JPH0360277B2 - - Google Patents

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JPH0360277B2
JPH0360277B2 JP61176265A JP17626586A JPH0360277B2 JP H0360277 B2 JPH0360277 B2 JP H0360277B2 JP 61176265 A JP61176265 A JP 61176265A JP 17626586 A JP17626586 A JP 17626586A JP H0360277 B2 JPH0360277 B2 JP H0360277B2
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JP
Japan
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optical fiber
cylindrical body
core layer
end surface
axial direction
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JP61176265A
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Daijiro Tsujimura
Hideki Kagen
Kenji Tsukamoto
Shigeyuki Kikuchi
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Kinki Daigaku
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Kinki Daigaku
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、たとえば胃壁などに生じたガンなど
の病変部を光凝固するための装置に関し、もつと
詳しくはレーザ光を用いて、光凝固を行なう装置
に関する。
背景技術 典型的な先行技術は、第7図に示されている。
ポリエチレンなどから成る筒状体1内には、光フ
アイバ2が挿通されており、それらの間の空間3
には、炭酸ガスが供給されて、光フアイバ2の端
面2aの洗浄と冷却とが行なわれる。筒状体1の
先端部は、金属から成る保護部材4を有する。光
フアイバ2の端面2aは、保護部材4の端面4a
よりも、たとえば約1mm程度未満だけ軸線方向内
方(第7図の左方)に位置しており、これによつ
て筒状体1および光フアイバ2を、その軸線方向
に押込んで移動する際に、光フアイバ2の端面2
aが、損傷することを防いでいる。光フアイバ2
には、レーザ光が導かれる。病変部5の表面と、
筒状体1の先端部における光フアイバ2の端面2
aとの間隔が、たとえば1〜2cm程度離した状態
でレーザ光を照射して、病変部の光凝固を行な
い、これによつて光フアイバ2の、石英ガラス製
のコア層の端面2a付近に、組織が付着して異常
な高温度となつて、その光フアイバ2の先端部が
損傷することが防がれる。
このような第7図に示された先行技術では、病
変部5の表面と、光フアイバ2の端面2aとの間
隔は、人間などの呼吸運動によつて、また組織5
が胃壁などであるときには、その胃のぜん動運動
などによつて変化し、したがつて希望する態様で
組織5を光凝固することが困難である。また光フ
アイバ2の端面2aに、組織5および血液などが
付着したときには、それらが高温度になり、これ
によつて光フアイバ2の先端部が破損する。
さらにまた、光フアイバ2の端面2aと組織5
との間に、間隔が存在しているので、希望する強
度で光凝固を行なうには、光フアイバ2に高出
力、たとえば70〜90W程度のレーザ光を導かなけ
ればならないという問題がある。
さらにまた、空間3に供給される洗浄および冷
却のための炭酸ガスは、比較的大流量であり、た
とえば400c.c./分以上である。そのため筒状体1
を、たとえば胃に挿入したときには、その炭酸ガ
スによつて胃が比較的短時間に膨張し、患者にと
つて苦しくなるとともに、その炭酸ガスの圧力に
よつて消化管壁などの組織5に、誤つて穴をあけ
てしまう恐れがある。
このような問題を解決するための他の先行技術
は、第8図に示されている。筒状体6内には、光
フアイバ7が挿通されており、空間8には、冷却
用の水が圧送される。筒状体6の先端部は、金属
製の連結部材9と、この連結部材9に連結されて
いる人工サフアイアなどのニユーセラミツクスか
ら成る当接部材10とを有する。当接部材10の
端面10aは、第8図の左右に延びる軸線に垂直
な平面となつている。連結部材9と光フアイバ7
との間には通路11が形成され、この通路11を
通る空間8からの水は、連結部材9内において、
光フアイバ7のコア層の端面7aと当接部材10
の光フアイバ7に臨む端面10bとの間の空間1
3を経て、水が供給されて光フアイバ7のコア層
の端面7aと当接部材10の光フアイバ7に臨む
