JPH0416023B2 - - Google Patents

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JPH0416023B2
JPH0416023B2 JP20135883A JP20135883A JPH0416023B2 JP H0416023 B2 JPH0416023 B2 JP H0416023B2 JP 20135883 A JP20135883 A JP 20135883A JP 20135883 A JP20135883 A JP 20135883A JP H0416023 B2 JPH0416023 B2 JP H0416023B2
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JP
Japan
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support
printed circuit
head
circuit board
wiring
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Masanari Shindo
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Konica Minolta Inc
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Publication of JPS6092638A publication Critical patent/JPS6092638A/ja
Publication of JPH0416023B2 publication Critical patent/JPH0416023B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/538Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames the interconnection structure between a plurality of semiconductor chips being formed on, or in, insulating substrates
    • H01L23/5385Assembly of a plurality of insulating substrates
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 1 産業上の利用分野 本発明は前記回路装置マウント用支持体、例え
ば感熱記録ヘツド用の支持体に関するものであ
る。
2 従来技術 感熱記録ヘツド(以下、単にヘツドと略す。)
は、被記録紙又は感熱紙等の被記録体に対して直
接的に若しくはインクフイルムを介して当接され
た状態で、記録用の電気信号によつて発熱部がド
ツト状に選択加熱され、これによつて被記録体に
画像等を記録できるように構成されている。
従来のヘツドでは一般に、基板上に発熱体層を
設け、この上に多数の対向電極を形成して発熱部
を構成しており、その(信号)電極に対し基板外
に配した集積回路(以下、ICと称する。)部から
目的とする画像パターンに対応した信号を与える
ようにしている。
ところが、これまで知られているヘツドのう
ち、IC部を“外付け”したものがあるが、これ
ではIC部独自の配置スペースを要し、しかも発
熱部側との電気的接続(通常はリード線による接
続)の信頼性、作業性等に難がある。
従来のヘツドとしては、例えば特開昭57−8177
号、57−8178号、57−8179号、57−8180号、57−
43883号、57−43884号、57−107866号、57−
107867号、57−107868号等各公報に開示されたも
のがある。また、第11回画像電子学会予稿集(昭
和58年)の第1〜4頁によれば、発熱部の両側に
IC部を夫々配し、これらの発熱部とIC部との接
続を発熱部の低抗体基板とIC部のプリント基板
との間をワイヤボンデイングすることによつて行
なう技術が示されている。
共通の支持体上に、上記抵抗体基板と上記プリ
ント基板とをマウントするタイプのヘツドでは、
上記したIC部の“外付け”方式の問題点は解消
されるが、発熱部への信号電極配線とIC部の出
力配線とが多数本あつてこれらを精度良く対応さ
せ、電気的に接続する必要がある。その対応位置
がずれると、ワイヤボンデイング等による接続ミ
スが生じ、歩留り、信頼性が低下する。
