JPH0415602B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0415602B2 JPH0415602B2 JP61285033A JP28503386A JPH0415602B2 JP H0415602 B2 JPH0415602 B2 JP H0415602B2 JP 61285033 A JP61285033 A JP 61285033A JP 28503386 A JP28503386 A JP 28503386A JP H0415602 B2 JPH0415602 B2 JP H0415602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- cylindrical core
- circumferential surface
- roller
- rotary transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ビデオテープレコーダー等に使用さ
れる同軸型ロータリートランスの製造方法に関
し、特に、同軸型ロータリートランス用の円筒形
フエライトコアの内周面を研削する方法に関する
ものである。
れる同軸型ロータリートランスの製造方法に関
し、特に、同軸型ロータリートランス用の円筒形
フエライトコアの内周面を研削する方法に関する
ものである。
(従来の技術)
ビデオテープレコーダー等に使用される同軸型
ロータリートランスの断面図を第5図に示す。こ
の第5図に示すように、同軸型ロータリートラン
スは、円筒形フエライトコア501の外周面に凹
溝502が形成され、その凹溝502に巻線50
3が付設された内側コアと、円筒形フエライトコ
ア504の内周面に凹溝505が形成され、その
凹溝505に巻線506が付設された外側コアと
から成り、この内側コアと外側コアとを所定の間
隔をおいて相対向させたものである。
ロータリートランスの断面図を第5図に示す。こ
の第5図に示すように、同軸型ロータリートラン
スは、円筒形フエライトコア501の外周面に凹
溝502が形成され、その凹溝502に巻線50
3が付設された内側コアと、円筒形フエライトコ
ア504の内周面に凹溝505が形成され、その
凹溝505に巻線506が付設された外側コアと
から成り、この内側コアと外側コアとを所定の間
隔をおいて相対向させたものである。
この同軸型ロータリートランスに使用される円
筒形コアは、非常にわずかな間隔で、例えば50ミ
クロンで相対向され、一方が高速で回転するた
め、外径寸法、内径寸法、真円度、同軸度等、極
めて高い寸法精度が要求されている。
筒形コアは、非常にわずかな間隔で、例えば50ミ
クロンで相対向され、一方が高速で回転するた
め、外径寸法、内径寸法、真円度、同軸度等、極
めて高い寸法精度が要求されている。
この同軸型ロータリートランス用の円筒形コア
を製造する従来の方法として、特に内周面を研削
する方法は、例えば第3図に示すように、円筒形
コア301を治具302に接着し、この治具30
2をチヤツク303で保持して回転させる。そし
て、この回転している円筒形コア301に対し、
内周面研削用ダイヤ304と外周面研削用ダイヤ
305により、内周面研削及び外周面研削をして
いた。
を製造する従来の方法として、特に内周面を研削
する方法は、例えば第3図に示すように、円筒形
コア301を治具302に接着し、この治具30
2をチヤツク303で保持して回転させる。そし
て、この回転している円筒形コア301に対し、
内周面研削用ダイヤ304と外周面研削用ダイヤ
305により、内周面研削及び外周面研削をして
いた。
また、別の方法として、第4図に示すように、
外周面を研削した円筒形コア401をチヤツク4
02で保持して回転させる。そして、その回転し
ている円筒形コアの内周部に研削用ダイヤ403
を挿入して、内周面の研削を行つていた。
外周面を研削した円筒形コア401をチヤツク4
02で保持して回転させる。そして、その回転し
ている円筒形コアの内周部に研削用ダイヤ403
を挿入して、内周面の研削を行つていた。
(発明が解決しようとする問題点)
従来の方法において、円筒形コアに治具を接着
する方法では、外周と内周との同軸度が1〜2ミ
クロンと良く、バラツキが少ないが、量産性が悪
く、加工工数の増大等、製品の低価格化が図れな
いという問題点があり、また外周面をチヤツクす
る方法では、チヤツクの精度の問題等から、同軸
度が10〜50ミクロンと悪く、バラツキが大きいと
いう問題点があつた。
する方法では、外周と内周との同軸度が1〜2ミ
クロンと良く、バラツキが少ないが、量産性が悪
く、加工工数の増大等、製品の低価格化が図れな
いという問題点があり、また外周面をチヤツクす
る方法では、チヤツクの精度の問題等から、同軸
度が10〜50ミクロンと悪く、バラツキが大きいと
いう問題点があつた。
本発明は、上記の事を鑑みて、寸法精度が良く
しかも量産性のある同軸型ロータリートランスの
製造方法を提供することを目的とする。
しかも量産性のある同軸型ロータリートランスの
製造方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、同軸型ロータリートランスに使用さ
れる円筒形フエライトコアの内周面を研削する方
法において、外周面が研削加工されている前記コ
アの前記外周面にローラーを当接させ、前記ロー
ラーを回転させることにより前記円筒形コアを回
転させながら、前記コアの内周面を研削するもの
である。
れる円筒形フエライトコアの内周面を研削する方
法において、外周面が研削加工されている前記コ
アの前記外周面にローラーを当接させ、前記ロー
ラーを回転させることにより前記円筒形コアを回
転させながら、前記コアの内周面を研削するもの
である。
(作用)
本発明は、円筒形コアの外周面を基準として保
持し、外径の中心軸と同一の軸により円筒形コア
を回転させ、内周を研削するため、外内径の同軸
度の精度が極めて向上するものである。このと
き、円筒形コアの外周面を予め研削し、所定の真
円度円筒度を得ておく。
持し、外径の中心軸と同一の軸により円筒形コア
を回転させ、内周を研削するため、外内径の同軸
