JPH0415050A - レーザプローブ - Google Patents

レーザプローブ

Info

Publication number
JPH0415050A
JPH0415050A JP2119135A JP11913590A JPH0415050A JP H0415050 A JPH0415050 A JP H0415050A JP 2119135 A JP2119135 A JP 2119135A JP 11913590 A JP11913590 A JP 11913590A JP H0415050 A JPH0415050 A JP H0415050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
tip
laser light
top chip
tissue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2119135A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiko Ogasawara
小笠原 忠彦
Hibiki Imagawa
今川 響
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2119135A priority Critical patent/JPH0415050A/ja
Publication of JPH0415050A publication Critical patent/JPH0415050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Surgery Devices (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レーザ光を照射することによって、例えば温
熱治療を行なったり、身体管腔の閉塞部における生体組
織部を破壊あるいは切除したり、止血、凝固する等の処
置を行なうレーザプローブに関する。
[従来の技術] 従来、レーザ光透過性のチップを先端に設け、これより
生体組織等に向けてレーザ導光用ファイ−502168
号公報等)。特に、前記レーザ光透過性のチップの外表
面を粗面に形成し、出射するレーザ光を散乱させるよう
にしたものがある(特開昭63−318933号公報)
[発明が解決しようとする課題] ところで、被照射体に対してレーザ光を広汎な°角度に
散乱させて照射することは、効率かつ有益なレーザ光治
療を行なう上で極めて重要でり、被照射体である組織の
表面を部分的に回復不可能にIfi傷させることなく広
範囲に均一にレーザ照射するような場合、例えば、PR
T (光放射療法)の処置などにおいては必要不可欠で
ある。
しかしながら、散乱照射の必要性を十分認識した前記従
来例においても以下の欠点が露呈した。
すなわち、レーザ光透過性のチップの外表面は粗面とし
て形成されているため、その外表面には組織や血液ある
いは粘液等が付着しやすい。そして、前記チップを通し
てレーザ光で前記組織等を焼灼する際、これによって発
生する熱の作用で、外表面に付着した組織や血液、ある
いは粘液等がその粗面部に焦げ付くという事態が開発し
た。このように組織や血液、粘液等がチップ外表面の粗
面部に焦げ付くと、レーザ導光用ファイバから受光した
レーザ光がここで吸収され、レーザプローブの照射力低
減をもたらす。さらに、組織にチップが付着した状態で
レーザプローブをチップごと無理に動かすと、組織を傷
付けたり剥がして出血を起こさせるおそれがある。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは、レーザ光を広汎な角度に散乱させるこ
とができるにも拘らず、レーザ光透過性のチップの出射
面である外表面に組織や異物等が付着したり焦げ付いた
りすることを極力防止し、被照射体に対して被害を及ぼ
さずに効率良(照射できるレーザプローブを提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を達成するために、本発明は以下のように構成
した。すなわち、レーザ光源に光学的に接続されるレー
ザ導光用ファイバと、このレーザ導光用ファイバの出射
端に対向して設けられ前記レーザ導光用ファイバからの
レーザ光を受けてこれを出射するレーザ光透過性の先端
チップとを有するレーザプローブにおいて、前記先端チ
