JPH0416054B2 - - Google Patents

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JPH0416054B2
JPH0416054B2 JP62084527A JP8452787A JPH0416054B2 JP H0416054 B2 JPH0416054 B2 JP H0416054B2 JP 62084527 A JP62084527 A JP 62084527A JP 8452787 A JP8452787 A JP 8452787A JP H0416054 B2 JPH0416054 B2 JP H0416054B2
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JP
Japan
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plate
cavity
runner
pin
mold
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JP62084527A
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JPS63251215A (ja
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Hiroshi Kubota
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Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
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Publication of JPS63251215A publication Critical patent/JPS63251215A/ja
Publication of JPH0416054B2 publication Critical patent/JPH0416054B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
    • B29C2045/388Locking pins for retaining the sprue
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/2602Mould construction elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2101/00Use of unspecified macromolecular compounds as moulding material
    • B29K2101/12Thermoplastic materials

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ピンゲートを有し、このピンゲー
トの切断方法を改良した射出成形金型に関する。
[従来の技術] 一般に、射出成形金型においては、溶融樹脂の
流路であるスプール・ランナと、固定金型及び可
動金型の間で規定されるキヤビテイとの接合部、
換言すれば、キヤビテイの入り口部に、溶融樹脂
の流れを計画的に形成するためのゲートが設けら
れている。そして、このようなゲートにおいて、
キヤビテイ内に流入・固化された樹脂、即ち、成
形品と、ゲートに残留して固化された樹脂との間
を、型開き時に、この型開きに応じて自動的に切
断することができるように、ピンゲートが開発さ
れている。
一方、このようなピンゲートの位置で、キヤビ
テイ内の成形品と流路に残留して固化した樹脂と
の間を切断するために、ランナロツクピンが設け
られている。このランナロツクピンは、ランナ内
に一部が挿入されており、この挿入端に、逆テー
パのアンダーカツト部が形成されている。そし
て、このランナロツクピンのアンダーカツト部を
流路内に残留して固化した樹脂内に嵌合させるこ
とにより、互いを係合させておき、このランナロ
ツクピンを成形品から引き離すことにより、ピン
ゲートにおいて、キヤビテイ内の成形品と流路内
に残留して固化した樹脂とを、切断すると共に、
このスプール内に残留して固化した樹脂を、この
スプールが形成されているキヤビイから抜き出す
ようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] このようなピンゲートを有する射出成形金型に
おいては、成形サイクルを短縮化して成形コスト
を低廉化する努力が図られている。このため、こ
のように成形サイクルを短縮化するために、ラン
ナロツクピンの周囲の溶融樹脂が固化しない内
に、型開きが実行されることになる。この結果、
ピンゲートにおける樹脂の切断強度が、ランナロ
ツクピンのアンダーカツト部が係合されたところ
のランナ内の樹脂からの引抜き力を上回ることに
なる。このため、アンダーカツトが樹脂から抜け