これを防止するためには、上記抵抗体基板と上
記プリント基板とを正確な位置関係でマウント
し、この位置関係を基準にして各基板上の上記配
線同士を一対一に対応させることが望ましい。
3 発明の目的 本発明の目的は、比較的簡単かつ効果的な支持
体構造によつて発熱部及びIC部等を精度良く容
易に固定でき、接続不良の解消、歩留りの向上が
可能な支持体を提供することにある。
4 発明の構成 即ち、本発明は、第1の電気回路部(例えば発
熱部及びその信号電極配線)を支持する第1の基
板(例えばセラミツク抵抗体基板)と、第2の電
気回路部(例えば発熱部駆動用のIC部及びその
出力、制御配線)を支持する第2の基体(例えば
ガラス・エポキシプリント基板)とを所定の位置
関係を以つて夫々マウントするのに使用され、前
記第1の基体の一辺を当接させる基準面を有する
第1の凸部(例えば支持体中央部に一体成形され
た、ヘツド長方向に延びる突条部)と、前記第1
の基体を前記一辺に対し所定の位置関係をなす前
記第2の基体の一辺を当接させる基準面を有する
第2の凸部(例えば支持体側端部に一体成形され
た、ヘツド長方向に延びる突条部)とが、前記第
1の基体及び前記第2の基体のマウント面側に所
定間隔を置いて対向して設けられていることを特
徴とする電気回路装置マウント用支持体(例えば
感熱記録ヘツド用の支持体)に係るものである。
5 実施例 以下、本発明を実施例について詳細に説明す
る。
まず、第1図につき、本実施例による支持体を
用いたヘツドの基体的構成を説明する。
このヘツド20によれば、共通の支持体(例え
ばアルミニウム、ステンレス等からなる基体)1
上に、発熱部2を設けた抵抗体基板(例えばアル
ミナ等のセラミツクス基板)3と、多数(例えば
64個)のICチツプ4を固定したプリント基板
(例えばガラス・エポキシ又はセラミツクス基板)
5とが一定の間隔を置いて対向して固定されてい
る。ICチツプ4と発熱部2との電気的接続は、
上記間隙上にてプリント基板5と抵抗体基板3と
の間に架け渡されたフイルムキヤリアテープ7に
よつて行なわれている。
この接続方式を第2図〜第4図で詳述する。
発熱部2は、抵抗体基板3上に被着された発熱
体(例えば窒化タンタル)層8上に形成されてい
る例えばアルミニウム製の共通の接地電極9と、
同発熱体層8上において接地電極9の長さ方向に
多数本配列せしめられている例えばアルミニウム
製の信号電極10との各対向部分11によつて形
成されている。一方、ICチツプ4は一定個数毎
に、30で示した分離ラインで互いに接合された
別々のプリント基板5上にマウントされ、プリン
ト基板5上に所定パターンに設けられた例えばア
ルミニウム製の配線12に対し、Au又はAl等の
ワイヤ13によつてワイヤボンデイングされてい
る。なお、上記各配線パターンは簡略図示され、
一部は図示省略されている。
フイルムキヤリアテープ7は、例えばポリイミ
ド基板14上に、上記信号電極10及び配線12
に対応した本数(例えば64本)の例えば銅箔製の
リード15が接着されたものからなつている。こ
れらのリード15と信号電極10及び配線12と
の接続はいわゆるビームリード方式で行なつてよ
く、リード15の両端部を予め幾分張出させてお
き、ここを熱圧着して接続を行なうことができ
る。
なお、上記した各電極又は配線の形成、ICチ
ツプのマウント及びワイヤボンデイングは、公知
の半導体実装技術によつて行なえるので、それら
の詳細な説明は省略する。また、図示省略した
が、第3図において低抗体板3上には更に、
SiO2膜及び酸化タンタル膜(耐摩耗被膜)が順
次被着される。
本実施例によるヘツドにおいては、支持体1が
次の如くに形成されていることが極めて重要であ
る。
即ち、第3図、第5図、第6図に示す如く、支
持体1のマウント面38側には、その中央部と右
側端部とにヘツド長に沿つて互いに平行に延びる
2つの突条部16,17が一体に形成されてい
る。このうち一方の突条部16の左側面16aは
発熱部2側の基板3の右側面を当接させて規制す
る取付け基準面として作用し、また他方の突条部
17の左側面17aはIC部の基板5の右側面を
当接させて規制する取付け基準面として作用して
いる。従つて、各取付け基準面16aと17aと
の平行度及び各面の平滑性を充分に出しておくこ
とによつて、両基板3−5間の相対的位置精度を
正確なものにすることができる。これを第7図、
第8図について詳述すると、両基板3,5は夫々
上記突条部16,17の各基準面16a,16b
に対し、一点鎖線の状態から矢印18方向へ移動
させることにより実線で示す如くに当接させ、完