・ノブの外表面を平滑な面とし、前記レーザ導光用ファ
イバの出射端から出射するレーザ光を受ける受光面をレ
ーザ光を散乱する粗面に形成したものである。
[作用] 上記構成により、前記レーザプローブはレーザ光を単に
広汎な角度に散乱させるにも拘らず、前記先端チップの
外表面に組織や異物が付着したりすることを防止するこ
とができる。これによって、付着部分で光が吸収される
こともなく、出射光は被照射体に対して効率良く照射さ
れる。また、レーザプローブを先端チップごと動かして
も、先端チップの外表面が組織を傷付け、あるいは剥が
したり出血を起こさせたりすることもなくなる。
[実施例コ 第1図は本発明の第1の実施例であるレーザプローブの
断面図である。図示のように、本実施例のレーザプロー
ブ1は、光学的に公知のレーザ源(図示せず)に接続さ
れレーザ光を伝送するレーザ導光用ファイバ2を可撓性
のシース3内に挿通してなり、このファイバ2のレーザ
光出射端5に対向して設けられたレーザ光透過性の先端
チップ4を介してレーザ光を出射しようとするものであ
る。
ところで、前記シース3は、前記ファイバ2との間に空
隙6を保って、同軸状に配設されており、その先端には
ファイバ保持筒体7が固定的に取着されている。ファイ
バ保持筒体7にはチップ保持具8がねじ込んで着脱自在
に取着されている。このチップ保持具8には、例えばサ
ファイア等のレーザ透過4イからできている先端チップ
4がファイバ2と対向しつつ保持されている。なお、前
記空隙6はレーザ光透過性の冷却流体、例えば生理食塩
水を供給する流体源(図示せず)と連通しており、前記
ファイバ保持筒体7はレーザ導光用ファイバ2の先端部
を保持している。また、ファイバ保持筒体7とチップ保
持具8にはそれぞれ割溝9.10が形成され、シース3
内の空隙6に連通するようになっている。よって、前記
流体源から供給された冷却流体は、空隙6、割溝9.1
0を通じて先端チップ4の外面周囲に向けて排出され、
処置すべき組織等を冷却する。
先端チップ4は、円柱状のレーザ光入射部12と、この
先端に位置し、外表面が・1え滑な略半球状のレーザ光
出射部11とからなり、これらは、入射部12である円
柱の一端面がファイバ2の111射端5と対向するよう
に一体成形゛されている(以下、前記円柱の一端面を対
向面という)。また、レーザ光入射部12と出射部11
との間の外周部分にはくびれ部14が形成されている。
そして、前記チップ保持具8は、その先端部分15を押
し潰して前記先端チップ4のくびれ部14に係着する。
さらに、先端チップ4は、その入射部12の対向面13
に、頂点が半球状に形成されたいわゆる略円錐形の四部
16を有している。この円錐形は、レーザ光入射部12
の対向面13と同心でこれより径の小さい円を底面とし
、レーザ光入射部12である円柱と同軸であって、その
頂点は先端チップ4の内部方向に形成されている。また
、前記凹部16内面は、レーザ光を散乱するように仕上
げられた粗面17であり、先端チップ4はこの粗面17
でファイバ2から出射されたレーザ光を受光して散乱さ
せた後、レーザ光出射部11表面から被照射体に対して
出射するものである。
このように、上記構成のレーザプローブ]は、レーザ光
透過性の先端チップ4の外表面を平滑にし、内面である
受光面を粗面17に形成したので、レーザ光を広汎な角
度に散乱させて透過する。先端チップ4の外表面は平滑
であるから、前記先端チップ4を組織等に接触ないしは
挿入してレーザ光で前記組織等を焼灼する際、それによ
って発生する熱の作用で組織や血液あるいは粘液等が先
端チップ4の外表面に焦げ付くという事態を回避するこ
とができる。これによって出射光は被照射体に対して効
率良く照射されるだけでなくレーザプローブ1を先端チ
ップ4ごと動かしても、先端チップ4の外表面が組織を
傷付け、あるいは剥がしたり出血を起こさせたりするこ
とはない。また、先端チップ4の広い外表面を粗面に加
工するより、狭い内面を粗面加工すればよいので、製作
コストの低減を図ることができる。
第2図は本発明の第2の実施例であるレーザプローブ1
の先端チップ18とレーザ導光用ファイバ2の先端付近
を示した断面図である。この先端チップ18は、円柱状
のレーザ光入射部19と、この先端に位置するこれと同
軸な円柱状のレーザ光出射部20とからなり、入射部1
9である円柱の一端面がファイバ2の出射端と対向する
よう一体成形されている。なお、出射部20の外表面も
第1の実施例と同様、平滑になっている。本実施例では