るのみで、ピンゲートにおいて、キヤビテイ内の
成形品とスプール内に残留した樹脂とが、切断さ
れずに、そのままの位置に残つてしまう問題点が
生じることになる。
また、一般には、ランナロツクピンへの冷却動
作を行なつていないので、高温の溶融樹脂によ
り、ランナロツクピン自身の温度が上昇して、ラ
ンナロツクピン回りの溶融樹脂の固化が遅延する
ことになる。このため、成形動作中に、ランナロ
ツクピンのアンダーカツト部に溶融樹脂が付着し
て、ランナロツクピンのアンダーカツト量が減少
することになる。この結果、ランナロツクピンと
樹脂との間の引き抜き力が減少して、ピンゲート
における切断が不可能となる問題点も有る。
以上のような問題点、即ち、ピンゲートにおけ
る切断不良が生じると、成形動作を一旦中断し
て、キヤビイ内から固化した樹脂を取除かなけれ
ばならず、却つて、成形サイクルの短縮化が阻害
されることになる。
このような問題点を解決するため、ランナにお
いて固化した樹脂を専用に突き出すための機構
が、キヤビイプレートに設けられた構成が考えら
れる。しかしながら、このような構成では、金型
が大型化すると共に、この機構を備えるために、
二次スプールを長く設定しなければならなくな
る。この結果、従来の方式に比較して、必要とな
る樹脂量が増大し、成形品のコストが上昇する問
題を引き起すことになる。また、金型の大型化、
複雑化により、金型全体の製造コストも高くつく
問題点が指摘される。
この発明は上述した問題点に鑑みてなされたも
ので、この発明の目的は、簡単な構成で、コスト
上昇を招くことなく、確実にピンゲートにおいて
キヤビテイ内で固化した成形品とスプール内で固
化した樹脂とを切断することの出来るピンゲート
を有する射出成形金型を提供する事である。
[問題点を解決するための手段] 上述した問題点を解決し、目的を達成するた
め、この発明に係わるピンゲートを有する射出成
形金型は、成形品を規定するキヤビテイの一端に
開口し、キヤビテイ内への溶融樹脂の流通を制限
する様に所定の軸方向に沿つて延出するピンゲー
ト及びこのピンゲートに前記軸方向に沿つて隣接
した状態で連通し、これに溶融樹脂を導くスプー
ルの一部が形成されたキヤビイと;このキヤビイ
に前記軸方向に沿つて隣接し、これに軸方向に沿
つて接離自在に設けられ、接触した状態で、前記
キヤビイに形成されたスプールの一部に連設され
るスプールの他部と、このスプールの他部に連通
して溶融樹脂を導くランナとが形成されたランナ
プレートと;成形動作終了後の型開き時に、この
ランナプレートをキヤビイから前記軸方向に沿つ
て離間するように駆動し、キヤビテイ内で固化し
た樹脂と、スプール内で固化した樹脂とを前記ピ
ンゲートで前記軸方向に沿つて切断する駆動手段
とを具備する事を特徴としている。
[作用] 上述した構成のピンゲートを有する射出成形金
型においては、キヤビテイへの溶融樹脂の射出・
充填動作後、この溶融樹脂の冷却・固化が完了す
る前に、成形金型の型開き動作が開始される。こ
の型開き動作の開始に伴ない、駆動手段を介し
て、ランナプレートがキヤビイから離間するよう
に移動駆動される。このランナプレートの移動に
より、スプール内で固化した樹脂は、全体とし
て、キヤビテイ内で固化した成形品から引き離さ
れる力を受けることになる。このようにして、キ
ヤビテイ内で固化した成形品とスプール内で固化
した樹脂とは、ピンゲートにおいて切断され、互
いに引き離されることになる。
[実施例] 以下に、この発明に係わるピンゲートを有する
射出成形金型の一実施例の構成を添付図面を参照
して、詳細に説明する。
第1図に、この一実施例のピンゲートを有する
射出成形金型10が示されているが、この射出成
形金型10は中心軸に関して略上下対称構造であ
るため、上半分のみ図示し、下半分の図示を省略
している。
この射出成形金型10は、固定金型12と、こ
の固定金型12に対して、型開き面L0を境にし
て、後述する制限距離l4だけ軸方向に沿つて、接
離自在に設けられた可動金型14と、この可動金
型14に摺動自在に取り付けられたエジエクト部
材16とを具備している。
この固定金型12は、図示しない取付部に取り
付けられる固定側取付板18と、この固定側取付
板18に隣接して配設され、これに対して分離面
L3を境にして、後述する制限距離l5だけ軸方向に
沿つて、接離自在に設けられたランナ落下板20
と、このランナ落下板20に隣接して配設され、
これに対して分離面L2を境にして、後述する制
限距離l3だけ軸方向に沿つて、接離自在に設けら
れたキヤビイプレート22とを備えている。
このキヤビイプレート22には、可動金型14
の後述するコア24に対向する位置において、固
定金型12と可動金型14とが互いに当接した際
に、互いに当接する状態で、キヤビイ26が配設
されている。ここで、このキヤビイプレート22
のランナ落下板20側の側面であつて、このキヤ
ビイ26が配設された付近の部分には、凹所28
が形成されている。この凹所28内には、ランナ
落下板20側の側面を、キヤビイプレート22の
ランナ落下板20側の側面と面一に設定された状
態で、ランナプレート30が収納されている。こ
