JPH0454154B2 - - Google Patents

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JPH0454154B2
JPH0454154B2 JP5059686A JP5059686A JPH0454154B2 JP H0454154 B2 JPH0454154 B2 JP H0454154B2 JP 5059686 A JP5059686 A JP 5059686A JP 5059686 A JP5059686 A JP 5059686A JP H0454154 B2 JPH0454154 B2 JP H0454154B2
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JP
Japan
Prior art keywords
ice
water
making
storage tank
water storage
Prior art date
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Application number
JP5059686A
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English (en)
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JPS62210366A (ja
Inventor
Tadashi Sakai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP5059686A priority Critical patent/JPS62210366A/ja
Publication of JPS62210366A publication Critical patent/JPS62210366A/ja
Publication of JPH0454154B2 publication Critical patent/JPH0454154B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 この発明は、自動製氷に関し、特に貯水タンク
内に不純物の濃度の高い製氷水が滞留するのを防
止する自動製氷機に関するものである。
b 従来の技術 第3図は例えば米国特許第4363220号明細書の
発明の要部が示された従来の自動製氷機の一例を
示す概略構成図であり、製氷部1は、全体が垂直
状の製氷板2と、この製氷板2の裏面に添設され
た蛇管状の蒸発管3とから構成されている。製氷
部1の上方には散水穴4から製氷水を散水させて
製氷板2の表面に製氷水を流下させる散水管5が
設けれている。散水管5は配管6を介して貯水タ
ンク7内の循環ポンプ8と接続されている。
製氷部1の下方に設けられ製氷水を貯留する貯
水タンク7には、サイフオン9が立設されてい
る。サイフオン9は、貯水タンク7内の所定水位
14から突出したオーバフロー管10と、このオ
ーバフロー管10の上部を一定間隔を置いて被せ
て設けられているガイド管11とから構成されて
いる。ガイド管11の上面は、製氷サイクルの終
了による循環ポンプ8の停止に伴い配管6内の製
氷水が貯水タンク7内に戻ることにより生じた最
高水位12とほぼ一致している。また、貯水タン
ク7には給水管13から貯水タンク7内に給水さ
れる製氷水を所定水位14で制御するフロートバ
ルブ15が設けられている。なお、符号16は水
案内孔17を有する案内プレートであり、製氷板
2から離脱した氷を貯氷庫(図示せず)に導くも
のである。
次に、上記構成の自動製氷機の動作について説
明する。製氷サイクルの時、図示しない冷凍系が
動作して蒸発管3には低圧低温冷媒が供給され、
製氷板2は冷却される。また、循環ポンプ8が作
動して製氷水は製氷板2と貯水タンク7との間を
循環する。製氷水が製氷板2で冷却され、製氷板
2上では徐々に氷が成長し、氷が所定の厚さにな
ると、製氷完了検知装置(図示せず)が作動して
循環ポンプ8の作動は停止して製氷サイクルは終
了する。そして、製氷部1と循環ポンプ8との間
の配管6内の製氷水は貯水タンク7内に逆流し、
フロートバルブ15により所定水位14に保たれ
ていた貯水タンク7内の水位は最高水位12にま
で上昇する。
貯水タンク7内の液面高さが最高水位12にま
で達すると、オーバフロー管10とガイト管11
とは液体連通され、貯水タンク7内の製氷水はガ
イド管11の下端面18の位置になるまでのオー
バフロー管10を通じて外部に排水される。つま
り、製氷サイクルの時氷にならなかつた不純物の
濃度の高い製氷水は排水されることになる。
除氷サイクルに入ると、蒸発管3には高圧高温
冷媒が流れて製氷板2上の氷は融解され、氷は製
氷板2から離脱して案内プレート16上に滑落
し、かつ貯氷庫に貯留される。また、貯水タンク
7内には給水管13から製氷水が給水され、製氷
水が所定水位14にまで達すると、フロートバル
ブ15が作動して製氷水の貯水タンク7内への供
給は停止される。
c 発明が解決しようとする問題点 上記のように構成された従来の自動製氷機にお
いては、例えば製氷開始時と製氷完了時の水位に
差があり、製氷完了時の水位とガイド管11の上
面との間に大きな差がある場合とか貯水タンク7
の液面の面積が大きい場合等において、循環ポン
プ8の停止による配管6内の戻り液だけではガイ
ド管11の上面にまで製氷水は達せず、貯水タン
