JPH04153286A - 両面接着シート - Google Patents

両面接着シート

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JPH04153286A
JPH04153286A JP27702790A JP27702790A JPH04153286A JP H04153286 A JPH04153286 A JP H04153286A JP 27702790 A JP27702790 A JP 27702790A JP 27702790 A JP27702790 A JP 27702790A JP H04153286 A JPH04153286 A JP H04153286A
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JP
Japan
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double
adhesive sheet
composition layer
photopolymerizable composition
sided adhesive
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Pending
Application number
JP27702790A
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English (en)
Inventor
Tsuneyuki Amano
恒行 天野
Takashi Yamamura
隆 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は少なくとも一方が透明ないし半透明である2つ
の被着体の接着に用いる両面接着シートに関する。
〔従来の技術〕
従来、2つの被着体を接着するのに、液状またはゼリー
状の接着剤が汎用されてきたが、作業性の改善や無溶剤
化などの面から、最近では両面接着シートと呼ばれる各
種のフィルム状接着剤が用いられるようになった。この
フィルム状接着剤の代表的なものとしては、ホットメル
ト接着剤や感圧性接着剤が挙げられる。
ホットメルト接着剤には、剥離可能な、1枚のシト上ま
たは2枚のシート間に接着剤層を設けたものや、接着剤
層単独からなるものが知られている。これらのフィルム
状接着剤は、シート付きのものではそのシートを剥離し
たうえで、また接着剤層単独からなるものではそのまま
の状態で、2つの被着体間に接着剤層をはさみ込んで密
着させ、熱を加えることにより接着する。
一方、感圧性接着剤は、一般に両面テープと呼ばれてお
り、剥離可能な2枚のシート間に接着剤層をこれ単独で
または基材の両面に塗設した状態で設けている。このよ
うなフィルム状接着剤は、通常まず一方のシートを剥離
してその剥離面を1つの被着体に圧着し、その後他方の
シートを剥離してその剥離面をもう1つの被着体に圧着
する方式で、被着体間の接着を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、上記公知のフィルム状ホットメルト接着剤は
、加熱できない被着体には使用できず、また接着後の耐
熱性に問題がある。また、上記公知のフィルム状怒圧性
接着剤は、被着体間の接着は比較的容易であるが、−船
釣な表現を用いれば接着というより粘着であり、接着面
の剥がれやズレが生じやすく、しかも一般に接着後の耐
熱性にやはり問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑み、加熱できない被着体
の接着目的にも支障なく使用できると共に、接着面の剥
がれやズレを生じにくく、また接着後の耐熱性にもすく
れた両面接着シートを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討し
た結果、少なくとも一方が透明ないし半透明である2つ
の被着体を接着する場合に、接着剤層として特定の光重
合性組成物を用いた両面接着シートを使用すると、上記
被着体が加熱できないものであっても光照射によってう
まく接着できると共に、接着面の剥がれやズレを生じに
(く、また接着後の耐熱性も良好となることを見い出し