のランナプレート30は、キヤビイプレート22
に対して第1の分離面L1を境にして、後述する
制限距離l1だけ軸方向に沿つて、接離自在に設け
られいる。
ここで、前述した固定側取付板18とランナ落
下板20との中心部を貫通した状態で、軸方向に
沿つて延出した一次スプール32aが形成された
スプール部材32が埋設されている。このスプー
ル部材32は、スプール部材取付け具34を介し
て、固定側取付板18に固着されている。また、
ランナプレート30には、この一次スプール32
aに中央において連通した状態で、半径方向に沿
つて延出したランナ30aが形成されている。更
にこのランナプレート30には、このランナ30
aの外周部に連設した状態で、膨大部30bが形
成されると共に、この膨大部30bに連通した状
態で、軸方向に沿つて延出した二次スプール36
の一部36aが形成されている。
一方、上述したキヤビイ26内には、この二次
スプール36の一部36aに連通した状態で、軸
方向に沿つて延出した二次スプール36の他部3
6bが形成されると共に、この二次スプール36
の他部36bの先端には、ピンゲート38が形成
されている。尚、このピンゲート38に連設され
た状態で、このキヤビイ26の可動金型14側の
側面に開口して、成形品を規定するキヤビテイ4
0の一部40aが形成されている。
また、前述した固定側取付板18とランナ落下
板20とを貫通して、先端がランナ30aの膨大
部30b内に突出させた状態で、軸方向に沿つて
延出したランナロツクピン42が配設されてい
る。このランナロツクピン42は、固定側取付板
18に固着されており、これの膨大部30b内に
位置する先端には、逆テーパのアンダーカツト部
42aが形成されている。
前述した可動金型14は、図示しない駆動機構
により、固定金型12から離間するように軸方向
に沿つて移動される可動側取付板44と、この可
動側取付板44に隣接して固着されたセンタピン
取付板46と、このセンタピン取付板46の外周
に配設された複数のスペーサブロツク48を介し
て、離間して取り付けられた受板50と、この受
板50に隣接して固着され、固定金型12のキヤ
ビイプレート22と型締め時に密着するコアプレ
ート52とを備えている。
ここで、これら可動側取付板44、センタピン
取付板46、スペーサブロツク48、受板50、
並びに、コアプレート52は、固着ボルトを介し
て一体に固着されており、上述したような可動側
取付板44の移動に伴なつて、一体的に移動する
ことになる。また、このコアプレート52は、前
述したコア24を、両側面を開放した状態で備え
ている。そして、このコア24のキヤビイ26に
対向する面には、キヤビテイ40の他部40b
が、型締めされた状態でキヤビテイ40の一部4
0aに連通するように、形成されている。
前述したエジエクト部材16は、可動金型14
のセンタピン取付板46と受板50との間で軸方
向に沿つて移動自在に設けられており、受板50
及びコアプレート52とを貫通して配設されたリ
ターンピン54を、軸方向に沿つて延出した状態
で一体に備えている。また、センタピン取付板4
6には、リターンピン54と平行に、センタピン
56が軸方向に沿つて延出した状態で、一体に取
り付けられている。このセンタピン56は、エジ
エクト部材16に固着されたガイドスリーブ58
内を貫通した状態で、コア24に形成されたキヤ
ビテイ40の他部40b内まで延出している。
このエジエクト部材16は、リターンピン54
の周囲に遊嵌されたリターンコイルスプリング6
0により、固定金型12から離間する方向に付勢
され、通常、センタピン取付板46に圧接されて
いる。この圧接された状態において、キヤビテイ
40の他部40b内に延出しているセンタピン5
6の先端部分は、成形品の穴部を規定し、また、
ガイドスリーブ58の先端面は、キヤビテイ40
の一端面、即ち、成形品の一端面を規定してい
る。尚、エジエクト部材16が、図示しない駆動
機構により、リターンコイルスプリング60の付
勢力に抗して固定金型12に向けて移動されるこ
とにより、これに一体に取り付けられたガイドス
リーブ58も固定金型12に向けて移動され、従
つて、キヤビテイ40内において固化された樹
脂、即ち、成形品は、このガイドスリーブ58に
突き出されて、キヤビテイ40内から取り出され
ることになる。
このエジエクト部材16は、前記したリターン
コイルスプリング60の弾圧力によつて、可動金
型14の後述する離型工程時には、途中まで可動
金型14と一体に移動するようになつており、型
開きの最終段において(即ち、所定の制限距離l4
だけ、固定金型12と可動金型14とが離間する
前において)、成形機に固設された突き出しロツ
ド62(第5図及び第6図に示す)に当接するこ
とになる。そして、この当接した時点以後は、エ
ジエクト部材16の移動はストツプされて、リタ
ーンコイルスプリング60を圧縮しつつ、可動金
型14に対して相対的に図中右方向に移動するよ
うになされている。
ここで、前述したように、ランナプレート30
は、キヤビイプレート22、従つて、キヤビイ2
6に対して接離自在に構成されているものである