ク7内の製氷水はサイフオン9により有効に外部
に排水されないという問題点があつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、貯水タンク7内の製氷水を確実に
排水し、製氷水に含まれる不純物による製氷能力
の低下、製氷機の正常運転の阻害を未然に防ぐこ
とのできる自動製氷機を得ることを目的とする。
d 問題点を解決するための手段 この発明に係る自動製氷機は、氷を製造する製
氷部1,30と、この製氷部1,30で氷に相変
化する製氷水を貯留する貯水タンク7と、この貯
水タンク7に貯留される製氷水の最高水位12よ
りも上部19が高い位置に配設され吸入側が貯水
タンク7の底部に設けられたサイフオン20,4
1と、このサイフオン20,41の吸入側に接続
されサイフオン20,41の吸入側に製氷水を供
給してサイフオン20,41の吸入側とその放出
側とで液体連通する給水管25とを備えているも
のである。
e 作 用 この発明においては、給水管25を通じてサイ
フオン20,41の吸入側に製氷水が供給され、
製氷水は貯水タンク7内の製氷水の最高水位12
よりも高い位置にある上部19を乗り越えて、サ
イフオン20,41の吸入側と放出側とは液体連
通され、貯水タンク7内の製氷水はサイフオン2
0,41を通じて外部に排水される。
f 実施例 以下、この発明の実施例を図について説明す
る。第1図はこの発明の一実施例を示すもので、
第3図と同一または相当部分は同一符号を付し、
その説明は省略する。
図において、貯水タンク7には上部19が最高
水位12より高い位置に配設されたサイフオン2
0が貯水タンク7と液体連通されて設けられてい
る。このサイフオン20の吸入側には、製氷水が
貯水タンク7内に逆流するのを防ぐための弁であ
るボール21を移動自在に収納した膨大部22が
形成されている。膨大部22には給水口23が形
成されており、この給水口23に第1ウオータバ
ルブ24の付設された第1の給水管25が接続さ
れている。第1の給水管25からは第2のウオー
タバルブ26が付設された第2の給水管27が分
岐されており、この第2のウオータバルブ26の
開弁により貯水タンク7には製氷水が給水され
る。
次に、上記構成の自動製氷機の動作について説
明する。除氷サイクルの時、第2のウオータバル
ブ26の開弁により貯水タンク7には製氷水が供
給され、余剰水はオバーフロー管51から外部に
排水され、貯水タンク7内は所定水位14を保つ
ている。
蒸発管3からの加熱により製氷板2上の氷が融
解され、氷が製氷板2から離脱し貯氷庫に貯留さ
れて除氷サイクルが終了し製氷サイクルに入る
と、第2のウオータバルブ26の開弁すると共に
循環ポンプ8は作動を開始し、製氷水は貯水タン
ク7と製氷部1との間を循環する。貯水タンク7
内の水位は、氷が製氷板2上で成長すると共に
徐々に低下し、氷が製氷完了する時には下限水位
28にまで低下している。
除氷サイクルに入ると、循環ポンプ8は停止す
ると共に第1のウオータバルブ24は開弁し、第
1の給水管25を経て膨大部に製氷水が供給され
る。この製氷水は、貯水タンク7内へはボール2
1により阻止され、サイフオン20の上部19を
乗り越え、サイフオン20と貯水タンク7とは液
体連通される。第1のウオータバルブ24の開弁
時間は、製氷水がサイフオン20の上部19を越
えることができるようにタイマ(図示せず)によ
り設定されている。その結果、貯水タンク7内の
製氷水は、サイフオン20の吸入側である膨大部
22、上部19、放出側を通つて外部に連続的に
排水され、膨大部22に空気が吸い込まれるサイ
フオン20の入り口上部29に達した時点で、そ
の排水は停止される。つまり、製氷サイクルの時
氷にならなかつた不純物の濃度の高い製氷水はほ
とんど排水されることになる。その後、前述した
ように第2のウオータバルブ26が開弁され、貯
水タンク7内には第2の給水管27を通じて製氷
水が供給されて、除氷サイクルは継続される。
なお、第2の給水管27からの給水量がサイフ
オン20による排水量よりも小さい場合には、除
氷サイクルの開始と共に第1のウオータバルブ2
4、第2のウオータバルブ26を同時に開弁して
も、製氷サイクルの時に残留した貯水タンク7内
の製氷水をほぼ排水することができる。
第2図はこの発明の他の実施例を示すオーガ式
自動製氷機の概略構成図であり、全体形状が円筒
状の製氷部30は、蒸発管3が巻回されているケ
ーシング31と、このケーシング31内に回転自
在に設けられたスクリユウ刃32を有するスクリ
ユウ33と、このスクリユウ33を軸支する軸部
34と、スクリユウ33の下部にスクリユウ33
と連結されて設けられたギヤードモータ35と備
えている。また、スクリユウ33の上方には、氷
圧縮通路36、カツター37および氷放出口38
がそれぞれ配設されている。
ケーシング31の下部は貯水タンク7と第1の
接続管39を介して液体連通されている。製氷部
30の上部とほぼ同一レベルにある貯水タンク7
内には、第2のウオータバルブ26と電気的に接
続されたフロートスイツチ40が設けられてお
り、フロートスイツチ40からの信号による第2
のウオータバルブ26の開閉で、貯水タンク7内
は所定水位14が維持されている。
ケーシング31の下部はサイフオン41と第2
の接続管42を介して液体連通されている。サイ
フオン41は、第2の接続管42と接続されたオ
ーバフロー管43と、このオーバフロー管43の
上部を一定間隔を置いて被せて設けられているガ
イド管44とから構成されている。オーバフロー