度の精度が極めて向上するものである。このと
き、円筒形コアの外周面を予め研削し、所定の真
円度円筒度を得ておく。
(実施例)
本発明に係る一実施例の概略図を第1図に、ま
た第1図を矢印A方向から見た概略図を第2図に
示す。この実施例を説明すると、円筒形コア10
1は、ローラー102,103とシユー(支持部
材)とにより保持される。ローラー102は、駆
動源とつながつており、一定位置で回転する。ま
たシユーは、一定位置で円筒形コアを支持する。
そして、ローラー103は、回転可能なローラー
であつて、矢印B方向へ移動可能であり、円筒形
コア101を保持するときは、一定の力で円筒形
コア101をローラー102及びシユー104に
押しつけて保持し、コア101を配置したり、取
り出したりするときは、その作業を可能とする位
置へ移動する。このローラー102,103とシ
ユー104とにより、円筒形コア101を保持
し、ローラー102を回転させて円筒形コア10
1を回転させる。このとき、外径のバラツキは、
ローラー103の移動により吸収される。また、
この内周研削する円筒形コア101の外周は、予
めセンタレスにて研削してあり、外径の真円度及
び円筒度は1〜2ミクロンを得ていたものであ
る。この回転する円筒形コア101の内周に研削
用ダイヤ105を挿入し、内周研削を行なつた。
た第1図を矢印A方向から見た概略図を第2図に
示す。この実施例を説明すると、円筒形コア10
1は、ローラー102,103とシユー(支持部
材)とにより保持される。ローラー102は、駆
動源とつながつており、一定位置で回転する。ま
たシユーは、一定位置で円筒形コアを支持する。
そして、ローラー103は、回転可能なローラー
であつて、矢印B方向へ移動可能であり、円筒形
コア101を保持するときは、一定の力で円筒形
コア101をローラー102及びシユー104に
押しつけて保持し、コア101を配置したり、取
り出したりするときは、その作業を可能とする位
置へ移動する。このローラー102,103とシ
ユー104とにより、円筒形コア101を保持
し、ローラー102を回転させて円筒形コア10
1を回転させる。このとき、外径のバラツキは、
ローラー103の移動により吸収される。また、
この内周研削する円筒形コア101の外周は、予
めセンタレスにて研削してあり、外径の真円度及
び円筒度は1〜2ミクロンを得ていたものであ
る。この回転する円筒形コア101の内周に研削
用ダイヤ105を挿入し、内周研削を行なつた。
以上により得た本発明による円筒形コアの同軸
度は、0〜3ミクロンであり非常に良い結果を得
た。
度は、0〜3ミクロンであり非常に良い結果を得
た。
(発明の効果)
本発明は、極めて同軸度の良い円筒形コアを量
産性のある工程にて得ることができ、寸法精度の
良い円筒形コアの低価格化を可能とするものであ
り、同軸型ロータリートランスの精度向上及び低
価格化を可能とするものであり、産業上極めて有
益なものである。
産性のある工程にて得ることができ、寸法精度の
良い円筒形コアの低価格化を可能とするものであ
り、同軸型ロータリートランスの精度向上及び低
価格化を可能とするものであり、産業上極めて有
益なものである。
第1図は、本発明の一実施例の概略図であり、
第2図は、第1図を矢印A方向から見た概略図で
あり、第3図は、従来の一例の概略図であり、第
4図は、従来の別の例の概略図であり、第5図は
同軸型ロータリートランスの断面図である。 101……円筒型コア、102……ローラー、
103……ローラー、104……シユー、105
……研削用ダイヤ。
第2図は、第1図を矢印A方向から見た概略図で
あり、第3図は、従来の一例の概略図であり、第
4図は、従来の別の例の概略図であり、第5図は
同軸型ロータリートランスの断面図である。 101……円筒型コア、102……ローラー、
103……ローラー、104……シユー、105
……研削用ダイヤ。
Claims (1)
- 1 同軸型ロータリートランスに使用される円筒
形フエライトコアの内周面を研削する方法におい
て、前記コアの外周面を研削し、所定の寸法精度
を得た後、前記コアの外周面に当接するローラー
により、前記コアを回転させながら前記コアの内
周面を研削する事を特徴とする同軸型ロータリー
トランスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61285033A JPS63137405A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 同軸型ロ−タリ−トランスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61285033A JPS63137405A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 同軸型ロ−タリ−トランスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137405A JPS63137405A (ja) | 1988-06-09 |
JPH0415602B2 true JPH0415602B2 (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=17686286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61285033A Granted JPS63137405A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 同軸型ロ−タリ−トランスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63137405A (ja) |
-
1986
- 1986-11-29 JP JP61285033A patent/JPS63137405A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63137405A (ja) | 1988-06-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |