JPH0768497B2 - 感圧性接着テープ - Google Patents

感圧性接着テープ

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JPH0768497B2
JPH0768497B2 JP58206826A JP20682683A JPH0768497B2 JP H0768497 B2 JPH0768497 B2 JP H0768497B2 JP 58206826 A JP58206826 A JP 58206826A JP 20682683 A JP20682683 A JP 20682683A JP H0768497 B2 JPH0768497 B2 JP H0768497B2
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ドナルド・レバ−ン・エスメイ
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチュアリング コンパニー
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    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09J133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低粘着性を有ししかも貼付されている基体か
らはく離できる感圧性接着テープに関する。
感圧接着テープとそれが貼付されている基体の間の接着
層は、数時間、数日または数か月後、最早このテープま
たは基体の何れかを層はく離することなしにはく離でき
ないように徐々に一層強くなる傾向がある。従つて、マ
スキングテープのようなはく離性テープは通常非常に低
い初期接着性を有し、しかも明らかな接着の増大が起こ
る前に出来るだけ早くはく離されなければならない。こ
の低い初期接着性のために、このようなテープは偶然に
離脱することが多い。
現在市販されている最高品質の感圧性接着テープは、米
国再発行特許第24,906号(Ulrich)のものであると考え
られる。これらの接着剤は、アルキル基が平均4個ない
し12個の炭素原子を有する非第三アルコールのアクリル
酸エステル約88重量部ないし97重量部およびアクリル酸
のような少なくとも1種の強極性共重合性単量体の対応
する約12重量部ないし3重量部の共重合体である。これ
らの接着剤は、熱い気候で数年後においても注目すべき
劣化を受けない。しかしながらこの接着剤は前記の接着
性増大を受け、米国特許第3,008,850号明細書は、変性
共重合性単量体が双方とも若干極性が劣るアクリロニト
リルまたはメタクリロニトリルであるならば、少ない接
着性の増大が起こることを示唆している。たとえそうで
あるとしても、米国特許第3,008,850号明細書のテープ
は、基体に対して漸増する接着性を受け、しかも適当な
初期接着性を与えるテープは通常の室温において数か月
後に層はく離なしにはく離し得るという保証はない。
数件の最近の特許明細書には、米国再発行特許第24,906
号および米国特許第3,008,850号明細書のもののような
感圧性接着テープは、同じ単量体類を支持体ウエブと接
触させて光重合することによつて製造できることが開示
されている。例えば、米国特許第4,181,752号、第4,30
3,485号、第4,329,384号および第4,330,590号明細書を
参照されたい。これらの特許の実施例のテープ類すべて
がUlrichの諸特許のテープと同様に特許明細書のテープ
と同種の接着性増大を受ける。
本発明の感圧性接着テープは、故意に引き離されるまで
大ていの清浄な基体に対して確実に接着するが、中程度
の高温にさらされたとしても基体に接触して数か月後に
ほとんど接着の増大を受けない。このテープは、次いで
基体の層はく離することなくまた接着剤残留物を少しも
残すことなく、基体からきれいにはく離できる。
米国特許第4,181,752号明細書の感圧性接着テープと同
様に、新規のテープは、可撓性支持体ウエブおよびアル
キル基が平均8個ないし12個の炭素原子を有する主とし
てアクリル酸アルキルである1種またはそれ以上の単量
体の重合体を含む感圧性接着剤層を含む。このテープ
は、前記1種またはそれ以上の単量体がいかなる極性共
重合性単量体をほとんど含まない点で米国特許第4,181,
752号明細書のテープとは異なる。一層明確には、前記
