JPH04160215A - 溶接ボルト - Google Patents

溶接ボルト

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Publication number
JPH04160215A
JPH04160215A JP28479590A JP28479590A JPH04160215A JP H04160215 A JPH04160215 A JP H04160215A JP 28479590 A JP28479590 A JP 28479590A JP 28479590 A JP28479590 A JP 28479590A JP H04160215 A JPH04160215 A JP H04160215A
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JP
Japan
Prior art keywords
projecting
shaft portion
welding
bolt
bearing surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP28479590A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Nozawa
達矢 野沢
Yoshinori Taniguchi
谷口 好則
Izumi Watanabe
泉 渡辺
Kikuo Ukai
鵜飼 菊雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imasen Electric Industrial Co Ltd
Original Assignee
Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Imasen Electric Industrial Co Ltd filed Critical Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は溶接ボルトに関する。
〔従来の技術〕
溶接ボルトは頭部の座面にプロジェクションと称される
突起部が設けられたボルトであり、鋼板に電気溶接する
際に突起部に電流を集中させて溶融し溶接するいわゆる
プロジェクション溶接を行う部材である。
第8図及び第9図に示す様に、従来の溶接ボルト31は
頭部32の座面35に複数の突起部36が設けられてい
るのみで、軸部33の形状は通常のボルトと同じであっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、鋼板10の取付穴43と溶接ボルト31
の軸部33との間には必ず僅かな間隙44が必要であり
、この間隙44から溶融した金属(フラッシュ)が流れ
出し、溶接ボルト31の軸部33にスパッタとして付着
することがあるという問題点があった。このスパッタと
して付着した金属はその後の組立作業に不都合を生じる
ため、間隙44からはみ出したスパッタを除去する後工
程が必要であり余分の工数を要していた。
また、溶接ボルト31を上下の電極11,12で鋼板に
押圧してプロジェクション溶接を行う際に、溶接ボルト
31を取付穴43の中心に精密に位置決めし溶接ボルト
31の軸部33が取付穴43の周縁に触れないようにす
ることは極めて困難であり、溶接ボルト31の軸部33
側周が取付穴43の周縁の一箇所に接触した状態で溶接
が行われるのが普通である。このため、この接触部45
を通じて大きなリーク電流が流れ、しかも、接触圧がま
ちまちであるためリーク電流の大きさが大きくばらつき
、適切な溶接電流の管理が困難になるという問題点があ
った。このため、同じ電流値と通電時間で溶接を行って
も、複数の突起部36(プロジェクション36)の一つ
又は二つが充分に溶融せず圧着されただけの状態になり
、必要な溶接強度が得られないことがあるという問題点
があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、取付穴の間隙から溶融した金属
が流れ出し溶接ボルトの軸部にスパッタとして付着する
ことがなく、また、リーク電流の大きさを均一に小さく
することができ、容易に溶接電流の適切な管理をするこ
とができる溶接ボルトを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明では、第1図に例示
するように、頭部2の座面5に突起部6が設けられた溶
接ボルトにおいて、軸部3の根本近傍に半径方向に突出
する突起ガイド部7を複数個設けたことを特徴とする溶
接ボルト1が提供される。
〔作用〕
上記のように構成された溶接ボルト1では、突起ガイド
部7が取付穴の周縁に接触した状態で溶接ボルト1が取
付穴に挿入され位置決めされてプロジェクション溶接が
行われる。このため、溶接ボルトの軸部3と取付穴の周
縁との間に突起ガイド部7の突出高さだけの幅の比較的
広い間隙が生じ、その間隙に溶融した金属が溜まり、溶
融金属(フラッシュ)が間隙から軸方向に流れ出さない
また、取付穴の周縁と溶接ボルト1とは突起ガイド部7
のみで接触するため、リーク電流の大きさが小さ(比較
的均一になる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照し説明する。
第1図は本発明に係る溶接ボルトを示す斜視図、第2図
は正面図、第3図は平面図、第4図は第3図のA−A線
断面図である。
この溶接ボルト1は頭部2と軸部3とねじ部4からなり
、頭部座面5には略半球形状をした突起部6(プロジェ
クション6)が3つ角度120゜毎に配置するように形
成されている。そして、軸部3の根本に半径方向に突出
する突起ガイド部7が3つ前記各突起部6の間に位置す
るように120°毎に形成されている。これら突起部6
と突起ガイド部7は型鍛造により本体と一体に成形され
る。
第5図は上記溶接ボルト1を鋼板10にプロジェクショ
