷水は製氷板2と製氷水タンク6との間
を循環する。製氷水が製氷板2で冷却され、製氷
板2上では徐々に氷が成長するに伴い製氷水タン
ク6内の製氷水の液面は下がる。製氷板2での氷
が所定の厚さになり、液面が一定の水位まで下が
ると、フロートスイツチ10は、その液面を検知
して循環ポンプ7の作動を停止し、またウオータ
バルブ11を開弁して、製氷サイクルは終了し、
引き続き除氷サイクルに入る。
明する。製氷サイクルの時、図示しない冷凍系が
動作して蒸発管3には低圧低温冷媒が供給され、
製氷板2は冷却される。また、循環ポンプ7が作
動して製氷水は製氷板2と製氷水タンク6との間
を循環する。製氷水が製氷板2で冷却され、製氷
板2上では徐々に氷が成長するに伴い製氷水タン
ク6内の製氷水の液面は下がる。製氷板2での氷
が所定の厚さになり、液面が一定の水位まで下が
ると、フロートスイツチ10は、その液面を検知
して循環ポンプ7の作動を停止し、またウオータ
バルブ11を開弁して、製氷サイクルは終了し、
引き続き除氷サイクルに入る。
除氷サイクルに入ると、ウオータバルブ11が
開弁され、給水配管12からの製氷水は、除氷散
水器13を通つて製氷板2の裏面を流下し、その
後水案内孔14を通つて製氷水タンク6に貯留さ
れる、製氷水の流下中、製氷板2上の氷は、その
製氷水とウオータバルブ11の開弁と同時に蒸発
管3内を流れる高圧高温冷媒とにより熱交換が行
なわれる。そして、所定時間後には製氷板2上に
氷結していた氷の部分は融解され、氷は製氷板2
から離脱して案内プレート15上に滑落して貯氷
庫に貯留される。なお、除氷サイクルの途中製氷
水タンク6内の製氷水の液面はオーバフローパイ
プ9の先端にまで達し、その後の製氷水はオーバ
フローパイプ9から外部に排水される。
開弁され、給水配管12からの製氷水は、除氷散
水器13を通つて製氷板2の裏面を流下し、その
後水案内孔14を通つて製氷水タンク6に貯留さ
れる、製氷水の流下中、製氷板2上の氷は、その
製氷水とウオータバルブ11の開弁と同時に蒸発
管3内を流れる高圧高温冷媒とにより熱交換が行
なわれる。そして、所定時間後には製氷板2上に
氷結していた氷の部分は融解され、氷は製氷板2
から離脱して案内プレート15上に滑落して貯氷
庫に貯留される。なお、除氷サイクルの途中製氷
水タンク6内の製氷水の液面はオーバフローパイ
プ9の先端にまで達し、その後の製氷水はオーバ
フローパイプ9から外部に排水される。
氷が製氷板2から離脱することにより蒸発管3
の温度は上昇し、蒸発管3に取り付けられた除氷
温度センサ(図示せず)がそのことを検知して、
そこからの除氷検知信号により、ウオータバルブ
11は閉弁され、また循環ポンプ7は再作動しか
つ蒸発管3内に低圧低温冷媒が流れることにな
り、除氷サイクルは終了して、再び前述の製氷サ
イクルに入る。
の温度は上昇し、蒸発管3に取り付けられた除氷
温度センサ(図示せず)がそのことを検知して、
そこからの除氷検知信号により、ウオータバルブ
11は閉弁され、また循環ポンプ7は再作動しか
つ蒸発管3内に低圧低温冷媒が流れることにな
り、除氷サイクルは終了して、再び前述の製氷サ
イクルに入る。
c 考案が解決しようとする問題点
上記のように従来の自動製氷機においては、製
氷サイクルが繰り返されるに従い、製氷水タンク
6内の製氷水中の不純物の濃度は高くなり、給水
配管12からの製氷水中の不純物濃度が高い場合
には、製氷水タンク6の底面にはカルシウム等の
沈でん物が生じて付着し、時にはこの沈でん物が
散水器4の散水穴をふさいで氷の品質を低下させ
たり、フロート30が下動せずフロートスイツチ
10から製氷完了の信号が出ないという問題点が
あつた。
氷サイクルが繰り返されるに従い、製氷水タンク
6内の製氷水中の不純物の濃度は高くなり、給水
配管12からの製氷水中の不純物濃度が高い場合
には、製氷水タンク6の底面にはカルシウム等の
沈でん物が生じて付着し、時にはこの沈でん物が
散水器4の散水穴をふさいで氷の品質を低下させ
たり、フロート30が下動せずフロートスイツチ
10から製氷完了の信号が出ないという問題点が
あつた。
また、沈でん物を生じさせないためには、製氷
水タンク6内の製氷水中の不純物濃度を沈でん物
の生じない濃度に維持するために、除氷サイクル
の時給水配管12からの製氷水を大量に製氷水タ
ンク6内に供給する結果、それだけオーバフロー