端面10bとの洗浄と冷却とが行なわれ、またノ
ズル孔12から外方に噴射されて、当接部材10
が洗浄されかつ冷却される。このような第8図に
示された先行技術では、当接部材10の端面10
aを、光凝固すべき組織に当接して、光凝固を行
なうので、その光凝固されるべき組織の病変部が
胃壁であるとき、その胃壁が、ぜん動運動などに
よつて動いても、その病変部が、希望する態様で
光凝固を行なうことができるとともに、病変部の
接線方向からレーザ光を照射して、光凝固を行な
うことができる。またこの高融点の人工サフアイ
アなどのニユーセラミツクスから成る当接部材1
0が、病変部に当接して光凝固を行なうので、光
フアイバ7に供給するレーザ光は、前述の第7図
に示された先行技術に比べて低出力で済み、たと
えば10〜20W程度でよいという利点がある。
このような第8図に示された先行技術は、新た
な問題を有している。すなわち、当接部材10の
端面10aにおける参照符14で示す中央付近の
位置に、レーザ光が屈折して集中し、この位置1
4が、周辺の部分に比べて高温度になり、端面1
0aの全面にわたつて、レーザ光の均一な強度分
布を得ることができない。したがつて病変部にお
いて、当接部材10の端面10aに当接している
病変部において、組織の均一な光凝固状態を達成
することができない。
第8図に示された先行技術の他の問題は、当接
部材10の中央付近の位置14において、レーザ
光が集中して高温度になることによつて、その位
置14が、窪んで損傷しやすいことである。した
がつてレーザ光の照射治療中において、病変部の
凝固状態を推測することが困難である。また当接
部材10の寿命が短い。
当接部材10の中央付近の位置14において、
局所的に発熱が生じるので、高出力のレーザ光を
用いて光凝固を行なうことができない。
当接部材10は、前述のように人工サフアイア
などのニユーセラミツクスから成り、したがつて
高価である。
発明が解決すべき問題点 本発明の目的は、病変部に照射するレーザ光の
光度分布を均一にかつ寿命を長くすることがで
き、また大出力のレーザ光を用いることができ、
さらにまた、安価に実現することができるように
した、改良された病変部の光凝固装置を提供する
ことである。
問題点を解決するための手段 本発明は、 (a) コア層29を外囲するクラツド層30が先端
部付近で除去された光フアイバ22と、 (b) レーザ光を発生して光フアイバ22に導くレ
ーザ源40と、 (c) 光フアイバ22の外面との間に間隔をあけ
て、その光フアイバ22が挿通する可撓性合成
樹脂材料から成る筒状体21と、 (d) 筒状体21の基端部から光フアイバ22の外
面と筒状体21の内面との間の空間20に冷却
水を圧送する冷却水供給源41と、 (e) ステンレス鋼製連結部材23であつて、 (e1) 筒状体21の軸線方向外方になるにつれて
大径となる複数の円錐台状部分が軸線方向に
隣接して形成され、筒状体21の先端部内に
嵌入される連結部26と、 (e2) 連結部26に軸線方向外方に連なり、半径
方向外方に突出し、筒状体21の先端部の端
面21aに当接するフランジ部27と、 (e3) フランジ部27に連なつて連結部26とは
反対側に延びるねじ部28とを有し、 (e4) このねじ部28の端面28bは、光フアイ
バ22のコア層29の先端面29aよりも軸
線方向外方にあり、 (e5) コア層29が、コア層29の外面と連結部
材23の内面との間に間隔をあけて、連結部
材23内に挿入される、そのような連結部材
23と、 (f) 筒状であり、ねじ部28に着脱自在に螺合す
るねじ25を有し、アルミニウム合金から成る
当接部材24,49,52とを含むことを特徴
とする病変部の光凝固装置である。
作 用 本発明に例えば、透光性の冷却液は、光フアイ
バのレーザ光が放射される端面に接触する。した
がつて光フアイバが充分に冷却されるとともに、
そのレーザ光の分布を均一にすることができ、ま
た寿命を長くすることができる。しかもまた大出
力レーザ光を病変部に照射することができる。
光フアイバの先端部は、筒状体の先端部よりも
軸線方向内方の位置に定められており、したがつ
て筒状体の先端部を、光凝固されるべき組織の表
面に当接して、希望する領域の光凝固を正確に行
なうことができるとともに、その病変部の接線方
向にレーザ光を照射して、光凝固を行なうことも
また可能である。
筒状体の先端部が、病変部に当接している状態
において、光フアイバの先端部は、軸線方向内方
に位置しており、したがつてその光フアイバの先
端部が、病変部に当接することがない。これによ
つて光フアイバの先端部に、組織および血液など
が付着することが防がれ、それによる異常な高温
度の発生を防ぐことができる。そのため、光フア
イバの損傷を防ぐことができる。
冷却液は、透光性であり、レーザ光が遮断され
ることがないのは勿論である。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の断面図である。
ポリエチレンなどの可撓性合成樹脂材料から成る
筒状体21内には、可撓性を有する光フアイバ2