ン溶接する状態を示す断面図、第6図は電極11.12
を省略した平面図である。鋼板lOに設けられた取付穴
13の径は溶接ボルト1の軸部3の径よりやや大きく、
半径方向に突出した突起ガイド部7が丁度嵌まり込む直
径に形成されている。その取付穴13に溶接ボルトを嵌
挿し、上下の電極11.12により頭部座面5の突起部
6(プロジェクション6)を鋼板10に押し付けるよう
に挟圧して電流を流し、突起部6を溶融して溶接を行う
このとき、大部分の電流は突起部6に集中するが、その
一部は突起ガイド部7と取付穴13との接触面からリー
クする。しかし、その接触面は小さ(限定されているた
めリーク電流は少なく、溶接電流が安定する。突起部に
集中した電流により溶融した金属(フラッシュ)は、頭
部座面5と鋼板10との間に広がり、軸部3と取付穴1
3との間の間隙14に流れる。
第7図は溶接を完了した溶接ボルト1に他の部材を組付
けた状態を示す断面図である。軸部3と取付穴13との
間の間隙14に流れた溶融金属15(フラッシュ15)
は、間隙14が比較的広いためその間隙14内に溜まり
、取付穴13から軸部3の上方に流出しスパッタを形成
することはない。このため、溶接ボルトlの軸部3にリ
ンクレバー21を回動自在に取り付け、カラー22.2
3を介してナツト24により締着する組付けを行う際に
、スパッタを除去する後加工を必要としない。
以上述べた実施例では、軸部3の根本に半径方向に突出
する突起ガイド部7を3つ設けたが、その数は2つでも
良く、また、4つ以上設けるようにしてもよい。
また、突起ガイド部7の形状は図示のものに限定される
ものではな(、たとえば、取付穴13の周縁に当接する
面を溶接ボルト1の軸線方向に傾斜させたテーパ形状と
し、溶接ボルト1の取付穴13への嵌合をより容易にし
てもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、上記の構成を有し軸部の根本近傍に半径方向
に突出する突起ガイド部を複数個設けたものであるから
、突起ガイド部により作られた溶接ボルトの軸部と取付
穴の周縁との間の間隙に溶融した金属が溜まり、溶融金
属(フラッシュ)が間隙から軸方向に流れ出しスパッタ
を形成することがないという優れた効果がある。
また、取付穴の周縁と溶接ボルトとは突起ガイド部のみ
で接触し、リーク電流の大きさが小さ(比較的均一にな
り溶接電流が安定化するため、溶接電流を適切に管理す
ることが容易になり、溶接不良を未然に防止することが
できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の実施例を示し、第1図は本
発明に係る溶接ボルトを示す斜視図、第2図は正面図、
第3図は平面図、第4図は第3図のA−A線断面図、第
5図は溶接ボルトを鋼板にプロジェクション溶接する状
態を示す断面図、第6図は電極を省略した平面図、第7
図は溶接ボルトに他の部材を組付けた状態を示す断面図
であり、第8図は従来の溶接ボルトを鋼板にプロジェク
ション溶接する状態を示す断面図、第9図は電極を省略
した平面図である。 19.溶接ボルト、 260頭部、 36.軸部、 5
9.座面、 66.突起部(プロジェクション)、 7
1.突起ガイド部、  130.取付穴、  1410
間隙、  150.溶融金属(フラッシュ)。 第1図   第2図 第3図    第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 頭部座面に突起部が設けられた溶接ボルトにおいて、軸
    部の根本近傍に半径方向に突出する突起ガイド部を複数
    個設けたことを特徴とする溶接ボルト。
JP28479590A 1990-10-23 1990-10-23 溶接ボルト Pending JPH04160215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28479590A JPH04160215A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 溶接ボルト

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JP28479590A JPH04160215A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 溶接ボルト

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Publication Number Publication Date
JPH04160215A true JPH04160215A (ja) 1992-06-03

Family

ID=17683120

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28479590A Pending JPH04160215A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 溶接ボルト

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JP (1) JPH04160215A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452992B1 (ko) * 2001-12-20 2004-10-15 주식회사 엘지이아이 공기조화기의 압축기 장착구조
JP2015194232A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 阪神高速道路株式会社 締結構造体及び締結方法
CN105508385A (zh) * 2016-01-21 2016-04-20 上海炫骁电子科技有限公司 一种特制螺栓

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