が、このランナプレート30を、型開き時に、キ
ヤビイプレート22から離間するように駆動する
駆動手段としての、駆動機構64が、固定金型1
2内に配設されている。
この駆動機構64は、型締め状態において、ラ
ンナ落下板20、ランナプレート30、キヤビイ
プレート22に渡つて軸方向に沿つて貫通された
透孔66と、この透孔66内に配設され、軸方向
に沿つて延出した第1の制限ピン68とを備えて
いる。この第1の制限ピン68は、一端をキヤビ
イプレート22に固着され、他端はランナ落下板
20中に位置している。そして、この駆動機構6
4は、この第1の制限ピン68のキヤビイプレー
ト22内に位置する部分の外周に嵌挿された第1
の付勢手段としての、第1のコイルスプリング7
0を備えている。この第1のコイルスプリング7
0は、一端をランナプレート30に係合し、他端
をキヤビイプレート22に係合した状態で、これ
らランナプレート30とキヤビイプレート22と
が互いに離れる方向に付勢している。
尚、このように駆動機構64は構成されている
ので、固定金型12において、第2の分離面L2
が閉じられている状態において、ランナプレート
30がランナ落下板20に押し突けられて、第1
のコイルスプリング70の付勢力に抗して、ラン
ナプレート30はキヤビイプレート22及びキヤ
ビイ26に当接されており、後述するように、型
開きに応じて、第2の分離面L2が開くことに従
つて、第1のコイルスプリング70の付勢力によ
り、ランナプレート30は、キヤビイプレート2
2及びキヤビイ26から離間することになる。
尚、この第1の制限ピン68の、ランナ落下板
20側の端部には、係止部として、ランナプレー
ト30に形成されたところの透孔66のサイズよ
り大きいサイズの頭部68aを一体的に備えてい
る。そして、ランナプレート30がキヤビイプレ
ート22に当接した状態における、この頭部68
aとランナプレート30との距離は、所定の第1
の制限距離l1に設定されている。このようにし
て、第1のコイルスプリング70によりランナプ
レート30のキヤビイプレート22から離間され
る離間距離は、上述の第1の制限距離l1に制限さ
れている。
また、ランナ落下板20とキヤビイプレート2
2との間には、型開き動作が開始された際に、先
ず、これらの間の第2の分離面L2から型の分離
が行なわれるようにするために、第2のコイルス
プリング72が配設されている。即ち、ランナ落
下板20とキヤビイプレート22との互いの当接
面には、互いに連通した状態で、凹部20a,2
2aが夫々形成されている。これら凹部20a,
22aにより規定される空間内には、第2の制限
ピン74が軸方向に沿つて延出した状態で収容さ
れている。この第2の制限ピン74は、一端でラ
ンナ落下板20に固着されており、他端はキヤビ
イプレート22の凹部22aに位置している。
上述した第2のコイルスプリング72は、この
第2の制限ピン74の外周に捲回されており、一
端は、ランナ落下板20に係合すると共に、他端
は第2の制限ピン74に嵌挿されたワツシヤ76
を介してキヤイビプレート22に係合している。
尚、このワツシヤ76は、キヤビイプレート22
に形成された凹部22aに形成された段部の肩部
に当接するように構成されている。
尚、この第2の制限ピン74の、キヤビイプレ
ート22側には、係止部として、ワツシヤ76に
形成されたところの透孔76aのサイズより大き
いサイズの頭部74aを一体的に備えている。そ
して、ランナ落下板20がキヤビイプレート22
に当接した状態における、この頭部74aとワツ
シヤ76との距離は、所定の第2の制限距離l2
設定されている。ここで、この第2の制限距離l2
は、前述した第1の制限距離l1より大きく設定さ
れている。このようにして、ランナプレート30
がキヤイビプレート22から第1の制限距離l1
け離間した後においても、キヤビイプレート22
はランナ落下板20から離間し続け、キヤビイプ
レート22がランナ落下板20より制限距離l2
け離間するように移動した以降は、この第2のコ
イルスプリング72の付勢力はキヤビイプレート
22に作用しなくなる。
また、固定金型12側のキヤビイプレート22
と、可動金型14側のコアプレート52との、
夫々の外面には、位置規制ピン78,80が夫々
植設されている。これら位置規制ピン78,80
を取囲むように、固定金型12と可動金型14と
の離間距離を制限距離l4に制限するための制限リ
ンク82が配設されている。即ち、この制限リン
ク82には、両位置規制ピン78,80が移動可
能に挿通された規制溝82aが、軸方向に沿つて
形成されている。この規制溝82aの軸方向長さ
は、第1図に示す状態から、固定金型12及び可
動金型14が、上述した第4の制限距離l4だけ離
間するに必要な長さに設定されている。
また、第2図に示すように、ランナ落下板2
0、キヤビイプレート22、コアプレート52、
受板50を夫々貫通した状態で、第3の制限ピン
84が配設されている。この第3の制限ピン84
は、一端でランナ落下板20に固着され、キヤビ
イプレート22が摺動自在に貫通するように構成