出射部20の外径が入射部19のそれより若干大きくな
っているが、処置内容等に応じて種々変形すればよい。
また、レーザ光入射部19と出射部20との間の外周部
分にはくびれ部23が形成されている。そして、第1の
実施例と同様、第1図のチップ保持具8がその先端部分
15を押し潰してこの先端チップ18のくびれ部23に
係るする。さらに、先端チップ18には、入射部1つの
対向面24に入射部19と同軸な円筒状の穴21が設け
られており、この穴21は出射部20に及び、その閉端
は半球状に形成されている。
また、この穴21の内面は、レーザ光を散乱するように
仕上げられた粗面22であり、先端チップ18はこの粗
面22でファイバ2から出射されたレーザ光を受光して
散乱させた後、レーザ光出射部20表面から被照射体に
対して出射するものである 第3図ないし第6図はそれぞれ第2の実施例の散乱面の
態様を種々変形させたものであり、レーザ光透過性チッ
プの外観形状は同一なのでこれについては説明を省略す
る。
第3図は本発明の第3の実施例であるレーザプローブ1
の先端チップ25とレーザ導光用ファイバ2の先端付近
を示した断面図である。この先端チップ25は、これと
同軸に形成された中空孔26を有し、この中空孔26の
内面を粗面27に形成している。よって、先端チップ2
5はこの粗面27でファイバ2から出射されたレーザ光
を受光して散乱させた後、レーザ光出射部20表面から
被照射体に対して出射するものである。なお、本実施例
においては上記散乱光の他に、中空孔26の出射端部2
8から強力な直射レーザビームを前方に照射することが
できる。
第4図は本発明の第4の実施例であるレーザプローブ1
の先端チップ29とレーザ導光用ファイバ2の先端付近
を示した断面図である。この先端チップ29は、その入
射部19の対向面24にこれと同心な半球状の窪み30
を有し、この窪み30の内面を粗面31に形成している
。よって、先端チップ29はこの粗面31でファイバ2
から出射されたレーザ光を受光して散乱させた後、レー
ザ光出射部20表面から被照射体に対して出射するもの
である。
第5図は本発明の第5の実施例であるレーザプローブ1
の先端チップ30とレーザ導光用ファイバ2の先端付近
を示した図である。この先端チップ30は、その入射部
19の対向面24を第5図(b)に示すように粗面31
に形成している。よって、先端チップ30はこの粗面3
1でファイバ2から出射されたレーザ光を受光して散乱
させた後、レーザ光出射部20表面から被照射体に対し
て出射するものである。
第6図は本発明の第6の実施例であるレーザプローブ1
の先端チップ32とレーザ導光用ファイバ2の先端付近
を示した図である。この先端チップ32は、その入射部
19の対向面24に入射部19と同軸な円筒状の穴34
を有し、前記ファイバ2の先端部はこの穴34内に配置
されている。
また、前記穴34の閉端底面は第6図(b)に示すよう
に粗面33に形成されており、先端チップ32はこの粗
面33でファイバ2から出射されたレーザ光を受光して
散乱させた後、レーザ光出射部20表面から被照射体に
対して出射するものである。
第7図は本発明の第7の実施例であるレーザプローブ1
の先端チップ35とレーザ導光用ファイバ2の先端付近
を示した断面図である。この先端チップ35は、円柱状
のレーザ光入射部37と、この先端に位置し、外表面が
平滑な球状のレーザ光出射部36とからなり、入射部3
7である円柱の一端面がファイバ2の出射端と対向する
よう一体成形されている。また、レーザ光入射部37と
出射部36との間の外周部分にはくびれ部38が形成さ
れている。そして、第1の実施例と同様、第1図のチッ
プ保持具8がその先端部分15を押し潰してこの先端チ
ップ35のくびれ部38に係着する。さらに、先端チッ
プ35には、入射部37の対向面41に入射部37と同
軸な円筒状の穴39が設けられており、この六39は出
射部36に及び、その閉端は球状になっている。また、
この穴39の内面は、レーザ光を散乱するように仕上げ
られた粗面40であり、先端チップ35はこの粗面40
でファイバ2から出射されたレーザ光を受光して散乱さ
せた後、レーザ光出射部36表面から被照射体に対して
出射するものである。
なお、本実施例のレーザプローブの先端チップ35の出
射部36は球状であるため、散乱光は後方にも及ぶ。
第8図は本発明の第8の実施例であるレーザプローブ1
の先端チップ42とレーザ導光用ファイバ2の先端付近