2が挿通する。筒状体21の先端部は、ステンレ
ス鋼の材料から成る連結部材23と、当接部材2
4とを有する。当接部材24は、アルミニウム合
金から成り、高硬度であり、しかも微細なねじ切
り加工などが可能である。この当接部材24は、
直円筒状であり、その内面はレーザ光を高能率で
反射できるように光沢を有するように仕上げら
れ、たとえば1.4mmφ〜2mmφであり、肉厚は、
たとえば0.2〜0.4mmである。当接部材24の基端
部の内周面には、雌ねじ25が刻設される。
連結部材23は、ポリエチレンなどの材料から
成る筒状体21の先端部に嵌入する連結部26
と、フランジ部27と、雄ねじを有するねじ部2
8とを有する。連結部26は、フランジ部27側
に大径となる複数の円錐台状の部分が、軸線方向
に隣接して形成されており、これによつて筒状体
21に嵌入されやすく、かつ抜け出しを防ぐ。
第2図は、連結部材23とその付近の分解斜視
図である。光フアイバ22は、コア層29と、そ
のコア層29を外囲するクラツド層30とを含
む。クラツド層30は、光フアイバ22の先端部
付近において除去され、これによつて露出された
コア層29は、連結部材23の挿通孔31を挿通
する。コア層29の先端面29aは、当接部材2
4の端面24aから間隔l1だけ軸線方向内方
(第1図の左方)に窪んだ位置にある。この距離
l1は、たとえば5mm程度である。
筒状体21内には、光フアイバ22の外面との
間に間隔をあけて、光フアイバ22か挿通する。
冷却水供給源41からの冷却水は、筒状体21の
基端部(第3図の左方の端部)から、光フアイバ
22の外面と筒状体21の内面との間の空間20
に圧送される。連結部材23のフランジ部27
は、半径方向外方に突出し、筒状体21の先端部
の端面21aに当接する。これによつて連結部材
23と筒状体21との相互の位置決めを正確に行
うことができる。連結部材23のねじ部28は、
フランジ部27に連なつて連結部26とは反対側
に延びる。ねじ部28の端面28bは、第1図、
第5図および第6図に明らかに示されるように、
光フアイバ22のコア層29の先端面29aより
も軸線方向外方(第1図、第5図および第6図の
右方)にあり、したがつて当接部材24,49,
52の交換時に、その当接部材24,49,52
が誤つてコア層29の先端面29aに当接するこ
とが防がれ、これによつて先端面29aの損傷を
防ぐことができる。連結部材23内には、コア層
29が、コア層29の外面と連結部材23の内面
との間に間隔をあけて挿入される。
第3図は本発明が関連して実施される内視鏡3
3の断面図であり、第4図は第3図の切断面線
−から見た断面図である。内視鏡33の本体3
4内には、照明用光フアイバ35と、像伝送用光
フアイバ36とが設けられる。照明用光フアイバ
35には、光源37が連結され、この光源37か
らの光は、照明用光フアイバ35からその先端面
35aを経て、光凝固すべき病変部38一帯に照
射される。病変部38の照射されている部分の像
は、像伝送用光フアイバ36を経て、表示手段3
9に伝送される。表示手段39は、たとえば接眼
レンズを有し、直接目で見るように構成されてい
てもよく、あるいはまた陰極線管などによつて表
示するように構成されていてもよい。
本発明に従う光凝固装置の筒状体21に収納さ
れている光フアイバ22には、レーザ源40から
レーザ光が導かれる。このレーザ源は、たとえば
Nd−YAGレーザであり、その出力は、たとえば
20〜30Wであつてもよい。この筒状体21の基端
部にはまた、冷却水の供給源41が接続される。
この冷却水供給源41からは、光フアイバ22の
外面と、筒状体21の内面との間の空間20に、
冷却水が圧送される。その冷却水の流量は、たと
えば2c.c./分である。筒状体21は、内視鏡33
の本体34に、形成された軸線方向に延びる挿通
孔42内で、軸線方向に変位することができ、光
凝固時には、筒状体21を参照符43で示すよう
に突出して、病変部38の光凝固すべき位置に、
当接部材24の端面24aを当接することができ
る。この光凝固されて治療される領域は、照明用
光フアイバ35の端面35aからの光によつて照
射され、その治療中の動作は、像伝送用光フアイ
バ36によつて、外部で表示手段39を用いて見
ることができる。内視鏡33の本体34は、たと
えばゴムなどの可撓性を有する材料から成る。
空間20には冷却水が供給されており、光フア
イバ22は、レーザ光が導かれている状態で、当
接部材24の端面24aを病変部38に当接し、
光凝固を行なうことができる。当接部材24の端
面24aが、病変部38に当接しているとき、光
フアイバ22のコア層29の端面29aは、病変
部38から間隔l1を有して離れており、したが
つてその端面29aに、病変部38および血液な
どが付着することはなく、その端面29aが、異
常な高温度になることが防がれる。この光フアイ
バ22には、冷却水が常時接触しており、したが
つてその光フアイバ22の冷却が確実となる。そ
のため光フアイバ22の寿命を、長くすることが
できるとともに、大出力のレーザ光を用いて治療