パイプ9から製氷水を大量に外部に排水しなけれ
ばならないという問題点もあつた。
水タンク6内の製氷水中の不純物濃度を沈でん物
の生じない濃度に維持するために、除氷サイクル
の時給水配管12からの製氷水を大量に製氷水タ
ンク6内に供給する結果、それだけオーバフロー
パイプ9から製氷水を大量に外部に排水しなけれ
ばならないという問題点もあつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、大量の製氷水を使用しなくても不
純物濃度を低く抑え、製氷水タンク6の底面に不
純物が沈でんすることを防止することができ、製
氷水に含まれる不純物による製氷能力の低下、氷
の品質の低下を未然に防ぐことのできる自動製氷
機を得ることを目的とする。
されたもので、大量の製氷水を使用しなくても不
純物濃度を低く抑え、製氷水タンク6の底面に不
純物が沈でんすることを防止することができ、製
氷水に含まれる不純物による製氷能力の低下、氷
の品質の低下を未然に防ぐことのできる自動製氷
機を得ることを目的とする。
d 問題点を解決するための手段
この考案に係る自動製氷機は、製氷水タンク6
の底部に接続され製氷水タンク6内の製氷水を排
水する排水管8と、この排水管8に取り付けられ
前記製氷水タンク6内の製氷水を貯留しかつ外部
に排水するこのバルブ22および給水配管12に
取り付けられたウオータバルブ11と電気的に接
続され除氷サイクルの開始時にバルブ22および
ウオータバルブ11を開弁するバルブ制御装置2
3とを有し、排水管8から排水される製氷水量は
給水配管12、製氷部1を通して製氷水タンク6
に供給される製氷水量よりも勝つているものであ
る。
の底部に接続され製氷水タンク6内の製氷水を排
水する排水管8と、この排水管8に取り付けられ
前記製氷水タンク6内の製氷水を貯留しかつ外部
に排水するこのバルブ22および給水配管12に
取り付けられたウオータバルブ11と電気的に接
続され除氷サイクルの開始時にバルブ22および
ウオータバルブ11を開弁するバルブ制御装置2
3とを有し、排水管8から排水される製氷水量は
給水配管12、製氷部1を通して製氷水タンク6
に供給される製氷水量よりも勝つているものであ
る。
e 作用
この考案においては、除氷サイクルの開始時、
バルブ22は開弁され、製氷水タンク6内の製氷
水は排水管8を通じて外部に排出される。ある時
間経過後には、製氷水タンク6の底面の大部分は
露出され、製氷水タンク6の底面に付着した不純
物は、製氷水タンク6内に落下する製氷水の叩き
効果によりはく離され、かつ排水管8から外部に
排出される。
バルブ22は開弁され、製氷水タンク6内の製氷
水は排水管8を通じて外部に排出される。ある時
間経過後には、製氷水タンク6の底面の大部分は
露出され、製氷水タンク6の底面に付着した不純
物は、製氷水タンク6内に落下する製氷水の叩き
効果によりはく離され、かつ排水管8から外部に
排出される。
f 実施例
以下、この考案の実施例を図について説明す
る。第1図はこの考案の一実施例を示すもので、
第4図と同一または相当部分は同一符号を付し、
その説明は省略する。
る。第1図はこの考案の一実施例を示すもので、
第4図と同一または相当部分は同一符号を付し、
その説明は省略する。
図において、傾斜した製氷水タンク6の底面の
最下部には製氷水タンク6内の製氷水を排水する
排水管8が接続されている、この排水管8の途中
には製氷水タンク6内の製氷水を貯留しかつ外部
に排水するバルブ22が取り付けられている。こ
のバルブ22は除氷サイクル時にバルブ22を所
定の時間解放するバルブ制御装置23と電気的に
接続されている。
最下部には製氷水タンク6内の製氷水を排水する
排水管8が接続されている、この排水管8の途中
には製氷水タンク6内の製氷水を貯留しかつ外部
に排水するバルブ22が取り付けられている。こ
のバルブ22は除氷サイクル時にバルブ22を所
定の時間解放するバルブ制御装置23と電気的に
接続されている。
第2図はバルブ制御装置23の回路図であり、
バルブ制御装置23のバルブ制御本体24にはリ
レー常開接点25およびウオータバルブ11が電
気的に接続されている。また、リレー常開接点2
5とウオータバルブ11との接続点は、可変形タ
イマ限時接点26およびバルブ22を介してバル
ブ制御本体24と接続されている。また、可変形
タイマ27は、リレー常開接点25と可変形タイ