単量体の3モル%より多くないのもは、アクリル酸、イ
タコン酸、アクリル酸ヒドロキシアルキル、アクリル酸
シアノアルキルまたはアクリルアミドのような1種また
はそれ以上の強極性共重合性単量体であつてもよく、15
モル%より多くないものはアクリロニトリル、N−ビニ
ル−2−ピロリドン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ビ
ニルトルエン、スチレンまたはジアリルフタレートのよ
うな1種またはそれ以上の中程度の極性共重合性単量体
であることができる。重合性組成物は、さらにブタジエ
ンまたはイソプレンのような非極性または微極性共重合
性単量体をこのような単量体が重合体の性質を損なわな
い限り、15モル%を超えない量で含有してもよい。
本新規テープの接着剤層は、使用前に交叉結合されて、
貼付直後にガラス板からの180゜はぎもどし値(peelb
ack value)の5ないし30N/dm(好ましくは10ないし20N
/dm)の範囲内を与える。このはぎもどし値は22℃にお
いて30日間の保持後20%より多くは増加しない。このガ
ラスからの即時180゜はぎもどし値5ないし30N/dmは、
感圧接着剤層としてはやゝ低く、しかも「低粘着性」と
して特徴づけられるが、通常の紙、金属、ガラス、プラ
スチツクおよび印刷された基体に対して確実な接着を保
証するに十分高い。その180゜はぎもどし値は22℃にお
いて30日間の保持後20%より多くは増加しないので、こ
のテープは長い保持後にこのような基体からきれいには
く離できる。従つて本新規テープは、特にマスキングテ
ープおよびポスター、掲示および仮ラベルの貼り付け用
である。貼り付け用に企図された場合には、支持体ウエ
ブテープは、両面に感圧性接着剤層を有するプラスチツ
クフイルム、薄葉紙または不織スクリム(紗)であつて
もよい。このような両面塗布テープは、貼り付けられる
物体および物体が貼り付けられる基体の両者から容易に
しかもきれいにはく離できる。
*註.この試験において、テープは、その接着剤によつ
て4.5kgの硬質ゴムローラーの重量の下に各方向に2回
通して試験板に接着される。テープの自由端をはかりに
接着し、次いで試験板をはかりから速度3.8cm/secおよ
び角度180゜で移動させる。
本新規テープの2枚の接着剤面は、互に接触して数か月
後おかれた後でも、また中程度の高温にさらされた後に
も、容易にはく離することができる。この特性によつ
て、本発明の両面塗布テープは、使い捨てライナーを何
ら必要とせずに貯蔵および出荷用にそれ自体の上に直接
巻くことができる。
ガラスからの望ましい180゜はぎもどし値を与える交叉
結合は、米国特許第4,181,752号明細書の例27における
ように光交叉結合剤と混合した単量体類の光重合による
制御が特に容易である。有用な光交叉結合剤としては、
その例の2,4−ビス(トリクロロ−メチル)−6−p−
メトキシスチリル−s−トリアジンおよび米国特許第4,
329,384号および第4,330,590号明細書の発色団置換−ハ
ロメチル−s−トリアジンの何れかがある。他の有用
な、交叉結合剤は、トリメチロール プロパン トリア
クリレート、ペンタエリトリトール テトラアクリレー
ト、1,2−エチレングリコール ジアクリレート、1,6−
ヘキサンジオール ジアクリレート、および1,12−ドデ
カンジオール ジアクリレートのようなポリアクリル官
能性単量体がある。これらの光交叉結合剤の各々は、重
合性単量体または得られる重合体の0.05重量%ないし0.
5重量%の近似範囲内で有効である。接着剤層は、通
常、ヘプタンに溶解させようとする場合未溶解ゲル成分
が50%を越える場合に十分交叉結合される。
重合性単量体の粘度は非常に低い傾向があるので、単量
体等類は交叉結合剤と混合され、次いで可撓性キヤリヤ
ーウエブ上に塗布される前に約1000cpsないし40,000cps
の範囲内の粘度に部分重合されてもよい。5,000cpsない
し15,000cpsの範囲内の粘度は取り扱いの容易なために
好ましい。部分重合される代わりに、単量体をヒユーム
ドシリカのようなチキソトロープ剤と混合し、次いで単
一のその場の工程で重合および交叉結合できる。
当業界の現在の状態では、薄い被覆の光重合は、不活性
ふん囲気中で行われる。十分な不活性なふん囲気は、光
活性被覆層を紫外線透過性のプラスチツクフイルムをも
つて被覆し、次いで空気中においてフイルムを通して照