、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、剥離可能な2枚の支持体の間に光
重合性組成物層を設けた両面接着シートであって、上記
の組成物層が、a)皮膜形成性ポリマ〜、b)光重合性
不飽和化合物およびC)光重合開始剤を必須成分として
含有してなる両面接着シートに係るものである。
〔発明の構成・作用〕
以下、本発明の両面接着シートを、図面を参考にして説
明する。
第1図〜第3図は、本発明の両面接着シートの3つの例
を示したものであり、各図中、1,2は剥離可能な2枚
の支持体、3 (3A〜3D)は上記支持体1. 2の
間に設けられた光重合性組成物層、4はその両面に光重
合性組成物層3C,3Dを塗設した基材である。
このように構成される本発明の両面接着シートは、使用
に際し、まず一方の支持体1を剥離し、その剥離面を1
つの被着体へ圧着して仮接着し、ついで他方の支持体2
を剥離し、その剥離面をもう1つの被着体へ圧着して仮
接着する。その後、被着体ごしに光照射を行い、光重合
性組成物層3を硬化させることにより、2つの被着体間
の接着を行うものである。
このように、本発明では、被着体ごしに光照射する関係
上、2つの被着体のうちの少なくとも一方は透明ないし
半透明でなければならない。また、光照射は一般的には
紫外光が用いられるが、可視光であってもよく、その他
覚子線などでもかまわない。
第1図〜第3図に示す本発明の両面接着シートにおいて
、2枚の支持体1.2は、使用時に剥離するため剥離可
能であることが必要で、たとえばポリエチレンやポリプ
ロピレンなどのシート、あるいは各種プラスチックフィ
ルムや各種天然紙、合成紙などに離形処理を施したもの
など離形性の良い材質が選択使用される。
また、このような支持体1.2は、両面接着シートをロ
ール状などで保存する際に保存中の光反応を防止する目
的で、その少なくとも一方が光遮蔽性を有していること
が望ましい。光遮蔽性を付与するには、たとえば支持体
の表面に金属アルミニウムなどを真空蒸着させるといっ
た方法を適宜採用すればよい。
さらに、上記の支持体1.2は、両面接着シートの使用
にあたって、その1枚づつの剥離を安定して行えるよう
に、両者間で剥離力(光重合性組成物層と支持体との接
着力)の異なる支持体、すなわち2種の異なる支持体を
用いるようにするのが望ましい。
ただし、光重合性組成物層3が多層構造、たとえば第2
図に示すような2種類の光重合性組成物層3A、3Bが
積層されたもの、あるいは第3図に示すような基材4の
両面に互いに異なる光重合性組成物層3C,3Dが塗設
されたものなど、表裏で異なる光重合性組成物層が存在
する場合は、剥離力が元々異なっているので、同じ支持
体であってもかまわない。
第1図〜第3図に示す本発明の両面接着シートにおいて
、光重合性組成物層3 (3A〜3D)は、その粘着性
に基づき比較的小さい接着力を示し、一方これが露光処
理されるとその光重合性に基づき速やかに硬化して被着
体に強固に接着する。その際、両側の被着体による空気
遮蔽もなされて酸素による硬化阻害を受けに<<、速や
かでかつ充分な光硬化が達成される。露光処理前の接着
力は、光重合性組成物層3中の含有成分やその比率によ
っである程度任意に設定できるため、被着体より容易に
剥離できる程度の接着力に設定することによって、接着
時に位置合わせなどの目的で貼り直しが可能となる。
このような光重合性組成物層3 (3A〜3D)は、a
)皮膜形成性ポリマー、b)光重合性不飽和化合物およ
びC)光重合開始剤を必須成分として含有する。
C成分の皮膜形成性ポリマーとしでは、特に限定はない
が、好ましくは他の配合成分との相溶性が良好でかつ被
着体との密着性が良好なものを用いるのがよい。その具
体例としては、ポリメチルメタクリレートやポリメチル
アクリレートなどのポリアクリル系エステル、ポリ塩化
ビニルやポリ塩化ビニリデン、ポリビニルブチラール、
ポリビニルアセテート、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体などの
ビニル系ポリマー、ポリイソプレン、塩化ゴム、ポリク
ロロプレン、ポリクロルスルホン化エチレン、ポリクロ
ルスルホン化プロピレンなどのゴム系ポリマー、溶剤可
溶性線状飽和ポリエステル、スチレン−マレイン酸共重