全に密着させることができる。この際、各基板
3,5の底面は接着剤(図示せず)によつて支持
体1のマウント面38の夫々に固定する。
この場合、各基板3,5の各上面には予め上記
した配線10,12を施しておくことが必要であ
るが、これらの配線は上記基準面16a,17a
を基準にして夫々パターニングされる。即ち、第
8図に示す如く、面16aを基準にして配線10
の配線方向(面16aに対し直角方向)及びピツ
チを決めると同時に、その右端を面16aに対し
一定距離aを置いて対向するように、配線10用
のフオトマスクのパターンを設計しておく。ま
た、配線12の方も、面17aを基準にしてその
配線方向及びピツチを決めると同時に、その左端
を面17aに対し一定距離bを置くように、配線
12用のフオトマスクのパターンを設計してお
く。各フオトマスクは、各基板3,5上に配線材
料(例えばAl)を蒸着又はスパツタ法で全面に
推積させ、公知のフオトリソグラフイーを行なう
際に使用されるが、この後に配線材料層上に所定
パターンに残されたレジストをマスクとして配線
材料層をエツチングすることによつて各配線10
(更には9も)、12を精度良く上記した位置関係
で形成することができる。なお、上記各基準面1
6aと17aとの平行度は±50〜5μm/30cmと
し、また各面の平滑度は±50〜1μm/30cmとし
ておくのがよいが、これは各基板3,5の長さに
依らず決めることができる。
こうして、第7図(又は第3図)の如くに各基
板3,5を基準面16a,17aに当接させてマ
ウントした場合、第8図の如くに各配線10と1
2同士は所定の距離(即ち、上記のaと突条部1
6の幅Wと突条部16から基板5までの距離dと
上記のbとを合計した長さ)隔てた状態で、一対
一に正確に対応して形成されることになる。一
方、上記したフイルムキヤリアテープ7上のリー
ド15は、上記の配線10,12と同一ピツチで
平行に形成しておくが、これはフオトマスクの設
計によつて容易かつ精度良く行なえる 従つて、第3図の如くに、突条部16上を越え
てテープ7を両基板3−5間に架け渡したとき
に、テープ7上のリード15と両配線10,12
との対応は正確にとることができ、次のリード1
5の熱圧着工程によつて両配線10−12間をリ
ード15を介して容易かつ正確に接続することが
できる。このため、接続不良の発生率を激減さ
せ、製造の歩留りを大幅に向上させることができ
る。
なお、第7図のように各基板3,5を各基準面
16a,17aに当接させる際、面16a,17
aと各マウント面38とのなす角度αの垂直性を
出しておく必要があるが、このために各基準面1
6a,17aに連接して同方向に延びる直線状の
溝19,21を支持体1に形成している。仮にこ
れらの溝を設けないときには上記の垂直性を出す
ことは加工上極めて困難であるが、これは各基板
3,5右端の下部エツジを完全に面16a,17
aとマウント面とのなす隅に当接させることが困
難なためである。しかし、上記の溝19,21の
存在によつて、上記隅をなくせるので、面16
a,17aとマウント面38との垂直性を容易に
出すことができることが明らかである。溝19,
21を含む上記支持体1の形状は、公知のフライ
ス加工によつて作成可能であるが、公知の鋳造技
術による成形で作成してもよい。但、上記垂直性
が充分であれば、溝19,21は必ずしも設ける
ことを要しない。
また、第7図、第8図の如くに、マウント後に
は突条部16とプリント基板5との間には一定の
間隔dが形成されるようにしているので、ヘツド
作動時に発熱部2で発生した熱が基板3及び突条
部16を介してプリント基板5へ伝搬されること
を緩和でき、IC部の熱からの保護も有効に図れ
る。この意味で、上記dは0.1〜50mmにしておく
ことが望ましい。これに関連して、プリント基板
5を支持体1上にマウントする際に使用する接着
剤として、熱伝導性の悪いものを使用すれば断熱
効果が良くなり、IC部の保護を更に良好に行な
える。
また、上記した突条部16,17を設けること
の他の利点として、第9図のように支持体1を傾
斜させて台座22上に載置し、支持体1自体を水
平に対し角度θだけ傾斜させると、各基板3,5
のマウント時に支持体1のマウント面上を斜め下
方23へ摺らせながら突条部16,17に夫々当
接させることができる。このため、各基板3,5
は実線位置において斜め下方23へ付勢されるこ
とになり、矢印23とは逆方向へずれたり、作業
時に支持体1から脱落することもなく、かつ突条
部16,17に一旦当接した後はこれらの突条部
がストツパとなるから各基板3,5はもはやそれ