射することによつて得ることができる。重合性被覆を被
覆する代わりに光重合を不活性ふん囲気中において行う
場合は、酸化性スズ化合物の混合によつて空気中におい
て厚い被覆が重合できることを教示している米国特許第
4,303,485号明細書に教示された酸化性スズ化合物を重
合性組成物に混合することによつて、不活性ふん囲気の
許容酸素含量を増加できる。若しも単量体が部分重合さ
れ、しかも重合が熱によつてその場で完了されるなら
ば、通常は部分重合された組成物に熱活性化可能の重合
開始剤をさらに加える必要がある。
また、米国特許第4,234,500号明細書に提案された電子
ビームによつてもその場重合を行うことができる。米国
特許第2,956,904号明細書も参照されたい。
重合性混合物とブレンドできる他の材料としては、粘着
付与剤、補強剤、遅炎剤および他の変性剤があり、これ
らの若干はアクリル酸アルキル単量体と共重合できるか
または独立に光重合できる。
平均直径10マイクロメートルないし200マイクロメート
ルを有するガラス微小中空球は、米国特許第4,223,067
号明細書に教示されている光重合性混合物とブレンドで
きる。若しもガラス微小中空球が感圧接着剤の20容量%
ないし65容量%を構成するならば、重合された生成物
は、フオーム状外観を有し、しかもフオームで裏打ちさ
れた感圧接着テープが使用される用途に適している。
下記の例において、すべての部は、重量で与えられる。
例1 アクリル酸イソオクチル100部に、2,2−ジメトキシ−2
−フエニル アセトフエノン光開始剤〔「イルガキユア
ー」(Irgacure)651〕0.04部を加えた。このブレンド
を、紫外線に露光することによつて部分重合させて、粘
度約3000cpsのシロツプを得た。ヘキサンジオール ジ
アクリレート交叉結合0.2部およびさらに光開始剤0.1部
をさらに加えた後、このシロツプを第一の二軸配向ポリ
エチレン テレフタレート フイルム上に注ぎ、次いで
シロツプを絞つて厚さ約0.05mmの均一な被覆を与えるよ
うに調節されたナイフの所で第二のこのようなフイルム
によつて被覆された。第一フイルムおよび第二フイルム
のそれぞれの対向面は超薄接着促進被覆および低接着被
覆を有した。
ナイフから出た複合材料を、放射の90%が300nmと400nm
の間であり、最大が351nmにあるけい光ブラツクライト
球〔シルバニア(Sylvania)F20T12BL〕の列に露光し
た。この複合材料は、250nmと430nmの間、最大350nmに
おいてスペクトル的に応答するインターナシヨナル・ラ
イト(International Ligth)の「ライト・バツグ(Lig
th Bug)」メーターによつて測定されたエネルギー500m
jを受けた。
第二のフイルムをはく離した後、得られた感圧性接着テ
ープは、ロールの形でそれ自体の上に巻かれた。
例2から例7まで 若干のテープがアクリル酸イソオクチル(IOA)の代わ
りにアクリル酸n−ブチル(BA)を用いて、しかも若干
はヘキサンジオール ジアクリレート(HDDA)の代わり
に他の交叉結合剤、すなわち (ここで「DMPT」と呼ぶ)および (ここで「DOPT」と呼ぶ) を用いた以外は、例1におけると同じ方法で多数のテー
プを製造した。
若干の最初の単量体混合物は、下記(交叉結合剤および
オクタン酸第一スズの量は単量体100部についての部で
示す) に記録されたようにオクタン酸第一スズ(「Sn Oct」)
を含有した。
例1から例7までのテープについて、種々の表面からの
即時180゜はぎもどしを試験して、下記の結果 を得た。
例1から例8までの各々のテープのストリツプを、それ
らの接着剤層によつて筆記用紙および塗装された自動車
用金属試験パネルに接着した。通常の室温において6か
月後、ストリツプの各は接着剤残留物を何ら残すことな
く容易にはく離された。
例1および例2のテープの他のストリツプを、その接着
剤層によつて筆記用紙に接着し、次いでこの筆記用紙を
70℃において3日間乾燥器に入れた。室温に冷却後、各
テープは、紙を層はく離せずあるいは紙上に何ら接着剤
残留物を残すことなくきれいにはく離された。
比較試験 交叉結合剤を省略した以外は、例1および例2における
ようにテープを製造した。これらのテープのストリツプ
が通常の室温において3週間同じ筆記用紙および塗装さ
れた金属パネルに接着された場合、どのストリツプも基
本からきれいにはく離できなかつた。
