JPH0349703B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0349703B2
JPH0349703B2 JP61289862A JP28986286A JPH0349703B2 JP H0349703 B2 JPH0349703 B2 JP H0349703B2 JP 61289862 A JP61289862 A JP 61289862A JP 28986286 A JP28986286 A JP 28986286A JP H0349703 B2 JPH0349703 B2 JP H0349703B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical core
grinding
guide plate
cylindrical
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61289862A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63144942A (ja
Inventor
Mitsuyoshi Matsumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Ferrite Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ferrite Ltd filed Critical Hitachi Ferrite Ltd
Priority to JP28986286A priority Critical patent/JPS63144942A/ja
Publication of JPS63144942A publication Critical patent/JPS63144942A/ja
Publication of JPH0349703B2 publication Critical patent/JPH0349703B2/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、同軸型ロータリートランスなどに使
用される円筒形コアの製造方法に関するものであ
る。又、本発明は、たとえば心無内面研削盤にお
いて内面研削中に端面を僅か研削することによ
り、端面振れ精度を向上させるための工作物支持
機構に関するものである。
(従来の技術) ビデオテープレコーダー等に使用される同軸型
ロータリートランスの断面図を第3図に示す。こ
の第3図に示すように、同軸型ロータリートラン
スは、円筒形フエライトコア301の外周面に凹
溝302が形成され、その凹溝302に巻線30
3が付設された内側コアと、円筒形フエライトコ
ア304の内周面に凹溝305が形成され、その
凹溝305に巻線306が付設された外側コアと
から成り、この内側コアと外側コアとを所定の間
隔をおいて相対向させたものである。
この同軸型ロータリートランスに使用される円
筒形コアは、非常にわずかな間隔で、例えば50ミ
クロンで相対向され、一方が高速で回転するた
め、外径寸法、内径寸法、真円度、同軸度、端面
振れ等、極めて高い寸法精度が要求されている。
(発明が解決しようとする問題点) 円筒形コアの製造方法は、従来種々の方法が使
用されているが、精度が良くしかも量産性に優れ
た方法が無く、いずれも一長一短であつた。
本発明は、上記の事を鑑みて、精度が良くしか
も量産性に優れる円筒形コアの製造方法を提供す
るものであり、特に同軸度及び端面振れ精度の良
い円筒形コアを量産性良く製造する方法を提供す
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、円筒形コアの外周面に当接し回転す
るローラーにより、前記円筒形コアを回転させ、
前記円筒形コアの内周空間に研削用部材を挿入し
て前記円筒形コアの内周面を研削すると同時に、
前記円筒形コアの軸方向の位置決めを行なうガイ
ドプレートとして前記円筒形コアの端面の研削可
能な部材を用い、前記円筒形コアがガイドプレー
トと当接し回転することにより、前記円筒形コア
の端面を研削するものである。
(作 用) 本発明は、円筒形コアの外周面を基準として保
持し、その外周面と当接するローラーにより円筒
形コアの回転させながら研削加工するものであ
り、外径の中心軸を回転の中心軸として円筒形コ
アが回転する。従つて、外径と内径の同軸度が極
めて良く、しかも端面も外径の中心軸を基準に研
削するため、端面振れ精度の良い研削ができる。
もちろん、円筒形コアの外周面を予め研削し、
所定の真円度、円筒度を得ておくものである。
(実施例) 本発明に係る一実施例の概略図を第1図に、ま
た第1図を矢印A方向から見た概略図を第2図に
示す。この実施例を説明すると、円筒形コア10
1は、2個のローラー102,103とシユー1
04(支持部材)及び2個のガイドプレート10
5,106により保持されている。このローラー
102は駆動源とつながつており、一定位置で回
転し円筒形コア101を回転させる。また、シユ
ー104一定位置で円筒形コア101を支持す
る。そして、ローラー103は、回転可能なロー
ラーであり、矢印B方向に移動可能である。ま
た、ガイドプレート106は一定位置で円筒形コ