以上は移動できず、突条部16,17の位置で停
止されることになる。これに反し、仮に一方の突
条部17を除去し、突条部16のみを用い、その
両側面を基板3の右端面及び基板5の左端面の基
準面とし、上記両側面に基板3,5を逆方向に当
接させてマウントすると、台座22の水平度が悪
くて支持体1が第9図の如くに傾斜した状態のま
まマウントしたときには特にプリント基板5が斜
め下方に付勢され、突条部16の右側面への当接
が不充分となつたり、位置ずれし易くなる。
第10図は、上記した実施例の変形例を示すも
のであつて、上記突条部16,17を支持体1と
一体成形せず、別個に作成した条体16,17を
支持体1上に接着固定している。これによつて
も、上述したと同様の効果が得られる上に、条件
16,17を固定する際に両者間の平行度をコン
トロールしながら固定することができる。
第11図及び第12図は、他の実施例を示すも
のである。
この例では、支持体1に設ける突条部16,1
7を両側縁部において互いに平行に設け、各突条
部の取付け基準面16a,17aに対し各基板
3,5を夫々矢印26,18方向に当接せしめて
いる。この場合にも、両突条部16,17の平行
度及び平滑性を充分にし、各面16a,17aを
基準にして各基板3,5上の配線10,12のパ
ターニングを精度良くかつ容易に行なうことがで
きる。また、仮想線で示す如くに、スプリング2
7等の弾性手段を両基板3−5間に渡しておけ
ば、その弾性力によつて両基板3,5を各突条部
16,17側へ効果的に付勢し、位置精度良くマ
ウントすることができる。なお、マウント後の両
基板間の間隔d′も、上述した間隔d(第7図参照)
と同様に0.1〜50mmとしておくのがよい。両配線
10−12間の接続は、図示省略したが上述した
と同様のフイルムキヤリア方式で行なつてよく、
或いはワイヤボンデイング方式で行なつてもよ
い。
第13図は、本発明の更に他の実施例を示すも
のである。
この例では、第3図において上記のフイルムキ
ヤリアテープ7に代えて、両配線12−10の接
続にワイヤ31によるワイヤボンデイングを適用
している。この接続方式は、既存のボンデイング
技術によつて充分に可能である。このワイヤボン
デイングの場合には特に、突条部16,17によ
り配線12−10間の対応が正確にとれているこ
とによつて、オートボンダーによるボンデイング
精度が向上し、歩留りが良くなることが明らかで
ある。
なお、第3図等においてテープ7上にリード1
5を形成する代わりに通常の配線を形成し、これ
らを上記配線12,10ワイヤボンデイングする
ことも可能である。また、ICチツプ4は、上記
したようにワイヤボンデイングで配線12と接続
する以外にも、フリツプチツプ方式、TAB方式
等のボンデイング方法を採用してよいが、この場
合にはワイヤレスなのでワイヤの切断、破壊がな
く、接続の信頼性がより向上する。
上述した各列による支持体1を使用したヘツド
はいずれも、次のような利点も有している。
まず、発熱部2と共にICチツプ4を共通の支
持体1上に設けていることであり、これによつて
ヘツド構成が著しく簡略化若しくはコンパクトな
ものとなる。この場合、特にIC部は、ICチツプ
4のマウント及び配線へのワイヤボンデイングで
実装されるが、作動時にICチツプ4から発生す
る熱は下地の基板5(更には1)を通して放散さ
れるようにできるから、ICの熱破壊を効果的に
防止できる。
プリント基板5と低抗体板3とを互いに分離し
て設けているので、抵抗体基板3自体の幅を狭く
できる(即ち小幅で長尺状の低抗体板にできる)
から、発熱体層8を例えばスパツタ法で形成する
際に低抗体基板3をスパツタ装置内へ装入し易
く、また一度に処理される低抗体板の個数も増や
せるために量産性が向上することになる。
また、ICチツプ4をマウントするプリント基
板5は、第1図及び第2図に示した如く、ICチ
ツプの一定個数毎に別々に設けられていることも
重要である。これは、ICチツプのワイヤボンデ
イングとの関連で顕著な効果がある。一般に知ら
れているように、全自動化されたワイヤボンデイ
ング時の歩留りは、ボンデイング位置のずれ等の
要因から0.998(99.8%)であるとされ、ワイヤ数
(n)に応じて(0.998)nになるものとされてい
る。従つて仮に、上記とは異なつて1枚のみのプ
リント基板上に多数のICチツプをマウントした
とき、例えばワイヤ総本数を3000本とすれば歩留
は(0.998)3000≒0.0025となることがある。これ
に対し、本実施例のようにプリント基板5を幾つ
かに分けると、プリント基板上のICチツプ数
