JP2004278991A - 製氷機 - Google Patents

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Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
Toshikazu Sakai
寿和 境
Kazuyuki Hamada
和幸 濱田
Hiroko Ishii
裕子 石井
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Abstract

【課題】製氷機に関し、不要な蒸発温度の低下を防止し省エネを図る。
【解決手段】製氷に必要な冷凍サイクル102が組み込まれ、製氷セル121と、給水タンク122と、ポンプモータ123と、前記給水タンク122を動かす離氷用モータ124と、製氷温度センサー125と、貯氷タンク126と、給水弁127と、圧縮機能力可変装置131と、外気温度センサー141と、冷凍能力切り替えスイッチ151と、貯氷量検知センサー161により、構成されているので、外気温度センサー141の指示値が小さいほど、インバータ圧縮機108の能力を低下させることができ、低外気温時における冷媒の蒸発温度の不必要な低下を防止できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務用の製氷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、飲食店では、飲食用の透明氷ができる業務用製氷機が普及している
以下、図面を参照しながら、従来の製氷機を説明する。
【0003】
図4は、従来の製氷機の構成図である。
【0004】
図4に示すように、従来の製氷機は、電動圧縮機32が動作して製氷部材の冷却を開始するとともに第2リレー27の常閉接点27aを介して循環ポンプ29に通電され、水槽に予め給水された製氷用水を製氷部材に循環して製氷運転を開始する。そして、製氷運転終了までの時間はダイオード15が感知する機外温度に基づく温度状態によって可変する。製氷機外温度が高い場合は積算装置1による製氷時間を長くし、製氷機外温度が低い場合は積算装置1による製氷時間を短くし、これらの結果、製氷機外温度の変化に関係なく製氷運転終了時の氷厚を一定にするものである(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特許第1476479号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、低外気温時において、蒸発温度が異常に低下してサイクル効率が低下する問題が生じる。
【0007】
また、低外気温時において、製氷能力が大きくなって、頻繁に発停が生じ、断続に伴うサイクル効率低下が増大する。
【0008】
低外気温の時は、凝縮器能力が向上して、凝縮器に過剰に冷媒が流れ滞留してしまい、結果として、冷媒不足から蒸発温度が低下する。
【0009】
さらに、製氷機を低外気温で運転すると、冷却負荷が低下して、製氷機の製氷能力が相対的に増大する。
【0010】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、製氷機の外気温を検出し、検出した外気温に応じて圧縮機の回転数を可変するため、特に低外気温時において、圧縮機の回転数を下げることにより、冷媒の蒸発温度の不必要な低下を防ぐ事ができる。
【0011】
また、低外気温時の発停の増大を防止する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と膨張機構と蒸発器からなる冷凍サイクルを有する製氷機において、前記蒸発器に接合された製氷セルと、前記製氷機の周辺温度を計測する外気温度センサーと、前記圧縮機能力可変装置とを備え、前記外気温度センサーの指示値が小さいほど、前記圧縮機の能力を低下させることができ、低外気温時における冷媒の蒸発温度の不必要な低下を防止できるという作用を有する。
【0013】
請求項2に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と膨張機構と蒸発器からなる冷凍サイクルを有する製氷機において、前記蒸発器に接合された製氷セルと、前記製氷セルの温度を検知する製氷温度センサーと、前記圧縮機能力可変装置とを備え、前記製氷温度センサーが所定の指示値以下になった時点で、前記圧縮機の能力を所定量低下させることができ、省エネを図るという作用を有する。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明に、さらに、製氷セルに出来た氷を離氷する時に前記製氷セルに接合された蒸発器にホットガスを送り込む構造の冷凍サイクルを有する製氷機において、ホットガスを送り込むサイクル時に圧縮機の能力を最大にし、離氷時間を短縮化するという作用を有する。