JP3067460B2 - 画像入出力装置 - Google Patents

画像入出力装置

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JP3067460B2
JP3067460B2 JP9834493A JP9834493A JP3067460B2 JP 3067460 B2 JP3067460 B2 JP 3067460B2 JP 9834493 A JP9834493 A JP 9834493A JP 9834493 A JP9834493 A JP 9834493A JP 3067460 B2 JP3067460 B2 JP 3067460B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読み取りと、手書
き入力と、表示の機能を備えた画像入出力装置に係り、
特に、小型、軽量、低コストの画像入出力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像入出力装置とは、原稿等の読取部と
しての原稿読取装置と、手書きにより情報を入力する手
書入力装置と、情報の表示部としての平面表示装置の3
種類の装置の機能を一体の装置内に組み込んだものであ
る。
【0003】従来の画像入出力装置には、原稿読取装置
として2次元密着型受光素子アレイ(特開昭64−62
980号公報参照)を用いたものが多く、手書入力装置
としては感圧接触式入力装置、静電導式入力装置、磁気
誘導式入力装置等があり、平面表示装置としては、液晶
表示装置(LCD)、エレクトロルミネセンス表示装置
(ELD)、エレクトロクロミック表示装置(ECD)
等があり、それらの組み合わせ方や装置の構造には様々
な方式があった。
【0004】ここで、画像読取装置としての2次元密着
型受光素子アレイについて説明すると、2次元密着型受
光素子アレイは、透明基板上に受光素子の集合体で原稿
幅と同じ幅の受光素子アレイを複数列平行に形成し、受
光素子が行方向と列方向の2次元マトリクス状に配列さ
れた原稿読取装置である。受光素子としては、フォトダ
イオードが用いられている。このような2次元密着型受
光素子アレイにおいて、透明基板の裏側から入射した光
は、採光部を通って原稿面で反射され、光電変換部であ
る受光素子に入射し、ここで原稿の明暗に応じた反射光
によって光電流が発生し、電気信号として出力されるも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像入出力装置は、2次元密着型受光素子アレイ
と、平面表示装置と、手書入力装置の3種類の装置を備
えているために、装置全体が大型で重くなり、取扱いが
不便となり、また、装置の実装方法が複雑で高コストに
なってしまうという問題点があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、小型、軽量で、構造が簡単な低コストの画像入出力
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、行方向と列方向の
2次元に配列された受光素子から成る読取部と、平面表
示装置から成る表示部を備えた画像入出力装置におい
て、前記読取部と原稿面との間に前記読取部の裏側から
入射した光の一部を反射する反射層を設け、前記原稿面
で反射された第1の光を受光して前記原稿面の画像を読
み取る第1の受光素子群と、前記反射層で反射された第
2の光を受光して手書き入力画像を読み取る第2の受光
素子群とを前記読取部に有することを特徴としている。
【0008】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の画像入出力装置にお
いて、前記第1の光が第1の波長の光であり、前記第2
の光が第2の波長の光であり、前記反射層が前記第2の
波長の光を反射する光反射フィルターであって、前記第
1の受光素子群の受光面を覆うように前記第2の波長の
光を吸収する第1の吸収フィルターが形成され、前記第
2の受光素子群の受光面を覆うように前記第1の波長の
光を吸収する第2の吸収フィルターが形成されたことを
特徴としている。
【0009】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1記載の画像入出力装置にお