(従つてワイヤ本数)を減らせるから、各プリン
ト基板5上のICチツプ数に応じたワイヤ本数を
例えば500本にでき、このためにワイヤボンデイ
ングの歩留は各プリント基板について夫々
(0.998)500≒0.3675となる。従つて、本実施例の
ようにプリント基板を複数(例えば6枚)に分け
ることによつて、歩留が大幅に向上することにな
る。
ICチツプ4は各プリント基板5毎にマウント
され、ワイヤボンデイングされた後に、各プリン
ト基板5が基体1上に接着等で固定されるが、こ
の際、支持体1には反りが生じていることがあ
り、その表面は全体として平坦ではない。このた
め、仮に、1枚のみのプリント基板を支持体1上
に固定した場合、両者の密着性が悪く、接着不良
が生じ易い。しかし、本実施例によれば、プリン
ト基板を分割し、個々に支持体1上に固定できる
ので、上記に比べて支持体1の表面性の影響を緩
和し、個々のプリント基板5の支持体1に対する
密着性は良くなり、接着強度が向上する。しか
も、プリント基板を分割して固定すれば、仮に上
述した突条部17の基準面17aが平坦になつて
いないときでも、比較的平坦な面を選んでプリン
ト基板を個々に配することができ、この分他方の
基板3を対する平行度を出し易くなる。加えて、
各プリント基板5の位置は、その固定時に独立し
て決めることができるから、例えばフイルムキヤ
リアテープ7上の各リード15に対し各配線12
が可能な限り正確に対応するように各プリント基
板5を位置調整でき、その調整に自由度をもたせ
ることができる。
更に、第3図によれば、上記の如くに位置調整
されたプリント基板5上の各配線12と、発熱部
2側の信号電極配線10との間が、上記したフイ
ルムキヤリアテープ7のリード15によつてビー
ムリード方式で電気的(及び機械的)に接続さ
れ、かつこの場合にICチツプ4の複数個(図面
では例えば2個)に対し1枚のテープ7が使用さ
れている。1個のICチツプ4に対し1枚のテー
プ7を使用してもよいが、上記のように複数の
ICチツプ当り1枚のテープ7を使用すれば、ヘ
ツド全体としてのフイルムキヤリアテープの使用
枚数を減らせ、この分かなりのコストダウンを図
れることになる。本例のフイルムキヤリアテープ
7は夫々、ICチツプ4を別のプリント基板5上
にマウントしたために、配線としてのCuリード
15のみを所定パターンに設けるだけでよく、そ
のパターンは簡略化できる。しかも、ICチツプ
4をすべてプリント基板5側に配し、これを配線
12、リード15、配線10を介して発熱部2に
接続する構造であるから、ICチツプの実装密度
を高めることができ、テープ7では配線本数に応
じた数のリードを公知のメタライジング技術で容
易かつ正確に形成することができる。
次に、上述した各実施例による支持体を有する
ヘツド、例えば第1図〜第4図に示したヘツドを
使用した感熱記録方法及びその装置を説明する。
第14図の例によれば、第1図〜第4図に示し
たヘツド20をインクフイルム41を介して被記
録紙33に当接させた感熱転写タイプの感熱記録
装置39において、ケース内に感熱記録のための
各種装置が組込まれている。
被記録紙33は、例えばカセツト34内に折畳
み状態で収納され、ローラー25を経て熱転写部
36へ送られ、転写後は矢印Aの如く装置外へ排
紙される。インクフイルム41は、供給ロール4
2から、ガイドローラー43、駆動ローラー44
を経て熱転写部36へ送られ、更に駆動ローラー
45から巻取りローラー46に巻取られる。な
お、インクフイルム41は、例えば供給ロール4
2とガイドローラー43との間で、熱溶融性イン
ク(図示せず)が塗布されるように構成されてい
る。
インクフイルム41の移動経路中において、駆
動ローラー44の手前位置に熱溶融性インクを塗
布したインクフイルム41を検出するためのフオ
トセンサ(例えば赤外光センサ)47が配されて
いる。また被記録紙33の検出用として、圧接ロ
ーラー48の手前位置にフオトセンサ(例えば赤
外光センサ)49が配されている。
熱転写部36には、上述したヘツド20とプラ
テンローラー24との組が設けられている。ま
た、被記録紙38及びインクフイルム41を挟着
するための圧接ローラー48が配されている。な
お、図面中の矢印Bは、圧接駆動機構を有するこ
とを示している。
こうした感熱記録装置19において注目すべき
ことは、第15図に拡大図示する如くにプラテン
ローラー24とヘツド20との間に被記録紙33
とインクフイルム41とを発熱部2の位置で挟着
して記録を行なう(即ち、インクフイルム41上
の熱溶融性インク50を選択的に加熱、溶融せし