合体などが挙げられる。
これら皮膜形成性ポリマーの使用量は、特に限定されな
いが、一般には光重合性組成物層全体の含有率で20〜
90重量%程度となるようにするのが望ましい。
b成分の光重合性不飽和化合物としては、分子内に光重
合性の不飽和結合を少なくとも1個、好ましくは2個以
上有するものが用いられる。その具体例としては、多価
アルコールのポリアクリレート類やポリメタクリレート
類、オリゴエステルアクリレート、オリゴエステルメタ
クリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレ
ートなどが挙げられる。
上記の多価アルコールとしては、たとえば、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレンオキシド、ポリブチレン
オキシド、(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、グリ
セリン、ジグリセリン、ネオペンチルグリコール、トリ
メチロールプロパン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール、ジペンタエリスリトール、1・4−ブ
タンジオール、1・2・4−ブタントリオール、2−ブ
テンI・4−ジオール、2−ブチル−2−エチルプロパ
ンジオール、2−ブテンート4−ジオール、1・3−プ
ロパンジオール、トリエタノールアミン、デカリンジオ
ール、3−クロロ−1・2−プロパンジオールなどが用
いられる。
このような光重合性不飽和化合物の使用量は、光重合性
組成物層全体の含有率で10〜80重量%、好ましくは
15〜70重量%となるようにするのがよい。10重量
%未満では接着力や接着後の耐熱性が充分得られず、8
0重量%を超えると光重合性組成物層が液状に近くなり
、シート状とするのに不都合となる。
C成分の光重合開始剤としては、適宜なものを使用でき
、一般には、カニボニル化合物、有機硫黄化合物、過酸
化物、レドックス系化合物、アゾ系化合物、光還元性色
素などが用いられる。
カニボニル化合物の例としては、ベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール、ベンゾフェノン、アントラキノン、2−メチルア
ントラキノン、2t−ブチルアントラキノン、9・10
−フェナントレンキノン、シアセル、ベンジル、ミヒラ
ーズケトン、4・4′−ビスジエチルアミノベンゾフェ
ノンなどがある。
有機硫黄化合物の例としては、ジブチルジスルフィド、
ジオクチルスルフィド、ジベンジルジスルフィド、ジフ
ェニルジスルフィド、ジベンゾイルジスルフィド、ジア
セチルジスルフィドなどが挙げられる。
過酸化物の例としては、過酸化水素、ジーtブチルペル
オキシド、過酸化ベンゾイル、メチルエチルケトンペル
オキシドなどがある。レドックス系化合物の例としては
、第一鉄イオンと過酸化水素、第一鉄イオンと過硫酸イ
オン、第2鉄イオンと過酸化物といった各種還元側と各
種過酸化物との組み合せが挙げられる。
アゾ系化合物の例としては、α・α′−アゾビスイソブ
チロニトリル、2−アゾビス−2−メチルブチロニトリ
ル、I−アゾビスシクロヘキサンカルボニトリルなどの
ほか、p−アミノジフェニルアミンのジアゾニウム塩な
とのジアゾ系化合物がある。光還元性色素には、ローズ
ベンガル、エリスロシン、エオシン、アクリフラビン、
リボフラビン、チオニンなどがある。
これら光重合開始剤の使用量は、適宜に決定してよい。
一般には、前記す成分の光重合性不飽和化合物100重
量部に対し0.1〜20重量部の割合となるようにする
のがよい。
光重合性組成物層3の形成は、たとえば、第1図および
第2図のものでは、上述のa −c三成分を適宜の溶剤
を用いて均一に混合した1種または2種の塗工液を調製
し、これを一方の支持体1上に塗布し乾燥させて単層ま
たは積層構造の組成物層を形成したのち、この上に他方
の支持体2を貼り合せればよい。
また、第3図のものでは、ポリエステルフィルム、ポリ
エチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリアミ
ドフィルムなどで代表されるプラスチックフィルムのほ
か、合成紙や天然紙、さらにこれらの2種以上の複合体