されている。また、この第3の制限ピン84が貫
通しているコアプレート52及び受板50の透孔
52a,50aは、第3の制限ピン84の先端に
形成された径大な頭部84aよりも大きく設定さ
れている。即ち、第3の制限ピン84の頭部84
aは、型開き時にキヤビイプレート22の側面に
当接するようになされている。
ここで、第2図に示すように、型閉じされた状
態において、キヤビイプレート22と第3の制限
ピン84の頭部84aとの間は、第3の制限距離
l3だけ離間するように設定されている。このよう
にして、ランナ落下板20とキヤビイプレート2
2との間の離間距離は、この第3の制限距離l3
制限されることになる。
更に、固定側取付板18に摺動可能に第4の制
限ピン86が配設されている。この第4の制限ピ
ン86は、一端でランナ落下板20に固着されて
おり、これの他端が位置する固定側取付板18の
部分には、ここに形成された径大な頭部86aが
嵌挿される凹部18aが形成されている。ここ
で、型閉じされた状態で、この凹部18aの側面
と頭部86aとの間は、第5の制限距離l5だけ離
間するように設定されている。このようにして、
ランナ落下板20と固定側取付板18との間の
は、この第5の制限距離l5に制限されることにな
る。
以上のように構成された射出成形金型10を用
いてプラスチツク成形品88(第3図に示す。)
を成形する動作につき、以下に作用を説明する。
第1図に示す状態の射出成形金型10に、スプ
ール部材32を介して溶融樹脂を射出する。射出
された溶融樹脂は、一次スプール32a、ランナ
30a、膨大部30b、二次スプール36a,3
6b、ピンゲート38を順次介して、キヤビテイ
40内にもたらされる。このようにキヤビテイ4
0内にもたらされた溶融樹脂は、隅々まで良好に
行き渡ることになる。
ここで、キヤビテイ40内に溶融樹脂が射出さ
れた時点から、キヤビテイ40内における溶融樹
脂は、キヤビテイ40が図示しない冷却機構によ
り冷却されているので、冷却され、固化され始め
られる。そして、成形サイクルの短縮化のため
に、キヤビテイ40内で溶融樹脂が完全に固化す
る前に、型開き動作が開始される。
即ち、可動金型14の可動側取付板44が図示
しない駆動機構により、固定金型12から離間す
る方向に、換言すれば、第1図中左方へ移動され
始める。この可動側取付板44の移動に伴なつ
て、先ず、第2のコイルスプリング72の付勢力
により、第2の分離面L2から分離し始める。即
ち、キヤビイプレート22がランナ落下板20か
ら離間し始める。ここで、ランナプレート30
は、第1のコイルスプリング70の付勢力によ
り、ランナ落下板20に押し付けられている。従
つて、前述したキヤビイプレート22のランナ落
下板20からの離間に応じて、このランナプレー
ト30からキヤビイプレート22及びキヤビイ2
6が第1の分離面L1から離間することになる。
このランナプレート30とキヤビイ26との離
間動作により、キヤビテイ40内に充填された樹
脂と、二次スプール36a,36b内に充填され
た樹脂とは、ピンゲート38において、確実に切
断されることになる。
そして、キヤビイプレート22及びキヤビイ2
6のランナプレート30からの離間距離が、第1
の制限ピン68により規定された制限距離l1に達
した時点で、第3図に示すように、第1の制限ピ
ン68の頭部68aは、ランナプレート30に係
合して、この制限距離l1以上の離間を制限するこ
とになる。このようにして、この後における可動
側取付板44の移動に応じて、ランナプレート3
0は、今度は、キヤビイプレート22及びキヤビ
イ26と共に一体に移動することになる。
この後、更に可動側取付板44が移動される事
により、ランナ落下板20とランナプレート30
との間が離間されることにる。ここで、二次スプ
ール36a,36b、ランナ30a、一次スプー
ル32a残留している樹脂は、これと一体の膨大
部30bに残留している樹脂が、ランナロツクピ
ン42のアンダーカツト部42aと係合している
ので、ランナ落下板20に取り残された状態に維
持される。従つて、これら二次スプール36a,
36b、膨大部30b、ランナ30a、一次スプ
ール32aに残留している樹脂は、ランナプレー
ト30から離間されることになる。
また、ランナ落下板20と、キヤビイプレート
22との離間距離が、第2の制限ピン74により
規定された制限距離l2に達した時点で、第4図に
示すように、第2の制限ピン74の頭部74a
は、ワツシヤ76に係合する。このようにして、
第2のコイルスプリング72の付勢力は、この
後、キヤビイプレート22に作用するのではな
く、ワツシヤ76を介して、第2の制限ピン74
に作用することになる。従つて、この後、可動側
取付板44が移動することにより、摩擦要因等に
より、型開き面L0若しくは第3の分離面L3から
も開かれることになる。
尚、この一実施例においては、更に可動側取付
板44が移動されることにより、先ず、第2の分
離面L2が開ききり、次いで、型開き面L0が開き
きり、最後に、第3の分離面L3が開くものとし
て、以下に説明する。
即ち、可動側取付板44が移動されることによ