管43の上端部は所定水位14よりも高い位置に
あり、またその下部には膨大部45が形成されて
いる。膨大部45内には移動自在の弁であるボー
ル21が収納されていると共に凸部46が形成さ
れている。膨大部45は第1のウオータバルブ2
4の付設された給水管25と接続されている。
次に、上記構成のオーガ式自動製氷機の動作に
ついて説明する。製氷機の開始に伴い貯水タンク
7内に製氷水がないことをフロートスイツチ40
が検知すると、そこからの信号により第2のウオ
ータバルブ26が開弁され、貯水タンク7内には
所定水位14になるまで給水が行なわれる。そし
て、貯水タンク7内、ケーシング31内およびオ
ーバフロー管43内の各水位は連通管の原理によ
り同一水位レベルとなる。
ケーシング31内の製氷水は蒸発管3からの冷
熱より冷却され、次第にケーシング31の内面に
氷結する。ケーシング31内に成長した氷は、ギ
ヤードモータ35の作動に伴うスクリユウ33の
回転によりスクリユウ刃32で削り取られると共
に、ケーシング31の上方に送られる。このフレ
ーク状の氷は、氷圧縮通路36で圧縮されて棒状
の氷になつた後、カツター37により切断され
る。そして、氷は氷放出口38に送られ貯氷庫
(図示せず)内に貯留される。貯氷庫内が氷で満
杯になると貯氷スイツチ(図示せず)が作動し、
製氷運転が停止されると共に第1のウオータバル
ブ24が開弁される。
第1のウオータバルブ24が開弁し膨大部45
に第1の給水管25からの製氷水が供給される
と、その水圧によりボール21は第2の接続管4
2の出口部50に圧接しその製氷水は第2の接続
管42に流入することなく、オーバフロー管43
内の製氷水を押し上げる。そして、製氷水がオー
バフロー管43を乗り越え膨大部45とガイド管
44が液体連通され、引き続き貯水タンク7内の
製氷水、ケーシング31内の製氷水は総てオーバ
フロー管43、ガイド管44を通じて外部に排水
される。つまり、製氷時に氷にならなかつた不純
物の濃度の高い製氷水は総て排水されることにな
る。なお、第1のウオータバルブ24は予めオー
バフロー管43とガイド管44とが液体連通する
のに要する時間に設定されたタイマ(図示せず)
が作動して閉弁される。また、第1のウオータバ
ルブ24の開弁は貯水スイツチに連動することな
く定期的に開弁し、貯水タンク7、ケーシング3
1内の製氷水を外部に排水してもよい。
g 発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、貯水
タンク7に貯留される製氷水の最高水位12より
も上部19が高い位置に配設されたサイフオン2
0,41の吸入側に給水管25を接続し、この給
水管25を通じてサイフオン20,41の吸入側
に製氷水を供給してサイフオン20,41の吸入
側とその放出側とを液体連通することにより、貯
水タンク7内の不純物の濃度の高い製氷水は排水
され、製氷水に含まれる不純物による製氷能力の
低下、製氷機の正常運転の阻害は未然に防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成
図、第2図はこの発明の他の実施例を示す概略構
成図、第3図は従来の自動製氷機の一例を示す概
略構成図である。 1,30……製氷部、7……貯水タンク、2
0,41サイフオン、25……給水管。なお、各
図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 氷を製造する製氷部1,30と、この製氷部
    1,30で氷に相変化する製氷水を貯留する貯水
    タンク7と、この貯水タンク7に貯留される製氷
    水の最高水位12よりも上部19が高い位置に配
    設され、吸入側が前記貯水タンク7の底部に設け
    られたサイフオン20,41と、このサイフオン
    20,41の吸入側に接続され、サイフオン2
    0,41の吸入側に製氷水を供給してサイフオン
    20,41の吸入側とその放出側とを液体連通す
    る給水管25とを備えていることを特徴とする自
    動製氷機。 2 サイフオン20,41の吸入側には移動自在
    の弁21を収納した膨大部22,45が形成さ
    れ、この弁21は、給水管25から膨大部22,
    45に流入する製氷水が貯水タンク7内に流入す
    るのを阻止する特許請求の範囲第1項記載の自動
    製氷機。 3 給水管25にはウォータバルブ24が付設さ
    れており、このウォータバルブ24の開閉時間は
    タイマより予め設定されている特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の自動製氷機。
JP5059686A 1986-03-10 1986-03-10 自動製氷機 Granted JPS62210366A (ja)

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JP5059686A JPS62210366A (ja) 1986-03-10 1986-03-10 自動製氷機

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JPS62210366A JPS62210366A (ja) 1987-09-16
JPH0454154B2 true JPH0454154B2 (ja) 1992-08-28

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