を示した断面図である。この先端チップ42は、円柱状
のレーザ光入射部44と、この先端に位置してこれと同
軸な円柱状のレーザ光出射部43とからなり、入射部4
4である円柱の一端面がファイバ2の出射端と対向しす
るよう一体成形されている。また、前記出射部43はそ
の軸方向に細長く形成され、その先端部は半球状に成形
されている。なお、出射部43の外表面も第1の実施例
と同様、平滑になっている。また、レーザ光入射部44
と出射部43との間の外周部分にはくびれ部47が形成
されている。そして、第1の実施例と同様、第1図のチ
ップ保持具8がその先端部分15を押し潰してこの先端
チップ42のくびれ部47に係着する。さらに、先端チ
ップ42には、入射部44の対向面48に入射部44と
同軸な円筒状の穴46が設けられており、この穴46は
出射部43に及んで細長く形成され、その閉端は球状に
なっている。また、この穴46の内面は、レーザ光を散
乱するように仕上げられたill而4面であり、先端チ
ップ42はこの粗面45でファイバ2から出射されたレ
ーザ光を受光して散乱させた後、レーザ光出射部43表
面から被照射体に対して出射するものである。なお、本
実施例のレーザプローブの先端チップ42の出射部43
と穴46はその軸方向に細長く形成されているため出射
部分長にわたって均等なエネルギ密度分布q散乱光が照
射される。よって、例えば細長い管腔内をある長さにわ
たってレーザ照射する場合、本実施例のレーザプローブ
を位置決めしておくだけでよく、レーザプローブを一定
時間ごとに軸方向にいちいち移動して照射するという手
間が省ける。
第9図は本発明の第9の実施例であり、第8の実施例の
レーザ導光用ファイバ2の先端部を穴46内に配置した
ものである。
次に、上記各実施例のレーザプローブが接続可能なレー
ザ装置について詳述する。
第10図は、レーザ光を出力すると同時にこれを制御す
るようにしたレーザ装置249の構成図である。このレ
ーザ装置49は、レーザ媒質50、励起ランプ51、共
振ミラー52、シャッタ53を備えた治療用レーザ発生
装置54、ガイド光発生装置55、電源56、シャッタ
制御装置57、制御部58、温度モニタ59、警報手段
60、および、ガイド光と治療用レーザ光を同軸化させ
るためのミラー61、ダイクロイックミラー62を備え
ている。さらに図示はしないが、レーザ発生装置冷却用
の冷却器やコネクタ63への入射光学系など必要最低限
の装置を備えている。よって、上記構成のレーザ装置4
9は以下のようにレーザ光を出力する。すなわち、治療
用レーザ発生装置54に備えられたレーザ媒質50は励
起ランプ51のエネルギにより励起し、レーザ光を出力
する。このレーザ光はこの光軸上に配置された2枚の共
振ミラー52で共振されて増幅され、治療用レーザ装置
54外部へ出射される。この出射光は、ミラー61、ダ
イロイツクミラー62によってガイド光発生装置55か
ら出射されたガイド光と同軸化され、コネクタ6′3を
介してレーザプローブへ出力される。
次に、レーザ装置49の制御系について説明する。これ
は、従来行なわれていたレーザ光によるハイパーサーミ
ア(温熱治療)の問題点を解決するためになされたもの
で、治療部位の温度をある設定温度に確実かつ安全に制
御しようとするものである。
従来のレーザ光によるハイパーサーミア(温熱治療)に
おいては、治療部位の温度をある設定温度に制御するた
め、レーザ出射光の0N−OFF制御あるいはレーザ出
力を増減させる等の手段を用いている。しかし、これら
の手段は、不正確な段階でON状態もしくは出力増加状
態を放置してお(と、治療部位を炭化し患者に多大な痛
手を与える。また実際の温度と設定温度との間には差が
あり、その制度の悪さも問題視されている。こうしたこ
とから実際には効率良いハイパーサーミアが行なわれて
いるとはいいがたい状況にある。そこで、本実施例では
出力を減少させる方向のろに制御して治療部位に被害を
与えないと共に、最終的に0N−OFF制御を必要とし
ないレーザ光出力制御手段を提供できる。
第11図に示すように、制御の初期段階ではレーザ出射
光の0N−OFFを繰り返す。まず、レーザ出力Pでレ
ーザ光を出射する(ON状態)。
温度センサにより検知した治療部位の定常状態の温度θ
、が設定温度θ。より高い場合はレーザ出力を停止する
(OFF状態)。その後、治療部位の温度が設定温度を
下回った段階で再び、今度は初期のレーザ出力Pよりα
だけ小さい出力(P −cr)でレーザ光を出射する。