り、第2の分離面L2から更にランナ落下板20
とキヤビイプレート22とは離間すると共に、型
開き面L0から、キヤビイプレート22とコアプ
レート52とが離間すること、換言すれば、固定
金型12と可動金型14とが離間することにな
る。ここで、ランナ落下板20と、キヤビイプレ
ート22との離間距離が、第2図に示す第3の制
限ピン84により規定された制限距離l3に達した
時点で、第5図に示すように、第3の制限ピン8
4の頭部84aは、キヤビイプレート22に係合
して、これ以降の離間が制限される。尚、ランナ
落下板20とキヤビイプレート22とが制限距離
l3だけ離間した状態において、第5図に示すよう
に、二次スプール36bにおいて固化した樹脂の
先端は、ランナプレート30から完全に抜き出さ
れた状態にもたらされている。
一方、可動金型14側においては、キヤビイプ
レート22とコアプレート52とが、制限リンク
82により規定される制限距離l4まで離間する前
に、エジエクト部材16が突き出しロツド62に
当接し、このエジエクト部材16の以後の移動が
制限されることになる。このため、可動側取付板
44と一体の受板50及びコアプレート52は、
この可動側取付板44の移動に伴なつて移動する
ことになるが、エジエクト部材16は、上述した
ように、突き出しロツド62によりその移動を停
止されているので、このエジエクト部材16は、
リターンコイルスプリング60の付勢力に抗し
て、相対的に受板50及びコアプレート52に接
近することになる。このようにして、リターンピ
ン54と、センタピン56が挿通されているスリ
ーブ58とは、コアプレート52から、図中右方
に相対的に突き出ることになる。
そして、更に、可動側取付板44が移動するこ
とにより、第6図に示すように、キヤビテイ40
内で冷却・固化された樹脂、即ち、成形品88
は、キヤビテイ40から取り出されることにな
る。また、この移動に伴なうキヤビイプレート2
2とコアプレート52との離間距離は、第6図に
示すように、制限リンク82の規制溝82aの両
端に位置規制ピン78,80が当接することによ
り、制限リンク82により規定される制限距離l4
に制限される。
一方、このようにキヤビイプレート22とコア
プレート52とが制限距離l4だけ離間した後は、
可動側取付板44の移動に伴ない、第3の分離面
L3を介して、ランナ落下板20が固定側取付板
18から離間し始める。この離間動作に応じて、
ランナロツクピン42はランナ落下板20に密着
している残留樹脂から引き離されることになる。
即ち、ランナロツクピン42のアンダーカツト部
42aは、膨大部30b内に残留している樹脂と
の係合を強制的に解除され、引き抜かれることに
なる。このようにして、第6図に示すように、一
次スプール32a、ランナ30a、膨大部30
b、二次スプール36a,36bにおいて固化し
て残留していた樹脂は、ランナ落下板20から取
り出し可能状態、換言すれば、射出成形金型10
から取り出し可能状態となる。
尚、この固定側取付板18とランナ落下板20
との離間距離が、第2図に示す第4の制限ピン8
6により規定された制限距離l5に達した時点で、
第4の制限ピン86の頭部86aは、固定側取付
板18の凹部18aの底面に係合する。このよう
にして、固定側取付板18とランナ落下板20と
の離間距離は、第4の制限ピン86により規定さ
れる制限距離l5に制限される。
このようにして、金型10の一連の型開き動作
は終了し、可動側取付板44の移動駆動は停止さ
れる。そして、図示しない取出し機構により、成
形品88は金型10から取出されると共に、一次
スプール32a、ランナ30a、膨大部30b、
二次スプール36a,36bで形成される残留樹
脂も、金型10から取出され、一連の成形動作が
完了する。
以上詳述したように、この一実施例によれば、
ランナプレート30を、キヤビイ22及びキヤビ
イプレート26に対して接離自在に設けているの
で、成形サイクルを短縮化すべく、二次スプール
36a,36b内において樹脂が完全に冷却・固
化しない状態で、型開き動作を開始したとして
も、この型開き動作に伴なつて、先ず、ランナプ
レート30がキヤビイプレート22及びキヤビイ
26から離間するように移動されることになるの
で、キヤビテイ40内の樹脂を、二次スプール3
6a,36b内の樹脂とは、ピンゲート38にお
いて、確実に切断されることになる。換言すれ
ば、従来、ランナロツクピンのアンダーカツト部
によりスプール内に残留していた樹脂を引き出す
ことに比較して、この一実施例においては、ラン
ナプレート30全体を移動することにより、この
ランナプレート30全体でスプール内に残留して
いる樹脂を引き出すことにより、これとキヤビテ
イ40内の樹脂とをピンゲート38を介して切断
するようにしている。このようにして、例え、二
次スプール36a,36b内の樹脂が、完全に冷
却・固化されていない状態にあろうとも、スプー
ル内の樹脂は、ランナプレート30の移動に伴な
つて確実に移動されて、ピンゲート38において
確実に切断されることになる。
また、このように、ランナプレート30全体の
移動により、ピンゲート38で切断するように構