IOAの10%をアクリル酸と置換し、HDDAの量を0.15部に
減少した以外は、例1におけるように他のテープを製造
した。同じ筆記用紙および塗装された金属パネルと接触
して通常の室温において3週間後、このテープのストリ
ツプはどの基体からもきれいにはく離できなかつた。
例8 アクリル酸イソオクチル96部、アクリル酸4部および光
開始剤(「イルガ キユア」651)0.04部の混合物を紫
外線に露光することによつて部分重合して塗布できる粘
度のシロツプを得た。ヘキサンジオール ジアクリレー
ト0.14部および光開始剤のさらに0.1部をシロツプに混
入した後、このブレンドを第一の使いすてプラスチツク
フイルムの低接着面上に注いだ。未下塗、未可塑化、未
顔料着色のポリ塩化ビニルの0.1mmのフイルムをこのシ
ロツプ上に載置して複合材料を得、この複合材料を第一
のナイフの下で引張つて、シロツプを均一な厚さ約0.05
mmに絞つた。ビニルフイルムの露出面に、例1において
用いたと同一の第二のシロツプを注ぎ、次いで第二のナ
イフの所で、第二の使いすてプラスチツクフイルムの低
接着面をこのシロツプに合わせる。第二のナイフの下の
間隔は、第二のシロツプを均一な厚さ約0.05mmに絞るよ
うに調節された。
この全複合材料を、次いで各列が例1において用いたと
同一でありしかもエネルギー500mjへの露光を与える2
列の紫外線電球の間を通した。これによつて、両者のシ
ロツプは感圧性接着剤状態に重合されて、中央に可撓性
支持体ウエブを有する両面塗布感圧性接着テープを造つ
た。第一のシロツプからの層は、先行技術の感圧性接着
剤特有の接着の漸増を受ける強固な接着を形成できる通
常の活性な感圧性接着剤であつた。第二のシロツプから
の接着剤層は、例1のテープの同じ長期はく離性を有し
た(すなわちガラスからの180゜はぎもどし値11N/d
m)。
両方の使いすてプラスチツクフイルムを、この例の両面
塗布テープの他のストリツプから除いて、このストリツ
プを7.6cmのコアー上でそれ自体の上に巻いた。このス
トリツプはライナーを有しないが、通常の室温において
6か月貯蔵後においても、何ら層はく離または1面から
他面への接着剤の移行なしに巻きもどしできた。
例9 第一の接着剤層がアクリル酸イソオクチル90部とアクリ
ル酸10部の共重合体であり、交叉結合剤をDMPF交叉結合
剤0.15部で置換し、重合性混合物は遅炎剤としてペンタ
ブロモ ジフエニルオキシド35部を含有した以外は、例
8におけるように両面塗布テープを製造した。また、第
二の接着剤層用光重合性混合物は、遅炎剤35部をも含有
した。得られたテープの第一層は、通常の著しく活性な
感圧接着剤であり、第二の接着剤層は低粘着性であり、
長い保圧後に通常の基体からきれいにはく離できた。
第一の使いすてプラスチツクフイルムを除いた後、露出
した接着剤層を航空機カーペツト用のビニルシートの裏
面に適用した。短時間で、テープはビニルシートにほと
んど接着しなくなつた。次いで第二の使いすてプラスチ
ツクフイルムを除いた後、露出した接着剤層をポリフツ
化ビニリデンフイルムの被覆を有する航空機フロアパネ
ルに適用した。この試験から、この接着剤は、航空機カ
ーペツトが使用中に受ける種類の応力に対してビニルシ
ートを適所に確実に保持し、しかもその両面塗布テープ
を有するビニルシートは、乗客構成と運送貨物構成の間
のキヤビンの取り替えのような目的に繰り返しはく離で
きることが分かつた。
例10 中央の支持体ウエブが二軸配向ポリエチレン テレフタ
レート フイルムであり、かつ両接着剤層が例1のテー
プのものと同一であつた以外は、例9におけるように両
面塗布テープを製造した。ポリエチレン テレフタレー
ト フイルムは厚さ0.05mmを有し、かつその一面が接着
促進被覆を有したが、一方その他面は未処理であつた。
この両面塗布テープは、ライナーなしにロール形でそれ
自体の上に巻かれた。通常の室温において6か月後、こ
のテープは何ら層はく離または接着剤移行なしに容易に
巻きもどすことができ、しかも長時間適所に置かれた後
に確実な即時の接着および易はく離性の両者を要する用
途に利用できた。
例11 その接着剤層がアクリル酸イソオクチル99.2部およびア
クリル酸0.8部の共重合体であり、ヘキサンジオール
ジアクリレート交叉結合剤は共重合体層中に0.32部およ
びホモポリマー層中に0.22部で用いられた以外は、例8
におけるように両面塗布テープを製造した。このテープ
