JPH0415630B2 - - Google Patents
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- JPH0415630B2 JPH0415630B2 JP57160218A JP16021882A JPH0415630B2 JP H0415630 B2 JPH0415630 B2 JP H0415630B2 JP 57160218 A JP57160218 A JP 57160218A JP 16021882 A JP16021882 A JP 16021882A JP H0415630 B2 JPH0415630 B2 JP H0415630B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/14—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
- H01L27/144—Devices controlled by radiation
- H01L27/146—Imager structures
- H01L27/14665—Imagers using a photoconductor layer
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はフアクシミリ装置などの小型化を目指
した密着型読み取り装置に関するものである。
した密着型読み取り装置に関するものである。
近時、フアクシミリ用の密着型読み取り装置の
開発が活発化しており、この装置には原稿からの
反射光を集束性ロツド・レンズ・アレイを通して
検知する型式の他、このアレイを使わずに優れた
光量伝達率、小型化を達成する装置も種々検討さ
れている。
開発が活発化しており、この装置には原稿からの
反射光を集束性ロツド・レンズ・アレイを通して
検知する型式の他、このアレイを使わずに優れた
光量伝達率、小型化を達成する装置も種々検討さ
れている。
例えば、第1図は集束性ロツド・レンズ・アレ
イを使わない密着型読み取り系の構成を示す斜視
図であり、原稿1と寸法的に1:1に対応させた
密着型読み取り装置2が原稿1に密着され、けい
光灯、発光ダイオード等の光源3が原稿1を投光
し、その反射光を密着型読み取り装置2で受光す
るものである。
イを使わない密着型読み取り系の構成を示す斜視
図であり、原稿1と寸法的に1:1に対応させた
密着型読み取り装置2が原稿1に密着され、けい
光灯、発光ダイオード等の光源3が原稿1を投光
し、その反射光を密着型読み取り装置2で受光す
るものである。
第2図は従来の読み取り装置を詳細に示す要部
断面図であり、第3図は原稿1側からみた読み取
り装置2の要部概略図であり、同図中のX−
X′切断線によつて示される断面図が第2図であ
る。
断面図であり、第3図は原稿1側からみた読み取
り装置2の要部概略図であり、同図中のX−
X′切断線によつて示される断面図が第2図であ
る。
図中、けい光灯、発光ダイオード等の光源3
(図示せず)から導光窓4を通して入射光aが原
稿1を投光し、原稿1からの反射光bが光電変換
層5の一部である光電変換部5′で受光される。
この光電変換層5はCdS、CdSe等の他、アモル
フアスシリコンでも構成され、光電変換部5′は
光電変換層5のうち下部電極6の上面全体に相当
する。また、7は#7059ガラス等から成る透明基
板であり、Cr等の遮光性金属膜をコートした絶
縁膜もしくは絶縁性蒸着シリコンで形成した遮光
層8が透明基板7上に導光窓4を残して形成され
る。この遮光層8上にCr、Al等から成る下部電
極6が真空蒸着によつて形成され、下部電極6を
包むようにして光電変換層5が被覆されている。
更に光電変換層5の上にはインジウム・スズ・オ
キサイドから成る透明な上部電極9がコートされ
ている。そして、原稿1との間〓を埋めるととも
に光検知部を保護するために透明保護板10がレ
ンズボンド(屈折率がガラスに近い透明な有機接
着剤)11を介して接着されている。
(図示せず)から導光窓4を通して入射光aが原
稿1を投光し、原稿1からの反射光bが光電変換
層5の一部である光電変換部5′で受光される。
この光電変換層5はCdS、CdSe等の他、アモル
フアスシリコンでも構成され、光電変換部5′は
光電変換層5のうち下部電極6の上面全体に相当
する。また、7は#7059ガラス等から成る透明基