などの透明ないし半透明の材質からなる、厚さが1〜1
00μm程度の基材4の両面に、上記同様に調製した2
種の塗工液を塗布し乾燥させて基材両面に組成物層を形
成したのち、その上に支持体1.2を貼り合せればよい
なお、第3図の例では、基材4の両面に塗設する光重合
性組成物層3C,3Dを互いに異なる組成としているが
、必要により両者を同じ組成としてもよい。この場合は
、1種の塗工液を基材4の両面に塗布乾燥すればよいが
、前記のように表裏で異なる1)M力とするために、支
持体1.2は互いに異なるものとするのが望ましい。
また、上記の光重合性組成物層3の形成に際し、必要に
応じて、塗工液中に密着性改良側、変質防止剤、熱重合
禁止剤、充填剤、可塑剤などの適宜の添加物を配合して
もよい。
このような添加物の中でも、特にBET表面積20〜8
00rd/gの微粉末、たとえばシリカ、アルミナ、ジ
ルコニアなどの無機質微粉末、あるいはアクリル微粉末
などの有機質微粉末を、組成物層全体の含有率で0.1
〜40重量%の割合で配合すると、下記(al〜(C1
の効果が得られるため、好ましい。
Fa+ 塗工性ニ 一般に、離形性を有するフィルム上に塗工する場合、塗
工液のハジキによるピンホールや面荒れが発生しやすく
、特に皮膜を薄くする場合は塗工液のヘースはあまり高
くできず液の粘度が低くなるのでこの現象は著しい。
上記微粉末を塗工液に配合することにより、増粘剤とし
ての効果が得られ、ハジキを抑えることができる。
山)貼り直し性; 貼り合わせ直後、光照射前の接着力が被着体の強度より
も小さければ、被着体を破壊せずに貼り直しが可能であ
る。−船釣には、光重合性不飽和化合物の含有率を小さ
くすればこの初期接着力は小さくなるが、光硬化後の接
着力も小さくなる。上記微粉末を配合すると、光重合性
不飽和化合物の含有率を減らさずとも初期接着力を小さ
くでき、また圧着後さらに加圧や経時により充分密着さ
せたのち光硬化を行えば強固に接着できる。
(C1保存性: 光重合性組成物層の組成によっては、その流動性により
、経時に光重合性組成物が流動し、ピンホールや厚みム
ラを生じることがある。上記微粉末を配合すると、この
流動が抑えられ、保存性を向上できる。
このように形成される光重合性組成物層3の厚さは、特
に限定されないが、光照射により層内部まで均質に硬化
できるように、通常は0゜5〜100μmの範囲にある
のがよい。第2図の積層構造のものではその合計厚さが
上記範囲内に、また第3図の基材付きのものでは基材を
含めた合計厚さが上記範囲内に、それぞれ入ればよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の両面接着シートによると、2つ
の被着体の少なくとも一方が透明ないしは半透明である
場合に、液状の材料を用いずに全(ドライな作業で、し
かも被着体に熱を加えることなく光照射するだけで、上
記の両波着体を接着面の剥がれやズレを生じることなく
強固に接着することができ、接着後の耐熱性も充分に満
足させることができる。
また、本発明の両面接着シートは、その支持体や光重合
性組成物層の種類を適宜定めることにより、接着使用前
の保存性にすぐれたもの、また光照射による硬化を行う
前の貼り直し可能なものとすることもできる。
〔実施例〕
つぎに、本発明の実施例を記載して、より具体的に説明
する。なお、以下部とあるのは重量部を意味する。
実施例1 厚さが40μmのポリプロピレンフィルム(東し社製の
トレファンBO2500)を支持体1とし、この支持体
1上に下記組成の光重合性組成物溶液からなる塗工液を
アプリケータにより乾燥後の厚さが30μmとなるよう
に塗布して光重合性組成物層を形成した。
つぎに、厚さが25μmのポリエステルフィルム(東し
社製の5IO)に離形処理を施したものを支持体2とし
て、これを上記の光重合性組成物層上にその離形処理面
を重ね合わせてラミネータで貼り合せ、両面接着シート
を得た。
〈光重合性組成物溶液〉 トルエン           240部メチルエチル
ケトン       60部この両面接着シートの支持
体2を剥離し、その剥離面つまり光重合性組成物層面を
ガラス板に重ね合わせて圧着したのち、支持体1を剥離
し、その剥離面に別のガラス板を重ね合せて圧着し、3
KWの超高圧水銀灯を用いて60部mの距離より約20
