JPH04154389A - 映像信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はＶ”Ｔ’）（、ＬＤ等の映像信号再生装置に
関し、詳しくは時間軸補正回路で発生する補正エラーに
よる出力レベルの変動が少なくなるようにした再生映像
信号処理回路に関する。

［従来の技術］ 第４図は従来の自生映像信号処理回路のブロック回路図
で、ｆｉｌ　は再生ＦＭ映像信号の入力端子、（２）は
時間軸補正回路（Ｔ’ＢＣ）　　（３）はＦＭ復調回路
、（４）は復調された映像信号を処理する映像信号処理
回路、（５）は映像信号の出力端子、（６）は時間軸補
正回路（２）を構成するＦＭ復調回路、（７）は水平同
期信号分離回路、（８）はＡＦＣ回路、（９）は位相比
較回路、（＋０１は電圧制御発振器、（１１）は可変遅
延回路で、入力クロックの周期で遅延時間が変化するＣ
ＣＤ等で構成される。

第５図は時間軸補正回路（２）の各部の信号波形図であ
る。

次にこの従来例の動作をＶ　Ｔ　Ｒを例に説明する。入
力端子（１）から入力された時間軸変動を含んだ再生Ｆ
Ｍ映像信号は時間軸補正回路（２）のＦＭ復調回路（６
）と可変遅延回路（１１）とに入力される。ＦＭ復調回
路“（６）で復調された映像信号ａ（第５図（ａ）図示
）は水平同期信号分離回路（７）で時間軸変動を含んだ
水モ同期信号ｂ（第５図（ｂ）図示）がとり出され、Ａ
　ＦＣ回路（８）と位相比較回路（９）とに人力される
。ＡＦＣ回路（８）は、ループフィルターの時定数の長
いＰＬＬ回路で構成され、時間軸変動を除去した基準水
平同期信号Ｃ（第５図（ｃ）図示）を位相比較回路（９
）の他方の入力端子に出力する。位相比較回路（９）は
時間軸変動を含んだ水平同期信号すと基準水平同期信号
Ｃどの位相比較を行い、位相誤差に応じたレベルの電圧
信号ｄ（第５図（ｄ）図示）を電圧制御発振器（１０）
に出力する。電圧制御発振器（１０）は入力電圧に応じ
た周波数のクロックを発生して可変遅延回路Ｔｌ１）に
出力する。可変遅延回路（１１）は大力クロックの周波
数に応じて遅延時間が変えられ、時間軸変動が除去され
た再生ＦＭ映像信号をＦＭ復調回路（３）に出力する。

ＦＭ復調回路（３）は復調した映像信号を映像信号処理
回路（４）に出力し、映像信号処理回路（４）は種々の
信号処理を施し、出力端子（５）から映像信号を出力す
る。

〔発明が解決しようとする課題Ｊ 従来の再生映像信号処理回路は、再生ＦＭ映像信号にノ
イズがあったり、第２図（ｅｌに示すようなＶＴＲのヘ
ットスイッチパルスがあるところではＦＭ復調回路（６
）の出力信号ａに第２図（ａｌに示すようにノイズが生
じ、次段の水平同期信号補間回路（７）で水平同期信号
すが分離出来なかったり、水平同期信号すに位相の不連
続が発生し、結果的に位相比較回路（９）の出力電圧ｄ
が第２図（ｄ）に示すように大きく変動し、このため可
変遅延回路（１１）に入力されるクロックの周期が大き
く変動し、可変遅延回路（１１）を通過する再生ＦＭ映
像信号の時間軸補正エラーが発生する。この補正エラー
のある信号をＦＭ復調回路（３）で復調すると復調出力
レベルが第２１Ｊ　（ｆ）に示すように大きく変動する
という不具合があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、時間軸補正回路（２）で補正エラーが発生し
ても出力映像信号のレベルの変動が少ない再生映像信号
処理回路を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る再生映像信号処理回路は、時間軸補正回
路で補正エラーが発生した期間を検出し、この期間を１
水平期間遅延素子で遅延させた１水平周期前の映像信号
で補間するようにした点を特徴とする。