板であり、Cr等の遮光性金属膜をコートした絶
縁膜もしくは絶縁性蒸着シリコンで形成した遮光
層8が透明基板7上に導光窓4を残して形成され
る。この遮光層8上にCr、Al等から成る下部電
極6が真空蒸着によつて形成され、下部電極6を
包むようにして光電変換層5が被覆されている。
更に光電変換層5の上にはインジウム・スズ・オ
キサイドから成る透明な上部電極9がコートされ
ている。そして、原稿1との間〓を埋めるととも
に光検知部を保護するために透明保護板10がレ
ンズボンド(屈折率がガラスに近い透明な有機接
着剤)11を介して接着されている。
上記構成の密着型読み取り装置をフアクシミリ
送信用に用いる場合、原稿1がC方向へ移動され
るとともに、原稿1からの反射光が光電変換部
5′で受光され、上部電極9及び下部電極6の間
の信号電圧がそれぞれ共通電極リード12及び個
別電極リード13を通して信号処理回路へ送られ
る。
送信用に用いる場合、原稿1がC方向へ移動され
るとともに、原稿1からの反射光が光電変換部
5′で受光され、上部電極9及び下部電極6の間
の信号電圧がそれぞれ共通電極リード12及び個
別電極リード13を通して信号処理回路へ送られ
る。
上記の構成から成る密着型読み取り装置では光
電変換部5′に隣接して、光電変換部5′とほぼ同
じサイズの導光窓4が設けられ、通常、光電変換
部5′及び導光窓4は一辺100μm前後の方形状に
形成されている。この場合、光電変換部5′と原
稿1の間隔は導光窓4から入射した光aを概ね光
電変換部5′で受光させるために100μm前後必要
となる。
電変換部5′に隣接して、光電変換部5′とほぼ同
じサイズの導光窓4が設けられ、通常、光電変換
部5′及び導光窓4は一辺100μm前後の方形状に
形成されている。この場合、光電変換部5′と原
稿1の間隔は導光窓4から入射した光aを概ね光
電変換部5′で受光させるために100μm前後必要
となる。
しかしながら、上述の構成では前記の入射光a
及び反射光bはそれぞれ原稿1及び光電変換部
5′に対し傾斜しているため、入射光a及び反射
光bに亘る合計した光路長が長くなり、そのため
に光路の途中で照度が減衰し、加えて、原稿1の
表面の凹凸による光散乱角も大きくなるために、
光電変換部5′での受光強度が低下するという問
題点があつた。
及び反射光bはそれぞれ原稿1及び光電変換部
5′に対し傾斜しているため、入射光a及び反射
光bに亘る合計した光路長が長くなり、そのため
に光路の途中で照度が減衰し、加えて、原稿1の
表面の凹凸による光散乱角も大きくなるために、
光電変換部5′での受光強度が低下するという問
題点があつた。
更に前述の傾斜した投光路のために透明保護板
10の表面で鏡面反射されやすく、光源3からの
照明光束が直接光電変換部5′に捕獲されるため、
これがノイズ成分となつていた。そのため光電変
換部5′で受光される原稿1の画像信号の成分が
小さい場合、検知感度が飽和され、S/N比が低
下するという問題点があつた。
10の表面で鏡面反射されやすく、光源3からの
照明光束が直接光電変換部5′に捕獲されるため、
これがノイズ成分となつていた。そのため光電変
換部5′で受光される原稿1の画像信号の成分が
小さい場合、検知感度が飽和され、S/N比が低
下するという問題点があつた。
かくして従来の密着型読み取り装置によれば、
読み取り画像の鮮鋭度(コントラスト比)が低下
して、十分な読み取りが出来ず、末だ満足しえる
ものではなかつた。
読み取り画像の鮮鋭度(コントラスト比)が低下
して、十分な読み取りが出来ず、末だ満足しえる
ものではなかつた。
本発明は上記の事情に鑑み、ノイズ成分を少な
くして読み取り信号を高め、その結果、読み取り
画像の鮮鋭度(コントラスト比)を改善し、無駄
のない照明と忠実な画像の読み取りを可能とした
密着型読み取り装置を提供することを目的として
いる。
くして読み取り信号を高め、その結果、読み取り
画像の鮮鋭度(コントラスト比)を改善し、無駄
のない照明と忠実な画像の読み取りを可能とした
密着型読み取り装置を提供することを目的として
いる。
また本発明は直線状に並べられた複数個の光検
知部にそれぞれ対応した被検知体の読み取り領域
を所定の狭い範囲に設定するとともに、その読み
取り領域からの反射光を検知する場合に採光量を
高め、これによつて分解能及び採光効率を高めた
密着型読み取り装置を提供することを目的とす
る。