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明に、圧縮機の能力を固定するスイッチを備え、スイッチを切り替える事で圧縮機の能力を切り替えるものであり、使用者が任意に製氷能力の切り替えをできるという作用を有する。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明に、貯氷量を段階的に検知するセンサーを備え、貯氷量が多くなると圧縮機の能力を抑制するであり、貯氷量が多くなるにしたがって、圧縮機の能力を下げ冷凍能力を抑え、製氷能力を下げることができ、氷の貯氷量に応じ省エネをできるという作用を有する。
【0017】
請求項6に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と膨張機構と蒸発器からなる冷凍サイクルを有する製氷機において、前記蒸発器に接合された製氷セルと、前記製氷セルの温度を検知する製氷温度センサーとを備え、前記製氷温度センサーによる検出温度の、0℃付近からの時間的勾配を計測することにより、その勾配がある値より傾きが緩い場合、冷凍サイクルの運転を停止し、異常を報知することができるという作用を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による製氷機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による製氷機の構成図である。
【0020】
図1において、筐体101には、製氷に必要な冷凍サイクル102が組み込まれ、前記冷凍サイクル102は、蒸発器103と、アキュウムレータ104、凝縮器105と、ドライヤ106と、膨張機構107と、インバータ圧縮機108と、弁109と、凝縮器用冷却ファン110により構成されている。
【0021】
インバータ圧縮機108は、圧縮機の回転数を可変することができるものであり、回転数が低いほど冷凍能力が低く、回転数が高いほど冷凍能力は高い。
【0022】
弁109は、冷凍サイクル102の冷媒の通る経路を変える物であり、弁109が閉の時は、冷凍サイクル102の中の冷媒は、インバータ圧縮機108から吐出され、凝縮器105を通って、ドライヤ106、膨張機構107、蒸発器103、アキュウムレータ104の順に流れ、再度インバータ圧縮機108に戻ってくるサイクルを形成する。本実施の形態1では、このサイクルをコールドガスサイクルと呼ぶこととする。
【0023】
弁109が開の時は、冷媒は、凝縮器105、ドライヤ106、膨張機構107を通らずに、インバータ圧縮機108から、直接、蒸発器103に冷媒が流れるサイクルを形成する。本実施の形態1では、このサイクルをホットガスサイクルと呼ぶこととする。
【0024】
氷を作る部分は、製氷セル121と、給水タンク122と、ポンプモータ123と、前記給水タンク122を動かす離氷用モータ124と、製氷温度センサー125により構成される。
【0025】
前記蒸発器103と前記製氷セル121は金属接触されており、蒸発器103での冷媒の蒸発により、製氷セル121が冷やされる。
【0026】
製氷セル121に、ポンプモータ123により、前記給水タンク122に貯められた水がタンク内を循環しながら、前記製氷セル121に吹き付けられ、氷が成長する。
【0027】
製氷温度センサー125は、前記製氷セル121の温度を検出する。
【0028】
離氷用モータ124は、前記製氷セル121に氷が出来ると、前記給水タンク122を下方向に移動させるもので、前記給水タンク122が移動後は、前記製氷セル121の下面を塞ぐものはなくなり、離氷モードでは、氷は前記製氷セル121の下方向に自由落下し、貯氷タンク126に貯えられる。
【0029】
給水弁127は、開閉することにより、前記給水タンクに水道水を送り込む。
【0030】
圧縮機能力可変装置131は、前記インバータ圧縮機108の回転数をコントロールする装置である。
【0031】
外気温度センサー141は、前記筐体101の外部温度を測定するものである。
【0032】
冷凍能力切り替えスイッチ151は、スイッチを任意の位置に設定することで、前記圧縮機能力可変装置141を介して、前記圧縮機108をスイッチ位置に応じた回転数に設定できる。
【0033】
貯氷量検知センサー161は、前記貯氷タンク126に貯まった氷の量を検出するものである。
【0034】
以上のように構成された製氷機について、以下その動作を説明する。
【0035】
まず、給水弁127が開き、給水タンク122に水を流れ込む。給水弁127は、給水タンク122に水がたまるまでの時間を予め計測しておき、時間を決めておいて、その時間だけ給水弁127を開いておいても良いし、今回は示さないが、水位を計測するセンサーを用いて、給水タンク122に水がいっぱいになるまで、給水弁127を開いておいても良い。