を1.9cmのコアー上でそれ自体の上に巻き、次いで70℃
において乾燥器中で3二日間入れた。室温に冷却後、こ
のテープは何ら接着剤移行なしに容易に巻きもどされ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−62872(JP,A) 米国特許4181752(US,A) 米国特許3600268(US,A) 米国特許3008850(US,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性支持体ウエブと、 主としてアクリル酸アルキルよりなる単量体であっ
    て、そのアルキル基として8〜12個の炭素原子を有する
    単量体一種以上と、場合によっては、強極性共重合単量
    体、中程度の極性共重合単量体及び弱極性共重合単量体
    のうち1種を (イ)強極性共重合単量体を含有させる場合は、3モル
    %まで、 (ロ)中程度の極性共重合単量体を含有させる場合は、
    15モル%まで、 (ハ)弱極性共重合単量体を含有させる場合は、15モル
    %まで を含有させた単量体と交差結合剤からなる重合体よりな
    る感圧性接着剤層とからなる感圧性接着テープであっ
    て、 該感圧性接着剤層が、上記単量体と交差結合剤を含有す
    る組成物を可撓性支持体ウエブに塗布した後光重合させ
    て形成されたこと及び該感圧性接着テープが、適用直後
    にガラスからの180゜はぎもどし値5N/dm〜30N/dmの範囲
    内を与え、この値は22℃において30日間保持後に20%よ
    り多くは増加せず、かくして長期の保持後に確実な接着
    およびきれいなはく離性の両者を保証することを特徴と
    する、感圧性接着テープ。
  2. 【請求項2】強極性共重合性単量体がアクリル酸であ
    る、特許請求の範囲第1項に規定された感圧性接着テー
    プ。
  3. 【請求項3】中程度の極性共重合性単量体がアクリロニ
    トリルまたはN−ビニル−2−ピロリドンである、特許
    請求の範囲第1項に規定された感圧性接着テープ。
  4. 【請求項4】支持体ウエブの他面上に特許請求の範囲第
    1項に規定された第二の感圧性接着剤層を有する、特許
    請求の範囲第1項に規定された感圧性接着テープ。
  5. 【請求項5】2層の感圧性接着剤層が同一である、特許
    請求の範囲第4項に規定された感圧性接着テープ。
  6. 【請求項6】ロール形でそれ自体の上に巻かれ、しかも
    長い貯蔵後に、何ら層はく離または接着剤の移行なしに
    巻きもどすことができる、特許請求の範囲第4項に規定
    された感圧性接着テープ。
  7. 【請求項7】支持体ウエブの他面上に通常の著しく活性
    な感圧性接着剤層を有する、特許請求の範囲第1項に規
    定された感圧性接着テープ。
  8. 【請求項8】ロール形でそれ自体の上に巻かれ、しかも
    長い貯蔵後に、何ら層はく離または接着剤の移行なしに
    巻きもどすことができる、特許請求の範囲第1項又は第
    7項に規定された感圧性接着テープ。
  9. 【請求項9】貼付直後に、ガラスからの180゜はぎもど
    し値10N/dm〜20N/dmの範囲内を有する、特許請求の範囲
    第1項に規定された感圧性接着テープ。
  10. 【請求項10】アクリル酸アルキルのアルキル基が8個
    の炭素原子を有する特許請求の範囲第1項に規定された
    感圧性接着テープ。
  11. 【請求項11】可撓性支持体ウエブと、 主としてアクリル酸イソオクチルからなり、かついか
    なる極性単量体もほとんど含まない単量体と、交差結合
    剤からなる重合体よりなる感圧性接着剤層とからなる感
    圧性接着テープであって、 該感圧性接着剤層が、上記単量体と交差結合剤を含有す
    る組成物を可撓性支持体ウエブに塗布した後、光重合さ
    せて形成されたこと及び該感圧性接着テープが適用直後
    にガラスからの180゜はぎもどし値5N/dm〜30N/dmの範囲
    内を与え、この値は22℃において30日間保持後に20%よ
    り多くは増加せず、かくして長期の保持後に確実な接着
    およびきれいなはく離性の両者を保証することを特徴と
    する、感圧性接着テープ。
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