を行なうことができ、しかも安価であるという利
点が達成される。光フアイバ22のコア層29の
端面29aは、その光フアイバ22の軸線に垂直
な平面であり、病変部38へのレーザ光に光度分
布を均一にすることができる。そのため、レーザ
光の照射による病変部の光凝固の状態を、容易に
推測することができ、作業を円滑に行なうことが
できる。光フアイバ22のコア層29の端面29
aから放射される光の外形は、参照符44で示さ
れ、連結部材23は、レーザ光の放射に支障を生
じない寸法形状となつている。当接部材24の内
面は、前述のように反射率が良好であり、したが
つて病変部38に、レーザ光が有効に照射される
ことになる。冷却水は、透明であるので光フアイ
バ22からのレーザ光が、病変部38に確実に照
射されることができる。
本件発明者の実験によれば、レーザ源40は、
その出力は20Wであり、1秒間だけレーザ光を発
生したとき、胃壁である病変部38には、2.2mm
φで、深さ1.6mmの領域にわたつて光凝固を行な
うことができた。
冷却水に代えて透光性を有するその他の液体が
用いられてもよい。このような冷却水などの冷却
液は、その使用量がわずかであるので、治療中の
人間が、冷却液によつて苦しくなるなどの問題が
なく、限られた治療時間中において円滑な作業を
行なうことができるとともに、安全である。
当接部材24は、連結部材23に螺合してお
り、取外して交換することができるので、衛生上
好都合である。
第5図は、本発明の他の実施例の断面図であ
る。この実施例は、第1図および第2図に示され
た実施例に類似する。特にこの実施例では、当接
部材49の内面50は第7図の右方、すなわち先
端側に向けて大径となるように中空円錐台状に形
成される。
第6図は、本発明の他の実施例の断面図であ
る。この実施例では当接部材52は、先端側に向
けて大径となるラツパ状に形成されている。
効 果 以上のように本発明によれば、病変部に照射さ
れるレーザ光の光度分布を均一にし、また光フア
イバ内で、局所的に高温度の領域が発生すること
を防ぎ、したがつて寿命を長くすることができる
とともに、大出力のレーザ光を用いて治療を行な
うことができ、しかも安価に実現される。
特に本発明によれば、光フアイバ22の先端部
付近では、クラツド層30が除去されてコア層2
9だけとなつており、このコア層29は、連結部
材23内に挿入され、したがつてコア層29が小
径であるので、連結部材23を小形化することが
でき、これによつて本件光凝固装置全体の構成を
小形化することができる。したがつて本件光凝固
装置を人体内に挿入することが容易になる。
さらに本発明によれば、連結部材23はステン
レス鋼製であり、その連結部26は、筒状体21
の軸線方向外方になるにつれて大径となる複数の
円錐台状部分が、軸線方向に隣接して形成されて
いるので、その連結部26は、筒状体21の先端
部内に嵌入され、その離脱が防がれる。こうし
て、合成樹脂製筒状体21に、連結部材23を強
固に固定することができる。したがつて人体内で
連結部材23が筒状体21から離脱してしまうと
いう危険を防ぐことができる。
また本発明によれば、連結部材23のフランジ
部27は、筒状体21の先端部の端面21aに当
接し、したがつて連結部材と筒状体21との相互
の位置決めを正確に行うことができる。これによ
つて連結部材23のねじ部28の端面28bは、
光フアイバ22のコア層29の先端面29aより
も軸線方向外方にあることを確実にすることがで
きる。
さらに当接部材24はアルミニウム合金から成
り、したがつて加工が容易であり、そのねじ25
を形成して、連結部材23のねじ部28に螺合
し、こうして当接部材24を連結部材23に確実
に固定することができる。しかもこの当接部材2
4は、上述のようにアルミニウム合金から成り、
したがつてねじ25の加工が容易であり、こうし
て当接部材24の使用によつてその当接部材24
が汚損してきたときなどにおいて、その当接部材
24を容易に交換することが可能であり、保守が
容易である。特にこの当接部材24は、人体など
の病変部に接触し、汚損されやすく、また清潔に
保つ必要があり、当接部材24は、頻繁に交換さ
れるものであり、このように当接部材24が加工
性に優れていることは、保守の観点から重要なこ
とである。
さらに本発明によれば、前述のように、連結部
材23のねじ部28の端面28bは、コア層29
の先端面29aよりも軸線方向外方にあるので、
当接部材24を前述のように交換する際に、その
当接部材24がコア層29の先端面29aに当た
ることが防がれ、これによつて先端面29aの損
傷を防ぐことができ、レーザ光による治療を正確
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は
第1図に示された実施例の連結部材23とその付
近の分解斜視図、第3図は内視鏡33の一部の断
面図、第4図は第3図の切断面線−から見た
断面図、第5図は本発明の他の実施例の断面図、
第6図は本発明のさらに他の実施例の断面図、第
7図は先行技術の断面図、第8図は他の先行技術