知部にそれぞれ対応した被検知体の読み取り領域
を所定の狭い範囲に設定するとともに、その読み
取り領域からの反射光を検知する場合に採光量を
高め、これによつて分解能及び採光効率を高めた
密着型読み取り装置を提供することを目的とす
る。
本発明の密着型読み取り装置は透明基板に遮光
層と、透明基板の裏面側に配置された光源からの
光を通すための導光窓とを形成しており、しかも
被検知体の読み取り領域と相対向する部位に、そ
の読み取り領域からの反射光を検知すべく、上記
導光窓の全周に亘つて層着された光電変換層から
成る光検知部を備えたことを特徴とするものであ
る。
層と、透明基板の裏面側に配置された光源からの
光を通すための導光窓とを形成しており、しかも
被検知体の読み取り領域と相対向する部位に、そ
の読み取り領域からの反射光を検知すべく、上記
導光窓の全周に亘つて層着された光電変換層から
成る光検知部を備えたことを特徴とするものであ
る。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第4図及び第5図はそれぞれ本発明密着型読み取
り装置の要部断面図及び要部平面概略図であり、
第4図は第5図中Y−Y′切断線によつて示され
る断面図である。なお、第2図及び第3図と同一
部分には同一符号が付してある。
第4図及び第5図はそれぞれ本発明密着型読み取
り装置の要部断面図及び要部平面概略図であり、
第4図は第5図中Y−Y′切断線によつて示され
る断面図である。なお、第2図及び第3図と同一
部分には同一符号が付してある。
第4図及び第5図に示す通り、#7059ガラス等
から成る透明基板7上にCr等の遮光性金属膜を
コートした絶縁層もしくは絶縁性蒸着シリコンで
形成した遮光層8が方形状の導光窓4を残して形
成され、この遮光層8上にCr、Al等から成る下
部電極6が前記方形状の導光窓4の全周囲に亘つ
て形成される。そして前記導光窓4を残して前記
下部電極6を覆うようにしてCdS、CdSe、アモ
ルフアスシリコン等の光電変換層5が被覆され、
光電変換層5の上にはインジウム・スズ・オキサ
イドから成る透明の上部電極9がコートされてい
る。また、被検知体である原稿1との間〓を埋
め、光検知部2を保護するために、光検知部2の
上面並びに導光窓4上に透明保護膜14が被覆さ
れる。そして、光源3から導光窓4を介して原稿
1を投光する投光路が光検知部2を貫通すること
になる。また、原稿1の読み取り領域からの反射
光が検知される光電変換部5′は光電変換層5の
うち導光窓4の周囲に設けられた下部電極6の上
面全体に相当する。
から成る透明基板7上にCr等の遮光性金属膜を
コートした絶縁層もしくは絶縁性蒸着シリコンで
形成した遮光層8が方形状の導光窓4を残して形
成され、この遮光層8上にCr、Al等から成る下
部電極6が前記方形状の導光窓4の全周囲に亘つ
て形成される。そして前記導光窓4を残して前記
下部電極6を覆うようにしてCdS、CdSe、アモ
ルフアスシリコン等の光電変換層5が被覆され、
光電変換層5の上にはインジウム・スズ・オキサ
イドから成る透明の上部電極9がコートされてい
る。また、被検知体である原稿1との間〓を埋
め、光検知部2を保護するために、光検知部2の
上面並びに導光窓4上に透明保護膜14が被覆さ
れる。そして、光源3から導光窓4を介して原稿
1を投光する投光路が光検知部2を貫通すること
になる。また、原稿1の読み取り領域からの反射
光が検知される光電変換部5′は光電変換層5の
うち導光窓4の周囲に設けられた下部電極6の上
面全体に相当する。
透明基板7上の各層を層着する場合、下部電極
6及び上部電極9は主として真空蒸着により、ま
た遮光層8、光電変換層5及び透明保護膜14は
主としてグロー放電により成膜する。
6及び上部電極9は主として真空蒸着により、ま
た遮光層8、光電変換層5及び透明保護膜14は
主としてグロー放電により成膜する。
本発明の構成によれば、けい光灯、発光ダイオ
ード灯の光源3(図示せず)からの入射光aが、
光電変換部5′のほぼ真中に形成された導光窓4
を貫通して原稿1へ投光し、原稿1の読み取り領
域からの反射光bが導光窓4の周囲に設けられた
光電変換部5′で検知される。この光電変換部
5′の一辺の大きさが100μm前後の場合、導光窓
4の一辺の大きさは光源3の光度及び光電変換部
5′の検知感度にもよるが約10〜60μmが好適で
ある。
ード灯の光源3(図示せず)からの入射光aが、