成しているので、従来のように、ランナロツクピ
ンのアンダーカツトでスプール内の樹脂を引き出
して切断する場合に必要となるところの、アンダ
ーカツト量を経験的に設定する動作が必要でなく
なり、従つて、トライアンドエラーにより、この
アンダーカツト量を決める必要が無くなる。
また、このため、ゲート切断機構の不備による
キヤビイ内に、樹脂が残留し、成形動作を中断し
て、この残留樹脂を取除かなければならないとい
うトラブルが皆無となる。更に、このように、成
形サイクルの短縮化が図れることにより、成形コ
ストの低廉化が達成されることになる。
更に、この一実施例の構成は、従来ある成形金
型の構成の部分的な改良で済む為、ランナ部分に
おける残留樹脂のための専用突き出し機構を設け
る必要がないため、金型の全体の大きさを大きく
したり、二次スプール36a,36bの長さを長
くする必要が無く、1個の成形品を作る成形動作
に必要となる樹脂量を削減して、全体としての成
形コストを低減することが可能となる。
また、この一実施例は、特に、ゲート切断の困
難なエラストマ等に対して顕著な効果を発揮する
ことになる。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定さ
れることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施例の構成においては、
制限距離l2を規定するための第2の制限ピン74
を設けるように説明したが、これに限定されるこ
となく、この第2の制限ピン74を除いた構成に
おいても、同様の効果を奏することが出来るもの
である。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明に係わるピンゲ
ートに有する射出成形金型は、成形品を規定する
キヤビテイの一端に開口し、キヤビテイ内への溶
融樹脂の流通を制限する様に所定の軸方向に沿つ
て延出するピンゲート及びこのピンゲートに前記
軸方向に沿つて隣接した状態で連通し、これに溶
融樹脂を導くスプールの一部が形成されたキヤビ
イと;このキヤビイに前記軸方向に沿つて隣接
し、これに軸方向に沿つて接離自在に設けられ、
接触した状態で、前記キヤビイに形成されたスプ
ールの一部に連設されるスプールの他部と、この
スプールの他部に連通して溶融樹脂を導くランナ
とが形成されたランナプレートと;成形動作終了
後の型開き時に、このランナプレートをキヤビイ
から前記軸方向に沿つて離間するように駆動し、
キヤビテイ内で固化した樹脂と、スプール内で固
化した樹脂とを前記ピンゲートで前記軸方向に沿
つて切断する駆動手段とを具備する事を特徴とし
ている。
従つて、この発明によれば、簡単な構成で、コ
ストの上昇を招くことなく、確実にピンゲートに
おいてキヤビテイ内で固化した成形品のスプール
内で固化した樹脂とを切断することの出来る、ピ
ンゲートを有する射出成形金型が提供されること
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わるピンゲートを有する
射出成形金型の一実施例の構成を上半分のみを示
す断面図;第2図は第3及び第4の制限ピンの取
付け状態を示す部分断面図;第3図は第1の分離
面において、制限距離l1だけ離間した状態を示す
断面図;第4図は第2の分離面において、制限距
離l2だけ離間した状態を示す断面図;第5図は第
2の分離面において、制限距離l3だけ離間した後
に、型開き面から開いてエジエクト部材が突き出
しロツドに当接した状態を示す断面図:そして、
第6図は型開き面において制限距離l4だけ離間し
た後に、第3の分離面において、制限距離l5だけ
離間した状態を示す断面図である。 図中、10……射出成形金型、12……固定金
型、14……可動金型、16……エジエクト部
材、18……固定側取付板、18a……凹部、2
0……ランナ落下板、22……キヤビイプレー
ト、22a……凹部、24……コア、26……キ
ヤビイ、28……凹所、30……ランナプレー
ト、30a……ランナ、30b……膨大部、32
……スプール部材、32a……一次スプール、3
4……スプール部材取付具、36a;36b……
二次スプール、38……ピンゲート、40(40
a,40b)……キヤビテイ、42……ランナロ
ツクピン、42a……アンダーカツト部、44…
…可動側取付板、46……センタピン取付板、4
8……スペーサブロツク、50……受板、50a
……凹部、52……コアプレート、52a……凹
部、54……リターンピン、56……センタピ
ン、58……ガイドスリーブ、60……リターン
コイルスプリング、62……突き出しロツド、6
4……駆動機構、66……透孔、68……第1の
制限ピン、68a……頭部、70……コイルスプ
リング、72……コイルスプリング、74……第
2の制限ピン、74a……頭部、76……ワツシ
ヤ、78;80……位置規制ピン、……制御リン
ク、82a……規制溝、84……第3の制限ピ
ン、84a……頭部、86……第4の制限ピン、
86a……頭部、88……成形品、L0……型開
き面、L1……第1の分離面、L2……第2の分離