〔作用］ この発明における映像信号を補間する手段は、１水平期
間遅延素子で入力された映像信号を遅延させ、時間軸補
正回路で補正エラーが発生した期間上記１水平期間遅延
素子の出力信号を出力する。このため、補正エラーが発
生期間はｌ水平走査期間前の映像信号に置換されるので
、映像信号のレベル変化が少なくなる。

［発明の実施例］ 第１図はこの発明の一実施例のブロック回路図である０
図において、（１２）は映像信号補間回路で、ＦＭ復調
回路（３）と映像信号処理回路（４）の間に挿入されて
いる。（１３）は夏水平期間遅延素子、（１４）は制御
パルスｇによって制御されるスイッチ、（１５）は補正
エラー検出器である。

第２図はこの実施例の各部の波形図である。

次にこの実施例の動作について説明する。入力端子（１
）から入力された再生ＦＭ映像信号は、時間軸補正回路
（２）で時間軸の変動が除去され。

ＦＭ復調回路（３）で映像信号に復調されて水平同期信
号補間回路（１２）に入力される。

補正エラー検出器（Ｉ５）は、第２図ｆａｌ中に示した
再生ＦＭ映像信号ａのノイズ等によって発生する。補正
エラーは、第２図（ｄ）に示した位相比較回路（９）の
出力電圧レベルが第２図（ａｌ中に示した士△Ｖのレベ
ルを超える期間を検出し、この期間がＨレベルとなる制
御パルス（第２図（ｇｌ　中のイおよび口）ｇを発生す
る。

また、第２図（ｅｌ　に示したヘッドスイッチパルスの
切換時点に生じるノイズによって補正エラーが発生する
ときは、ヘッドスイッチパルスの切換時点から１〜３水
平期間の量制御パルスを発生するようにしてもよい。

この制御パルスｇはスイッチ（１４）に人力され、スイ
ッチ（１４）を■］レベルの期間はｂ端子側に、［、レ
ベルの期間はａ端子側に切り換える。このため、スイッ
チ（１４）から映像信号処理回路（４）に出力される映
像信号りは第２図ｆｈｌ　に示すように１１口の期間が
１水平周期前の映像信号で置き換えられた信号となる。

第３図はこの発明の他の実施例のブロック回路図で、映
像信号補間回路（１２）を時間軸補正回路（２）とＦＭ
復調回路（３）の間に配置したもので、上記実施例と同
様に動作し、同様の効果が得られる。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によむば、再生映像信号の時間軸
を補正した際に生じる補正エラーを検出し、この補正エ
ラーが検出されている期間は上記時間軸が補正された映
像信号を１水平期間遅延させた映像信号で置き換えるよ
うにしたものであるから、時間軸補正回路で補正エラー
が生じても出力映像信号のレベル変動の少ない映倫信号
再生装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック回路図、第２図
はこの実施例の各部の信号波形図、第３図はこの発明の
他の実施例のブロック回路図、第４図は従来の内生映像
信号処理装置のブロック回路図、第５図はこの従来例の
時間軸補正回路の各部の信号波形図である。 （２）・・・時間軸補正回路、（３）・・・ＦＭ復調回
路、（４）・・・映像信号処理回路、（Ｉ２）・・・映
像信号補間回路、（１５）・・・補正エラー検出器。 なお、各図中、同一符号はそれぞれ同一　または相当部
分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）再生されたＦＭ映像信号の時間軸の変動を補正す
   る手段を備えた映像信号再生装置であって、 上記時間軸補正手段における補正エラーが発生した期間
   を検出する手段と、 上記時間軸の変動が補正された映像信号を１水平期間遅
   延させる手段と、 上記補正エラーが検出された期間を上記１水平期間遅延
   された映像信号で置換する手段とを備えたことを特徴と
   する映像信号再生装置。