秒間光照射したところ、2枚のガラス板は強固に接着し
た。
この接着後、指圧により2枚のガラス板を引き剥がそう
としても、接着面の剥がれやズレは全く認められなかっ
た。また、90℃の温度下に12時間放置したのちでも
、初期の接着力を維持し、接着面の剥がれやズレはみら
れなかった。
実施例2 実施例1の支持体2に代えて、厚さが25μmのポリエ
ステルフィルムの一面に金属アルミニウムを真空蒸着し
、他面に剥離処理を施したものを使用した以外は、実施
例1と同様にして、両面接着シートを作製した。
この両面接着シートをロール状に巻いて、南側の窓際に
1ケ月放!したのち、実施例1と同様にして2枚のガラ
ス板の接着を試みたところ、実施例1と同様の強固な接
着力が得られた。なお、実施例1の両面接着シートでは
、上記同様の放置試験で、ガラス板の接着が困難となっ
た。
実施例3 下記組成の光重合性組成物溶液からなる塗工液を、ボー
ルミル中で3時間混合分散して調製し、これをワイヤー
バーにより乾燥後の厚さが3μmとなるように支持体1
上に塗布して光重合性組成物層を形成した以外は、実施
例1と同様にして、両面接着シートを得た。
〈光重合性組成物溶液〉 トルエン           200部メチルエチル
ケトン       50部この両面接着シートの支持
体2を剥離し、その剥離面をガラス板に重ね合せ、オー
トクレーブを用いて5 kg/dlで5分間充分圧着し
たのち、支持体1を剥離し、その剥離面に別のガラス板
を重ね合せ、10g/−の力で圧着し、その直後にこの
ガラス板を剥がしたところ、容易に剥がれた。
つぎに、この剥離後、再度、ガラス板を重ね合せ、オー
トクレーブを用いて5 kg/codで5分間充分圧着
したのち、実施例1と同様の光照射を行ったところ、2
枚のガラス板は実施例1と同様ムこ強固に接着した。
なお、上記の光重合性組成物溶液からアエロジルを除い
たものを塗工液として、上記同様に支持体1上への塗布
を試みたところ、ハジキのためにピンホールが多数発生
した。また、この方法で得た両面接着シートにつき、上
記同様の貼り直し試験を行ったところ、初期接着力が強
いために、ガラス板を剥がすことができなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の両面接着シートの一例を示す断面図、
第2図および第3図はそれぞれ本発明の両面接着シート
の他の例を示す断面図である。 l。 2・・・剥離可能な2枚の支持体、 (3A 〜3D) ・・・光重合性組成物層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)剥離可能な2枚の支持体の間に光重合性組成物層
    を設けた両面接着シートであつて、上記の組成物層が、
    a)皮膜形成性ポリマー、b)光重合性不飽和化合物お
    よびc)光重合開始剤を必須成分として含有してなる両
    面接着シート。
  2. (2)b成分の光重合性不飽和化合物の含有率が光重合
    性組成物層全体の10〜80重量%である請求項(1)
    に記載の両面接着シート。
  3. (3)光重合性組成物層がBET表面積20〜800m
    ^2/gの微粉末を0.1〜40重量%含有してなる請
    求項(1)または(2)に記載の両面接着シート。
  4. (4)剥離可能な2枚の支持体のうちの少なくとも一方
    が光遮蔽性を有してなる請求項(1)〜(3)のいずれ
    かに記載の両面接着シート。
JP27702790A 1990-10-16 1990-10-16 両面接着シート Pending JPH04153286A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002059515A (ja) * 2000-08-14 2002-02-26 Nitto Denko Corp 剥離ライナー及びそれを用いた感圧性接着テープ又はシート
JP2002161251A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Hitachi Chem Co Ltd 接着フィルム、その製造方法及び接着方法

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