光電変換部5′のほぼ真中に形成された導光窓4
を貫通して原稿1へ投光し、原稿1の読み取り領
域からの反射光bが導光窓4の周囲に設けられた
光電変換部5′で検知される。この光電変換部
5′の一辺の大きさが100μm前後の場合、導光窓
4の一辺の大きさは光源3の光度及び光電変換部
5′の検知感度にもよるが約10〜60μmが好適で
ある。
従つて入射光aの原稿1に対する入射角は光源
3と導光窓4の間隔及び光源3の径を一定にした
場合、非常に小さくなり、付随して原稿1と光電
変換部5′の間隔が従来の100μm前後より半分以
下まで小さくでき、透明電極9の厚み(約1μm)
を加算しても約50〜2μmとなることが判明した。
3と導光窓4の間隔及び光源3の径を一定にした
場合、非常に小さくなり、付随して原稿1と光電
変換部5′の間隔が従来の100μm前後より半分以
下まで小さくでき、透明電極9の厚み(約1μm)
を加算しても約50〜2μmとなることが判明した。
また、前記の構成により入射光a及び反射光b
の合計した光路長は従来よりも短くなり、そのた
めに光路の途中での照度の減衰がかなり抑制さ
れ、加えて原稿1の表面の凹凸による光散乱角も
かなり小さくなるために光電変換部5′での受光
強度、すなわち読み取り信号強度の低下はかなり
防止されることとなつた。
の合計した光路長は従来よりも短くなり、そのた
めに光路の途中での照度の減衰がかなり抑制さ
れ、加えて原稿1の表面の凹凸による光散乱角も
かなり小さくなるために光電変換部5′での受光
強度、すなわち読み取り信号強度の低下はかなり
防止されることとなつた。
更にまた、前述の通り入射角が小さくなつたた
め、原稿1以外による鏡面反射が小さくなり、た
とえ原稿1から光電変換部5′で受光される成分
が小さくても前記ノイズ成分が小さいために鮮鋭
な検知が可能となつた。
め、原稿1以外による鏡面反射が小さくなり、た
とえ原稿1から光電変換部5′で受光される成分
が小さくても前記ノイズ成分が小さいために鮮鋭
な検知が可能となつた。
更に原稿1と光電変換部5′との間隔が小さく
なつたため、遮光層8、下部電極6、光電変換層
5及び上部電極9の共通した成膜製造技術(例え
ば、スパツタリング、真空蒸着、グロー放電
等々)を使つて、透明保護板10の代替として上
部電極9上に透明保護膜14を被膜するだけでよ
く、透明保護板10を付設するための製造上の工
程を付加する必要はなくなつた。
なつたため、遮光層8、下部電極6、光電変換層
5及び上部電極9の共通した成膜製造技術(例え
ば、スパツタリング、真空蒸着、グロー放電
等々)を使つて、透明保護板10の代替として上
部電極9上に透明保護膜14を被膜するだけでよ
く、透明保護板10を付設するための製造上の工
程を付加する必要はなくなつた。
しかも、前記の入射角a及び反射角bは透明基
板7、透明電極9等々の積層を通過するため、各
層の屈折率により光進路が決まるが、本発明の如
き入射光が小さくなることで各層への光入射光が
小さくなり、光進路の方向が従来ほど各層の屈折
率の影響をうけないため、前記反射光bが概ね光
電変換部5′で受光されるべく位置合わせの調整
が容易となつた。
板7、透明電極9等々の積層を通過するため、各
層の屈折率により光進路が決まるが、本発明の如
き入射光が小さくなることで各層への光入射光が
小さくなり、光進路の方向が従来ほど各層の屈折
率の影響をうけないため、前記反射光bが概ね光
電変換部5′で受光されるべく位置合わせの調整
が容易となつた。
更にまた上記構成の装置であれば、原稿1の読
み取り領域は光電変換部5′と相対向する部位に
相当しており、その限定された狭い範囲だけに入
射光aが投光し、その他の原稿領域を検知しない
ために分解能を顕著に高めることができ、併せて
入射光aに対する受光量が高められるので採光効
率が高いという利点もある。
み取り領域は光電変換部5′と相対向する部位に
相当しており、その限定された狭い範囲だけに入
射光aが投光し、その他の原稿領域を検知しない
ために分解能を顕著に高めることができ、併せて
入射光aに対する受光量が高められるので採光効
率が高いという利点もある。
なお、上記実施例においては遮光層8の他に別
途下部電極6を形成しているが、その下部電極6
に遮光層8と同じ機能をもたせて遮光層8を除い
てもよく、その場合には下部電極6を各光検知部
が共通に接続された共通電極とし、上部電極9を
