JPS6244285Y2 - - Google Patents

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JPS6244285Y2
JPS6244285Y2 JP1981129800U JP12980081U JPS6244285Y2 JP S6244285 Y2 JPS6244285 Y2 JP S6244285Y2 JP 1981129800 U JP1981129800 U JP 1981129800U JP 12980081 U JP12980081 U JP 12980081U JP S6244285 Y2 JPS6244285 Y2 JP S6244285Y2
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JP
Japan
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ice
temperature
condensing
pressure
valve
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JP1981129800U
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JPS5835768U (ja
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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は製氷機の冷却及び凝縮系統に関するも
ので、製氷運転初期と、製氷運転後期及び製氷運
転終了の離氷時との凝縮温度及び凝縮圧力を変え
ることにより、消費電力の低減と製氷能力の向上
をはかつたものである。
従来、ホツトガスを用いて離氷サイクルを行う
製氷機に於て、ホツトガス時間は離氷サイクル開
始時の凝縮圧力と蒸発圧力との差により決り、又
製氷サイクル終了時蒸発圧力は一定となるので、
その時の凝縮圧力が高ければホツトガス時間は短
く、低ければ長くなる。従つてホツトガス時間を
短くする為に凝縮圧力を高く一定にするようにコ
ントロールが行われていた。一方製氷能力は凝縮
温度を低くし、凝縮圧力を下げた方が大きくな
り、製氷時間も短くなるが前記ホツトガス時間を
短くする為に凝縮圧力を高く一定としているので
製氷能力の向上及び、製氷時間の短縮には限界が
あるという欠点を有している。又第1図は蒸発温
度及び凝縮温度と圧縮機の消費電力との関係を示
したグラフである。第1図から圧縮機の消費電力
は凝縮温度及び蒸発温度が高い程大きくなり、凝
縮温度による消費電力は蒸発温度が高い程大きな
差があり、蒸発温度が低くなるとその差は小さく
なる。従つて凝縮温度を低くすることにより消費
電力は低減され、特に製氷開始時の蒸発温度が高
いときはその低減効果は大きい。しかし前記同
様、ホツトガス時間を短くする為に凝縮圧力を高
くし一定としているので消費電力の低減には限界
があるという欠点を有している。
本考案は斯かる点に鑑みなされたもので以下図
に於てその1実施例について説明する。第1図は
前記したように蒸発温度及び凝縮温度と消費電力
との関係を示したグラフである。第2図は本考案
の1実施例として示したプレート型製氷機の断面
図で第3図はその冷却系統と凝縮系統を示した図
である。第2図及び第3図に於て、1は冷却器、
2は圧縮機、3aは水冷式凝縮器3の冷媒パイ
プ、4は膨張弁であり、夫々は環状に連結してあ
る。第2図で貯水タンク1aの水はポンプモータ
1bにより冷却器1に循環させられ製氷は行われ
る。5は圧縮機2から冷却器1へのホツトガス循
環を制御するホツトガス弁で、水冷式凝縮器3の
冷媒パイプ3aと膨張弁4とに並列に設けられて
いる。以上冷却系統について説明したが以下凝縮
系統について説明する。3bは水冷式凝縮器3の
冷却水パイプ、6は凝縮圧力を一定に保つ為に圧
縮機2の出口付近の圧力(又は温度)を検出し、
冷却水パイプ3bを通る冷却水量を自動的に制御
する自動制水弁である。7は自動制水弁6に並列
に設けられ製氷開始時から冷却器1が所定温度に
下がるまで開いている電磁弁である。8aは冷却
水の入口、8bは冷却水の出口であり、冷却水の
入口8aから冷却水は凝縮器3の冷却パイプ3b
へ送られ自動制水弁6及び電磁弁7を通り、冷却
水の出口8bから排水される。第4図は、従来の
製氷機の制御回路に電磁弁7の開閉を制御する回
路を付加した回路図である。9は電源端子A,B
間にその1次側が接続されたトランスで2次側に
は第2図の板氷切断用のプレート10に設けられ
た板状切断用のヒーター10′とヒユーズ11と
の直列回路が接続されている。電源端子A,B間
には製氷タイマー12と脱氷終了検出温度スイツ
チ13との直列回路が接続されている。該温度ス
イツチ13は離氷サイクル時の冷却器1の温度上
昇により開き製氷タイマー12をリセツトさせ
る。12aは製氷タイマー12の接点であり、1
2bは可動接片、12cは第1の固定接点、12
dは第2の固定接点である。第1の固定接点12
cと電源端子Bとの間には給水弁14とホツトガ
ス弁5との列並回路が接続されている。又、第2
の固定接点12dと電源端子Bとの間には第1の
スイツチ15と第2のスイツチ16と電磁弁7と
の直列回路と、ポンプモータ1bとの並列回路が
接続されている。尚第1のスイツチ15は冷却器
1の温度又は圧力を検出し開閉し、第2のスイツ
チ16は凝縮圧力(又は温度)を検知し、所定値
以下で開となり製氷サイクル初期に第1のスイツ
チ15が開となる前に冷却水が凝縮器3の1次側
3bに多く流れることにより凝縮圧力及び凝縮温
度が下がり過ぎて製氷能力が低下することを防止
する保護装置である。2は電源端子A,B間に接
続された冷媒の圧縮機である。
以下、第3図の冷却系統と凝縮系統との図と第
4図の制御回路図に於てその動作を説明する。製
氷サイクル開始時、製氷タイマー12の可動接片
12bは第2の固定接点12dに閉じ、又第1の
スイツチ15と第2のスイツチ16とが閉じてい
るとき、ポンプモータ1bと電磁弁7と圧縮機1
とは通電され、製氷は行われている。このとき冷
却水は自動制水弁6と電磁弁7とを流れる為、凝
縮器3の1次側3bには多くの冷却水が流れる。