これによって、次の段階で温度センサが検知する治療部
位の定常状態の温度θ2は最初のθ、より小さくなり、
定常温度θ2に至るまでの時間t2も最初の定常温度θ
1に至るまでの時間t、より長くなる。さらに定常温度
θ2が設定温度θ。より大きい場合は再び(P−a)よ
り小さい出力(P−β)てレーザ光を出射する。このよ
うに上記過程を繰り返すことによって、定常温度の極限
値はθ。となりレーザ光出力継続時間’I+  2+ 
 ’3・・・・も次第【 に長くなりその極限値は無限大になる。言い換えれば、
レーザ光より与えられる熱量と血流等により失う熱量が
設定温度θ。にて等しくなるという平衡状態となるため
、0N−OFFすることなく設定温度に保つことができ
る。また、この平衡状態を逸早く実現させるには、t、
と01、t2とθ2、t、とθ3・・・・・・の関係す
なわちある時間で設定温度に対して何度オーバーしたか
を読みとり、減少させる出力をyJ整してやればよい。
さらに、平衡状態において血流等、熱量を失う要素が増
え、温度が下がりぎみの場合、その旨警告する手段を設
けても良い。その手段はブザー、ランプ等術者に出力ア
ップを促すものであればよい。また、出力増となった時
にもその旨警告できればさらによい。
以上説明した本装置のように安全性の高いレーザ装置と
組み合わせることにより、前記各実施例のレーザプロー
ブはその持っている性能を充分に発揮することができる
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、以下のような効果
を奏する。すなわち、レーザ光透過性の先端チップの外
表面を平滑にし、内面である受光面を粗面に形成したの
で、レーザ光を単に広汎な角度に散乱させて出射するこ
とができるだけでなく、前記先端チップに組織等が接触
ないしは付着した状態でレーザ光を照射する際でも、そ
れによって発生する熱の作用で組織や血液あるいは粘液
等が先端チップの外表面に焦げ付くという事態を極力回
避することができる。これによって、以後焦げ付いた部
分で光が吸収されることもなく、出射光は被照射体に対
して効率良く照射される。また、レーザプローブを先端
チップごと動かしても、先端チップの外表面が組織を傷
付け、あるいは剥がしたり出血を起こさせたりすること
はない。また−船釣に、先端チップの外表面を粗面に加
工するより、内面を粗面加工する方が加工面積が小さい
ので、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例であるレーザプローブの
断面図、第2図は本発明の第2の実施例であるレーザプ
ローブの先端チップとレーザ導光用ファイバの先端付近
を示した断面図、第3図は本発明の第3の実施例である
レーザプローブの先端チップとレーザ導光用ファイバの
先端付近を示した断面図、第4図は本発明の第4の実施
例であるレーザプローブの先端チップとレーザ導光用フ
ァイバの先端付近を示した断面図、第5図(a)は本発
明の第5の実施例であるレーザプローブの先端チップと
レーザ導光用ファイバの先端付近を示した断面図、第5
図(b)は第5図(a)のX−X線方向から見た矢視図
、第6図(a)は本発明の第6の実施例であるレーザプ
ローブの先端チップとレーザ導光用ファイバの先端付近
を示した断面図、第6図(b)は第6図(a)のX−X
線に沿う縦断面図、第7図は本発明の第7の実施例であ
るレーザプローブの先端チップとレーザ導光用ファイバ
の先端付近をボした断面図、第8図は本発明の第8の実
施例であるレーザプローブの先端チップとレーザ導光用
ファイバの先端付近を示した断面図、第9図は本発明の
第9の実施例であるレーザプローブの先端チップとレー
ザ導光用ファイバの先端付近を示した断面図、第10図
は上記各実施例のレーザプローブが接続可能なレーザ装
置の構成図、第11図は第10図のレーザ装置の制御に
よる動作を示したグラフ図である。 1・・・レーザプローブ、2・・・レーザ導光用ファイ
バ、4・・・先端チップ、5・・・レーザ光出射端、1
7・・・粗面。 第1図 第2図 第3図 出願人代理人 弁理士 坪井  淳 第4図 第6図 第 図 第8 図 第9 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レーザ光源に光学的に接続されるレーザ導光用ファイバ
    と、このレーザ導光用ファイバの出射端に対向して設け
    られ前記レーザ導光用ファイバからのレーザ光を受けて