マ限時接点26との接続点と、ウオータバルブ1
1とバルブ制御本体24との接続点とを接続して
いる。
バルブ制御装置23のバルブ制御本体24にはリ
レー常開接点25およびウオータバルブ11が電
気的に接続されている。また、リレー常開接点2
5とウオータバルブ11との接続点は、可変形タ
イマ限時接点26およびバルブ22を介してバル
ブ制御本体24と接続されている。また、可変形
タイマ27は、リレー常開接点25と可変形タイ
マ限時接点26との接続点と、ウオータバルブ1
1とバルブ制御本体24との接続点とを接続して
いる。
次に、上記構成の自動製氷機の動作について第
3図を用いて説明する。製氷サイクルの時、製氷
水が製氷板2上で冷却され、製氷板2上で徐々に
氷が成長するに伴い製氷水タンク6内の製氷水の
液面は下がる。製氷板2の氷が所定の厚さにな
り、液面が一定の水位まで下がると、フロートス
イツチ30は、その液面を検知して循環ポンプ7
の作動を停止する。また、バルブ制御本体24か
らの信号によりリレー常開接点25が閉路され、
ウオータバルブ11およびバルブ22は通電され
て、製氷サイクルが終わり除氷サイクルに入る。
3図を用いて説明する。製氷サイクルの時、製氷
水が製氷板2上で冷却され、製氷板2上で徐々に
氷が成長するに伴い製氷水タンク6内の製氷水の
液面は下がる。製氷板2の氷が所定の厚さにな
り、液面が一定の水位まで下がると、フロートス
イツチ30は、その液面を検知して循環ポンプ7
の作動を停止する。また、バルブ制御本体24か
らの信号によりリレー常開接点25が閉路され、
ウオータバルブ11およびバルブ22は通電され
て、製氷サイクルが終わり除氷サイクルに入る。
除氷サイクルに入ると、ウオータバルブ11お
よびバルブ22が共に開弁され、給水配管12か
ら製氷水は製氷水タンク6内に供給されると共に
製氷水タンク6内の製氷水は排水管8を通じて外
部に排出される。排水管8の口径は給水配管12
から製氷水タンク6内への製氷水を十分に排水す
るようになつているので、ある時間経過後には、
製氷水タンク6の底面の大部分は露出される。し
たがつて、製氷水タンク6の底面に不純物が付着
していた場合には、その後も水案内孔14を通つ
て製氷水タンク6内に落下する製氷水の叩き効果
により、その不純物は、はく離されかつ排水管8
に向かつて傾斜した製氷水タンク6の底面に沿つ
て流れ、排水管8から外部に排出される。
よびバルブ22が共に開弁され、給水配管12か
ら製氷水は製氷水タンク6内に供給されると共に
製氷水タンク6内の製氷水は排水管8を通じて外
部に排出される。排水管8の口径は給水配管12
から製氷水タンク6内への製氷水を十分に排水す
るようになつているので、ある時間経過後には、
製氷水タンク6の底面の大部分は露出される。し
たがつて、製氷水タンク6の底面に不純物が付着
していた場合には、その後も水案内孔14を通つ
て製氷水タンク6内に落下する製氷水の叩き効果
により、その不純物は、はく離されかつ排水管8
に向かつて傾斜した製氷水タンク6の底面に沿つ
て流れ、排水管8から外部に排出される。
予め可変形タイマ27により設定されたバルブ
22の開弁時間が経過すると、可変形タイマ限時
接点26は開路され、バルブ22への通電が断た
れて、バルブ22は閉弁される。その後、給水配
管12からの製氷水は製氷水タンク6内に蓄えら
れ、製氷水の液面がオーバフローパイプ9の先端
にまで達した後は、製氷水はオーバフローパイプ
9から外部に排水される。
22の開弁時間が経過すると、可変形タイマ限時
接点26は開路され、バルブ22への通電が断た
れて、バルブ22は閉弁される。その後、給水配
管12からの製氷水は製氷水タンク6内に蓄えら
れ、製氷水の液面がオーバフローパイプ9の先端
にまで達した後は、製氷水はオーバフローパイプ
9から外部に排水される。
除氷サイクルの時、製氷板2上の氷は、製氷板
2の裏面を流下する製氷水とウオータバルブ11
の開弁と同時に蒸発管3内を流れる高圧高温冷媒
とにより熱交換が行なわれ、所定時間後には製氷
板2上に氷結していた氷の部分は融解され、氷は
製氷板2から離脱して案内プレート15上に滑落
して貯氷庫に貯留される。
2の裏面を流下する製氷水とウオータバルブ11
の開弁と同時に蒸発管3内を流れる高圧高温冷媒
とにより熱交換が行なわれ、所定時間後には製氷
板2上に氷結していた氷の部分は融解され、氷は