いて、前記反射層を前記第2の受光素子群と前記原稿面
との間に設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、読取部と原稿面
との間に読取部裏面から入射する光の一部を反射する反
射層を設け、入射光が原稿面で反射された第1の光を受
光して原稿を読み取る第1の受光素子群と、反射層で反
射された第2の光を受光して手書き入力画像を読み取る
第2の受光素子群とを読取部に有する画像入出力装置と
しているので、単一の基板上に2次元に配列された複数
の受光素子から成る読取部で原稿読み取りと手書き入力
の両方を行うことができ、画像入出力装置を小型化、軽
量化して、コストを低減させ、装置の構造及び実装方法
を簡略化することができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、原稿読み取
りに用いる第1の光を第1の波長(λ1 )とし、手書き
入力画像の読み取りに用いられる第2の光を第2の波長
(λ2 )とし、読取部と原稿面との間に、波長λ2 の光
を反射する光反射フィルターを有し、第1の受光素子群
を覆うように波長λ2 の光を吸収する第1の吸収フィル
ターを設け、第2の受光素子群を覆うように波長λ1 の
光を吸収する第2の吸収フィルターを設けた請求項1記
載の画像入出力装置としているので、波長λ1の光は光
反射フィルターを透過して原稿面で反射され、第1の受
光素子群に受光されて原稿の画像を読み取り、波長λ2
の光は光反射フィルターで反射され、第2の受光素子群
に受光されて手書き入力画像を読み取ることができ、ま
た、第1の受光素子群には原稿読取用の波長λ1 の光の
みを入射させ、第2の受光素子群には手書入力用の波長
λ2 の光のみを入射させることができるため、原稿の像
と手書入力の像とが混じり合うことなく、高解像度の読
取りができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、第2の受光
素子群に反射光が入射するように、第2の受光素子群と
原稿面との間に反射層を設けた請求項1記載の画像入出
力装置としているので、原稿読み取りと手書き入力の両
方に用いることができる画像入出力装置を簡単な構造で
形成することができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る画像入出
力装置において、原稿読み取り又は手書き入力を行う場
合の断面拡大説明図である。本実施例(第1の実施例)
の画像入出力装置は、図1に示すように、原稿読み取り
及び手書き入力用の光電変換を行う受光素子アレイを有
する読取部1と、読取部1の上部に設けられた平面表示
装置から成る表示部2とから構成されている。
【0014】読取部1は、ガラス、石英、セラミクス等
の透光性の部材から成る基板1′の下面に複数個の受光
素子が行方向と列方向の2次元マトリクス状に形成さ
れ、また、信号読み出し用の各配線が形成されている。
【0015】特に、本実施例の読取部1における主走査
方向に形成された受光素子アレイは、原稿読取用アレイ
5と、手書入力用アレイ6とから構成され、原稿読取用
アレイ5と、手書入力用アレイ6とが1列毎に交互に配
列されて、2次元密着型受光素子アレイを形成してい
る。
【0016】原稿読取用アレイ5は、受光素子の下面を
長尺状の光吸収フィルター7で覆われており、同様に、
手書入力用アレイ6は、長尺状の光吸収フィルター8で
覆われている。この2種類の光吸収フィルター7,8に
より、原稿読取用アレイ5と、手書入力用アレイ6と
に、異なる特定の波長帯の光を入射させることができ
る。また、光吸収フィルター7と光吸収フィルター8と
の間は、外部から光が入射する採光部4となっている。
【0017】そして、原稿読取用アレイ5及び手書入力
用アレイ6と原稿面13との距離を一定に保ち、光吸収
フィルター7,8と、受光素子アレイ5,6を保護する
ために、基板1′の下面全体を覆うように透光性部材か
ら成るギャップ維持層12が設けられ、更に、ギャップ
維持層12の下層にフィルター部3が形成されている。
尚、フィルター部3は、光反射フィルター10の下に光
吸収フィルター9が形成された2層構造となっている。
【0018】すなわち、基板1′下面に原稿読取用アレ
イ5及び手書入力用アレイ6から成る2次元密着型受光