個別電極することで可能となる。
途下部電極6を形成しているが、その下部電極6
に遮光層8と同じ機能をもたせて遮光層8を除い
てもよく、その場合には下部電極6を各光検知部
が共通に接続された共通電極とし、上部電極9を
個別電極することで可能となる。
本発明において光電変換部5′及び導光窓4の
形状は第5図に限定されるものではなく、その他
の種々の形状を第6図に例示する。
形状は第5図に限定されるものではなく、その他
の種々の形状を第6図に例示する。
第6図のイは円形の導光窓1を示し、ロ及びハ
は導光窓4の内側にも光電変換部5′を設けた変
形例である。
は導光窓4の内側にも光電変換部5′を設けた変
形例である。
以上の通り、本発明の密着型読み取り装置は読
み取り信号強度が向上し、且つノイズ成分が小さ
くなり、また、採光効率及び分解能が高められ、
これにより、読み取り画像の鮮鋭度(コントラス
ト比)及びS/N比が改善され、無駄のない照明
と忠実な画像の読み取りが可能となつた。
み取り信号強度が向上し、且つノイズ成分が小さ
くなり、また、採光効率及び分解能が高められ、
これにより、読み取り画像の鮮鋭度(コントラス
ト比)及びS/N比が改善され、無駄のない照明
と忠実な画像の読み取りが可能となつた。
また、光検知部を保護するに当たつて、透明保
護板に代えて透明保護板を被膜するだけでよく、
これによつて製造工程が合理化され、各層の屈折
率の影響が小さくなり、光電変換層での受光に要
する位置合わせの調整が容易になるという利点も
有することとなつた。
護板に代えて透明保護板を被膜するだけでよく、
これによつて製造工程が合理化され、各層の屈折
率の影響が小さくなり、光電変換層での受光に要
する位置合わせの調整が容易になるという利点も
有することとなつた。
第1図はフアクシミリ送信機の集束性ロツド・
レンズ・アレイを使わない密着型読み取り系の構
成を示す斜視図、第2図及び第3図はそれぞれ第
1図光検知部の従来の構成を示す要部断面図及び
要部平面概略図、第4図及び第5図はそれぞれ本
発明の実施例を示す第1図光検知部の要部断面図
及び要部平面概略図、また第6図は本発明の他の
実施例を示す要部概略図である。 1:原稿、2:光検知部、4:導光窓、5:光
電変換層、5′:光電変換部、6:下部電極、
8:遮光層、9:上部電極、14:透明保護膜。
レンズ・アレイを使わない密着型読み取り系の構
成を示す斜視図、第2図及び第3図はそれぞれ第
1図光検知部の従来の構成を示す要部断面図及び
要部平面概略図、第4図及び第5図はそれぞれ本
発明の実施例を示す第1図光検知部の要部断面図
及び要部平面概略図、また第6図は本発明の他の
実施例を示す要部概略図である。 1:原稿、2:光検知部、4:導光窓、5:光
電変換層、5′:光電変換部、6:下部電極、
8:遮光層、9:上部電極、14:透明保護膜。
Claims (1)
- 1 透明基板に遮光層と、該透明基板の裏面側に
配置された光源からの光を通すための導光窓とを
形成し、かつ被検知体の読み取り領域と相対向す
る部位に、上記読み取り領域からの反射光を検知
すべく、上記導光窓の全周に亘つて層着された光
電変換層から成る光検知部を具備したことを特徴
とする密着型読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57160218A JPS5948954A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 密着型読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57160218A JPS5948954A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 密着型読み取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5948954A JPS5948954A (ja) | 1984-03-21 |