ア101を支持し、もう1つのガイドプレート1
05は、円筒形コア101の軸方向に移動可能で
ある。このガイドプレート105,106の円筒
形コア101と接する面には、ダイヤが装着され
ており、円筒形コア101の端面が可能となつて
いる。
これにより、円筒形コアを配置するときは、ロ
ーラー103とガイドプレート105が逃げ、円
筒形コア101が配置され易くし、円筒形コア1
01が配置された後は、ローラー103とガイド
プレート105が円筒形コア101を支持可能な
力で円筒形コアに向かい、円筒形コア101を保
持する。そしてローラー102の回転させること
により円筒形コア101回転させる。
この円筒形コア101が回転している状態で、
内周研削用の砥石107を円筒形コア101の内
周空間に挿入し、円筒形コア101の内周面を研
削する。このとき、円筒形コア101の端面がガ
イドプレート105,106により研削される。
このガイドプレート105,106には、内周研
削用砥石107の逃げ部108が形成されてい
る。
また、別の実施例として、第4図に概略図を示
す。この実施例の場合、1つのローラー401を
円筒形コア402の軸に対し、ある角度を持たせ
て配置したものである。このローラー401を矢
印B方向へ回転させると円筒形コア402に、矢
印C方向の推力が生じる。従つて、ガイドプレー
ト403に円筒形コア402が押しつけられなが
ら回転し、円筒形コア402の端面が研削され
る。この実施例の場合、円筒形コア402の特に
一端面において高い寸法精度が要求される場合に
有効である。また、もちろん、もう一方のガイド
プレート404に、円筒形コア402へ向かう力
を加え、そのガイドプレート404側の円筒形コ
ア402の端面を同時に研削することもできる。
この実施例による円筒形コア101の外径と内
径の同軸度は、0〜3ミクロンであり、また円筒
形コア101の外径に対しての面振れ精度が極め
て良かつた。また、実施例の円筒形コアは、予め
センタレスにて外周研削しており、外径の真円度
及び円筒度は、1〜2ミクロンとしていた。
また、ストツパーの円筒形コアと接する面は、
特にダイヤでなくても良く、円筒形コアの端面が
研削可能であれば良い。
(発明の効果) 本発明は、円筒形コアの内周面と端面の研削を
同時に行うものであり、しかも同軸度及び端面振
れ精度も良く、量産性にも優れているものであ
り、円筒形コアの製造方法として極めて優れた製
造方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一実施例の概略図であ
り、第2図は、第1図を矢印A方向から見た概略
図であり、第3図は、同軸型ロータリートランス
の断面図であり、第4図は、本発明に係る別の実
施例の概略図である。 101……円筒形コア、102,103……ロ
ーラー、104……シユー、105,106……
ガイドプレート、107……内周研削用砥石、4
01……ローラー、402……円筒形コア、40
3,404……ガイドプレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒形コアの外周面に当接し回転するローラ
    ーにより、前記円筒形コアを回転させ、前記円筒
    形コアの内周空間に研削用部材を挿入して前記円
    筒形コアの内周面を研削すると同時に、前記円筒
    形コアの軸方向の位置決めを行うガイドプレート
    として前記円筒形コアの端面の研削可能な部材を
    用い、前記円筒形コアがガイドプレートと当接し
    回転することにより、前記円筒形コアの端面を研
    削することを特徴とする円筒形コアの製造方法。
JP28986286A 1986-12-05 1986-12-05 円筒形コアの製造方法 Granted JPS63144942A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28986286A JPS63144942A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 円筒形コアの製造方法

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JP28986286A JPS63144942A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 円筒形コアの製造方法

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JPS63144942A JPS63144942A (ja) 1988-06-17
JPH0349703B2 true JPH0349703B2 (ja) 1991-07-30

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JP7210307B2 (ja) * 2019-01-31 2023-01-23 シチズンファインデバイス株式会社 金属部品の製造方法

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JPS63144942A (ja) 1988-06-17

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