面、L3……第3の分離面、l1……第1の制限距
離、l2……第2の制限距離、l3……第3の制限距
離、l4……第4の制限距離、l5……第5の制限距
離である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 成形品を規定するキヤビテイの一端に開口
    し、キヤビテイ内への溶融樹脂の流通を制限する
    様に所定の軸方向に沿つて延出するピンゲート及
    びこのピンゲートに前記軸方向に沿つて隣接した
    状態で連通し、これに溶融樹脂を導くスプールの
    一部が形成されたキヤビイと; このキヤビイに前記軸方向に沿つて隣接し、こ
    れに軸方向に沿つて接離自在に設けられ、接触し
    た状態で、前記キヤビイに形成されたスプールの
    一部に連設されるスプールの他部と、このスプー
    ルの他部に連通して溶融樹脂を導くランナとが形
    成されたランナプレートと; 成形動作終了後の型開き時に、このランナプレ
    ートをキヤビイから前記軸方向に沿つて離間する
    ように駆動し、キヤビテイ内で固化した樹脂と、
    スプール内で固化した樹脂とを前記ピンゲートで
    前記軸方向に沿つて切断する駆動手段とを具備す
    る事を特徴とする、ピンゲートを有する射出成形
    金型。 2 前記キヤビイの外周に位置し、ランナプレー
    トに隣接した状態で、キヤビイを一体に支持する
    ためのキヤビイプレートが配設され、 前記駆動手段は、このキヤビイプレートとラン
    ナプレートとの間に配設され、ランナプレートを
    キヤビイプレートから離間する方向に付勢する第
    1の付勢手段を備えている事を特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のピンゲートを有する射出
    成形金型。 3 前記駆動手段は、前記キヤビイプレートとラ
    ンナプレートとが軸方向に沿つて接離するように
    ガイドする第1のガイドピンを備え、 前記第1の付勢手段は、この第1のガイドピン
    の回りに配設され、一端がキヤビイプレートに、
    また、他端がランナプレートに夫々係合した第1
    のコイルスプリングを備えている事を特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載のピンゲートを有す
    る射出成形金型。 4 前記第1のガイドピンの一端は、キヤビイプ
    レートに固着され、他端には、ランナプレートが
    当接して、これのキヤビイプレートに対する離間
    距離を第1の所定距離に規定する係止部が設けら
    れている事を特徴とする特許請求の範囲第3項に
    記載のピンゲートを有する射出成形金型。 5 前記キヤビイプレート及びランナプレートに
    隣接した状態で、これらに軸方向に沿つて接離自
    在にランナ落下板が設けられ、 このキヤビイプレートとランナ落下板との間に
    配設された引離し手段は、ランナ落下板をキヤビ
    イプレートから離間する方向に付勢する第2の付
    勢手段を備えている事を特徴とする特許請求の範
    囲第4項に記載のピンゲートを有する射出成形金
    型。 6 前記引離し手段は、前記キヤビイプレートと
    ランナ落下板とが軸方向に沿つて接離するように
    ガイドする第2のガイドピンを備え、 前記第2の付勢手段は、この第2のガイドピン
    の回りに配設され、一端がランナ落下板に、ま
    た、他端がキヤビイプレートに夫々係合した第2
    のコイルスプリングを備えている事を特徴とする
    特許請求の範囲第5項に記載のピンゲートを有す
    る射出成形金型。 7 前記ランナ落下板に隣接した状態で、これに
    対して軸方向に沿つて接離自在に取付板が設けら
    れ、 前記引離し手段は、前記キヤビイプレートとラ
    ンナ落下板とが軸方向に沿つて接離するようにガ
    イドする第2のガイドピンを備え、 前記第2のガイドピンの一端は、取付板に固着
    され、他端には、キヤビイプレートが当接して、
    これのランナプレートに対する離間距離を第2の
    所定距離に規定する係止部が設けられている事を
    特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のピンゲ
    ートを有する射出成形金型。 8 前記第1の所定距離は、第2の所定距離より
    小さく設定され、 キヤビイプレートとランナプレートとの間の離
    間が完了した後に、更に、ランナ落下板とキヤビ
    イプレートとの間が離間する事を特徴とする特許
    請求の範囲第7項に記載のピンゲートを有する射
    出成形金型。
JP8452787A 1987-04-08 1987-04-08 ピンゲ−トを有する射出成形金型 Granted JPS63251215A (ja)

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