【0036】
給水タンク122に水が貯まると給水弁127は閉じ、同時にポンプモータ123が駆動される。ポンプモータ123の駆動により、給水タンク122に貯められた水は循環し、給水タンク122の上面に開けられた穴より、水が噴水される。
【0037】
給水タンク122の上面に開けられた穴は、製氷セル121のセルの位置に水が当たるように設計されており、さらに、セルに当たって落ちてきた水は再び給水タンク122に戻る構造になっている。
【0038】
本実施の形態1では、上述したような構造で製氷セル121に水を噴水し吹きつける方法での製氷方式を示したが、例えば、プレート方式でも良い。
【0039】
次に、インバータ圧縮機108と凝縮器用冷却ファン110が駆動される。
【0040】
このとき、外気温度センサー141で筐体101の外気温度を計測しており、その信号が圧縮機能力可変装置131に入力される。
【0041】
圧縮機能力可変装置131では、外気温度センサー141で検出した外気温度別に制御テーブルを持っており、その制御テーブルに応じて、インバータ圧縮機108の回転数を決定する。
【0042】
図2に外気温と圧縮機回転数との制御テーブルの一例を示す。
【0043】
なお、図2はある一例であり、製氷機毎に特性を決める必要があるので、この限りではない。
【0044】
例えば、外気温度が24℃であったとすると、図2の外気温度20〜25℃の範囲にあるので、回転数は64rpsと決定づけられ、圧縮機能力可変装置131からは、インバータ圧縮機108の回転数が64rpsとなるような信号を出力する。
【0045】
以後、インバータ圧縮機108の基本回転数は、外気温が変動すれば、図2の制御テーブルに応じて、回転数も変わる。
【0046】
製氷セル121に吹きつけられた水は、蒸発器103による熱で冷やされ、製氷セル121内で成長していき、最終的には、本実施の形態1では、四角い形の氷となる。
【0047】
氷の成長は、製氷温度センサー125により代表点として検出した温度により、どんな状態にあるか見極めている。
【0048】
検出温度と氷の状態は、製氷温度センサー125の製氷セル121における取り付け位置や、蒸発器103での冷媒の蒸発温度などの要因により異なるため、本実施の形態1では、氷の出来上がり状態を示す温度をX1℃(例えばー18℃)とする。
【0049】
図3に、セル温度検知センサー125位置での製氷時1サイクルの温度変化をしめす。
【0050】
図3では、大きくは、T1からT2の区間を給水区間、T2からT4を製氷区間、T4からT1を離氷区間と区別する事にする。
【0051】
尚、図3の温度変化例もある一例であるので、製氷1サイクルの形は、この限りではない。
【0052】
上述したように、図3において、T1からT4は給水区間と製氷区間を足したものであり、冷凍サイクル102は、前述のコールドガスサイクルで動作している。
【0053】
T4からT1は離氷区間であり、冷凍サイクル102は、前述のホットガスサイクルで動作している。
【0054】
図3において、製氷水が0℃付近になる値をX2℃とし、この時、製氷セル121では、まだ、氷は成長していない。
【0055】
製氷水がX2℃以下になると、製氷セル121の中には、氷が成長していく。
【0056】
水の特性として、X2℃付近まで温度を降下させるには、負荷が大きく、冷凍能力はたくさん必要であるが、X2℃以下であれば、冷凍能力が多い方が製氷は早く済む事は確かであるが、ある一面では、過剰に冷凍してしまっており、そのため、蒸発器103の温度は過剰に低下してしまい、製氷するという面では、無駄も多い。
【0057】
製氷温度センサー125で、X2℃(例えば0℃)を検出すると、圧縮機能力可変装置131では、外気温度センサー141の検出温度に応じて運転していたインバータ圧縮機108の回転数を、ワンランク落として回転させる。
【0058】
(例えば、図2より、それまで、64rpsで運転していたものに、対しては、58rpsで運転させる。)
今回は、ワンランク回転数を落とす例で記載したが、当然、製氷機の性能によっては、2ランク、3ランク回転数を落としても良い。
【0059】
製氷を続けると製氷温度センサー125はいずれ、X1℃(例えばー18℃)を検出する。
【0060】
X1℃を検出すると、氷ができあがったと言うことであり、今度は離氷モードに入る。図3の区間T4からT1が離氷区間であり、このとき冷凍サイクル102では、弁109が開き、ホットガスサイクルとなる。
【0061】
また、離氷した氷を落下させるために離氷用モータ124が駆動され、給水タンク122は、製氷セル121の下面を覆わない場所に移動する。
【0062】