素子アレイと、光吸収フィルター7,8と、ギャップ維
持層12と、フィルター部3とが密着して一体に形成さ
れ、読取部1を構成している。また、ギャップ維持層1
2によって原稿読取用アレイ5及び手書入力用アレイ6
とフィルター部3との距離が一定になるように形成され
る。
【0019】また、読取部1の基板1′の上部には、表
示部2として、液晶表示装置(LCD)や、エレクトロ
クロミック表示装置(ECD)等の非発光型の平面表示
装置が設けられている。
【0020】次に、第1の実施例の画像入出力装置の各
部の構成について具体的に説明する。本実施例の特徴部
分は、原稿読取用の光(波長λ1 )と、手書入力用の光
(波長λ2 )とを異なる波長の光とし、波長λ1 の光
は、原稿面13で反射させて原稿読取用アレイ5で読み
取り、波長λ2 の光は、原稿面13に到達する前にフィ
ルター部3の光反射フィルター10で反射させて手書入
力用アレイ6で読み取るようにしている点である。
【0021】本実施例の画像入出力装置の2次元密着型
受光素子アレイを構成する原稿読取用アレイ5と手書入
力用アレイ6とは、同一の受光素子群から構成され、受
光素子自体の形状及び特性は等しいものであるが、特性
の異なる光学フィルター(光吸収フィルター7,8)で
受光素子を覆うことにより、原稿読取用アレイ5と手書
入力用アレイ6とに異なる波長帯の光が入射するように
している。受光素子は、CdSe、アモルファスSi、
多結晶シリコン(poly-Si )等の半導体を用いたフォト
ダイオードとしている。
【0022】原稿読取用に利用する光は波長λ1 の外光
とし、受光素子アレイの内、原稿読取用アレイ5は、原
稿面13で反射された波長λ1 の光のみが入射して光電
変換されるよう受光素子の下面部分を覆うように光吸収
フィルター7が形成されている。ここで、光吸収フィル
ター7は、波長λ1 の光は透過するが、手書入力用ペン
14から発する波長λ2 の光は吸収するため、原稿読取
用アレイ5には波長λ2 の光は到達せず、波長λ1 の光
のみが入射するようになっている。
【0023】一方、手書き入力は、影モードとライトペ
ンモードで行うことができる。影モードは、外光と手書
入力用ペン14が作る影を画像処理によって読み取るモ
ードである。ライトペンモードは、ペン先より波長λ2
の光を発する発光部15を設けたライトペンを用いて手
書入力を行うものである。手書入力用アレイ6は、光反
射フィルター10で反射された波長λ2 の光を透過し
て、原稿面で反射された波長λ1 の光を吸収する光吸収
フィルター8で覆われているため、波長λ1 の光は到達
せず、波長λ2 の光のみが入射するものである。
【0024】このように、原稿読取用アレイ5と、手書
入力用アレイ6とに、それぞれ不要な波長の光を選択的
に吸収して、必要な波長の光を透過するフィルターを設
けることにより、原稿読取用の光(波長λ1 )が手書入
力用アレイ6に入射したり、手書入力用の光(波長λ2
)が原稿読取用アレイ5に入射するのを防ぎ、手書入
力の検知精度や、原稿読取の再現性の低下を防ぐことが
できる。
【0025】次に、第1の実施例における各フィルター
について説明する。ギャップ維持層12の下部に設けら
れるフィルター部3は、ギャップ維持層12上に密着し
て光反射フィルター10、光吸収フィルター9が順に積
層されて形成されている。つまり、図1においては、手
書き入力に用いられる波長λ2 の光を吸収する光吸収フ
ィルター9とギャップ維持層12との間に、波長λ2 の
光を反射する光反射フィルター10が挿入された構造と
なっている。
【0026】光反射フィルター10は、波長λ2 の光を
反射して、図1に示す手書入力用受光素子5′に入射さ
せるものである。また、光吸収フィルター9は、光反射
フィルター10の反射波長帯が狭いために、光反射フィ
ルター10を透過した波長λ2 付近の光を吸収して、手
書入力用の光が原稿面13に達するのを妨げ、原稿読取
用の波長と手書入力用の波長とを明確に区別するために
設けられている。また、光吸収フィルター9は、原稿が
フィルター部3に密着していない場合にも手書き入力を
可能にするためのものである。すなわち、光吸収フィル
ター9は、原稿側から入射する外光の内、波長λ2 付近
のの光を吸収して、ペンからの入力像と重畳するのを防
ぐためのものである。