製氷板2から離脱して案内プレート15上に滑落
して貯氷庫に貯留される。
氷が製氷板2から離脱することにより蒸発管3
の温度は上昇し、蒸発管3に取り付けられた除氷
温度センサがそのことを検知してバルブ制御本体
24に伝達し、そこからの信号により、リレー常
開接点25は開路されて、ウオータバルブ11は
閉弁される。また、循環ポンプ7は再作動しかつ
蒸発管3内に低圧低温冷媒が流れることになり、
除氷サイクルは終了して、再び前述の製氷サイク
ルに入る。
の温度は上昇し、蒸発管3に取り付けられた除氷
温度センサがそのことを検知してバルブ制御本体
24に伝達し、そこからの信号により、リレー常
開接点25は開路されて、ウオータバルブ11は
閉弁される。また、循環ポンプ7は再作動しかつ
蒸発管3内に低圧低温冷媒が流れることになり、
除氷サイクルは終了して、再び前述の製氷サイク
ルに入る。
また、製氷水の不純物の濃度が低く、製氷水タ
ンク6の底面にカルシウム等の沈でん物の付着が
生じるおそれのない場合には、可変形タイマ27
の設定時間を零にすればよく、除氷サイクルの開
始と同時に給水配管12からの製氷水は製氷水タ
ンク6内に蓄えられるので、使用する製氷水量、
熱損失を低く抑えることができる。
ンク6の底面にカルシウム等の沈でん物の付着が
生じるおそれのない場合には、可変形タイマ27
の設定時間を零にすればよく、除氷サイクルの開
始と同時に給水配管12からの製氷水は製氷水タ
ンク6内に蓄えられるので、使用する製氷水量、
熱損失を低く抑えることができる。
なお、上記実施例では除氷サイクルの時製氷板
2の裏面を流下した製氷水が製氷水タンク6に貯
留され、その後製氷に供される自動製氷機につい
て説明したが、この考案は製氷水が製氷水タンク
6に直接供給される自動製氷機にも適用すること
ができる。また、製氷水タンク6内の上位水面は
オーバフローパイプ9で制御されているものにつ
いて説明したが、他の液面制御手段を用いてもよ
い。
2の裏面を流下した製氷水が製氷水タンク6に貯
留され、その後製氷に供される自動製氷機につい
て説明したが、この考案は製氷水が製氷水タンク
6に直接供給される自動製氷機にも適用すること
ができる。また、製氷水タンク6内の上位水面は
オーバフローパイプ9で制御されているものにつ
いて説明したが、他の液面制御手段を用いてもよ
い。
g 考案の効果
以上説明したように、この考案によれば、製氷
水タンク6の底部に接続された製氷水タンク6内
の製氷水を排水する排水管8と、この排水管8に
取り付けられ製氷水タンク6内の製氷水を貯留し
かつ外部に排水するバルブ22と、このバルブ2
2および給水配管12に取り付けられたウオータ
バルブ11と電気的に接続され除氷サイクルの開
始時にバルブ22およびウオータバルブ11を開
弁するバルブ制御装置23とを有し、排水管8か
ら排水される製氷水量は給水配管12、製氷部1
を通して製氷水タンク6に供給される製氷水量よ
りも勝つているものであることにより、大量の製
氷水を使用しなくても製氷水タンク6内に製氷水
の不純物濃度を低く抑えることができ、製氷水タ
ンク6の底面に不純物が沈でんすることを防止す
ることができ、その結果不純物の沈でんに起因す
る製氷能力の低下、氷の品質の低下を防ぐことが
できる。また、製氷水の不純物濃度に応じてバル
ブ22の開弁時間を適宜変えることができ、製氷
水は有効に使用される。
水タンク6の底部に接続された製氷水タンク6内
の製氷水を排水する排水管8と、この排水管8に
取り付けられ製氷水タンク6内の製氷水を貯留し
かつ外部に排水するバルブ22と、このバルブ2
2および給水配管12に取り付けられたウオータ
バルブ11と電気的に接続され除氷サイクルの開
始時にバルブ22およびウオータバルブ11を開
弁するバルブ制御装置23とを有し、排水管8か
ら排水される製氷水量は給水配管12、製氷部1
を通して製氷水タンク6に供給される製氷水量よ
りも勝つているものであることにより、大量の製
氷水を使用しなくても製氷水タンク6内に製氷水
の不純物濃度を低く抑えることができ、製氷水タ
ンク6の底面に不純物が沈でんすることを防止す
ることができ、その結果不純物の沈でんに起因す
る製氷能力の低下、氷の品質の低下を防ぐことが
できる。また、製氷水の不純物濃度に応じてバル
ブ22の開弁時間を適宜変えることができ、製氷
水は有効に使用される。
第1図はこの考案の一実施例を示す概略構成