従つて凝縮温度及び凝縮圧力は低くなる。尚凝縮
圧力(又は温度)が所定値以下になつたときは第
2のスイツチ16は開き電磁弁7は閉じ、冷却水
は自動制水弁6のみを流れ凝縮圧力は高くなる。
従つて凝縮温度及び凝縮圧力が下がり過ぎて製氷
能力が低下することは防止される。凝縮圧力が所
定値より高くなると再び電磁弁7は開く。製氷サ
イクルが進み冷却器1の温度及び圧力が下がり、
同時に凝縮圧力及び温度も低下し、冷却器1の温
度又は圧力が所定値まで下がると第1のスイツチ
15は開く。この時点は製氷サイクル後期途中で
あり、第5図に於ける時点Cである。以後、冷却
水は自動制水弁6のみを流れ、自動制水弁6の動
作により凝縮圧力は所定圧力、例えば第5図のD
まで上昇し、保持される。時間が経過し、製氷タ
イマー12がタイムアツプするとタイマー接点1
2aの可動接片12bは固定接点12Cに閉じ、
給水弁14とホツトガス弁5とは通電励磁され、
夫々の弁は開となり第2図の貯水タンク1aに給
水が開始され、又ホツトガスが冷却器を循環し離
氷サイクルが開始される。この時点は第5図のE
である。冷却器1へのホツトガス循環により板氷
は板氷切断用ヒータ10′上に落下し切断され
る。前記した如く製氷サイクル開始時から冷却器
1が所定温度に下がるまで凝縮温度及び凝縮圧力
は低く保たれる為、消費電力の低減、及び製氷能
力の向上をはかることが可能となる。又、冷却器
1が所定温度に下がつた後は蒸発温度が下がつて
いる為、凝縮温度及び凝縮圧力が上昇しても消費
電力の増加は第1図からも明らかなように小さ
い。一方離氷サクル直前の製氷サイクル後期途中
には凝縮圧力が上昇し、一定に保持されている為
ホツトガス時間は短くてすむ。以上ホツトガス時
間の短縮、及び製氷能力の向上により日産製氷能
力は増加する。
尚、電磁弁7の閉にはタイマー2個を使用し第
1のタイマーにて電磁弁7を閉じ、第2のタイマ
ーにて更に一定時間製氷サイクルを継続させて凝
縮圧力を上昇させた後に第2のタイマーのタイム
アツプにより離氷サイクルに移るよにしても同様
な効果は得られる。又、第2のスイツチ16は除
く場合もある。
本考案は以上の様に、製氷サイクル開始時から
冷却器の温度または圧力が所定値に低下するまで
は、自動制水弁と電磁弁の両方に通水して冷却水
量を多くすることにより、凝縮温度及び圧力が低
くなり製氷サイクル時の消費電力の低減及び製氷
能力の向上を図ることがで、冷却器の温度または
圧力が所定値に低下後製氷サイクル終了時までは
電磁弁を閉弁して冷却水量を少なくすることによ
り、凝縮温度及び圧力が高くなりホツトガス時間
の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸発温度及び凝縮温度と消費電力との
関係を示す消費電力特性図である。第2図はプレ
ート型製氷機の断面図である。第3図は冷却系統
と凝縮系統とを示した図である。第4図は制御回
路図である。第5図は製氷及び離氷サイクルの進
行に伴う凝縮圧力の変化を示す凝縮圧力特性図で
ある。 図中、1は冷却器、2は圧縮機、3は凝縮器、
6は自動制水弁、7は電磁弁、12は製氷タイマ
ー、15は第1のスイツチ、16は第2のスイツ
チ、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷媒圧縮機と、該圧縮機からの冷媒を凝縮させ
    る水冷式凝縮器の冷媒パイプと、膨張弁と、冷却
    器とを環状に連結し、更に該凝縮器と該膨張弁と
    に並列にホツトガス弁を設けた製氷機の冷却系統
    と、前記水冷式凝縮器の冷却水パイプと該冷却水
    パイプを通る冷却水量を自動的に制御する自動制
    水弁とを設けた凝縮系統とから成る製氷機に於
    て、前記自動制水弁と並列接続した電磁弁と、製
    氷サイクルの終了を制御するタイマー装置と、製
    氷時間内に冷却器の温度または圧力が所定値に低
    下したとき前記電磁弁を閉弁せしめるスイツチと
    を備えた制御回路を設けたことを特徴とする製氷
    機。
JP12980081U 1981-08-31 1981-08-31 製氷機 Granted JPS5835768U (ja)

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JP12980081U JPS5835768U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 製氷機

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JP12980081U JPS5835768U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 製氷機

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JPS5835768U JPS5835768U (ja) 1983-03-08
JPS6244285Y2 true JPS6244285Y2 (ja) 1987-11-20

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JP12980081U Granted JPS5835768U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 製氷機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01261108A (ja) * 1988-04-13 1989-10-18 Rokukou Shiko Kk 搬送装置
JP4658866B2 (ja) * 2006-06-09 2011-03-23 オリオン機械株式会社 冷却装置

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JPS55159968U (ja) * 1979-05-04 1980-11-17
JPS5623382U (ja) * 1979-07-31 1981-03-02

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