【0027】ここで、光吸収フィルター7、8、9及び
光反射フィルター10の特性について、図2(a)
(b)の光学特性図を用いて説明する。図2(a)は、
光吸収フィルター7及び9と、光吸収フィルター8の吸
収特性を示す吸収スペクトル特性図であり、図2(b)
は、光反射フィルター10の反射特性を示す反射スペク
トル特性図である。
【0028】光吸収フィルター7,9は、原稿読取りに
用いられる短い波長λ1 付近の波長の透過率は十分高い
が、波長が長くなると透過率が低下して、手書入力用の
長い波長λ2 付近ではほとんど透過しない特性を持って
いる(図2(a)−1参照)。反対に、光吸収フィルタ
ー8は、短い波長λ1 付近の透過率は極めて低いが、長
い波長λ2 付近では透過率が高くなる特性を持っている
(図2(a)−2参照)。
【0029】また、光反射フィルター10は、図2
(b)に示すように、長い波長λ2 をピークとする反射
スペクトルを示し、反射する波長領域は狭く、シャープ
な反射帯となっている。
【0030】ここで、原稿読取用アレイ5と、手書入力
用アレイ6への入射光の波長を明確に区別して、良好な
S/N比と解像度を得るために、図2(a)の光吸収フ
ィルター7,9の吸収スペクトルと、光吸収フィルター
8の吸収スペクトルとが交差する波長λx において、光
吸収フィルター7,9と、光吸収フィルター8の透過率
が共に10%以下であることが望ましく、また、図2
(b)の光反射フィルター10の反射率も10%以下で
ある方が望ましい。
【0031】また、画像入出力装置を室内で使用する場
合を想定した場合、原稿読取用の波長λ1 と手書入力用
の波長λ2 を、3波長型蛍光管の3本の輝線スペクトル
線の内から選ぶと、光を有効に利用することができる。
3波長型蛍光管の輝線スペクトル線の波長は、蛍光材料
の種類や製造方法によって若干異なるが、約440nm、
550nm、610nmであるから、波長λ1 及び波長λ2
はこの3波長の中から選択することが望ましい。
【0032】光吸収フィルター7,8,9の材料には、
有機染料、有機顔料、無機顔料を含む樹脂等が適用で
き、それらの材料をスピンコート、ロールコート、印
刷、電着等の方法により原稿読取用アレイ5及び手書入
力用アレイ6の受光素子を覆うように基板1′の下面に
直接形成するものである。
【0033】また、光反射フィルター10としては、高
屈折率の誘電体と低屈折率の誘電体とを交互に積層した
誘電体多層膜や、等しい螺旋ピッチを有し、掌性の異な
る2種類のコレステリック液晶の積層体が用いられる。
【0034】後者のコレステリック液晶としては、低分
子液晶、高分子液晶、添加された高分子の架橋によりゲ
ル化した低分子液晶及び高分子分散液晶等がある。これ
らのうち、粘性の低いものは、2枚のガラスやプラスチ
ックフィルムの間に挟持して液晶セルを形成し、この液
晶セルを基板1′のギャップ維持層12に貼付すること
により光反射フィルター10を形成する。また、粘性の
高いものは、塗布、蒸着、電着等の方法でギャップ維持
層12に、直接、光反射フィルター10を形成したり、
別の透光性基板上に上記の方法で形成した液晶層をギャ
ップ維持層12に貼付して光反射フィルター10とする
ことも可能である。
【0035】ギャップ維持層12は、受光素子と原稿面
13との距離を一定に保ち、原稿読取用アレイ5、手書
入力用アレイ6を保護するために設けられているもの
で、単層でも積層構造でも良く、材料としては、アクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト等の樹脂材料
の他、二酸化ケイ素(SiO2 )、窒化ケイ素(SiN
x )、ほう酸ガラス等の無機材料を用いることができ
る。そして、これらの材料をスピンコート、ロールコー
ト、印刷、電着、蒸着等の方法で、受光素子アレイを形
成した基板1′下面に直接成膜するか、あるいは、一旦
シート状に形成したものを基板1′に貼付することによ
り、ギャップ維持層12を形成する。
【0036】ここで、ギャップ維持層12の厚さdの値
は、原稿面13や光反射フィルター10で反射された光
の光路に影響を与えるため、原稿読取り及び手書き入力
の解像度を左右するものである。次に、ギャップ維持そ
う12の厚さdの値の設定の仕方について説明する。
【0037】ギャップ維持層12が薄く、ギャップ維持