    これを出射するレーザ光透過性の先端チップとを有する
    レーザプローブにおいて、前記先端チップの外表面を平
    滑な面とし、前記レーザ導光用ファイバの出射端から出
    射するレーザ光を受ける受光面をレーザ光を散乱する粗
    面に形成したことを特徴とするレーザプローブ。
JP2119135A 1990-05-09 1990-05-09 レーザプローブ Pending JPH0415050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2119135A JPH0415050A (ja) 1990-05-09 1990-05-09 レーザプローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2119135A JPH0415050A (ja) 1990-05-09 1990-05-09 レーザプローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0415050A true JPH0415050A (ja) 1992-01-20

Family

ID=14753805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2119135A Pending JPH0415050A (ja) 1990-05-09 1990-05-09 レーザプローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0415050A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0737211U (ja) * 1993-12-14 1995-07-11 勇三 中島 美容・治療機
WO2001045795A1 (fr) * 1999-12-21 2001-06-28 Yaman Ltd. Epilateur laser

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0737211U (ja) * 1993-12-14 1995-07-11 勇三 中島 美容・治療機
WO2001045795A1 (fr) * 1999-12-21 2001-06-28 Yaman Ltd. Epilateur laser

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6942657B2 (en) Intralumenal contact sensor
US5643334A (en) Method and apparatus for the diagnostic and composite pulsed heating and photodynamic therapy treatment
JP4056091B2 (ja) 皮膚科的治療方法及び装置
US8152795B2 (en) Method and device for cardiac tissue ablation
JPH0586225B2 (ja)
JPH0415050A (ja) レーザプローブ
JPH10229990A (ja) レーザプローブ
JPS6125544A (ja) レ−ザ内視鏡用光フアイバアプリケ−タ
JPH11276499A (ja) レーザ照射装置
JPH01170451A (ja) レーザプローブ
JPH07163578A (ja) レーザ光の照射装置
JP2602289B2 (ja) レーザープローブ
RU2038106C1 (ru) Лазерное излучающее устройство для медицинской обработки
JPH039687Y2 (ja)
JP2885355B2 (ja) レーザメス装置及び接触型レーザプローブ
JPH0341691Y2 (ja)
JP2572678Y2 (ja) レーザ光線治療器用挿入針
JPH09537A (ja) レーザメスチップ
JPH0360277B2 (ja)
JPH11276498A (ja) レーザ照射装置
JPH01262855A (ja) レーザプローブ
JPH03111040A (ja) レーザ治療装置
JPS5985658A (ja) 母斑治療用レ−ザ装置
JPH0366891B2 (ja)
JPS62292158A (ja) レ−ザ加温装置