JPH0415630B2 true JPH0415630B2 (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=15710278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57160218A Granted JPS5948954A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 密着型読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948954A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6152061A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-14 | Toshiba Corp | 密着型カラ−イメ−ジセンサ |
JPH0749806Y2 (ja) * | 1985-05-31 | 1995-11-13 | セイコーエプソン株式会社 | イメージセンサの実装構造 |
JPS628649U (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-19 | ||
US5149955A (en) * | 1989-07-26 | 1992-09-22 | Nippon Steel Corporation | Full contact image sensor device with light blocking means |
JPH0360155A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 完全密着型イメージセンサ |
JP2603522Y2 (ja) * | 1991-03-29 | 2000-03-15 | 日本電気株式会社 | イメージセンサ |
US20140152801A1 (en) | 2009-10-28 | 2014-06-05 | Alentic Microscience Inc. | Detecting and Using Light Representative of a Sample |
WO2011053631A1 (en) | 2009-10-28 | 2011-05-05 | Alentic Microscience Inc. | Microscopy imaging |
US9075225B2 (en) | 2009-10-28 | 2015-07-07 | Alentic Microscience Inc. | Microscopy imaging |
US10502666B2 (en) | 2013-02-06 | 2019-12-10 | Alentic Microscience Inc. | Sample processing improvements for quantitative microscopy |
EP3014330B1 (en) | 2013-06-26 | 2024-01-03 | Alentic Microscience Inc. | Sample processing improvements for microscopy |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53106590A (en) * | 1977-03-01 | 1978-09-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Photoelectric converter |
JPS5439589A (en) * | 1977-09-05 | 1979-03-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Photo electric converter |
-
1982
- 1982-09-13 JP JP57160218A patent/JPS5948954A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5439589A (en) * | 1977-09-05 | 1979-03-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Photo electric converter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5948954A (ja) | 1984-03-21 |
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