層12の厚さdと、受光素子アレイの画素ピッチpとの
比d/pが0.1以下の場合は、原稿面13又は光反射
フィルター10で散乱した光は、わずかしか広がらず
に、ほとんどが再び採光部4から外部へ出ていってしま
うために、光を有効に利用することができない。
【0038】一方、ギャップ維持層12が厚く、d/p
が5以上の場合、原稿面13または光反射フィルター1
0で散乱した光は、大きく広がり、隣接する画素にまで
入射してしまうために、原稿読取り及び手書き入力の解
像度を低下させることになる。従って、d/pが0.1
〜5の範囲になるようにギャップ維持層12の厚さを設
定すれば良く、特に0.5〜2の範囲であればより望ま
しい。
【0039】次に、上記構成の画像入出力装置における
原稿読取り動作と手書き入力動作について図1を用いて
説明する。まず、外部から入射する光のうち、短い波長
λ1 の光aは、平面表示装置2、基板1′を透過して、
読取部1の採光部4からギャップ維持層12に入射し
て、光反射フィルター10と光吸収フィルター9をその
まま透過して、フィルター部3の下に置かれた原稿面1
3で反射して散乱される。散乱された波長λ1 の光a
は、再び光吸収フィルター9及び光反射フィルター10
を透過してギャップ維持層12に入射し、光吸収フィル
ター7を透過して原稿読取用受光素子5′に入射する。
そして、反射光の明暗に応じて、原稿読取用受光素子
5′において発生する光電流を読み取って画像処理を行
うことにより原稿の読み取りが為されるようになってい
る。
【0040】また、原稿面13において散乱された波長
λ1 の光aは、手書入力用受光素子6′の方向へも向か
うが、光吸収フィルター8によって吸収されるために手
書入力用受光素子6′に入射することはない。すなわ
ち、原稿読み取り時には、手書入力用アレイ6は作動し
ないようになっている。
【0041】一方、外部から入射した光のうち、手書入
力用ペン14の先端の発光部15から発した波長λ2 の
光bは、波長λ1 の光と同様に平面表示装置2、基板
1′、ギャップ維持層12を透過して光反射フィルター
10に到達する。ここで波長λ2 の光は、光反射フィル
ター10によって反射されるため、原稿面13に到達す
ること無く、光吸収フィルター8を透過して手書入力用
受光素子6′に入射し、光電変換により手書情報が読み
取られるようになっている。そして、手書入力用受光素
子6′からの出力を適切に画像処理することによりペン
先の位置を検知することができる。
【0042】また、光反射フィルター10で反射された
波長λ2 の光bの内、原稿読取用受光素子5′に向かう
成分は、光吸収フィルター7によって吸収されるため
に、原稿読取用受光素子5′に入射することはない。従
って、手書き入力時には、原稿読取用アレイ5は作動し
ないようになっている。
【0043】このようにして、本実施例の画像入出力装
置によれば、単一の基板1′を用いて、原稿読み取りと
手書き入力の動作を互いに干渉すること無く行うことが
できるものである。
【0044】本実施例(第1の実施例)の画像入出力装
置によれば、原稿読取用の光a(波長λ1 )と手書入力
用の光b(波長λ2 )とを異なる波長の光とし、波長λ
2 の光を原稿面13に到達する前に反射して波長λ1 の
光を透過する光反射フィルター10を設け、また、原稿
読取用アレイ5を波長λ2 を吸収する光吸収フィルター
7で覆い、手書入力用アレイ6を波長λ1 を吸収する光
吸収フィルター8で覆う構成とし、各受光素子におい
て、不要な波長の光を選択的に吸収して、必要な波長の
光を透過するようにしているので、原稿読取用アレイ5
と手書入力用アレイ6とを同一の基板1′上に配列し
て、単一の基板1′で原稿読み取りと手書き入力の両方
を行うことができ、これにより、従来、原稿読取りのた
めの画像読取装置とは別個に形成されていた手書入力装
置を不要とし、画像入出力装置を大幅に小型化、軽量化
することができる効果がある。
【0045】次に、本発明の第2の実施例について図3
を用いて説明する。図3は、第2の実施例の画像入出力
装置の断面拡大説明図である。第2の実施例の画像入出
力装置は、第1の実施例の画像入出力装置と同様に、2
次元密着型受光素子アレイを有する読取部1と、平面表
示装置から成る表示部2とから構成されている。