の断面図である。 21……筒状体、22……光フアイバ、23…
…連結部材、24,46,49,51,52……
当接部材、29……コア層、30……クラツド
層、33……内視鏡、35……照明用光フアイ
バ、36……像伝送用光フアイバ、38……病変
部、40……レーザ源、41……冷却水供給源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) コア層29を外囲するクラツド層30が
    先端部付近で除去された光フアイバ22と、 (b) レーザ光を発生して光フアイバ22に導くレ
    ーザ源40と、 (c) 光フアイバ22の外面との間に間隔をあけ
    て、その光フアイバ22が挿通する可撓性合成
    樹脂材料から成る筒状体21と、 (d) 筒状体21の基端部から光フアイバ22の外
    面と筒状体21の内面との間の空間20に冷却
    水を圧送する冷却水供給源41と、 (e) ステンレス鋼製連結部材23であつて、 (e1) 筒状体21の軸線方向外方になるにつれて
    大径となる複数の円錐台状部分が軸線方向に
    隣接して形成され、筒状体21の先端部内に
    嵌入される連結部26と、 (e2) 連結部26に軸線方向外方に連なり、半径
    方向外方に突出し、筒状体21の先端部の端
    面21aに当接するフランジ部27と、 (e3) フランジ部27に連なつて連結部26とは
    反対側に延びるねじ部28とを有し、 (e4) このねじ部28の端面28bは、光フアイ
    バ22のコア層29の先端面29aよりも軸
    線方向外方にあり、 (e5) コア層29が、コア層29の外面と連結部
    材23の内面との間に間隔をあけて、連結部
    材23内に挿入される、そのような連結部材
    23と、 (f) 筒状であり、ねじ部28に着脱自在に螺合す
    るねじ25を有し、アルミニウム合金から成る
    当接部材24,49,52とを含むことを特徴
    とする病変部の光凝固装置。
JP61176265A 1986-07-25 1986-07-25 病変部の光凝固装置 Granted JPS6331678A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61176265A JPS6331678A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 病変部の光凝固装置
EP87201433A EP0255974B1 (en) 1986-07-25 1987-07-24 Apparatus for light coagulation of the morbid part
DE87201433T DE3786206T2 (de) 1986-07-25 1987-07-24 Vorrichtung für Lichtkoagulation des morbiden Teiles.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61176265A JPS6331678A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 病変部の光凝固装置

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Publication Number Publication Date
JPS6331678A JPS6331678A (ja) 1988-02-10
JPH0360277B2 true JPH0360277B2 (ja) 1991-09-13

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ID=16010549

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61176265A Granted JPS6331678A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 病変部の光凝固装置

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WO2015094076A1 (en) * 2013-12-20 2015-06-25 Neuronano Ab Medical device comprising an electrode and a light source

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JPS6031742A (ja) * 1983-07-29 1985-02-18 オリンパス光学工業株式会社 レ−ザプロ−ブ
JPS6053161A (ja) * 1983-09-02 1985-03-26 富士写真光機株式会社 医療用レ−ザ−装置

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