図、第2図は第1図のバルブ制御装置の回路図、
第3図は第1図の製氷水タンク内の製氷水量のタ
イムチヤート、第4図は従来の自動製氷機の要部
概略構成図である。 1……製氷部、5……循環配管、6……製氷水
タンク、7循環ポンプ、8……排水管、22……
バルブ、23……バルブ制御装置、11……ウオ
ータバルブ、12……給水配管。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を
示す。
図、第2図は第1図のバルブ制御装置の回路図、
第3図は第1図の製氷水タンク内の製氷水量のタ
イムチヤート、第4図は従来の自動製氷機の要部
概略構成図である。 1……製氷部、5……循環配管、6……製氷水
タンク、7循環ポンプ、8……排水管、22……
バルブ、23……バルブ制御装置、11……ウオ
ータバルブ、12……給水配管。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を
示す。
Claims (1)
- 製氷サイクル時に氷を製造する製氷部1と、こ
の製氷板1に接続された給水配管12に取り付け
られたウオータバルブ11と、前記製氷部1の下
方に設けられ製氷部1で氷に相変化する製氷水を
貯留する製氷水タンク6と、この製氷水タンク6
と前記製氷部1とを接続する循環配管5に取り付
けられ前記製氷水を製氷水タンク6と製氷部1と
の間で循環させる循環ポンプ7とを備えている自
動製氷機において、前記製氷水タンク6の底部に
接続され製氷水タンク6内の製氷水を排水する排
水管8と、この排水管8に取り付けられ前記製氷
水タンク6内の製氷水を貯留しかつ外部に排水す
るバルブ22と、このバルブ22および前記ウオ
ータバルブ11と電気的に接続され除氷サイクル
の開始時にバルブ22および前記ウオータバルブ
11を開弁するバルブ制御装置23とを有し、前
記排水管8から排水される製氷水量は前記給水配
管12、前記製氷部1を通して前記製氷水タンク
6に供給される製氷水量よりも勝つており、前記
除氷サイクルの開始後には前記製氷水タンク6の
底面が露出し、この露出面は前記給水配管12を
通じて前記製氷部1から落下する製氷水で叩かれ
るようになつていることを特徴とする自動製氷
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986071920U JPH0416146Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986071920U JPH0416146Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184382U JPS62184382U (ja) | 1987-11-24 |
JPH0416146Y2 true JPH0416146Y2 (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=30914913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986071920U Expired JPH0416146Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416146Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638277B2 (ja) * | 1976-06-04 | 1981-09-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638277U (ja) * | 1979-09-03 | 1981-04-10 |
-
1986
- 1986-05-15 JP JP1986071920U patent/JPH0416146Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638277B2 (ja) * | 1976-06-04 | 1981-09-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62184382U (ja) | 1987-11-24 |
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