ホットガスサイクルでは、インバータ圧縮機108の回転数を最大回転数(本実施の形態1では、図2の76rps)となるように、圧縮機能力可変装置131は動作する。
【0063】
製氷温度センサー125がX3℃(例えば7℃)になるまで、冷凍サイクル102はホットガスサイクルで動作し、その間に氷は、製氷セル121より離れ、貯氷タンク126に落下し、貯氷される。
【0064】
以上が、製氷1サイクルの動作であり、貯氷タンクが満杯になるまで、上述してきた動作を繰り返す。
【0065】
製氷を繰り返す中で、貯氷量を貯氷量検知センサー161で計測している。
貯氷量検知センサー161は、機械式の物でもよいし、光学式のものでもよく、貯氷量を数段階に分けて検知出来る。
【0066】
製氷機の用途によっては、ある程度氷の量が貯まるまでは、早く氷を作りたいが、それ以上は無理に、たくさんの氷を作らなくても良い場合もある。
【0067】
例えば、貯氷量が少ない場合は、インバータ圧縮機108を高回転で運転して、氷をたくさん作り、貯氷量が多くなってくると(例えば、全貯氷量の1/2以上)、インバータ圧縮機108を低回転で運転させて、製氷時間をゆっくりとしても良い。
【0068】
また、製氷機の使用者が、任意に製氷能力を設定出来るように、冷凍能力切り替えスイッチ151を使っても良い。
【0069】
冷凍能力切り替えスイッチ151は、自動モードと手動モードの切り替えが可能で、自動モードでは、上述してきたように、製氷温度センサー125や外気温度センサー141、貯氷量検知センサー161を使って自動運転し、手動モードでは、インバータ圧縮機108の回転数を数段階に切り替えることができる。
【0070】
また、製氷区間中のX2℃検出以後の、製氷温度センサー125での検出した温度の時間的勾配が、ある値より傾きが緩い場合、冷凍サイクル102の運転を停止し、異常を報告しても良い。
【0071】
製氷温度センサー125で検知する温度は、冷凍サイクル102が正常に動作していれば、製氷中は時間の経過と共に温度が低下していく。
【0072】
しかし、配管などに小さな亀裂などが発生した場合、冷媒がスローリークするわけであるが、この時、冷媒が徐々に不足してきており、蒸発温度が徐々に低下しなくなってくる。そのため、製氷温度センサー125での検出温度の時間的勾配も緩やかになるわけであり、異常または故障であることを示す。
【0073】
通常、製氷機では、給水される水の温度は、設置環境などにより一定でなく、例えば、蒸発器103から同じ量の冷やす熱を製氷セル121に入れたとしても、図3におけるT2からT3までの時間での、製氷温度センサー125で検知する温度の勾配は千差万別である。
【0074】
しかし、X2℃(例えば0℃)を検出後の温度勾配は、氷の凝縮潜熱とサイクル能力が同じであれば、どのような状況でも同じ傾向を示すことは明らかであり、この勾配が異なると言うことは、冷凍サイクル102に何らかの異変があったということになる。
【0075】
上述したように、X2℃検出以後の勾配を計測することで、より精度よく、異常または故障を診断できる。
【0076】
すなわち、上述のような状態の場合は、早急に使用者に報知する必要がある。
【0077】
以上のように実施の形態1の製氷機は、製氷に必要な冷凍サイクル102が組み込まれ、蒸発器103と、アキュウムレータ104、凝縮器105と、ドライヤ106と、膨張機構107と、インバータ圧縮機108と、弁109と、凝縮器用冷却ファン110と、製氷セル121と、給水タンク122と、ポンプモータ123と、前記給水タンク122を動かす離氷用モータ124と、製氷温度センサー125と、貯氷タンク126と、給水弁127と、圧縮機能力可変装置131と、外気温度センサー141と、冷凍能力切り替えスイッチ151と、貯氷量検知センサー161により、構成されているので、外気温度センサー141の指示値が小さいほど、インバータ圧縮機108の能力を低下させることができ、低外気温時における冷媒の蒸発温度の不必要な低下を防止できる。
【0078】
また、製氷温度センサー125が所定の指示値以下になった時点で、インバータ圧縮機108の能力を所定量低下させることができ、製氷1サイクル中の消費電力を少なくできる。
【0079】
また、ホットガスを送り込むサイクル時にインバータ圧縮機108の能力を最大にするため、離氷時間を短縮化できる。
【0080】
また、貯氷量検知センサー161により、貯氷量が多くなるにしたがって、圧縮機の回転数を下げ冷凍能力を抑え、製氷能力を下げることができ、氷の貯氷量に応じた省エネをできる。
【0081】
また、冷凍能力切り替えスイッチ151を使って、インバータ圧縮機108の能力を手動で可変でき、使用者が任意に製氷能力の切り替えをできる。
【0082】