【0046】読取部1の2次元密着型受光素子アレイ
は、基板1′の下面に原稿読取用アレイ5と手書入力用
アレイ6とが1列毎に交互に配列され、受光素子と受光
素子との間は外部から光が入射する採光部4が形成さ
れ、第1の実施例と同様に、受光素子自体は全て同一の
特性を有するものである。そして、2次元密着型受光素
子アレイ全体を覆うように透光性のギャップ維持層12
が形成され、原稿面13と原稿読取用アレイ5及び手書
入力用アレイ6との距離を一定に保つようになってい
る。
【0047】更に、第2の実施例の特徴として、図3に
示すように、手書入力用アレイ6の下部に相当する位置
で手書入力用受光素子6′の幅よりも広い幅でギャップ
維持層12の下面を覆うように密着して、光を反射する
光反射体18が設けられている。光反射体18は、採光
部4から入射した光を反射して手書入力用受光素子6′
に入射させるものである。
【0048】光反射体18としては、アルミニウム(A
l)、銀(Ag)等の高反射率の金属材料の他に、硫化
亜鉛(ZnS)等の高屈折率の誘電体と二酸化ケイ素
(SiO2 )等の低屈折率の誘電体を交互に積層した誘
電体多層膜が適用できる。また、光反射体18の表面
は、鏡面、散乱面のいずれでも良く、厚さは、入射光を
反射するのに十分な厚さで、且つ、原稿読取用受光素子
5′の解像度を低下させない範囲で形成する必要があ
る。例えば、金属材料を用いた場合の光反射体18の厚
さは、200nm〜2μmの範囲とするのが望ましい。
【0049】また、光反射体18は、手書入力用受光素
子6′に十分な光が入射するように、手書入力用アレイ
6を十分に覆う大きさに形成する必要がある。光反射体
18の面積(S1 )から手書入力用受光素子5′の面積
(S2 )を差し引いた面積(S1 −S2 )は、手書入力
用アレイ6に入射する光量を左右するため、基板1′の
全面積(S)に占める上記差引面積(S1 −S2 )の割
合{(S1 −S2 )/S}を、0.1以上とすることが
望ましい。
【0050】しかし、光反射体18が大きすぎると、光
反射体18による反射光が隣接する原稿読取用受光素子
5′に入射してしまうため、図3に示す原稿読取用受光
素子5′と光反射体18との間隔xと、ギャップ維持層
12の厚さdの比d/xが、2以下となるように形成す
ることが望ましい。また、ギャップ維持層12の膜厚
は、第1の実施例と同様の範囲で形成する。
【0051】次に、第2の実施例の画像入出力装置にお
ける原稿読み取り及び手書き入力の方法について説明す
る。第2の実施例では、手書き入力は、ユーザーが外光
の下で、手書入力用ペン14を表示部2上に押し当てた
時にできる影の位置を読み取ることにより行われるもの
である。そして、上部からの入射光の内、原稿面13で
反射された光で原稿読み取りを行い、光反射体18で反
射されて原稿面13まで到達しなかった光で手書入力用
の読み取りを行うものである。
【0052】上部からの入射光は、表示部2、基板1′
を透過し、採光部4からギャップ維持層12に入射す
る。採光部4からの入射光の内のある成分の光cは、ギ
ャップ維持層12を透過して原稿面13で反射され、原
稿読取用受光素子5′に入射して、原稿の画像として読
み取られる。
【0053】また、手書入力ペン14の位置情報を含む
入射光の内のある成分の光c′は、ギャップ維持層12
を透過して、光反射体18によって反射され、手書入力
用受光素子6′に入射して光電変換され、画像処理によ
り手書入力ペン14の位置を検知するものである。
【0054】このようにして、第2の実施例の画像入出
力装置では、2次元密着型受光素子アレイの内の一部の
受光素子の下部に入射光を反射する光反射体18を形成
することにより、入射光の一部を手書入力用の読み取り
に利用することができ、同一の2次元密着型受光素子ア
レイが、原稿読取りと手書き入力の2つの機能を有する
ものである。
【0055】第2の実施例の画像入出力装置によれば、
2次元密着型受光素子アレイの一部である手書入力用ア
レイ6の下部に光反射体18を設けているので、入射光
の一部は原稿面13まで到達せずに、光反射体18で反
射されて手書入力用アレイ6に入射して手書き入力の読
み取りを行うことができ、また、原稿読取用アレイ5の
下部に光反射体18を設けていないため、原稿面13で
の反射光を原稿読取用受光素子5′で受光して画像の読