めて被記録紙33上に記録パターン50′を形成
する)際に、上述した如きヘツド構成に基いて発
熱部2を図中のヘツド左端側に設けるとができる
ことから、記録直後に被記録紙33をヘツド20
外へ取出せることである。この結果、記録後、ま
もない時間内に被記録紙33上の記録パターン5
0′を目視することができ、極めて都合がよい。
これに反し、従来のヘツドのように、発熱部がヘ
ツドの中間位置にある場合には、発熱部とヘツド
端部との間には本実施例のヘツドに比較してかな
りの距離があるため、その分だけ記録直後に被記
録紙が出てくるまでに時間を要し、使用者にとつ
て扱いずらいという問題が生じる。
第16図には、感熱紙を用いる感熱記録装置5
9を示し、これによれば、ケース53内にて感熱
紙51が供給ロール52から繰出され、ヘツド2
0とプラテンローラー54との間で挟着されてヘ
ツド20による加熱で選択的に発色せしめられ
る。そして、この感熱紙は画像が色パターンとし
て記録された状態で搬送ローラー55及び56間
から排出される。
以上、本発明を例示したが、上述の例は本発明
の技術的思想に基いて更に変形が可能である。
例えば、発熱部及びIC部の配置や形状、層構
成、材料、電気的接続方式等は種々変更してよ
い。上述のプリント基板はヘツド全長に亘つて1
枚のみ使用してよいし、また発熱部とICとは単
一の基体に対し直接設けることもできる。更に、
上述した突条部のパターン、サイズ、個数、位置
等も種々変化させてよい。なお、本発明は上述し
たヘツド以外の電気部品、電気回路部のマウント
にも適用することができる。
6 発明の作用効果 本発明は上述の如く、基準面に有する第1及び
第2の凸部をマウント面側において互いに対向し
て設けたので、各電気回路部を第1及び第2の凸
部の各基準面を基準にして容易かつ精度良く配置
することができる。従つて、比較的簡単な構成の
支持体によつて、その上にマウントされる電気回
路部間の相対的位置精度を良好にし、例えば両者
間の接続を図る場合にはその接続不良をなくし、
歩留りの向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は感熱記録ヘツドの一部分の概略斜視図、第
2図は第1図の拡大平面図、第3図は第2図のX
−X線拡大断面図、第4図は第2図のY−Y線一
部拡大断面図、第5図は支持体の一部分の斜視
図、第6図は第5図の平面図、第7図はマウント
時の第3図と同様の断面図、第8図は第7図の平
面図、第9図は支持体を傾斜させてマウントする
ときの第7図と同様の断面図、第10図は他の支
持体構造を示す断面図、第11図は更に他の支持
体を用いた場合のマウント時の第7図と同様の断
面図、第12図は第11図の支持体の平面図、第
13図は他の感熱記録ヘツドの第3図と同様の断
面図、第14図は感熱転写記録装置全体の概略断
面図、第15図は第14図の要部拡大図、第16
図は感熱紙を用いる感熱記録装置全体の概略断面
図である。 なお、図面に示された符号において、1……支
持体、2……発熱部、3……抵抗体基板、4……
ICチツプ、5……プリント基板、7……フイル
ムキヤリアテープ、8……発熱体層、9……接地
電極、10……信号電極、12……配線、13,
31……ワイヤ、15……リード、16,17…
…突条部、16a,17a……基準面、19,2
1……溝、20……ヘツド、38……マウント面
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の電気回路部を支持する第1の基体と、
    第2の電気回路部を支持する第2の基体とを所定
    の位置関係を以つて夫々マウントするのに使用さ
    れ、前記第1の基体の一辺を当接させる基準面を
    有する第1の凸部と、前記第1の基体の前記一辺
    に対し所定の位置関係をなす前記第2の基体の一
    辺を当接させる基準面を有する第2の凸部とが、
    前記第1の基体及び前記第2の基体のマウント面
    側に所定間隔を置いて対向して設けられているこ
    とを特徴とする電気回路装置マウント用支持体。
JP20135883A 1983-10-27 1983-10-27 電気回路装置マウント用支持体 Granted JPS6092638A (ja)

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JPS6092638A JPS6092638A (ja) 1985-05-24
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