また、製氷温度センサー125での検出した温度の時間的勾配が、ある値より傾きが緩い場合、冷凍サイクル102の運転を停止し、異常を報知することができる。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、外気温度センサーの指示値毎に、それに応じたインバータ圧縮機の回転数を指定し、外気温度センサーの指示値が小さければ、インバータ圧縮機の能力を低下させることができ、低外気温時における冷媒の蒸発温度の不必要な低下を防止できるという効果がある。
【0084】
また、請求項2に記載の発明は、製氷中に、製氷温度センサーが所定の指示値以下になった時点で、インバータ圧縮機の能力を所定量低下させることができるため、省エネを図るという効果がある。
【0085】
また、請求項3に記載の発明は、製氷セルに出来た氷を離氷する時に、製氷セルに接合された蒸発器にホットガスを送り込む構造の冷凍サイクルを有する製氷機において、ホットガスを送り込むサイクル時にインバータ圧縮機の能力を最大にし、離氷時間を短縮化するという効果がある。
【0086】
また、請求項4に記載の発明は、インバータ圧縮機の能力を手動で可変し、固定するスイッチを備え、スイッチを切り替える事で圧縮機の能力を切り替えるものであり、使用者が任意に製氷能力の切り替えをできるという効果がある。
【0087】
また、請求項5に記載の発明は、製氷された氷の量を段階的に検知するセンサーを備え、貯氷量が多くなると圧縮機の能力を抑制するものであり、貯氷量が多くなるにしたがって、インバータ圧縮機の回転数を下げ冷凍能力を抑え、製氷能力を下げることができ、氷の貯氷量に応じ省エネをできるという効果がある。
【0088】
また、請求項6に記載の発明は、製氷温度センサーによる検出温度の、0℃付近からの時間的勾配を計測することにより、その勾配がある値より傾きが緩い場合、冷凍サイクルの運転を停止し、異常を報知することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製氷機の実施の形態1の構成図
【図2】同実施の形態の製氷機の外気温と圧縮機回転数との制御テーブル図
【図3】同実施の形態の製氷機の製氷温度センサーの1サイクルの検出温度の経時変化を示す特性図
【図4】従来の製氷機の構成図
【符号の説明】
101 筐体
102 冷凍サイクル
103 蒸発器103
104 アキュウムレータ
105 凝縮器
106 ドライヤ
107 膨張機構
108 インバータ圧縮機
109 弁
110 凝縮器用冷却ファン
121 製氷セル
122 給水タンク
123 ポンプモータ
124 離氷用モータ
125 製氷温度センサー
126 貯氷タンク126
127 給水弁127
131 圧縮機能力可変装置131
141 外気温度センサー141
151 冷凍能力切り替えスイッチ151
161 貯氷量検知センサー161

Claims (6)

  1. 圧縮機と凝縮器と膨張機構と蒸発器からなる冷凍サイクルを有する製氷機において、前記蒸発器に接合された製氷セルと、前記製氷機の周辺温度を計測する外気温度センサーと、前記圧縮機の能力を可変する圧縮機能力可変装置とを備え、前記外気温度センサーの指示値が小さいほど、前記圧縮機の能力を低下させることを特徴とする製氷機。
  2. 圧縮機と凝縮器と膨張機構と蒸発器からなる冷凍サイクルを有する製氷機において、前記蒸発器に接合された製氷セルと、前記製氷セルの温度を検知する製氷温度センサーと、前記圧縮機の能力を可変する圧縮機能力可変装置とを備え、前記製氷温度センサーが所定の指示値以下になった時点で、前記圧縮機の能力を所定量低下させることを特徴とする製氷機。
  3. 圧縮機出口と蒸発器を直結する配管と、前記配管に取り付けられた開閉弁を有する製氷機において、前記開閉弁を開いて前記蒸発器にホットガスを送り込むサイクル時に、圧縮機の能力を最大にすることを特徴とする請求項1または2に記載の製氷機。
  4. 圧縮機の能力を固定するスイッチを備え、前記固定するスイッチを切り替える事で圧縮機の能力を任意に切り替えることができることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の製氷機。
  5. 貯氷量を段階的に検知するセンサーを備え、貯氷量が多くなると圧縮機の能力を抑制することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の製氷機。
  6. 圧縮機と凝縮器と膨張機構と蒸発器からなる冷凍サイクルを有する製氷機において、前記蒸発器に接合された製氷セルと、前記製氷セルの温度を検知する製氷温度センサーとを備え、前記製氷温度センサーによる検出温度の、0℃付近からの時間的勾配を計測することにより、その勾配がある値より傾きが緩い場合、冷凍サイクルの運転を停止し、異常を報知することを特徴とする製氷機。
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