み取りを行うことができ、従って単一の2次元密着型受
光素子アレイを用いて原稿読み取りと手書き入力の両方
を行うことができ、従来、別々に形成されていた原稿読
取装置と手書入力装置とを1つの一体の装置として、画
像入出力装置を小型化、軽量化することができる効果が
ある。
【0056】また、第2の実施例は、従来の2次元密着
型受光素子アレイに反射体18を設けただけの簡単な構
造で、手書き入力の機能を付加することができ、コスト
を低減することができる効果がある。
【0057】次に、本発明の第3の実施例の画像入出力
装置について、図4の断面拡大説明図を用いて説明す
る。第3の実施例の画像入出力装置は、第2の実施例と
ほぼ同様の構造で、2次元密着型受光素子アレイの手書
入力用アレイ6の下部に入射光を反射する光反射体18
が設けられ、2次元密着型受光素子アレイを形成する原
稿読取用アレイ5と、手書入力用アレイ6の各受光素子
のパターン内部に採光部4が形成されており、また、隣
接する原稿読取用アレイ5と手書入力用アレイ6との間
には、ブラックマトリクス20が形成されて遮光されて
いる点が特徴となっている。
【0058】図4に示すように、第3の実施例の画像入
出力装置においては、原稿読取用アレイ5に設けられた
採光部4aを透過した入射光cは、原稿面13で反射さ
れて原稿読取用受光素子5′に入射し、一方、手書入力
用アレイ6に設けられた採光部4bを透過した入射光
c′は、光反射体18で反射されて手書入力用受光素子
6′に入射する。そして、原稿読取用アレイ5と手書入
力用アレイ6との間にブラックマトリクス20が形成さ
れ、原稿面13で反射された光が手書入力用受光素子
6′に入射したり、光反射体18で反射された光が原稿
読取用アレイ5′に入射するのを防ぐようになってい
る。
【0059】ブラックマトリクス20の材料としては、
黒色染料または黒色顔料を添加した樹脂等を用いてい
る。また、採光部4a,4bの面積が小さすぎると光量
が低下して読み取り時間が長くなるため、採光部4a,
4bの面積は少なくとも基板1′の面積の5%以上と
し、10%以上であれば一層好ましい。
【0060】第3の実施例の画像入出力装置によれば、
各受光素子の中央に採光部4a,4bを形成し、隣接す
る原稿読取用アレイ5と手書入力用アレイ6との間にブ
ラックマトリクス20を設けているので、原稿読取用受
光素子5′の採光部4aから入射した光を原稿面13で
反射させて原稿読取用受光素子5′のみに入射させ、手
書入力用受光素子6′の採光部4bから入射した光を光
反射体18で反射させて手書入力用受光素子6′のみに
入射させて、原稿読取用の光と手書入力用の光が隣接し
た受光素子アレイに入射するのを防ぎ、手書き入力の検
知精度の低下や、原稿読み取りの再現性の低下を防ぐこ
とができる効果がある。
【0061】また、外光を用いて原稿の読取りをする場
合、外光照度ムラがあるので、読取った原稿に濃度ムラ
が生じやすい。ここで、第2、第3の実施例の画像入出
力装置において、手書入力用受光素子と原稿読取用受光
素子とのピッチを両受光素子に入射する光の光量が等し
くなる程度(両受光素子での照度ムラが発生しない程
度)に十分小さく設計し、手書入力用受光素子を原稿読
取時に原稿読取用受光素子と同様に動作させて両受光素
子で読取った電荷を出力すれば、各画素において手書入
力用受光素子で得られた出力を基準にして原稿読取用受
光素子で得られた出力を補正すれば、各原稿読取用受光
素子での濃度ムラを解消することができる。具体的に
は、手書入力用受光素子の出力と原稿読取用受光素子の
出力との比が原稿の反射率に対応するので、各画素で求
められた反射率を基にして原稿の画像情報を決定すれ
ば、原稿の濃度ムラを解消できるものである。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、読取部と
原稿面との間に読取部裏面から入射する光の一部を反射
する反射層を設け、入射光が原稿面で反射された第1の
光を受光して原稿を読み取る第1の受光素子群と、反射
層で反射された第2の光を受光して手書き入力画像を読
み取る第2の受光素子群とを読取部に有する画像入出力
装置としているので、単一の基板上に2次元に配列され
た複数の受光素子から成る読取部で原稿読み取りと手書
き入力の両方を行うことができ、画像入出力装置を小型
化、軽量化して、コストを低減させ、装置の構造及び実
装方法を簡略化することができる効果がある。
【0063】請求項2記載の発明によれば、原稿読み取
りに用いる第1の光を第1の波長(λ1 )とし、手書き
入力画像の読み取りに用いられる第2の光を第2の波長
(λ2 )とし、読取部と原稿面との間に、波長λ2 の光
を反射する光反射フィルターを有し、第1の受光素子群
を覆うように波長λ2 の光を吸収する第1の吸収フィル
ターを設け、第2の受光素子群を覆うように波長λ1 の
光を吸収する第2の吸収フィルターを設けた請求項1記
載の画像入出力装置としているので、波長λ1の光は光
反射フィルターを透過して原稿面で反射され、第1の受
光素子群に受光されて原稿の画像を読み取り、波長λ2
の光は光反射フィルターで反射され、第2の受光素子群
に受光されて手書き入力画像を読み取ることができ、ま
た、第1の受光素子群には原稿読取用の波長λ1 の光の
みを入射させ、第2の受光素子群には手書入力用の波長
λ2 の光のみを入射させることができるため、原稿の像
と手書入力の像とが混じり合うことなく、高解像度の読
み取りができる効果がある。
【0064】請求項3記載の発明によれば、第2の受光
素子群に反射光が入射するように、第2の受光素子群と
原稿面との間に反射層を設けた請求項1記載の画像入出
力装置としているので、原稿読み取りと手書き入力の両
方に用いることができる画像入出力装置を簡単な構造で
形成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例(第1の実施例)に係る画
像入出力装置の断面拡大説明図である。
【図2】 本実施例の各光学フィルターの特性説明図で
ある。
【図3】 本発明の第2の実施例に係る画像入出力装置
の断面拡大説明図である。
【図4】 本発明の第3の実施例に係る画像入出力装置
の断面拡大説明図である。
【符号の説明】
1…読取部、 2…表示部、 3…フィルター部、 4
…採光部、 5…原稿読取用アレイ、 6…手書入力用
アレイ、 7、8…光吸収フィルター、 9…光吸収フ
ィルター、 10…光反射フィルター、 12…ギャッ
プ維持層、 13…原稿面、 14…手書入力用ペン、
15…発光部、 18…光反射体、20…ブラックマ
トリクス、 a…波長λ1 の光、 b…波長λ2 の光、
c…入射光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06F 3/03 330 G06F 3/033 360

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行方向と列方向の2次元に配列された受
    光素子から成る読取部と、平面表示装置から成る表示部
    を備えた画像入出力装置において、前記読取部と原稿面
    との間に前記読取部の裏側から入射した光の一部を反射
    する反射層を設け、前記原稿面で反射された第1の光を
    受光して前記原稿面の画像を読み取る第1の受光素子群
    と、前記反射層で反射された第2の光を受光して手書き
    入力画像を読み取る第2の受光素子群とを前記読取部に
    有することを特徴とする画像入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の光が第1の波長の光であり、
    前記第2の光が第2の波長の光であり、前記反射層が前
    記第2の波長の光を反射する光反射フィルターであっ
    て、前記第1の受光素子群の受光面を覆うように前記第
    2の波長の光を吸収する第1の吸収フィルターが形成さ
    れ、前記第2の受光素子群の受光面を覆うように前記第
    1の波長の光を吸収する第2の吸収フィルターが形成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の画像入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記反射層を前記第2の受光素子群と前
    記原稿面との間に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の画像入出力装置。
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